もぅえぇわ!
最新 最初 全 
#206 [だーいし]
『2人のクラスに臨時の担任が来たんだって?』
マヤがバームクーヘンを食べながら言った。
『あぁ。松本が複雑骨折したみたいで。』
『顧問断ったからバチが当たったのよ!』
『2人ともいいかな?』
ヒロシが立ち上がった。
『どうしたの?』
:12/01/04 06:47
:S003
:gYrv84dY
#207 [だーいし]
『臨時担任の今田先生な、元芸人やねん。』
『えっ?』
2人はヒロシの方を凝視する。
『まぁ芸人言うてもインディーズやけどな。俺がまだ大阪におる中2の時によく、インディーズ芸人が集まるライブハウスに行ってたんや。そこで今田先生も漫才しててな。いっつもウケててな、それはめっちゃおもろかってん。でも、ある日を境にパタッと来んようになってな。誰も行方は知らんかった。まさか、こんなとこで会えるとわな。』
:12/01/04 06:53
:S003
:gYrv84dY
#208 [だーいし]
『そうだったんだ…。』
『でな、2人とも。俺に考えがあんねん!』
2人はさらにヒロシを凝視する。
『今田先生を漫才部の顧問にする!』
『なるほど。元芸人の観点で助言をしてもらうって訳だね。』
『おいキヨシ、なんで先言うねん!』
『ご、ごめん。』
『そうと決まれば行きましょ!』
3人は職員室に向かった。
:12/01/04 06:57
:S003
:gYrv84dY
#209 [我輩は匿名である]
:12/01/04 10:20
:Android
:76.5O9bY
#210 [だーいし]
:12/01/04 14:46
:S003
:gYrv84dY
#211 [だーいし]
『今田先生なら裏庭に行ったわよ。』
職員室で他の教師から情報を得た3人は裏庭に向かった。
裏庭の花壇の花に水をやる今田。
『先生。』
『やぁ、えっと小林君に鈴木君だっけ!?君は……?』
『隣のクラスの宮本と申します。』
『宮本さんね。覚えておくよ。』
:12/01/04 14:53
:S003
:gYrv84dY
#212 [だーいし]
『先生、なんで水やりをしてるんですか。』
キヨシは聞いた。
『これか?先生な花に水をやるのが好きなんだよ。帝都東でも毎日やってたんだ。いい大人なのに変わってるだろ?ハハハ』
今田は笑いながら水をやり続ける。
『ザ・ピスタチオ……』
ヒロシはボソッと呟いた。
と今田から先ほどの笑顔が消え、ホースから水が出なくなった。
:12/01/04 14:59
:S003
:gYrv84dY
#213 [だーいし]
『ザ・ピスタチオどうして解散したんや先生?あんなにおもしろかったやないですか!』
今田は戸惑いながらも無理矢理笑顔をつくり
『な、随分昔の事知ってるんだね、小林君。』
『どうしてなんや?』
黙り込む今田。
『あっ、変な事聞いてゴメンな先生!アッハハハ。あのな、先生俺ら今、「漫才部」っていうのやってて先生にその顧問やってほしいねん。顧問おらな文化祭でられへんくてな。だから先生に』
『断る!!』
今田の声が校舎の壁に反響した。
:12/01/04 15:09
:S003
:gYrv84dY
#214 [だーいし]
『ご、ごめん大きな声出して。じゃ先生失礼するよ。』
今田はホースを片付け去っていった。
『なによ!あれ!あんな言い方しなくてもいいじゃない!』
ヒロシとキヨシは黙ったままだった。
:12/01/04 15:15
:S003
:gYrv84dY
#215 [だーいし]
次の日。1年C組マヤのクラス。
『次は、体育か…』
次の授業が体育のため教室の後ろにあるロッカーに向かう。
『あれ?ない。』
ロッカーにあるはずの体操着がない。その間に他の生徒は体育館に向かっていく。
教室にはマヤ一人になった。
ふと、ゴミ箱に目がいく。
そこにはあるはずのないマヤの体操着が捨ててあった。
マヤはいじめにあっていた。
:12/01/05 01:39
:S003
:w3r/fQqk
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194