〇ニ番目の四季〇

隼人はいつも

あたしの名前をたくさん呼んでくれる。

可愛いものがあったら
｢ゆり、あれ可愛くない？｣
って教えてくれるし

励ましてくれる時も
呆れてる時も
怒ってる時も
喜んでる時も

いつも言葉の前に
ゆりって付けてくれる。

それがいつも
とても嬉しかった。
　

あたしも毎日
馬鹿みたいに
隼人隼人って
言ってた。

気まぐれで

好きだったネｲﾙチｯﾌﾟ作りもすぐに飽きて

ダｲｴｯﾄも速攻終わっちゃって

そんな自分が
毎日求めたのは

隼人だけだった。

　

やっぱり気持ちは変えられない。

苦しくて
どうしようもないけど
好きでいたい。

｢隼人…｣

俯いて
また溢れそうな涙を堪えながら
携帯を握っていた。

｢ゆり！！｣

恥ずかしいくらい
大きい隼人の声。

やっぱり泣いてしまった。
　

隼人が息を上げながら
あたしの隣に座った。

｢ゆり！どーした！？｣

｢みんなにあたしがゆりってバレるじゃん～｣

あたしは意味不明な事を言いながら泣いてた。

｢あ、声でかかった？ごめんごめん(笑｣

隼人が笑って
手を握ってくれた。

気持ちが落ち着いてきたのが自分で分かった。
　

落ち着くと同時に
頭に浮かんだ。

慶太のコトと
あの子のコト。

何から話したらいいのか
わかんなかった。

｢ゆり…ごめんな｣

｢え？｣

隼人の方を見ると
俯いてた。
手を握る力が強くなった。
　

｢…浮気…？｣

あたしはボーｯとした声で聞いた。

｢浮気はしてねーけど…
俺学校行かんかったから心配しただろ？｣

またあの光景が蘇る。

頭痛い。
　

｢浮気したんでしょ？…｣

下を向いたまま聞く。

｢なんもしてないよ？
あいつ妊娠したらしんだけど
男に逃げられたって泣き出して…｣

｢…いい、聞きたくない｣

｢…ごめん｣

あたしは握られてる手を離して
歩き出した。
　

｢ゆり！どこ行くんだよ｣

｢わからんけど…もういいや｣

｢何が？なんもしてないって言ってんじゃん｣

｢もーいいって…｣

子供だなあたし。

意地っ張りで素直じゃないし
もっと広い心で受け止めれたらいいのに。
　

｢ごめん、あたしも浮気した｣

｢え？｣

｢だからもういい…｣

意味わかんないまま
突っ走るのも
あたしの悪い所だ。

派手な二人が言い合ってるからか
周りの人の視線が痛い。

｢ちょっと…こっち来い…｣

手を引かれ
人がいないベﾝﾁまで連れていかれた。
　

先に隼人が座って
手を下に引かれた。

｢座って…｣

傷付いてる
弱々しい声。

あたしは隣に座った。

｢もうダメだねあたし達…｣

先に別れを言われるのが恐かった。
　

｢…誰と？この辺住んでる奴？元カレ？｣

｢…慶太くんと｣

｢は？誰だよ｣

隼人は
怒ってるような
悲しいような
複雑な横顔で言った。

｢１年の爽やか君だよ｣

｢…｣

隼人は溜め息をついた。
　

｢そいつん家どこ？｣

｢わかんない｣

｢……お前方向音痴だもんな｣

｢まぁね｣

｢…最後までしたの？…あーやっぱ聞きたくない｣

｢してないよ｣

｢…キスは？｣

｢してない｣
　

｢…でも浮気したんだろ？｣

｢うん、おっぱい触られたもん｣

淡々と答える自分。

こういう時に何故かあたしは強い。

自分は悪くないって
正当化ばっかりしてるから。

最悪な女だ。

｢お前まじかよ…｣

隼人が泣きそうになった。
　

｢ちょっと泣かないでよ～｣

隼人の肩に手を回す。

｢うっせーよ…｣

隼人が鼻水をすすり始めた。

｢あ～ごめんねッ殴っていいよ！｣

｢んな事出来る訳ねーだろ…｣

本当
彼氏泣かせたりして
なんつー女だろう。
って思った。
　

あたしは焦りながら
隼人の顔を覗き込んでた。

あたしが傷付いて
それだけで良かったのに
隼人まで傷付けて

なにしてんだろう。

｢俺ずっとお前の事探してたんだよ…？｣

｢…うん｣

｢ずっと俺だけだって…お前言ったじゃん…｣
　

何も言えなかった。

謝罪の気持ちはあったけど

隼人を責める気持ちもあったから。

だけど
責任転嫁したって
また言い合って
傷付け合うだけ。

だから何も言えない。

いつの間にか
空は暗くなっていた。
　

この小説

楽しい

早く見たぁぁい

ちょｯと読ませて㊦さぃ

>>1-70
>>70-150
>>150-220
>>220-300
>>300-370
>>370-450
>>450-560
失礼しましたｯ

皆様ありがとうございますo(^-^)o☆
少し書きます☆

｢隼人…帰ろ｣

あたしは隼人の袖を少し引っ張って
立ち上がった。

隼人は何も言わないまま
立ち上がって歩き出した。

少し距離を空けて
ついていった。

電車に乗り込んで
学校のある駅で降りた。

二人なにもしゃべらないまま。

　

｢もうこっから一人で帰れる…ありがとう｣

隼人の背中に声をかけた。

｢…うん｣

そう言って
歩いて行った。

初めて突き放された感じがした。

だっていつもの隼人なら
ありえないくらい心配してくれるのに。
　

そういえば
いつも隼人があたしを見送ってくれて

隼人の歩いてく後ろ姿って
見た事なかった。

優しさに甘え過ぎてた。

分かってたけど
優しく出来なくて
本当にごめんね。
　

ボｰｯとしたまま
ホーﾑまでの階段を下りる。

隼人
ごめん。
ごめんね。

立ったまま
何本か地下鉄を見送った。

｢えッまじ！？｣
声がした。

少し左に視線をズラすと
あたしの顔を覗き込む
慶太がいた。
　

｢…｣

あたしはまた真っ直ぐに視線を移動した。

｢無視？！笑｣

｢…話し掛けないで…｣
泣きそうで
それしか言えなかった。

慶太は何も言わずに
手を引っ張って歩き出した。

｢ちょ…やだってばぁ｣

結局また泣いてしまった。
最近情緒不安定。
なんで？
どうして隼人が来ないの？
　

振り払おうとしても
慶太は何も言わなくて

だけど後ろ姿が
少し怒ってる様に感じた。

｢もーやだぁ…｣

歩くスﾋﾟｰﾄﾞは上がって
よくわからないまま
違う乗り場に行って
電車に乗った。
　

人がいっぱい乗ってたのに
あたしは下を向いて泣いてた。

慶太は手を離さなかった。

着いたらしく
また手を引かれ電車を降りた。

慶太があたしの定期を出して乗り越し精算をして
切符を渡してきた。
　

受け取って
改札を抜けた。

外は真っ暗だった。

早足で着いた先は
慶太のアﾊﾟｰﾄだった。

あたしはまだ泣いていた。
涙はいつまで出てくるんだろう。
　

慶太は無言で鍵を開けて
手を引いて部屋に入った。

しまってないカｰﾃﾝから
月明かりだけが部屋を照らしていた。

電気も付けずに
あたしをベッﾄに押し倒した。
　

涙は出たまま
頭もボｰっとしてる。

少し息の上がったあたしの唇に

慶太の唇が触れた。

ふわふわの布団と
優しい月明かりと
慶太の熱いくらいの体温が

冷え切ったあたしに染み渡った。

　

慶太は身体には触れずに
指を絡ませて

唇だけを重ね続けた。

涙は止まらなかった。

こんな
あたしの弱さで
慶太も

隼人も

傷付けてるんだ。
　

主サﾝ書かないのカﾅ

？
ず

ｯと見てます

忙しLIンカﾅ??

自分のぺｰｽで
無理せず_

ﾞしてね

ありがとうデｽッ☆
遅くなってほんとごめんなさいｯ(>_<)
書き上げるのでよかったら読んで下さいね☆

慶太は突然体を離して
ベｯﾄに座った。

｢ごめん…｣

｢…｣

あたしは天井を見たまま
ﾎﾞｰッとしていた。

｢無理矢理奪っても…
先輩苦しむだけだよね…｣

｢…｣

自分の指先で唇に触れてみた。

隼人の温もりが
また遠くなった
そんな気がした。
　

｢先輩｣

慶太はあたしを起こして
抱きしめた。

｢や…｣

あたしは拒んだ。

だって
慶田の肩幅とか
腕の強さとか
香りとか

全部に隼人が映るんだよ。

これ以上
隼人の温もり消さないで。
お願い。
　

｢痛…やだぁ…｣

｢最後だから！｣

｢…｣

｢これでちゃんと…諦めるから…｣

…嘘
慶太泣いてる。

切ない気持ちで
いっぱいになった。

｢なんだよこれ…
自分が自分じゃないみたいだし…
超かっこわりぃじゃん｣
　

わかるよ
その気持ち
痛いくらいわかる。

慶太はあたしを強く抱きしめた後
腕の力を緩めた。

｢家まで…送ります｣

二人で家を出て
車に乗り込んだ。

｢車もボロくてごめんね(笑｣

｢ううん、全然｣

それから家までの４０分
慶太は笑顔でたくさん話してくれた。
　

｢俺ね～先輩に一目ぼれして
まぁ彼氏いたし軽い気持ちだったんです(笑｣

｢うん…｣

｢でも話したり
中身知る度にまじで好きになっちゃってて(笑｣

｢うん…｣

｢今日先輩駅まで送った後も
気になって
学校の方行って彼氏探してて(笑｣

｢うん…｣
　

｢当然見つかる訳もなく
帰ろうとしたらホｰﾑに先輩がいたんですよ(笑｣

｢うん…｣

｢めっちゃ傷付いてる顔してたから…
暴走してしまいました…笑｣

｢…うん｣

無理に笑顔を作る
あたしに似た
慶太の不器用な優しさが
苦しかった。
　

｢あ、そこのコﾝﾋﾞﾆでいいよ
ほんとありがとう｣

車が止まり
ドアを開けたら慶太が言った。

｢先輩、大丈夫だよ｣

｢…なにが？｣

｢俺がイイ女だと思うんだから
大丈夫！｣

｢なにそれ(笑｣

励ましてくれてる。
あたし傷付けたのに。

｢…ありがと。｣
　

慶太は笑って手を振って
帰っていった。

ボロい車が
やけにかっこよく見えた。

あたしだけ
進めないままだ。

部屋に入って携帯を開く。
隼人からは
着信も
メｰﾙもなかった。

｢当たり前か…｣

その日は瞼を冷やして眠った。
　

次の日

相変わらずアラーﾑより早く目が覚めた。

外は今にも雨が降りそうな
どんよりした曇り空。

溜め息を吐いて
学校に向かった。

｢先輩！おはよ～！｣

振り返ると慶太がいた。
一瞬戸惑った。

｢あ、おはよ｣

｢あはは超キョﾄﾞｯてるし(笑｣
　

次に後ろからカン高い叫び声が聞こえた。

｢けーたくーんッ♪おはｧ♪♪｣

慶太の腕を掴んだのはギｬﾙ子ちゃんだった。

｢あっゆりチｬﾝ先パイだッ♪
おはよーございまァす♪｣

｢おはよ(笑｣

迫力負け。
　

｢先輩♪俺モテるんで心配しなくていーですよ(笑｣

｢そのようだね(笑｣

｢まぁ先輩よりかなりレﾍﾞﾙは下がるけど…(笑｣

どーゆー意味ー？？と上目使いのギｬﾙ子ちゃんと
慶太は笑いながら校舎に入っていった。
　

自信過剰にあんな事言うのも
優しさだって
分かってるよ。

あんたあたしに似て
不器用だもんね。

背中押してくれて
ありがとう。

ちゃんと隼人に
好きだって伝えよう。

格好悪い結末でもいい。

やっと泣いてすがれるくらい
愛せる人に出会えたんだから。
　

チャｲﾑと同時に教室に入る。

隼人がいない。

なんで休みなの？って友達に聞かれるたびに
わかんないって言うのがすごく
辛かった。

机の下で携帯を開き
隼人にメｰルを送る。

｢今日学校来ないの？？｣

送信。

返事はすぐに来た。

｢行かない…｣
　

｢どうして？｣

｢別に…でも大丈夫だから｣

｢今家にいるの？｣

｢うん家だよ｣

あたしは教科書とﾊﾞｯｸを持って
席を立った。

｢ゆりちゃんどーしたん？！｣

｢帰らなきゃ｣

よく覚えてないけど
そんな事を言って教室を出た気がする。

　

外は雨が振り出していた。

あたしは家を出る時に
雨が降ってなかったら
傘を持っていかない。

いつも隼人が入れてくれるから。

もう
ちゃんと天気予報チｪｯｸして
ちゃんと傘持って
家出なきゃダメ？

やだよ
めんどくさいじゃんか。
　

あたしは走って駅まで向かった。

ヒールが入りそうな場所に来ると

隼人が｢ハマるなよ｣って言ってくれる声が
蘇った。
　

ねぇ隼人

あたしは今まで生きてきて
それなりに本気の恋もしたんだけど

こんなに誰かを
必要とした事はなかった。

こんなに誰かを
失いたくないと思ったのも初めてだよ。

この気持ちに嘘はないって
きっと今なら誓える。

照れ隠しに抱きしめて
｢俺も｣って
もう笑ってくれないの？
　

電車を降りて
隼人のマﾝｼｮﾝに着いた時には
髪から水滴が落ちてた。

髪はこんなだし
多分マスｶﾗも落ちてる。

でも伝えなきゃ。

隼人が好きだって。

ピッ

ﾌﾟﾙﾙﾙ

｢…はい｣

｢あ、今下にいるんだけど
ちょっと会えない？｣
　

｢…今誰もいないから
開けるで入ってきて｣

｢分かった｣

オーﾄﾛｯｸが開いて
エレベーターに乗った。
心臓が鳴ってるのが
自分でもわかった。

ピンポｰﾝ…

ガチャ…

ドアが開いた。
隼人がいた。
　

｢わっお前濡れてんじゃん！
傘は？！｣

手を引っ張って玄関に入れた。

隼人の手だ。
隼人の声だ。
隼人の匂いだ。

｢いつも隼人が傘入れてくれるじゃん！｣

いつの間にか泣いてたあたしは
叫びながら言った。
　

｢そーだけど…｣

｢隼人が来ないから濡れちゃったんじゃん！｣

｢わかったから…(笑｣

洗面所からタオﾙを取ってきて
髪を拭いてくれた。
　

｢お前本当バカだな～｣

｢学年トップだもんね｣

｢頭はいいけど…とにかくバカ(笑｣

｢うん…｣

｢おっ認めた(笑｣

｢あたしバカだったみたい｣

｢どーしたぁ？
ゆりらしくないじゃん(笑｣

ゆりって名前呼ぶだけで
あたしの事こんな幸せに出来るなんて
隼人だけだよ。
　

｢こんなにバカになっちゃうくらい
あたし隼人の事
好きだったらしいです｣

髪を拭く手が止まった。

｢なんだよ、らしいって…
人に聞いたみたいに言うなよ(笑｣

あたしは隼人に抱きついた。

｢隼人ー！好きだーッッ!!｣

｢お前は男か(笑｣
　

涙が出る。
こんな泣いてる毎日
赤ちゃんの時以来だ。

｢俺も好きだっつーの｣

恥ずかしそうにそう言って
強く抱きしめてくれた。
　

｢てかお前のせいで
俺まで濡れたし｣

｢ラブラブっぽいからいーじゃん！｣

隼人の口癖。
どんな事しても
こうやって言って

二人なら笑い合えるんだよね。

｢そーだな(笑｣
　

隼人はあたしを抱っこして
洗面所に向かった。

｢重い～？｣

｢コｱラよりはね｣

｢なんだとコラｯ｣

｢おま…コアﾗちゃんと張り合うなよ｣

洗面所に着き
下ろされた。

｢ほら脱げ！｣

｢やだー！恥ずかしいじゃん！！｣
　

｢風呂入らな風邪引くだろ！
脱がしたるから♪｣

｢え～…｣

本気で嫌がるあたしの顔を見て
隼人が笑った。

なんかこんな普通に
笑い合えるなんて

想像もしてなかったんですけど。
　

｢はい、ばんざいして｣

｢ばんざーい｣

濡れたＴｼｬツを脱がす。

｢ちょっと…ニヤﾆﾔしないでよ｣

｢や、参りました。好きです｣

｢おっぱいにゆうな！！笑
…あーいいッ下は自分で脱ぐ！｣

｢え～じゃあ俺先に入ってるな～｣

…ピｼｬﾝ

…なんだこれ。
いつも通りのやり取りに笑った。
　

うちら浮気がどーのって話しだったはず。

でもお互い口にしないのは
きっと
信じるって決めてるからだよね。

今までに焼き付いた光景は
これから先も
消えないと思う。

傷は何度も
痛むと思う。

でもその痛み以上の
満たされる幸せが
二人なら絶対に見れる。

だから絶対
乗り越えていくよ。
　

ｶﾗﾗﾗ…

｢お邪魔しま～す…｣

｢はよ座れ～
洗ったるから｣

｢はーい｣

隼人はあたしの指先まで丁寧に洗って
髪も洗ってくれた。

｢はいオッケ！｣

｢ありがとうございま～す！｣

｢ちゃんと拭けよ｣

｢はーい！｣
　
　

隼人は自分の髪を洗い始めた。

｢ねぇ、このバスﾀｵﾙ使っていい？｣

お風呂場を覗くと
ベジータがいた。

前一緒にお風呂入った時
見せてくれたヘアーｽﾀｲﾙ。
　

｢あんた素でその洗い方なんだ(笑｣

｢普通じゃね？｣

｢いや…髪立てるだけならまだしも
前髪Ｍにする意味がわからん｣

｢意味なんて求めるなよッ☆｣

｢うわッキモッ！
ベジータがウインクした！｣

扉を閉めると隼人がいじける声がして
また笑った。
　

そうだね。

全てに意味を求めちゃダメだよね。

なんでとか
どうしてとか
説明できるような
簡単な気持ちじゃない。

あたしは隼人が好きで
意味なんてなくて

ただ好きなんだから。　

ジャｰｼﾞを借りて
部屋にいると
隼人がペッﾄﾎﾞﾄﾙを持って入ってきた。

｢あちー！
ゆり烏龍茶でいい？｣

｢うん！ありがと☆｣

隼人はあたしの隣に座って
やっぱりコーラを飲んでた。

その変わらない姿や横顔が
愛しくて
また抱きついた。
　

｢危ねッ…どーした？｣

｢隼人～…｣

｢珍しいじゃん、
ゆりがこんなくっついてくるなんて(笑｣

｢だってあたしクールﾋﾞｭーﾃｨだもん｣

｢なんだよそれ(笑｣

笑いながら
髪を撫でてくれた。
　

｢俺等がさぁ付き合った日も
今日みたいな雨だったよな｣

｢うん…｣

｢思～い出は～いつの日も～雨～♪｣

｢下手っぴ｣

｢えっ
１００ﾊﾟｰ桑田佳祐じゃん！｣

｢そだね(笑｣

強く抱き合った。
それだけで
隼人の気持ちが伝わってくる。
　

｢…愛だね｣

｢ん？｣

｢あたし隼人の事
愛してるよ｣

｢……えッ!?｣

｢きゃー！！恥ずかしいー！！｣

｢お、俺も！ゆりの事愛してるよ！！｣

｢やぁだー！！キモいー！！｣

｢なんでだよッ！笑｣
　

愛してるなんて
今まで誰にも言った事なかった。

そんな大それた事言えるほど
自分の気持ちに自信がなかったから。

でもね隼人

隼人と
春に出会って
夏に笑って
秋に喧嘩して
冬に信じ合って

季節が変わる度に
街の色も景色も変わったけど

気持ちだけは
変わらなかったんだよ。
　

例えば永遠とか
ずっととか

形のないものが
あたしは嫌いだったんだけど

形ないからこそ

信じて
願い続けられるのかもしれないね。

あたしは昔も今も
隼人とならずっと…って
思ってる。
　

腕枕をしながら
隼人が言った。

｢ゆり～｣

｢なぁに？｣

｢前も言ったけど
俺生まれ変わっても
絶対またお前の事好きになるよ｣
　

｢…あたしも(笑｣

嬉しくて
幸せでたまんなかった。

｢まじ結婚しような！
俺頑張って金持ちになるから！｣

今まで結婚の話しになるたび
お金持ちじゃなきゃやだ。とか言って
隼人を困らせてたっけ。笑
　

｢お金持ちじゃなくていいよ(笑
隼人がいい｣

その言葉に少し驚いた後
本当に幸せそうに笑って

強く優しく抱きしめてくれた。
　

ねぇ隼人
上手には言えないけど
聞いてね。

こんなあたしと
毎日一緒に居てくれて
本当に
ありがとう。

こんなあたしを
愛してくれて
本当に
本当に
ありがとう。
　

ぶつかり合って
すれ違って
傷付け合った日々も

抱き合って
笑い合って
信じ合って
癒し合った日々も

そしてこれから二人で過ごす四季も

永遠に変わらない

あたしの１番の宝物です。

－－－－END－－－－
　

－あとがき－

○二番目の四季○
完結です。

誤字が多かったと思いますが、読んでくれた方、書き込みをしてくれた方、
本当にありがとうございました。
　

お疲れさまでした

ずっとﾘｱﾙﾀｲﾑで読んでて、ほんと起きててよかったです

隼人ｻﾝとお幸せに

あたしはこの話しを
ケジメというか
自分の中で整理したくて書いていましたが

何か少しでも
感じて考えてくれる方がいたら
本当に嬉しいです。

隼人と付き合い初めて
この夏で２年になりました。

皆さんも
心から愛せる人に出会えますように。

ありがとうございました。

高原ゆり
　

全部読みました!!
まぢ感動です(⊃Д≦｡)
ゆりｻﾝと隼人ｻﾝみたいに
信じ合える
愛してると心から言える
そんな人と
これから先一緒に生きていきたいと思ったぁ(･∀･)
ｽｺﾞｨこの話好きですww
お疲れさまでした☆

マﾘｲチャﾝ☆
こんな遅い時間に読んでてくれて嬉しいですッ!!
感想どうもありがとーッ(*´∀｀*)

二番目にカキしてくれた方☆

vodaだから絵文字がわかんなくてごめんなさいッ(●>□<●)
でもそんな風に言ってくれて嬉し過ぎです～(T-T)
読んでくれてありがとうｯ(≧３≦)

ﾏﾁﾞこの話どらいい!!たまらんッッ笑
ゆりﾁｬﾝも隼人君もめちｬいい女と男だがぁ(●´∀`●)頑張ってね☆

匿名サン☆

ら名古屋弁だでうけた!!笑
ありがとうございます～(;ω;)感想めちｧ嬉しいですッ☆

ゆりさん

隼人さん

ずっとﾗﾌﾞﾗﾌﾞでいてくださぃ(ﾉ>ω<*嬉)

この小説大好きで、ずぅっと影で読んでました笑

隼人さんとゆりさんがすごい想い合ってるのがわかります

私は今までで一番本気になって一番分かり合えた人とは色々あって別れちゃったんだけど、今はその人を越えれられるくらい好きになれる人と巡り合えるのをまってます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ゆりさんと隼人さんは私にとって理想のかっぷるです(

´３`)ﾉ

ゆぅチｬﾝ☆

長々しいのに読んでくれてありがとうございます(#＞∨＜#)☆

別れちｬったんですね…でも前向きで素敵ッ(;ω;)その別れをプﾗｽの出会いに変えれますように☆
あたしも影ながら応援していますｯ(*≧m≦*)

ゆりさん

お返事ありがとォｰ

もしよければ、恋愛

失恋板のところに私いるときあるんでまた話ませんか？

ずっと見てました(◎Ｕ∀U*)
マジいい話！
うちは結婚してて旦那いるけどこうゆう気持ち年月とともにもってなかったかも‥
これからは気持ちを改めようと思いました(*yωy)
いつまでもお幸せに

ゆぅチｬﾝ☆

うんッ♪トﾋﾟ立ててるのかなァ？？
あたしなんかでよかったら是非お話して下さい☆(´∀`*)♪

まゆみサﾝ☆

感想ありがとうございますｯめちァ感激でございます(T□T)!!
あたしは最近じゃよく
あの素晴らしい愛をもう一度！って歌ってます(*´∀｀*)
まゆみサﾝも幸せでいて下さいね☆

まだ立ててないんだけど、立てるときは～何て立てょぅかな

ゆぅの相談室ッて立てます(

´３`)ﾉ

今からたてますね(

'∀'

)

ホﾝﾄに②感動しました！！毎日チｪｯｸしてたんで,もぉ見れなくなると思うと悲しいけど…
最後まで読めてホﾝﾄよかったです。
これからも彼氏サﾝとラﾌﾞ②でいてください☆
おつかれ様でした♪

今一気に四季をよんでゆりさんの小説も読みました

楽しかった

てゅうか感動して涙がやばいです

うらやましLIな…

ずっとずっと幸せでLIてくださLI

お疲れ様でした

終わｯてしまｯ…たｯ…

なあｰンか２人の
恋愛見てたら､
羨ましLIとか
こンな恋愛したLIとか
そンな感情が産まれる

あたしも今の彼氏と
付き合ｯて２年だ㌔､
ゆりチｬﾝ達みたLIな
感じでわなLIンだﾓン

これで終わるのわ
正直悲しLI㌔…
結婚とかべﾋﾞとかの
話も

笑
これカﾗも２人３脚で
頑張ｯてね(*〇´艸`)

ゆぅチｬﾝ☆

了解ッ(´∀`*)覗きに行くネ♪

匿名サﾝ☆

毎日チｪｯｸしてくれてたなんて嬉しい…(p_;)ﾟ｡･
感想も嬉しいです(#＞∨＜#)☆最後までお付き合いしてくれてありがとうございましたッ♪

まみチｬﾝ☆

感動してくれたなんてあたしも感動です(;ω;) 思い出すとまだ泣けたりするんだけど、
羨ましいって言ってもらえると｢いい人好きになったんだなァ｣って思えます☆
ありがとうございました♪(ё^▽^ё)

ひいチｬﾝ☆

ひいちぁんッ(:□;)!!
最初から最後まで
ずっと応援してくれて
本当ありがとうッ☆
おかげで完結できました(*≧□≦*)ノ

ひいチｬﾝも２年なんだね☆トキﾒｷじゃなく安心って幸せもあるから(*≧m≦*)
幸せでいてねッ!!
ありがとォ☆(●^ε^●)