【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#1 [◆vzApYZDoz6]
ここは全員参加型の超短レス短編【SSS(ショートショートストーリー)】投下スレです。
このスレを開いたあなたも参加可能ですよ!

ルールは
・3レス以内であること
ただ1つのみ!
ジャンルも、恋愛・ファンタジー・バトル・ミステリー・ホラー・シリアス・エロetc何でもあり!どんと来いwww

トリップ推奨!
投下する時は、普段使ってるHNの前に
作品名(現レス数/全レス数)
と入れましょう!もちろん名無しさんでも参加OK!

例えば全3レスでタイトルが『あいうえお』なら、名前欄に
あいうえお(1/3)
と入れればいい訳です
こうすれば他の人と被ったりしても読みやすい筈w

>>2-5辺りへ続く

⏰:08/03/03 01:48 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#2 [◆vzApYZDoz6]
書き手さんが息抜きに使うもよし、書き手になりたい読み手さんが練習に使うもよし!
1人何作品投下しても構いません!

『書きたいけど、どんなん書けばいいのかわかりまへーん』
そんな小説初心者のために、お題をいくつか用意しましたよー^^

お題
@雨
Aあの頃の思い出
B電話
C卒業

お題をそのままタイトルにしてもよし、お題をテーマにしてもよし。
もちろん、お題を使わなくてもOK!

⏰:08/03/03 01:49 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#3 [◆vzApYZDoz6]
小説のスタイルも問いません!
会話だけでも、地の文(会話以外の文)だけでも、両方混ざっててもよし。
一人称だろうが二人称だろうが三人称だろうが構いません!
書き手さんなら、現行小説を小説で宣伝するのもありww
その場合は名前欄のタイトルに〜の宣伝小説とでも書きましょう!

とにかく『3レス以内』であれば何でもありです!
才能溢れる作家達の参加を待ってますよ^^

⏰:08/03/03 01:50 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#4 [◆vzApYZDoz6]
アンカー
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:08/03/03 01:51 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#5 [往年のライバル(1/1)◆vzApYZDoz6]
では手始めに俺が(コピペですが)

腰に構えた左手という鞘から、竹刀という刀を引き抜く。
鞘から手を離し両手で柄を握りしめ、一度頭上へ鋒を持っていき、ゆっくりと降ろしていく。
幾度となく繰り返した正眼の構え。構えたまま流れるように膝を折って腰を降ろし、蹲踞の姿勢に移行する。
正中線の延長線上に伸びる竹刀の先には、同じように構えて蹲踞する対戦相手。
面の影になって顔はまったく見えないが、俺の記憶が視神経を経て勝手に顔を形作る。
去年の同じ日、決勝で負けた相手。一昨年の同じ日、準決勝で負けた相手。
順当に行けば今年の今日の決勝戦は勝てる、なんて俺の都合のいい考えだろうか。
どちらにしろ、奴も俺も今日が高校最後の公式試合。お互いに悔いの残らない試合にしたいものだ。
向き合う俺と奴の間に、主審の右手がゆっくり下がってくる。
合図と共に上がったその瞬間に、いつも俺の思考は断ち切られる。
反復練習で体に染み着いた『自分の剣道』が、必ず勝つという確固たる意思の下で俺を勝手に制御するんだ。
いつであろうとそれは同じだったが、それでも奴にだけは負けてきた。
だが見ていろよ。今日は、今日こそは――

「始め!!」

主審の声に思念が強制的に打ち切られる。体が勝手に面を放つ。
出鼻はお互い決まらない。決まっていても多分次の動作に入ってただろうけど。

さっきの思念は結果に変えて思い出す事にしよう。

最後に勝つのは俺だ、ってな。

⏰:08/03/03 01:54 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#6 [奇怪な電話(1/2)◆vzApYZDoz6]
「まいったなー…」

男は頻りにそう呟きながら、自分の家をあちこち見回していた。
2階建1軒家の1階を、2階で眠る妻や息子を起こさないように、そっと。だがしかし焦ったように探しまわる。
ふと壁に掛けられた時計を見ると、時刻は朝6時。
家に帰ってきたのは5時頃だ。
友達の家で呑み明かした後タクシーで帰り、家に着いてから風呂に入り、朝飯を食べて、さぁ今から寝よう、という時に気が付いた。

携帯電話が見当たらない。

男はかれこれ10分程ずっと探し回っている。
家に帰ってから2階には1度も行ってないのだから、2階にあるはずはない。
たがいくら探そうとも1階にも見当たらない。

「しまったな…あいつんちに忘れてきたかな?」

男はまいったというように後頭部を掻きながら、家の電話の子機を手に取る。
その時に最初からこうしていれば良かった事に気が付いた。
恥ずかしかったのだろうか。男が振り返って、誰に見られてる訳でもないのに後ろを見回した。
自嘲ぎみに鼻で笑い、登録された自分の携帯電話に電話する。起きていれば友達が取るはずだろう。
受話器を当てた右耳から流れるコール音は、なかなか途切れない。

⏰:08/03/03 02:14 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#7 [◆vzApYZDoz6]
「もう寝ちまったか…」

また掛けなおすか、と耳から受話器を離す。
だが終話ボタンを押そうとする前に、僅かな大きさだがバイブ音が聞こえてきた。
どうやら自分の家にあったらしい。男はバイブの音を辿って歩き回った。
しかし、どうやら部屋の中には無いようだ。
いったん廊下に出ると、バイブ音が少し大きくなった。電話は近い。
しかし、不審な事にそれは2階から響いているようだ。
2階には1度も行ってない筈なんだが。そんなに酔ってたかな…
とりあえず2階に上がり、そろりそろりと廊下を歩く。
廊下の端に%8

⏰:08/03/03 02:15 📱:P903i 🆔:zBYy/l0.


#8 [[最期の花]ふむ(1/1)◆PppyzxIHxs]
玉砕覚悟…
なんと良い響きだろうか。
数多の咆哮と足音が混沌とする世界で、我の前にある蝋燭の灯が静かに揺らめいて壁を怪しく照らした。
壁の向こうには既に火が放たれているのだろうか。
ゆらゆらと茜色に染まっている障子が目に映れば、そんなことが頭を過ぎった。
傍らにある白紙に包まれた小刀に手を掛ける。
鋭い刃は灯の僅かな揺らめきを吸い込んで、時折鈍い輝きを放っていた。
外にはどれくらいの従者が生き残って闘っておるのかのう…。
小さく息を吐くように漏らせば白装束を整える。
堂々たる構えで座せば、自然と装束が足に巻き込まれる形になった。
玉砕覚悟…
なんと良い響きだろうか。
生命尽きるまで、この身が果てるまで奮闘する姿は…鬼人が如くの気迫を漂わすであろうな。
最期まで敵にひれ伏さぬ生き様は、さぞかし天晴れであろうな。
さて、そろそろ…
我も逝くかね。
小刀を腹部に当てれば、躊躇うことなく深々と自らの腹に突き立てた。
鋭い痛みが全身に広がるように襲う。
じわりと脂汗が額に滲んだ。
仰向けに倒れそうになるも、巻き込まれた白装束がそれを許さない。
紅い鮮血が白装束を染めた。
玉砕覚悟で最期まで闘うなぞ、なんと浅ましいことよ…
荒い呼吸のまま、力を振り絞り小刀を横へ薙ぐ。
尖った刃が肉を引き裂き鮮血を流れ出させる。
我は敵の手に掛かって無惨に死ぬるくらいなら…自らの手でこの生命を絶とうぞ…
口元に笑みを含みながら、燃え往く寺の中で男はゆっくりと絶命した。

⏰:08/03/03 02:15 📱:SH905i 🆔:☆☆☆


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