あいつはあの子のことが好き。
最新 最初 全 
#601 [みぉり]
私が手を叩いて"それ考えるの忘れてました"というと
今泉さんはふっと笑って再びカメラを構えた
カシャ・・・
あ「えっ?!」
私があたふたしているにも関わらず今泉さんはシャッターを切り続ける
カシャ・・・・カシャ・・・カシャ・・・
:08/02/25 03:21
:PC
:yZvpGibY
#602 [みぉり]
あ「なっ///なんでいきなり///」
私は恥ずかしくなってカメラから逃げようと体の向きを変えるが
今泉さんはすぐに私の前に回りこんでシャッターを切る
カシャ・・・
なっ///なんでいきなりぃ〜!?!?!?
:08/02/25 03:24
:PC
:yZvpGibY
#603 [みぉり]
あ「ちょっ・・・ちょっと待ってください///」
カメラのレンズに手をあてて撮れないようにして今泉さんの動きを止める
今泉さんはカメラを下ろして、昨日と同じように困った顔で私を見る
あ「あのっ///不意打ちはちょっと///」
私が必死に訴えると、今泉さんはうーんと首を傾げて何か考えている様子
:08/02/25 03:28
:PC
:yZvpGibY
#604 [みぉり]
恭「・・・俺が黙ってカメラを向けて・・・瀬戸さんは普通にできますか?」
予想もしてなかった突然の質問に
あ「え・・・・あの・・・それは・・・・」
私はおろおろしてしまうが・・・心の中では
"多分、無理です。"
と訴えていた(泣)
黙り込んだ私からその意を感じた今泉さんは
にっこり笑ってある提案をする
:08/02/25 03:34
:PC
:yZvpGibY
#605 [失礼します]
:08/02/25 11:22
:D705imyu
:XA3jORpE
#606 [みぉり]
:08/02/25 14:41
:N904i
:jas0V3Zk
#607 [みぉり]
>>604から
恭「黙って撮るのより、おしゃべりしながら撮るほうが楽しいと思いませんか?」
あ「え・・・・おしゃべり・・・・ですか?」
私が聞き返すと今泉さんはにっこり笑って頷く
恭「撮られることばかり気にするよりやり易いと思いますよ」
:08/02/25 14:45
:PC
:yZvpGibY
#608 [みぉり]
確かに・・・・その方が絶対、緊張もやわらぐし
何より"撮られてる"感が少なくて良さそう
私は今泉さんの提案にコクンと頷いた
すると今泉さんは再びカメラを構えて私に話しかけ始めた
:08/02/25 14:53
:PC
:yZvpGibY
#609 [みぉり]
恭「じゃー・・・・名前とクラスは?」
あ「え?今泉さん知ってるじゃないですかっ(笑)」
恭「とりあえず初めですからねー・・・・簡単な質問から(笑)」
私はくすくす笑いながらも名前とクラスを答えた
カメラを必ずしも見なくていいと今泉さんに言われたので
目線は遠くを見るようにしする
:08/02/25 14:59
:PC
:yZvpGibY
#610 [みぉり]
カシャ・・・カシャ・・・
シャッター音もさっきより全然気にならなくなってきた
恭「誕生日は?」
あ「5月20日」
カシャ・・・
恭「血液型は?」
あ「AB型」
カシャ・・・
:08/02/25 15:04
:PC
:yZvpGibY
#611 [みぉり]
恭「あー・・・なんかそんな感じ(笑)」
あ「え?」
カシャ・・・
今泉さんの言葉の意味を聞こうと顔を向けた瞬間、
シャッターを切られた
あ「・・・・っ///」
恭「いや・・・AB型っぽいなぁって(笑)」
:08/02/25 15:06
:PC
:yZvpGibY
#612 [みぉり]
顔を真っ赤にしてしまった私を見て
今泉さんはカメラを下ろしてくくっと笑う
あ「う〜///」
私は恥ずかしくて、両手で顔を覆ってしまった
:08/02/25 15:12
:PC
:yZvpGibY
#613 [みぉり]
恭「・・・・今日はこの辺にしましょうか」
あ「え?」
今泉さんはカメラを肩に掛けながらにっこり笑う
恭「俺のせいで・・・始める時間も遅くなっちゃいましたし・・・」
あ「あ・・・いえ、」
そういえば・・・今泉さんなんで遅れたんだろう
体調悪かったから寝てたのかな?
それでも私との約束守って・・・ここに来てくれた・・・のかな
撮影も私がやりやすいように考えてくれて・・・
あ「・・・えと・・・ありがとうございました」
恭「え?」
:08/02/25 15:21
:PC
:yZvpGibY
#614 [みぉり]
私の"ありがとう"に今泉さんは首を傾げてる
あ「あっ///・・・あの、撮影とか・・私がやりやすいようにって色々考えてもらって・・・ありがとう」
私は慌てて言葉を付け足してから、今泉さんに向き直ってお礼を言った
恭「・・・・・っ///」
:08/02/25 15:25
:PC
:yZvpGibY
#615 [みぉり]
ぐいっ
あ「ひゃっ・・・・」
一瞬、何が起こったのかわからなかった
突然腕を引っ張られて、何かに包まれたことと
・・・・それが今泉さんの腕の中であるということ
それがわかるのに数秒かかった
:08/02/25 15:36
:PC
:yZvpGibY
#616 [我輩は匿名である]
おもしろいです

:08/02/25 22:30
:D705i
:n6XXvw8E
#617 [我輩は匿名である]
:08/02/25 23:06
:SH902iS
:lPzqGwU.
#618 [我輩は匿名である]
:08/02/25 23:10
:SH902iS
:lPzqGwU.
#619 [みぉり]
>>616の匿名さん

コメントありがとうございます


頑張ります
>>617、618の匿名さん

アンカーありがとうございます


:08/02/26 01:28
:N904i
:vRiEU6FQ
#620 [みぉり]
>>615から
あ「い、今泉さん?///」
なんで抱きしめられてるのか、わけがわからなかったけど
なぜかとっさに、今泉さんの名前を呼んだ
でも・・・
恭「・・・・・・・・・」
今泉さんは何も応えてはくれない
:08/02/26 01:51
:PC
:nG/yN8Qo
#621 [みぉり]
あ「あのっ・・・・////」
腕から抜け出そうと動いてみるも・・・・
ぎゅうっ
もっと強く抱きしめられてそれは叶わない
あ「〜〜〜〜っ/////」
なんで?
:08/02/26 01:53
:PC
:nG/yN8Qo
#622 [みぉり]
なんでこの人は私を抱きしめてるの?
・・・・・また、からかわれてるの?
金曜日の暗室での出来事
そして今のこの状況
それから・・・・中学の時のこと
その全てが頭の中を駆け巡る
:08/02/26 02:03
:PC
:nG/yN8Qo
#623 [みぉり]
あ「・・・・・・ッ」
いやだ・・・いやだよ・・・
またこうやって・・・・
からかわれて振り回されるのは・・・・
もう・・・
あ「・・・・・・・いや」
恭「からかってるわけじゃないから」
:08/02/26 02:06
:PC
:nG/yN8Qo
#624 [みぉり]
あ「・・・・・え?」
今泉さんは私を抱きしめたままもう一度繰り返す
恭「・・・・・からかってるわけでも、ふざけてるわけでもない」
私は驚きで声が出ない
なんで私の考えていることがわかったの?
:08/02/26 02:13
:PC
:nG/yN8Qo
#625 [みぉり]
あ「・・・・なんで」
恭「・・・・・・・・・・」
私の問いに今泉さんはまた・・・黙ってしまった
恭「・・・・き・・・だから」
あ「・・・?」
:08/02/26 02:32
:PC
:nG/yN8Qo
#626 [みぉり]
今泉さんが何か呟いたけど・・・・よく聞こえない
あ「今、なんて・・・・」
バッ
今度は突然、両腕を捕まれた状態で体を離される
顔をあげるとそこには真剣な今泉さんの顔があった
:08/02/26 02:42
:PC
:nG/yN8Qo
#627 [みぉり]
恭「・・・・瀬戸さんが好きだから」
あ「・・・・・え?」
何を言ってるの?
多分、今の私の顔にはそう書いてあると思う
だって今泉さんと知り合ったのは先週だよ?
なのに・・・私を好き?
:08/02/26 02:47
:PC
:nG/yN8Qo
#628 [みぉり]
今泉さんから顔をそらすために私は俯く
そして・・・・一呼吸してから口を開いた
あ「・・・・・冗談」
恭「"冗談はやめてよ""何かの罰ゲーム?"」
!!!!
あ「なんでっ・・・・」
:08/02/26 02:54
:PC
:nG/yN8Qo
#629 [みぉり]
私が・・・・しつこく告白してくる人を振るために
中学の時に使っていた・・・・言葉
それをどうして・・・・・
あ「どうして・・・・知ってるの」
:08/02/26 03:06
:PC
:nG/yN8Qo
#630 [みぉり]
顔を上げて今泉さんを見るとー・・・・
今泉さんはいつもみたいににっこり笑って
恭「さて、どうしてでしょう?」
そう言って掴んでいた私の腕を離した
:08/02/26 03:11
:PC
:nG/yN8Qo
#631 [みぉり]
今泉さんのその笑顔が・・・・私の考えを全部見透かしているようで
私はまた俯いて今泉さんから目をそらした
あ「・・・・っ・・・やっぱり・・・からかってるんでしょ?」
恭「・・・・・今はそう思われてもかまわないよ」
今泉さんの声のトーンがひとつ低くなる
:08/02/26 03:17
:PC
:nG/yN8Qo
#632 [みぉり]
恭「今はそう思われてもいい・・・でもこれだけはちゃんと聞いて」
その声になんとなく・・・・顔を上げるように促されているようで
私は自然と今泉さんに向き合う
恭「俺は、ずっと瀬戸あかりが好きだった」
瞬間、風が通り抜けて私の中学の記憶がフラッシュバックする
:08/02/26 03:30
:PC
:nG/yN8Qo
#633 [みぉり]
この感覚・・・・・どこかで・・・・
あ「前に・・・・どこかで・・・・」
自然と言葉に出していた
その私を見て今泉さんは一瞬驚いて・・・
でもすぐににっこり笑って"さぁ"と言うだけだった
:08/02/26 03:39
:PC
:nG/yN8Qo
#634 [みぉり]
それから・・・・
今泉さんはズレ落ちていたカメラを肩に掛けなおして私に向き直り
恭「明日からも・・・・撮影に付き合ってくれる?」
静かに問いかける
あ「・・・・・・」
私は何も応えることができない
告白された人と・・・・一緒になんていられない
:08/02/26 03:49
:PC
:nG/yN8Qo
#635 [みぉり]
それがいつもなら思うだろう私の気持ち
でも・・・・なんでか・・・・今は
明日からも会うことを"いや"と思わない
何も応えない私に今泉さんは再び口を開く
恭「今日みたいなことは二度としない、約束する」
あ「・・・・・・・」
:08/02/26 03:52
:PC
:nG/yN8Qo
#636 [みぉり]
恭「指一本も触れないから・・・・でも、俺の気持ちを疑わないで」
今泉さんから目をそらせない
あ「・・・・・約束・・・ですよ」
気づいたら私はそう呟いていた
:08/02/26 03:58
:PC
:nG/yN8Qo
#637 [みぉり]
恭「・・・・あぁ、約束する」
今泉さんはいつもみたいなにっこり笑顔じゃなくて・・・・
もっと子どもみたいな・・・くしゃっとした笑顔でそう言った
恭「・・・・さて、帰りましょう」
あ「・・・・はい」
今泉さんが私に背を向けて歩き始める
:08/02/26 04:04
:PC
:nG/yN8Qo
#638 [みぉり]
私はその後ろ姿を見つめながら・・・・
自分の中にある不思議な感覚に戸惑っていた
今までずっと・・・・中学の"あの時"から・・・・
誰かに"好きと言われる"ことがあっても
ずっと信じられなかった
:08/02/26 04:08
:PC
:nG/yN8Qo
#639 [みぉり]
・・・・・でも
有希の涙を見た時から・・・・私の中で少しずつ
"好き"に対してこれまでと違う感覚が生まれ始めてる
なんだろう・・・・変な感じ
:08/02/26 04:14
:PC
:nG/yN8Qo
#640 [みぉり]
そのまま今泉さんと正門まで一言も交わさぬまま歩いた
恭「・・・じゃあ、また明日」
あ「はい・・・また」
それだけ言うとお互いに背を向けてそれぞれの家路についた
:08/02/26 04:22
:PC
:nG/yN8Qo
#641 [みぉり]
:08/02/26 04:27
:PC
:nG/yN8Qo
#642 [みぉり]
>>640から
━━――──……‥
恭平side
キィー・・・ガチャ・・・・
「あれ?どうした恭平」
兄貴がカウンターから俺に声をかける
:08/02/26 15:37
:PC
:nG/yN8Qo
#643 [みぉり]
恭「ん・・・・・ちょっと」
「・・・・・・そか」
俺は力なく応えると一番奥のカウンターに座ってつっぷした
兄貴は何も聞くことなく戸口へと歩いていった
コト・・・・
何かが置かれた音に顔を上げる
:08/02/26 15:47
:PC
:nG/yN8Qo
#644 [みぉり]
そこにはカクテルの入ったグラスがあった
「・・・・好きだろそれ」
声に反応して兄貴を見ると兄貴は黙ってシェーカーを磨いていた
恭「ん・・・・・ありがと」
俺は静かにグラスをとって中の白い半透明な液体を見つめた
XYZ・・・・俺が一番好きなカクテルで・・・・
まさに今の俺の状態
:08/02/26 16:01
:PC
:nG/yN8Qo
#645 [みぉり]
一口飲んでからそのままぼんやりと・・・カクテルを見つめていた
それからどれくらいたったか・・・・
ふと顔を上げて、店内にカウンター側の小さな時計を見ると
時刻を5時半を示していた
あれ・・・もう開店している時間じゃ・・・・
そう思って兄貴に眼を向けるとー・・・・
:08/02/26 16:06
:PC
:nG/yN8Qo
#646 [みぉり]
「今日は・・・・気分がのらねぇから・・・な」
そういって自分で作ったカクテルをグラスに注いで静かに飲んでいた
恭「・・・・・ありがと」
俺が呟くようにいうと"何がだよ"って笑って戸棚のレコードを整理し始める
:08/02/26 16:10
:PC
:nG/yN8Qo
#647 [みぉり]
兄貴も俺も何も言わずに・・・ただ黙って・・・カウンターに座ってカクテルを飲んでいた
昼間・・・・凪の話を聞いてから
俺はひとつの大きな決心をした
瀬戸あかり・・・・
あいつが"好きと言われること"を信じることができるようにしたい
:08/02/26 16:14
:PC
:nG/yN8Qo
#648 [みぉり]
恭「・・・・にしていきなりすぎたよなぁ」
屋上での出来事を思い出して俺は思わず苦笑いした
まぁ・・・・きちんと気持ちを伝えて・・・
それからあいつが俺を受け入れてくれなくてもいいから・・・
・・・・俺のあいつを思う気持ちは本物だって信じてもらえれば
それで・・・・
:08/02/26 16:18
:PC
:nG/yN8Qo
#649 [みぉり]
俺はカクテルをぐぃっと飲み干すと携帯を取り出して
メール画面を開いた
ピッ・・・・ピッ・・・・
:08/02/26 16:27
:PC
:nG/yN8Qo
#650 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
〜♪〜♪
突然鳴り出した携帯の着メロに画面を開く
ピッ・・・・
!!!!
今泉・・・さんだ
:08/02/26 16:29
:PC
:nG/yN8Qo
#651 [みぉり]
----------------------
Date 4/14 20:18
From 今泉恭平
Sub 無題
今日の撮影・・・遅刻してすいませんでした。
それから、突然あんなことをしてすごく驚かせてしまったと思う・・・
本当にすいません
でも、俺の気持ちは疑わないで欲しい
それ以上は何も望まないから・・・・って俺のわがままばかりで申し訳ないですが
明日からは、いつもと同じでいて下さい
撮影は図書室でお願いします。
ではまた明日・・・おやすみなさい
----END----
ピッ・・・
:08/02/27 00:13
:PC
:0cJmIQRs
#652 [みぉり]
携帯を静かに閉じてそのままベットに倒れこむ
はぁー・・・・
やっぱり・・・・信じられないよ
いきなり"好き"って言われても・・・・
だって知り合ったの先週だよ?
:08/02/27 00:32
:PC
:0cJmIQRs
#653 [みぉり]
もう一度携帯を開いて画面を見つめながら
屋上での出来事を思い返す
あ「・・・・・っ///」
思い出すだけで恥ずかしくなる
あんなふうに抱きしめられたのなんて・・・・
金曜日の出来事を含めて2回目
:08/02/27 00:41
:PC
:0cJmIQRs
#654 [みぉり]
・・・・・今泉さん
なんで・・・・私の"あの言葉"を知ってたんだろう
あの言葉を使ったのは・・・・中学までなのに
私のこと"ずっと好きだった"って言ってた・・・・
でも・・・私の記憶をいくら手繰り寄せても今泉さんを見つけることができない
:08/02/27 00:47
:PC
:0cJmIQRs
#655 [みぉり]
あ「わけわかんないよ・・・・・」
考えても考えても整理のつかない頭・・・・
もー・・・・考えるのやめよう
とにかく、明日からも普通に撮影することになったんだし!!
変に意識しないようにしよう!!
うんっ!!
自分に言い聞かせて布団にもぐりこむといつのまにか眠ってしまったー・・・
:08/02/27 01:14
:PC
:0cJmIQRs
#656 [みぉり]
━━――──……‥
うそでしょ・・・・
一日の時間が過ぎるのはあっという間
朝から学校に来てから教室の時計に目を向ければお昼を示している
有希に会って昨日のことを相談しよう・・・・
そう思ってたのに・・・
ピッ・・・
:08/02/27 01:23
:PC
:0cJmIQRs
#657 [みぉり]
----------------------
Date 4/15 11:58
From 有希
Sub 無題
連絡するの遅くてごめんー((( ;゚Д゚)))
実は朝から首を寝違えてしまって・・・・病院行ったら思いのほか時間かかってさ↓↓
午後から学校行くからお昼一緒できないฺ(ノへ・。)
ごめんね↓↓↓
----END----
なんで今日に限ってなの〜〜〜(涙)
:08/02/27 01:30
:PC
:0cJmIQRs
#658 [みぉり]
ピッ・・・
携帯をポケットにしまって
さて、お昼どこで食べようかな〜
いつも屋上だから・・・・中庭とか行ってみよ
そう思い立った私はお弁当片手に階段へと向かう
:08/02/27 01:39
:PC
:0cJmIQRs
#659 [みぉり]
4階から3階へと階段を降りて
中庭により近い方の階段へ移動するために
・・・・・・・・・・"倉庫B"のある廊下を歩く
中庭に行くのは・・・・ここ通るしかないんだよなぁ
どうか・・・今泉さんに会いませんように
:08/02/27 01:50
:PC
:0cJmIQRs
#660 [みぉり]
放課後に会わなくてはならないとわかっているけど・・・・
でも・・・できることならその前には会いたくない
会いたくない・・・・じゃないか
どんな顔したらいいかわかんない・・・・
そのほうが正しいかも
:08/02/27 01:57
:PC
:0cJmIQRs
#661 [みぉり]
そんなことを考えながらぼぉーっと歩き
暗室の前を通り過ぎようとした瞬間
ガチャ
!!!!
:08/02/27 04:10
:PC
:0cJmIQRs
#662 [みぉり]
ドンっっ
あ「・・・・っぃた」
突然扉が開いたかと思うと
中から飛び出してきた(?)人とぶつかってしまった
「ごっごめんなさいっ!!!!」
:08/02/27 04:13
:PC
:0cJmIQRs
#663 [みぉり]
倒れこんでしまった私に差し伸べられた手ー・・・・
それを辿って見上げた先にあったのは
あ「あ・・・・・」
一昨日・・・暗室から走り去った人
・・・・・だと思う
:08/02/27 04:25
:PC
:0cJmIQRs
#664 [みぉり]
「?あのー・・・??」
その人は手を差し出したまま
じっと顔を見つめる私に不思議そうな顔をする
はっ((( ;゚Д゚)))
あ「あっ・・・ありがとうございます!!」
私は慌てて差し出された手を握り立ち上がるとお礼を言った
:08/02/27 04:28
:PC
:0cJmIQRs
#665 [みぉり]
「ケガ・・・ないかな?」
あ「あっ大丈夫ですッ!!」
「そう、なら良かった」
その人はにこっと笑うともう一度私に"本当にごめんね"と声をかけて
一礼し私が来た方向へ歩いていってしまった
私はその後姿を眺めて・・・・・
一昨日の暗室から出てきた女の人であることを確信した
:08/02/27 04:32
:PC
:0cJmIQRs
#666 [みぉり]
うーん・・・・
やっぱりどこかで見たことあるんだけどなぁ〜・・・
一生懸命考えてみるが・・・・・・・・・・・・・・・思い出せない
はぁ〜・・・・今泉さんのことといい、
私って記憶力なさすぎだなぁ〜(涙)
:08/02/27 04:39
:PC
:0cJmIQRs
#667 [みぉり]
自分の記憶力のなさに落胆しつつ、開きっぱなしになっていた暗室の扉を閉め、床に落としたお弁当を拾い上げ中庭に向かって歩き出す
階段を3階から降りていく途中
そういえば・・・あの人って写真部なのかな
暗室に出入りしてるってことはー・・・そうなんだよね?たぶん
ふとそんなことを考えた
:08/02/27 04:46
:PC
:0cJmIQRs
#668 [みぉり]
階段を降りきって、中庭に出る扉へ手を掛けた瞬間
ぐぅ〜・・・・・
ちょっぴり真面目に考え事をしているというのに
・・・・・なんて緊張感のない私のおなか(涙)
あ「うー・・・さっさとお弁当食べちゃお」
:08/02/27 04:50
:PC
:0cJmIQRs
#669 [みぉり]
「俺も一緒に食べてい〜?♪」
!!!!
あ「凪ぃっ!!!!????いつからそこいたのっ!!!!」
振り返ると両手一杯にパンやらおにぎりやらを抱えた凪がにっこり笑って立っていた
:08/02/27 04:56
:PC
:0cJmIQRs
#670 [みぉり]
凪「え?んー・・・・教室から?(笑)」
あ「後つけてたのぉっ?!」
凪はにへっと笑って"人聞き悪いなぁ〜"と私を通り越して先に中庭に出てしまった
あ「ちょっと・・・・ッもー・・・」
慌てて凪を追いかけると凪はすでに近くにあったベンチに座っていて
私においでおいでと手招きしている
:08/02/27 05:02
:PC
:0cJmIQRs
#671 [みぉり]
あ「・・・・・マイペース男めっ」
私は呟いて凪の横にストンと腰を下ろしてお弁当を広げた
凪は大量購入したらしいパンやおにぎりをパクパクと
それはおいしそうに食べてゆく
・・・・お子様っ(笑)
私はふっと笑ってお弁当を口に運ぶ
凪「あっ・・・・そのから揚げ食べたい」
凪が私のお弁当にあったから揚げを指差してねだる
:08/02/27 05:07
:PC
:0cJmIQRs
#672 [みぉり]
あ「えっやだっ!!これ大好きなんだかあげないよっ」
慌てて凪からお弁当を守るように体の向きを変えてから揚げをほおばる
凪「えー・・・・けちぃ」
あ「けちじゃないのっ!!これは私のエネルギー源なんだからだめっ!!」
凪とぎゃーぎゃーと言い合ってると、
カシャ・・・・
:08/02/27 05:10
:PC
:0cJmIQRs
#673 [みぉり]
私たちの前方からシャッター音が聞こえた
この音は・・・・・・・
私の心臓が一気に心拍数をあげる
ドキン・・・・ドキン・・・・
凪「盗撮やめてよぉ(笑)」
凪がシャッターを切った主に向かって声をかける
:08/02/27 05:24
:PC
:0cJmIQRs
#674 [
]
あげー


:08/02/27 20:50
:SH903iTV
:CXIjIUms
#675 [みぉり]
:08/02/28 00:37
:N904i
:oNtn4HpM
#676 [みぉり]
>>673から
「人聞き悪いですね、俺がいるの気付いてたでしょ?(笑)」
……やっぱり
この声は……今泉さん
私は顔をあげることも声を出すこともできないまま
:08/02/28 03:11
:N904i
:oNtn4HpM
#677 [みぉり]
凪「恭ちゃんご飯はー?」
恭「ん…もう食べましたよ」
凪「そっかぁ」
凪と今泉さんの何気ない会話
それを聞きながら私はお弁当を見つめ黙っておかずを口に運ぶ
…………私、感じ悪い人だー(涙)
:08/02/28 03:14
:N904i
:oNtn4HpM
#678 [みぉり]
凪「あかりぃ?」
あ「へっ!!??なっなに?!」
凪に呼ばれて思わず声がうわずる
凪「?どしたー?急に黙っちゃってさ」
あ「そっっんなこと…なぃょ」
図星すぎて声が小さくなってしまう
:08/02/28 04:02
:N904i
:oNtn4HpM
#679 [みぉり]
目線はお弁当から外せない
……だって見上げたら今泉さんいるんだもん
どうしたらいいかわかんないよっ
また黙ってお弁当を食べ出したその時
ヒョイッ
:08/02/28 04:21
:N904i
:oNtn4HpM
#680 [みぉり]
お弁当に手が伸び私の唐揚げを奪われてしまった
あ「!!!!!!ッ私の唐揚げがっ」
凪のやつめぇっ
私はキッと唐揚げを奪った手の先を見上げた
あ「なーぎーっっ」
:08/02/28 04:25
:N904i
:oNtn4HpM
#681 [みぉり]
あ「………ッ!!」
目で追った先にいたのは唐揚げをおいしそうに頬張る今泉さん
凪だと思い込んでいた手は今泉さんだった
凪「あーっ!!恭ちゃんずるいー!!!」
:08/02/28 04:28
:N904i
:oNtn4HpM
#682 [みぉり]
恭「……ぅまい」
凪「俺も食べたいっ……ってもーないじゃん(涙)」
凪が今泉さんに"ずるいっ"と喚いている横で
私はぽかんと今泉さんを見つめていた
恭「ごちそうさま」
はっ( ̄□ ̄;)!!
:08/02/28 04:46
:N904i
:oNtn4HpM
#683 [みぉり]
恭「はいこれ」
今泉さんは私にジュースを手渡す
あ「?」
訳が分からず今泉さんを見つめると
恭「唐揚げのお礼です(笑)」
とにっこり笑った
あ「ぁっ…はい///」
やっぱり顔…まともに見れないよーっ///
:08/02/28 05:02
:N904i
:oNtn4HpM
#684 [みぉり]
俯いて今もらったジュースを見つめていると
キーンコーンカーンコーン…
昼休み終了の鐘の音が…
恭「あ、予鈴だ」
あ「えっ!?やばい早く食べなきゃ」
凪「早くしないと置いてっちゃうよー♪」
あ「やだっ

」
私は慌てて残りを食べきり、暗室前で今泉さんと別れて凪と教室に戻った
:08/02/29 07:41
:N904i
:tE.s/mWs
#685 [みぉり]
席につくと私は思わず机につっぷしてしまった
………まさかあそこで会うなんて思わなかった
しかも凪がいるのにも関わらず今泉さん直視できなかったし…
こんなんで放課後に撮影できるの私っ!!??(涙)
:08/03/01 18:35
:SH902i
:ffpHaaME
#686 [みぉり]
【みぉりです

】
昨日、携帯を水没させてしまい

古い携帯から更新しています

携帯は異なりますが私自身が更新していまたす


:08/03/01 18:38
:SH902i
:ffpHaaME
#687 [みぉり]
>>685から
不安ばかりが募る中、時間だけは刻々と過ぎとうとう放課後になってしまった
はぁ…図書室いかなきゃ
足取り重く約束の場へむかう
:08/03/01 18:42
:SH902i
:ffpHaaME
#688 [みぉり]
【みぉりです】
携帯を新しくしました

これからまた更新しますのでよろしくお願いします


:08/03/02 07:26
:N905i
:iUqFEL66
#689 [みぉり]
>>687から
カチャ…
4階の角部屋にある図書室の扉を開ける
軽くまわりを見回すが…今泉さんの姿はない
まだ…来てないのかな
ふっと緊張が和らぐ
:08/03/02 07:29
:N905i
:iUqFEL66
#690 [みぉり]
図書室は…1年時の校内案内っきり来ていないからほとんど初めてだ
中央にある学習スペースの机には3年生らしき人たちが数人勉強している
ここで撮影なんてできるのかなぁ


:08/03/02 07:32
:N905i
:iUqFEL66
#691 [みぉり]
扉の前でそんなことを考えていたら突然、後ろに気配を感じた
バッ
恭「しーっ」
振り返った先にいたのは口の前に人差し指をたてた今泉さん
あ「ーっ(小声)びっくりしたじゃないですかっ」
:08/03/02 16:33
:N905i
:iUqFEL66
#692 [みぉり]
恭「ごめん(笑)驚かすつもりはなかったんだけど」
今泉さんも小声で笑いながら口元にあてた指を下ろした
あ「…あの、本当にここで撮影するんですか?」
今泉さんに促されて一番端っこの学習スペースに歩きながら尋ねる
:08/03/02 23:36
:N905i
:iUqFEL66
#693 [みぉり]
恭「えぇ・・・・そのつもりですよ?」
またいつものにっこり笑いで話す今泉さんをやっぱり直視できなくて顔をそらしてしまった
う〜〜〜・・・・////
私は赤くなっているであろう頬を押さえて深呼吸する
:08/03/03 05:55
:PC
:vhyZfKtA
#694 [みぉり]
扉の前では突然の出来事だったし・・・とっさに普通にできたけど
改まって話さなきゃならない状況だと・・・・緊張してしまって仕方ない
あ「・・・・・あのぉ・・・どうやって撮影を?」
普通に普通に・・・と自分に言い聞かせて口を開いた
:08/03/03 05:56
:PC
:vhyZfKtA
#695 [みぉり]
恭「えぇ・・・瀬戸さんが好きな本を読んでる風景を撮る形にしようかと・・・・(小声)さすがにおしゃべりはここではできませんから(笑)」
周りを見回して肩をすくめて見せた今泉さんがちょっぴり子どもに見えてなんだか気持ちが落ち着いた
あ「ですよね(笑)・・・・本ってなんでもいいですか?」
恭「えぇ、俺は様子を撮らせてもらうだけなので・・・・」
:08/03/03 05:59
:PC
:vhyZfKtA
#696 [みぉり]
私は静かに席を立って本を探しに行く・・・・
色んな本が置いてあるけど私が一番好きなのはー・・・・
あ「あっあった」
本を手に取り今泉さんの元へと戻る
:08/03/03 06:00
:PC
:vhyZfKtA
#697 [みぉり]
恭「・・・・・詩集でしょう?」
あ「っ!!!!なんでわかったんですか?!?!?!」
まだ見せていない手中にある本が何かを言い当てられて驚いた
なんで?タイトルだって・・・・見えてないのに
不思議に思って首をかしげると今泉さんはくくっと笑って机に片手を突いて
その上にあごを乗せながら
恭「・・・・好きな人の好きなものくらい知ってるよ?(笑)」
:08/03/03 06:05
:PC
:vhyZfKtA
#698 [みぉり]
そういってふっと笑った
あ「〜〜〜っ///」
その笑顔と発言に、恥ずかしくなって思わず本で顔を隠す
恭「・・・・・やっぱり詩集ですね」
今泉さんに向けるように本を顔の前に持ったのでタイトルが見えたらしく"当たった"とちょっと得意げな声が耳に響く
:08/03/03 15:55
:PC
:vhyZfKtA
#699 [みぉり]
うー・・・・恥ずかしすぎる////
・・・・・今まで告白された後にこうやって本人と一緒にいることもなかったし
不思議な感じ・・・・
私はさっきのように深呼吸をして本を下ろすと今泉さんに向き合った
:08/03/03 16:02
:PC
:vhyZfKtA
#700 [みぉり]
あ「・・・・そういうこと恥ずかしいからあんまり言わないでください///」
恭「うーん・・・でも俺が瀬戸さんのこと好きななんだってしっかり信じてもらいたいし」
"ね"とにっこり笑って私を見つめる
あ「・・・信じるからやめてっていったら・・・?」
恭「それは嘘だね」
ズバっと一刀両断された
:08/03/03 16:19
:PC
:vhyZfKtA
#701 [みぉり]
恭「そんな簡単に信じてもらえるなら何年も想ったりしない」
ドキッ
今泉さんは一瞬、真剣な顔つきになって・・・でもすぐににっこり笑った
あ「っ///」
恭「それに・・・・そういうこと言った後の瀬戸さん・・・・おもしろいし(笑)」
:08/03/03 16:38
:PC
:vhyZfKtA
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194