その妖かし淫らにつき
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#1 [ひえぃ]
北のオロチ山は奥へ奥へ進むたびに霧が深くなり美しいオナゴが一人歩けば二度と戻れなくなる。

噂では
世にも醜い妖怪三匹が
自分らの巣に持ち帰り
生きたまま喰らってしまうらしい。

おぉ怖や怖や。

⏰:08/01/08 00:13 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#2 [ひえぃ]
「桜(サクラ)!桜!
聞いとるのかえ!?
北の山にはけして近付いてはならぬぞ!!」

「わかってるって
もぅ382回めよ、おばぁちゃんたら心配症だなぁ」


でも
おばぁちゃんの心配が
過敏になるのは分かる
最近ますます北の山の霧は深くなり何人かの男女が
行商に山を通ったが行方が暮れてしまった。

⏰:08/01/08 00:22 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#3 [ひえぃ]
「昔は男がおれば
なんとか助かったが
今では男でさえも行方知らずになる…」

「私はもぅ16だし
大丈夫よ。あの山には近付かない安心して」

おばぁちゃんの背中を
摩り私は外の冷たい空気にあたるため庭におりた。

「…オロチ山…消えた人々はどこにいるの?…本当に妖かしが?」

星と月に照らされて
北の山は不気味に光って見える。

⏰:08/01/08 00:31 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#4 [ひえぃ]
日に日に
村は劣化していくのが分かる。街へでなければ餓死だってまぬがれない。


今日の日は
明日の畑耕しの為に早く寝て精をつける事にしよう

「…おばぁちゃん
おやすみなさい」

「おやすみ」

⏰:08/01/08 00:40 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#5 [ひえぃ]
「…ん………んぅ…」

まだ薄暗い漏れた光で
私は目を覚ました。

「…くー…今日も頑張りますか!!」

まだ冷や寒い朝の中で
外にある物置小屋の桑を
手にとり桜は畑を耕し始めた。

「…こんなんじゃ
冬も越せない…もー!
ただ街へ行くのも時間かかるつーのに何で人が消えるのよ!!」

⏰:08/01/08 00:45 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#6 [ひえぃ]
「あのぅ…桜殿…?」

「!え!?
あっ村長さん!どうも」

後ろから弱々しく
話しかけられ振り向くと
村長さんがビクビクしながら立っていた。

「精がでますね」

「えぇ…どうかなさったのですか?なにかお困りなようで…」

「いやー…」

⏰:08/01/08 00:49 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#7 [ひえぃ]
村長さんは
弱々しく笑いながら
辺りをキョロキョロ見渡す。

「桜殿ももぅ16ですか…
あなたは多分知らないでしょうが花嫁候補として
名高いのですよ?」

「え!そうなの?
…その割りには声が掛からない気が…」

「…顔は可愛いらしいが
素行が乱暴だから…」

⏰:08/01/08 00:53 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#8 [ひえぃ]
ボソッと何か小さく言われ桜の頭上に?が浮かぶ。

「いっいえ!
…ところで、おばぁさまはまだ起きていらっしゃらないようで」

「はぁ祖母は
あと数刻したら起床なさいます…それが?」

「それはそれは…
良き都合で…」

村長さんの顔が
一度歪むと急に後ろから
何かを嗅がされ私は意識がふと途切れ真っ暗になった。

⏰:08/01/08 00:59 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#9 [ひえぃ]
途切れていく意識の中で
ボソボソと何人かの会話が耳に入る。

「……しょ…ない…
村の……だ」

「ばぁさんには……
仕方が……これでオロチ様………いいが」

「はたして…いけにえ………怒りが……」



…オロチ様?

…いけにえ?

もぅ………駄目………

⏰:08/01/08 01:02 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#10 [ひえぃ]
チュンチュン
チュンチュン


…鳥の泣き声?
…緑の深い匂いがする…


まだ意識がはっきりしない…数刻の間眠ってしまったようだわ…

「………えっ…と……
私………どうして?」

村長さんと話してたら
後ろから誰かに薬を嗅がされて「いけにえ」が何とか「オロチ様」が何とか………………………

⏰:08/01/08 01:07 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#11 [ひえぃ]
「いけにえぇ!!?」

正確に目を覚まし
大声をだすと回りにいた
鳥達が一気に飛びだしていった。

めのまえには
深い森だけが広がる。

「…私…私…騙された…??……」

腕にはしっかり縄がくくりつけられ木に縛りつけられている。

「…あのクソジジイ…弱々しいふりして中々やるじゃない…それに村の連中も……」

⏰:08/01/08 01:11 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#12 [ひえぃ]
なにが花嫁候補よ!!
いい気にして隙を作ろうって作戦だったのね!

悔しい〜!!


「………はぁ
おばぁちゃん心配してるよね…村長さんたちの事殺してないでしょうね…」


少し落ち着かないと。
今私は多分あのオロチ山のど真ん中にいるはず、
噂だけれども人がいなくなってるのは確かだから
慎重にしないと。

⏰:08/01/08 01:15 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#13 [ひえぃ]
…………………
って言ってもボロ服着て
縄に繋がりながら警戒しても捕まえて下さいって言ってるようなもんか…


「………なんか霧もさっきより濃くなった気がする……嫌だな…」

辺りは次第に暗闇に
包まれ夕刻が訪れる。


体力は次第に衰え
喋ったり考える気散らし法も宛にできない。

⏰:08/01/08 01:19 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#14 [ひえぃ]
顔を下に落とし
黙っていると何やら近くで草が揺れる音に気付き
桜は目をむける。

「…人?」

カサッカササッ

「誰か来てくれた…?」


次の瞬間
そんな嬉しさや希望を
裏切るあるものが姿を見せた。

⏰:08/01/08 01:24 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#15 [ひえぃ]
「……っ!…大…蛇…」

めのまえには
この世の蛇とは思えない程の大きさをした蛇が長い舌をだしてこちらに近付いてくる。

「……はぁ……神隠しの主は…あなただったの?」

怖い…

怖くて
涙がでる…

もぅ終わり…なの?

⏰:08/01/08 01:28 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#16 [ひえぃ]
ゆっくりと渦巻いた
大蛇はこちらをジーッと見つめて大きな口を開きバッと向かってきた。

「っ!!!」

もぅ駄目だ…


「…やめろ白影(ハクエイ)…」

突然人の声が聞こえ
蛇はピタッととまり
ザッザッとそちの方向へ向かっていく。

⏰:08/01/08 01:31 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#17 [ひえぃ]
驚きながら
目をゆっくり開けると
数尺先に背の高い男が見えた。

さきほどの大蛇を
優しく撫でている。

「(………………)」

女の私よりも綺麗な顔だち…華奢だけど背は高くて
………人間ではない。

「……まだ赤子だ
無礼は遊び冗談」

男は涼しげな顔で口を開く。

⏰:08/01/08 01:38 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#18 [我輩は匿名である]
面白ぃ

⏰:08/01/08 01:39 📱:F704i 🆔:2CvaAcnk


#19 [ひえぃ]
「…近付かないで」

「…なぜ?」

「蛇を手なずけてるって事はあなたが妖かしね…
まさか北の主がこんな人間の姿をしてるとは思わなかった…」

真っ白な肌に
薄い茶色の瞳…

「…威勢がいい
女はそうではなくてな」

⏰:08/01/08 01:44 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#20 [ひえぃ]
男は一歩一歩
冷たく笑いながら近付いてくる。

「…っ!
いっ今まで隠してきた
人々は!?」

「…喰ろうた」

「!……噂は本当だったの……?」

生きたまま人を喰らう…

目の前まで男はくると
桜の顎をつかみぐっと
上にあげる。

⏰:08/01/08 01:50 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#21 [ひえぃ]
「…威勢がある女は好きだがお喋りな女は嫌いだ」

「くっ…あんたに好かれたいなんて米一粒も思わないから安心しなさいよ!」

「…………」

男は急に黙って
顎から手をひくと
桜が繋がれていた縄をたち無理矢理腕を掴む。

「いたっ!…
なっなにするのよ!」

⏰:08/01/08 01:57 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#22 [あかね]
続き気になります☆
頑張ってください

⏰:08/01/08 02:04 📱:SH703i 🆔:c5MwyHzE


#23 [ひえぃ]
ありがとうございます
(´ω`)未熟ですが
どうか見てやってください!!

⏰:08/01/08 03:26 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#24 [ひえぃ]
「気が変わった
連れていく」

嫌がる私を半ば無理矢理
担ぎ重さを感じないかのようにスタスタ森を割り歩いて行く。

「ちょっ
やだぁ!降ろしてよ!」

「……………」

気が変わったって
食べないって事…?

おばぁちゃんの話だと
妖怪は三人いるって…

⏰:08/01/08 03:31 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#25 [ひえぃ]
霧は深くなり辺りは
全く見えない。
寒さも異常に増す。

「…さっ寒い…」

肩が震え
先程まで抱かれてるのを抵抗したが今ではこの男で暖をとるしかない為黙っていた。

「…寒いのか?」

男が眉間にシワよせながら問う。

「あっ当たり前じゃなひ…なんであんたそんな薄着で平気そうなほよ?」

「…ちっ人間はだから
面倒くさい」

⏰:08/01/08 03:37 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#26 [ひえぃ]
腰に巻き付けていた
毛皮を荒々しく私に巻き付ける。

「…あっ…暖かい…」

「…チッ」


…死なれたら困るから
毛布くれたのなら…少し警戒を溶いてもいいかな…
と思った瞬間、男は立ち止まり私を地に降ろした。

「着いた」

「…?ここは…」

⏰:08/01/08 03:42 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#27 [ひえぃ]
目に飛びこんで来たのは
森の中に似合わず木でできた中々大きい家が一軒と
近くに井戸や庭まである

「…これがあんたの住家なの?」

「正確には
あんたたち、のだ」


あんたたち!?
やな予感…

「…んー?おやおやぁ
オロチが又珍しい事をしてくれましたね」

⏰:08/01/08 03:46 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#28 [ひえぃ]
家の渡り廊下から
目が細くヒョロッとした体型の男がクスクス笑いながらこちらに近付いてくる。

「話は後だ
先にこいつを風呂に入れろキツネ」

キツネ?
オロチ?

こいつらの名前なの?

「ってお風呂ぉ!?
なっなんで私が風呂に入らなきゃ…っていうか入れられなきゃいけないのよ!」

⏰:08/01/08 03:55 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#29 [ひえぃ]
「おまえの肌に染み込む人間の匂いが鼻につく」

「人間の…匂い?」

フンフンと嗅ぐが
普通に私の匂いだし変わった所はない。

「オロチは匂いに敏感だからねぇ。おいで可愛い人
風呂場に案内します」

「!一人で大丈夫だから
案内だけね!」

「分かっていますよ
命令が解けないかぎり
あなたには絶対に手をださない」

⏰:08/01/08 04:00 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#30 [ひえぃ]
命令?
いったい誰が…

多分この人も妖かしなんだろうけどさっきの奴よりは優しそうっていうか常識はありそう。

「…キツネって言うの?…名前?」

「はい。僕がキツネで
さっきの彼がオロチ。もぅ一人はまだ寝てますがヒョウって子がいます」

「…あの」

「はい?」

「出てください」

風呂場につき
キツネを追い出す桜。

⏰:08/01/08 04:06 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#31 [ひえぃ]
意外に風呂場は汚くなく
妖怪なのに中々綺麗にかたついてる。

桜は
寒いせいもあり服をぬぎすてさっさと湯につかる。

「はぁっ……
やっぱりお風呂入ると
癒される〜まさかあの噂でもちきりだった妖怪の家で湯につかるなんてね〜」

まだまだ油断はできないけど今だけは楽しんじゃぉっと〜

⏰:08/01/08 04:10 📱:SH903i 🆔:CHC2gsls


#32 [みか]
メッチャ面白いですひえぃサンのぺぇーすで書いて下さい楽しみにまってまぁすテ

⏰:08/01/08 09:24 📱:W54T 🆔:062BPEho


#33 [いちご]
早く見たいわら

⏰:08/01/08 19:35 📱:SH703i 🆔:tZa3h816


#34 [あい]
ヤバ!すっごいおもしろい!更新楽しみにしてます!頑張って下さい。

⏰:08/01/08 19:46 📱:SH902iS 🆔:8M1CI9uc


#35 [ひえぃ]
どーもです(^ω^)
夜型なんで夜に更新するのでよろしくお願いしますがんがります

⏰:08/01/09 03:27 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#36 [ひえぃ]
風呂場の窓張りからは
外が見え月が綺麗に光っていた。

「…おばぁちゃん」

私生きてるからね…
まだ分からないけど
絶対無事に帰るから…

桜は月に祈るように
目を閉じ思ったが…

「…くっ」

聞き覚えのある嫌な笑い声が後ろから聞こえ一瞬固まってしまった。

⏰:08/01/09 03:33 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#37 [ひえぃ]
「…くくくっ
月に祈りなぞまるで乙女みたいだな」

「なぁっ!!?」

思わず
バッと振り向き私は
体を湯舟に深く落とした

「なっなんでくんのよ!
普通女の子が入浴してたら入ってこないでしょ!」

「俺の勝手だ」

オロチは背を壁につけ
服はあの薄着のまま(当然!)こちらを見て笑っている。

⏰:08/01/09 03:38 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#38 [ひえぃ]
なにか…
なにか着るもの…

「ちっ近寄らないでよ!?浴槽に入ったら……入ったら……………」

「?」

「…かっ噛み付く!!」

「…阿呆が」

オロチは首を手でおさえ
軽く横に倒した。

「おまえを抱いて
俺まで人間臭くなった
身を清める」

⏰:08/01/09 03:42 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#39 [ひえぃ]
「だっ抱い!?
持ち上げたの間違いでしょ!!誤解される言い方しないでよ!!」

とメンチをきりまくるが
オロチは何もいわず
こちらに近付き服はそのまま湯舟に入ってきた。

パシャパシャ黙って
お湯を体にかけていく。


「…噛み付ないみたいだな」

またまた意地悪そうに
笑いこちらを見る。

⏰:08/01/09 03:50 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#40 [ひえぃ]
「こっちに近付いたら!
本当に怒るわよ!!」

ザバッと
距離をとるようにオロチから離れる。

「もぅ怒っている」

「キツネさん呼ぶ!!」

「あいつは俺の言う事しか聞かん」

オロチは
ゆっくりゆっくり
近付いてくる。

「やっやだって…
お願い…」

⏰:08/01/09 03:53 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#41 [ひえぃ]
「…脅してみたり震えてみたり…忙しい女」

「きゃっ!…」

オロチは桜の右腕を
掴み首もとに顔を近づけ舌でペロッと舐めた。

「…もぅ風呂は良い
さっさとあがれ」

「あっあんたが消えなきゃあがりません!」

するとオロチはさっさと
風呂場から退散してしまった。

⏰:08/01/09 12:42 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#42 [ひえぃ]
「………なんなのよ」

ズルッと力がぬけ
チャポンと湯に落ちた。

舐められた右側の首が
熱い…

手をだされるのかと思ったら無視されたり…


とりあえずキツネさんが
置いてった服に着替え
私は風呂場から出た。

⏰:08/01/09 12:45 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#43 [ひえぃ]
「おやおや
なかなか似合っていますよもともと村の物ですしね」

居間らしきものに行くと
キツネさんが何かを持って私の着ていた服を褒めてくれた。

「え?村の…」

「あっいや
お名前を伺っても?」

「桜だ」

口を開こうとした瞬間後ろから又聞き覚えのある
嫌な声が……

⏰:08/01/09 12:50 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#44 [ひえぃ]
「何であんたが知ってるのよ…?」

「村の奴らが言っていた
おまえの名だと」

「…村長さんたちの事ね…オロチ様って…あんたが何かを要求したの?」

オロチは
囲炉裏の近くで足を崩し
座りながら含み笑いで語る。

「森に最近
女の出入りがなくなってるのでな、いい女を一人差し出せばもぅ誰も襲わないと話した」

⏰:08/01/09 12:55 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#45 [ひえぃ]
「嘘ばっかし…」

「頭が良い女はもっと好きだな」

つまりは
嘘って事…こいつ
ぶん殴りたい………

「女は馬鹿ばっかりだからガッカリさせられる事が
おおいい」

居間の出口から声が
聞こえたと思うと見た目は14歳くらいの可愛い顔した男の子が囲炉裏に近付いてくる。

⏰:08/01/09 12:59 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#46 [ひえぃ]
「ヒョウ…起きたんですか?」

「うん」

「俺から言わせれば
女ばかりではなく人間は阿呆の塊だ」

オロチが嫌味たらしく
言う。

ヒョウ
キツネ
オロチ

遂に噂の三人をこの目で
みたわ…噂とは随分違っているけど…

⏰:08/01/09 13:03 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#47 [ひえぃ]
「まぁ桜さん
も朝から何も食べてないようですし粥を作りましたよどうぞ」

とキツネさんが
椀に入った粥を差し出してくれた。

「また粥〜
肉が食べたいのに〜!!
この女を使えばいいんじゃないの?」

ヒョウがジタバタしながら桜を箸で指す。

「ちょっ!恐ろしい事言わないでよ!」

⏰:08/01/09 13:07 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#48 [ひえぃ]
「そいつは小間使いとしてここに残す」


しーん……………

?今…こいつ(オロチ)
何て言った……


「…小間…使い?……」

「なんでだよ!人間嫌いのオロチが珍しい事言うなよ!人間は食うだけの生き物だろ?」

「ヒョウ言葉が過ぎますよ。」

⏰:08/01/09 13:11 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#49 [ひえぃ]
「興味本位だ
飽きたら食う、せめて俺を落胆させないよう頑張るんだな娘」

「わっ私…やらな」

「かったら…どうなるか
おまえが1番わかるんじゃねーのか?」

目もあわせないで
オロチはたんたんとモノを言う。

何か知らないけど
ヒョウって子までつまらなそうな顔してるし…

⏰:08/01/09 13:15 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#50 [ひえぃ]
脅しって訳ねー…
…負けないんだからぁ

桜は黙って
粥を食べお腹を満たし
闘う(?)万全の準備を
整える。

「桜さんの寝床は
こちらの部屋です」

キツネに案内された場所は小さな四畳半くらいの物置見たいな部屋だった。

⏰:08/01/09 19:01 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#51 [ひえぃ]
「…汚い」

「まぁ大分使ってませんしね」

ハハハとキツネは笑い
桜の肩に手を置く。

「オロチにだけは逆らわない方が身の為ですね、あれでも優しい所はあるんですよ」

「どこが!?
あたしがこんな物言う女でなければ今頃は、あいつの胃袋の中だったでしょうね!」

「…僕らは人では
ないから…自我が解ければ私でさえあなたを…」

⏰:08/01/09 19:07 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#52 [ひえぃ]
「え?なにか?」

「いやいやぁ
まぁ明日からは頑張ってもらいますよ、それでは
おやすみなさい」

一瞬キツネさんの目が
赤く見えたけど、いつも通りの穏やかな口調と笑顔でさっさと言ってしまった


「…ふぅ……
いつまでも構えていたって仕方がないから寝ようかしら…」

布団はさっき
キツネさんに貰ったし。

⏰:08/01/09 19:10 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#53 [ひえぃ]
「おぃ」

「キャッ!
びっくりしたぁ……あら
あなたはヒョウ君…?」

入口には
ヒョウが腕を組んで立っていた。

「…おまえ今宵
オロチに抱かれるぞ」

「………………はぁ?」

まさかヒョウの口から
出るとは思えない単語に
思わず桜は首を傾げる。

「素っ頓狂な声をだすな
!!だから人間は嫌いだ」

⏰:08/01/09 19:15 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#54 [ひえぃ]
「…彼が言ってたの?」

「オロチは
美しい女を喰らう前に
必ず自分の寝床まで持っていってたから…」

…あの
エロ妖怪…
こんな子供の前で…

「何故それを私に教えてくれるの?」

「……いつもとちょっと違うから……」

いつも?

⏰:08/01/09 19:18 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#55 [ひえぃ]
「…人間を嫌うオロチは間違っても女を身近におこうなんてしない…」

「…ヒョウ君?」

…もしかして…

「っ!いいか!
俺はお前を認めない!
命令は絶対だが隙があったら殺してやるからな!」

ダッと走って
ヒョウ君はいなくなってしまった。

⏰:08/01/09 19:25 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#56 [ひえぃ]
…確かに
おっかなくて残酷な妖怪なのかもしれないけど
なんか………

「あの子は憎めないなぁ……」

村にいる
小さな男の子を思いだすというか…

しかし…

オロチは油断しちゃ
駄目見たいね…

⏰:08/01/09 19:29 📱:SH903i 🆔:HLp167PA


#57 [我輩は匿名である]
面白いあげ\(≧▽≦)丿

⏰:08/01/09 20:21 📱:W54T 🆔:LsjKbVpA


#58 [亜都イ]
おもしろ―
エロ含んじって
頑張ってくださいn

⏰:08/01/09 20:44 📱:W43SA 🆔:W1D7JUpQ


#59 [のこ]
おッおもしろスギる!!
気になりスギる!!
頑張ってくださいイ

⏰:08/01/10 00:02 📱:W51H 🆔:xdIU31Zc


#60 [ひえぃ]
ありがとうです(・∀・)
なんか自分でもどんな展開になるのか緊張(笑)
頑張ります

⏰:08/01/10 01:45 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#61 [ひえぃ]
髪を解き綺麗な黒髪を
かきわけて桜は眠りについた。

「(一応カンザシを護衛用に持っていなきゃ)」


一方居間では


「ヒョウはどうやらご機嫌斜めみたいですよ。あなたの事兄のように思っているから」

キツネが
囲炉裏の日にあたり笑いながらオロチに話しかける

⏰:08/01/10 01:49 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#62 []みどり[]


主さん,
もしかして
椎名林檎ファン?
(ノ∀`●*)

⏰:08/01/10 01:50 📱:P902iS 🆔:RL9MAxVE


#63 [ひえぃ]
「何も機嫌をそこねるような事はしていない」

「あなたが人間を連れてくるなんて、ましてや生かして側に置くなんてヒョウも僕も思いませんでしたからねぇ」

オロチは
眉間にシワをよせて
俯いた。

「…あの女似ている」

「え?」

「………………」

囲炉裏に燃え盛る火を
ジッと覗き込む茶色の瞳が淡く揺らぐ。

⏰:08/01/10 01:55 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#64 [ひえぃ]
〜一方桜用寝室では〜

「……………………」

廊下の隙間からは
風がビュービュー吹き
オマケに気温が低いせいで眠れない。

眠気はかなりきているのにぃ!!ヒョウ君が言った事もあって眠れない!!

かと言って
この家を歩きまわる勇気もないしキツネさんも多分寝たと思うし…

ん?ってか妖怪って眠ったりするの?

⏰:08/01/10 02:02 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#65 [ひえぃ]
「…だっだめ…寒くて…寝てられない…」

こんな薄布団じゃ
気休めにもならないよぉ

「おぃさっきからブツブツうるさい………」

…………え?

「何をしてる?」

布団をおおいかぶさり
まるで雪ん子みたいなフザケタ格好をしてる私に
オロチが怪訝そうな顔で見る。

⏰:08/01/10 02:11 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#66 [ひえぃ]
「あっあんたには関係ないでしょ!」

「また寒いのか?」

「さっ寒くなんて…」

あっまた怪訝そうな顔で見られてる。

「…来い」

「…え?なに?」

腕を無理矢理ひっぱられ
廊下にだされてしまった。

⏰:08/01/10 02:13 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#67 [☆anon☆]
オロチと桜の今後が楽しみです主サンの小説ハマリマスねぇ頑張ってくだ彩

⏰:08/01/10 02:17 📱:SH903i 🆔:r.Ok5hC2


#68 [ひえぃ]
少し歩くと何やら
蝋燭がたくさん点され香が焚かれた広い部屋に連れていかれた。

「ちょっと痛いって……………ここは?」

「俺の部屋だ」

「………え?」

思わず固まってしまった

だって…それは…私がもっとも恐れてた……

「寒いや熱いなんて生きて600年感じた事もない」

⏰:08/01/10 02:18 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#69 [ひえぃ]
600年!?
そんな昔から生きてたの…超古代じゃない……

「…私だってそんな便利な体質に生まれたかったわよ」

「本当に思うか?」

「…そりゃ年から年中
熱さも寒さも知らずに生きられたら楽じゃない」

「炎に焼かれても剣で心の臓をつかれても体からいくら血がでても死ねない呪われた化け物でもか?」

なに…
なんか様子が…

⏰:08/01/10 02:26 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#70 [ひえぃ]
「あっあの…なんで私を
ここに…」

オロチは黙って私の前に
たち私の髪を撫でるように触る。

「…お前を見た時
村の奴らを心底憎んだが
同時に至福な気持ちも浮かんだ」

どうしよ…

なんか

怖い………

⏰:08/01/10 02:31 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#71 [ひえぃ]
「…私もぅ……」

オロチの顔は既に笑っていなくて私の髪から頬へと
手がのびる。

「俺が現世でもっとも憎みもとい愛こがれた、あの女とうりふたつだからな」

「お願い…もぅ離して」

「……何故いつも…………いつも………」


オレヲミヨウトシナイ?

⏰:08/01/10 02:36 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#72 [みみぃ]
やばぁ  
こんなに先の気になる
小説に出会えた
主サン完結するまで
ガンバってくださぃ

⏰:08/01/10 02:42 📱:N702iD 🆔:tl0FD4CI


#73 [ひえぃ]
ダンッ!
と聞こえた時には
もぅ視界は真っ暗で
上には高い天井とオロチの無表情な顔が薄暗く見えるだけだった。

私…
押し倒された…?

腕はキッチリ
押さえつけられ足も動かせない。

「…私はあなたなんて
知らない…誰を見ているの?」

「…もぅ良い
お前が誰であろう例え同じ血をつぐ者だろうが俺はお前を抱く…」

⏰:08/01/10 02:42 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#74 [ひえぃ]
今日はここまでにします書いてる途中に応援されると嬉しくなりますね
ありがとうございます
ちなみに椎名林檎は普通に好きですでも超ふぁんって訳じゃないすね(・∀・;)

⏰:08/01/10 02:50 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#75 [我輩は匿名である]
めっちゃはまった

次の更新楽しみです

⏰:08/01/10 02:55 📱:D903i 🆔:T7pt0P5I


#76 [yえりちぁンy]
メチャぉもしろいジ
一気に読ンぢぁッたぁ~
頑張ッてさいニス

⏰:08/01/10 19:18 📱:W53T 🆔:K.XYEPw6


#77 [ひえぃ]
どーもれす(・ω・)
今から書きます〜
頑張りま〜す

⏰:08/01/10 23:48 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#78 [ひえぃ]
私を見下ろしながら
オロチは力なく笑い
私は寒さとは違う震えが
体に生まれる。

「…やっやめて…」

私の話しなんて聞こえてもないのかオロチは私の首元に唇を押し当てる。

「…良い声で鳴け」

お風呂場で舐めつけたようにペロッと首筋に電気が走るように痺れる。

「…ふぁっ!」

⏰:08/01/10 23:57 📱:SH903i 🆔:FVLtzJgo


#79 [ひえぃ]
駄目
声でちゃう…

オロチは相変わらず
含み笑いで私の表情を
眺めるように見る。

すると私の上半身の
浴衣を崩し帯をとり何も着ていない状態にされてしまった。

「…やだぁ……」

「……………」

ゆっくりと手は胸元に
持って行かれ口元は口で
塞がれてしまった。

⏰:08/01/11 00:01 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#80 [ひえぃ]
「んぅっ!…んんっ…はぁっ……はぁ…」

オロチの手は
胸元から腹と徐々に下がりついに密の部分に伸ばされる。

「だめぇ!お願いだから
それだけは…やめて…」

あっ
どうしよう…
涙でてちゃぅ…

「お前…童女か?」

⏰:08/01/11 00:07 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#81 [ひえぃ]
「わからないけど…けど
こんなの初めてで…」

「……痛みは初めだけだ
後には楽になろぅ」

すると
オロチの長い指が桜に
滑りこみ上下に動かされる。

「あぁっ…んっ…だめぇ……」

「蜜は溢れている
もぅ充分だ」

⏰:08/01/11 00:12 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#82 [ひえぃ]
「…駄目
怖いわ…そんなの入る訳ない……」

「…喋るな」

オロチが腰を落とすと
桜は少し反応する。

「いっ痛い……」

「……………」

桜は目をつむり顔を真っ赤にして自分でも気付かずにオロチの背中に手をまわししっかりと押さえこむ。

⏰:08/01/11 00:17 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#83 [ひえぃ]
ズッズッと
動くたびに桜の口から
悲痛な声が聞こえるが
徐々になくなっていく。

「……んっ……ひっ……くっ……」

「…何故泣く?」

「…ひっく……」

「…俺が憎いか?」

オロチは
桜の前髪をかきあげ
額に優しく、くちづけを
落とした。

⏰:08/01/11 00:22 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#84 [ひえぃ]
「…泣いてるのは
あなたのほう…」

「…俺が泣いている?」

「ずっと泣きそうだった
…私を誰かに重ねて…」

「…黙れ」

「オロチ
何をされたの?
私を誰だと思っているの?私はあなたが望んでいる人じゃないのよ」

「黙れ!!」

⏰:08/01/11 00:27 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#85 [ひえぃ]
それから
オロチは私の中で
いった。

息ばみ鳴る心臓が
私の肌に触れ彼の心音が
聞こえてくる。

酷い事をされたけれど
彼を憎む事ができない。

だって
冷めきった目から見えた
本当の目はまるで
あのヒョウ君と同じように幼かったから…

⏰:08/01/11 00:31 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#86 [ひえぃ]
「…もぅ行け
お前は殺さない」

「…オロチ」

「…お前はやはり似ていないな…あいつは…あの女はそんな目で俺を見た事はない…」

顔をふせながら
服を来てオロチは
月夜の庭へと消えていった。

⏰:08/01/11 00:42 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#87 [ひえぃ]
額に落とされた
印が熱い…

桜は何も言えず
寝床に帰り横になった。


庭に降りたオロチは
月夜を見上げ一人考えていた。

「…押し退けても
暴れても俺を拒むと思っていた……やりにくい女」

嫌がる所か
慈愛の心で好きでもない
男を受け入れ俺を哀れんだだと?

⏰:08/01/11 00:49 📱:SH903i 🆔:mR5Xg21E


#88 [ゆめ]
オモシロイ〜〜♪
メチャはまるッ☆☆
更新頑張って下さい*^^*

⏰:08/01/11 00:59 📱:SH902iS 🆔:6ombpF1c


#89 [Rain]
おもしろいです
頑張って下さいね

⏰:08/01/11 02:49 📱:SO903i 🆔:HHOnjNiM


#90 [かの]
>>1-100

⏰:08/01/11 04:54 📱:F902i 🆔:82AkQj7o


#91 [yえりちぁンy]
あげ~

⏰:08/01/11 18:48 📱:W53T 🆔:MU/jg8Ds


#92 [ひえぃ]
頑張ります(・∀・)
今から書きます〜

⏰:08/01/12 00:48 📱:SH903i 🆔:kBP7rMVo


#93 [yえりちぁンy]
頑張れh印~
応援してマスxx

⏰:08/01/12 13:28 📱:W53T 🆔:zKIpEgvc


#94 [yえりちぁンy]
あげニシ
更新待ッてマスメy

⏰:08/01/13 00:15 📱:W53T 🆔:icGrIhaA


#95 [yえりちぁンy]
待ってマス

⏰:08/01/13 19:09 📱:W53T 🆔:icGrIhaA


#96 [我輩は匿名である]
書かないの??

⏰:08/01/13 20:54 📱:P902iS 🆔:myz.5O0c


#97 [我輩は匿名である]
早くみたーい

⏰:08/01/13 22:49 📱:SH903i 🆔:mWwnlNyA


#98 [コ]
私もファンになりました!★続きが気になります!

⏰:08/01/13 23:41 📱:W41K 🆔:xA.yAdkU


#99 [コ]
まだ書かないんですかー(''?

早く読みたいです↑↑

⏰:08/01/14 13:02 📱:W41K 🆔:1/CscsoM


#100 [Rain]
主さんのペースで頑張って下さい
更新楽しみに待ってます

⏰:08/01/14 13:10 📱:SO903i 🆔:nR3HwkCM


#101 [コ]
まぁそぉですよねヘ
作者のペースで頑張ってください★

⏰:08/01/14 13:45 📱:W41K 🆔:1/CscsoM


#102 [まる]
はまった(・ω・)
この小説すきだあイ

⏰:08/01/14 23:38 📱:W43S 🆔:YMTNTj/s


#103 [梓]
あげマステ

⏰:08/01/15 20:47 📱:W54T 🆔:IvzKXy06


#104 [☆]
続きが気になります(^^)

⏰:08/01/16 01:06 📱:W41K 🆔:glnAo87Q


#105 [ひえぃ]
すいません
ちょっと止まってしまいましたが書きます
応援ありがとうです

⏰:08/01/16 05:35 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#106 [ひえぃ]
「……600年たった今も
…違う形で憎み現れたのか…………母上」



〜翌朝〜

目覚めたのは
余りの寝心地が最悪だったから……

「…こんな煎餅じゃ
体の節々がガチガチになって仕方ないわよ」

汚らしい布団をパンパン叩き桜はブツブツ庭におりた。

⏰:08/01/16 05:50 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#107 [ひえぃ]
それに
なんか妙に腰が痛いし
ズキズキするような…


「………!!!?」


ぎゃぁぁぁぁ!!!
思いだしたぁ!!!
私昨日オロチと………

走馬灯のように昨日の
行為が頭を駆け巡る。

桜は顔を真っ赤にする。

⏰:08/01/16 05:53 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#108 [ひえぃ]
まさか初めてが
妖怪となんて……

「おばぁちゃん…
ごめんなさい………」


「やぁ桜さん誰に
謝ってるんですか?」

ガサッと庭の影から急にキツネが話しかけてきた。

「きゃぁ!
あっキツネさん……
何をしているの?」

「今日の朝ご飯に入れる
山菜を探しにね、後ヒョウが帰ってないみたいなんです」

⏰:08/01/16 05:56 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#109 [ひえぃ]
「え?ヒョウ君が?」

「はい…あっ桜さん
ヒョウの事見つけに行ってもらいませんか?遊んでばっかでご飯もちゃんと食べないんですよ」

キツネがお願いします。
と頼むものだから桜は引き受け山に向かった。

「…捜すたって
こんな深い山、一日じゃ周りきれないわよ…」

⏰:08/01/16 05:59 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#110 [ひえぃ]
また
あの大蛇がでてきたら
オロチが来るのかしら?

…それもそれで
危ない気がする……

「ヒョウくーん!
ご飯よー!でてきてー」

大声で叫び山にコダマするが鳥の泣き声や風の音だけで返答はない。

⏰:08/01/16 06:02 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#111 [ひえぃ]
「…もぅ
何処行ったのよ……?」

数尺先の草かげから
何やら足のようなものが
見え桜は近付いた。

「………?………!
ヒョウ君?!」

「……っ…お前かよ…」

座っている
ヒョウの左足は何かの捕獲罠ようの機械に挟まり
ドクドク血が流れている

「やだ!なんで!?」

⏰:08/01/16 06:06 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#112 [ひえぃ]
「…ウサギがかかり
そうで助けたらウッカリはまっちまった…なさけねぇ…」

「大丈夫!痛くない?
今はずすからね!?」

こんな血がでてるのに
痛くないはずがない…

「…無理
かかったら二度と開かない仕組みになってる…俺でも壊せない」

「いいから!」

⏰:08/01/16 06:11 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#113 [ひえぃ]
刃の間に手を入れ
必死に開こうとするが
全く動かない。

桜の白い手から鮮血が
ポタポタ流れ落ちる。

「馬鹿!やめろ!手
駄目になっちまうぞ!」

「だって
このままだったらヒョウ君死んじゃうよ!」

「…死なねーから
…手離せよ…」

どんどん顔が青ざめていくのが分かる。

⏰:08/01/16 06:14 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#114 [ひえぃ]
キツネさん呼んだ方が…
でも戻っても時間がかかりすぎて……

「…ヤベェこんな血流したの…初めてだから……
寒い……」

私は
落ち着きをなくし泣きながらヒョウ君の手を握っていると後ろから草むらが動く音が聞こえた。

「お?かかってる?」

「本当か?
これで今日の晩飯は
そろうな」

⏰:08/01/16 06:21 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#115 [ひえぃ]
キツネさんかオロチだと
思い振り返るとそこには
人間の男が二人いた。

「?…女と…ガキ?…ガキが罠にはまったのか?」

「なんだよ期待させやがって!」

…村の人達?
見かけた事はない…

「あの!早くこの機械を外して下さい!血が止まらなくて…」

「……おぃちょっと待てよこのガキ真紅の瞳してるぜ」

⏰:08/01/16 06:27 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#116 [ひえぃ]
男がもぅ一人の男に
もちかける。

「…こいつ妖怪?」

「あぁ多分な…この女もそうだろう…」

「何をしているの!?早くしないと!ヒョウ君が………!?」

気が付くと桜は
一人の男に押され地面に
倒れてしまった。

「きゃっ!…何を…」

⏰:08/01/16 06:31 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#117 [ひえぃ]
「まさか北の妖怪が
こんな良い女だとはなぁ……」

「ガキはほっとけば
死ぬだろうし、お前は俺らが可愛いがってやるよ」

一歩一歩
男らは桜に近付くと
ヒョウはボヤッとする目を無理に起こす。

「やめろ!そいつにさわんじゃねー!」

ジタバタするが
身動きがとれない。

「うるせー!死にぞこないが!」

⏰:08/01/16 06:36 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#118 [ひえぃ]
バシッとヒョウの顔を
男は殴り黙らせる。

「ヒョウ君!…ヒョウ君!!」

「桜!!」

一人の男が
桜の服に手をかけた
瞬間。



ドクンッ

⏰:08/01/16 06:39 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#119 [ひえぃ]
俯くヒョウの体が
強く振動しだす。

ドクンッ
ドクンッ
ドクンッ

「…ぐ……がぁぁ……」

痛み悶え苦しむかのようにヒョウは俯せになり爪を土に立て叫びだした。

「なっなんだ!?」
「ひっ?!」

ギロッと髪の毛の間から睨む瞳はもはやヒョウではなかった。

⏰:08/01/16 06:43 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#120 [ひえぃ]
「…そいつ…を…はな……せ…」

ブルブル震える手を
抑え自我を保とうとする
ヒョウが男達に向かって言った。

「化け物!!」
「にっ逃げるぞ!!」

ダッとクサカゲに
男達はさっさと逃げると
見えなくなってしまった

「…ヒョウ君!!」

⏰:08/01/16 06:50 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#121 [ひえぃ]
すぐに
起き上がると桜は立っているのがいっぱいいっぱいのヒョウの元に走り強く抱きしめた。

「死なないで…お願いだから……ひっ…く…」

「…死なねーって…
お前…俺が怖くねーのかよ…」

「怖くなんかない…」

桜はよりいっそう
ヒョウを強く抱きしめる

⏰:08/01/16 06:55 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#122 [yえりちぁンy]
更新されてるニ~
まぢ続き気になるジ
頑張ッてさぁい|イ

⏰:08/01/16 19:22 📱:W53T 🆔:gvNzq/F6


#123 [ひえぃ]
ありがとうです(^ω^)
がんばります

⏰:08/01/16 19:27 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#124 [ひえぃ]
桜の髪が更々とヒョウの
頬を優しく撫でると
赤く滲んだ瞳が徐々に元の形に戻っていった。

「……!お前手!?」

バッと桜の腕をとると
手の平には血が滲んで
いた。

「…ちょっと痛いけど薬草つければ大丈夫だから」

「…馬鹿すぎ」

ヒョウは少し泣きそうな 瞳で桜を見つめると目を閉じ傷口を舐めた。

⏰:08/01/16 19:34 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#125 [ひえぃ]
「…っヒョウ君大丈夫…だから…!」

「…お前みたいな人間ばかりだったら……」



呪われた血族なんて
生まれなかったのに。


「え?なに?風がうるさくて聞こえなかった…」

「まぁいいよ
腹減ったし帰ろうぜ」

ヒョウ君
…なんて??

⏰:08/01/16 19:37 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#126 [ひえぃ]
「!?え!?っていうかヒョウ君こそ大丈夫なの!?足の怪我は?!」

「平気だよ
自然に治癒される能力が普通の人間より早いから少ししたら傷口も閉じる」

と足を見せてきたが
傷口はどこにも見当たらない。

だからお前のほうが
問題とヒョウ君は私の腕を引っ張りながらキツネさんたちのいる家に向かう。

⏰:08/01/16 19:47 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#127 [ひえぃ]
「あっオロチ
桜さんとヒョウが帰ってきましたよ…手を繋いで………」

「……………遅い」

居間の窓ばりから
キツネが顔をだし二人が
こちらに向かってくるのを確認した。

「悪いキツネ!
桜が怪我しちまって帰るのに手間どってた」

ヒョウは桜の頭をバシバシ叩きチラッと合図をおくる。

「…そっそうなの
倒れそうになって掌で受け止めたら切っちゃって」

「…それはそれは
…手当はヒョウが?」

⏰:08/01/16 19:52 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#128 [ひえぃ]
「…うん!もぅ全然痛くない…だから私部屋で少し休んでくるわ!」

桜はニコッと笑うと
パタパタ自分の寝床に
走っていった。

「…しかしヒョウ
随分桜さんと仲良くなりましたね?」

「はぁ!?
そっそんなんじゃねぇよ!目細すぎて見えてないんじゃねーの!?」

キツネの頭に
静かに怒りマークが生まれる。

⏰:08/01/16 19:55 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#129 [ひえぃ]
〜一方桜の寝室では〜


「…痛い………」

血は止まり始めたけど
膿みだしてるし…剃刀みたいなものだったからズキズキする………

桜は手を抑えながら
うずくまっついた。

「…………おい」

「きゃっ!
あっ……オロチ……」

「手を見せろ」

グッと半ば無理矢理に
手をとられた。

⏰:08/01/16 19:58 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#130 [ひえぃ]
「痛っ!!」

「膿だしてるな…」

オロチは
自分の親指を少しかじり
プツと出た血を私の傷口にスッと指をなぞる。

「なっなに?」

「俺の一族の血には
治癒能力がある」

するとだんだんと
手の平の傷は消え痛みは確実に消えた。

「…すごい」

「…………………」

⏰:08/01/16 20:04 📱:SH903i 🆔:65mC/6qA


#131 [☆]
更新されてる〜メ

この話好きなので頑張って書いてください!(^^)

続きが楽しみです~

⏰:08/01/17 07:53 📱:W41K 🆔:as6RVHe6


#132 [(^^)]
続きが気になる〜↑↑

⏰:08/01/18 00:20 📱:W41K 🆔:eQqv9tgc


#133 [我輩は匿名である]
面白いです♪頑張って下さいね☆

⏰:08/01/18 20:17 📱:W54T 🆔:eF6eXFG.


#134 [yえりちぁンy]
続きが楽しみイ|
更新頑張ッてさぁいニシ

⏰:08/01/19 18:24 📱:W53T 🆔:9IZTYcPI


#135 [我輩は匿名である]
あげまーす

⏰:08/01/19 23:44 📱:P902iS 🆔:HAtLhdik


#136 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>100-200
失礼します.
この小説すごく新鮮で
おもしろいです
がんばってください

⏰:08/01/19 23:57 📱:D703i 🆔:iUY3jemY


#137 [ぁぁ]
滅多にない感じの小説ですよねー★

無理せず頑張って欲しいけど早く続きが見たいです(^^)

⏰:08/01/20 15:14 📱:W41K 🆔:AeGfqADE


#138 [`ω´]
>>50-100

⏰:08/01/20 15:46 📱:W42SA 🆔:qCVHvmG6


#139 [まき]
主さん天才

⏰:08/01/20 18:20 📱:SH903i 🆔:dSjuSZyg


#140 [我輩は匿名である]
これが天才?(笑)
まともな小説読んだことないんだな

⏰:08/01/20 22:06 📱:SH903i 🆔:FeWAiT7M


#141 [まる]
頑張ってくださいイ

⏰:08/01/20 23:05 📱:W43S 🆔:X5HekRAA


#142 [(´・ω・`)うはwW]
頑張って下さい

⏰:08/01/22 23:15 📱:SH902i 🆔:QfrLelfQ


#143 [我輩は匿名である]
あげ(>_<)頑張って!

⏰:08/01/23 01:40 📱:P902iS 🆔:xrrrqLKQ


#144 [Rain]
主さん頑張って下さい更新待ってますッ

⏰:08/01/23 01:50 📱:SO903i 🆔:i24YjJRA


#145 [くろねこ]
この小説大好きです!!!

⏰:08/01/23 04:27 📱:D904i 🆔:ph3fK3O2


#146 [ひえぃ]
かなり遅くなりましたが
書きます
がんばります応援かなりうれしいです

⏰:08/01/23 04:54 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#147 [ひえぃ]
手をとられたまま
桜をオロチは長い目で
ジーッと見つめた。

「…あの…?」

「…お前…」

スンスンと鼻をならし
動物かのように桜の左肩に顔を埋めるようにオロチは身を乗り出す。

「なっなに!?」

「…人間臭い…
…誰かとあったか?」

ドキンッ

「ないない!
全然ないって!!」

⏰:08/01/23 04:58 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#148 [ひえぃ]
「…何を慌てている?」

眉間にシワをよせ
オロチは怪訝そうな顔で
腕を組む。

「…あっ慌ててなんか…ないわよ……」

ヒョウ君も隠そうとしてたし…言わない方がいいよね……

「…………」

オロチは黙ると
急に私を抱き上げ廊下を移動し始めた。

「きゃぁっ!ちょっとまたぁ!?」

⏰:08/01/23 05:01 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#149 [ひえぃ]
「暴れるな」

「暴れるわよ!
あんな酷い事しといてぇ!私はあんたの遊び道具じゃないのよ!」

オロチが連れて来たのは
風呂場だった。

何も言わずに私を
抱き上げたまま湯舟に
入りゆっくりと下ろした

「…今まで抱いてきた
女は泣いて喚き恐怖に怯え俺をさけずんだ」

「…え?」

⏰:08/01/23 05:05 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#150 [ひえぃ]
「…お前は何故
普通でいられる?何故怯え俺を心から拒絶しない?………」

「…オロチ」

「あいつに似た顔で…笑顔で…唇で…そんな優しく俺の名をよぶな…」


ひどいことされた。
憎くも思った。
けどそれ以上に

悲痛なその顔が私の胸を
焦がしたから…

⏰:08/01/23 05:10 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#151 [ひえぃ]
「…っ……」

桜はギュッと目を閉じ
湯舟に体や顔も全部落とし水に浸かった。

「…………」

「ぷはっ……嫌な臭いは消えた?」

オロチの腕を掴み
無理矢理座らせる形になり二人の服はビショビショになる。

「…臭い?」

「消すために
ここに連れてきたんでしょ?」

⏰:08/01/23 05:15 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#152 [ひえぃ]
「…あぁ」

「…それでも消えないなら…オロチが消してよ…」

はっ恥ずかしいけど…
触れ合う事で彼の本音や本心が分かる気がして…

「…どうやって?」

「えっ!?わっわからないけど…水かけるとか?」

バシャーン!!

⏰:08/01/23 05:23 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#153 [ひえぃ]
まだ喋ってる途中で顔から水をかけられ私は笑顔のまま固まってしまった。

「ククッ…こうか?」

「…あんたねぇ!!」

バシャーン!!

「………………」

オロチの無表情な顔からはいくつもの水がしたたり落ちる。

「やっやり返しただけ!やり返しただけだから!」

⏰:08/01/23 05:29 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#154 [ひえぃ]
「……………」

フッと外から強く吹いた風が風呂場のロウにあたり
炎が消え真っ暗になってしまった。

「…ぇ?やだ……!?」

急に何かに持ち上げられ
たと思った瞬間…

バシャっ!
思いっきし捨てられ(?)
湯舟の中で尻餅をついてしまった。

「いったーぃ!オロチあんたねぇ………っ」

⏰:08/01/23 05:34 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#155 [ひえぃ]
次の瞬間
何か温かいものが唇を塞ぎ私は言葉をだせなくなった。

「…んぅっ…」

後ろは壁際で
ウッスラとしか見えないがオロチの茶色い瞳が間近に見えた。

「…はっ…息できな…」

「…するな」

バシャバシャと
水の騒ぐ音が風呂場に響く。

「…んっ……」

⏰:08/01/23 05:39 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#156 [ひえぃ]
深いくちづけは次第に
中へと滑りこみお互いを
強く刺激していく。

「…んっ…消す…だけなのにぃ……」

「…消している」

と服の合間からオロチは
桜の膨らみまで手を伸ばし優しく触れる。

「…あぁっ……」

「…桜」

聞き慣れない呼び名に
桜はピクッと反応する。

名前……

⏰:08/01/23 05:49 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#157 [ひえぃ]
「何してんだよ……」

「!?」

桜は入り口付近から
聞こえてきた声に反応してバッと振り返った。

「…ヒョウか」

オロチが静かに言った。

ってか手!手はなせ!

「…………………」

ヒョウ君は何故か
ムスッとしてこちらに
近づいてきた。

⏰:08/01/23 05:53 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#158 [ひえぃ]
バッと私とオロチを引き離し私に自分の上着をかけ
私の腕を強く引っ張る。

「…ヒョウ何をしてる」

「…今までは散々追いかけても捕まらなかったくせして新しく標準が変わると
そいつに手だして
なんであんたってそんなに王道なんだよ」

「…嫉妬か?」

クッと笑いながら言う
オロチにヒョウ君はマスマスご立腹。

⏰:08/01/23 05:57 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#159 [ひえぃ]
「っ!!」

「ヒョッヒョウ君?!」

グッグッと
引っ張られ無理矢理、私はヒョウ君の部屋まで連れていかれた。

…なっなんかヒョウ君ってオロチにどことなく似てるような……

「…桜!」

「はっはい!」

急に話かけられ
私は背筋を伸ばしながら
返事をしてしまった。

⏰:08/01/23 06:01 📱:SH903i 🆔:enz.Qy2o


#160 [仁夏]
たのしぃy
頑張ってください~

⏰:08/01/23 06:45 📱:W42K 🆔:RRLuvhmc


#161 [ゆん]
おもしろいです
頑張ってください

⏰:08/01/23 07:38 📱:F703i 🆔:.QkwKn2g


#162 [我輩は匿名である]
面白いです! 主さんの ぺースで頑張って下さい

⏰:08/01/23 21:17 📱:F703i 🆔:6NWkHJWE


#163 [ひえぃ]
書きます(^ω^)
朝方書き応援ありがとうございます

⏰:08/01/24 05:49 📱:SH903i 🆔:7.6fbedg


#164 [ひえぃ]
「あいつの事好きか?」

「……はっはぁ?」

「好きなのか?」

どっどうしたんだろ
ヒョウ君…こんな真剣な顔して……

「好きとかではないと思うけど…」

まだ完全に警戒溶いて
いないし…

「じゃぁ嫌い?」

「えぇ?!」

⏰:08/01/24 05:52 📱:SH903i 🆔:7.6fbedg


#165 [ひえぃ]
ヒョウ君
なんか泣きそうっていうか悲しそう……

「…ぇっと…えー…」

「こらこらヒョウは桜さんを困らせるような事を言ってはいけませんよ」

私が言葉につまっているとキツネさんが間に入って
助け船をだしてくれた。

「キツネ……」

「居間に行きなさい
まだご飯を食べてないでしょう?桜さんも」

「あっはい…」

⏰:08/01/24 05:56 📱:SH903i 🆔:7.6fbedg


#166 [ひえぃ]
居間に移動すると既に
オロチは食べ終えたのか
床に寝ながら目を閉じていた。

「はい桜さん
今日は魚が捕れましたよ
どうぞどうぞ」

キツネさんが
おいしそうな焼き魚を
私に差し出してくれた

「うわぁ
おいしそう!いただきまぁす」

⏰:08/01/24 06:01 📱:SH903i 🆔:7.6fbedg


#167 [ゆずx]
がんばれツ。

⏰:08/01/24 20:04 📱:W53S 🆔:MXjaM3MM


#168 [りり]
陰ながら応援しています頑張ってください

⏰:08/01/24 20:58 📱:SH903i 🆔:hQhEfZ.Y


#169 [我輩は匿名である]
おもしろい(∀)x
がんばれ

⏰:08/01/24 23:01 📱:W51S 🆔:7hjEH172


#170 []

すごくおもしろい♪
頑張ってください★

⏰:08/01/25 01:06 📱:SH703i 🆔:C72qMhnE


#171 [*゚.桃華.゚*]
>>100-180

⏰:08/01/25 01:50 📱:W44K 🆔:K49dHMPU


#172 [nana]


 書いてほしいです
 頑張って下さい(・゚pq゚)
 内容面白いですよ`

⏰:08/01/25 09:38 📱:SH903i 🆔:k8F4.DRk


#173 []
おもしろい
オロチとヒョウかっこいいー主さん頑張って

⏰:08/01/25 12:28 📱:N904i 🆔:dW4PvuVI


#174 [我輩は匿名である]
主さん
感想板作ってください
感想ばっかで見にくいです

⏰:08/01/25 14:55 📱:F904i 🆔:.LFEC8.c


#175 [ファン]
ヒョウくんかわいい!
そしてオロチはかっこいいかも★イ


続きが見たい★(^^)

⏰:08/01/25 18:40 📱:W41K 🆔:/Ljrt3tE


#176 [まな]
おもしろい!!
続きが読みたい

⏰:08/01/25 21:07 📱:N704imyu 🆔:UJ6sQDiE


#177 [我輩は匿名である]
はまった(・∀・)
主さん頑張ってください!
楽しみにしてます

⏰:08/01/25 21:59 📱:P904i 🆔:1cYcjXlc


#178 [ひえぃ]
遅くなってすいません
今から書きます
たくさんの応援どうもです頑張っていきまーす

⏰:08/01/26 04:58 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#179 [ひえぃ]
食べ物を受け取ると
キツネさんが優しく笑いながら私の横に座った。

「…キツネさん?」

「ヒョウに聞かれたら
怒られますからね」

と私の耳に小さくうつ。

ヒョウ君の方向を見ると
まだ面白くなさそうな顔して魚を食べていた。

「ヒョウ君が怒る事?」

⏰:08/01/26 05:01 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#180 [ひえぃ]
「…ヒョウと僕はね
妖怪と人間の血が混ざった呪われた一族の末裔なんですよ」

いつもは閉じかけていて
見えないキツネさんの瞳が小さく揺らぐ。

「…呪われた……」

「といっても兄弟って訳じゃないんですが…昔に…あなたが生まれる何百年前にこの森で人間の女性と妖怪が恋に落ち子を授かりました」

……あの時
風に遮られて聞こえなかったヒョウ君が言ってた事って……

⏰:08/01/26 05:08 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#181 [ひえぃ]
「女性は自分の可愛い子供を一目見てもらおうと村にいる両親の元へと訪ねました…」

だがその子供
真紅の瞳に銀色がかった髪色。両親は気味悪がり
その子を母親が寝てるすきに殺そうとしたのです。

禁じられるべし半妖の子
いずれ村に災いをもたらすであろう…

村の連中にも伝わり
たかが赤子一人のために
何人もが家を取り囲み
ついに手をかけてしまいました。

⏰:08/01/26 05:17 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#182 [ひえぃ]
弱々しい音をあげ
その小さな魂は村人によりたたれてしまいました。

翌日
その子の母親は
気が狂ったようにその
もう二度と動かぬ赤子を抱き、山へと帰り、愛する怪かしのきみと子供を二人で囲むように小刀で自害したのです。

だがその瞬間。

両親の鮮血に染められた
赤子の心臓が静かに静かに再生しはじめたんです。

⏰:08/01/26 05:25 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#183 [ひえぃ]
「母親と父親の憎しみの糧がその子の再生能力になったんでしょうね…」

「その子が…まさか…」

「えぇ…ヒョウですよ」

皮肉にも
両親は愛のかわりに憎悪という呪われた子供を生み出してしまった。


「……だからあんなに人間を嫌ってたんだ…」

「……まぁ桜さんのおかげで少しづつ何かが変わってるとは思いますが」

⏰:08/01/26 05:32 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#184 [ひえぃ]
「え?」

「初恋かなぁ」

ニヒッとキツネさんは
笑い受け皿を持ち水場に
移動しようと立つ。

「あっ!キツネさんのお話は!?」

私は急いでキツネさんの
袖をつかみ問う。

「知りたいですか?」

「はい!」

「……駄目ですよ
知りたければ僕を本気にさせてください」

⏰:08/01/26 05:36 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#185 [ひえぃ]
唇を指で軽くおされ
見事に流されてしまった

「………本……気?」

ニッコリ笑うとキツネさんはそのまま行ってしまった。


「…………はぁ………」

そっか…ヒョウ君、昔そんな事あったんだ…

妖怪は悪い
としか思ってなかったけど人間だって充分ひどい事やってきたのね。

……まぁ人を食べるのは
あれだけど…

⏰:08/01/26 05:40 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#186 [ひえぃ]
ん?
でもキツネさんやヒョウ君が半妖だとしたらオロチはなんなのよ?

純潔って事?

でも以前に
オロチも呪われたとか
なんとか言ってたような


「桜」

「ひゃぁっ!!」

「……何その返事?」

「あっヒョっヒョウ君?
ご飯食べたの?」

⏰:08/01/26 05:46 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#187 [ひえぃ]
感想板つくりました
応援お願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/

今日はとりあえずここまでです

⏰:08/01/26 06:15 📱:SH903i 🆔:im2LDXjE


#188 [(ノ><)ノ]
頑張れ!

⏰:08/01/26 13:35 📱:W41K 🆔:PnYvngoA


#189 [ひえぃ]
書きます
またまた夜中にすいませんコメントたくさんありがとうございます
頑張りまーす

⏰:08/01/27 03:24 📱:SH903i 🆔:tKf7lphM


#190 [ひえぃ]
「まっずい飯ぃ…
もーなんでもいいから
人間食いたいよ」

「…私貧相だから多分おいしくないよ」

ヒョウ君は
「見ればわかるよ」とケラケラ笑い私の頭をポンポン叩くと廊下にでていった

…始めは私を食べさせろ!とか不満足な顔ばっかしてたくせに随分懐かれちゃったな…

ちょっと嬉しいけど…

食べた皿を水場に置き
桜は寝床についた。

⏰:08/01/27 03:32 📱:SH903i 🆔:tKf7lphM


#191 [桔梗]
ひえぃさんの作品は凄く話的にも、そしてすすめ方も良いと思われます。   これからも、その小説を拝見さして頂きますが。これからも頑張ってください。応援しております。

⏰:08/01/27 18:39 📱:N702iD 🆔:7SD0f.gg


#192 [我輩は匿名である]
なんか他と違ったかんぢでおもしろぃです!!ガンバって下さい!!

⏰:08/01/27 23:23 📱:PC 🆔:NAKXyJvM


#193 [我輩は匿名である]
>>191
もっと他人が読みやすい文を作って下さい。(まぁ普通に作ってくれれば問題はないです。)
あなたの文は大変読みにくい。

⏰:08/01/28 02:35 📱:SH903i 🆔:SZjQAtsY


#194 [シリナシ]
更新楽しみにしてますイ頑張って下さぃ咆応援してますxxx

⏰:08/01/28 17:20 📱:W52SA 🆔:zM11./r2


#195 [(ノ><)ノ]
普段と違うような文章だから面白いんじゃないですか!(ノ><)ノ

⏰:08/01/28 18:14 📱:W41K 🆔:F5GPKGbU


#196 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400

⏰:08/01/28 20:31 📱:P901iS 🆔:FlQA1BDY


#197 [我輩は匿名である]
たのしみですっ

⏰:08/01/29 00:01 📱:F703i 🆔:WquFCqwg


#198 [みか]
主さん
応援してます

⏰:08/01/29 21:13 📱:P902iS 🆔:5zr.GkVs


#199 [我輩は匿名である]
書いてください

⏰:08/01/30 00:00 📱:F703i 🆔:hdy3X9lQ


#200 [我輩は匿名である]
めっちゃ面白いです♪
頑張って下さいエx

⏰:08/01/30 09:32 📱:W53CA 🆔:3utXL/M6


#201 [(ノ><)ノ]
続きが気になります★

⏰:08/01/31 17:47 📱:W41K 🆔:xzoMwNvE


#202 [みか]
あげますッ

⏰:08/01/31 20:42 📱:P902iS 🆔:Im5YWV82


#203 [ひえぃ]
遅くなりすいません
書きますね(^∀^)

⏰:08/02/01 05:01 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#204 [ひえぃ]
その日の夜は不思議と
寒くなかった。

オロチが来る気配もなく
ただただ静寂と暗闇だけが桜の心に不安を募らせていく。

「……………」

最初はオロチやヒョウ君たちにいつ食べられるのかと思ってビクビクしていたけど…この家不気味なんだよね……

布団を顔まで被り
桜は怖さを凌ごうとする。

⏰:08/02/01 05:05 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#205 [ひえぃ]
「…もぅ〜
なんで毎日毎日疲れてるのに寝れないのよ〜…波瀾万丈だらけじゃない…」

と一人文句をブツブツ言うと廊下からゆっくりと足音が聞こえてくる。

「!誰…オロチ?…」

まだオロチだったら
良い……でもなんか……

ギッ…
ギッ…
ギッ…

こんな足音…知らない…

ドクンッ
ドクンッ

⏰:08/02/01 05:09 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#206 [ひえぃ]
足音は私のすぐ部屋の前で止んだ。

「………っ………」

汗が滲む。
怖い。
怖い。
怖い。

スーッと扉が開く音が
聞こえ桜はそちの方向を
見た瞬間。

「…え?」

誰もいない…
扉は開いているのに…

⏰:08/02/01 05:11 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#207 [ひえぃ]
『…娘』

桜の背中に何とも
言えない衝撃が走り
後ろをバッと振り向いた

「…ひっ!」

一目で分かる。
この世の者ではない。
鬼の面こそかぶっているが長い髪は金色に肌は浅黒くとがった耳。

『…普段は入れぬよう結界が貼られていたが…人間の気に触れて弱まったとは…キツネもまだまだよのぅ』

⏰:08/02/01 05:19 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#208 [ひえぃ]
小さく笑いながら
下を軽くうつむく。

「…あっ…あなたは…」

声が震える。
オロチやヒョウ君キツネさんとは明らかに違う。

一つ間違えればすぐにでも殺される。

『…夜叉
そちの名は?』

「桜…桜です」

『はかなく散るが由縁にも美しき根の元には死者が眠る…不吉で綺麗な名だ』

⏰:08/02/01 05:24 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#209 [ひえぃ]
「…此処に何しに?」

『…それはこちの台詞
お前のような人間が此処で何を長たいる、森が騒いでいる』

「森が…?」

『…まだ殺さぬ
だが……』

夜叉となのる音が
いきなり近付くと私を
押し倒し無理矢理服を
破り腹に爪をたてた。

「!!っ!?」

『…呪印をほどこした
七ツの夜が落ちる前に
森からでていけ…』

⏰:08/02/01 05:30 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#210 [ひえぃ]
俺が死ぬかお前が森を
出ていかないかぎり
その呪印はお前を内から喰い潰すであろう。

耳に残る夜叉の声を最後に桜の意識はだんだんと薄れそのまま気を失ってしまった。


「…さ……さく…さん」

「……んっ……」

「…桜……桜さん!」

ペシッペシッと頬を叩かれ目をうすらうすら開けると目の前には心配そうな顔つきのキツネさんがいた。

⏰:08/02/01 05:35 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#211 [ひえぃ]
「…え?…キツネ…さ」

「桜さん!大丈夫ですか?気を失ってたみたいですが…?」

「…私……何…?」

と昨夜あった事を
思いだそうとした瞬間
脳裏には疾風の如く記憶が流れだし頭が割れそうになる。

「やっ!…やだぁ!!」

「桜さん!」

桜は耳をふさぎ込むが
音は止まない。

⏰:08/02/01 05:42 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#212 [ひえぃ]
「怖いぃ!怖いよぉ…」

止めて。
見せないで。
私知らない…この血ばかりの部屋なんか知らない…
何を見せてるの?

「桜さん…落ち着いて」

キツネは桜の押さえてる
腕をゆっくりほどき優しく話しかける。

「…ひっ……くっ…うっ……」

「何もないですよ?
ほら僕と君だけ。他には誰も何もいない」

⏰:08/02/01 05:46 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#213 [ひえぃ]
ほらっとキツネは桜を
優しく自分の腕で包みこみ胸の中に閉じ込めた。

「ね?何もないでしょ」

「…うっ……くっ…」

桜もキツネの存在を確かめるように腕を回し心音と呼吸を合わせた。


「落ち着きましたか?」

「…はっはい…ごめんなさい…」

目の下を真っ赤に腫らし
桜は徐々に自我を取り戻す。

⏰:08/02/01 05:50 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#214 [ひえぃ]
「えーと…僕としては
このままでいいんですが…ちょっとこの体勢はヒョウがヤキモチ焼いてしまうので…」

と桜は自分がキツネの背中に手を回してる事に気付き素早く離れた。

「すっすいません!!」

「いえいえ
悪い夢でも見たのかな?
夢は軽視するものではありませんしね」

夢?
いや……

ズクッと桜の腹に痛みが
小さく走る。

⏰:08/02/01 05:54 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#215 [ひえぃ]
キツネさんに昨夜のあの
夜叉と名乗った妖怪の話しをしたほうがいいの…?

それとも
オロチに……

でも
呪いは自分が死ぬか私が
森をでてけば解けると
あいつは言っていた。

所詮
オロチやキツネさんは
私を小間使いにしか思ってない。

助けてくれるのかまでは
分からない…

だったら私……

⏰:08/02/01 05:59 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#216 [P!]
更新されてる!
応援してます

⏰:08/02/01 07:18 📱:SH902i 🆔:20qXKneE


#217 [ひえぃ]
書きます(^ω^)
応援ありがとうございます

⏰:08/02/02 05:54 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


#218 [ひえぃ]
荷物なんてない。
私は何も言わず小屋から
飛び出し山を下に下に進んだ。

「…はっ…はっ…はっ」

息が切れだす。
でも歩いてなんていられない。またあの街の人間や夜叉みたいな妖怪に出くわすかもしれないし…

「…夕刻までには…」

いったいいくつの刻を
歩き続けたろう。
周りは既に闇夜と溶け初めていた。

⏰:08/02/02 05:58 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


#219 [ひえぃ]
「…はぁ…はぁ……まだ…全然…森があけない…」

暗闇に動くのは危険。
かといってその場でうずくまる事もできない。

「……洞窟?」

辺りを見渡すと大きな洞穴があり桜はゆっくりと入り手で間隔を掴み奥までたどりついた。

「そんなに深くないみたいね…休むのにちょうどいいかな…」

近くにあった石と落ち葉で火をおこし暖をとった。

⏰:08/02/02 06:03 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


#220 [ひえぃ]
パチッパチッと火の粉が
上に昇り消える。

桜は結わいていた髪を
おろしそれを見つめる。

「…ヒョウ君…今頃心配してるよね……」

ヒョウ君になら言えばよかったかな?

…けど所詮私なんて人間だしそこまで面倒見切れないよね…

フッと溜め息を漏らすと
桜の腹がまたズッと重くなる。

⏰:08/02/02 06:08 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


#221 [ひえぃ]
「…いっ!」

……夜叉。
キツネさんに起こされた時私の中に起こった走馬灯のような記憶。

血がたくさん散らばった部屋…
誰かの悲鳴…

あなたが見せたの?


ザーーーッ

「…雨?」

外は真っ暗で見えないが
雨音が響き桜はウトウトしはじめた。

⏰:08/02/02 06:13 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


#222 [な]
続きが気になります頑張ってください

⏰:08/02/02 14:35 📱:F903i 🆔:SWV/M8sk


#223 [我輩は匿名である]
気になるぅ

⏰:08/02/02 14:52 📱:N703iD 🆔:7WzuvMV.


#224 [我輩は匿名である]
最高! 主さん! 更新待ってます!

⏰:08/02/02 15:26 📱:F703i 🆔:bq5kmAOs


#225 [(ノ><)ノ]
楽しみにしてます!

⏰:08/02/02 21:11 📱:W41K 🆔:1G47CgnQ


#226 [あー汰]
頑張れー

⏰:08/02/03 11:41 📱:D902iS 🆔:ZXoMySvY


#227 [我輩は匿名である]
>>200-226

⏰:08/02/03 21:11 📱:SH903i 🆔:Kv5Zi1eA


#228 [我輩は匿名である]
面白い
期待してます

⏰:08/02/03 22:00 📱:D703i 🆔:kV692nV6


#229 [ひえぃ]
コメントありがとうございます
もぅ朝型ですね〜仕事も休みなのでちょくちょく書きます〜

⏰:08/02/04 05:26 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#230 [ひえぃ]
岩や葉をうつ音が洞窟の奥まで聞こえてくる。

「……………」

この森にこんなに不思議な生き物達がいるとは思わなかった。

いつもいつも怯え
村から見上げるだけの森だったのに…

「…不思議というか…恐ろしいのが正解かな…」

焚火の炎は
入口から吹く風に揺られ
踊る。

⏰:08/02/04 05:32 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#231 [ひえぃ]
「…喉渇いた……」

桜はスッと立ち上がり
入口の方まで静かに歩き
何か飲めるものがないかと辺りを見渡す。

「…葉についた水滴くらいしかないわね」

と葉っぱに手をかけた時
前方の暗闇の中何かが動くのが見えた。

「!やっ……」

まさか……

そんな……

⏰:08/02/04 05:44 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#232 [ひえぃ]
「………だっ誰!?」

私の声は雨音にかき消され影が動いた一点を集中して見つめた。

「…でっでてきなさい!…夜叉なんでしょ!?」

本当は出て来られたら
非常に嫌だけど…

と下を俯いた瞬間
何か濡れた真っ白な手に
腕を素早く掴まれ
桜は声がでないくらい驚いた。

「っ!!!!!??……………あっ……」

「…阿保が」

⏰:08/02/04 05:50 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#233 [ひえぃ]
「おっ………オロチ…」

「お前俺をなめてるのか…?勝手に抜けだすなぞ」

オロチ…オロチだよね?
雨に濡れてビショビショだし…なんで……

「あっあの…なんで?」

おずおず聞き出すと
オロチは切れ長の瞳で桜を軽く見ると洞窟の方へと
一人で向かう。

「あっ待って!」

「…出ていくならとっくに出てけたはずだからな…何かあったか?」

⏰:08/02/04 05:56 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#234 [ひえぃ]
消えかけた焚火に落ち葉を落としオロチは地面に腰かけた。

「…何か?」

「………………」

そんなの話たって…
何も……
私はあんたにとって夜の慰みものや小間使いでしか
ないんでしょ……

「別に…何も…」

「……聞き出して欲しい……そんな顔をしてる…」

オロチが嫌な笑いをこぼし的をつく。

⏰:08/02/04 06:00 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#235 [ひえぃ]
「なっ!そんな事!」

「だが自分がそれほどの存在かと不安だから言えない…違うか?」

…腹がたつ
いちいち…

「…夜叉って…奴にあったの……」

重い口から桜は言葉を
静かに発した。

「…ほぉ」

「森から出ないと殺すって…だから私…」

「逃げた…」

⏰:08/02/04 06:06 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#236 [ひえぃ]
怖かった…
もし事実を話して目の前で見捨てられた時ほど恐ろしい事はないから…

「痛むのは腹か?」

「…うん
今は大丈夫だけど…何故わかるの?」

「…嫌な臭いがする…それもとてつもなく強く錆びたような…」


ドクンッとオロチの体が
揺れたと思うと急に洞窟の上をオロチは見上げた。

⏰:08/02/04 06:14 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#237 [ひえぃ]
「…来る」

「え?」

オロチは立ち上がり
桜の前にスッと静かに
動く。

『…ククッ
縁とは恐ろしいものよのぉなぁ蛇よ』

「…面をとれ
いくら恐ろしいつらを隠そうとぞ何等事実は変わらん…」

急に夜叉が現れたが
オロチはまるで知ってるかのように話をしだす。

『人間の女子に惚れたか…お前らしくもない…憎悪の気持ちも忘れたか…』

⏰:08/02/04 06:22 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#238 [ひえぃ]
「俺のものを
どう使おうが勝手だ…」

『…ふむ
少々遊び過ぎてキツネの阿保に結界を貼られ見なくなったうちに人間臭くなったとはな…母上もさぞ嘆かわしいであろう』

「…黙れ」

オロチの口調がさきほどより強く静かになった。

『…おや?
そういえばそちの娘
何か何かと思いきや…生き写しではないか…』

「黙れ!
…俺はキツネほど生ぬるくないぞ…」

⏰:08/02/04 06:31 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#239 [ひえぃ]
『まぁいい…まだ殺されるのは早過ぎる…ここはいったん退こう…』

スウッと夜叉は消え
洞窟内には私とオロチだけとなった。

「……オロチ…今の…………いっ!!」

問いただそうとした時
急にあの腹の呪印が熱く
脈打ち出す。

「見せろ」

「…はぁっ……痛…い」

オロチは呪印の部分を
触り確かめる。

⏰:08/02/04 06:38 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#240 [我輩は匿名である]
>>150-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400

⏰:08/02/04 15:27 📱:W53H 🆔:YDy5pl0U


#241 [華]
めっちゃ応援してます(∩^ω^∩)
頑張って!!!!!!!

⏰:08/02/04 16:13 📱:N903i 🆔:BxMmYNdU


#242 [ひえぃ]
ありがとうございます
実は又新しい小説を書きはじめました
なんか中途半端ですいませんけどこちらももちろん書きますよ〜偏らないように頑張って書きますどうか最後までお願いします

⏰:08/02/04 19:21 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#243 [たか]
ひえぃさんすっごく面白いです新しいのってどこにあるのですか??両方頑張ってください

⏰:08/02/04 19:56 📱:F903i 🆔:mHIJc1Aw


#244 [ひえぃ]
お気に召すまま!!とかいう奴ですがかなりこの話とは異なるのでうけつけない人も多分たくさんいます
(-∀-;)しかも私的にはこっちをちとシリアスにあっちはちとギャグ風に書こうと思っていますので
どーか理解お願いします

⏰:08/02/04 21:06 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#245 [ひえぃ]
桜の顔は赤くなり
呼吸も徐々に荒くなり
汗もでてくる。

「…これは
…さっき会った時に
又何か細工をしたな…」

オロチが一人ブツブツ言っているが桜の耳には
うっすらとしか聞こえない。

昔風邪を引いたとき
母様の手が冷たくて
それがとても気持ち良かったのを覚えている。

「…オロチ」

「……?」

⏰:08/02/04 21:11 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#246 [ひえぃ]
オロチの腕の裾をつかみ
桜は渇いた口から

「…手……お願い…」

「…手だと?」

オロチが差し出した手を
桜はパッととり頬に持っていく。

「つめた……」

母様よりも細く大きいけど普段は冷たすぎるオロチの手が今では心地よい。

「………………」

オロチはただそれを
見つめた。

⏰:08/02/04 21:15 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#247 [ひえぃ]
「…………んっ…ぅっ」

目をつむっていても
分かる。
もぅ洞窟内はうっすら
明るく朝が訪れた。

「あれっ…私……!?」

目を開けて
座ってる自分に気付き
その後ろではオロチが
眠りに落ちていた。

「ぇ!…なんで?私
横になって……えぇ?」

オロチの足の間に
きちりと座りおもいっきしオロチの胸に背中を
あずけて寝ていたくさい

⏰:08/02/04 21:20 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#248 [ひえぃ]
もぅすっかり
気分はよくなった気がするけど…

桜はそっと腹の呪印を
見る。

「…消えてないよねぇ」

ため息はでるが
仕方がない。

このままオロチが寝てるすきに出てもいいけど…

とオロチの方をちらっと
見るがまだ寝ている。

⏰:08/02/04 21:23 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#249 [ひえぃ]
朝日が少し漏れ
白い肌の彼にキラキラ降り注ぐ。

「…綺麗…女の人みたい……」

まるで高等な絵師が書いたような…

スッとオロチの頬に
手を触れ桜はジッと
覗きこんだ。


その時
私はどんな衝動にかられたのは分からないけど
何かこの生き物に対して不思議な感情を流してしまった。

⏰:08/02/04 21:28 📱:SH903i 🆔:/PSBmfsY


#250 [とらこ]
更新されてるっ
あッげ

⏰:08/02/04 22:54 📱:N703iD 🆔:NBcpIJF.


#251 [たか]
シリアスですか続きが楽しみですゆっくりでもいいので頑張ってください

⏰:08/02/04 23:16 📱:F903i 🆔:mHIJc1Aw


#252 [我輩は匿名である]
>>230-260

⏰:08/02/05 05:31 📱:W53H 🆔:MeBI0h1g


#253 [華]
失礼します

>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300

>>1-100
>>101-200
>>201-300

⏰:08/02/05 12:01 📱:N903i 🆔:RezmaRXg


#254 [さざえ]
おもしろいっx
頑張って下さい

⏰:08/02/05 12:44 📱:W47T 🆔:uyoApzWg


#255 [よし]
いつも見てます
頑張ってください

⏰:08/02/05 20:52 📱:F703i 🆔:PC6ACvLg


#256 [たなかちゃー]
あげx

⏰:08/02/06 20:10 📱:W47T 🆔:gYKB1EiQ


#257 [みい]
あげまーす

⏰:08/02/07 06:39 📱:D705i 🆔:kICOwDW6


#258 [我輩は匿名である]
あっげっ

⏰:08/02/07 15:27 📱:N703iD 🆔:QiIjzlGo


#259 [あー汰]
頑張ッて下さい
応援してます

⏰:08/02/07 18:27 📱:D902iS 🆔:vgeQm4b6


#260 [我輩は匿名である]
>>230-260

⏰:08/02/07 20:04 📱:SH903i 🆔:AF7qubZk


#261 […]
主はモウカカナイよ めんどくなったて

⏰:08/02/08 03:17 📱:W42K 🆔:.j8rfOvc


#262 [華]
あげ(^∩∩^)⌒*

⏰:08/02/08 09:09 📱:N903i 🆔:BaXL5rcI


#263 [りお]
主さん
待ってます

⏰:08/02/09 11:55 📱:D704i 🆔:PUfiYEtw


#264 [りな]
超面白いです!!
頑張って下さい!!(^∇^)

⏰:08/02/09 12:53 📱:SH902i 🆔:vVOpxDOA


#265 [我輩は匿名である]
あげ
ゆっくりでいいから頑張って!

⏰:08/02/09 12:55 📱:N703iD 🆔:ASaDsDEc


#266 [とーこ]
あげ

⏰:08/02/09 22:45 📱:F904i 🆔:rpUm5jYw


#267 [のこ]
アゲアゲEvery騎士L
主さん頑張ってください!。

⏰:08/02/09 23:18 📱:W51H 🆔:JTWow7tg


#268 [華]
あげますっ(^ω^*)

⏰:08/02/10 19:40 📱:N903i 🆔:oFd6VU76


#269 [蒼白]
頑張って

⏰:08/02/10 22:24 📱:P703i 🆔:6q3gWYMU


#270 [!]
放置しすぎだからト
書く気ないなら書くなよト

楽しみにして損した

⏰:08/02/11 02:16 📱:W42K 🆔:eGK1OqP2


#271 [蒼白]
きっと,忙しいンですよね無理せずゆっくり書いて下さい
応援してます

⏰:08/02/11 07:30 📱:P703i 🆔:GFIn.pRk


#272 []
みんな主さんの
復活を待ってます!
ずっと楽しみしてました
頑張って下さい!(;Д;)

⏰:08/02/11 14:07 📱:SH903i 🆔:5tr9A9Kg


#273 [我輩は匿名である]
それぞれの都合ってのがあんだから!主さんのペースで頑張って下さい★楽しみに待ってます(o>ω<o)

⏰:08/02/11 14:47 📱:N703iD 🆔:pxS5ygY6


#274 [我輩は匿名である]
あんまり上げまくるとウザいからやめといた方が
更新されない小説が上に来ててもウザいし、もし更新再開しても無関係なレス多すぎで一気に読みづらくなるからやっぱりウザい

⏰:08/02/11 16:18 📱:P903i 🆔:hd/VybYQ


#275 [蒼白]
がむばれェ(`・ω・)ノ尸

⏰:08/02/11 18:12 📱:P703i 🆔:GFIn.pRk


#276 [りん]
>>247
んじゃアナタもだお(^ω^)

⏰:08/02/12 17:18 📱:W43S 🆔:9GVJi1No


#277 [ココロ]
>>274
こういう人ゎ来なきゃいいのに…

⏰:08/02/12 19:13 📱:P703i 🆔:QShtMdkM


#278 [我輩は匿名である]
感想はこちらへ

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/24-29

⏰:08/02/12 19:16 📱:W51S 🆔:Pgt8pEBU


#279 [我輩は匿名である]





>>274

正論だと思うよ





⏰:08/02/12 19:18 📱:W51SH 🆔:Vx6RlYog


#280 [我輩は匿名である]





>>276

安価みすどんまい

274の人ゎ
一応
下げてはるよ




⏰:08/02/12 19:19 📱:W51SH 🆔:Vx6RlYog


#281 [我輩は匿名である]






>>277

ここは
掲示板だから。






⏰:08/02/12 19:20 📱:W51SH 🆔:Vx6RlYog


#282 [我輩は匿名である]
これから感想はこちらへどうぞ

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/24-29

⏰:08/02/12 19:24 📱:W51S 🆔:Pgt8pEBU


#283 [華]
あげ(^ω^)
定期的にあげるんだったらいいかな

⏰:08/02/15 03:50 📱:N903i 🆔:mti6MBEs


#284 […]
age

⏰:08/02/16 09:28 📱:W52SA 🆔:Z5ZeUyZ2


#285 [か゛]
書いてほしぃ

⏰:08/02/16 14:14 📱:F703i 🆔:tchrL6EY


#286 [にや]
>>1-100

⏰:08/02/16 14:34 📱:SH904i 🆔:PyQH35h2


#287 [エ]
続き気になるi
書いて〜

⏰:08/02/16 15:14 📱:W52H 🆔:Ew/HVVZw


#288 [我輩は匿名である]
感想はこちらへ

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/24-29

って何回言わせるの?

⏰:08/02/16 15:57 📱:W51S 🆔:y9poYaMk


#289 [我輩は匿名である]
普通に半年ぐらいなら放置しても落ちないから
上げすぎウザい

⏰:08/02/16 18:57 📱:P903i 🆔:Nvi.CgcA


#290 [(ノ><)ノ]
まだ書いてくれないのでしょうか(ノд<。)゜。

⏰:08/02/16 22:10 📱:W41K 🆔:.XzQ75SU


#291 [我輩は匿名である]

⏰:08/02/17 20:09 📱:SH903i 🆔:66NaHGAA


#292 [ひえぃ]
皆様迷惑かけてしまい真にすみません理由は感想板に書いたのでお読み下さい更新いたします

⏰:08/02/17 21:34 📱:SH903i 🆔:pRzMcRS6


#293 [ひえぃ]
長い睫毛には雨の粒が
ころがり艶っぽい。

唇は赤く
綺麗で……

何かに誘われるように桜を少し身をのりだしオロチの唇へ自分のを押し当てた

「…………ぁっ…れ…」

私………


今何した………?

急にふと我に帰ると
桜の顔は紅葉のように
赤くなり唇を両手で
おさえた。

⏰:08/02/17 21:39 📱:SH903i 🆔:pRzMcRS6


#294 [ひえぃ]
だって…なんかすごい綺麗だし…なんかあるじゃない…フワフワの感触を味わいたいというか……

「違う!違う!違う!」

「…………んっ…」

突然の桜の声にオロチが
少し反応してうっすら目をあけだす。

「……あっお目覚め?」

「…………………」

ばっ

ばれてないよね?

⏰:08/02/17 21:42 📱:SH903i 🆔:pRzMcRS6


#295 [ひえぃ]
「おまえなんでいる?」

「はっ?なんでって…
昨日の事忘れたの?」

「違う…
出て行かないのか?」

そうしようとしたんだけどあんたに見とれて勝手に
くちづけ交わしたなんて口がさけても言えない…

「だってオロチ直して…くれるんでしょ…?」

「…………………」

洞窟の中がシーンとなる

⏰:08/02/17 21:45 📱:SH903i 🆔:pRzMcRS6


#296 [我輩は匿名である]
更新されてる(・ω。)
頑張ってくらさい♪

⏰:08/02/17 23:22 📱:SH905i 🆔:ccRif.4s


#297 [あー汰]
待ってましたッ

⏰:08/02/17 23:34 📱:D902iS 🆔:.E4ZozEI


#298 [我輩は匿名である]


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/24-29

⏰:08/02/18 00:01 📱:W51S 🆔:XgMt9.A6


#299 [ひえぃ]
え…
嘘…
オロチ困ってる…?

「…ごっごめんなさい
あははっ…私…ちょっと甘えすぎてた……かな…」

「…違う」

「……大丈夫…
出て行くから…ただちょっと…動きたくなくて…雨やんでないし…」

そっか…
やっぱり迷惑だったんだよね…なのに私…昨日のオロチが優しく感じて…だから…

目尻が熱い。

⏰:08/02/18 05:31 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#300 [ひえぃ]
ずっと恐れてた事が
現実になった時なぜ
こんなにも弱い心を持っているのか嫌になる。

覚悟はきめていても
悲しい事を受け入れるのはとてもつらい…

だって

所詮私と彼は
ヨソモノだから…

「……何故泣く?」

「…泣いてない……泣いてないもん……」

頬から温かい水滴が流れ落ち地面に小さく打つ。

拳に力を入れると
オロチはゆっくりと立ち上がって近づいてきた。

⏰:08/02/18 05:36 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#301 [ひえぃ]
「…見捨てるなどいってはいまい」

「…ぅっ……くっ…」

優しく頬を持ち
ペロリと舌で桜の涙を
拭き取る。

「…?…」

少し驚き
顔を上げるとオロチの
綺麗な顔がそこにあった

「…俺に呪を解く術はないが奴を殺す事なら可能だ…だが…」

「…え?」

⏰:08/02/18 05:42 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#302 [ひえぃ]
「あいつを殺すとキツネも死ぬ」


……

え?今何て言った…?

「…キツネさんも?
なっなんで!?」

余りにびっくりして
オロチの服を掴み
問い質してしまった。

「夜叉とキツネは同じ血を分けている、昔悪さをする夜叉に呪印を放ったのがキツネだがその術がちと
ややこしい」

⏰:08/02/18 16:54 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#303 [ひえぃ]
「…兄弟なの?」

「いや…多分同じ種族の
たれかしらの血を引いているのだろ」


…なんか
これじゃぁやっぱり
私森をでるしかないんじゃぁ…

だって私キツネさん好きだし…嫌だよそんなの…

「………………」

少しすると
オロチは何かに気付いたように私の腕を掴んだ。

⏰:08/02/18 16:57 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#304 [ひえぃ]
「でていくなよ…おまえは俺のだからな」

「…はっ!?
…だって私が出ていかなければキツネさんが…」

「どっちも死なないようにすればいい、それにおまえ一度森をでるともう二度こちに戻る事はできない」

オロチが握る手が
熱い…

「戻れない?」

「森が騒いでいる…
昔とは勝手が違う」

⏰:08/02/18 17:01 📱:SH903i 🆔:BRdg8tzE


#305 [我輩は匿名である]
更新待ってました! 主さんどんどん書いて下さい!

⏰:08/02/18 17:35 📱:F703i 🆔:F8wzP2QQ


#306 [我輩は匿名である]

いい加減にして

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/

⏰:08/02/18 19:34 📱:W51S 🆔:XgMt9.A6


#307 [ひえぃ]
>>306
匿名様いつもすいませんこちらに感想などを書かれると確かに読みにくくなる恐れがありますが私としては応援の意としてとても嬉しく思ってます。
ただ確かに読みにくくなる人は嫌だと思うので感想板の方へ書き込みしてくれると大変嬉しいです
よろしくお願いします。

⏰:08/02/20 05:31 📱:SH903i 🆔:0gpcIw/k


#308 [ひえぃ]
もぅ訳が分からない…
私に森をでるなと言ったり夜叉を殺せばキツネさんが死ぬと言ったり森を出たら二度と戻れないと言ったり…頭ぱんくしちゃいそぅ


「…ぇ?」

グッと掴まれていた腕を
引かれオロチは桜の肩に
手を置きゆっくりと服を下に降ろした。

「…ちょっ…ちょっとなっなに!?」

「腹を見せろ」

「…腹?」

⏰:08/02/20 05:36 📱:SH903i 🆔:0gpcIw/k


#309 [ひえぃ]
上部を手で隠すと
オロチは呪が施されている部分に手をあてた

「…薄くなっているな」

「え?弱まってるの?
昨日オロチがなんかしてくれたから?」

「いや…逆だ
この呪が消えた時がおまえの命無くなる時」

聞かなきゃよかった…

「…………………」

オロチが不思議そうな
顔で又私の顔を見た。

⏰:08/02/20 05:41 📱:SH903i 🆔:0gpcIw/k


#310 [ひえぃ]
「?なによ?」

「…おまえ馬鹿なのか?」

「……はぁ??」

オロチのいきなりの発言に私はまたもやカチンと来てしまった。

「何故長たえる
俺が此処に残れと命令して素直に残るような女か
おまえは」

「…もー!意味が分からない!あんたさっきからグダグタじゃない!私に出ていって欲しいなら欲しいと素直に言いなさいよ!」

ついに桜はぶちぎれ
オロチに向かって大きく罵倒した。

⏰:08/02/20 05:46 📱:SH903i 🆔:0gpcIw/k


#311 [sage]
失礼します

>>100-200
>>200-300

⏰:08/02/23 00:43 📱:SH903i 🆔:P9.KTAAU


#312 [我輩は匿名である]
>>200-310

⏰:08/02/23 02:52 📱:SH903i 🆔:VgDRjyW6


#313 []
>>300-350

⏰:08/02/24 12:46 📱:SH903i 🆔:OzFgbiLg


#314 [(ノ><)ノ]
続き気になりますww

⏰:08/02/26 14:18 📱:W41K 🆔:jH4nBeek


#315 [華]
頑張って、、

⏰:08/02/28 01:49 📱:N903i 🆔:2LhPhxz2


#316 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:08/02/28 23:37 📱:F703i 🆔:j6x4PK/U


#317 [ひとちん]
楽しみに待ってます

⏰:08/02/29 00:17 📱:P704i 🆔:rI2tfJmo


#318 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:08/02/29 03:16 📱:920SH 🆔:3rdnSC8Q


#319 [ちょむ]
頑張ってください

⏰:08/03/01 17:31 📱:D703i 🆔:Zi3HqTtk


#320 [我輩は匿名である]
何回言っても誰も聞かんなぁ…
何でなん?
読みにくくなると思わんの?

主以外のコメントが多くてこれからも読もうという気が失せる。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/
感想板ですこちらへどうぞ

⏰:08/03/01 18:21 📱:W51S 🆔:hCQwoSXE


#321 [幸恵]
主さん、
もう書く気ないんですか?

書かないなら書かないと
いって下さい。

サイトをのぞくたび
更新されてないのが
悲しいんです。

みんなめちゃ
楽しみにしてるんです。

期待を裏切るくらいなら
最初から期待させないで。

⏰:08/03/13 18:36 📱:N703iD 🆔:Z.OJsnxs


#322 [げへ]
じゃぁ書きません(^∀^)
長い間どーも

⏰:08/03/14 04:21 📱:SH903i 🆔:P.NKpQYE


#323 [た]
>>1―50
>>51−100

⏰:08/03/15 17:20 📱:auTS3H 🆔:029LKb1w


#324 [1あ]
>>50ー100

⏰:08/03/15 17:21 📱:auTS3H 🆔:029LKb1w


#325 [匿名さんX]
>>321
文句は感想板で言った方が
いいのではないでしょうか?

⏰:08/03/15 18:28 📱:W42S 🆔:6S8rQXrY


#326 [我輩は匿名である]
>>325さんの言う通り
こちらに書かない
更新されるまで上げない

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/
感想板ですこちらへどうぞ

⏰:08/03/15 18:31 📱:P903i 🆔:bj6p3a.g


#327 [我輩は匿名である]
ミスったw

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3265/

⏰:08/03/15 18:32 📱:P903i 🆔:bj6p3a.g


#328 [あげてみた]
あげちゃだめなんですか!?

あげないとどんどん後の方に行っちゃいますよ?ホ

⏰:08/03/20 23:02 📱:W41K 🆔:ItSFAHvo


#329 [我輩は匿名である]
いくら下がっても消えないから大丈夫

主が再開したときに他の奴の書き込みが多すぎたら読むのうざくなるから

そんなんも分からんの?

⏰:08/03/21 07:48 📱:W51S 🆔:gfJ6bqdE


#330 [我輩は匿名である]
>>1-400

⏰:08/04/12 20:46 📱:PC 🆔:yaWiR6n6


#331 []
すぃませン

読みにくくなると
思いますが
ど-してもこの小説を
完成してもらいたくて
皆様に忘れてほしくなくて
上げさせて
いただきます

⏰:08/05/26 12:56 📱:SO905iCS 🆔:PrVDRvuc


#332 [ひえぃ]
切れ長の綺麗な瞳で
オロチは薄く目を開け
私をゆっくり見た。

「でていくな
と言った…お前の意思は?お前が留まる理由は?」

「…私は…」

確かに出ていけば
おばぁちゃんにも村の人にも会えるけど…

この人達には
もう…そう思うと…

⏰:08/05/30 20:04 📱:SH903i 🆔:KoX6QIq2


#333 [ひえぃ]
「…行きたくない…私…あなたたちの事もっと知りたい…会えなくなるのは…嫌…」

どーせ
こんな事言ってもオロチはいつものように冷たく笑って流す…そんなふうに思ってたのに…

めのまえにいる人が
誰か分からないほど
強く優しく抱きしめられている私がいた。

耳元に
唇が押し当てられ
ピクッと反応してしまう

⏰:08/05/30 20:11 📱:SH903i 🆔:KoX6QIq2


#334 []
いっきに
読みました


頑張って更新して
ください

⏰:08/05/30 21:07 📱:F705i 🆔:3OahK/6A


#335 [ハル]
頑張ってください

⏰:08/05/30 21:28 📱:911T 🆔:GAN6ev4c


#336 []
主サン
書かないんですか??

⏰:08/05/31 15:02 📱:F705i 🆔:lUt.JupQ


#337 [ハル]
主さーん
頑張ってー
この小説
とてもおもしろいです

⏰:08/05/31 19:16 📱:911T 🆔:Ca6LTTGo


#338 [ゆき]
大好きだぁ
頑張って

⏰:08/05/31 20:26 📱:SH903iTV 🆔:TtiP0oiM


#339 [苺]
めちャくちャおもしろいです
応援してます
頑張って下さい!

⏰:08/05/31 20:57 📱:SH903i 🆔:G/Vj.utg


#340 [懍]
これ元に漫画描きたいな。

⏰:08/05/31 22:47 📱:P702i 🆔:BSer.7zM


#341 [ひえぃ]
みなさんお待たせしましたぁノロノロですが更新します凜さん是非是非書いてくださいそしたら見せてくださいね

⏰:08/06/01 03:41 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#342 [ひえぃ]
「お前を…憎からず思う……」

「…え?」

憎からず…?

オロチの体温に包まれ
今呪いを受けている事なんか忘れて私は何故だか分からないけど愛しくなり抱きしめ返した。

「…お前頭も打ったのか…?」

「あんたねぇ…」

⏰:08/06/01 03:49 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#343 [ひえぃ]
オロチは私の次やる次やる行動が不思議で仕方ないらしい。

そりゃそうだ
私だって不思議だし…

まさか
このオロチ様を自ら抱きしめる何て思ってもなかったし…

雨は徐々に止んでいき
私とオロチは洞窟から
抜け出しまたあの小屋へと向かった。

⏰:08/06/01 03:51 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#344 [ひえぃ]
あんなに冷たい空気を
張っていた彼が今では
少し馴染みやすいというか優しくなった?というか……(まだ全然怖いけど)

それに
確かに顔は村の殿方連中より遥かに上回ってるし…

ちらりっと
顔を見上げると
目元にオロチの唇がフッと映し出される。

………そういえば私…こいつにさっき…………

「…いやぁぁぁぁ!!」

⏰:08/06/01 03:59 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#345 [ひえぃ]
「?腹が痛むか?」

「うっううん、違う…違うんだけど……ねぇさっき寝てる時さ…」

「?」

「…なんでもない」

「…大声だすな阿呆者」

オロチは
少しイラツキながら
森をズンズン進んでいっ
た。

絶対内緒にしないと…

⏰:08/06/01 04:03 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#346 [ひえぃ]
「…やっとついたぁ…」

長い間
やっとのことで小屋につき溜息をおろす。

なんか
こうやってみると
もう一つの我が家って
感じ…安心する…

入口に入ると
どこからか走ってくる音が響く。

「桜!桜!」

「あっヒョウくーー」

手を片方あげて
にこやかに挨拶しようと
した瞬間、ヒョウ君はいきおいよく私に飛び付き抱きしめた。

⏰:08/06/01 04:08 📱:SH903i 🆔:46i.qzSM


#347 [みぃ]
主サンおかえり
頑張ってください

⏰:08/06/01 07:22 📱:P905i 🆔:VPxxkB0g


#348 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>100-200

>>200-300

⏰:08/06/01 11:34 📱:D905i 🆔:Uw6SZrUI


#349 [我輩は匿名である]
>>300-400

⏰:08/06/01 11:53 📱:D905i 🆔:Uw6SZrUI


#350 []
主サン、頑張って

⏰:08/06/01 18:50 📱:F705i 🆔:NQrEEBeM


#351 []
この小説好き

あげます

⏰:08/06/03 22:59 📱:N905imyu 🆔:HW0YU/SI


#352 [苺]
ほんまにはまりました

応援してますっ

頑張ってくださいね

⏰:08/06/06 02:03 📱:SH903i 🆔:UzOxohtc


#353 [あつみ]
<<1-50
<<50-100
<<100-150
<<150-200
<<200-250
<<250-300
<<300-350
<<350-400

⏰:08/06/06 04:59 📱:W61S 🆔:3knBP21w


#354 [あつみ]
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350
>>350-400

⏰:08/06/06 05:00 📱:W61S 🆔:3knBP21w


#355 []
主サン
更新してぇ〜

⏰:08/06/06 20:45 📱:F705i 🆔:Pe/FNz5Q


#356 [我輩は匿名である]
|
|⌒彡 ……
|冫、)
|` /
| /
|/

⏰:08/06/06 21:00 📱:D903i 🆔:T4bJdbvg


#357 [ひえぃ]
「お前!どこ行ってたんだよ!!匂いがしないから…もういなくなったのかって……」

ヒョウ君は少し
泣きそうな顔で私の襟元を掴み俯いた。

「ごっごめんなさい…でもねオロチが来てくれてね…そぅ!薬草見つけに行っただけなのに迷っちゃって……だから怒らないで?」

「…怒ってないけど」

「おい」

⏰:08/06/07 04:17 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#358 [ひえぃ]
ヒョウ君とのやりとりの最中、オロチは空気も何もないようにヒョウ君をペッとどかし私の腕を掴み強引に立たせた

「いってーな!何すんだよ!!桜どこ連れてく気だよ!?」

「ガキには関係ない話しだ首突っ込むなよ」

「なっなっなっ…なんだとぉぉ!!」

ヒョウ君の威嚇など気にしないかのようにオロチは私を連れスタスタ歩きだす

「(ヒョウ君ごめん!)」

⏰:08/06/07 04:21 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#359 [ひえぃ]
キツネさんにオロチが詳しく話すと、キツネさんはしばらくしてから答えた

「…そうですか夜叉が…あいつは本当に厄介だなぁ…桜さんすいません…」

「え!なんでキツネさん関係ないよ!」

「いえいえ僕の力が強かったら彼は今頃、地で眠ってる事でしょう…彼が死んだら僕も死ぬのは「契約」のせいなんです」

オロチは足を組み目をつむりながら、それを聞いている。

「契約?」

⏰:08/06/07 04:27 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#360 [ひえぃ]
「まぁ契約と言っても
相手のうむ聞かず、血の繋がった者同士でしか出来ないんですがね…」

「それが何か?」

キツネさんは
いきなり着ているものを
脱ぎ、上だけ裸になる。

「え!え?!なんで!?
なんで!?」

「あはは、急にごめんなさい、左胸の…心臓の位置に呪印見えますか?」

桜はキツネの左胸あたりをみると自分の腹にあった呪印と同じものを見つけた

「…これ」

⏰:08/06/07 04:31 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#361 [ひえぃ]
「彼の心臓は僕の
僕の心臓は彼の
そういう風に放った呪いなんですが…最近何故かは分からないけど以前にまして僕の力が弱まってる…本来なら彼がここに入ることなぞ出来ないのに…」

「腑抜けが…長く平和が続きすぎて衰えるなど、まるで人間のようだな…」

オロチがキツネさんに
向かって冷たく放った。

「!ちょっとキツネさん悪く言わないでよ!本当冷静沈着で頭にくるなぁ…」

「いやいや、オロチの言う通りですよ…でも桜さんこそ本当に優しくて、いっそ僕が死んで一見落着したほうがいいんじゃないかと……」

「だっだめ!やだ!絶対だめだよ!だめだめだめ!」

⏰:08/06/07 04:38 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#362 [ひえぃ]
桜は急いで
キツネの手を握り頭を横に強くふった

「…そうですね、あなたの為なら生きてみたいとも思いますしね…」

「…でも
一体どうしたら……」

すると
今まで黙って座ってたオロチが口を開いた

「造作もない…
キツネ、術を解け」

「まぁそれしかないですよねぇ」

術?
つまり…

⏰:08/06/07 04:46 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#363 [ひえぃ]
「個に戻す
夜叉を殺す、それでお前の呪いも解けるしキツネも死なん」

「すごい素敵な方法!」

「だけど問題が一つ…もともと夜叉に術をかけたのは奴が人間ならしも動物から同種までも遊びのように殺るからで…まーつまり彼はかなりの強い部族なんです…術をかける事でその力をも押さえつけていましたが……」

「…つまり術を解いたら
力も元通りに…?」

「頭冴えてるじゃないか
がかっかりせずすんだ」

⏰:08/06/07 04:53 📱:SH903i 🆔:maFEEgC.


#364 []
続き気になる

⏰:08/06/07 09:06 📱:F705i 🆔:7TST.qIk


#365 [ハル]
主さん頑張ってください

⏰:08/06/07 09:39 📱:911T 🆔:cusEYILw


#366 [ひえぃ]
「…あんた本当に感じ悪い!」

少し鼻で笑いながら言ったオロチに桜は言い返した

「まぁ桜さんの言う通り夜叉の術を解いたら、どんな被害がでるのか分からないでしょうね…しかし考えてる時間がない…」

キツネは桜をジッと見つめた後、「失礼」と腹をまくって見た。

「キャッ!?」

「…印が」

腹の印は既に見えるか見えないかの薄さになっている。

⏰:08/06/08 05:33 📱:SH903i 🆔:u8RAt3sQ


#367 []
>>280

⏰:08/06/08 10:40 📱:D904i 🆔:o1T2jZD2


#368 [ひえぃ]
「でもさ…確か夜叉は七ツの夜が落ちた時って言ってたはずだけど…まだ二日三日なのにこんなに薄く…なんでかしら?」

「…昔と節理が違う
お前が森の奥に来た事で森の決まりが乱れ俺らにも分からん波を感じる」

オロチはスラスラ答えたけどキツネさんは黙って私の印を見つめていた。


気になる事はたくさんある。夜叉が私に見せたあの血だらけの夢…あれは何を意味していたの?
それにキツネさんとの関係は…?

⏰:08/06/10 02:18 📱:SH903i 🆔:4IK1sgxk


#369 [ひえぃ]
とりあえずキツネさんは
術を解く準備をすると部屋に行きオロチは寝ると自室に戻ったので私はお風呂に入る事にした。

「…はぁ…気持ちぃ…」

広い湯舟からは大量の湯気が外に向かって立ち上って行く。

「…そういえばヒョウ君
寝ちゃったのかな?…悪いことしちゃった…」

チャプンと口元まで
水面に漬かり、隙間から見える星空を眺めた。

⏰:08/06/10 02:24 📱:SH903i 🆔:4IK1sgxk


#370 [ひえぃ]
「…桜さん?」


ふっと後ろから呼ばれ
恐る恐る振り向くと湯気でぼやけているが…

「…キツネさん…!?」

…え?
……服着てない!?
…あっそうか風呂だもんね…って私!?何冷静に!

「すいません!
あの気付かなくて……あのよかったら一緒に浸かってもいいですかね?…そちの方は見ませんから」

「えっ!?
…あっ…あのっ…」

そんな風に言われたら…

「…ダメですか?」

⏰:08/06/10 02:33 📱:SH903i 🆔:4IK1sgxk


#371 [ゆま]
この小説めッちゃ
はまりましたあ

頑張って下さい

⏰:08/06/10 20:41 📱:P904i 🆔:DPayr09U


#372 [ハル]
頑張って

⏰:08/06/10 21:26 📱:911T 🆔:gqCQEdaY


#373 [ひえぃ]
「いや!…どうぞ…」

桜は出来るだけ
身を縮こまらせて後ろにいるキツネに向かって言った。

少し長い間の沈黙の末
キツネがそれを打ち破った

「……夜叉は僕の母親を殺した張本人です」

「え?」

余りに突然の答えに
桜はバッと勢いよくキツネの方を向いてしまった。

「それって…?」

「何だか話がどんどん複雑になってしまいますね…確かに夜叉と僕は血の繋がりがありますが、それはとても薄く彼は純血な怪し」

⏰:08/06/13 01:53 📱:SH903i 🆔:qPu0T0dc


#374 [ひえぃ]
「…………」

「彼は僕よりも長生きの年寄りでね…理由は多分ない。ただ前にいたから殺した。幼い子供だった…僕の目の前で…」

「何故キツネさんは?」

「遊びだったんでしょう
夜叉はいつか自分を殺してくれるほどの材に出会いたかった…僕はそこまでの力は大人になった今でも手に入れる事は出来なかったけど…」

そうか…
あの夜叉が見せた血だらけの夢…あれはキツネさんの幼少の記憶…

「…ひどい…ひどいよ」

殺したかったから殺す。
道理なんてない。ただ目の前にいたから殺した。

⏰:08/06/13 02:00 📱:SH903i 🆔:qPu0T0dc


#375 [☆]
頑張ってi~

⏰:08/06/15 00:30 📱:W53T 🆔:cTurffRU


#376 [あい]
あげます!
頑張ってください

⏰:08/06/17 11:15 📱:SO903i 🆔:q3useQC.


#377 [咲]
更新待ってます!!

⏰:08/06/17 20:47 📱:W51P 🆔:t.Z7dvJ2


#378 [ハル]
気になる

⏰:08/06/17 20:48 📱:911T 🆔:/pgEzLIE


#379 [咲]
あげ★
待ってます

⏰:08/06/17 23:39 📱:W51P 🆔:t.Z7dvJ2


#380 [あい]
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350
>>350-4000

⏰:08/06/18 14:50 📱:W61S 🆔:GnbwTLUQ


#381 [咲]
毎日見に来てます
更新待ってるので
主さんのペースで
頑張って下さいx

⏰:08/06/21 23:59 📱:W51P 🆔:Kv8euMVk


#382 [悠]
頑張って下さい。

⏰:08/06/22 11:58 📱:SO903i 🆔:kJB4KUlU


#383 []
主サン
更新頑張って

⏰:08/06/22 22:01 📱:F705i 🆔:6ygJHS6o


#384 [らん]
この小説すごく面白いデスメチ主さん、文章力ありすぎィィ(∇〃)
一気に読んじゃいましたヤ
応援してるんで、これからも頑張って下さい」

⏰:08/06/24 02:39 📱:W44K 🆔:0HVyHs92


#385 [らん]
あげウ

⏰:08/06/26 21:46 📱:W44K 🆔:R.3gPpO6


#386 [ひえぃ]
みなさんこんばんわ
携帯機種変したので理解お願いします長らくおまたせしました

⏰:08/06/27 03:31 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#387 [ひえぃ]
「…僕なんかの為に泣かないで下さい…」

「…っ」

涙と湯気でよく前が見えないけど大きくて優しいキツネさんの手が私の頭を優しくなでる。

「…あなただけですよ
オロチの命令を破ってまでも僕を動かしてしまう人間は…」

「えっ?」

「…いやっ……」

⏰:08/06/27 03:37 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#388 [ひえぃ]
優しく笑い何かをいいたげにキツネさんは湯舟から
上がった。

「…明日術を解きます
夜叉は必ずここに来るでしょう、長年僕に縛られた恨みもさぞ深い」

「…キツネさん」

「あなたを死なせたくない…それが僕が蒔いた種ならなおさら…」

呟くように私から目をそらしキツネさんは浴室を後にした。

⏰:08/06/27 03:44 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#389 [ひえぃ]
「………………」

桜が床の間についてから
もう数刻の時が流れたけれど眠れずに天井と睨み合いが続いていた。

お腹の痛みは鈍く重い。

明日…


明日
誰か誰かが

一人は死ぬ不吉な日。

…怖い。

⏰:08/06/27 03:49 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#390 [ひえぃ]
「…さぁ今から呪を解きます。オロチは桜さんの側から離れないでヒョウは夜叉の気を探って下さい」

そのまま眠れずに
次の朝を迎え遂に始まってしまった。

「俺、あいつ大嫌い!
殺す時は俺も助太刀するからなオロチ!」

「…わっぱが」

…もぅ全然緊張感ないなぁ…まぁこの人達らしいというか…

「ふふふ…じゃぁ行きますよ………覇烈っ!」

⏰:08/06/27 03:58 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#391 [ひえぃ]
キツネさんが唱えた言葉の後に衝撃音が走ったけれどその後は静まりかえるだけだった。

「…終わった?」

「いえ…多分彼も変わった事に気付くでしょう」

『そうさよのう…』


ヌルッとする感触とともに誰も気配を感じる事が出来なかった…

夜叉は…
私の真後ろに…

⏰:08/06/27 04:04 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#392 [ひえぃ]
「チッ!」

オロチは一瞬の出来事のように私を抱き寄せ、夜叉との間距離をとった。

「…夜叉」

キツネさんの額に汗が流れる。

『…キツネか…愛しい愛しいそなたの血をすすれる日をいつも夢見ていた…』

グッと夜叉はキツネの顎をひっぱると頬をベロッと舐めあげる。

「っ…!」

⏰:08/06/27 04:09 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#393 [ひえぃ]
『開けきらぬその目から何を見てきた?…血か…それとも……』

夜叉の顔がひそかに
桜の方へと向かう。

「いい加減にしろ
キツネの心理を乱すのが目的だろうがお前は今日ここで死ぬ、ただそれだけだ…」

『おや、これはこれは蛇殿…人間の臭いにまじりすぎて誰かわからなかった……しかし』


ダレヲコロスト?

⏰:08/06/27 04:17 📱:SH906i 🆔:JSeNpOcE


#394 [悠]
頑張って下さい(´ω`)

⏰:08/06/27 11:35 📱:SO903i 🆔:vUqPKOoo


#395 [らん]
ひえぃ さんc
マジ最高デスこの小説a
頑張って下さい印k

⏰:08/06/30 03:15 📱:W44K 🆔:qwHOYlaY


#396 [あ]
待ってました!!

また書いてください!

⏰:08/07/01 00:43 📱:W41K 🆔:GPTU6GkE


#397 [らん]
あげ
+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚:.。

⏰:08/07/03 18:44 📱:W44K 🆔:bHXmjN/6


#398 [ハル]
めっちゃ!
きになる!
頑張れ!!

⏰:08/07/03 18:58 📱:911T 🆔:B.WQXWv2


#399 [我輩は匿名である]
やばいめっちゃいい!!
がんばってくださーい!

⏰:08/07/03 19:32 📱:SH903i 🆔:mLdhUaTc


#400 [ばぁや]
400とっぴ(・∀・)

⏰:08/07/07 02:13 📱:SH906i 🆔:Xb06kx4s


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