年下の彼
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#301 [新]
「へ?」


昨夜のことを思い出しながらヘラヘラしていたあたしは半笑いのまま浅野さんに返事をした。


この後あたしにも雷が落ちたことは言うまでもない…………。

⏰:08/08/07 02:10 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#302 [新]
怒られてもあたしは(隠れて)ヘラヘラしていた。

周りから見たら何だアイツって思われるかもしれないけど。


だって…
昨日の夜は幸せすぎて……

⏰:08/08/07 02:24 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#303 [新]
───……

「律…っ…も…ダメ…」

「まだだよ。触ってもいいって言ったのは京子さんだろ?
俺の気が済むまで相手してもらうから。」


「そんなっ…ーっあ‥!」

⏰:08/08/07 02:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#304 [()]
あげ(^ω^)

⏰:08/08/07 13:29 📱:W51S 🆔:D41pgpU2


#305 [愛理]
おもしろい!続きお願いします

⏰:08/08/07 17:51 📱:923SH 🆔:jtgebu6w


#306 [#たゅり]
失礼します

⏰:08/08/07 19:18 📱:W61P 🆔:U0ljmfBs


#307 [我輩は匿名である]
最高っす!
ゆっくりでいいんで、更新頑張ってください!!

⏰:08/08/08 00:25 📱:N703iD 🆔:CoVSoajM


#308 [なな]
あげます
更新楽しみに
してます

⏰:08/08/08 10:21 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#309 [じュりあ]
ウチも今25歳だけど
年下の♂にハマって
からわ年下とばッか
付き合ッて去年
今年17歳の仔と
付き合ッてましたよ

⏰:08/08/08 11:54 📱:D904i 🆔:8oyrs4Ak


#310 [愛理]
主のペースで更新してくださいね☆応援してます

⏰:08/08/08 15:00 📱:923SH 🆔:Ik1J.zFk


#311 [新]
>>304-310
ありがとうございます!!

いつも話を考えていたらいつの間にか寝てしまってて…(T_T)
遅くてすみません。。

⏰:08/08/09 01:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#312 [新]
「ここがイイんだ?ほら…」


「あ…!ぁあっ…律っ…んん…ッ」

あたしは手で顔を隠しながら唇をかみしめる。


「隠すなよ。見せて…全部見たい。」

⏰:08/08/09 01:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#313 [新]
耳元で聞こえる声にさえ
感じてしまう。

「律…っ、あたしっ……もう…っ」

「イきたい?」


快感の波は引くことを知らずどんどん押し寄せてくる。

⏰:08/08/09 02:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#314 [新]
「ぁ…ッん、イ‥きた…ぃ」

恥ずかしながらもあたしはうなずいた。

「イっていいよ。」

律はそう言って軽くキスをしたかと思うと、
腰を引き寄せ深く突いてきた。

⏰:08/08/09 02:08 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#315 [新]
「あっ‥ァあぁ…!イっ……───っ!!」


びくびくと足が痙攣してあたしは絶頂を迎えた。

「っ…は、ァ…はぁっ…」

酸素を取り込み息を整えているあたしを律はゆっくり抱き起こした。

⏰:08/08/09 02:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#316 [愛理]
やった更新されてる主サンのんびり頑張ってくださいね☆

⏰:08/08/09 09:48 📱:923SH 🆔:hTpsw6po


#317 [☆.ゆうり]

このはなしすっごい
おもしろい
うちも年下の子と
つきあってるから
よくわかるわあ

⏰:08/08/09 18:06 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#318 [新]
>>316-317
ありがとうございます☆

共感してくれる方がいるなんて…(;∀;)カンゲキ

⏰:08/08/09 18:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#319 [新]
「無茶させたね…ごめん」

律はあたしをそっと抱きしめた。

「ううん、大丈夫。律大好きだよ…」


そう言ってあたしは律にキスをした。

⏰:08/08/09 18:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#320 [新]
「…可愛すぎ。ごめん、俺今日は京子さんを寝かせてあげられないかも…」

そう言ってまたあたしを押し倒す。

どうやら不意打ちのキスと潤んだ瞳が彼のスイッチをONにしてしまったみたい。

⏰:08/08/09 18:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#321 [新]
「え…ぇえ!?ちょ…律っ、ダメッ…あ、ゃ…〜っ」

律はお構いなしと言ったように体中にキスの雨を降らせる。


「あっ…律ってば…、も〜っ…!」

こうして二人の夜は更けていくのでした。

⏰:08/08/09 19:01 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#322 [新]
───…

はっ!いかんいかん…
回想にふけりすぎた…


我に返ったあたしはゆるんだ口元をキュッと締めた。

「さっ、仕事仕事…」

⏰:08/08/09 19:08 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#323 [なな]
どきどきされっ
ぱなしです
京子さんと律君
お似合い

⏰:08/08/09 20:26 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#324 [みぃ]
更新してあるぅ
ちょー気になるぅ
頑張ってねんャ

⏰:08/08/10 10:43 📱:821P 🆔:CjVd6NyQ


#325 [愛理]
更新されてて嬉しいです主サン頑張ってくださいね☆

⏰:08/08/10 11:27 📱:923SH 🆔:MpQakhwE


#326 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-550

⏰:08/08/10 11:33 📱:W54T 🆔:LwACfsig


#327 [新]
>>323-326
ありがとう!!☆
がんばります〜♪

⏰:08/08/11 01:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#328 [新]
仕事中、律からメールが来た。

【今日学校帰りに友達とカラオケ行ってくる!】

若いなぁ…なんて思いながら了解のメールを返した。

⏰:08/08/11 02:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#329 [新]
仕事が終わりマンションに帰ると律はまだ帰っていないみたいだった。

「ご飯の用意しておこうかな。」


キッチンに立ちしばらくするとインターホンがなった。

⏰:08/08/11 02:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#330 [新]
律?……じゃないよね。

出てもいいのかな…?


「はー…い…」

ドアを開けるとそこには制服姿の女の子が立っていた。

⏰:08/08/11 02:05 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#331 [新]
彼女はあたしを見て一瞬驚いた表情をして、目にうっすら涙を浮かべた。


「……っの……」


「えっ?」

彼女の言葉が聞き取れずあたしは聞き返す。

⏰:08/08/11 02:09 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#332 [新]
「このっ…泥棒猫!!


彼女はあたしにそう吐き捨てた。



「え………」

⏰:08/08/11 02:11 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#333 [新]
状況が掴めていないあたしの頭には疑問符ばかりが浮かんでいた。


「返して!!あたしの律を返してよっ!!」


彼女はあたしの腕をつかみがくがくと揺さぶる。

⏰:08/08/11 02:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#334 [新]
この子は誰??

何がどうなってるの…


困惑しているあたしを彼女が睨む。

「あたし、絶対諦めないから」

彼女は涙を拭いながらそう言って去っていった。

⏰:08/08/11 02:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#335 [新]
ドアを閉め玄関に座り込む。


泥棒猫?

誰が?

あたし?

何故……?

⏰:08/08/11 02:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#336 [新]
しばらく玄関でぼーっとしていると、ガチャリとドアが開いた。

「ただいまー…って京子さん?玄関で何してんの?」


「おかえりっ…今ご飯の用意してたとこ…」

⏰:08/08/11 02:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#337 [新]
あたしは立ち上がるとキッチンへ向かった。

「ねー律ってさぁ…」

「んー?」

「学校でモテるでしょー。」

わざと明るく聞いた。

⏰:08/08/11 02:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#338 [新]
あたし嫌な女かな…?

「ははっ。モテないよ」

「嘘だぁ、告られたりするでしょ?」

あたしはまな板に目を向けたまま話す。

「うーん…たまに。けど京子さんに会ってからは全部断ったし。」

⏰:08/08/11 02:27 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#339 [新]
「そっかぁ…。」

今、少し嫉妬してしまった。

律と同じ学校で

年も一緒で

近くにいることが自然で

それが当たり前。

そんな、顔も知らない複数の女に、あたしは妬いた。

⏰:08/08/11 02:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#340 [新]
律は何かを察したのか後ろからあたしを抱きしめた。

「何かあった?」

耳元で聞こえる律の声。

「…何もないよ?」

あたしはそう言って笑った。

⏰:08/08/11 02:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#341 [新]
あたしは体の向きを変え律と向かい合った。

「キスして」

律の胸元の服をつかみぐいっと引き寄せる。

「大胆だね」

そう言って律は唇を重ねてきた。

⏰:08/08/11 02:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#342 [新]
触れるだけのキスから

深いキスに変わる。

「……ん…っ」

足りない。

足りない。

足りない。

もっと欲しい。

⏰:08/08/11 02:41 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#343 [新]
「律…もっと」

もっとして。

キスだけじゃ足りない。

「ベッド…行く?」


キスの合間に律が聞く。

⏰:08/08/11 02:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#344 []
今日は書かんのかなぁ〜

⏰:08/08/12 02:38 📱:D902i 🆔:j2PYgvq6


#345 [我輩は匿名である]
めっちゃいい〜*`´*//
あげます///

⏰:08/08/12 07:31 📱:SH903i 🆔:P80Nt8gM


#346 [や]
>>253

⏰:08/08/12 09:48 📱:D904i 🆔:ve64NjJ.


#347 [愛理]
主サン頑張ってください

⏰:08/08/13 23:20 📱:923SH 🆔:MbZERw.c


#348 [新]
>>344-347
ありがとうございます!!
お盆の間、あまり更新できないと思いますm(_ _)m
ごめんなさい…

⏰:08/08/13 23:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#349 []
わかりましたヽ(´▽`)/



じゃあ…
楽しみに待ってます!!!!

⏰:08/08/14 00:00 📱:D902i 🆔:CvYB25S2


#350 [たあ]
あげイ
この小説大好きイ

⏰:08/08/14 13:46 📱:W51P 🆔:g.0p0Iyk


#351 [ぴ]
いま全部
読みました(・ω・)ノ

主さんのペースで頑張って下さい(ノω*)

⏰:08/08/19 06:21 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#352 [なち∞]
あげ
この小説大好きです\(^o^)/

⏰:08/08/19 12:39 📱:D905i 🆔:8uLLo.9M


#353 [新]
お待たせしました(>_<)
コメントくれた方ありがとうございます!!

⏰:08/08/19 23:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#354 [新]
「─うん。」

あたしがうなずくと律は軽々とあたしを抱き上げベッドへと運んだ。


「京子さん、今日何か変だよ。」

「そんなことないよ。──ね、早く」


早く嫌なこと忘れさせて。

⏰:08/08/19 23:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#355 [新]
嫉妬で心に黒い靄(もや)がかかる。

あたしはそれを隠して

大人の女のふりをして

律を誘った。

「…あっ…律…ッ優しくしないで…」

⏰:08/08/19 23:51 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#356 [新]
何にも考えられなくなるぐらい


激しくして。


頭の中も体も心も律でいっぱいにして…



誰も邪魔しないで───

⏰:08/08/19 23:53 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#357 [む・ω・]
実はいつも見てましたのよ・ω・☆
いつでも楽しみにしてますので頑張ってくださいね(*´ν` *)

⏰:08/08/20 00:17 📱:SH903i 🆔:efoCIvrU


#358 [我輩は匿名である]
気になるぅ! あげ

⏰:08/08/21 00:15 📱:W51SA 🆔:A7os7bwc


#359 [新]
>>357-358

ありがとうございます-!!
少し更新します

⏰:08/08/21 01:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#360 [新]
目が覚めると朝だった。

あたし…あのまま寝ちゃったんだ…

隣では律がまだ寝息をたてている。

体に残るは、甘い疼き。

「優しくしないでって言ったのに…」

⏰:08/08/21 01:45 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#361 [新]
律の頬に唇を寄せた。

あたしは律を起こさないように一足先に家をでた。

不安なことがあっても

律の笑顔を見たら

律に触れられたら

何もかも吹っ飛んで

幸せに溺れることができる

⏰:08/08/21 01:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#362 [新]
それが二度と這い上がれない地獄だったとしても

約束された幸せな未来じゃなくても


律と……


二人でなら……………

⏰:08/08/21 01:53 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#363 [新]
だけど

少女マンガみたいに


恋愛小説みたいに


うまくはいかないってこと

あたしはまだわかってなかった。

⏰:08/08/21 01:56 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#364 [愛理]
あげます

⏰:08/08/23 11:01 📱:923SH 🆔:iVRTogtA


#365 [まり]
あげy

⏰:08/08/24 20:22 📱:W44K 🆔:eld8fyaE


#366 [なち]
あげ∩^ω^∩

⏰:08/08/25 18:22 📱:D905i 🆔:Zkj71jMM


#367 [む・ω・]
あげ!!

⏰:08/08/30 21:54 📱:SH903i 🆔:6lrlv.I.


#368 [む・ω・]
あげまふ・ω・!!

⏰:08/09/03 22:25 📱:SH903i 🆔:dm9AYgEQ


#369 [む・ω・]
あげ!
しつこくてごめんなさい´`

⏰:08/09/05 23:28 📱:SH903i 🆔:fow4IK9M


#370 [新]
放置スミマセン。
そしてあげてくれた人
ありがとうございます!!!

⏰:08/09/10 22:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#371 [新]
ヴヴヴ…ヴヴヴ…


デスクの上で振動する携帯を開く

律からのメールだ。


【今日仕事が終わったら駅前のファミレスに来てほしい。
大事な話があるから】



大事な話…?

⏰:08/09/10 22:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#372 [新]
何だろ?

もしかして

別れ話…とか…?


まさか──……ね。


仕事を早く切り上げあたしは急いでファミレスへ向かった。

⏰:08/09/10 22:36 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#373 [新]
ファミレスに入り辺りを見渡すけど律はまだついてないみたいだった。

あたしは適当に座りコーヒーを頼む

「お待たせいたしました」

店員が持ってきたコーヒーに口を付けようとした時

あたしの前にドサッと誰かが座った。

⏰:08/09/10 22:46 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#374 [新]
あたしはコーヒーを手に持ったまま固まってしまった。

「………なんで?」

やっと出た言葉。

あたしの前に座ったのは律ではなく女子高生だった

あたしを「泥棒猫」と詰(なじ)った、あの女の子。

⏰:08/09/10 22:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#375 [む・ω・]
おかえりなさい〜´`*
更新嬉しいです!!
お邪魔してすみませんでした

⏰:08/09/10 22:50 📱:SH903i 🆔:.a.cCtF2


#376 [新]
その子は笑顔でこんにちは、と言った。

あたしはゆっくりとコーヒーを置く。

「あの、どういうこと?」

あたしは冷静に問う。

だっておかしいよ。

律からメールがきたのに約束の場所にこの子が来るなんて…

⏰:08/09/10 22:54 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#377 [新]
>>375

ありがとう〜★
がんばりますネ!!

⏰:08/09/10 22:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#378 [新]
「この間はごめんなさい…カッとなっちゃって…」

その子は潮らしく謝った。

「実は律に頼まれて…俺の代わりに伝えてほしい…って」

「何…を?」

ドクン・・・と胸騒ぎがした。

⏰:08/09/10 22:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#379 [新]
「あなたとはもう付き合えないって…。」


ドクン・・・


鳴り止まない鼓動。


「こんなことまで言っていいかわからないんですけど、律、いつまでも家に転がり込まれてウザイって言ってましたぁ…」

⏰:08/09/10 23:01 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#380 [新]
嘘・・・

そんなの…嘘に決まってる……


「あ、あたしもこの後律に呼び出されてるんです〜。それじゃあ、ちゃぁんと伝えましたからね?」


そう言ってその子は席を立った。

⏰:08/09/10 23:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#381 [新]
そうだ…あたしはハメられたんだ。

あの子の言うことなんか信じちゃいけない……


立ち上がるとソファに落ちていた一枚の紙が目に入った。

『19時に
 ○○公園で待ってる。
         律』

ここで…二人は会うんだ…

⏰:08/09/10 23:11 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#382 [新]
それは律があの子宛に書いたメモだった。


気がついたらあたしは公園へと向かっていた。


時間は19時10分


公園に着いた。

⏰:08/09/10 23:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#383 [新]
公園で遊ぶ子供の姿はなく

犬の散歩をしている人やカップルがちらほらいるだけだった

あたしは二人の姿を探す。

ふとベンチの方に目をやると二人が座って何やら話しをしているみたいだった。

⏰:08/09/10 23:15 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#384 [新]
あたしは思わず陰に隠れた。

この年になって覗きみたいなことするなんて
悪趣味にも程がある


けど今はそんなこと言ってられなかった。


ドックンドックンと今にも飛び出しそうな心臓。

⏰:08/09/10 23:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#385 [新]
しばらく何かを話していたかと思うと二人の距離がだんだんと縮まっていく。


そしてあたしの目の前で二人は唇を重ねた。



ガラガラとあたしの中で何かが音を立てて崩れた。

⏰:08/09/10 23:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#386 [我輩は匿名である]
更新楽しみにしてました
頑張って下さい(^ω^)

⏰:08/09/11 02:49 📱:D703i 🆔:hif8xY9o


#387 [新]
>>386

お待たせしました(>_<)
ありがとうございます♪、、

⏰:08/09/11 03:06 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#388 [新]
目の前が真っ暗になったような気がした。


「っ……!」


激しい鼓動のせいか急に吐き気にみまわれ、あたしは口元を押さえながらその場を後にした。


壁を伝いよろけながら歩く。

⏰:08/09/11 03:10 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#389 [新]
落ち着け…あたし……

とりあえず……

「水……」

ふらりと入ったコンビニでふとカミソリが目についた。


「お客様…!?」

店員の声が聞こえたような気がしたけど

そこから先は…あまり覚えていない。

⏰:08/09/11 03:15 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#390 [新]
──────……


目を開けると、知らない天井があった。


「木下…!」


「あさ…の…さん…?」


隣には浅野さんが座っていて心配そうにあたしの顔をのぞき込んでいた。

「ここ…は?」

「病院や。何も心配ないで…」

⏰:08/09/11 03:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#391 [新]
「あたし…」

どうしてこんなところに…

「会社に電話あった時はびっくりしたわ…傷が浅かったから良かったけど…」

ふと見ると手首に包帯が巻かれていた。


「あ…あたし…自分…で?」

⏰:08/09/11 03:22 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#392 [新]
「……覚えてないんか…?」

聞くところによるとあたしは売場にあったカミソリの箱を開けその場で手首を切ったという。

店員がすぐに気づき、あたしは病院へ運ばれた…らしい。

⏰:08/09/11 03:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#393 [新]
自分が怖くなった。

それと同時に、あたしは律に捨てられたんだと思い知った。

この傷がその証……


「今日中には退院できるらしいわ。ほな俺は帰るわな。」

あたしは立ち上がる浅野さんのスーツの裾をつかんだ。

⏰:08/09/11 03:29 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#394 [新]
「あたしを…浅野さんのところに置いてください!」

こんなこと……

都合良いって思われるかもしれないけど……

「何言うてんねん、木下にはちゃんと彼氏がおるやろ?」

⏰:08/09/11 03:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#395 [新]
あたしはふるふると首を振った。



「…あー、わかった。ほな後でもう一回来るから。」

察してくれたのか浅野さんはぽんぽんと頭をなでると病室を出ていった。

⏰:08/09/11 03:35 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#396 [新]
一人になったあたしはただぼーっと外の景色を見ながら考えていた。

昨日のことが頭にこびりついて離れない…

夢なら……どんなにいいだろう

出会ったことも恋に落ちたことも

全て夢の中の話なら

⏰:08/09/11 03:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#397 [新]
体と心についた傷も

なかったことにできるのに…

こんな自分知らなかった

好きになればなるほどどんどん欲張りになることも

少しのことに嫉妬してしまう気持ちも

⏰:08/09/11 03:43 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#398 [新]
律に出逢って


律に教えられた


全部律が……


教えてくれた


なかったことになんて


できるはずないのにね…

⏰:08/09/11 03:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#399 [新]
こぼれ落ちた涙がシーツにしみを作っていく。


ガラッ


急に扉が開いた。

あたしは急いで涙を拭う。




「京子さん!!!」

⏰:08/09/11 03:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#400 [新]
顔を上げると息を切らした律が立っていた。


「今連絡あって…京子さん…何でっ」


「来ないで!!!」


あたしの張り上げた声に律はその場で立ち止まった。

⏰:08/09/11 03:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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C-BoX E194.194