【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#200 [朝海『ageha』(3/3)]
真姫「むしろ可愛ぃ…化粧もするょ」
真姫は前髪をピンで止めて化粧をし始めた
真姫「…」
ユージ「惚れた;」
心歌「えッ!」
アタシはユージ君をマジマジ見た
ユージ「あんま見んな///」
心歌「ごめん;」
真姫「なんで今まで気付かなかったの〜!こんな可愛かったのに心歌のバカ」
心歌「ブスだょ;アタシ」
アタシは今だに自分の顔を見ていない;
真姫「はぃ見て」
真姫は鏡を見せた
えッ!これ…アタシ;
えぇ〜;
アタシは発見した
女は磨けば磨く程美しくなる
ブスは輝くんだ

それからアタシは真姫に化粧を教えてもらいコンタクトにして格好も変えた
一番嬉しかったのは彼氏が出来た事///
ユージです
アタシはすごく幸せです
真姫ありがとう
ユージ「心歌〜帰んぞ」
心歌「まってぇ」

〜完〜

⏰:08/03/16 14:33 📱:V803T 🆔:pvMNgyPI


#201 [◆vzApYZDoz6]
>>198-200
乙です!

さてさて、200レス突破しましたw
スレを立てたのは3月3日…約2週間で200レスです
いい感じの速度ですが、まだまだ参加してない人も多いはず!
新手の参戦待ってます!


そして200レス突破記念(?)にお題をさらに投入しますよー^^

新たなお題
@未来
Aアルバイト
B忘れられない
C空

今までのお題は
>>170に!
お題は使っても使わなくてもおkです!

⏰:08/03/16 15:15 📱:P903i 🆔:qJhRwrcU


#202 [◆vzApYZDoz6]
それから、
『書きたいけど3レスに収まらない(泣』
って書き手さん達へ!

小説板だけなのかは分かりませんが、どうやら1レス40行を越えると規制に引っ掛かります。
逆に言えば、1レス40行までならおk
つまり、全部で120行書けるんです!w

ちなみに、俺が投下したやつなんですが
>>185-187『変わらぬ気持ち』
これ、70行しかありませんw
この長さでも、さらに50行も余分に書けます!

3レス以内だから『短くしないとだめ』と思うかもしれませんが、思ってたより多めに書けるのでw
参加してない方はチャレンジしてみてください^^

⏰:08/03/16 15:28 📱:P903i 🆔:qJhRwrcU


#203 [朝海『雨』(1/3)]
アタシ人生で一番大好きだった人に今日…フられちゃった…
アタシはベンチに座り下を見た
「はぁ…ヒックッ…クッ」
ポツポツ…
「雨…ウゥ…最悪…」
アタシは雨が酷くなってもベンチから動きたくなかった…だって雨で泣いてるのも分からなくなるから…
「…ゥ゙ァッ…ヒック…ッ」
すると
「風邪ひくよ」
アタシの目の前に誰か立って居た
「ヒック…アンタ誰ょ…」
アタシは泣きながら言った 「俺陸(リク)…お前は?」
なんなのょ…ほっといてょ…
アタシが黙ってると
陸「シカトかょ」
ムカついて泣けてきた
「もぉ;…ヴゥッ…ヒック…恋(レン)…」
アタシは泣きながら答えた
陸「取りあえず…風邪ひくから」
恋「ほっといて…ヒック…あっち行って…」
アタシは陸を見た
陸「あそ;じゃ帰るわ;」ホントに帰る気;…ちょっと…
恋「バカ…ヴゥ…」

⏰:08/03/16 16:51 📱:V803T 🆔:pvMNgyPI


#204 [RAM]
忘れられない

「久しぶりー!」
大きく手を振りながら私は大好きな彼の元へと駆け出した

彼はニコニコしていた
「お疲れ様。新幹線辛かった?」
「全然っ!」
とかいいつつも少し疲れた表情…
「お腹すいたねなんか食べよっか!」

二人の関係は会社の入社式でお互い一目惚れ。
そこから遠距離恋愛が始まり数カ月…。

⏰:08/03/16 16:51 📱:SH703i 🆔:DMiN.10Y


#205 [朝海『雨』(2/3)]
陸「嘘だょ…;」
陸は傘を持っていなかったから上着を恋の頭にバサッとかけた
恋「冷たい;…ヒック…」
陸「しゃぁねぇだろ;ってか泣きやめょ;」
陸はアタシの隣にドカっと座った
陸「俺ら明日高熱でるな;(笑)」
恋「そのまま死んでもいいょ…ヒック…」
陸「それは俺が困る;」
恋「アンタと話してると泣いてるのもバカみたい…」
陸「だからなんで泣いてんだよ;言って見やがれ」
恋「ヒック…;フられちゃったの〜…」
アタシは雨の中バカでかい声で叫んだ
陸「もっと叫べ〜すっきりすんぞ〜」
陸も叫んだ
そして〜

恋「気が着くとアタシは声がカラカラですっかり空も晴れていた」
陸「帰るか(笑)」
恋「今日はアンタのお陰でスッキリした―-アンナ奴こっちからねがいさげだぁ〜」
陸「アハハ〜俺にしとけ」
陸は突然アタシにキスをした

⏰:08/03/16 17:02 📱:V803T 🆔:pvMNgyPI


#206 [朝海『雨』(3/3)]
恋「考えとく」
アタシの心はコイツ(陸)のお陰で雨がやんだょ…
それからアタシと陸はいつも一緒にいた
そして半年が経ち〜
陸「なぁ恋〜俺ホントはベンチで恋が泣いてる時俺名前聞いたけど俺ずっと知ってた(笑)」
恋「は!?」
アタシは目を見開いた
陸「だって俺が5年前の雨の日同じとこで泣いてたら恋が来て「泣きたいならいっぱい泣いたらいい」って雨ん中俺のそばにいてくれたろ(笑)覚えてねぇ?」
恋「えッ!(驚)5年前…―」
思いだした…
恋「あの人陸だったの!?」

陸「そッ!あんときはサンキュな」
そしてアタシと陸は今でも幸せです
雨の日は嫌なことだけじゃないんだね

⏰:08/03/16 17:13 📱:V803T 🆔:pvMNgyPI


#207 [紫津【雨】]
“空が、泣いてるみたい”

雨のことをそんな風に表現したやつを見るのは、初めてだった。

俺は正直今までチャラい男だったし、同じくチャラい女としか付き合ったことがなかったから、
こんなロマンチックな発言を大真面目に言う美里が天然記念物みたいに思えた。

“馬鹿じゃねーの”
そう思ったけどなんとなく忘れられなかったその発言と、なんとも言えない顔で空を見上げる美里の横顔。
雨音だけが強くなっていく灰色の街の中で、
美里の顔だけが白く、美しく浮かんで見えた。

思えば、その時にはもう既に惚れてたのかも知れない。
とにかく俺は、バイト先で知り合ったその女に、産まれて初めての恋をした。

⏰:08/03/17 01:54 📱:P702iD 🆔:7QPNki5Q


#208 [紫津【雨】]
半年後、やっと美里と付き合えることになると、美里が好きで好きでたまらなくなった。美里に何かしてやりたいと考えるようになった。
俺は、産まれて初めて人を愛した。


そんな時だ。美里が事故にあったっていう、突然の訃報を聞いたのは。
皮肉にもその時俺が居たのは宝石店。
指輪を見せてもらっていた時のことだった。

それからのことは、よく覚えていない。

病院に行くのに必死で、頭が真っ白だった。
ただ、笑えるのは、なぜか指輪はちゃっかり買っていたってことだ。

青いサファイアのついた、婚約指輪。

………病院についた時、美里は両親に囲まれて、白い布を被っていた。

笑えるくらい……あまりにあっけなくて、涙も出なかった。

まだ暖かい美里の指にサファイアをはめると、俺は静かに病室を出た。

⏰:08/03/17 01:56 📱:P702iD 🆔:7QPNki5Q


#209 [紫津【雨】]
俺は、まるで病人みたいに病院の待合室で読みもしない雑誌を手に取って、そのまま膝にのせていた。

空虚な頭の中には、今流行りの音楽が流れていた。

これらのことに意味なんて無い。

……馬鹿みたいだ。


ふと、
窓の外を見ると、灰色の世界に雨が降っていた。

ああ、本当だ。

………空が泣いてる。



終わり(^ω^)

⏰:08/03/17 01:58 📱:P702iD 🆔:7QPNki5Q


#210 [◆vzApYZDoz6]
>>207-209
乙です
新たな参戦来ましたねw
しかもいい感じにまとまった短編ですね^^


さぁーてと、ネタが無いので禁断の『宣伝』に手を伸ばすか…w

⏰:08/03/17 02:18 📱:P903i 🆔:ihjVvt96


#211 [宣伝短編-Castaway-(1/2)◆vzApYZDoz6]
〜もし、京介と藍がチャリ通だったら〜



放課後の学校、自転車置き場。帰宅部の連中が自転車を引っ張り出して、いそいそと帰ろうとする。
俺もその波に乗って、自分の自転車に近付いた。
そう言えばワックス切れてたし、帰りにコンビニ寄るか、などと考えながら、肩に掛けた鞄を手に取る。
後ろに、幼馴染みの女がいた。

「ねぇ、京ちゃん」
「何だよ。後ろには乗せねぇからな」

振り返らずに答えた。
そのまま無視して自転車の前カゴに鞄を放り込み、鍵を外す。
腹が減ったな。そう言えばマックに新商品が出てたような気がする。
コンビニの前にマックに寄ろうかな、などと考えながら自転車に乗る。
進もうとした時に、自転車がやけに思い事に気が付いた。
ふと後ろを見ると、迷惑な事に藍が勝手にサドルに跨がっていた。
膝上のスカートから色白の太股が覗いていて、少し嬉しいアングルではあったが。

「ねぇ、漕がないの?」
「お前が重いんだよ。つうか俺はマックに行きたいの」
「へぇ、私もちょうどシャカシャカチキン食べたかったところ」

ほら、と手で自転車を出すよう促す。
また2ケツか。俺は溜め息をついた。
バランスを取るのが下手くそで、どうも中学の頃から苦手なんだけどな。

⏰:08/03/17 02:25 📱:P903i 🆔:ihjVvt96


#212 [宣伝短編-Castaway-(2/2)◆vzApYZDoz6]
「なんか京ちゃんの自転車、乗り心地よくなったね」

昨日ツレにケツ上げされたからだろうが、何も答えなかった。
どうやらサドルから降りる気は毛頭ないらしい。俺は諦めて自転車を漕ぎ出した。

校門を出るときに、ツレのチャラ男数人に毎度のように冷やかされる。
だから2ケツは嫌なのに。
後ろを振り返って藍を見てみたが、俺と違って気にもしていないようだ。

「マックでしょ?早く行こ!」
「運転は俺だけど?」
「早くシャカシャカチキン食べたいなー♪」
「……俺も食いたくなってきたな」

春のそよ風が、頬を撫でていく。


あぁ、これが青春って言うのかねぇ。



元ネタ作品&宣伝
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/6763/
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/7455/

⏰:08/03/17 02:27 📱:P903i 🆔:ihjVvt96


#213 [◆vzApYZDoz6]
あっ、紫津さんはもしかして
>>158-160の作者さんですかね?

⏰:08/03/17 03:00 📱:P903i 🆔:ihjVvt96


#214 [紫津]
>>213
そうっすねww
“どうせならどっちも匿名で行こっか”って思ってたけどバレちゃしょうがないっす(笑)
よく覚えてましたね(^ω^)w
話を短くまとめるのがすごく苦手なんで参加させてもらいました(^ω^)w
おじゃましました(笑)

⏰:08/03/17 07:00 📱:P702iD 🆔:7QPNki5Q


#215 [◆vzApYZDoz6]
>>214
やっぱり!
なんか書き方が似てたし、携帯の機種が同じだったのでそうじゃないかなーって思いましたw

いやいや、綺麗にまとまってましたよ。うまいです^^
よろしければ何度でも参加してください!w

⏰:08/03/17 12:16 📱:P903i 🆔:ihjVvt96


#216 [「2つの判断」向日葵(1/1)]
どちらがいいんだろう。

行動を起こさず後悔するか、行動を起こして後悔するか……。

せずに終われば、きっと「してれば何か変わっていたかもしれない」と後悔する。

して終われば「何故してしまった。しなければ何も変わらなかったのに」と後悔する。

究極のニシャタクイツ……。

運命を変えるも変えないも、自分の判断が全てになるのだ。

⏰:08/03/18 21:27 📱:SO903i 🆔:878n3A0U


#217 [紫陽花[とある商品の話(1/2)]]
僕が生まれたのはとある工場。
僕の兄弟達はたくさんいる。
人間達の言葉で言うと「大量生産」ってやつだ。そんな数多くの僕達は工場の人達が言ってたけど物凄く人間の役に立ってるらしいんだ。






僕等の仕事は鉛筆さんが残してく足跡を消していくこと。鉛筆さんはよくミスをしてしまうから、そんな時に僕等が軌道修正する。でも、その仕事は楽なものではないんだ。足跡を消すたんびに僕の体もどんどん削れてく。削れたあとは黒い固まりとなって煩わしいゴミとなる。


それから……、僕等の一生はとても短い。一年間使われれば長生きした方だ。人間の「学生」って人に買われた兄弟はもっと早く削れちゃうんだって。

⏰:08/03/18 22:34 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#218 [紫陽花[とある商品の話(2/2)]]
でもね……。中には最後まで使ってくれない人間もいるの。僕等の体に鉛筆さんを突き刺したり、いろんな色のペンで落書きしたり…。落書きはちょっとくすぐったいだけだけど、鉛筆さんを突き刺されるのは……、


本当に痛い。


僕らの身体からは人間のような綺麗で赤い血は流れない。涙も叫び声さえ人間の耳に届かない。

けど痛みはあるんだ。
お腹の中に異物質が入り込む時の悶え苦しむ激痛。そんな苦痛のあとに待ってるのはゴミ箱へ投げ入れられる。


でも、
でも……、
僕等は何も言えないし動けない。ただ鉛筆さんの軌道修正をして、運の悪い兄弟は痛みに耐えなくちゃいけない。


それが僕等の運命。

だから僕等は願ってる。

出荷前のダンボールの中
移動中の車の中
店に並べられる前
僕等を選んでくれる人が
現れるまで、願っている。

僕等は願ってるんだ
「最後まで使ってね!!」って。

僕等は願ってる。
その大きな人間の手が僕を選んでくれる日まで。

ーーーendーーー

⏰:08/03/18 22:37 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#219 [紫陽花[とある動物の話(1/3)]]
「めんどくせ〜…」
それが僕の飼い主様の口グセ。

言葉の意味はよく分からないけど、その言葉のせいで大好きな散歩に行けなかったり、エサをもらえなかったりすることが、たまに、本当にたま―にだけどあったりする。
でも僕はそんな飼い主様が大好き!!暖かくて大きな手で僕を撫でてくれたり、僕が指示通りにに動けばお日様みたいなキラキラした笑顔を見せてくれる。

それに……。

飼い主様は忘れてると思うけど、僕にとって忘れることの出来ない凄く凄く飼い主様を好きになる出来事が前に起こった。

――――………

―――――――………
人間単位で3年ほど前、1年で1番外の景色がピンクに染まる季節に僕はこの家にやってきた。ちょっと人見知りがちな僕が恐る恐る家に足を踏み入れるやいなや、暖かい手の少年がキラキラとした笑顔で首輪を付けてくれた。(その時は首が窮屈でしかたなくて、外そうと頑張ってたな。)

⏰:08/03/19 17:28 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#220 [紫陽花[とある動物の話(2/3)]]
当時はエサもたっぷり貰って散歩も飼い主様が連れて行ってくれた。その時間がたまらなく大好きでついつい吠えちゃったり、噛みついちゃったりして、飼い主様を困らせることもしばしば……。

そんな散歩の途中、僕は道に変な丸いのが落ちてるのに気付いた。初めて見るものでその丸い物の正体が物凄く気になった僕は飼い主様に見せようと、何も考えずに口の中に入れた……。

次の瞬間
何でか分からないけど、それを僕は飲み込んでしまった。

(くる……ッしい……!!ぃ……ッいき……ができ……なッ………………!!)

あぁ……、僕はここで死ぬんだァ。もっと散歩したかったァ……。遊びたかったなァ――…。

死を受け入れ今にも涙があふれ出しそうな目を閉じようとした時、急に体が宙に浮いた。



「待ってろ!スグに病院に連れて行ってやるからなッッッ!!」

⏰:08/03/19 17:29 📱:F905i 🆔:☆☆☆


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