きらきら
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#601 [向日葵]
*************
明日早いので寝ます

感想頂ければとても嬉しいです


:07/03/31 23:15
:SO903i
:dJp4Wn5Y
#602 [向日葵]
友姫「ホント本好きだね〜。」
珊瑚「小さい頃から玩具より本が好きだったしな。」
こーゆー時、どう対応したらいいんだろうと私は悩んだ。珊瑚君の家庭は複雑な事情があるから、入りこんで聞いていいかわからなくなる。
その時、珊瑚君はおでこをコツンとした。
友姫「!」
珊瑚「なんも思わないから聞きたいなら聞け。気使いすぎ。」
:07/04/01 13:31
:SO903i
:4dTDDOgo
#603 [向日葵]
友姫「いや別に聞きたいことはないんだけど…絵本とか読んでたのかな〜って……。」
自分で言って自分で小さい頃の珊瑚君が絵本読んでるトコ想像したら悶えた。
『かっ…!可愛いすぎるー!!!』
珊瑚「まぁ小さい頃に小説は読めないし。もっぱらディズニーとかの物語見てたなぁ……。」
『ディズニ―――――ッ!!!!!!』
:07/04/01 18:49
:SO903i
:4dTDDOgo
#604 [向日葵]
悶える自分を脳裏で浮かべながら、表では普通にしていた。
友姫「そぅなんだ。私はシャボン玉とかして遊んでたなぁ〜。」
珊瑚「シャボン玉か。なんか久々にしたいなぁ」
友姫「ゴメン珊瑚君それ以上可愛いこと言わないで…。」
珊瑚「え?」
そんなこんなで代休はあっという間に過ぎていった。
:07/04/01 18:57
:SO903i
:4dTDDOgo
#605 [向日葵]
――――…
<学校にて>
ピシャァァァァン!!!
律「ゆ――きぃ――!!!(怒)」
ドアを開けると共に怒鳴る律。
友姫「あ、律。おはよー。」
律「おはよー。…じゃぁない!!!アンタ……千歳にメアド教えたでしょ…。」
友姫「…………さぁ?」
律「間ぁ!!何その間ぁぁ!!!」
:07/04/01 19:03
:SO903i
:4dTDDOgo
#606 [向日葵]
秋帆「やっだぁ!律。朝からそんな大声!」
友姫「大体なんで私?」
律「修学旅行の時、私達先に帰らして千歳と話してたでしょ!」
友姫「だからって私が理由にならないよ?」
律「薄情なさい?」
これ以上は嘘はつけないなと思い、素直に薄情。
:07/04/01 20:00
:SO903i
:4dTDDOgo
#607 [向日葵]
律「はぁ…お願いだから勝手なことはしないでね……?」
友姫「ハァイ。ゴメンネ。」
律は決して頭ごなしには怒らない。そーゆーところが好き。(前の珊瑚君の件は別として……。)
秋帆「千歳君とのメールはどうなの?」
律「別に。メールなんてホントの気持ちわかんないものだし。」
『そっけなく返してそうだなぁ…。』
:07/04/01 20:06
:SO903i
:4dTDDOgo
#608 [向日葵]
暁「おいーっす!」
佳苗「おはよー♪」
秋帆・律「おっはよー!」
佳苗ちゃんが来たので、一昨日考えてたことを相談しようと思った。
友姫「あ、佳苗ちゃん。それと秋帆も。放課後時間貰える?」
佳苗「ん?ハイハイ?」
律「何があるの?」
千歳「そーりゃ恋関係っしょー!」
:07/04/01 20:16
:SO903i
:4dTDDOgo
#609 [向日葵]
窓からいきなり千歳君が顔を出した。
千歳「律おはよー♪」
律「アンタのせいで寝不足よ。」
千歳「メールぶちればよかったじゃぁん!」
律「ぶちってもアンタが何回も送ってくんでしょうがぁぁぁぁぁ!!」
一同『夫婦漫才…!』
言い合ってるんだけど訳を知らない周りからはラブラブに見えるだろう。
:07/04/01 20:46
:SO903i
:4dTDDOgo
#610 [向日葵]
珊瑚「なんの騒ぎ?」
友姫「あ、おはよー!……?眠そうだね。」
珊瑚「あのわけわからない女がメールしてきたんだ。いつの間にかアド見たらしい。」
―――ドクン…
『……え?』
珊瑚「ん?心配すんな。どこにも行かないから。」
友姫「え?……あ、……ウン……。」
:07/04/01 20:51
:SO903i
:4dTDDOgo
#611 [向日葵]
珊瑚君。どこにも行かない保証なんてないよ…。
信じてないわけじゃない。
ただ胸騒ぎがして。
例えば、忘れ物ないように荷物を準備したのに落ち着かない様な……。
わかんないの。
どう表現すればいいか。
ゴメンナサイ。珊瑚君。
信じてるよ?
珊瑚君。
…………恐いよ…。
:07/04/01 20:56
:SO903i
:4dTDDOgo
#612 [向日葵]
暁「友姫ちゃん?どしたの?顔青いよ?」
友姫「ハッ。ううん。…………なんでもない。」
学校始まりのチャイムが鳴り響く。
私は、私の中で何かが始まる合図にしか聞こえなかった。
―――……
<1時間目>
黒板には自習の文字。
先生が風邪をひいたらしい。
:07/04/01 21:10
:SO903i
:4dTDDOgo
#613 [向日葵]
配られたプリントをやる気にはなれず、裏に落書きをしていた。
友姫「はぁ……」
千歳「何書いてんの?」
千歳君がプリントを取った。
友姫「あ!っちょ!」
千歳「……なにこれ……猫?」
秋帆「え?ネズミでしょ?」
律「カバじゃ……。」
:07/04/01 21:14
:SO903i
:4dTDDOgo
#614 [向日葵]
この会話を聞いてわかったでしょう。
私は絵が最低最悪に苦手。
友姫「犬なんですけど……。」
一同「………………。」
静かに私を見る3人。
『最悪だ……』
勉強はまぁまぁ出来る方だが、美術の才能は無いに等しい私。
3人はプリントの絵と私を交互に見る。
:07/04/01 21:18
:SO903i
:4dTDDOgo
#615 [向日葵]
:07/04/01 21:22
:SO903i
:4dTDDOgo
#616 [我輩は匿名である]
おもしろすぎです★私的に律が好き(≧艸≦*)
これからも頑張ってください!
:07/04/02 14:05
:W43T
:WKgh7Of2
#617 [向日葵]
我輩さん

ありがとうございます(´;ω;`)


でも今日更新できるかわかりません


でも更新してたら見て下さいね

:07/04/02 19:44
:SO903i
:72U4uVxk
#618 [向日葵]
ほんの少し更新

**********
秋帆「ねぇ……これ寛和君に」
友姫「見せたらどうなるか分かってる?」
千歳「あ、友姫ちゃん。携帯貸して?」
友姫「?いいけど」
これが間違いだった。
千歳君は携帯をいじり、カメラモードにして写した。
そして……
千歳「そーしーん☆」
:07/04/02 20:41
:SO903i
:72U4uVxk
#619 [向日葵]
友姫「え?!何?!?!」
千歳「ナイト様に送っちゃった。」
ウィンクしながら言う千歳君に、青くなる私。
『あ…っあんなの見られたらっ!!』
友姫「最低!」
私は携帯を奪い返して、珊瑚君にメールを打った。
:07/04/02 20:44
:SO903i
:72U4uVxk
#620 [向日葵]
<新規メール作成>
ゴメン!それ千歳君が勝手に送ったの


絵は私だけど…
送信。
律「あんまり無神経な事しないであげてよ千歳。」
千歳「あー…ゴメンネ?友姫ちゃん。」
友姫「はぁぁ…。もぅいいから……。」
それより気になってたことがある。
秋帆「ねぇ。なんで律は律なのに千歳君は千歳なの?」
律・千歳「は?」
:07/04/02 20:55
:SO903i
:72U4uVxk
#621 [向日葵]
私が聞きたい事を秋帆が先に聞いてしまった。
つまり千歳君は律と呼ぶのに律は何故千歳と苗字で呼ぶのかと言いたいのだ。
律「アンタはダメと言われたから千歳なだけ。」
千歳「やっぱり彼女だから?」
律「ふざけんな。」
ヴーヴーヴー
友姫「あ、珊瑚君だ。」
<受信メール>
そうか。
『え?それだけ?』
:07/04/02 21:07
:SO903i
:72U4uVxk
#622 [向日葵]
珊瑚君……?
―――……
お昼休みになって、E組に行ってみた。
ドアの入口からヒョコッと顔を出して珊瑚君を探す。
佳苗「あれ?友姫ちゃん。」
お弁当を持って佳苗ちゃんが私に声をかけてきた。
友姫「佳苗ちゃん。珊瑚君知らない?」
佳苗「珊瑚君ならどっか行っちゃったよ?」
:07/04/02 21:14
:SO903i
:72U4uVxk
#623 [向日葵]
***********
スイマセン

今日はこれで

感想頂ければ嬉しいです


:07/04/02 21:15
:SO903i
:72U4uVxk
#624 [我輩は匿名である]
:07/04/02 22:50
:SH702iD
:UzW2HnX.
#625 [我輩は匿名である]
続きかなーりっ
気になる


!!
:07/04/03 00:03
:SH702iD
:MvFWKwCI
#626 [向日葵]
我輩さん

ありがとうございます


ですが、今日は残念ながら更新できません


スイマセン(ノд;)
:07/04/03 23:05
:SO903i
:IXrmHxLY
#627 [向日葵]
なかなか更新できませんが、少しずつ更新します


************
友姫「そっか……」
『食堂にでも行ったのかな……』
私はとりあえず食堂に行くことにした。
・・・・・・・・・・・・・
ペタペタペタ……
珊瑚君がどこかにいないか見渡しながら歩いて行った。
:07/04/04 19:50
:SO903i
:H2BXQggI
#628 [向日葵]
『……あれ?』
立ち止まって外を見る。
食堂は玄関を通り過ぎないと行けない。
そして玄関からは正門が見える。
外にある姿を見つけた。
珊瑚君だ。
『どうしたんだろ。』
―――!
:07/04/04 19:59
:SO903i
:H2BXQggI
#629 [向日葵]
正門にもたれるようにしている珊瑚君の傍らに、あの子の姿…………深夜の姿があった。
訳が分からず、何故か靴箱の陰に隠れた。
『なんであの子?そういえばメールが来るって……。』
色々なことが頭を回った。
私は自分に自信が持てない。この頃不安で……。だっていつか手が……
離れてしまうかもって……
:07/04/04 20:05
:SO903i
:H2BXQggI
#630 [向日葵]
友姫「―――――っや…だ……」
そんなの絶対に……
珊瑚「あれ?友姫?」
ハッとして横を向くと珊瑚君が私の顔を覗き込んでいた。
友姫「……ぁ…………。」
珊瑚「どうした?泣きそう顔して。」
『泣きそう……な顔。』
:07/04/04 20:12
:SO903i
:H2BXQggI
#631 [向日葵]
歯を食いしばって、今言いたいことを全て押し止めた。
今不安なこと。深夜のこと。さっきのこと。
友姫「泣きそうなんかじゃ…ないよ……。」
目を反らして歩き出した。
珊瑚「おい友姫」
友姫「珊瑚君探しに来たの。それで休憩してただけだから…っ」
:07/04/04 20:19
:SO903i
:H2BXQggI
#632 [向日葵]
珊瑚「友姫!」
腕を後ろに引っ張られた。
私は前を向いたまんま返事をする。
友姫「なに?」
珊瑚「言いたい事があるなら言えよ。」
友姫「…………何もないから。」
言ってしまえば止まらなくなりそうで恐い。
今は嘘をつくしかできない。
珊瑚「言えよ。何だよ。」
:07/04/04 20:28
:SO903i
:H2BXQggI
#633 [向日葵]
友姫「何もないって……。」
珊瑚「言えって。」
友姫「お願いだから離して!!!!」
ハッ!
強く言い過ぎたと思い、口に手を当てる。
一瞬強く握られた手は、ゆっくりと離されていった。
珊瑚「…………わかった。」
珊瑚君は反対方向に歩いて行って、どこかへ行ってしまった。
友姫「珊瑚君…………」
:07/04/04 20:38
:SO903i
:H2BXQggI
#634 [向日葵]
:07/04/04 20:41
:SO903i
:H2BXQggI
#635 [我輩は匿名である]
続きが気になリすぎる


:07/04/04 21:15
:SH702iD
:xzq9jkrY
#636 [向日葵]
:07/04/05 20:56
:SO903i
:/2jTWVYM
#637 [我輩は匿名である]
もちっ見るよ

:07/04/06 12:01
:SH702iD
:Gwin8xeE
#638 [向日葵]
我輩さん

ありがとうございます

スイマセンが、今日風邪ひいてしまったのでまた更新できません


ホントにゴメンナサイ


:07/04/06 23:28
:SO903i
:s.4O6AVI
#639 [向日葵]
私は恋愛なんて
この17年間一度もしたことなくて
さっきの光景について、どうしたらいいかわからない。
この不安な気持ちもどうすればいいかわからない。
でも珊瑚君を失う。
それだけは嫌なの。
離れないで。行かないで。
嫌いにならないで……。
:07/04/07 14:57
:SO903i
:fVOPQGbk
#640 [向日葵]
佳苗「えー?あの女の子が?」
私は首を縦に振る。
只今放課後。
「友姫ちゃんお悩み相談室!」と黒板に書いた秋帆と、静かに話を聞いてくれている律がいる。
:07/04/07 15:27
:SO903i
:fVOPQGbk
#641 [向日葵]
友姫「私、それでどうしたらいいかわかんなくて…なんか責めちゃいそうで見なかったフリしたら、…………ちょっといざこざになっちゃって……」
律「言っちゃえばよかったのに。そんなので寛和は怒んないでしょ?」
友姫「それでも言っちゃう自分が嫌だったの。」
そんな自分が醜くて、嫌だった。
私は頭を抱えた。
どうしてた?前まで珊瑚君とどう接してた?
:07/04/07 20:19
:SO903i
:fVOPQGbk
#642 [向日葵]
友姫「せっかく集まってもらってなんだけど…。私今日は帰るよ。」
秋帆「え?友姫?!」
私は帰る支度をしてカバンを持った。
友姫「ホント、ゴメンナサイ……じゃぁ」
秋帆「ちょ、ちょっとゆ」
ピシャン
秋帆「友姫ぃ……」
:07/04/07 20:28
:SO903i
:fVOPQGbk
#643 [向日葵]
―――……
私は階段を降りて靴箱の前で立ち止まった。
今日のことを思い出した。
『珊瑚君…。』
私は相談してほしかったのかも知れない。
あの深夜について迷惑なこと、嫌なことがあったなら。
友姫「だって…言ったじゃない……」
私にも珊瑚君を守らせて……って……
:07/04/07 20:35
:SO903i
:fVOPQGbk
#644 [向日葵]
視界が歪む。
目に珊瑚君を思う滴が溜まる。
友姫「珊瑚君……私…………頼りない……?」
遠くで消防車か、救急車のサイレンが聞こえた。
よくあることだ。
でも
なんでだろう……
:07/04/07 20:39
:SO903i
:fVOPQGbk
#645 [向日葵]
胸騒ぎが止まらなかった。
――――……
秋帆「はぁ〜。あの子、意外に不器用に生きてるなぁ……。」
教室では秋帆達がまだ話をしていた。
佳苗「不安になるのは分かるけど、あそこまで深刻に考えてちゃねー……」
:07/04/07 21:06
:SO903i
:fVOPQGbk
#646 [向日葵]
その時、佳苗の携帯が鳴った。
佳苗「あ、暁ちゃんだ!もしもし?……ウン」
律「って言うか付き合い始めにそんなこと気にするなんて……」
秋帆「私なんてそこまで考えたことないけどねぇ。」
佳苗「えぇぇぇ?!?!」
叫びながらイスから立つ佳苗に2人はびっくりした。
受話器の所を抑えながら、青ざめながら2人の方に振り向く佳苗。
:07/04/07 21:11
:SO903i
:fVOPQGbk
#647 [向日葵]
そんな佳苗に涙が溜まる。
佳苗「……った…大変……。」
その内容を聞いて、秋帆と律も青ざめ、友姫に連絡した。
―――――……
私は電車待ちをしていた。
『とりあえず、落ち着こう。落ち込んでも仕方ない。』
:07/04/07 21:14
:SO903i
:fVOPQGbk
#648 [向日葵]
まだ空の上の方にある太陽が暖かい。
『そういえば……あの時。』
あのファンクラブのせいで帰りが遅くなった日。
空気はキンとするぐらい寒かったのに、握られた手はすごく暖かくて、胸が締め付けられた。
友姫「…………私…」
信じたいのに、珊瑚君を疑ってる……っ!!
深夜のこと。
自分から離れてしまうかもと。
あんなに暖かい人を。
友姫「私……最低じゃない……っ」
:07/04/07 21:19
:SO903i
:fVOPQGbk
#649 [向日葵]
ピルルルルル
ビクッ!
いきなり静かなホームに着信音が鳴り響く。
<着信・秋帆>
友姫「もしもし?どうかした?」
秋帆「……ゆ、ゆき……落ち着いて聞いて?」
その瞬間、頭の中で鳴り響いた音がある。
:07/04/07 21:22
:SO903i
:fVOPQGbk
#650 [向日葵]
秋帆「寛和君が事故にあった……。」
あのサイレンの音だ。
:07/04/07 21:23
:SO903i
:fVOPQGbk
#651 [向日葵]
*************
15章終りです(●´∀`●)暗いですが次の章も暗くなります


見て頂ければ幸いです


ではどうぞ


:07/04/07 21:25
:SO903i
:fVOPQGbk
#652 [我輩は匿名である]
はやーくみたいっ


:07/04/07 21:28
:SH702iD
:2xxVwSiE
#653 [向日葵]
【第16章 声・・・奇跡の瞬間】
私はホームに座りこんで動けなかった。
そこへ佳苗ちゃん達が来て、私を支えながら病院に連れて行ってくれた。
目の前が真っ暗で、佳苗ちゃんが珊瑚君の容態を詳しく言ってくれてるのに、耳に入って来るのは「重体」って言葉とサイレンの音だけだった。
バタバタバタ……
暁「佳苗…。友姫ちゃん……っ」
律「寛和は?」
:07/04/07 21:29
:SO903i
:fVOPQGbk
#654 [向日葵]
我輩さん

頑張ります

ありがとうございます

**************
暁「今、手術室に行ったらしい。俺も今来た所だから……。」
秋帆「え?じゃあ誰が……っ貴方!」
秋帆が叫んだ先を見てみた。
深夜が泣いていた。
深夜「わ、私のせいだ……っ」
:07/04/07 21:32
:SO903i
:fVOPQGbk
#655 [向日葵]
佳苗「暁ちゃん。なんで……。」
暁「……この子をかばったらしい……。」
『――――っ』
深夜「珊瑚が…私をフッたから……腹が立って帰ろうとしたら……道路…渡ってる時、車来てるの知らなくて…………」
―――……
<放課後>
深夜「あ!さーんご!♪」
:07/04/07 21:36
:SO903i
:fVOPQGbk
#656 [向日葵]
珊瑚「またお前か……昼休みにもうやめろって言っただろ。」
深夜「アタシも嫌だっていったじゃん☆ねぇ1回でいいからデートしてってばぁ!」
昼休みに珊瑚が深夜といた訳。それは深夜に付きまとうのをやめるようにと言う内容だった。
珊瑚「だから嫌だ。」
深夜「1回くらい浮気になんないって!いいじゃん!!そんなにあの子大事なの?」
珊瑚「当たり前だろ。」
:07/04/07 21:40
:SO903i
:fVOPQGbk
#657 [向日葵]
それまで楽しそうに笑ってた深夜の顔が意地悪そうに笑った。
深夜「じゃああの子に何かしてもいいんだ?」
帰ろうとしていた珊瑚の背中がピクリと動く。
深夜「駄目ならデートしてよ……」
珊瑚は振り向き、これ以上ないほどの不機嫌な顔をして深夜を睨む。
珊瑚「やってみろよ……。」
深夜「……!」
珊瑚「俺が守るまでだ……。」
:07/04/07 21:44
:SO903i
:fVOPQGbk
#658 [向日葵]
悔しそうに顔を歪ませた深夜は珊瑚を突き飛ばして歩いていった。
珊瑚「おい!ちょっと待てよ!」
深夜「何よ!あの子のどこがいいのよ!私の方がカワイイのに!!」
プァァァ…ン
深夜「……え?」
珊瑚「……っ!危ない!!」
キィィィィ!!!!!
:07/04/07 21:47
:SO903i
:fVOPQGbk
#659 [向日葵]
――――……
友姫「……さ……」
私は絶句して足がフラついた。
秋帆「ぁっ!友姫……」
そんな私を秋帆が支える。
友姫「な……で……なんで……こん…………な……」
涙がとめどなく流れる。
もうあの手に触れることも……
柔らかい声を聞くことも……
優しい笑顔も……
:07/04/07 21:51
:SO903i
:fVOPQGbk
#660 [向日葵]
見ることが出来ないかもしれないのに……。
深夜「ゴメンナサイ!!」
友姫「謝らないで…………!!!貴方の…せいじゃない……から……」
赤く点灯する「手術中」のランプ。
友姫「珊瑚君……どうか……」
生きて……
戻ってきて……
:07/04/07 21:55
:SO903i
:fVOPQGbk
#661 [向日葵]
バン!!!!
手術室の扉がいきなり開かれた。
看護師「家族の方ですか?」
暁「いえ……。珊瑚は……っ」
看護師「まだオペ中ですので。寛和さんの血液が足りません。この中でO型の方いらっしゃいますか?」
友姫「―――っ!私!私O型です!!」
看護師さんはニコッと笑って私を部屋へと案内した。
:07/04/07 22:03
:SO903i
:fVOPQGbk
#662 [向日葵]
看護師「ちょっとチクッとしますねー。」
針が、私の腕に食い込む。
友姫「……っつ」
『珊瑚君…。私の血を全部あげてもいい……。だから頑張って……。』
しばらくして終わり、血が早急に運ばれて行った。
血を抜かれたので私は少しめまいがした。
:07/04/07 22:06
:SO903i
:fVOPQGbk
#663 [向日葵]
――――……
珊瑚「真っ暗だ……」
珊瑚は暗闇にいた。
どこまでも果てしなく続く闇の中で1人立たずんでいた。
『なんか……体ダルいな……。』
ペタペタと歩きだす。
すると仄かに光が見えた。
『出口……?』
光に向かって歩き出す珊瑚。
その時
:07/04/07 22:09
:SO903i
:fVOPQGbk
#664 [向日葵]
「――…ん」
珊瑚「……?何だ?」
―――……
ピ――――
心臓停止を告げる音が手術室内に流れる。
執刀医「心臓マッサージ。」
看護師「ハイ。」
ドッドッドッドッド
ピ―――――
依然珊瑚の心臓は動かない。
:07/04/07 22:13
:SO903i
:fVOPQGbk
#665 [向日葵]
看護師「寛和さん!」
執刀医「輸血の流れる速度早くして!」
看護師「ハイ!」
―――――……
知ってるこの声。
どこかで聞いた。
「―――……ごくん!」
珊瑚「…佳苗?」
いや違う。
その声を聞けば嬉しくて、振り向かずにはいられない。
:07/04/07 22:17
:SO903i
:fVOPQGbk
#666 [向日葵]
大好きで……大好きで大好きで仕方ないくらい。
でも自分は泣かせてばかりで、守れてなくて……
でも、君は言ってくれた。
自分も俺を守ると。
だから……帰るよ。
珊瑚は声のする方に足を進めた。
嬉しかった。その言葉。
俺の愛しい人……。
「珊瑚君!」
珊瑚「…友姫……」
:07/04/07 22:21
:SO903i
:fVOPQGbk
#667 [向日葵]
その名を呟いた瞬間。
珊瑚は光に包まれた。
――――……
パッ
手術中の電気が消えたのに気付き、私達はその方に目をやった。
バンッ
看護師「……もぅ心配ありませんよ。」
友姫「……!!――っふっ…うわぁぁぁ!!」
私は支えてくれてた秋帆の胸に顔を埋めて泣いた。
よかった……
ホントによかった……
:07/04/07 22:29
:SO903i
:fVOPQGbk
#668 [向日葵]
みんなが喜ぶ中、深夜は涙を堪えている様子だった。
私はかまっていられず、ひたすら泣いていた。
?「!ハァハァッ!」
暁「あ、おばさん……。」
私は走ってきた様子の女性に目を向けた。
『珊瑚君の……お母さん……』
珊瑚母「さ……っ珊瑚……は?」
暁「大丈夫ですよ。途中血が足りなくて、こちらの友姫ちゃんが輸血してくれたんだ。」
:07/04/07 22:33
:SO903i
:fVOPQGbk
#669 [向日葵]
白月君が紹介してくれた私を見る珊瑚君のお母さん。
年はわからないくらい若く見える。
よく見れば珊瑚君に似てるのかもしれない。
珊瑚君のお母さんはゆっくり私に近づいてきた。
私は涙を急いで拭き、珊瑚君のお母さんに向き直った。
珊瑚母「…っありがとう……本当に……ありがとうねぇっ……」
:07/04/07 22:38
:SO903i
:fVOPQGbk
#670 [向日葵]
涙を流して震える手で私の手を握って珊瑚君のお母さんはお礼を言ってくれた。
その手の暖かみが、珊瑚君を思い出させて私もせっかき涙を拭いたけどまた沢山流れてきた。
友姫「ぃ……いえ…いえっ……!」
それだけしか言えなくて、ただただ喜びあった。
―――……
今日は面会は出来ないらしいので私達は帰ることにした。
:07/04/07 22:42
:SO903i
:fVOPQGbk
#671 [向日葵]
私は布団の中で今日のことを考えた。
先の不安をしても仕方ない。もし今日みたいなことがあって、2度と何も伝えることすら出来なくなったら……。
だから今、珊瑚君といる時間を大切に。
友姫「それにね……思ったの。」
珊瑚君は多分、私の側にいてくれるって。
そんな気がするの。
……だから約束するよ。
私も離さないから……
:07/04/07 22:53
:SO903i
:fVOPQGbk
#672 [向日葵]
―――……
秋帆「めっずらしー!友姫が数学のノートまとめてる!」
あれから数日。
珊瑚君のお見舞いにはまだ行ってない。
友姫「ウン。珊瑚君が休んでる間頑張ろうって。だからこれも応用クラスにいる友達のノート借りたの。」
私は珊瑚君のためにノートをまとめるので大忙しだった。
佳苗ちゃんがやると言ってくれたが私が無理矢理やらせてもらった。
:07/04/07 22:57
:SO903i
:fVOPQGbk
#673 [向日葵]
律「でもそろそろ行かなきゃ寛和も寂しがるわよ?今日あたり行ったら?」
友姫「ぅ……うん」
実は少し躊躇していた。
なぜならあのケンカ(?)以来だからなんだか緊張していた。
友姫「わかったよ……。」
・・・・・・・
602号室。
珊瑚君は個人部屋でこの中にいる。
友姫「……っぃよし!」
:07/04/07 23:01
:SO903i
:fVOPQGbk
#674 [向日葵]
まとめたノートを持っていざ出陣!……だけどドアはソローッと開けた。
中に入るとカーテンがかかっていた。
「……――……」
話声が聞こえる。
近くまで行って待つことにした。
声の主は
深夜「体……どぅ……?」
友姫「……!」
先に来ていたらしい。
:07/04/07 23:07
:SO903i
:fVOPQGbk
#675 [向日葵]
珊瑚「まぁ……普通だ。」
『あぁ……久しぶりの珊瑚君だ……』
切なくて胸がギュッとした。
深夜「ごめんなさい……。私のせいで……。」
珊瑚「気にするな。生きてるから。」
深夜「……っこんなになってもアレだけどっ……アタシ本当に珊瑚のこと……」
……!
『珊瑚君……』
しばらく沈黙があって、珊瑚君が喋りだした。
:07/04/07 23:10
:SO903i
:fVOPQGbk
#676 [向日葵]
珊瑚「……ありがとう。でも俺は、もう友姫なしじゃ生きれないから……。」
友姫「……っ」
そんなことを言ってくれるとは思ってなくて、私は両手を口許に当てた。
深夜「……それでも……諦めない……。好きでいちゃ、駄目?」
珊瑚「……いぃよ。でも言っておく。俺は、振り向かないから。」
深夜「わかった……。」
シャッ!!
いきなりカーテンを開けられてびっくりした。
目の前に深夜。そしてその先に、ベッドに体を起こして、頭に包帯を巻いてる珊瑚君がいた。
:07/04/07 23:15
:SO903i
:fVOPQGbk
#677 [向日葵]
珊瑚「……ゆ」
友姫「あ……」
深夜「……。じゃあ。」
ガラ パタン……。
見つめあったまま。私達は何も言わない。
でもさすがに限界なので、手に神経をやって、ノートの存在を気付かせた。
友姫「…ぁ。あのコレ!ノート!」
珊瑚「……そんなのいいから……もっと…こっち来い。」
:07/04/07 23:21
:SO903i
:fVOPQGbk
#678 [向日葵]
少し躊躇って徐々に距離を縮める。
珊瑚君の側に立つ。
友姫「あ…でね!数学とかノートまとめたの。で、これが日本史」
珊瑚「いいから!」
珊瑚君は私の手を引っ張って抱き締めた。
友姫「っ……」
珊瑚「……会いたかった。」
そういいながらより強く抱き締める珊瑚君。
:07/04/07 23:24
:SO903i
:fVOPQGbk
#679 [向日葵]
珊瑚「真っ暗闇にいて、友姫の声が聞こえたんだ。……友姫が呼んでくれたから俺は、ここにいる……っ」
その切なそうな声。
力強い腕。
感じる体温。
全てが、生きていると言うことを示している。
涙が流れた。
嬉しい。珊瑚君。私も良かった。また貴方に触れることが出来た。
友姫「帰ってきてくれて……っありがとぅ……」
私も珊瑚君の背中に腕を回し、力一杯抱き締めた。
その奇跡に感謝をして……。
:07/04/07 23:30
:SO903i
:fVOPQGbk
#680 [向日葵]
16章終わりです(●´∀`●)

17章書きたいんですが、少し休憩します

:07/04/07 23:32
:SO903i
:fVOPQGbk
#681 [我輩は匿名である]
さんごくんかっけー


:07/04/07 23:34
:SH702iD
:2xxVwSiE
#682 [向日葵]
:07/04/07 23:37
:SO903i
:fVOPQGbk
#683 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス
:07/04/07 23:38
:PC
:odXgku26
#684 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス
:07/04/07 23:38
:PC
:odXgku26
#685 [向日葵]
↑?なんですか?
:07/04/07 23:40
:SO903i
:fVOPQGbk
#686 [我輩は匿名である]
アハヤム「ス
:07/04/07 23:44
:PC
:odXgku26
#687 [我輩は匿名である]
荒らしか・・・
シカトが一番☆
感動した♡
:07/04/07 23:48
:PC
:odXgku26
#688 [向日葵]
スイマセン我輩さん荒らしはやめてください

傷つくんで……
:07/04/07 23:53
:SO903i
:fVOPQGbk
#689 [向日葵]
今から書きます(●´∀`●)
************
【第17章 真剣・・・嘘か誠か】
今日も病室にて談笑中。
今日は皆でお見舞いに来た。
暁「珊瑚〜。お前いつ退院よ〜。」
珊瑚「再来週らしいけどな。まだはっきりとは知らない。」
千歳「ナイト様の威厳まるで無しだな〜。」
今日は千歳君も一緒だ。
:07/04/08 00:49
:SO903i
:RD7.YeWk
#690 [向日葵]
珊瑚「うるせぇ。」
千歳「やっぱり俺が友姫ちゃん守らなきゃ駄目かねぇ……」
泣き真似をしながら演技がかって言う千歳君に、律が黙って見つめる。
友姫「……律?」
律「え?何?」
千歳「ん?何だよ律ー!!俺はお前一筋だって!」
律「あっそ。お手洗い行くわ。」
友姫「あ、私も!」
秋帆「私も〜!」
:07/04/08 00:52
:SO903i
:RD7.YeWk
#691 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・
鏡を見ながら髪の毛を整える。
律「友姫〜…。アイツどう思う?」
友姫「え?……あぁ千歳君?どぅって?」
律は目を泳がせて言葉を選んでる。
律「私を好きっ…と言うのは……ホントかしら……。」
私は目をパチパチさせた。
『つまりそれって……』
友姫「千歳君が気になるの?」
:07/04/08 00:56
:SO903i
:RD7.YeWk
#692 [向日葵]
律は息を吐いて目線を鏡から私に向けた。
律「……いい加減な奴だと思ったら…………なんか……」
友姫「良かったと。」
律「だってこの前…っ!」
――――……
千歳[友姫ちゃんはびっくりするぐらい真っ直ぐだな……。うらやましい。俺も真っ直ぐに思われてみたいなぁ…。]
:07/04/08 01:14
:SO903i
:RD7.YeWk
#693 [ミニ
]
昨日今日で読みました

ホント感動しました(∀)文才ありすぎです(^ω^)

ずッと応援してます

ァハ

がんばッてくださィ


:07/04/08 01:21
:N901iS
:QVEYydaE
#694 [向日葵]
律「とかって寂しそうに言うんだもん…。かと思えば、さっきみたいにあんな風に……」
話てる最中に秋帆も出てきて一緒に聞いていた。
秋帆「混乱してるの…?」
律は無言で秋帆を見る。
そして床に目線をやる。
律「そうかも……だから今の気持ちも分からないのかも……」
:07/04/08 01:23
:SO903i
:RD7.YeWk
#695 [向日葵]
ミニさん

ありがとうございます

文才なんてそんな(//△///)ノシ
*************
寂しそうな顔、冗談の顔。
どっちが本当?
それともどっちも……
………………嘘なの?
病室に戻ると、千歳君しか残っていなかった。
:07/04/08 01:39
:SO903i
:RD7.YeWk
#696 [向日葵]
千歳「おっ!律帰ってきた!帰ろうぜ!!」
律「え?」
千歳「じゃあな〜ナイト様〜」
律「ちょっ!」
強引に律の手を引っ張って病室を出て行った。
私達はそれを止める暇もなく、ただ見ていただけだった。
秋帆「大丈夫かねぇ…。」
友姫「まぁ千歳次第ねぇ……。」
:07/04/08 01:48
:SO903i
:RD7.YeWk
#697 [向日葵]
:07/04/08 01:49
:SO903i
:RD7.YeWk
#698 [向日葵]
・・・・・・・・・・・
病院を出て、律と千歳は帰っていた。
律「なんでアンタと帰らなきゃ……」
千歳「なんでそんなに嫌がるんだよー。」
律「アンタの本気がわからないから嫌なのよ!」
するとピタッと千歳が足を止めた。
それに気づいた律は言い過ぎたかと考えた。
千歳「……本気だよ。全部。」
律「……ぇ……」
いきなり真剣な顔をする千歳に律は戸惑った。
:07/04/08 09:55
:SO903i
:RD7.YeWk
#699 [向日葵]
少し強めの風が吹く。
先に数歩行ってる律に1歩、2歩と近づく千歳。
なんだか恐くて、後退りする律。
その手を千歳は掴む。
:07/04/08 09:58
:SO903i
:RD7.YeWk
#700 [我輩は匿名である]
:07/04/08 10:50
:SH902iS
:SrBi5TpI
#701 [我輩は匿名である]
:07/04/08 10:52
:SH902iS
:SrBi5TpI
#702 [向日葵]
我輩さん

アンカーありがとうございました


*************
律「な…っ何っ……?」
千歳「本気で言ってやるよ。俺は律が好きだ。」
律「なんで私よ…アンタは友姫が好きなくせに……。」
千歳「好きになるのに理由がいちいちいるの?ただ律が好きだと思ったから好きって言ってるのに。」
律「そんなのわかんない。本気じゃないくせに」
:07/04/08 15:32
:SO903i
:RD7.YeWk
#703 [向日葵]
千歳「じゃあお前の本気ってどうしたら本気ってとってくれるんだよ!」
千歳は語調を荒げ、握ってる手の力を強めた。
律「ぃた…っアンタが悪いんでしょ?!友姫にあんなことしたから敵を作ったんじゃない!!」
千歳「俺は修学旅行以来友姫ちゃんには何もしてないよ。」
千歳の目は真剣で真っ直ぐだった。
そのせいで律は千歳を見れずうつ向く。
気持ちがわからない内はこの目を見てしまったら気持ちが流されそうで嫌だった。
:07/04/08 15:39
:SO903i
:RD7.YeWk
#704 [向日葵]
律「離してっ…お願い……」
千歳「律がこっち見るまで離さない。」
律「今は無理なの!」
千歳「……なんだよそれ……」
千歳は律の手を離した。
千歳「そんなに俺が嫌いかよ……」
その悲しそうな声に、少し顔をあげて千歳を見る律。
千歳は傷付いて痛そうな顔をしていた。
:07/04/08 15:45
:SO903i
:RD7.YeWk
#705 [向日葵]
律「ちと…」
千歳「律がどぅ思ってても、俺はお前がいいから…。」
そぅ言って足早に千歳はその場を去った。
律『な、なによ……今のっ』
律は高鳴る胸をおさえた、あんな目が出来るんだ……っ
:07/04/08 16:21
:SO903i
:RD7.YeWk
#706 [向日葵]
―――……
友姫「じゃあそろそろ帰るね。」
秋帆も帰り、私だけが病室に残った。
珊瑚「あぁ。いつもありがとな。」
友姫「うぅん。……あ、ねぇ珊瑚君。1つ聞きたいんだけど。」
珊瑚「ん?」
気になってたこと。それはあのそっけないメール。
友姫「あの時どうかしたの?」
珊瑚「……。はぁ…。」
:07/04/08 20:32
:SO903i
:RD7.YeWk
#707 [向日葵]
ぐぃっ
珊瑚君が腕を引っ張って後ろから抱き締めた。
友姫「へぁっ。どーしたの?」
珊瑚「カッコ悪いよなぁ……。」
耳元で珊瑚君の声がする。
脳に直接響くみたいでゾクゾクした。
珊瑚「携帯…千歳が打ったんだろ?それが嫌で……。」
友姫「……。それーはぁー…やきもち?」
珊瑚「うるさい。」
そう言うときつく抱き締めた。
『…照れてるんだ。』
胸が暖かくなった。
:07/04/08 20:38
:SO903i
:RD7.YeWk
#708 [向日葵]
―――……
帰り道で携帯を見ると、律からメールが来ていた。
<新規メール>
ウチに来たら?どう?
送信。
律が相談なんて珍しい。
まぁ察しはつく。
『千歳君だろうなぁ…。』
帰る時に2人の間に何かあったのかもしれない。
:07/04/08 20:45
:SO903i
:RD7.YeWk
#709 [向日葵]
友姫「…ぁ。」
門の前に律が立っていた。
友姫「律。」
すると律がこっちを向き、泣きそうな顔で笑った。
・・・・・・・・・・・・
カチャ
友姫「どうぞ。」
律「お邪魔します。」
:07/04/08 20:54
:SO903i
:RD7.YeWk
#710 [向日葵]
律はチョコンと座ると何から話すか迷っているようだった。
友姫「千歳…君?」
律の体がピクッと動いた。それからゆっくり頷いた。
律「真剣な顔して、告白された……。」
友姫「そっかぁ…。で、どうしたいの?」
眉間にシワを寄せて、目を伏せた。
律「気持ち…自分の気持ちがわかんないの……。でも言われた途端ドキドキして……。でもそれは気持ちが流されてる気がして……。」
:07/04/08 21:01
:SO903i
:RD7.YeWk
#711 [向日葵]
:07/04/08 21:04
:SO903i
:RD7.YeWk
#712 [向日葵]
「でも」と律は続けた。
髪の毛をくしゃっと掴んで顔を真っ赤にした。
律「嬉しかった…。でもどこかで好きになっちゃダメって思ってる!」
友姫「それは私が千歳君から色んな目にあったから?」
律「……正直そぅなんだ…。友姫が悪いんじゃない。千歳だってマシになったと思う。だけど「それでも」って思う自分がいるのもホント……。」
:07/04/09 20:44
:SO903i
:aYI2Zjy.
#713 [向日葵]
友姫「じゃあ素直に自分の嬉しい気持ちに従ってみたら?そこまで悩むなら答えは決まってるじゃない。」
律「友姫……。」
律は顔を背けて溜め息をついた。
律「まさかあの恋愛若葉マークの友姫にこんなこと言われるなんてね…。」
友姫「私もそんな相談乗るとはねー。」
2人で笑って、用意してた紅茶とクッキーを食べた。
:07/04/09 20:49
:SO903i
:aYI2Zjy.
#714 [向日葵]
律が帰ると言うので門まで見送りに行った。
友姫「気を付けてね。」
律「ありがとう。…じゃ、また明日ね。」
友姫「ウン。」
後ろを振り向きながら手を振る律の顔は、どこかすっきりした顔をしていて私はホッとした。
『答えはもぅ決まってるよね?律…。』
律の背中を見ながら私は微笑んだ。
:07/04/09 20:52
:SO903i
:aYI2Zjy.
#715 [向日葵]
部屋に帰ると丁度携帯が鳴っていた。
<着信・珊瑚君>
『え?!』
パカ ポチッ
友姫「もしもし?!どうしたの?!」
珊瑚{そっちがどうしたよ。そんなに急いで。}
友姫「何かあったのかと思って…。」
もしかしたら容態が悪化したとか、退院の日にちが延びたとか。
でも両方違った。
:07/04/09 20:57
:SO903i
:aYI2Zjy.
#716 [向日葵]
珊瑚{ちょっと声が聞きたかったんだ。病院は暇すぎてな…。}
友姫「あれ?珊瑚君どこで電話してるの?」
病院では携帯で電話はいけないハズなのに。
珊瑚{屋上。密かに廊下徘徊してて見つけたから登ってみたら開いてた(笑)}
友姫「笑い事じゃないよ!!ちゃんと寝てなきゃ退院早くできないじゃない!!」
少し怒鳴ると珊瑚君は黙ってしまった。
『あ……。自分が早く会いたいからって……。』
:07/04/09 21:02
:SO903i
:aYI2Zjy.
#717 [向日葵]
珊瑚{俺だって早く退院して友姫と図書室行きてぇよ…。だからこうして電話したんだ。}
―――トクン…
友姫「……ウン…。早く良くなってね…。」
珊瑚{あぁ。じゃあ、おやすみ…。}
友姫「ウン……。」
初めて口で「おやすみ」と言われた。
少し照れくさい…。でも胸がほっこりする。
『あぁ…。好きだなぁ……。珊瑚君。』
:07/04/09 21:07
:SO903i
:aYI2Zjy.
#718 [向日葵]
ニヤけながら階段を降り、お風呂に入って予習もしなくていいので今日は寝た。
<次の日>
『そうだ。図書室の本借りて珊瑚君に持って行ってみようかなぁ!』
秋帆・律「「おっはよー!」」
廊下を歩いてると後ろから秋帆と律が声をかけてきた。
友姫「おはよー。律早いねー。」
律「机にプリント忘れたから。ホラ、あの国語の。」
いつも通りの律に何故か笑えた。
早い理由はてっきり千歳君かと思ったのに。
:07/04/09 21:13
:SO903i
:aYI2Zjy.
#719 [向日葵]
律「ん?何?」
友姫「ぅうん。別に!」
3人で喋りながら教室の前に行くと、千歳君が窓の前にいた。
喋って笑顔だった律の顔がこわばる。
秋帆「りーつ!いつも通り!!」
律「ゎ…わかってるけど……。」
友姫「返事、今日するの?」
律「い、ぃ一応……。」
秋帆「じゃあドーン!!と頑張ってきなさぁぁい♪」
:07/04/09 21:18
:SO903i
:aYI2Zjy.
#720 [向日葵]
そう言って秋帆は律の背中を押した。
押された律は少し秋帆を睨んで進みだした。
が、そこで事件勃発。
女子「すっすむー♪」
律『……え。』
見たことない女子が千歳君の腕に抱きついた。
女子「今日こそデートしてよ♪」
千歳「しゃあねーなぁ〜」
そういって目線を動かすと律が立っていたことに気づいた。
:07/04/09 21:26
:SO903i
:aYI2Zjy.
#721 [向日葵]
千歳君は顔色変えず律に近づく。
千歳「りっつー!うぃっすー!今日もカワイイなぁぁ!!」
バシンッ!
千歳君の眼鏡が飛ぶ。
律が千歳君の横っ面をひっぱたたいた。
律「……だから…。だからアンタなんて大っ嫌いなのよ!!」
律は私達の横をすり抜けてどこかへ走っていってしまった。
秋帆「律!!」
友姫「千歳君!どーゆー…………?千歳君?」
:07/04/09 21:31
:SO903i
:aYI2Zjy.
#722 [向日葵]
千歳君は叩かれた頬に手を添えて放心していた。
ショックだったらしい。
『それは違うよね?だって千歳君が悪いんだから…。』
女子「ちょっと直!!ダメじゃない!演技台無し!!」
友姫「え…?演技?」
頭に数個の?出現。
それに千歳君がショックの淵からなんとか浮上してノロノロと説明してくれた。
千歳「りつの…気持ちさりたくてー……試したら……余計に嫌わ…れたー……。」
千歳君はドコを見てるのかわからない。
びっくりした+嫌われたと勘違い。
:07/04/09 21:36
:SO903i
:aYI2Zjy.
#723 [向日葵]
:07/04/09 21:46
:SO903i
:aYI2Zjy.
#724 [向日葵]
今日は明日早いので更新は控えさせて頂きます


また明日、出来れば書きたいと思うのでよろしくお願いします

:07/04/10 21:04
:SO903i
:X3.HzOPQ
#725 [向日葵]
友姫「早く追いかけて!」
千歳「もぅ無理だ…。」
私は千歳君の胸ぐらをぐぃっと引っ張って無理矢理立たせた。
友姫「嫌われたんじゃない!律は千歳君のフラフラした態度が嫌いなの!」
千歳「ホラ嫌われたじゃん。」
友姫「そーじゃない!だから本気になってくれた千歳君は好きってことよ!!」
:07/04/11 21:04
:SO903i
:u6/nwjq.
#726 [向日葵]
そこでようやく千歳君は覚醒した。
『なんでこの人自分には疎いんだろう…。』
友姫「ほら早く行って!!」
千歳君は全力で律が行った方に走って行った。
秋帆「大丈夫かねぇ…。」
友姫「大丈夫よきっと……。」
千歳君。律はもう貴方が好きよ。
:07/04/11 21:08
:SO903i
:u6/nwjq.
#727 [向日葵]
ハァハァ…ハァ……ハァ
律は屋上に続く階段を昇っている最中だった。
律『やっぱり……アイツを信用した私がバカだったんだ……。』
本気で…あの目で、私を見つめてくれるのなら、私は千歳に心を開こうと思ったのに。
律「それなのにアイツ……!」
あ゛――――!!!!!!!段々腹立ってきたぁぁ!!
泣けねぇ!!悲しいのに泣けねぇ!!
律「絶対もう数十発殴るっ!!むろんグーで!!!!」
:07/04/11 21:16
:SO903i
:u6/nwjq.
#728 [向日葵]
千歳「そんなことしたら顔が腫れちゃうでしょぉ……」
ハッとして振り向くと何段か下に千歳がいた。
息を切らして手すりに寄りかかっている。
熱いのかネクタイを緩めてボタンを1、2個外している。
律「モテなくなるから残念かしら?!」
いきり立つ律。
千歳「いいや?律になら別にいいや。」
律「ふざけんなっ!」
:07/04/11 21:20
:SO903i
:u6/nwjq.
#729 [向日葵]
律は更に上に上がって行った。
千歳「……ふざけてねぇよ…。」
呟いて、千歳は律を追った。
・・・・・・・・・
トタタタタ……
律「ハァ…行き……止まり……。」
目の前は屋上に出るドア。が、鍵がかかっている。
律「もー!開きなさいよー!!」
いくらガチャガチャとノブを回しても当たり前のごとく鍵は開かない。
:07/04/11 21:25
:SO903i
:u6/nwjq.
#730 [向日葵]
そこへ足音が近づく。
千歳「はぁ…。もぅ鬼役はゴメンなんだけど…?」
律「追われる者は逃げることに意義があるのよ。」
と、律は下の階段に飛び降りようと手すりにに足をかける。
千歳「ばっ!よせっ!!」
千歳は後ろから律を抱き抱えた。まるで子供をだっこするように。
律「離しなさいよ!!この万年浮気男!!!!」
:07/04/11 21:32
:SO903i
:u6/nwjq.
#731 [向日葵]
千歳「さっきのは違うって!!」
律「アンタの言うことなんか2度と信じるものですか!!」
抱き抱えられたままなのでバタバタ足をバタつかせる律。
千歳「頼むから話聞いてくれよ。嘘ついてないから!信じてよ。」
律「絶っっっ対嫌っ!!!!!!」
千歳「信じろよ!!」
叫ばれて律はビクッとして、バタバタ暴れるのを辞めた。
千歳は律が大人しくなったので階段に下ろした。
:07/04/11 21:37
:SO903i
:u6/nwjq.
#732 [向日葵]
下ろされたが律は千歳に背中を向けたまんまだ。
律「話してみなさいよ。内容によっちゃぁぶっとばすわよ。」
律は腕組みをして背中で話を聞くらしい。
千歳はそのままさっきのは演技だと言うことを話す。
律「………………。」
千歳「ゴメン…。試して……。」
律「ほんっとうにくだらない!」
:07/04/11 21:42
:SO903i
:u6/nwjq.
#733 [向日葵]
そこで初めて律は千歳の方を向いた。
律「アンタはそんな事しなきゃ人の気持ちがわからないわけ?」
千歳「それは悪かったけど…真剣に行っても脈なさそうだったし。」
律「ほんっとバカ!!」
律は階段を降りて行った。
千歳「律っ!!」
律は足を止めて振り向いた。
律「私は真剣に告白されたから嬉しかったのよ!これが答え。」
:07/04/11 21:46
:SO903i
:u6/nwjq.
#734 [向日葵]
そぅして律は階段を降りて行った。
一方の千歳は意味を理解しようとしていた。
千歳『え…。それってつまりは……。』
千歳「!!律っ!!!!」
ダンッ!!
千歳は律の前に飛び降りてきた。
律「わっ!ちょっと!!危ないわねぇっ!!」
:07/04/11 21:50
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:u6/nwjq.
#735 [向日葵]
千歳「律は……俺のこと好きなのか?」
目を輝かして言うもんだから、律は目を細めて笑った。
律「さぁねっ!」
その笑顔に千歳はドキッとした。
―――……
秋帆「遅いねー。2人。」
友姫「もぅすぐ帰って…あ!」
向こうから言い合いながら2人が帰ってきた。
:07/04/11 21:55
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#736 [向日葵]
千歳「りーつー(泣)あ!友姫ちゃん!!律がぁぁ」
律「友姫。直甘やかしちゃダメよ。」
律は平然と教室に入って行った。
千歳「ちょ、律!」
千歳君も教室に入る。
それを見る私と秋帆。
そして顔を見合わす。
秋帆「……聞いた?今の…。」
友姫「ばっちり……。」
:07/04/11 21:58
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#737 [向日葵]
それは律がさりげなく言葉にした単語。
律[直。]
教室で律に何か言っている千歳君。それを無視して頬杖をついている律。
2人がラブラブな雰囲気になるのは、もぅ少し先のお話のようで、案外もうすぐなのかもしれない……。
:07/04/11 22:01
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#738 [向日葵]
:07/04/11 22:04
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#739 [向日葵]
友姫「きらきらを読んでくださったみなさん。本当にありがとうございました。」
珊瑚「みなさんのおかげで頑張って書けました。」
友姫・珊瑚「それでは最終章どうぞご覧ください。」
:07/04/12 21:00
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:bgdcDEeQ
#740 [向日葵]
というわけで最終章です

今日中に書くのはむずかしいですが、書き上げた時、また読み返していただければ嬉しいです。
ではご覧ください……
**************
桜が咲く頃。
それは別れの季節。
そして、新たな一歩を踏み出す季節。
【最終章 羽・・・そして永遠に】
:07/04/12 21:03
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#741 [向日葵]
秋帆「あー……もぅすぐ学年末テストだって言うのに、卒業式の練習だなんて……」
今日は卒業式の予行。
私達2年生は在校生として卒業式に出なくてはならない。
律「しかももぅすぐ春だっつーのに寒いし……。」
友姫「2人も静かにしよーよ……。」
さっきから証書の練習やら立ったり座ったりする練習のせいで送り出す私達は少々ダレ気味……。
:07/04/12 21:09
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#742 [向日葵]
やっと解放されたのはお昼だった。
ザワザワ……
佳苗「あ、友姫ちゃぁーん!」
友姫「あ、佳苗ちゃん。」
その後ろには
友姫「あれ?!珊瑚君!いつ来てたの」
珊瑚「さっき。検査長引いたから。」
:07/04/12 21:13
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#743 [向日葵]
珊瑚君はついこの間退院したんだけど、まだ検査やらがあるらしく、学校にはいつも遅れてくる。
友姫「異常はなかった?」
珊瑚「あぁ。まだちょっと痛むとこがあるから薬は貰った。」
松葉杖をついているので歩くのが大変そうだ。
でも頭の包帯は取れたのでホッとした。
:07/04/12 21:20
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#744 [向日葵]
暁「お!珊瑚じゃん!!」
千歳「おっすナイト様ー。あ、律会いたかったよー!」
律「近寄るな。」
千歳君が駆け寄るのをひらりとかわす。
佳苗「じゃぁ、いいお天気だしっ!外でお昼にしよー☆」
みんな各教室に向かい、カバンを取りに行った。
珊瑚君は今来たとこなのでカバンはあるので先に場所に向かっているそうだ。
:07/04/12 21:24
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#745 [向日葵]
秋帆「ねぇ友姫。」
友姫「ん?」
秋帆「あの深夜はどうなったの?」
カバンを取る手を止めて私は考えた。
友姫「……うん。」
―――……
それはまだ珊瑚君が入院している時だった。
友姫「今日も深夜さん来たの?」
毎日違うお花が飾られているのに気がつく。
:07/04/12 21:31
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#746 [向日葵]
珊瑚「いや?今日は来てない。」
友姫「へ?」
珊瑚「毎日来てた労りのメールも来なくなったんだ。」
何かあったのかな…。
それからも深夜さんは(さんづけにすることにした。)来なくって、逆にこっちが心配するぐらいだった。
:07/04/12 21:34
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#747 [向日葵]
―――……
律「へー…。あのやかましいのが……。」
中庭のベンチに向かいながら話を続ける。
友姫「珊瑚君もメールしてみたんだって。でも一向に返って来ないの。」
秋帆「でも…それでいいんじゃない?また寛和君があんな事になったら嫌じゃない。」
友姫「うん……。」
暁「あ。こっちこっちー!!」
向こうの方で手をブンブン振ってる白月君がいた。
:07/04/12 21:39
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#748 [向日葵]
『そうかもしれないなぁ……。』
私達は白月君達がいる場所へと小走りで行った。
―――……
帰り。
コッ……コッ……
松葉杖の珊瑚君に合わせて一緒に歩く。
友姫「しんどい?」
珊瑚「まぁな…。」
:07/04/12 21:42
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#749 [向日葵]
友姫「私松葉杖ついたことないから憧れー…ってそんなかと言っちゃダメだよねー……。」
珊瑚「まぁ怪我人前にして言う言葉じゃないわな(笑)」
珊瑚君が笑ってくれたので良かった。
何分かかけて、やっと校門をくぐる時。
「あっ……」
友姫「?……っ!」
そこに、私服の深夜さんがいた。
:07/04/12 21:45
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#750 [向日葵]
深夜「……ひさし……ぶり。」
友姫「ぁ…どうも……。」
深夜「……ちょっといい?」
そう言われたので珊瑚君の方を見たら
深夜「アンタの方…。」
私は自分を指差して口パクで「私?」と言った。
――――……
:07/04/12 21:52
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