先生の言うとおりB
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#601 [あお☆まる]
達也の笑顔に
出会い、
一層胸が熱くなる
溢れそうになる
それをグッと押さえる
達也の距離が近づくと
お父さんがぽつりと
「幸せになるんだぞ」
と呟いた
:09/05/06 00:35
:812SH
:☆☆☆
#602 [あお☆まる]
お父さんの顔を
見つめるが
視線は合うことはなく
達也の元にたどり着く。
自分の元から去る
お父さんの
後ろ姿を横目で見ながら
“ありがとう”
と呟いた
:09/05/06 00:38
:812SH
:☆☆☆
#603 [あお☆まる]
目線を達也に戻すと
優しく隣へ促される。
神父さんの言葉は
緊張していた
私の心に優しく
溶けていく
「汝は“これ”を愛し
いかなる時も“これ”を守り続ける事を誓いますか?」
:09/05/06 00:41
:812SH
:☆☆☆
#604 [あお☆まる]
「誓います」
そう言う
達也の横顔は
今まで見たどれより
真剣だった
だから私も真剣に…
「誓います」
:09/05/06 00:46
:812SH
:☆☆☆
#605 [あお☆まる]
その言葉を発すれば
背筋がシャンとした。
「では、指輪の交換を」
初めて付ける
左手の薬指
:09/05/06 00:51
:812SH
:☆☆☆
#606 [あお☆まる]
その指輪は
とてもシンプルで
軽かったけど、
付けると
何だか重く感じられた
初めて付けた、左手に
違和感を感じながら
誓いのキス
:09/05/06 00:54
:812SH
:☆☆☆
#607 [あお☆まる]
達也は
オデコに軽く口づける
私はきっと
いつになっても
このキスを忘れない
そう思った
:09/05/06 00:56
:812SH
:☆☆☆
#608 [あお☆まる]
サプライズ挙式
は終わり
中庭で軽い披露宴
:09/05/06 00:58
:812SH
:☆☆☆
#609 [あお☆まる]
「愛子ぉ〜〜」
抱き着いてきたのは
マナミだった
「マナミ〜!」
二人で抱きしめ合う
:09/05/06 01:00
:812SH
:☆☆☆
#610 [あお☆まる]
「愛子、すっっごく綺麗!!!」
「ありがとう!」
マナミの隣に
目を移すと
子供を抱き抱える
一樹くんの姿
「おめでとう」
:09/05/06 01:02
:812SH
:☆☆☆
#611 [あお☆まる]
「ありがとう。」
「お、コイツが
マナミと一樹のガキか!」
「…はい。」
子供はスヤスヤと
一樹の腕の中で
寝息をたてていた
:09/05/06 01:05
:812SH
:☆☆☆
#612 [あお☆まる]
「…わぁ可愛いね。」
笑顔でそう答えると
一樹は目線を
愛子に向ける。
「…加藤、その、ごめん。」
突然の謝罪に
意味が分からなかった
:09/05/06 01:07
:812SH
:☆☆☆
#613 [あお☆まる]
「え…何が?」
そう聞き返すと
気まずそうに目を伏せる
「俺、高校の時
お前に酷い事したから」
あぁ……
一樹くんはあの事を
謝ってくれてるんだ…
:09/05/06 01:10
:812SH
:☆☆☆
#614 [あお☆まる]
「うん。
許すよ!だからもう気にしないでね?
一樹くんは、大事な私の親友の旦那様なんだから」
笑顔で答えると
一樹の顔が少し和らぐ
「…てか、一樹!アコはもう鈴木だ!」
:09/05/06 01:13
:812SH
:☆☆☆
#615 [あお☆まる]
その達也の発言に
皆で顔を
見合わせて笑った
次に、
見事ブーケをゲットした
麗子さんの元に行く
「愛子ちゃん!
すっごく綺麗♪♪♪」
:09/05/06 01:16
:812SH
:☆☆☆
#616 [あお☆まる]
「麗子、ありがとうございます。
まさか、こんな素敵な結婚式してもらえると思ってなかったです」
「本当、麗子今回は助かったよ」
「いぃーのよ!
愛子ちゃんの為だし!
なにより、ブーケ、ゲットできたしねぇ〜」
:09/05/06 01:18
:812SH
:☆☆☆
#617 [あお☆まる]
そう言って
自慢げにブーケをかざす
「ま、麗子にブーケあっても意味ねぇーけどな」
そんな達也の言葉に
何故かニヤリとする麗子
:09/05/06 01:20
:812SH
:☆☆☆
#618 [あお☆まる]
「まだ、
あの嘘信じてたんだ?」
「へ?嘘?」
「そ。う・そ!
だって私レズじゃないし」
その言葉に
達也は目をパチクリさせる
:09/05/06 01:23
:812SH
:☆☆☆
#619 [あお☆まる]
「し、か、も
私、秀じぃと来年結婚するから☆」
「はぁああ!??
嘘だろ!嘘だよな、秀じぃ」
「本当でございます。達也さま。」
:09/05/06 01:25
:812SH
:☆☆☆
#620 [あお☆まる]
どうやら
本当の事のようだ
達也は
たく、お前はいっつもいきなりだな
と言ってたけど
その顔は凄く嬉しそうだった
:09/05/06 01:35
:812SH
:☆☆☆
#621 [あお☆まる]
来年は
麗子さん達の結婚式
二人出れるかな?
そう思うと
今から楽しみだった
:09/05/06 01:37
:812SH
:☆☆☆
#622 [あお☆まる]
暫く皆と
談笑していると
係員の人が
大きいケーキを
運んできた
:09/05/06 01:39
:812SH
:☆☆☆
#623 [あお☆まる]
「あれは…」
「スペシャルウェディングケーキだよ。行こう」
そう言うと
達也は愛子の手をひく
:09/05/06 01:42
:812SH
:☆☆☆
#624 [あお☆まる]
達也にエスコートされ
ケーキの前に立つ
そのケーキは
飴細工で作られた
色とりどりの花がちりばめられ、真ん中には
キスをする
小さい子供の男女
:09/05/06 01:45
:812SH
:☆☆☆
#625 [あお☆まる]
それはまるで
小さい時に挙げた
結婚式そのものだった。
「達也…これって私?」
「そう。
このケーキは俺が作った」
:09/05/06 01:48
:812SH
:☆☆☆
#626 [あお☆まる]
「え…」
「愛子さん。
コレが、ファイルの中身です」
美幸ちゃんが
ケーキを指差し微笑む
「なぁ〜んかよ、
毎日二人で残ってウェディングケーキどんなのにするか計画たててたらしぃーぜ!」
:09/05/06 01:52
:812SH
:☆☆☆
#627 [あお☆まる]
遊馬くんの言葉で
全ての点が線で繋がる
「…そうゆ事。
でも、アコにちゃんと相談するべきだった。
不安にさせてごめんな?」
やっぱり達也には
敵わないよ
:09/05/06 01:58
:812SH
:☆☆☆
#628 [あお☆まる]
「達也、ありがとう」
だって
最後にはいつも
こんなに甘い甘い贈り物をくれるんだもん
:09/05/06 01:59
:812SH
:☆☆☆
#629 [あお☆まる]
きっと
これからも私達は
不安定で
未熟で
周りに迷惑を
かけたりするんだろうな
:09/05/06 02:01
:812SH
:☆☆☆
#630 [あお☆まる]
それでも
私達はきっと大丈夫
だって
一つだけ
確かなものがある
:09/05/06 02:03
:812SH
:☆☆☆
#631 [あお☆まる]
あなたへの愛
:09/05/06 02:04
:812SH
:☆☆☆
#632 [あお☆まる]
何も信じれなくても
この思いだけは
信じて生きていこう
:09/05/06 02:05
:812SH
:☆☆☆
#633 [あお☆まる]
でももし
不安になったら
甘い飴を頂戴ね
ね…先生。
fin
:09/05/06 02:09
:812SH
:☆☆☆
#634 [あお☆まる]
【あとがき】
長かった、先生シリーズも
これで本当に終わりです。
無駄に長くなってしまって
最後ダラダラになってしま
いましたが、とても書いて
て楽しかったです!
そう思えるのも、見てくれ
て支えくれた読者様のお陰です
ありがとうございました。
また別の作品を書いていく
ので良かった又お付き合い
下さい。
ありがとうございました
:09/05/06 02:13
:812SH
:☆☆☆
#635 [あお☆まる]
:09/05/06 02:14
:812SH
:☆☆☆
#636 [あお☆まる]
誓いのキス [jpg/31KB]
:09/05/06 02:34
:812SH
:☆☆☆
#637 [みぃ]
:09/05/10 13:05
:W51CA
:skpFVqas
#638 [我輩は匿名である]
あげっ
:09/06/14 20:07
:W51SA
:eJ0Z3cDA
#639 [我輩は匿名である]
:09/07/27 22:44
:706P
:pu5F1eIA
#640 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑(∩゚∀゚)∩a
:22/11/23 16:23
:Android
:yR7K92nk
#641 [わをん◇◇]
:22/11/23 17:06
:Android
:yR7K92nk
#642 [我輩は匿名である]
(´∀`∩)↑age↑(∩゚∀゚)∩age
:24/08/09 17:48
:iPhone
:3kM8I1MU
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