春の希望と・・・Part2【BL】
最新 最初 🆕
#100 [コロ]
●きります●

仕事が忙しく、なかなか
更新が進みませんm(__)m
ご了承下さい。。。

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:09/08/01 00:21 📱:SH700i 🆔:qKhgzgDI


#101 [\(^O^)/]
.
>>1-100

⏰:09/08/01 01:11 📱:W54SA 🆔:QyqBqkok


#102 [コロ]
\(^O^)/様

安価ありがとうございます☆☆

⏰:09/08/03 23:53 📱:SH700i 🆔:W6WVmSrs


#103 [コロ]
>>99から

――――

――・・・

ぼんやりとやり過ごしていると、昔の事を思いだした。

望の表情と幼い頃の自分が、どうしても重なり、胸の辺りが苦しくなる。
 

⏰:09/08/04 00:12 📱:SH700i 🆔:kY8qswq6


#104 [コロ]
 


17年前。石田真二は
医者の家系に生まれた。

父と母、それと4つ年の離れた兄がいる。
 
兄は父の敷いた医者と言う人生のレールの上をただひたすら走り、今は医大に進んでいるが、自分はそんな物に興味は無い。
 

⏰:09/08/04 00:15 📱:SH700i 🆔:kY8qswq6


#105 [コロ]
 
そのせいで、家族には見放されていた。

そもそも、医者の道に進みたく無くなったのは、家族のせいだと言うのに。

前は自分だって、将来はきっとその道に進むんだろうと思っていた。
 

⏰:09/08/04 00:22 📱:SH700i 🆔:kY8qswq6


#106 [コロ]
 
他にやりたい事も
したい事も無かったので
「医者」は石田にとって
将来の夢だったのかもしれない。

勉強は得意だったが、それ以上に努力していたし、兄に負けたくないと言う思いもあった。
 

⏰:09/08/04 00:28 📱:SH700i 🆔:kY8qswq6


#107 [コロ]
 
12歳の時、父が祖父から病院の医院長を任される事になり、将来の後継ぎは長男の兄で、自分は何の地位も与えられない事は解ってはいた。

でも、何かを認めてもらいたかったのか、自分の存在に気付いてほしかったのか、ただがむしゃらに勉強をして成績を上げるのに必死になっていた。
 

⏰:09/08/04 00:40 📱:SH700i 🆔:kY8qswq6


#108 [コロ]
 
頑張っても何も得る事は無いのに・・・。


自分は兄より成績は少し良いが、両親は兄の方ばかり可愛がっていた。

兄の成績だって、申し分無いレベルだ。
そうなると要領の問題で、自分は両親にとって要領の悪い息子だったらしい。
 

⏰:09/08/07 00:11 📱:SH700i 🆔:k1/.F68.


#109 [コロ]
 
兄と同じ悪さをしても
怒られるのは何時も自分で、そのたびに母の平手が飛んできた。

父に関しては、鼻血が出るほど殴られた事もある。

それでも、自分を見てもらいたくて・・・努力してるのを知ってもらいたくて、全てに必死だった。
 

⏰:09/08/07 00:17 📱:SH700i 🆔:k1/.F68.


#110 [コロ]
 
けど、それに気付いてもらえる事は無く、努力は暴力となって返ってきた。

兄も、自分より成績の良い弟が目障りだったらしく、度々嫌がらせをしてくるので、自分はそんな毎日に疲れてしまった。

負けるのが悔しいなら
負けないように努力すれば良いのに。
 

⏰:09/08/07 00:27 📱:SH700i 🆔:k1/.F68.


#111 [コロ]
 
後継ぎの座を奪われるとでも思っていたのか・・・。

自分がどんなに必死になって両親を呼んでも、返事なんか無い。

子供心に傷ついていた。

そんな弟に後継ぎなんてさせない事は目に見えてる。 

⏰:09/08/08 00:35 📱:SH700i 🆔:gaJrkkfg


#112 [コロ]
 
兄は解っていたのに、嫌がらせを止めなかった。

きっと、よっぽど悔しかったんだろう。

両親の愛、後継ぎ、約束された人生・・・

これで4歳離れた弟が
4年後に自分の成績より良い結果を出さなければ、もっと完璧なのに。
 

⏰:09/08/08 00:44 📱:SH700i 🆔:gaJrkkfg


#113 [コロ]
 

なにもかも手に入れてるんだから、一つぐらい弟に花持たせたっていいじゃないか。

そう思うのに、兄はそれを許さない人なんだ。

すめて兄だけでも、俺を家族だと認めて欲しかった。
 

⏰:09/08/10 00:45 📱:SH700i 🆔:q0ajkx0I


#114 [コロ]
 
元々、愛情の薄かった両親。
虐待だと言いたい程の暴力を受けた時は、誰かに縋りたい気持ちでいっぱいだった。

小さな頃は、兄に泣きついた事があったが、それも少しで意味の無い事だとわかった。
 

⏰:09/08/10 00:54 📱:SH700i 🆔:q0ajkx0I


#115 [コロ]
 
俺が医者にならないと決めてから、暴力はますます酷くなったけど、俺は誰にも頼らなかった。

どんなに助けを求めたって、家族の中に手を差し延べてくれる人は居ない。

邪魔者は俺一人。

なら、始めから生まなきゃよかったんだ。
 

⏰:09/08/10 00:59 📱:SH700i 🆔:q0ajkx0I


#116 [コロ]
 

頑張っても認めてもらえず、愛情が無いかわりに暴力を与えられた・・・

医者を目指す心を奪われ
医者の夢を失った。

何もかも無くなった時
自分は、今の北本と
同じ瞳をしていた・・・。
 

⏰:09/08/13 02:57 📱:SH700i 🆔:RiOJYeGw


#117 [コロ]
 
自分一人では、出られないほど深い闇に落ちて、どうする事も出来ない。

助けを呼びたいけど
呼べないんだ。

誰かが気付いて助けてくれないと・・・

感情がある分、人間は強いけど、感情があるから人間は弱い。
 

⏰:09/08/13 03:07 📱:SH700i 🆔:RiOJYeGw


#118 [コロ]
 
中等部3年の時、一度だけ首席から落ちた事があった。

初めての二番。

中等部の頃から寮で生活していた俺は、テストの数日前に実家に電話をした。

2ヵ月ぶりに電話越しに聞いた母の声は、いつもの様に冷たい。
 

⏰:09/08/15 02:25 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#119 [コロ]
 
何を言っても感情の無い返事がたまに返ってくるだけで、しばらく頑張って話しかけていたけど、だんだん疲れてきてしまった。

一方的な会話はすぐに途切れ、電話の向こうに母が居るのかどうか解らない程静かな沈黙が訪れた時、初めて母の方から話しかけられた。
 

⏰:09/08/15 02:35 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#120 [コロ]
 
急速に体温が上がる。

母の口からどんな話しが出るのかなんて二の次で、単純に嬉しかった。

どんな話題でも、自分と会話をしてくれるなら、何だって良い。


期待に胸が膨らむ。
 

⏰:09/08/15 02:49 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#121 [コロ]
 
しかし、次の瞬間耳に響いた母の声は、今までで一番冷たく、一番感情のこもった物だった。


《真二(シンジ)・・・あなた、休みの度に帰って来なくていいわ。》

元々、お盆と正月しか帰ってなかった。
つまり、家に帰って来るなって事だろう・・・。

⏰:09/08/15 02:59 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#122 [コロ]
 
なんか、もう駄目なんだと思った。

自分はすでに家族でも何でもないんだ。

他人の俺が、家族水入らずで過ごす盆や正月に入り込んで来たら、さぞかし迷惑だろう。
 

⏰:09/08/15 03:06 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#123 [コロ]
 
だから、何も言い返せなかった・・・。


少しの間、無音の時間が流れて、俺はゆっくり受話器を置いた。

開放された・・・家族から。

自由を手に入れたのに、
もう暴力も受けなくて良いのに、少しも嬉しくない。

⏰:09/08/15 03:17 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#124 [コロ]
 

本当なら、ここで喜ばないといけないのに。

自分で思ってるより、精神的なダメージは大きかった様で、その日から一週間ほどの記憶が曖昧だ。

気付けばテストは殆どの教科が終わっていた。
 

⏰:09/08/15 05:19 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#125 [コロ]
 
自分は、まだ少しだけ
家族に愛されたいと言う
感情が残っていた。

だからこんなにショックを受けたんだろう。

母の声に喜んだのも
言葉に絶望したのも・・・
原因は自分に要らない感情が残っていたからだ。
 

⏰:09/08/15 05:25 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#126 [コロ]
 
こんな物、早く捨ててしまえば良かった。


当然、最悪のコンディションで受けたテストはボロボロで、初めて自分より前に他人の名前が載ってるテストの順位表が張り出された。

それでも、二番だったんだが、一位の記録が途絶えた事がショックだった。

⏰:09/08/15 05:43 📱:SH700i 🆔:6F5NnYCc


#127 [コロ]
 
両親に認めてもらいたくて、ずっと勉強を頑張ってたのに・・・

首席であり続ければ、いつか振り向いてもらえると必死だった。

それが、母の一言でこんなにあっさり崩れてしまうなんて・・・。
 

⏰:09/08/16 01:15 📱:SH700i 🆔:JniCch4U


#128 [コロ]
 
今までの自分からしたら
取り返しのつかない事だが、もう関係ないんだ。

ショックを受けたって
全て失った後だから、どうでも良いはず。

ただ、心にぽっかり穴が開いてしまった。
 

⏰:09/08/16 01:22 📱:SH700i 🆔:JniCch4U


#129 [コロ]
●きります●

読んで下さっている皆様、ありがとうございます☆
よければ感想板でも、訪問お待ちしています(^^)

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:09/08/16 01:27 📱:SH700i 🆔:JniCch4U


#130 [コロ]
 
――――
―――

――

鈴原の部屋の前にずっと居る訳にいかない。

誰かに見られて良い事は無いだろう。

石田は思い腰を上げて
部屋の扉の前に立った。
 

⏰:09/08/19 22:39 📱:SH700i 🆔:IgCr7V1w


#131 [コロ]
[訂正]

×→思い腰
○→重い腰

すみませんm(__)m

⏰:09/08/19 22:40 📱:SH700i 🆔:IgCr7V1w


#132 [コロ]
 
鍵は開いている。

中へ入り、一応鍵を閉めてリビングに進む。

秋が起きていたら、鈴原が帰って来たと思っているかもしれない。


やはり震えているんだろうか・・・。
 

⏰:09/08/19 22:48 📱:SH700i 🆔:IgCr7V1w


#133 [コロ]
 
秋の居る寝室に入る気にもなれず、そのまま床に座り込んだ。

クーラーの音と蝉の鳴き声しか聞こえない物悲しい室内・・・

それが余計に望の事を思い出させる。
 

⏰:09/08/23 01:42 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#134 [コロ]
 
北本望は皆が認める学園のアイドルだ。

でも自分は興味なんて無かったし、あんな子供っぽい容姿・・・好みのタイプでも何でもない。

ただ、中西勇気が北本に興味を持った。

それは同時に俺の中でも
北本は興味の対象になると言う事。

⏰:09/08/23 02:00 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#135 [コロ]
 
気に入らない相手の弱みが北本なら、そこを攻めるのは当然だ。

だから攻めた。

自分でも酷いと思うぐらいの事を北本にした。

おまけに今は鈴原大和の手に渡っている。
 

⏰:09/08/23 02:10 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#136 [コロ]
 
自分が思い描いてた結果より遥かに北本を苦しめる事が出来たんだ。

何の文句も無い。
大満足の結末じゃないか。

あとは、傷ついた北本を
中西の前に放り出せば良いだけ・・・。
 

⏰:09/08/23 02:16 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#137 [コロ]
 
俺の事は脅して口封じすれば全て上手く行く。

なのに・・・

自分はいつから、こんなに北本を心配するようになったんだろう

いつから北本を独占したいと思うようになったんだろう・・・。
 

⏰:09/08/23 02:20 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#138 [コロ]
 

僅かに芽生えた新しい感情。

少しずつ、それに気付き始めた自分が居る。

いや、もう気付いているけど、気付いて無いふりをしてるだけで、本当は北本がこのまま自分のモノになれば良いと願っている。
 

⏰:09/08/23 02:28 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#139 [コロ]
 
このまま中西の事なんて
忘れてほしい。

俺だけを見て、俺だけに
微笑みかけてくれたら
俺はもう他に何も要らない。

北本だけが側に居てくれたら、それだけで俺の今までの人生は救われる気がする。
 

⏰:09/08/23 02:36 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#140 [コロ]
 
だけど、この思いは気付いてはいけないんだ。

幼い頃からの俺の努力を
あの時、中西は馬鹿にした。

どんな思いで俺が今まで生きてきたとか、あいつに口だしする権限なんて無い。
 

⏰:09/08/23 02:44 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#141 [コロ]
 
なのに、中西は鼻で笑ったんだ。

俺が必死で生きてきた人生を、嘲笑うかの様に・・・。

許せなかった。

俺だって解ってる。
どんなに頑張っても、親に振り向いてもらえない事ぐらい。

⏰:09/08/23 02:52 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#142 [コロ]
 
俺が必死な姿がとんなに
滑稽で愚かなのか、鼻で笑ってしまう程、可笑しいだろう事は・・・

解ってるからこそ、図星をつかれた様で腹が立った。
あの時の中西の態度も言葉も、ずっと胸の内に仕舞い込んで、復讐のチャンスを待っていた。
 

⏰:09/08/23 03:06 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#143 [コロ]
 
自分でも子供っぽい馬鹿な考えだと思う。

けど、中西に俺の人生を鼻で笑われたり、口出しされる筋合いなんて無い。

だって、そぅだろ・・・

何で人一倍、努力してきたつもりなのに、馬鹿にされなきゃならないんだ。
 

⏰:09/08/23 03:13 📱:SH700i 🆔:4CKlbMPE


#144 [コロ]
 
だから、俺は中西が必死で守っている北本を傷つけて、汚して、最後は鼻で笑って捨ててやるつもりだ。

それ以外の感情は持ってはいけない・・・。


気付いちゃいけない。
 

⏰:09/08/26 05:48 📱:SH700i 🆔:3Y.RGkXg


#145 [コロ]
 
―――・・・

石田が改めて望への思いを再確認していると、突然 寝室の方から泣いている様な呻き声が聞こえてきた。

秋だと直ぐに気付き
躊躇したが、だんだん大きくなる声に不安を感じて、石田は様子を見に行く事にした。
 

⏰:09/09/01 14:48 📱:SH700i 🆔:A9x5nTX6


#146 [コロ]
 
寝室の扉を開けて、まず目に入ってきたのは、両手を拘束されている秋だった。

足をばたつかせてパニックに陥っている。

石田は慌てて駆け寄り、秋を驚かせない様、小さな声で優しく話しかけた。
 

⏰:09/09/01 23:12 📱:SH700i 🆔:A9x5nTX6


#147 [コロ]
 
石「秋さん・・・石田です。
 解りますか?」

秋「ンッ うぅ゙ッ ヒック」

秋は石田の声が聞こえ無いのか、理解出来ないのか、こちらを見ようとしない。

しかたなく原因を探そうとした時、ベッドに幾つもの赤い染みを見つけた。
 

⏰:09/09/01 23:20 📱:SH700i 🆔:A9x5nTX6


#148 [コロ]
 
そして、秋の自身の先から細い棒の様な突起物が出ている。

石田の背中を冷たい汗が流れた・・・

ここまで秋を苦しめる鈴原が解らない。
もし、今望が同じ目に合っていたらと思うと、足が奮えた。
 

⏰:09/09/02 18:12 📱:SH700i 🆔:i8eUgoAE


#149 [(`Α´メ)]
鈴原許さーんッ!!


がんばれ(´Д`)

⏰:09/09/02 20:25 📱:P905i 🆔:07OIs3Co


#150 [コロ]
(`A´メ)様

鈴原は最悪な奴ですね!
こんな奴実際に居たら絶対仲良くしないです。
この話しが終わったらキャラの人気投票とかしたいと思うので、鈴原が何処まで上がってこれるか楽しみです☆笑

⏰:09/09/05 17:07 📱:SH700i 🆔:Yx66we1w


#151 [コロ]
>>148から


秋「ぅぁあッ ぃゃだッ 」

石「ッ・・・秋さんッ!
 じっとしてて下さい」

石田はなるべく秋に負担をかけない様に、秋の自身に刺さっている棒をゆっくり引き抜いた。
 

⏰:09/09/05 17:15 📱:SH700i 🆔:Yx66we1w


#152 [コロ]
 
少し暴れたが、腕を拘束されているので、大丈夫だと声をかけながら体を押さえると、秋は驚くほど簡単に大人しくなった。

鈴原相手では、大人しくしないと後が酷いんだろう。

石「―――・・・秋さん。
 取れましたよ・・・
 もう大丈夫ですから」
 

⏰:09/09/05 17:23 📱:SH700i 🆔:Yx66we1w


#153 [コロ]
 
秋「うぅッ ヒック ・・・」

しばらく秋は肩を震わせて泣き続けたが、しばらくして落ち着き始めると、石田の存在に気付き、慌てて自分の体を布団で覆った。

秋「いし・・だ・・・くん?
 今、大和は居ないよ」

どうやら鈴原に会いに来たと思った様だ。
 

⏰:09/09/08 00:17 📱:SH700i 🆔:LQKHbFRo


#154 [コロ]
 
石「いや、今日は秋さん
 に会いに来たんです」

石田の言葉に、秋は小さく体をビクリと跳ねさせ、顔には不安が現れている。

秋「ど、どうし・・て?」

石田は、少しでも秋を安心させる様に、少しでも傷つけない様に優しく話し出した。
 

⏰:09/09/08 00:22 📱:SH700i 🆔:LQKHbFRo


#155 [コロ]
 
石「俺が先輩の秋さんと
 喋りたいからです。
 話し相手になって貰え
 ますか?」

そう言うと、秋は驚いた表情になり、黙り込んでしまった。

なんと返事をすれば良いのか解らないと言う感じだ。
 

⏰:09/09/08 00:30 📱:SH700i 🆔:LQKHbFRo


#156 [我輩は匿名である]
この小説何かだんだん怖くなってきてません...?
でも最後まで頑張って下さい!!

⏰:09/09/08 18:39 📱:SH001 🆔:jaQynSns


#157 [りお]
あげっ

⏰:09/09/09 01:13 📱:W61P 🆔:mLYAEq1M


#158 [コロ]
>>156我輩様

最初に記載してますが
無理矢理や、鬼畜表現が
多々入りますm(__)m
でも最後はハピエンの小説なので、それに向けて頑張ります☆

>>157りお様

ありがとうございます☆
頑張って更新します!

⏰:09/09/10 18:12 📱:SH700i 🆔:KB2JLQtw


#159 [コロ]
>>155から

石「秋さん、この拘束
 はずしますね・・・
 シャワー浴びましょ。
 歩けますか?」

秋「ぁ・・・・っ・・」

戸惑いながらも、秋は小さく頷いた。
 

⏰:09/09/10 23:57 📱:SH700i 🆔:KB2JLQtw


#160 [コロ]
 
腕の拘束を解くと、手首には痛々しい痣が出来ている。

ベッドの淵に座らせ、体を支えてやると、ふらつきながらも秋は立ち上がって歩きはじめた。

短い距離だが、今の秋には長く感じるだろう。
 

⏰:09/09/11 03:19 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#161 [コロ]
 
途中、何度か転びそうになったが、石田が支えているお陰で転倒はしなかった。

シャワー室に着き秋に声をかけると、秋は一人で大丈夫だと言ったので、石田はその場で待つ事にした。

直ぐに水が流れる音が響いたが、その中に秋の啜り泣く声も聞こえる。
 

⏰:09/09/11 03:37 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#162 [コロ]
 
今、秋の泣き声は痛いほど心に響いてくるのに・・・
どうして初めて犯した時の望の泣き声は、何も感じる事が出来なかったのか。

聞こえていたけど、まるでBGMの様に聞き流していた。

あの時、もっとちゃんと耳を傾けていれば、自分は望をここまで傷付けずに済んだかもしれない。

⏰:09/09/11 03:48 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#163 [コロ]
 
どんなに後悔しても、今となっては遅すぎる。

最悪な出会いだった。
中西への恨みを晴らすために利用したし、気付いてはいけない感情だと、さっき自分に言い聞かせた。


だけど・・・

やっぱり、自分は・・・
 

⏰:09/09/11 05:29 📱:SH700i 🆔:BeB0y652


#164 [コロ]
 


―――・・・

 パタンッ


石「!・・・」

いつの間にか時間は過ぎていた様で、シャワー室の戸が閉まる音が聞こえ、石田は秋の服が無い事に気が付いた。

⏰:09/09/12 05:14 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#165 [コロ]
 
辺りを探しても、それらしい物は見当たらない。

石「秋さん・・・
 服なんですけど――」

聞いた方が早いと思い、シャワー室の外から秋に声をかけたが、秋の返事に石田は言葉に詰まってしまう。

秋「ぁ・・・ごめんね
 服は無いんだ・・・。」
 

⏰:09/09/12 05:25 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#166 [コロ]
 
服は無い?

一枚も・・・?

石「ここに着て来た服
 とかありますよね?」

秋「・・・探せば、どこかに
 あると思うけど・・・
 今僕が着て良い服は
 無いんだ。」
 

⏰:09/09/12 05:30 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#167 [コロ]
 
つまり鈴原の言い付けで
秋は服を着る事を許されていない。

秋「でも、大丈夫だよ・・・」

そう言った秋は、数分後
バスタオルに身を包んでシャワー室から出てきた。
 

⏰:09/09/12 05:41 📱:SH700i 🆔:xzU.0Jp2


#168 [コロ]
 

秋「石田くん・・・」

石「ぁ・・・大丈夫ですか?」

秋「うん、ごめんね
 変なとこ見せて・・・」

石「いや・・・俺こそ、
 突然来てすいません」
 

⏰:09/09/14 01:06 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#169 [コロ]
 
すでに微妙な空気だが、これ以上悪くなる前に石田は秋を一人リビングに残して、寝室へ向かった。

やはり、バスタオル一枚しか身につけていない秋が可哀相で、何か着れる物を探しに行ったのだ。
 

 

⏰:09/09/14 01:12 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#170 [コロ]
 
程なくしてリビングへ戻ってきた石田は、鈴原の名字が刺繍された体操服を手に持っている。

それを渡された秋は、鈴原の服を着るなんて恐ろしい事は出来ないと嫌がったが、絶対バレないから大丈夫だと言う石田の強い押しに負けて、着替える事にした。
 

⏰:09/09/14 01:20 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#171 [コロ]
 
よく考えれば、鈴原はともかく、他人の前で裸に近い姿で居るなんて、かなりおかしい。

いくら石田が自分の状況を知っているからと言っても、一般常識的に服を着ているのは当たり前。

体操服を着ながら、秋は自分が恥ずかしくなり、着替え終わった後、改めて石田に謝罪した。

⏰:09/09/14 01:26 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#172 [コロ]
 
石田に嫌な思いをさせたかもしれない・・・

謝りながら表情を伺うと、そんな雰囲気は一切無く、石田は秋に、ふわりと悲しそうな笑顔を見せた。

石「俺なんかに・・・
 謝らないで下さい。」
 
秋「――ぇ・・・?」
 

⏰:09/09/14 01:35 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#173 [コロ]
●きります●

ご意見 ご感想は、感想板までお願い致します☆

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/09/14 01:38 📱:SH700i 🆔:LKbme8nU


#174 [コロ]
 
そんな返事が返って来るとは思っていなかったため、秋は驚いて石田を見上げる。

すると秋と視線のぶつかった石田は、少し間を置いてから秋をその場に座らせ、自分も腰をおろした。

石「・・・・・俺の話し
 聞いてくれますか・・?」
 

⏰:09/09/16 01:54 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#175 [コロ]
 
けして秋に話すべき内容じゃない。

自分は一体何を考えているんだ・・・秋に話して、何になると言うんだ。
ただ軽蔑されるだけに決まっている。

話しを聞いてくれと言ったものの、なかなか話し出さない石田に、秋の方から声をかけた。
 

⏰:09/09/16 02:01 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#176 [コロ]
 
秋「石田くん・・・話しって
 石田くんの部屋に居る
 子の事かな・・・・?」

今度は石田が驚いて秋の顔を見た。

たしかに、鈴原から話しは聞いて知っていたかもしれないが、秋の方から言われると何とも言えない感情が沸き起こる。
 

⏰:09/09/16 02:07 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#177 [コロ]
 
石「――・・・はぃ」

返事をすると、秋は少し俯いてしまった。

瞳には僅かに涙が溜まっている。


秋「ッ・・・ぉ願ぃ・・
 
   もぅ、やめて・・」
 

⏰:09/09/16 02:14 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#178 [コロ]
 

石「――――ッ」


ドクンと、心臓が痛いぐらいに鳴った。

秋の声が・・・あまりにも悲痛で、あまりにも重い。

秋だから望の痛みが解る。
秋だから望の苦しみが解る・・・。
 

⏰:09/09/16 02:20 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#179 [コロ]
 
人に支配され、暴力を振るわれながら同じ男に性的な侮辱を受ける事が、どんなに恐ろしいか・・・。

自分の目の前で細い肩を震わせながら必死で涙を堪えているこの人は知っている。

自分だって昔、家族から暴力を受けていたのに、何故今になって気付いたんだ。
 

⏰:09/09/16 02:31 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#180 [コロ]
 
後で後悔すると・・・
何故あの時思わなかったんだ。

親に虐待された子供は成長すると自分も虐待をしていまうって言うあれか?

考えてみれば、誰かに恨みがあって、あそこまで酷い事をする人間は、めったに居ないだろう。
 

⏰:09/09/16 02:42 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#181 [コロ]
 
レイプして、殴って、蹴って、またレイプして・・・。

自分の残忍さに恐怖さえ感じる。


石田の顔色が悪くなってきて、秋は震える喉を振り絞って声を出した。

秋「石・・田くん・・・・?」
 

⏰:09/09/16 02:52 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#182 [コロ]
 
秋の声で我に返った。

石「・・・俺、後悔してます」

秋「――・・・」


石「北本の事・・・
 
 こんなに好きになると
 思わなかった・・・ッ」
 
 

⏰:09/09/16 03:02 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#183 [コロ]
 
言葉にしてしまうと、今まで否定しようとしていたのが馬鹿らしいぐらいに望への思いが爆発する。

石「北本と、もっと別の
 形で出会いたかった。
 そしたら、違う未来が
 あったかも・・・・・。」

秋「―――・・・
 僕に話してくれない?
 全ての始まりから。」
 

⏰:09/09/16 03:14 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#184 [コロ]
 
そう言った秋に、先程の怯えた様子は無くなっていた。

本来の柔らかく包み込むような表情に、石田は何故か心が落ち着いて行くのを感じる。

――あぁ、この人には
大和さんがどんなに汚そうとしても汚れない何かがあるんだろうな・・・。
 

⏰:09/09/16 03:29 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#185 [コロ]
 
頭の隅で、ぼんやりと
そんな事を思った。




――――
―――

――
 

⏰:09/09/16 03:31 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#186 [コロ]
 

まず、自分が子供の頃の話しをした。

秋は静かに耳を傾けて聞いてくれている。

家族に愛されてない話しは、自分が惨めになるからあまり言いたくなかったが、秋は話しを聞くのが上手いのか、以外とすんなり言葉にする事が出来た。
 

⏰:09/09/16 03:42 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#187 [コロ]
 
暴力が痛くて辛い事を知っているのに、望に酷い仕打ちをしてしまったと話すと、秋は悲し気な表情をした。

そして、どうして望にその様な事をしなければならなかったのかを聞いてきた。

だから石田は、過去に勇気と自分の間に存在していた、確かな友情の話しをする事にした。

⏰:09/09/16 03:57 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#188 [コロ]
 

―――・・・

あれは中等部3年の春。

一つ学年が上がり、普通なら高校受験を考える年だが、ここはエスカレーター式なので教室に漂う雰囲気はどこと無くのんびりしている。
 

⏰:09/09/16 04:05 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#189 [コロ]
 
それでも自分は、その空気に飲み込まれる事なく、いつも勉強に勤しんでいた。

全て、とっくの昔に見捨てられている両親に振り向いてもらう為。

首席を誰かに奪われない為だった。
 

⏰:09/09/16 04:10 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#190 [コロ]
 
いつもピリピリしている俺に話しかけて来る奴なんて殆ど居なかったが、話しかけられても邪魔にしかならないので調度良かった。

しかし、そんな俺に無謀にも声をかけた奴が2人いる。

それが、中西勇気。
それと、古賀正人だった。
 

⏰:09/09/16 04:22 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#191 [コロ]
 
偶然にも俺達は同じクラスになったのだ。

はじめに中西から声をかけられ、適当に返事を返したのを覚えている。

その次の休み時間に、古賀に声をかけられた。

その時、古賀は中西が俺に何と話しかけたのかを聞いてきた。
 

⏰:09/09/16 04:30 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#192 [コロ]
 
厄介な奴らに目を付けられたと溜め息が出る。

中西も古賀も、学園の有名人だった。

もちろん今と変わらず問題児と言う意味・・・それと、容姿が良くてモテると言う意味で。
 

⏰:09/09/16 04:39 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#193 [コロ]
 
この頃からすでに仲の悪かった二人は、事あるごとに衝突している。

はじめて声をかけられた日から、俺を巻き込む気なのか、嫌がらせの様に中西は毎日話しかけてきた。

その度に古賀が負けじと話しかけて来るので、いつしか俺には二人の友人と呼べるクラスメイトが出来ていた。

⏰:09/09/16 04:51 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#194 [コロ]
 
端から見れば変だろう。

中西と古賀の仲は最悪なのに、俺はその二人と普通に話しをするし、普通に昼飯を食ったりしている。

もちろん別々にだか。

その事に対し、二人も特に何も言わなかった。
アイツと仲良くするなとか、そんな子供じみた事を言う奴らではない。

⏰:09/09/16 04:59 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#195 [コロ]
 
だから俺も問題が無いのなら良いんだろうと、その奇妙な友人関係を続けていた。

古賀は馬鹿だから、一緒にいると俺が世話係になるが、見た目に反して話しやすいし、楽しい奴だ。

中西は頭が良く、古賀とは違う意味で話していて楽しかった。兄が中西の様な人物だったら・・・と思った。

⏰:09/09/16 05:19 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#196 [コロ]
 

この学園に入ってずっと寮生活をしていて、寂しかったのかもしれない。

友達と呼べる奴も居なくて、孤独感は実家にいる時よりも感じていた。

だから、二人と仲良くなれた事が単純に嬉しかった。
 

⏰:09/09/16 05:35 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#197 [コロ]
 
嬉しかった・・・けど、

心が全て満たされる事はない。
俺が欲しいのは友情じゃなくて愛情だから――・・・。

そんな気持ちを抱えて日々を過ごしていたが、3年になって初めての中間テストが近付いていたため、俺はいつもにも増して勉強に力を入れていた。
 

⏰:09/09/16 05:51 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#198 [コロ]
 
今回も一番を取って、それを両親に報告したい。

いつもなら結果だけを電話で報告するが、最近 中西や古賀と話しをするからか浮かれていたせいもあり、テストに挑む前に母、もしくは父の声が聞きたいと思ってしまった。

だから、俺はこの時・・・
これが最後になるなんて思いもしなかった電話を実家にかけてしまった。

⏰:09/09/16 06:03 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#199 [コロ]
 
―――・・・

母の言葉に傷付き、受けたテストは二番と言う最低な結果で・・・

しかも、その時の一番は
中西だったので、余計にショックが大きかった。

二番に落ちたのは自分の責任だ。しかし、それで一番を取った中西を祝福してやれるか解らない。

⏰:09/09/16 06:16 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#200 [コロ]
 
自分の責任なのに、二番に落ちたのを中西のせいにしてしまいそうだ。

そんな事してはいけない。

どうしてこんな時、一番を取られた相手が中西なんだ・・・ッ

いつも次席をキープしている濱田ならまだ良かったのに。

⏰:09/09/16 06:24 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#201 [コロ]
 
石田が悶々としていると、後ろから最近聞き慣れた声が降ってくる。

中西だ。

中西は、テスト結果を見ると口角を上に持ち上げ、ニヤリと俺に笑顔を向けた。

それは15歳らしい無邪気な笑顔で、いつもの中西より歳相応に見える。
 

⏰:09/09/16 06:37 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#202 [コロ]
 
そして次の瞬間、中西の口から俺の耳に届いた言葉は俺を凍りつかせるには充分な力を持っていた。

『中西とは友達だから、俺 今回は手ぇ抜かずにテスト受けたんだぜ?』


ハ?・・・ ナニ ソレ?
 
 

⏰:09/09/16 06:46 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#203 [コロ]
 
沸々と怒りが込み上げる


それは、本気を出せばいつでも俺より結果を残せるとでも言いたいんだろうか?

このままでは、中西に全てのイラ立ちをぶつけてしまいそうで、俺は踵を返し無言でその場を去ろうとした。
 

⏰:09/09/16 06:53 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#204 [コロ]
 
しかし、中西はそんな俺の腕を掴むと、ものすごい力でズルズルとどこかに引っ張っていった。

俺の制止の言葉も聞かず、つれて来られたのは屋上だった。

さっき途中で予鈴が鳴っていたから、屋上には誰も居ない。
 

⏰:09/09/16 06:59 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#205 [コロ]
 
なんだと聞くと、中西はいきなり頭を下げて謝ってきた。

さっきの言い方は、俺に対して失礼だったと・・・。

だから、謝るぐらいなら最初からちゃんと考えてから発言しろと言ってやった。
 

⏰:09/09/16 07:03 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#206 [コロ]
 
そうだよな・・・なんて反省している様なので、俺はもう中西を咎める気持ちにならなかった。

元々、順位を落としたのは俺が悪いんだし、もう俺には一番を報告する相手が居ない。

親に見捨てられた以上、俺が首席に執着する理由は無くなった。
 

⏰:09/09/16 07:10 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#207 [コロ]
 
俺は中西に、今回は負けたけど、次は勝つと伝えた。

それに中西が、次も勝つと答えた所で、本鈴のチャイムが鳴り響く。

互いに顔を合わせて笑みがこぼれ、なんだが前より友情が深まった気がして、俺達はそのまま授業をサボる事にした。
 

⏰:09/09/16 07:21 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#208 [コロ]
 
この時、授業をサボった事で、1時間後に俺達の間に一生かけても元に戻らない程の亀裂が走るなんて、中西も俺も想像しなかった。

今まさに友情が深まった所で、そんな事 予想できるわけない。
 
 

⏰:09/09/16 07:30 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#209 [コロ]
▼訂正▼

>>202 勇気の言葉で

中西とは友達だから・・・

↓↓訂正↓↓

石田とは友達だから・・・

になりますm(__)m
勇気が自分の名前を言ってしまいましたッ
遅くなりましたが、訂正致しますm(__)m
 

⏰:09/09/16 07:37 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#210 [コロ]
●きります●

コロにとっては久々に多めの更新をしました(^^)
読んで貰えると幸いです☆

感想、ご意見は下記までよろしくお願い致します。

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/09/16 07:45 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#211 [コロ]
 

――――
――

秋「一体、二人の間に
 なにがあったの?」

石「中西に、どうして勉強
 を頑張るのか聞かれて
 ・・・俺、中西になら全部
 話しても良いかなって
 思ったんです。」
 

⏰:09/09/18 00:02 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#212 [コロ]
 
秋に、家族のこと?と聞かれ、石田は小さく頷いた。

石「だから話した・・・。
 でも、話すべきじゃ
 なかったんだ。」

秋「・・・大切な友達には
 なんでも話したいって
 思うよ。」
 

⏰:09/09/18 00:06 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#213 [コロ]
 
秋の言葉に石田は、友達でも自分の生きてきた環境は、やはり話すべき内容ではないと思う。

石「中西は、俺の話しを
 聞いて鼻で笑いました」

秋「・・・そんな」

石「虐待受けてんのに
 そんな親に振り向いて
 貰う為に勉強する俺が
 馬鹿だって・・・」

⏰:09/09/18 00:13 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#214 [コロ]
 
秋「ぇ・・・でも、それって」

石「そんな無駄な所に
 努力使うなら、セックスの
 テク磨いて恋人作った
 方が愛情得られる
 なんてふざけた事言い
 やがったッ」

秋「ぁ、ぅん;それは少し
 ふざけてるけど・・・
 中西くんが石田くんに
 言いたかったのは・・」
 

⏰:09/09/18 00:29 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#215 [コロ]
 
石「秋さん・・・・」

秋「ッ―――」

石「わかります。中西が
 言った意味も、いま
 秋さんが言いたい事も」

秋「・・・石田くん」

石田は、はぁ と一つ息を吐き出した。
 

⏰:09/09/18 00:33 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#216 [コロ]
 
石「わかるんですけど、
 ガキだった俺が親の
 愛情を一度ぐらい・・・
 貰っても良いと思いま
 せんか・・・?」

秋「・・・ぁ・・」

石「たった一度でいい
 ・・・・そんな気持ちで
 頑張ってた努力なのに
 あっさり中西は俺に
 馬鹿だって言った。」
 

⏰:09/09/18 00:42 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#217 [コロ]
 
秋「・・・うん・・」

石「俺が殴られても、蹴り
 飛ばされても、耐えて
 生きてきた人生をッ
 アイツは冗談交えて
 汚い言葉で馬鹿にした」

秋「ッ・・・でも、 でも、
 中西くんが“友達”の
 石田くんに対して言い
 たかった事・・・・
 ちゃんとわかってるん
 だよね?」

⏰:09/09/18 00:55 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#218 [コロ]
 
石「―― あぁ」

秋「嘘だ・・・言葉は少し軽
 かったかもしれない、
 けど中西くんは自分の
 大切な友達を傷つける
 石田くんの家族に
 怒ってたんだよ・・・ッ
 だからもう親の為に
 努力なんてするなって
 言いたかったんだよッ」
 

⏰:09/09/18 01:06 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#219 [コロ]
 
石田はぐっと拳を握り
秋を見据えた。

石「わかってます・・・ッ
 逆の立場だったら俺も
 中西と同じ事を言いた
 かったと思う。だけど
 ・・・許せなかったッ。」

虐待を耐えてまで貫いた
願いと努力は、友達の言葉すら心に届かないほど俺を縛っていた。
 

⏰:09/09/18 01:18 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#220 [コロ]
 
石「最低な親だけど、
 二人の為に捧げてた
 俺の人生は、俺から
 すれば、数少ない家族
 との思い出なんだ。
 その思い出を軽い言葉
 で否定した中西を俺は
 許せないッ・・・
 俺を思っての言葉だと
 しても、もっと言い方
 があったはずだ。」
 

⏰:09/09/18 01:33 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#221 [コロ]
 
友達なら、もっと真剣に話しを聞いてくれたって良いじゃないか・・・?

俺の高望みなのか?

中西は、あの言葉に
どれ程の気持ちを込めて
俺に言ったんだ?

伝えたい事はわかったけど、気持ちは全然伝わって来なかったよ・・・。
 

⏰:09/09/18 01:40 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#222 [コロ]
 
石「俺の必死の人生を
 踏みにじったから・・・
 中西の大切な物も
 踏みにじってやる事
 にした。」

秋「ッ・・・――」

石「あの日、屋上で口論
 になって別れた後、
 俺決めたんだ・・・・・
 中西の一番大切な物
 壊してやろうって。」
 

⏰:09/09/18 01:50 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#223 [コロ]
 
秋先輩は、今にも泣きそうな顔で首を横に振った。

秋「駄目・・だよッ・・・」

俺の目を見て、必死に
駄目だと訴える。

秋「最後に傷付くのは
 石田くんだよ・・・ッ」 
 

⏰:09/09/18 02:00 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#224 [コロ]
 
とうとう涙が溢れる。

秋「ぃ・・一番傷付くのは
 北本くんだけどッ・・・
 一番最後に・・傷付くの
 、ふッ・・石田くんだょ」

石「・・・・―――。」

たしかに、普通ならそうだったのかもしれない。
痛みのわかる自分なら、最終的には後悔する日が来るのかも・・・
 

⏰:09/09/18 02:05 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#225 [コロ]
 
だけど・・・―――

もう好きになってしまったから、もう後悔してしまったから、自分とは違い、真っ直ぐで素直な北本に惹かれてしまったから・・・

普通なら後から来る後悔は、すでに俺の精神を潰しにかかっている。
 

⏰:09/09/18 02:15 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#226 [コロ]
 
秋「始めに言ってたよね、
 もう後悔してるって。
 ッ・・・ヒック・・北本くんの
 事が好きだって・・・」

石「!・・・」



秋「だったらッ・・ふぇ・・
 もう止めよ?」
 
 

⏰:09/09/18 02:25 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#227 [コロ]
 

――あぁ・・

たしかに、自分のガキっぽい復讐のために、北本をこれ以上辛い目にあわすなんて出来ないな・・・。


もう こんな事は
 
やめないと・・・。
 
 

⏰:09/09/18 02:29 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#228 [コロ]
 



秋「ッ―――・・い・し・・」


秋さんが何か言ってるけど、聞こえない。

なんか急に頬が温かい気がする・・・。
 

⏰:09/09/18 02:39 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#229 [コロ]
 

え?秋さん

何言ってんの・・・?


泣かないで?


誰に言ってるんだ?
 
 

⏰:09/09/18 02:42 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#230 [コロ]
 
秋「石田くんッ
 
   ・・・・泣かないで」



え?――ぁ、


なんだ

俺か・・・。
 
  

⏰:09/09/18 02:45 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#231 [コロ]
 

馬鹿みてぇ・・・

何泣いてんだろ。


泣くほど後悔するなら


最初からすんなよ、俺。

 
 

⏰:09/09/18 02:54 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#232 [コロ]
●きります●

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/09/18 03:00 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#233 [あおい]
失礼します⊂(^ω^)⊃
がんばってください★

>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350

⏰:09/09/18 21:26 📱:W51SA 🆔:☆☆☆


#234 [コロ]
あおい様

安価ありがとうございますo(^-^)o
頑張ります☆☆

⏰:09/09/20 04:43 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#235 [コロ]
>>231から


――――
―――

――

涙が止まった後も、石田の気分は沈んだままだった。

今、望は鈴原に・・・。
 

⏰:09/09/20 04:54 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#236 [コロ]
 
その事を秋に伝えると
秋は驚いた後、俯いて黙り込んでしまった。

そして、小さく震えた声で石田に“ごめんね”と言った・・・。

あの時、望をなるべく守るために鈴原の言う事を聞いてこの部屋へ来たが、今すぐにでも助けに行きたい。
 

⏰:09/09/20 05:09 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#237 [コロ]
 
自分一人なら・・・
もし秋の存在がなければ
そうしていただろう。

自分が助けに行った事で
鈴原が望に酷い事をするかもしれない。

最悪の事態は避けたいが
望を早く鈴原から開放しないと・・・
 

⏰:09/09/20 16:11 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#238 [コロ]
 
そう思うが、秋の存在がいたのだ。

このタイミングで望を助ける為に自分の部屋へもどると、酷い仕打ちを受けるのは望だけじゃすまない。

望だけなら石田でも鈴原から守る事が出来るかもしれないが、さすがに秋までは無理だ。
 

⏰:09/09/20 16:16 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#239 [コロ]
 
石田に盾突かれ、邪魔をされ、怒りの矛先を秋に向けるのは目に見えている。

望だけ助かれば良いなんて、そんな無責任な事は今の石田には出来ない。


石「もう、どうしたら良い
 のかわからない・・・」

秋「石田くん・・・」
 

⏰:09/09/20 16:33 📱:SH700i 🆔:tssMhDlQ


#240 [コロ]
 
やはり・・・明日の朝まで
待つべきなのだろうか。

この部屋に来た時の秋の姿を思い出すと、これ以上 秋に危険が及ぶ行動は取りたくない。

望を優先して助けたい
所だが・・・。

石「ッ・・・―――」
 

⏰:09/09/22 01:00 📱:SH700i 🆔:Mwhg50hs


#241 [コロ]
 

石田は、焦っている気持ちをなんとか押さえ、秋と共に1日を待つ事にした。

明日、なるべく早い時間に自分の部屋に戻ろう。

今ほど一秒が長く感じた事はなかった・・・。
 
――――
――
 

⏰:09/09/22 01:08 📱:SH700i 🆔:Mwhg50hs


#242 [コロ]
 
――――
―――

――


もし・・・

一生のお願いが叶うなら

もぅこれ以上

汚い体にしないで下さい
 

⏰:09/09/25 00:22 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#243 [コロ]
 
鈴「オイ・・・まだ終わって
 ねぇぞ。起きろ」

望「ぅッ――・・・」

どうして、こんな事になったんだろう・・・

何か悪い事したのかな。

だったら謝るから・・・

だから、もう止めて。
 

⏰:09/09/25 00:26 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#244 [コロ]
 
鈴「勝手にくたばってん
 じゃねーよッ」

 ガッ――ッ

望「いやぁッ!ぅわぁぁ」

ずっとこれの繰り返し。

犯られて、殴られて、また犯られて・・・――。

もう無理だよ。
 

⏰:09/09/25 00:31 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#245 [コロ]
 
体中痛い。

殴られた所が熱くて、だんだん頭がボーっとしてくる。

しかし、鈴原が何度も無理矢理こじ開けて挿入し摩擦する蕾は、中がジクジクと火傷の様な痛みを発し、望のまどろんた思考を現実に引き戻す。
 

⏰:09/09/25 08:21 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#246 [コロ]
 
嫌だ、止めて、もう無理

もう出来ないよ・・・――


殴る手を止め、鈴原が再び望の足を開く。

望「ぁ、ぃゃあ・・・」

少し指が当たるだけで
傷口を直接触られた様な痛みが走る蕾に、また鈴原が猛った雄を宛う。

⏰:09/09/25 08:33 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#247 [コロ]
 
望「ヒッ―――」

ガンッと言う衝撃と共に
宛がわれた鈴原のモノは、一瞬にして望の中に全て納まった。

同時に、また焼け付く様な激痛が望を襲う。

望「あ゙ああああッ――!」

痛い痛い痛い痛い痛いッ
 

⏰:09/09/25 08:41 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#248 [コロ]
 
激しいピストンが始まる。

痛みと恐怖で、ぶわりと体から冷汗が噴き出した。

何度も中に射精されている為、鈴原が腰を打ち付けるたびに、嫌な水音と中に出された鈴原の精液が太股を伝う。
 

⏰:09/09/25 08:58 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#249 [コロ]
 
気持ち悪い。

でも、それ以上に酷い痛みが望を苦しめる。

望「あ゙ぁッ ひぐッ――」

鈴「血止まんねーな?笑
 痛てぇだろ・・・ははっ」

 ズンッズッ ズプッ!!
 

⏰:09/09/25 09:09 📱:SH700i 🆔:v/5MV17g


#250 [コロ]
 
望「ぅ゙ッ ゅ・・るし・・
 ゃあぁ ぅわぁぁん」

望が泣けば泣くほど、鈴原は興奮していく様だった。

長い行為に疲れを見せるどころか、だんだん激しく、酷いものになる。
 
望の中が切れて血が出ている事なんか、鈴原にとって場を盛り上げるだけにすぎない。

⏰:09/09/27 05:50 📱:SH700i 🆔:7mlVSwGo


#251 [コロ]
 
それに加え、望の声、表情、恐怖に震える体・・・全てが鈴原を喜ばせた。

本当に今日一日だけなんて勿体ない。
石田より早く望の存在に目を付けていたら・・・自分の物に出来たのに残念だ。

鈴「ノゾム・・・惜しいな。」

望「ひッ く、ぁああッ――」
 

⏰:09/09/27 06:42 📱:SH700i 🆔:7mlVSwGo


#252 [コロ]
 
鈴原は惜しいと呟いた後、痛みで萎えた望の自身を指で一度弾き、ピストンのスピードを上げていった。

すでに身も心もボロボロで、疲れ果てている望には、鈴原を止めるだけの抵抗は出来ない。

痛みで意識さえ飛ばす事を許されない今、望にはこの時間が永遠にも感じられる。

⏰:09/09/28 06:49 📱:SH700i 🆔:y4pmshfY


#253 [コロ]
 

程なくして、鈴原の自身が望の中で質量を増し、今まで以上に酷く体を突き上げられた。

また自分の体内に出され、汚されるんだろうと思った望は、瞼をギュッと閉じてその瞬間をやり過ごそうとした。
 

⏰:09/09/29 10:49 📱:SH700i 🆔:U4OPZdME


#254 [コロ]
 
しかし、予想とは逆に鈴原は望の中から自身を抜く。

そして一瞬呆気に取られた望の顔に向かって最後の絶頂を味わった。


 ビュクッ ビュッ ――ッ

望「ひぁッ!ぅ・・・ッ」
 

⏰:09/09/29 10:55 📱:SH700i 🆔:U4OPZdME


#255 [コロ]
 
鈴「はッ――・・・はぁ・・」



望の頬や口元を生暖かい
ドロリとした白濁が流れる。

鈴原は、それをイった後の満足気な表情で見下ろしていた。
 

⏰:09/09/29 11:00 📱:SH700i 🆔:U4OPZdME


#256 [コロ]
 
望「ふぇぇッ・・わぁぁんッ」

今すぐにでも体を洗い流したい。

もう嫌だ・・・

鈴「ほんと今日だけじゃ
 たんねぇな・・・。
 毎日犯してぇよ。笑」


――死にたい・・・。
 

⏰:09/09/29 19:47 📱:SH700i 🆔:U4OPZdME


#257 [コロ]
●きります●

感想板にて、感想、ご意見、お待ちしております☆

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:09/09/30 04:29 📱:SH700i 🆔:oJlRJ.eU


#258 [コロ]
 
――――
――


いつの間にか望は眠っていた・・・

気を失っていたと言った方がいいかもしれない。

目が覚めると、シャワーの音が聞こえてきたが、時間はそんなに経過していないようだ。

⏰:09/10/02 03:42 📱:SH700i 🆔:1drVPzyU


#259 [コロ]
 
顔や体に着いた鈴原の出した物が乾いて、なんとも言えない不快感がある。

しかし、体が鉛の様に重くて動かない・・・

何も出来ない。

望の頬に涙が一筋の線を作った。
 

⏰:09/10/02 03:50 📱:SH700i 🆔:1drVPzyU


#260 [すぴ]
.

望・・・泣

.

⏰:09/10/02 16:02 📱:P702iD 🆔:Wo9dMIKc


#261 [我輩は匿名である]
頑張って

⏰:09/10/02 23:14 📱:SH001 🆔:CjH3weLg


#262 [コロ]
すぴ様 我輩様

ありがとうございます☆
頑張りますので、これからも読んで下さい!p(^^)q

⏰:09/10/03 05:18 📱:SH700i 🆔:23PSkQoM


#263 [コロ]
>>259から


望「・・・ヒック・・―――

  ―――ゆぅ き・・」


 会いたい、けど

どんな顔で会えばいい?

こんな自分を・・・
勇気は見てくれる?
 

⏰:09/10/04 08:43 📱:SH700i 🆔:n1Ef2T3s


#264 [コロ]
 
ボロボロになった体を
自分は勇気に見せれるだろうか?

勇気の恋人でいられる?

勇気の隣で笑える?

勇気にこの事を黙って
平気で過ごせる?

―――無理だ。
 

⏰:09/10/04 08:48 📱:SH700i 🆔:n1Ef2T3s


#265 [コロ]
 
それでも、勇気と別れると言う選択枠は選びたくない・・・。

だって、こんなに人を好きになった事なんて無いから、別れるなんて考えられない。

別れたくないよ・・・。
 

⏰:09/10/06 09:37 📱:SH700i 🆔:fH709gfI


#266 [コロ]
 

―――カチャ・・・

望「!?」

風呂場の扉が開いた。
途端に望の心拍数が上がる。

鈴原が戻って来るんだ

望「ッ――――」

カタカタと体が震えた。

⏰:09/10/06 09:42 📱:SH700i 🆔:fH709gfI


#267 [コロ]
 

逃げたくてもベッドに繋がれた足が、それを許してくれない。

望「ヒック・・・ゅ−・・き 」

足音がどんどん近づく。
心臓が痛い。

――ドクン ドクン

鈴「ん?よぉ、起きたのか」
 

⏰:09/10/09 04:26 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#268 [コロ]
 
ビクリと肩が跳ねた。

頭が真っ白になり、息さえする事を忘れた。

望「―――・・・」

鈴「ビビってんのか?笑」

どうしてこの人は笑っているの?
この異常な状況の何が可笑しいの?
 

⏰:09/10/09 04:31 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#269 [コロ]
 
殴られて、蹴られて、痣だらけの人間が目の前にいるのに・・・

自分が異常だって、なんで気付かないの?

鈴「俺、飯食うから。
 食ったらまたやるぞ」

望「ッ・・・―――ふぇ」
 

⏰:09/10/09 04:37 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#270 [コロ]
 
まだ、あの異常な行為を続けるの・・・?

望「ヒック――・・・うぅッ」


もう止めて。


――――

―――
 

⏰:09/10/09 04:41 📱:SH700i 🆔:HlUEBwkQ


#271 [コロ]
 
―――19:00 食堂。

夜、石田は秋と部屋で食べた夕食の食器を食堂に返しに来ていた。

この場に秋がいないのは、鈴原の命令で、秋が勝手に部屋から出る事を許されてないからだ。
 
石「ごちそうさまです。」
 

⏰:09/10/11 05:00 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#272 [コロ]
 
石田が厨房に向けて声をかけると、少し若い男の声が返ってきた。

この寮の厨房で働く人は、全員が男だが、皆それなりに経験のある調理師。

料理は文句無しで美味い。
性格も良い人達ばかりなので、よく生徒が厨房に入り、皿洗いなどを手伝っていた。

⏰:09/10/11 05:11 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#273 [コロ]
 
何気なく奥の流しを見てみると、今日も一人・・・誰かが皿洗いを手伝っている。

石「・・・・・・・・。」

しかし石田は、その後ろ姿、特に頭部で揺れる真っ赤な髪で『誰か』が誰だか分かってしまった。
 

⏰:09/10/11 05:17 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#274 [コロ]
 
何故アイツが皿洗いを
手伝ってるんだ・・・?

疑問だけが頭に浮かび
暫く赤い髪を凝視していたら、洗い終わったのか、クルリと体を石田の方へ向けた。

彼は直ぐに石田の存在に気付き、へらっと笑ってみせた。
 

⏰:09/10/11 05:22 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#275 [コロ]
 
古「シンちゃ〜ん。笑」

石「何してんだ?古賀;」

古「柳さんが超イイ肉
 食わしてくれたからさ
 ・・・御礼してた。」

一体、普段の恐れられている不良は何処に行ったのか。
 

⏰:09/10/11 05:28 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#276 [コロ]
 
機嫌が良いらしく、無邪気にヘラヘラ笑っている。

完全にOFFモードの古賀は、石田の事をシンちゃんなんて呼んで近くの椅子に座らせ、自らも向かいの席に腰を下ろした。

古「で、最近どうよ?笑
 いい事あった?」
 

⏰:09/10/11 05:36 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#277 [コロ]
 
石「なんもねぇ・・・
 古賀は楽しそうだな」

古「俺はいつも楽しい事
 追い求めてるから。笑」

石「・・・みたいだな。」

古「シンちゃん、なんか
 反応冷てぇよ・・・」

お前に暖かい反応返して
メリットないじゃん?
 

⏰:09/10/11 05:42 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#278 [コロ]
 
しかも俺は何時もこうだ。

分かってるくせに、あえて冷たいとツッコミを入れる古賀は、やはり普段の学校生活での古賀では見れない姿だ。

石「俺は冷たいかもしれ
 ないけど、普段のお前
 は冷酷だぞ。」
 

⏰:09/10/11 05:51 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#279 [コロ]
 
鈴原にくらべれば、全然そんな事ないが。

古「酷いッ!シンちゃん
 俺そんな男じゃない」

石「己の胸に手をあてて
 よく考えてみろ。」

古「ぇ? ん〜・・・・――
 あぁ俺って最低だ。」

石「そうだろう。笑」
 

⏰:09/10/11 05:56 📱:SH700i 🆔:VEQuqWi2


#280 [コロ]
 
なんだか人と普通の会話をしたのが、酷く懐かしい気がした。

全然そんな事無いのに、古賀のいつもの馬鹿っぽさを見ると、ここが普通の空間なんだと思える。

自分の部屋も、鈴原の部屋も、異様すぎて・・・

古賀の存在に安心する。
 

⏰:09/10/13 03:49 📱:SH700i 🆔:p5DFH88s


#281 [コロ]
 
秋にすぐ戻ると言って来たので気が引けたが、石田はしばらく古賀との会話を弾ませた。


現実に戻りたくない。


望や秋に比べれば、なんて事無いかもしれないが、石田もまた精神的に参っていた。
 

⏰:09/10/13 04:01 📱:SH700i 🆔:p5DFH88s


#282 [コロ]
●きります●

感想、ご意見はこちらへ☆

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/10/13 04:03 📱:SH700i 🆔:p5DFH88s


#283 [コロ]
 

古「そ−いえば・・・
 磯谷が北本探してた」

石「ッ―――」

古「ほら、アイツだよ。
 中西と一緒に居たさぁ
 ちびっこ。」

石「・・・あぁ」
 

⏰:09/10/15 08:31 📱:SH700i 🆔:7xYcS7oQ


#284 [コロ]
 
古「そんなんダチと
 遊びに行ってるだろ。
 夏休みだぜ?笑」

石「まーな・・・」

古「やっぱ夏は海とか・・・」

望の話しはそこから直ぐにそれて行き、古賀は実家の近くの海水浴場を語りはじめた。
 

⏰:09/10/15 08:46 📱:SH700i 🆔:7xYcS7oQ


#285 [コロ]
 
結局、石田が自分の部屋に戻ったのは30分も後だ。

別れ際に古賀が石田の方に振り返り、質問をした。

古「石田・・・お前、何か
 隠してないか?」

急に名字で呼ばれて、石田は内心驚いた。

石「・・・・・・。」
 

⏰:09/10/17 23:13 📱:SH700i 🆔:GKmmGIMI


#286 [コロ]
 
古「ま、別に隠したきゃ
 隠しゃいいけど・・・
 無理してんなら俺様が
 相談のってやるから。
 じゃ、またね真ちゃん」

ヒラリと掌を振り、古賀は反対方向に歩いて行った。

石田は、ただその背中をぼんやりと眺め、古賀が見えなくなるまでその場から動けなかった。
 

⏰:09/10/17 23:23 📱:SH700i 🆔:GKmmGIMI


#287 [すぴ]
_


頑張ってください(・ω・)

更新待ってますo(^-^)o


_

⏰:09/10/18 15:01 📱:P702iD 🆔:F8CgctVU


#288 [コロ]
すぴ様

ありがとうございます☆
これからも応援よろしくお願いします(^O^)

⏰:09/10/19 17:57 📱:N08A3 🆔:eXe8F1fE


#289 [コロ]
●お知らせ●

携帯電話を変えました★

あと、風邪で熱が出ているため、今日の更新は控えさせて頂きますm(__)m
明日から復活しますので、更新楽しみにしていて下さいね♪

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/10/19 18:07 📱:N08A3 🆔:eXe8F1fE


#290 [コロ]
――――
―――
――


望「ン・・ッ――ぁ」

鈴「ピチャ・・・」

⏰:09/10/20 09:16 📱:N08A3 🆔:DV2F7/tA


#291 [コロ]
` 
再び侮辱を受ける時間がやってきた。

体中を舐めまわされ、望が嫌がる姿を見て、鈴原は楽しんでいる。

望「ぁあッ、ゃめ・・・ッ」

鈴「クスッ・・・ピチャ、チュク」
 

⏰:09/10/20 09:23 📱:N08A3 🆔:DV2F7/tA


#292 [コロ]
 
舐めるだけで痛みを与えられず、くすぐったい。

そんな事をされては、嫌なのに感じてしまう。

望「ゃだ・・・ヒック、」

首や胸の敏感な場所を狙って攻められ、どうする事も出来ない。
 

⏰:09/10/20 09:29 📱:N08A3 🆔:DV2F7/tA


#293 [コロ]
 
すごく嫌でたまらないのに、反応してしまう体が汚なく思えて、涙がたくさん溢れた。

勇気じゃない人が相手でも、この体は喜ぶ事が出来るんだ・・・。

望「はッぁ・・・ふぁぁッ」

鈴「淫乱・・・笑。」
 

⏰:09/10/23 06:50 📱:N08A3 🆔:D40.qrUs


#294 [コロ]
 
インラン・・・・・あぁ、その言葉は自分にぴったりだ。

僕もそう思うよ。

大切な人が居るのに、こうして別の相手に足を広げているんだから。

それが無理矢理でも、体が反応してるって事は淫乱なんだと思う・・・。

⏰:09/10/23 06:57 📱:N08A3 🆔:D40.qrUs


#295 [コロ]
 
普通の人なら、自分の様な反応はしないだろう。

どうして―――ッ

どうして勇気じゃない
こんな最低の人間に体中
弄ばれなきゃならないのッ

一度も勇気としたこと無いのに、こんな奴に舐められて感じてしまう自分の体が気持ち悪くてたまらなかった。

⏰:09/10/23 07:06 📱:N08A3 🆔:D40.qrUs


#296 [コロ]
 

心と体はバラバラで
もう自分では一つに戻す事なんて出来ない。

だって、この体は・・・
元の綺麗な状態に戻る事は一生無いから。

一生汚れたままだから。

汚い体を、心の方が拒絶してしまう。
 

⏰:09/10/23 07:14 📱:N08A3 🆔:D40.qrUs


#297 [コロ]
 
自分の心は、すでに汚れた体を嫌がっている。

――こんな体いらない。

頭の中で、もう一人の冷静な自分が言ってる。

でも、そうだよね。
こんな体、汚なくて気持ち悪いもん。

勇気だって嫌がる。
 

⏰:09/10/23 07:20 📱:N08A3 🆔:D40.qrUs


#298 [コロ]
 
鈴「ピチャ・・・クチュ・・」

望「ンッ――ひっ ぁ・・・」

体を舐められると同時に、後ろの蕾に指を差し込まれる。

ピリッとした痛みが走り、中を掻き回されるとそれ以上の痛みに襲われ、体が跳ねた。
 

⏰:09/10/24 21:04 📱:N08A3 🆔:zLqcNBDw


#299 [コロ]
 
2本目の指が入り、望の中をバラバラに蠢く。

望「ぃたぁッ――ゃあッ」

下半身の痛みと、上半身に与えられる焦れったい快楽に、頭が着いていかない。

抵抗したいが、力で全く適わない。

⏰:09/10/24 21:14 📱:N08A3 🆔:zLqcNBDw


#300 [コロ]
 
しばらくの間、その行為を続けた後、鈴原は突然 望の前へ手を伸ばした。

自身を緩く握り込まれ、くびれた部分をぐりぐり弄られた。

望「ぁ、あ・・ン・・・ヒッ」

決して激しくされず、あくまで中途半端な刺激を与えてくる鈴原。
 

⏰:09/10/24 21:25 📱:N08A3 🆔:zLqcNBDw


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