〇ニ番目の四季〇
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#510 [ゆり]
「…誰と?この辺住んでる奴?元カレ?」

「…慶太くんと」

「は?誰だよ」

隼人は
怒ってるような
悲しいような
複雑な横顔で言った。

「1年の爽やか君だよ」

「…」

隼人は溜め息をついた。
 

⏰:06/06/14 20:06 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#511 [ゆり]
「そいつん家どこ?」

「わかんない」


「……お前方向音痴だもんな」

「まぁね」


「…最後までしたの?…あーやっぱ聞きたくない」

「してないよ」

「…キスは?」

「してない」
 

⏰:06/06/14 20:09 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#512 [ゆり]
「…でも浮気したんだろ?」

「うん、おっぱい触られたもん」

淡々と答える自分。

こういう時に何故かあたしは強い。

自分は悪くないって
正当化ばっかりしてるから。

最悪な女だ。


「お前まじかよ…」

隼人が泣きそうになった。
 

⏰:06/06/14 20:13 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#513 [ゆり]
「ちょっと泣かないでよ〜」

隼人の肩に手を回す。

「うっせーよ…」

隼人が鼻水をすすり始めた。

「あ〜ごめんねッ殴っていいよ!」

「んな事出来る訳ねーだろ…」


本当
彼氏泣かせたりして
なんつー女だろう。
って思った。
 

⏰:06/06/14 20:18 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#514 [ゆり]
あたしは焦りながら
隼人の顔を覗き込んでた。

あたしが傷付いて
それだけで良かったのに
隼人まで傷付けて

なにしてんだろう。


「俺ずっとお前の事探してたんだよ…?」

「…うん」

「ずっと俺だけだって…お前言ったじゃん…」
 

⏰:06/06/14 20:22 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#515 [ゆり]
何も言えなかった。


謝罪の気持ちはあったけど

隼人を責める気持ちもあったから。

だけど
責任転嫁したって
また言い合って
傷付け合うだけ。

だから何も言えない。


いつの間にか
空は暗くなっていた。
 

⏰:06/06/14 20:27 📱:V703SH 🆔:uwhDiWoo


#516 [我輩は匿名である]
この小説楽しい

⏰:06/06/15 16:19 📱:P902i 🆔:NH7/nXyQ


#517 [y]
早く見たぁぁい

⏰:06/06/15 16:45 📱:W41CA 🆔:Ud7JMFVc


#518 [我輩は匿名である]
ちょッと読ませてさぃ

>>1-70
>>70-150
>>150-220
>>220-300
>>300-370
>>370-450
>>450-560
失礼しましたッ

⏰:06/06/15 17:24 📱:N900i 🆔:☆☆☆


#519 [ゆり]
皆様ありがとうございますo(^-^)o☆
少し書きます☆

⏰:06/06/15 20:31 📱:V703SH 🆔:qO6SEqHA


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