こんなのあり?
最新 最初 全 
#201 [☆]
ジン君は無言で足を止め
私を見下す
あ…君って
言っちゃった
「ごめん、つい…」
:10/04/05 02:39
:PC
:☆☆☆
#202 [☆]
私がうつむきかけた時
ジン君の両手が私の顔を
グイッと上を向かせた
「ジンって…言ってみ?」
「な…ちょっ…ちょっと!!!???」
こんなに人がいる所で…
:10/04/05 02:39
:PC
:☆☆☆
#203 [☆]
私は恥ずかしくて
顔をそむけようと
抵抗するがそれを
ジン君の両手が許さない
目を閉じるのも
何をされるかわからない
ジン君の瞳を
直視する他にはなかった
「ほら…言ってみ?ジンって。」
:10/04/05 02:39
:PC
:☆☆☆
#204 [☆]
ジン君は私の目をみつめている
思わず顔が赤らむ
「ジ…ジン…」
私は息を詰まらせながら
彼を呼んだ
:10/04/05 02:40
:PC
:☆☆☆
#205 [☆]
-------
今日はここまでにします。
いつも読んでくださってる皆様
本当にありがとうございました
-------
:10/04/05 02:41
:PC
:☆☆☆
#206 [KC.]
>>204 の続き↓
-------------
「そぅ、よく出来ましたぁ。」
その言葉の後
彼の両手はそっと
私の頬から離れた
「別にさぁ。名前呼ぶだけで、そんな赤くならなくてもい〜んじゃないぃ?」
:10/04/05 13:54
:PC
:☆☆☆
#207 [KC.]
彼はフンと鼻で笑うと
次はそっと私の手をとった
「ジンく…ジン、手…」
「知ってるぅ?カップルって手繋いで歩くんだよぉ?」
強引に手を繋ぎ引っ張るジン
:10/04/05 13:54
:PC
:☆☆☆
#208 [KC.]
私は何も言えず
引っ張られるままついて行った
手…すごく気になるけど
離してくれそうにない
それにジン君との距離が少し
埋まった気がして嬉しかった
:10/04/05 13:54
:PC
:☆☆☆
#209 [KC.]
私は手を離すのを諦め
そのまま行動することにした
いろいろ見ているうちに
時間はもう12:00を過ぎていた
私達はお昼ご飯を食べ
また少し服や靴…
いろんな物を見て
ショッピングモールを出た
:10/04/05 13:54
:PC
:☆☆☆
#210 [KC.]
そして私は立体駐車場で
ある事に気づく
「あっあそこ歩けるんだ!!」
車の後ろには海が見えていた
その海沿いを歩ける散歩道がある事に
私は気づいたのだ
「そうみたいねぇ。」
興味なさげなジン
:10/04/05 13:55
:PC
:☆☆☆
#211 [KC.]
「ねぇ!!あそこ少し歩こうよ!!」
私は目を輝かせながら
ジンを誘った
「え〜やだよぉ。めんどぅくさいぃ。」
ジンは車に乗り込む
:10/04/05 13:55
:PC
:☆☆☆
#212 [KC.]
「どうして?ねぇ!!ちょっとだけ!!!」
「やだってばぁ。」
ジンはエンジンをかけた
今日は天気もいいし
私はどうしても
海沿いを歩いてみたかった
「はぁ〜…じゃ〜…」
ジンはため息まじりに
口を開いた
:10/04/05 13:55
:PC
:☆☆☆
#213 [KC.]
(えっ!?いいの!??)
私は期待で胸が膨らむ
「ここ駅近いし、電車で帰ってきてねぇ。」
(えええぇぇぇ?!?)
予想外の言葉
「ちょっ!!ジン!?!?」
私がそう言うのと同時に
車は動き出してしまう
:10/04/05 13:56
:PC
:☆☆☆
#214 [KC.]
まだ車に乗り込まずにいた私を
置いてジンの車は
見えなくなってしまった
ありえない!!
虚しさと私は立体駐車場に
置いていかれてしまった
「ジン…」
:10/04/05 13:56
:PC
:☆☆☆
#215 [KC.]
私は買い物中ジンと繋いでいた
手を見た…
悲しいが現実をうけとめ
私は海沿いに一人で向かった
海沿いの散歩道は
まだ出来て間もないらしく
とても綺麗で歩きやすい
:10/04/05 13:56
:PC
:☆☆☆
#216 [KC.]
私は一人で散歩道を歩く
周りは…
カップルばかり…
本当に悲しくなる
さっきまでのドキドキは
遠い過去のように思えた
私は下を向いて歩いてく
:10/04/05 13:57
:PC
:☆☆☆
#217 [KC.]
するとコンクリートと
コンクリートの隙間に
一人凛々しく咲いている
ひとつの花を目にした
名前はわからない
あたりに仲間らしき
花も咲いておらず
本当に一人ぼっちの
一輪の花
:10/04/05 13:57
:PC
:☆☆☆
#218 [KC.]
私はカバンの中から
デジカメを取り出した
職業柄なのか
私は常にカメラを
持ち歩いている
本当は姫ちゃんを
持ち歩きたいが
それはさすがに重たい
:10/04/05 13:57
:PC
:☆☆☆
#219 [KC.]
常にカバンに
入っているのは
この殿くん(デジカメ)だった
私は目の前に
がんばって咲いている
一輪の花を
殿くんに納めた
:10/04/05 13:58
:PC
:☆☆☆
#220 [KC.]
「うん、いい感じ。」
私は殿くんの液晶を
見て写真を確認する
「ねぇ、お姉さん。」
全く聞き覚えのない声が
後ろからした
振り返るとそこには
知らない男が二人
:10/04/05 13:58
:PC
:☆☆☆
#221 [KC.]
「お姉さん一人だよねぇ?」
「さっきからずっとひとりで歩いてたでしょ?」
これは…ナンパ?
私は眉間にシワをよせ
男達に言った
「人と待ち合わせしてるんで。」
早足でその場から
立ち去ろうとした
私を二人の男は阻止する
:10/04/05 13:59
:PC
:☆☆☆
#222 [KC.]
「うっそだぁ!!俺達さぁお姉さんがかわいいからずっと見てたんだよ?」
「下むいちゃってさぁ!!かまってくださいってオーラ出してたじゃん!!」
そう言うと男達は私を挟んで横に立つ
私は無言で走り出したが
すぐに腕を掴まれてしまった
:10/04/05 13:59
:PC
:☆☆☆
#223 [KC.]
「ねぇ!!俺達ヒマなんだけど一緒に遊ぼうよ!!」
「こんなカップルだらけの場所で、一人なんて虚しいだろ?」
「そうそう、俺達がお姉さんにかまってあげるって!!」
一人の男が私を強く
引っ張った
「イヤ!!話して!!」
怖い…すぐにでも
逃げ出したいが
それを男達は阻む
:10/04/05 13:59
:PC
:☆☆☆
#224 [KC.]
(どうしよう…本当に怖いよ…)
「手ぇ離してくんないぃ?」
聞き覚えのある声と話し方
「何?あんた…」
「邪魔するつもりかよ。」
男達が睨む先には
ジンが立っていた
:10/04/05 14:00
:PC
:☆☆☆
#225 [KC.]
「ジン!!??」
「それ、俺の女ぁ。だから手離してぇ。」
ジンはニコッと笑いながら
男達に言う
(なんで?帰ったんじゃ…)
私は目を見開く
:10/04/05 14:00
:PC
:☆☆☆
#226 [KC.]
「はぁ?黙れって。」
「この子は俺達が相手してやるからうせろよ。」
そう言うと腕を
掴んでいない男が
ジンに近づきすごい勢いで
睨みつけた
「あのなぁ〜…」
ジンはため息をつきながら
目を閉じた
:10/04/05 14:00
:PC
:☆☆☆
#227 [KC.]
「なんで俺の女をお前らが相手すんの?訳わかんねー事言ってんじゃねぇぞ。」
そう言いながら
開けたジンの目は
すごく鋭く
さっきまでの笑顔なんて
想像できない程
静かに怒っていた
:10/04/05 14:01
:PC
:☆☆☆
#228 [KC.]
その顔を見るなり
つっかかっていった男は
「う…」と半歩下がりひるむ
「テ…テメェ〜!!」
ひるんだ男は
勢いよくジンに
殴りかかった
:10/04/05 14:01
:PC
:☆☆☆
#229 [KC.]
その拳をジンはさらっとかわし
殴りかかってきた手を掴み
男の背中の方へグイッと
ひねり返した
「イテテテテ!!!」
男は間接をきめられ
身動きがとれず
痛みにもがいている
:10/04/05 14:01
:PC
:☆☆☆
#230 [KC.]
「お…おいっ!!」
私の腕を掴んでいる男が
その光景を見て慌てだした
「お前、いつまでそいつに触ってんの?」
ジンはもう一人の男を
睨みつけた
「…ッ!!」
:10/04/05 14:02
:PC
:☆☆☆
#231 [KC.]
私の腕を掴んでいた男もひるみ
「チッ」と舌打ちをすると
私を放しジンと反対の方へ
走り出してしまった
その様子を見て
ジンは自分が
捕まえている男を放す
すると勢いよく男はこけた
:10/04/05 14:03
:PC
:☆☆☆
#232 [KC.]
そして仲間が逃げて行った方へ
走って逃げてしまった
「助かったぁ…」
私はホッとする
「バーカァ。」
ジンは私の方へ近づきながら
そう言うと私の手をとり
「帰るよぉ」と言って
歩きだした
:10/04/05 14:03
:PC
:☆☆☆
#233 [KC.]
----------
今気づきましたが
ハンネが「KC.」に
なっていました。
ややこしい事をして
すいません。
これからはKC.で
投稿していきますので
よろしくお願い致します///
----------
:10/04/05 14:13
:PC
:☆☆☆
#234 [KC.]
:10/04/05 14:14
:PC
:☆☆☆
#235 [匿名さん]
ジン格好良い

ギャップやばいです

!
更新頑張って下さい

:10/04/05 14:27
:SH905i
:☆☆☆
#236 [叉埜]
更新頑張って下さい!!
:10/04/05 21:02
:D904i
:☆☆☆
#237 [KC.]
>>235 [匿名さん]
>>236 [叉埜]さん
ありがとうございます
すごくのんびりした
話にはなると思いますが
これからも
よろしくお願いします★
:10/04/06 01:42
:PC
:☆☆☆
#238 [KC.]
>>232の続き
-----------
「ジン…どうしてここに?」
ジンの少し後ろで歩きながら
私は聞いた
「たまたまぁ。」
「たまたまな訳ないじゃん!!」
どこか機嫌の悪そうなジン
私を車まで連れてくると
手を離し、車に乗った
:10/04/06 01:43
:PC
:☆☆☆
#239 [KC.]
「…?電車で帰る気ぃ?」
車の横で立っていた私に
ジンは聞く
「一緒に帰る!!」
私はまた置いて
いかれないように
すばやく助手席に座った
ジンは何も言わず
車を発進させる
:10/04/06 01:44
:PC
:☆☆☆
#240 [KC.]
音楽はかかっているが
どことなしに重たい空気
私はこの空気を
変えたくてジンに
質問をした
:10/04/06 01:44
:PC
:☆☆☆
#241 [KC.]
「いっぱい買い物したね。」
「…。」
「ジンは仕事とかしてるの?」
「…。」
「ジンって何歳?」
「…。」
なんで何も話して
くれないの?
ひとつも返事を
してくれないジン
:10/04/06 01:45
:PC
:☆☆☆
#242 [KC.]
私は小さくため息をついて
窓の外を見た
「あのさぁ…どうしてそんなに俺の事知りたいのぉ?」
ジンからの突然な質問
どうして?
…どうしてだろ?
「ん〜…あまりにもジンの事知らないからかなぁ…」
私は困りながら返事をした
:10/04/06 01:45
:PC
:☆☆☆
#243 [KC.]
「俺に興味あんのぉ?」
「え?…興味って言うか…」
「何ぃ?」
「もっとジンと仲良くなりたいなぁって…ソレは思うの。だからジンの事いろいろ知りたいし、もっと話し…たい。」
私は少し照れながら
正直に言った
:10/04/06 01:46
:PC
:☆☆☆
#244 [KC.]
「…。じゃ〜さぁ、まずアンタの事聞かせてぇ?」
「え?私の事?」
「そう。でも質問すんのめんどぉだから自分のペースで言ってぇ。」
そんな事言われるなんて
予想もしていなかった…
「私が言ったらジンも教えてくれる?」
「ん〜…そうだねぇ。」
:10/04/06 01:46
:PC
:☆☆☆
#245 [KC.]
ジンの事が聞けるなら…
私は何から話せばいいかを
考えて自己紹介する事にした
「え…っと…じゃぁ〜…」
私は年齢…後、好きな食べ物
好きな色などいろいろと
ジンに教えた
「あっ…言い忘れてた、職業は…カメラマンをしてます。」
最後に職業を言う
「え?カメラマン??」
:10/04/06 01:47
:PC
:☆☆☆
#246 [KC.]
「そうだよ。まだまだ駆け出し中だけどね。」
「へぇ〜。」
「次はジンの番だよ!!」
「俺ねぇ〜…年はアンタの二つ下、職業は秘密。」
二つ下?…って事は
22歳なんだ
私はフムフムとうなずく
:10/04/06 01:48
:PC
:☆☆☆
#247 [KC.]
「…それから?」
「うん。以上ぉ。」
「えっ!?以上って年しか私聞いてないよ!?」
「それ以上は個人情報だからさぁ。」
個人情報を暴露しまくった私は
どうなるの!?
え〜っ!!と言っているうちに
家についてしまった…
:10/04/06 01:48
:PC
:☆☆☆
#248 [KC.]
----------
今日はこれで終わりにしますいつも読んでくださってる皆様、ありがとうございました!!
>>238-247 New
----------
:10/04/06 01:50
:PC
:☆☆☆
#249 [叉埜]
めっちゃ面白いです!!
主さんのペースで
更新頑張って下さい☆
:10/04/06 09:08
:D904i
:☆☆☆
#250 [叉埜]
あげまーす
:10/04/06 19:08
:D904i
:☆☆☆
#251 [KC.]
>>249-250 [叉埜]さん
応援ありがとう
ございます!!
大変お待たせしました
続き書きます★
:10/04/06 22:10
:PC
:☆☆☆
#252 [KC.]
>>247の続き↓
------------
翌日
私は仕事場で昨日撮った
一輪の花を印刷していた
「おっ!!その写真すごくいいなっ!!」
「ぅわぁっ!!」
突然大きな声で話しかけてきた
聖二さんに私はびっくりした
:10/04/06 22:13
:PC
:☆☆☆
#253 [KC.]
「うん…すんげぇ〜雰囲気出てる。一人で淋しいが頑張るぞって感じが強く出てるよ。」
「そぅですね。」
出来上がった写真を手に取り
二人で眺める
でもどことなく…やっぱり
悲しい感じがするこの写真
あの時の私と同じ
だったのかもしれない
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#254 [KC.]
「…東大寺?」
「はい?」
「何かあったのか?」
聖二さんは少し心配そうな
顔をしている
「いえ!!何もないですよ?」
「…それならいいが。」
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#255 [KC.]
特殊能力のせいか
聖二さんはよく私の
気持ちを悟る
本当に良きパートナーだ
「本当に何もないですよ?」
ニコッと笑いながら
私は聖二さんに言う
「お前…。」
「聖二さん?」
「…。いや…何もない。」
:10/04/06 22:14
:PC
:☆☆☆
#256 [KC.]
いつもと少し様子が違う
聖二さんは「あっ!!」と
思い出したように手を叩く
「この間の雑誌!!」
「モデルさんの?」
私は首を傾げる
「おう。アレさぁ…もうひとつのコーナーに使う写真もお前に任せたいんだけど…いいか?」
「え…でもアレは…」
私が例の雑誌で担当していた
コーナーはひとつ
:10/04/06 22:15
:PC
:☆☆☆
#257 [KC.]
その他の写真は違うカメラマンが担当していた
「私なんかが担当していいんですか?」
「あぁ!!お前にはもっと成長してほしいからな。頼むわ。」
「でも私、今違う仕事で…」
「アレか?アレは後でいい。こっち優先でやっていこう!!」
急に決まったモデルの撮影…
また上手くできるかと思うと
不安で気持ちが重くなる…
:10/04/06 22:16
:PC
:☆☆☆
#258 [KC.]
でもやらないと…
私は今度の撮影日などの
打ち合わせで予定を確認し
今日の仕事が終った
そして帰る途中、近所の
スーパーにより
夕飯の食材を買って帰宅した
:10/04/06 22:16
:PC
:☆☆☆
#259 [KC.]
家に帰るとジンが
リビングで雑誌を見ている
「ただいま。」
私に気づいたジンは
雑誌を閉じこちらを向いた
「おかえり。遅かったねぇ。」
ジンがこっちを向いて
私を見ている
:10/04/06 22:18
:PC
:☆☆☆
#260 [KC.]
いつもは私が帰っても
気にしないくせに
めずらしい事もあるものだ
「ちょっとスーパー寄ってたから。ごめんね、今からご飯作るから!!」
私はエプロンをつけ
夕飯の支度をする
するとジンが近づいてきた
:10/04/06 22:19
:PC
:☆☆☆
#261 [KC.]
「今日のご飯何ぃ?」
「今日はサバの味噌煮とサラダと…」
「ルカ。」
「え?」
初めて名前を呼ばれ
私はびっくりする
「俺、サバ嫌い。」
ジンは申し訳なさそうに
私に言った
:10/04/06 22:19
:PC
:☆☆☆
#262 [KC.]
「えぇ!?じゃあどうしよう…今日のメインはサバしか買ってきてないよ…」
ジンは頬っぺたを膨らまし
私を見つめはじめる
(こんなかわいいとこもあるんだ…)
私はその膨れあがった
頬っぺたを見てクスクス笑った
「笑い事じゃないしね。じゃ俺、今日の夕飯抜きぃ?」
(ん〜大げさだなぁ…)
私は少し困った顔で
どうするか考えた
:10/04/06 22:20
:PC
:☆☆☆
#263 [KC.]
「…しょうがない。それじゃ今からもう一回スーパー行ってくるよ。」
私はエプロンを外し
財布を持って玄関へ向かう
「ちょっと待ってぇ。」
ジンは私を止めると
駆け足で自分の部屋に向い
すぐに出てきて私の前に立つ
「俺も行くぅ。」
そう言うとジンは
靴をはきだした
:10/04/06 22:20
:PC
:☆☆☆
#264 [KC.]
「え?どうして??」
「なんか…心配だからぁ。」
「心配?また嫌いな物を買うかもしれないから?」
私も靴をはき
ドアを出た
「それもあるぅ。」
ジンはそう言うとカギを閉る
:10/04/06 22:21
:PC
:☆☆☆
#265 [KC.]
(それも?どういう意味??)
鍵が閉まった事を確認すると
ジンは私の手を握り歩きだした
「ジ…ジン!?」
「何ぃ?」
「手…」
私は少し赤くなる
:10/04/06 22:21
:PC
:☆☆☆
#266 [KC.]
「ほら、彼氏のフリ。」
ジンは気にもせず
歩き続ける
こんな時までカップルの
フリをしなくても…
私はこうして歩く事に
あまり慣れていないせいで
ぎこちなく歩いた
スーパーに着いても
ジンは手を離す気配がなく
すごく恥ずかしい
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#267 [KC.]
でもこうして買い物を
していると本当にジンの彼女に
なったみたいで嬉しかった
新たにまたいろいろと
食材を買い大きな袋に入れる
「俺が持つぅ。」
ジンは私が持とうとした
袋を取り上げた
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#268 [KC.]
「重たいよ?」
「…男なめんなよぉ?」
私より悠々と袋を持つジン
最近いろんなジンを
見るようになった私は
謎だらけの彼に少しずつ
惹かれているような気がした
:10/04/06 22:22
:PC
:☆☆☆
#269 [KC.]
でも…ジンが私に
優しくしたり彼女のような
扱いをしてくれる理由を
私は知っている…
:10/04/06 22:23
:PC
:☆☆☆
#270 [KC.]
私はジンに惚れて
しまわないように
注意するようになっていた
私達がスーパーに
行った日から数日
前よりも仲良くなった私達
:10/04/06 22:23
:PC
:☆☆☆
#271 [KC.]
自然に接する事が
出来るようになり
会話も増えジンから
いろんな話をしてくれるようにも
なっていた
すごく幸せで充実した日々
でもそんな日々に
突然、嵐がやってくる…
:10/04/06 22:24
:PC
:☆☆☆
#272 [KC.]
モデルの撮影日当日
私は聖二さんと現場に到着する
私は姫ちゃんを肩にさげ
聖二さんとスタジオに入った
そこにはすでにモデル達が
集まっている
「ありゃ…待たせちゃってすいません。」
聖二さんが監督に謝る
:10/04/06 22:25
:PC
:☆☆☆
#273 [KC.]
「いやぁ!!あの子達、今日は気合いが入っちゃっててずいぶん早く来てるみたいだから、気にしないで。」
「気合い?なんでまた…?」
「今日はあのZIN君が一緒に撮影するからじゃないかなぁ?」
「え?ZINって?」
「聞いてないの?最近、注目度No1の男性モデルのZINが来るんだよ。」
「初耳っす。そうなんですか…」
「そうだったの?それにしても彼、遅いなぁ。」
:10/04/06 22:25
:PC
:☆☆☆
#274 [KC.]
(ZINって…?)
私は姫ちゃんの準備をしながら
話しを聞いていた
聖二さんと監督さんが
話しているとスタジオのドアが開く
それをきっかけにモデル達が
ザワザワとざわめきだした
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#275 [KC.]
「すいません!!車が混んでて遅れました!!」
スーツを着ている男性が
こちらに駆け寄ってくる
そしてその後ろから歩いてきた
人物を見て私は固まった
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#276 [KC.]
「ジ…ン…?」
歩きながら近づいてきた人物…
それは紛れもなくジンだった
でもジンは固まる私を見ても
無表情のまま…
「ZIN!!早速スタンバって!!」
スーツの男性がそう言うと
ジンは女の子達に挨拶をして
セットに入った
:10/04/06 22:26
:PC
:☆☆☆
#277 [KC.]
セットに入ったジンは笑顔で
こちらを見る
「東大寺!撮影始まるぞ。頑張れよ!!」
聖二さんが私に声をかけると
同時に監督さんが
撮影の合図をかけた
:10/04/06 22:27
:PC
:☆☆☆
#278 [KC.]
:10/04/06 22:30
:PC
:☆☆☆
#279 [
:/ぶーちゃん]
やっぱりモデル!?!?
そんな予感してたんだ★
続きが気になるぅ(´∀`)
読みやすいよっ(^^)!!
応援してるからネ♪
:10/04/06 22:50
:N02A
:☆☆☆
#280 [我輩は匿名である]
コメント入ると読みにくい

せっかくおもしろい小説やのにイライラするから感想板作って欲しい!
:10/04/07 01:18
:SH906i
:☆☆☆
#281 [KC.]
>>279 [ぶーちゃん]さん
ジンくんの職業ばれてしまいましたか…ww
いつも読んでいただいてありがとうございます♪
本当に嬉しいです♪
これからもがんばりますので
そうぞ応援よろしくお願いします★
:10/04/07 02:14
:PC
:☆☆☆
#282 [KC.]
>>280 [我輩は匿名である]さん
読んでいただいて
ありがとうございます!!
とても嬉しいです♪
後、貴重なご意見も
ありがとうございました!!
:10/04/07 02:18
:PC
:☆☆☆
#283 [KC.]
:10/04/07 02:20
:PC
:☆☆☆
#284 [KC.]
>>277 の続き
-------------
(え…私…ジンを撮るの…?)
私は固まったまま
女の子に囲まれている
ジンを見る
「東大寺?どうした??」
聖二さんが私に駆け寄り
声をかける
:10/04/07 17:36
:PC
:☆☆☆
#285 [KC.]
「あっ…すみません。」
聖二さんに声をかけられ
フッと我にかえった私は
姫ちゃんを覗き込んだ
姫ちゃんを通して
ジンと目が合う
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#286 [KC.]
ジンはカメラを
見ているだけなのに
私の目を見つめている
ような感じがする
私の心臓が大きく動きだした
何度かシャッターを押す
写真を撮るのに
こんなにドキドキしたのは
初めてだった
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#287 [KC.]
私のせいで撮影はすごく
スローペースで行われた
それから時間が経ち
やっと休憩にはいる
ジンやモデル達は服を着替えに
一度スタジオを出て行った
「おつかれぇ。」
聖二さんが声をかける
:10/04/07 17:37
:PC
:☆☆☆
#288 [KC.]
「おつかれさまです…。」
「東大寺?どうした?」
聖二さんはそっと私の手をとる
「手震えてるぞ?」
ドキドキと緊張の
あまり私の手は
小刻みに震えていた事に
聖二さんは気づいていた
:10/04/07 17:38
:PC
:☆☆☆
#289 [KC.]
「あの…すいません。いつもより緊張しちゃってて…すぐおさまるんで。」
私はうつむく
こんなに心臓はバクバクして…
緊張のあまり手も震えて…
写真なんてまともに
撮れている訳がない
私の中でドキドキと
緊張と…プラス不安が
ごちゃ混ぜになる
:10/04/07 17:38
:PC
:☆☆☆
#290 [KC.]
うつむいたままの私を見て
聖二さんは震えている私の手を
ギュッと握る
「こっちこい。」
聖二さんは手を繋いだまま
スタジオから私を連れ出した
「どこ行くんですか!?」
少し強引な聖二さんが
連れてきてくれた所は
スタジオから少し離れた
休憩所だった
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#291 [KC.]
「お前、あそこでは休憩できないだろ?」
そう言うと聖二さんは
私の手を離し
目の前にあった
自動販売機で
缶コーヒーを買ってくれた
「まぁコーヒーでも飲め!!」
「ありがとうございます。」
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#292 [KC.]
私は遠慮せず缶コーヒーを受け取る
「しっかし…そんな緊張じゃどんな写真できるだろうか…」
聖二さんは自分にも
缶コーヒーを買い
近くにあったイスに座る
「出来上がりが…ある意味楽しみだな!!」
ニカッと笑いながら
聖二さんはグイッと
缶コーヒーを飲んだ
「本当にすいません。」
:10/04/07 17:39
:PC
:☆☆☆
#293 [KC.]
次第に心臓は落ち着いてきたけど
まさかジンがモデルだったなんて…
信じられなかった
「なぁ東大寺!!知ってるか?ちっさいおっさんの話…」
缶コーヒーを飲んでいた私は
その質問に思わずむせる
「ちっ…ちっさいおっさんですか??」
「そうだ!!よく有名人が見るとかって話の…アレだ。」
「少しだけ聞いたことありますけど…」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#294 [KC.]
「俺見たんだよぉ!!この間さぁ、俺が風呂に入ってたらドアが少し開いててな。その隙間からこっち見てたんだよ!!」
ポカーンとしている私に
真剣な表情で話す聖二さん
「そんでさ、俺が「エッチ!!」っつったら走って逃げてったんだ!!」
「…本当ですか〜?」
私は疑いの眼差しで
聖二さんを見る
「嘘じゃないって!!二人もいたんだぞ!?あいつら本当は変態なんだよ!!」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#295 [KC.]
あまりにも真剣に話す聖二さんが
おかしくて私の顔はいつのまにか
笑顔になっていた
「気をつけろよぉ?俺は男だから別にいいけど…お前ももしかしたら、ちっちゃい変態おっさんに覗かれてるかもしれないぞぉ!?」
「それ本気でイヤですね。ある意味その話、すごく怖いです。」
「いや、本当に俺…ショックだったし…見られてさ。」
そういいながら聖二さんは
イスから腰を離す
「そろそろ戻りますか?」
:10/04/07 17:40
:PC
:☆☆☆
#296 [KC.]
「そうしようか…あっ!!ちっさいおっさん!!」
聖二さんは私の後ろを指差し
急に大声をだした
「えぇぇえ!?!?」
私は思わず後ろを向く
すると聖二さんの方から
クスクスと声がした
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#297 [KC.]
私は目を細めながら振り返り
聖二さんを見た
手で口を押さえ
声を押し殺して
笑っている聖二さん
「ひどいです。」
私は細めた目のまま
カラッポになった空き缶を捨てて
スタジオの方に歩き出した
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#298 [KC.]
「あ…ププッ…ちょっと待てって…プッ」
聖二さんは笑いながら
空き缶をゴミ箱に入れ
後を追いかけてきた
そして私達はスタジオに入り
後半の撮影が始まる
服を着替えたジンとモデル達は
前半の服とは対象的に
すごくラフな服をきて
スタンバイしていた
:10/04/07 17:41
:PC
:☆☆☆
#299 [KC.]
セットも前半使っていた物と
変わってラフな感じになっている
私は写真を撮ろうと
姫ちゃんを覗き込む瞬間…
ちっさいおっさんの話を
真剣な顔で話している
聖二さんを思い出した
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#300 [KC.]
聖二さんを見ると
口元に手を当て
まだ顔がにやけている
思わず笑いそうになるが
ガマンする
聖二さんのおけげで
私は前半と違い
極度な緊張をすることなく
撮影する事が出来た
撮影は無事に終了
「おつかれさまで~す。」
その声と同時に
聖二さんを見た
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#301 [KC.]
聖二さんはさっきまでの
「笑い」と違う優しい笑顔で
私を見てくれていた
私も聖二さんに
笑顔で返した
そして私は姫ちゃんを
片付け始める
するとそこにジンが近づいてきた
「ルカ。」
「ん?あっジン…君、お疲れ様。」
:10/04/07 17:42
:PC
:☆☆☆
#302 [KC.]
私は場所をわきまえ
君付けでジンの名前を呼び
片付けをやめジンを見た
「お前…」
「ZINく〜ん!!」
女の子達がジンに駆け寄ってくる
「メアド教えてぇ!!」
「ZINくんこれからヒマぁ?どこか行かない??」
:10/04/07 17:43
:PC
:☆☆☆
#303 [KC.]
女の子達は私がいる事なんて
全く気にもせず
キャピキャピと
ジンに群がる
その光景を見ると
少し…
胸が痛かった
ちょっとの間、私を
見ていたジンだったが
私から顔を反らし
笑顔で女の子達の相手をする
:10/04/07 17:43
:PC
:☆☆☆
#304 [KC.]
それを見て私もジンから
目を反らし途中までしていた
姫ちゃんの片付けをし始めた
姫ちゃんの片付けが
終わると同時に聖二さんが
声をかける
「琉華、帰るぞぉ!!」
私はその声に
びっくりす
:10/04/07 17:44
:PC
:☆☆☆
#305 [KC.]
(琉華?いつもは苗字なのに…)
そんな私に聖二さんは
手を振る
私はジンと女の子達に
サラッと挨拶をし
駆け足で聖二さんのもとへ
行きスタジオを出た
車に乗り込み帰りだす私達…
:10/04/07 17:54
:PC
:☆☆☆
#306 [KC.]
「お疲れぇ。」
運転をしながら
聖二さんは言う
「お疲れさまです。今日は…女の子に群がれなかったですね。」
「厳禁なやつらだよなぁ、ホント。おっさんより若いのがいいんだよ。」
笑いながら言う聖二さん
「内心助かったけどな。若すぎるのも考えもんだ。」
「フフ、そんな事言っちゃって〜、少し悔しかったんじゃないんですかぁ?」
私は笑いながら聖二さんに言った
:10/04/07 17:54
:PC
:☆☆☆
#307 [KC.]
「ん〜…そうだなぁ、お前をあんなに動揺させた時はちょっと悔しかったなぁ。」
「え?」
「なんでもないよ。」
今話しがかみ合って
なかったような…
そんな会話をしながら
私達はあっという間に
会社につく
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#308 [KC.]
今日は少し早めに
撮影が終わったので
早速会社のPCにデータを送り
二人で写真の確認をする
「ハハ、やっぱ前半すごいな。」
PCの画面に映し出された
前半の写真を見て聖二さんは
思わず噴出す
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#309 [KC.]
「そうですね。」
苦笑いする私は
聖二さんを見た
「でも…」
聖二さんは真剣な顔で
画面を見つめなおす
「どうしました?」
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#310 [KC.]
「いいんじゃないか?これでも。」
いつもより少し声が低い聖二さん
こんな聖二さんは初めて見た
いつもはどんな風に見えるか
私の特殊能力についての
感想があるけど…
今回はその感想はなく
ただ写真を見つめているだけだった
ある程度の整理を済ませ
仕事が終わる
:10/04/07 17:55
:PC
:☆☆☆
#311 [KC.]
「お疲れ様でした〜。」
私は帰る支度をして
帰り始めた
「おい、東大寺!!」
少し歩いていた私に
後ろから声がかかる
振り向くと聖二さんが
追いかけてきた
「今日はもう遅いから送ってってやるよ。」
「いいですよ!!そんなに家遠くないし。」
「まぁ、遠慮すんなッ!!」
:10/04/07 17:56
:PC
:☆☆☆
#312 [KC.]
ポンポンと軽く頭を叩かれる
「すぐ車出してくすからここらで待ってろよ?」
そう言うと聖二さんは走って
駐車場へ向かって行った
すぐに聖二さんの車が出てきて
私に近づいてくる
私の前で車はとまり
少し遠慮勝ちに
私は車に乗り込んだ
:10/04/07 17:56
:PC
:☆☆☆
#313 [KC.]
今日の聖二さんは様子が
いつもと違う
いつもより会話が少なく
家の近くにある公園に着いた
「ありがとうございます。」
私はお礼をいい車から降りる
「東大寺。」
聖二さんは私を呼び
何故か車を降りた
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#314 [KC.]
無言で近づいてくる聖二さん
「はい。」
私は控え気味に返事をする
(きっと写真が上手く撮れてなかったせいで、怒ってるんだ…)
私の前に静かに立った
聖二さんは私を見ている
私は怒られる事を
覚悟し息を飲んだ
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#315 [KC.]
「お前、好きな人とかいるの?」
予期せぬ言葉
私はへ?と聖二さんの
顔を見た
「俺にもまだチャンスある?」
そういうと同時に
聖二さんの両手が私を包む
私は何がなんだか理解できず
抱きしめられたまま
固まってしまった
:10/04/07 17:57
:PC
:☆☆☆
#316 [KC.]
「俺、ずっと前からお前の事好きだったって…知ってるか?」
小さくささやかれたその言葉
私は目を見開く
「お前、引越してからなんか変だよな。彼氏でもできたか?」
彼氏…
私はジンを思い出す
:10/04/07 17:58
:PC
:☆☆☆
#317 [KC.]
「なんでだ?俺、ずっとお前の傍にいたのに。」
そう言うと同時に聖二さんの
腕の力が増す
「聖…二…さん…くる…しいぃ…」
普通に話すことが
出来ないほどの力で
抱きしめられ
私は身動きが取れなかった
:10/04/07 17:58
:PC
:☆☆☆
#318 [KC.]
「こんなとこで、何してんだよ。」
その声がしたと同時に
聖二さんの腕が緩む
その隙をついて私は
聖二さんから逃れた
すると逃れた瞬間
次は後ろにひっぱられ
私はバランスを崩す
:10/04/07 17:59
:PC
:☆☆☆
#319 [KC.]
ドンっと背中に何かが当った
私は恐る恐る上を向く
「ジン…」
バランスを崩した私を
支えていたのは
ジンだった
:10/04/07 17:59
:PC
:☆☆☆
#320 [KC.]
「こいつ俺の女だからさぁ。変なちょっかい出さないでもらえる?」
ジンは鋭い声で聖二さんに言った
「俺の…女…?」
聖二さんはジンに腕を
しっかり掴まれている
私を見る
:10/04/07 18:00
:PC
:☆☆☆
#321 [KC.]
「やっぱ彼氏…いたのか…。」
「ごめ…んなさ…い。」
私はどう言えばいいかわからず
それ以上話せなかった
:10/04/07 18:00
:PC
:☆☆☆
#322 [KC.]
-------------
>>284-321 New
感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4743/
-------------
:10/04/07 18:03
:PC
:☆☆☆
#323 [KC.]
>>321の続き↓
-------------
「今日のお前、ちょっと変だと思ったんだ。」
ジンは聖二さんを
睨みつけたまま
話を聞いている
「まさかZIN君が彼氏だったとは…。もう俺には勝ち目ないか…。」
:10/04/08 02:00
:PC
:☆☆☆
#324 [KC.]
すごく悲しそうな聖二さんの顔をみて
私の胸はきつく締め付けられる
「わかってんなら、さっさと帰れ。」
容赦なくジンは
聖二さんに言った
「ジ…ジン!!」
私は慌てて聖二さんに
近づこうとしたが
私を掴んでいるジンの手に
力が入る
:10/04/08 02:00
:PC
:☆☆☆
#325 [KC.]
「東大寺…困らせて悪かった。」
そう言い残し聖二さんは
車に乗り去って行った
聖二さんの車が見えなくなって
私はジンを見る
「何?」
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#326 [KC.]
その声は怒っている…
低く冷たい声、そして
ジンは私を睨みつけた
「俺、前に言ったよな?こういうこと、気分悪いって。」
「だって…」
「だって?…何それ、私は悪くないって言いたいの?」
ジンの冷たい言葉と視線に
私は凍えついてしまった
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#327 [KC.]
腕を掴んだままのジンは
そのまま強引に歩き出す
「痛いッ!!ちょっ…ちょっと!!」
腕を掴んでいる手は
力を緩める事なく
まっすぐマンションへむかう
:10/04/08 02:01
:PC
:☆☆☆
#328 [KC.]
私は姫ちゃんを落とさない
ように注意しながら
ジンに必死でついていく
あっという間にマンションに着くと
鍵を開けジンは私を中に放り込んだ
その勢いでバランスを
崩し、倒れかけたが
私は姫ちゃんの為に耐え抜いた
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#329 [KC.]
姫ちゃんを床に置くと
靴を脱ぎ先にリビングへ向かう
すぐその後にジンが来た
と思った瞬間
腕を強く引っ張られ
私の背中が壁にぶつかった
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#330 [KC.]
びっくりして思わず目を瞑る
ダンッと音がなり
私はゆっくり目を開けた
目の前には鋭い目つきのジン
私の両側には
ジンの手があった
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#331 [KC.]
「ジ…ン…?」
怖くなった私は
その場で硬直してしまう
「ねぇ、アンタ仕事中あいつと手繋いでどこ行ってたの?」
(手を…繋いで!?)
ジンは私達がスタジオ
から出ていくのを
目撃していた
:10/04/08 02:02
:PC
:☆☆☆
#332 [KC.]
「休憩時間、どっか行ってたでしょ。」
「アレは…ただ休憩所にコーヒーを…」
「帰ってきたと思ったら、機嫌良くなってたしね。あいつと何してたの?」
(何してた?…もしかして何か誤解してるの?)
低く冷たい声に
私は言葉を返せない
:10/04/08 02:03
:PC
:☆☆☆
#333 [KC.]
「アンタって結構、軽いんだ。」
「ちがぅッんッ…!?」
私が口を開け声を出した瞬間
ジンの唇でさえぎられた
:10/04/08 02:03
:PC
:☆☆☆
#334 [KC.]
頭が真っ白になる
息が出来ないくらい
深くディープなキス
ジンの胸を押すが
上手く力が出ず
やっと唇が離れたと思えば
また次のキスが重なった
:10/04/08 02:04
:PC
:☆☆☆
#335 [KC.]
「…んッ…ジ…ン…っ」
話す暇もなくやってくる
ジンからのキス
唇が熱い
全身の力が抜け
立っていられなく
なってきた私は
崩れ落ちそうになる
:10/04/08 02:04
:PC
:☆☆☆
#336 [KC.]
ジンは私の腰に手を回し
崩れそうになっている
私を支えた
そしてやっと唇が離れる
「どうして…?こんな事するの?」
私が見るジンはまるで
水の中にいるかのように
霞んでいた
:10/04/08 02:05
:PC
:☆☆☆
#337 [KC.]
:10/04/08 02:07
:PC
:☆☆☆
#338 [ぱつきん]
主さま、さまさまです。
アドレナリンやばいです。
応援してます〜!!
:10/04/08 07:35
:D705i
:☆☆☆
#339 [KC.]
>>336の続き
-----------
「アンタが悪いんだって…」
そう言うとジンは軽々と
私を持ち上げ、近くにあった
ソファーに私を寝かすと
覆いかぶさるように
上に乗ってきた
「やめ…て…」
震えた声で私は
ジンに言う
:10/04/08 22:49
:PC
:☆☆☆
#340 [KC.]
「男にそーゆーのは逆効果。」
ジンはそういうと
私の口に再びキスをする
今度のキスは軽く
触れるだけのものだった
そしてジンは私の
耳にささやく
「俺のって…しるし…つけるよ。」
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#341 [KC.]
「ッッ!?…ダメッ!!」
私の抵抗も虚しく
ジンは私の首に一度
軽くキスをすると
次は深く長いキスをした
そのキスに体はびくつき
思わず声が出てしまう
「あッ…ん!!」
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#342 [KC.]
体がすごく熱い…
心臓も爆発寸前
そんな私にジンは容赦なく
キスをする
(こんなのって…)
私の目からは
大きな雫が流れ落ちた
:10/04/08 22:50
:PC
:☆☆☆
#343 [KC.]
「泣くなよ…」
小さく悲しそうなジンの声
その声のすぐ後
ジンは私からゆっくりと
降り、片手で頭をボリボリかく
「…ジン。」
「泣くのは…ナシでしょ。」
:10/04/08 22:51
:PC
:☆☆☆
#344 [KC.]
ジンはそう呟くと
私を見る事もなく
部屋に戻ってしまった
翌日
首にはしっかりと
つけられた[俺のしるし]
:10/04/08 22:51
:PC
:☆☆☆
#345 [KC.]
そのしるしを見るだけで
赤面してしまう私は
ジンに会うのが少し気まずくて
いつもより早めに家を出た
当然、会社に一番のり…
と思っていたが
実際は二番だった
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#346 [KC.]
「おはよ。」
私に挨拶をしてくれた人物
それは聖二さんだった
聖二さんはコーヒーカップを片手に
新聞を読んでいる
「今日はいつもより早い出勤だな。どうしたんだ?」
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#347 [KC.]
これはこれで気まずい
昨日あんな事があって
どんな顔をすればいいか
わからない私は
軽く挨拶をすると
そそくさと自分のデスクに向かう
私のとった行動を見て
聖二さんは小さくため息をついた
:10/04/08 22:52
:PC
:☆☆☆
#348 [KC.]
「なぁ、東大寺。」
私は聖二さんを見る事ができず
そっぽを向いたまま返事をする
すると聖二さんは読んでいた新聞と
片手に持っていたコーヒーカップを
机に置き近づいてきた
「コッ…コーヒー買ってきます!!!!」
:10/04/08 22:53
:PC
:☆☆☆
#349 [KC.]
私は逃げるかのように
事務所を飛びでて走り出す
「あっ東大寺!?」
走りだした私を聖二さんは
追いかけてきた
そして走るのが遅い私は
あっさり捕まってしまう
:10/04/08 22:53
:PC
:☆☆☆
#350 [KC.]
「待て、逃げないでくれ!!」
「別に逃げた訳じゃ…」
「昨日は困らせて本当に悪かった。」
聖二さんを直視できない私は
下をむいたまま話を聞いた
「俺、昨日も言ったと思うけど、ずっとお前の事好きだったんだ。」
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#351 [KC.]
「…。」
「でも、お前…俺に全く興味なさそうだし…。この気持ちは俺だけのもんにしようと思ってた。」
「……。」
「無理に伝えても、こんな風にギクシャクしたくなかったし…、でも…」
悲しそうな声…
全然気づかなかった
聖二さんの気持ち
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#352 [KC.]
「昨日のお前の反応を見て…、写真を見て…、お前の気持ちを知ったから…」
「昨日の…写真??」
「おう。前半の写真…お前の気持ち出過ぎだよ。」
「…ッ!?!?」
私はその言葉に目を見開いた
「アレ見て、お前はZIN君が好きなんだってわかった瞬間…俺、悔しくて…」
(私は…ジンが…好き…?)
:10/04/08 22:54
:PC
:☆☆☆
#353 [KC.]
あれだけ注意してたのに…
私はいつの間にかジンの事が…
「んで…「片思いならまだ俺にもチャンスあるかも…」って、ガマンできず…お前を困らせちまった。」
「…。」
「けど…お前とギクシャクすんの俺、嫌なんだ。だから…今すぐにとは言わない。また前のように接してほしい。」
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#354 [KC.]
真剣な顔で私を
見つめる聖二さん
私はやっと
聖二さんの顔を見る事が出来た
「ありがとうございます。…きっと今すぐには、無理だと思いますけど…私もギクシャクするのは嫌だし…聖二さんがそう言ってくれてよかった。」
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#355 [KC.]
私が笑顔で答えると
その顔を見て聖二さんは目を見開き
少し困った表情で笑顔をつくる
そして私の頭をポンポンと撫でてくれた
「ありがとう。」
そう言うと聖二さんは
先に事務所へ戻って行った
:10/04/08 22:55
:PC
:☆☆☆
#356 [KC.]
聖二さんの言葉で
気持ちに気づいた私…
昨日の極度な緊張は
そんな思いがあったからだったんだ
そして女の子と仲良く
しているジンを見て
辛くて切なくて…
ムカムカまでして
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#357 [KC.]
その時からいろんな
気持ちがいっぱい
混ざり合って…
手まで震えるくらい
混乱していた事に
気づいて…しまった…
いや、違う…
私は前から気づいていた…
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#358 [KC.]
でも好きな人と…
カップルのフリをしている私…
その理由も女の人を
避ける為…
最近は、ジンとすごく
仲がよく「それでもいいか。」
なんて思っていた
:10/04/08 22:56
:PC
:☆☆☆
#359 [KC.]
気づいていない
フリをしていたズルい私は
自動販売機で
缶コーヒーを買い
決心をする
はっきりとした
この気持ちを
逃げずに
ジンに伝えよう
:10/04/08 22:57
:PC
:☆☆☆
#360 [KC.]
そう心に決めると
少し気持ちが楽に
なった気がした
私は缶コーヒーをその場で
飲み干し一度大きく
背伸びをする
そして事務所に戻った
:10/04/08 22:57
:PC
:☆☆☆
#361 [KC.]
気持ちがハッキリした
おかげで仕事がはかどり
いつもよりテキパキと
仕事をしているうちに
もう夕方になっていた
仕事が終わり
私はスーパーに寄って
いつも通り二人分の食材を買って
マンションへ帰る
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#362 [KC.]
マンションに着き
家の扉を前に
した瞬間、急に心臓が
大きく動き出した
さっきまでは全く
普通だった私の心臓…
この扉を開ければ…
ジンがいる
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#363 [KC.]
「なんて…言おう…」
今更、緊張が私を襲う
二人分の食材で
私の手が真っ赤になっている
事なんて全く気づかない
告白なんて久しぶりだし…どうしよう…
もし断られたら…どうしよう…
いろんな不安が私を襲う
:10/04/08 22:58
:PC
:☆☆☆
#364 [KC.]
とその時…
ガチャッと勢いよく扉が開いた
ドアの真正面に立っていた
私は顔面に直撃を受けてしまった
思わず食材を落とし
顔を抑えながらうずくまる
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#365 [KC.]
「…今何かに当ったかしら?」
楽器のような綺麗な声が
聞こえた
私は顔を抑えている
手の隙間から出てきた人物を
確認する
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#366 [KC.]
そこに立っていたのは
私よりも背が低く
綺麗なロングヘアーの女性だった
その女性は私に気づくと
あわてて声をかる
「あらっ!!大変っ!!大丈夫ですか!??」
「だ…だひじょ〜ぶでふ。」
:10/04/08 22:59
:PC
:☆☆☆
#367 [KC.]
少しおっとりした話方の女性は
私の背中をさする
「どうしたぁ??」
その声と共にジンが
ひょっこり顔を出した
「…じふ…ッッ」
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#368 [KC.]
通路に広がる食材と
顔を抑えている私を見て
ジンはびっくりした
顔をしている
こんな所を見られるなんて…
恥ずかしい!!
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#369 [KC.]
直撃を受けた顔は
すでに赤くなっていたが
さらに赤くなるのを感じた
「この人…家の前にいたらしくて…私の攻撃うけちゃったみたい★」
少し苦笑いでジンに
説明する女性…
と、ここでやっと私は
重要なことに気がついた
:10/04/08 23:00
:PC
:☆☆☆
#370 [KC.]
(この人…家から出てきた!?)
ようやく自分になにが
起こったか把握できた
私はその真実に固まってしまう
「あ〜ぁ〜…」
ジンは通路に広がる
食材を広いはじめた
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#371 [KC.]
「あっジン!!私、時間だからもう行くね?ばいばい★」
「うん、またね。」
ジンが優しくそう言うと
女性は自分の腕時計を見ながら
行ってしまった
心配そうに私を見つめるジン
食材を拾い終えたジンは
心配そうな顔で私を見つめる
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#372 [KC.]
(どうして…?)
私の中はその疑問だらけだった
「ルカ…大丈夫?」
そっとジンの手が私に触れる
「うん…大丈夫。」
そう言いながら私は
顔に当てていた手を離した
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#373 [KC.]
ジンは心配そうに私の顔を
覗き込むとびっくりした
表情を見せる
「ルカ…鼻血ぃ…」
「えっ!?」
どうやら一番強打したのは
鼻だったらしく私の鼻からは
血が顔を出していた
:10/04/08 23:01
:PC
:☆☆☆
#374 [KC.]
急いで中に入り
鼻にティッシュを当てる
告白どころでは
なくなってしまった…
私はリビングのソファーに座り
はぁ〜…と大きくため息をつき
うつむいた
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#375 [KC.]
先に食材を冷蔵庫に
入れてくれたジンは
すぐに私の横に来て
心配した表情で私を見ている
「血、とまったぁ?」
私の顔を覗き込むジン
「まだぁ。って言うか…あんまり見ないで?恥ずかしいから…」
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#376 [KC.]
私はジンから顔を
そむけながら言った
本当に恥ずかしいし
初めて鼻血なんて出した所を
人に見られてしまった…
しかも最悪な事に
ジンに見られるなんて…
気分はこれ以上ない程
最悪だった
:10/04/08 23:02
:PC
:☆☆☆
#377 [KC.]
「いいじゃん、ルカの顔もっと見せてよぉ。」
「やだよ、だって鼻血出てるもん。」
「なんで?鼻血出ててもルカはかわいいよぉ?」
さらっとジンは言う
「んなッ!?!?」
私は思わずその言葉に
顔を赤くさせる
:10/04/08 23:03
:PC
:☆☆☆
#378 [KC.]
「アレ?顔赤くなったけど…大丈夫ぅ?」
赤くさせた張本人の
ジンは真面目な顔をしている
ダメだ。
ジンと一緒にいる限り
この鼻血は止まらない
そう確信した私は
「着替えてくる!!」と言って
急いで自分の部屋に戻った
:10/04/08 23:03
:PC
:☆☆☆
#379 [KC.]
:10/04/08 23:08
:PC
:☆☆☆
#380 [KC.]
>>378の続き↓
-------------
部屋に戻った私は
ドアの前で立ち尽くす
鼻に当てていた
ティッシュを離せば
血はまだ出ていた
私はジンが見ていない事を
いいことに鼻に
ティッシュを積める
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#381 [KC.]
そして服を着替えた
そのままリビングに
行かずベッドに横たわる
(あの子は一体…)
少し落ち着いた
私の頭にはその事で
いっぱいになっていた
そして私は前にも
似たような事があったと
思い出す
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#382 [KC.]
あの時はまだジンに
興味がなく
リビングでやらしい事を
していたジンを軽蔑
していた…
でも今はすごく
胸が苦しい…
:10/04/09 23:53
:PC
:☆☆☆
#383 [KC.]
彼女の事を聞いても
良いのだろうか?
自分の話しをするのが
嫌いなジンは
そんな事を聞くと
機嫌が悪く
なるかもしれない
私はいろいろと考えた
:10/04/09 23:54
:PC
:☆☆☆
#384 [KC.]
フッと時計を見ると
時刻は9時を回っている
何時間考えて
いたんだろぅ…
私は鼻に積めた
ティッシュを外すと
血を確認した
:10/04/09 23:54
:PC
:☆☆☆
#385 [KC.]
鼻血はすでに止まっている
私はやっとベッドから
起き上がると
そっとドアを開けた
するとリビングで
ジンがTVを見ている
私に気づいたジンは
こちらを向く
:10/04/09 23:55
:PC
:☆☆☆
#386 [KC.]
「ルカ…大丈夫ぅ?」
心配そうな顔のジン
「うん…大丈夫。」
私はジンの顔を見ると
質問攻めしてしまいそうで
ジンから目を反らせた
:10/04/09 23:55
:PC
:☆☆☆
#387 [KC.]
「ルカ?」
ジンは私の名前を呼ぶ
「何?」
相変わらずジンの方を
向かない私…
「やっぱ昨日の事…怒ってんのぉ?」
そう言うとジンはTVの
方を向いた
私は何も言えず
台所に向かう
:10/04/09 23:56
:PC
:☆☆☆
#388 [KC.]
そこには美味しそうな
オムライスが合った
まさか…ジンが作ったの?
首を傾げる私
「チンして食べなぁ。」
ジンも相変わらずTVを
見ている
:10/04/09 23:56
:PC
:☆☆☆
#389 [KC.]
「ジンが…作ったの?」
「そ〜よぉ。」
「ジンは?」
「もぅ食ったよぉ。」
そう言うとジンはTVを消し
背伸びをしてこちらを向いた
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#390 [KC.]
「俺、明日から仕事忙しくて帰るの遅くなると思うぅ。だから明日から夕飯いらないぃ。」
「え?…ジン?」
ジンは私を見ず
部屋に戻ってしまった
私はジンの作ってくれた
オムライスを食べ始める
「美味しい…」
私は一人で呟いた
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#391 [KC.]
いつもより冷たく感じた
ジンの態度…
告白するって…
決めたのに
こんなんじゃ
告白できないよ
今日はもうジンに
会うことは無かった
:10/04/09 23:57
:PC
:☆☆☆
#392 [KC.]
翌日
なかなか眠れなかった
せいか、目を覚ませば
もう昼頃だった
今日は仕事が休み
家でゆっくりする事にした
リビングに出ると
誰もいない
:10/04/09 23:58
:PC
:☆☆☆
#393 [KC.]
確か昨日ジンは
仕事とかって…
外はいい天気
バルコニーに出て
大きく背伸びをした
そして青空を眺める
こんな天気の良い日に
私は何をしているんだ…
:10/04/09 23:58
:PC
:☆☆☆
#394 [KC.]
今頃ジン…
仕事頑張ってるかなぁ…
昨日の女の子…誰だろう…
告白…どうしようか…
考えれば考える程
ブルーになっていく
:10/04/09 23:59
:PC
:☆☆☆
#395 [KC.]
ボーッしているうちに
外はオレンジ色に染まり
気づけばもう夕方に
なっていた
一日中何もしなかった私
本当に病んでくる…
ずーっとバルコニーに
いた私はリビングに
戻るとTVをつけた
:10/04/09 23:59
:PC
:☆☆☆
#396 [KC.]
そして私はいつの間にか
意識を手放す
気がつくともう
10時を過ぎになっていた
するとピンポーンと
インターホンが鳴る
:10/04/10 00:00
:PC
:☆☆☆
#397 [KC.]
居留守をしようかと迷った
だがしつこく
インターホンが鳴る
私はしぶしぶ出る事にした
ドアを開け外を見る
「こんばんは★」
そこに立っていたのは
昨日の女性だった
:10/04/10 00:00
:PC
:☆☆☆
#398 [KC.]
「…あなたは…」
「昨日はごめんなさい。ジン、いますか?」
「いえ、まだ帰ってませんが…」
私はどういう顔を
すればいいのか解らず
すこし戸惑う
「そうですかぁ…。どうしよう…。」
女性は悩み出した
:10/04/10 00:01
:PC
:☆☆☆
#399 [KC.]
「う〜ん…う〜ん…」
ドアを閉めてやろうかと
思ったが実際そうもいかない
「あがりますか?」
私は負けた
「やったぁ!!いいんですかぁ?それじゃ〜遠慮なくぅ★」
本当に遠慮なく家に
上がる女性
:10/04/10 00:01
:PC
:☆☆☆
#400 [KC.]
私は女性を中に入れると
ドアを閉めた
「何か飲みますか?」
私は女性に聞く
「コーヒーお願いしま〜す。」
私はこの女性に
「遠慮」と言う言葉を
教えやりたいと思った
:10/04/10 00:02
:PC
:☆☆☆
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