浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#148 []
 
今にも硝子玉が落ちそうに
ぷらぷらとだらしない簪

鏡越しに見つめれば
すっと壱助さんの懐の中へ

「もしかして‥わざわざ」

「香夜さん‥」

「‥はい?」

⏰:10/05/03 22:31 📱:D905i 🆔:92Bmo8C2


#149 []
 
「ちょいと体が‥冷えます故‥」

優しく首元を抱いた腕は
雨に濡れて冷たくて


「今暫く‥このままで」



たった一時の、幸せを‥

⏰:10/05/03 22:31 📱:D905i 🆔:92Bmo8C2


#150 []
【おまけ】
「本当に穴開いたんですか?」

「‥人助け、ですよ」

「はぁ?何ですかそれ」

「あの番傘も‥
綺麗な娘さんの手に渡り
さぞかし‥幸せでしょう、ね」

「‥色男め」

⏰:10/05/03 22:36 📱:D905i 🆔:92Bmo8C2


#151 []
番外編 【飴色の雫】
>>128-150
*。*。*。
はい思いつきですw
後半何がなんだか ←

壱助さんサプライズ好き ^^ω
案外健気だ w
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/05/03 22:39 📱:D905i 🆔:92Bmo8C2


#152 [笹]
【本編アンカー/35〜】
>>2-19
>>21-33
>>36-63
>>66-81
>>88-100
>>103-125

【番外編】
>>84-86
>>128-150

⏰:10/05/03 22:40 📱:D905i 🆔:92Bmo8C2


#153 []



全てを語られた
途切れ途切れの記憶が
全てつなぎ止められた

壱助さんの手によって‥


自分の記憶を信じ切ってたから
隠れた真実に息が止まる

⏰:10/05/17 13:21 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#154 []
 
「貴女の父上は
‥死と向き合った」

そんなことを言われたって
簡単に飲み込めずに喉に絡まる

お父さんはあたしを救うため
命を捨てたこと

"アレ"は母親ではないこと

壱助さんがお父さんの代わりに
あたしを守ってくれてること

⏰:10/05/17 13:21 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#155 []
 
‥何から処理したらいい?
これは知るべき事実なのか
それさえもわからなかった


視界が揺れる
右へ、左へ‥
灰色に染まった世界
じわりと濁った


「どうして‥ですか?」

⏰:10/05/17 13:21 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#156 []
 
一番気にかかる
一番疑問に思うのは

「どうして‥お父さんの頼みを?」


たった一晩共に飲んだだけだ

よくわからない男の
わけのわからない頼みを
どうして受け入れた?

⏰:10/05/17 13:22 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


#157 []
 
嘘かもしれない
酔った勢いかもしれない

何を根拠に、何を理由に
あたしの傍に‥貴方は‥


「何となく‥ですか、ね」

「‥んえ?」

予想もしていなかった
曖昧な宙に浮いたような返事に
気の抜けた声が漏れた

⏰:10/05/17 13:22 📱:D905i 🆔:u/aJ89Bs


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