【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#301 [[保守ネタ]花蓮◆i9NT5SD3jQ]
急に静かになった。
今までの人の喧騒はとうに絶え、静寂が辺りを包み込む。
無音。
耳鳴りがするほどに。
私の周りには誰もいない。
いや、実際にはいるのかも知れない。しかし私からは何も見えない。
だが依然として姿の見えない視線を感じる。無数の視線は何も語らずにじぃっとこちらを見つめている……気がする。
姿は見えない。本当にそこに誰かいるのか。誰もいないのかも知れない。いいしれぬ不安が襲う。
心臓の鼓動が激しくなる。たった一言。その一言が私の口から出てこない。これを言ってしまえば全てが終わる。天国か地獄か。ついに私は沈黙に耐え切れずに口を開いた。
「ほ、保守」
視線が答えた。
「保守」
安心した、私は一人ではなかったのだ。

⏰:08/04/20 23:31 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#302 [◆vzApYZDoz6]
>>301
保守w
しかも描写が俺の好みでいいですねぇw

⏰:08/04/21 01:42 📱:P903i 🆔:8z2G5ess


#303 [我輩は匿名である]
>>301
すごwww

⏰:08/04/21 02:16 📱:P902iS 🆔:hoIzcJoI


#304 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
あげ。
どうでもいいかもしれんが、保守ネタって書くの難しいんだぜ?

⏰:08/04/23 21:03 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#305 [あだ名で読んでほしいシュール2]
「ねぇ、山中くん」

「なに? シ…オナスーさん」

「人、いないね」

「こんな時間だからな」

「…と言うわけで保守!」

⏰:08/04/26 03:28 📱:P903i 🆔:PDE7ZRVo


#306 [◆vzApYZDoz6]
上は俺です一応

⏰:08/04/26 03:29 📱:P903i 🆔:PDE7ZRVo


#307 [[ぬくもりを(1/3)]あに]
彼女の温かさは、俺の日だまりだった。

もう何年前になろうか。
家族だと思っていた人々に捨てられ、路上をさ迷っていた。空腹や寒さ、淋しさなどから俺は野垂れ死ぬ寸前だっただろう。
今生きていられるのは偶然、本当に偶然、彼女に出会ったのだ。
彼女は俺に手を差し延べてくれた。
手は凄く温かかった。

彼女は俺に名を付けてくれ、毎日その名を呼んでくれる。俺は幸せだった。

彼女と共に朝を向かえ、彼女を見送り、帰ってくるまでそわそわと待ち、「ただいま」と笑顔で帰って来た彼女と共に過ごし共に寝る。
そんな変わらない日々を送っていた。
俺は幸せだった。

⏰:08/04/26 21:55 📱:SH903i 🆔:Q/K8gp3M


#308 [[ぬくもりを(2/3)]あに]
彼女があまり外に出なくなった。
俺は一日中彼女といれて幸せだった。彼女の笑顔が減ってることにも気付かない程に。

彼女はあまりベットから下りなくなった。
俺は彼女の欲しい物を取ってあげることにした。彼女の役に立てて俺は幸せだった。

彼女は起き上がらなくなった。口から赤い液体を出すようになった。でも彼女は微笑みながら俺の名を呼ぶ。
頭を撫でてくれた手は以前より細くなっていたけど、温もりは変わらなかったから、俺は幸せだった。

⏰:08/04/26 21:56 📱:SH903i 🆔:Q/K8gp3M


#309 [[ぬくもりを(3/3)]あに]
ある日、彼女は俺を呼んだ。聴覚の優れてる俺じゃなければわからない程か細い声で。

俺が傍に寄るといつも通り頭を撫でてくれた。その手は少し震えていた。
彼女はまた俺の名を呼んだ。するり、と頭から手が滑り落ちた。 彼女はぴくり、とも動かなくなった。
垂れている手にほお擦りしても、その手は何故か冷たくなっていた。

彼女の温もりが、消えた。

俺の日だまりが、消えた。

違うんだ、俺が彼女から温もりを奪いすぎてしまったんだ。 きっとそうだ。俺は彼女の脇に寝ころんだ。俺の温もりを彼女に。
そうすればきっと、

きっと、貴女は。

彼女の名を呼んだ。遠吠えが響いただけだった。

⏰:08/04/26 21:58 📱:SH903i 🆔:Q/K8gp3M


#310 [あに]

初参加の、あにです!
意味不明なものになっ
てしまいましたが(ω;)

皆さんの素敵な作品の
中に投稿は迷ったので
すが、しちゃいました
(´・ω・`)←
これからも、たまーに
載せるかもしれません
その時はよろしくおね
がいします(^ω^)w

⏰:08/04/26 22:01 📱:SH903i 🆔:Q/K8gp3M


#311 [紫陽花]
あにさん

よろしくお願いします!!
( ´∀`)

ついでに私も投稿しちゃおWw

⏰:08/04/26 22:33 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#312 [紫陽花]
「好きです……」

ここはとある学校の体育館裏。今まさにその学校の生徒であろう女が告白をしていた。

女の顔は林檎のように紅くなり、とても恥ずかしそうに俯いた。
それに比べて……男の方は右手で頭をかきながら困った顔だ。

「ごめん俺、君とは付き合えない……」

女はなおも下を向き続け、その華奢な肩は涙をこらえているのだろうか小刻みに揺れている。
「なんでかな…?好きな人でもいるの?」

女は絞り出すようなか細い声で男に問う。

今度は男の頬がほんのり赤らめながら話しだした。

「俺、守りたい奴がいるんだよ。たまに話しかけないと後ろの方に行っちゃって人目に付かない奴なんだけど、いろんな顔を見せてくれるんだ……だから俺が守ってやんないとな……!!」

「そっか!!ありがとう……」

それを聞くと女は走ってその場から立ち去った。


体育館裏には、もう夏の香りがしていた。


--ーendーーー

P.S.
一応保守ネタのつもりWw

⏰:08/04/26 22:34 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#313 [螺旋〜終わりなき戦い〜外伝]
黒と白の翼の男が戦っていた
黒の右のフックが
もろに顔面に当たった。
一瞬意識が飛びかけた。
「はっ、
やっぱお前迷ってんだな?」
「…かも…なっ!」
今度は白のハイキックが
当たる。
「ハハッ、いい気分だ。
お互い体力も限界だなぁ」
二人とも息が上がっている。
「次で決着付けようぜ?」
「同感だ。」
「「…ぅぉぉおおああ!」」
辺りを破壊するほどの衝撃波
が起こった。
立っていたのは、白い翼の男だった。
「俺は、もう誰にも負けられなかったんだよ…」
そう言い残し、飛び去っていった。
番外編
螺旋〜終わりなき戦い〜
でした。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8005/
本編もよろしく。

⏰:08/04/27 00:20 📱:P702i 🆔:94dxz066


#314 [我輩は匿名である]
>>313
展開早すぎじゃね?
もっと深く描写すべきじゃねーかな。
それと地の文が説明の役割にしかなってないのも問題だと思う。

⏰:08/04/27 01:11 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#315 [紫陽花]
>>312
タイトル付け忘れました;;;
タイトルは

守りたい奴(1/1)

ですm(_ _)m

⏰:08/04/27 08:20 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#316 [たいせー]
>>314
じゃあ本編読んで、
そっち長いけど

⏰:08/04/27 08:49 📱:P702i 🆔:94dxz066


#317 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
>>312
こういうのすごく好き

⏰:08/04/27 23:37 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#318 [◆vzApYZDoz6]
最近小説板にすらなかなか来れないけど一応スレ主ですw

参加増えてるw
いいねいいねw

あにさん、たいせーさん、その他の人も、もっとじゃんじゃん投下しちゃってくだされw
俺? 俺は忙しすぎて(ry

それから、このスレでは一応批評も受け付けますよ!(今勝手に決めましたがw)

批評してくれ、って人がいたら言ってくだされ。このスレに息を潜めて棲息する猛者があなたの作品を批評しますw
別にこのスレ内の作品でなくてもおk!なんでもありなんだぜ!
>>314さんみたいな批評人も大歓迎なんだぜ!


…べっ、別に過疎が嫌なわけじゃないんだから!

⏰:08/04/28 03:04 📱:P903i 🆔:t.R.uy96


#319 [◆vzApYZDoz6]
つうか俺のIDすげw

⏰:08/04/28 03:05 📱:P903i 🆔:t.R.uy96


#320 [紫陽花]
評価してもらえるなら感想板作ってみたらどうですか?(・∀・)

⏰:08/04/28 07:00 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#321 [紫陽花]
>>320

私はナナシさんの心の叫びを見落としていました;;;

>>320 はスルーしてください
(´・ω・`)

⏰:08/04/28 08:32 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#322 [◆vzApYZDoz6]
あげる

⏰:08/05/01 04:10 📱:P903i 🆔:3Wr6QsRI


#323 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
「待ってたわ」
部屋に入ると同時に声がかかった。薄暗い部屋の中、彼女の声が普段より透き通って聞こえる。電気はついていない。窓から差し込む月光だけがここに唯一光をくれる。
「何の様だ」
不機嫌さを隠す事なく尋ねる。
しかし実際には理由など聞くまでもない。彼女が私を呼ぶ時の理由など一つだけだ。今までも、そしてこれからも、未来永劫変わらない。
「いつものヤツよ。それよりそんなに怒らないでくれる? 私までイライラするじゃない」
口調こそ荒々しいが表情に怒気は見られない。相変わらずよくわからない奴だ。
「わかったわかった。じゃあさっさとやるぞ」
軽くため息をつき、思考を打ち切る。これから行うことに比べたら何の価値もない。
「じゃあやるよ?」
そう言い彼女は私の方を向いて綺麗に笑った。何度見てもこの表情には慣れない。だが不思議と心が落ち着いていくのを感じる。そして彼女と私の口から言葉が発せられる。
「保守」
――世界が光に包まれた。

⏰:08/05/04 00:20 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#324 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
さて、久しぶりの投下なんだがもうネタが切れてしまった。
誰かオラにネタを分けてくれ!

⏰:08/05/04 00:22 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#325 [◆vzApYZDoz6]
俺は人混みが嫌いだった。
それぞれが好き勝手に行動し、耳障りな騒音を作り出す。
それぞれが好き勝手に行動し、人の視界を妨げる。

俺は、そんな人混みが嫌いだった。

人混みから離れるために、街の外れへ向かう。
できるだけ静かな場所へ、一直線に。
少し歩けば、雑音が薄れ人も少なくなっていく。

代わりに、家が多くなる。

どれも同じ大きさ、同じ外観で、表札が違う。
新築の頃は使われていた家も、しばらく時が経てば住民は少なくなっていく。

そんな家の群れを眺めながら歩いていると、ある一軒の家の表札に目が止まった。
なにか、心が惹かれる表札。
家の中を覗いてみたが、すでに住民は誰もいないらしい。

それもそのはず。ここは街の一番端、街の入口から最も遠い場所だ。
人なんているわけがない。

だが、なぜか心が惹き付けられる。
前の住民達の生活跡を見ていると、とても楽しそうな風景が頭に浮かんだ。
もっと早くこの家を見つけていれば、俺もこの中に入れたのだろうか。

俺は、この家の住民に戻ってきてほしいと思った。
戻ってきたら俺も仲間に入りたいと思った
そのためなら何でもしてやろうと思った。

一通り家の中を見渡して、ゆっくりとドアを閉める。
息を整え、少しの期待を込めて呟いた。

「保守」

ドアから手を離し、再び表札を眺めながら歩きだす。
口元には、微かに笑みが浮かんでいた。

⏰:08/05/05 13:59 📱:P903i 🆔:Dlid82FI


#326 [度忘れではない(3/3)◆vzApYZDoz6]
携帯電話を紛失した。
多分、昼寝してる間に無くなったのだろう。
目が覚めて、とりあえず時間を確認しようと思ったところで気が付いた。

「あれ…おかしいなー」

しばらく自分が寝ていたリビングを探してみるが、どうにも見付からない。

仕方ないので家電から携帯電話にかけて探す事にした。
バイト帰りでそのまま寝てしまったためにマナーモードにしたままだが、一応震えるんだしどうにかなるだろう。
そう思って、家の子機からダイヤルする。

「……あれー…?」

結果、どうにもならなかった。
ドコモの携帯でよかった。
契約しない限り留守番電話サービスは受けられないので、留守電になることもない。

などとズレた事を考えながら、家の中をしらみ潰しに歩き回る。
リビングやダイニングは粗方探し終えたし、残るは自室しかない。
だがバイトから帰ってきて1度も自室には入ってないし、さすがにないだろう。
「まいったなこりゃ…」


さて、どうするべきか。
もう1時間ぐらいは探しただろう。
外では陽が傾きかけて、ゆっくりと地平線へ沈んでいっている。
焦りと疲れがどっと吹き出てきた。

⏰:08/05/06 02:49 📱:P903i 🆔:bpkRP9FQ


#327 [度忘れではない(2/3)◆vzApYZDoz6]
「…もう疲れたな」

早く小説板に行きたいのに。
mixiがやりたいのに。
悶々としながら、とりあえず休憩するために自室に戻る。
自室のドアを開けると、ベッドの脇に大量に積まれた漫画が目に入った。

「よう」

続いて、積まれた漫画をベッドに転がって読みふける妹。
何をやってるんだ、と突っ込む前に、積み上げられた漫画の上に俺の携帯を発見した。

「あー! てめ、それ俺の携帯じゃねぇか!」

声を張り上げながら手を伸ばす。
だがその前に、妹が無駄に意地悪い笑みを浮かべながら携帯を取り上げてしまった。
そのままベッドから立ち上がった。

「どうよ、携帯電話のない生活ってのは? あん?」

口の悪い女だ。
玄人じみた台詞なのは、俺に説教でもしてるつもりだからなのだろうか。
何やら教訓めいた事でも伝えたいらしい。

「すごく…つまらないです」

「だろ? 人間は、便利のために作ったものに、逆に振り回されることもあるんだぜ?」

⏰:08/05/06 02:49 📱:P903i 🆔:bpkRP9FQ


#328 [度忘れではない(3/3)◆vzApYZDoz6]
演説めいたその言葉は、どこかで聞いたような気がした。

何故だろうと考えている俺の視線が、ふと妹が持つ漫画『さよなら絶望先生』に向く。
そういえば『さよなら絶望先生』にそんな台詞があった気がする。

その後は、妹の付け焼き刃の説教を延々と聞かされた。
全体的に漫画をパクっていた気もするが、『人と人との触れ合いが大切だ』という信念は伝わってきたように思う。

結局、なぜか俺が謝って説教は終了した。
返してもらった携帯をすぐさま開いて確認する。
どこもいじられていなかった。

続いて、習慣的にパソコンを立ち上げる。
起動中のディスプレイを眺めているあいだ、こんなんだから妹に説教されたんだな、と自嘲した。


ちなみに妹はかなりの機械オンチで、携帯すらロクに操作できずよく俺に泣き付いてくる。

⏰:08/05/06 02:50 📱:P903i 🆔:bpkRP9FQ


#329 [◆vzApYZDoz6]
久々に普通ネタ投下w


>>326は(1/3)ですね、間違えた

⏰:08/05/06 02:51 📱:P903i 🆔:bpkRP9FQ


#330 [[元気玉(1/2)]紫陽花]
「こら――!!テレビばっかり見てないで宿題しなさい」

「うぇ――――い」

少年は母親と思われる女性にあからさまに上辺だけの返事をして視線をテレビへと戻した。
少年は宿題もせずに一体何を見ているのか?
広いリビングに設置されたテレビの映し出されているのは……

ドラゴンボール


ドラゴンボール
それは多くの人をその独自の世界の虜にさせ、世界中を魅了した有名な漫画……。
少年の年齢は9〜10歳ほどだろうか。世代こそ違うがこの少年もこの漫画に魅了された一人のようだ。

アニメの中では一番のクライマックスをむかえているようで少年も握り拳を作っている。

『オラに元気を分けてくれ!!』

テレビの中の主人公が叫ぶ。
それと同時に場面は人々が両手をあげているところに変わった。先ほどの叫びに答えるように一人また一人と両手を天高く、大空に向かってあげだす。

⏰:08/05/06 08:09 📱:F905i 🆔:3F5UizrQ


#331 [[元気玉(2/2)]紫陽花]
『もっと……元気を!!』

その言葉を聞いた瞬間、少年の握り拳がピクリと動いた。
そしてそのまま、少年もテレビの中の人々のように両手を真っ直ぐにあげだした。

「俺の元気もあげるよ!!頑張ってそいつをやっつけて〜!!」

少年の願いが通じたのか主人公の上に発生していたエネルギー弾は見事に悪役に命中したようだ。

「やった――!!」

少年は自分が勝ったかのように喜びそしてはしゃいだ。

いつの時代も漫画、アニメといったものは人々の心に勇気を与え感動も与えてきた。
そしてこれらを見て感動を覚えた人によって次の世代へと伝わり、世代を越え時代を越えて永遠に止まることのない曲線を描くことになるだろう。

今まさに、この少年もその曲線を描くことになるであろう人間となったのだ。

「テレビ終わったんでしょ〜?宿題しなさい!!」

「……今、元気を分けたから無理〜」


「…………………」

---end---

⏰:08/05/06 08:10 📱:F905i 🆔:3F5UizrQ


#332 [君とコーヒー(1/3)◇東脂ヤ転
「遥、コーヒー入った・・・」
そこまで言うとまた気がつく。

「そっか・・・居ないんだった・・・」

彼女がこの家を出て行ってから2週間が経つ。

毎朝二人分のコーヒーを入れるのが日課だった俺は、こうしてたまに、もう居ない遥の分までコーヒーを入れてしまっていた。

最初は楽しかった同棲生活も、お互いが忙しくなるにつれ、喧嘩の絶えない日々が続いた。

⏰:08/05/07 15:59 📱:W52P 🆔:NK/CCjVE


#333 [君とコーヒー(2/3)◇東脂ヤ転
いや、忙しさのせいにして、俺はいつも遥の話を聞いていなかった。

だから遥の苦しみも、分かってやれなかったんだ。

「ごめん・・・・遥」

一言そう呟くと、俺はコーヒーに口をつける。

冷めていて苦い。

その苦みがやけに悲しくて、胸が熱くなる。

「居なくなってから気付くなんて・・・・ハハッ・・本当、皮肉だな・・・」

「・・・・・本当ね」

その時、自分自身に言ったつもりの言葉に、返答する声が聞こえた。

唯一、俺を振り向かせる声。

⏰:08/05/07 16:50 📱:W52P 🆔:NK/CCjVE


#334 [君とコーヒー(3/3)◇東脂ヤ転
「遥・・・・・」

出て行ったハズの遥が、そこに居た。

「遅いよ気付くの」

遥は持っていた荷物を下ろすと、テーブルの上にあったコーヒーを飲む。
「マズッ!!・・・全然成長してないんだから・・・!!」

そう言う遥の目には涙が溜まっていた。

「・・・・・おかえり、遥」

それだけ言って、俺は遥を抱きしめる。

「・・・・・・・・・・ただいま」

小さな声で呟いた遥の声が、コーヒーの苦みを優しく溶かしていった。


そして俺はまた明日からコーヒーを入れるんだ。
君と、僕



二人分のコーヒーを。

⏰:08/05/07 21:29 📱:W52P 🆔:NK/CCjVE


#335 [我輩は匿名である]
三点リーダー使うべきだぜ。後、やたら改行すると見にくくなるぜ。

⏰:08/05/07 23:25 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#336 [◆vzApYZDoz6]
月花さんのSSS読んできましたー

いい話w

まぁ言うなれば、もうちょい話を掘り下げてもよかったかな?と思います
遥が出ていった時の描写とか…
あとなんかスレで指摘されてましたが、三点リーダ(…)を使いましょーw

⏰:08/05/08 04:11 📱:P903i 🆔:gM9eSuGU


#337 [◆vzApYZDoz6]
あれ…?
なんでこっちに書き込み…ああ、寝ぼけてたのかな俺はw
スルーしてくれい

⏰:08/05/08 04:13 📱:P903i 🆔:gM9eSuGU


#338 [東脂ヤ転
>>335
何かグダグダですんませんでした(;_;)
にしても、三点リーダーって・・・??
あと、やたらと改行しているワケではなく、一応意味を持って行っている改行なんです。

でも読みにくかったならすんませんm(..)m

>>336-337
書き手の語り場で、お話しますねWW

⏰:08/05/08 08:18 📱:W52P 🆔:lM.8mKgw


#339 [我輩は匿名である]
>>338
…これが三点リーダー。君のは半角の点の集合体。つまりこれ・・・
若干見づらくなるんだな。
後、改行で含みを持たせたいって意味があるのはわかる。でもやたらめったら使うと意味が薄れると思う。

⏰:08/05/08 08:49 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#340 [[パン屋とケーキ(1/3)]蜜月]
※閲覧注意※


残酷な描写があります



ある町に、働き者の夫婦が営むパン屋がありました。
何十年も前からあるそのパン屋は、店構えこそ古くてみすぼらしいものでしたが町のみんなからとても愛されていました。
何故なら夫婦が作るパンはみんな、魔法をかけたように甘くて柔らかくておいしかったからです。

しかし、町のみんながパン屋を愛する理由はそれだけではありません。

そのお店では一日三つ限定で飛び切りおいしいケーキが作られるのです。
町の大人たちは一人残らずそのケーキに夢中で、毎朝パン屋の前に並びました。
夫婦がお店を開けるとケーキは必ずすぐに売れてしまい、買えなかったお客さんは次の日の朝を待ち遠しく思うのでした。
「もう無いのかい?」
「すまないねぇ」
「どうしてこんなに少ないんだい?」
「すまないねぇ」
「このおいしさの秘訣はなんだい?」
「そりゃあ秘密さ」
お客さんたちは不思議に思いながらも毎日お店に通いました。


夫婦は毎晩、お店を閉めると車に乗り込み隣町の火葬場へ向かいます。
火葬場に着くと、そこで働く男にお金を渡し代わりに大きな荷物を受け取ります。
麻袋に入った重そうな荷物を車に詰め込んでお店に戻ると、夫婦はそれを二人がかりで厨房に運びました。

火葬場で買ったのは、飛び切りおいしいケーキの材料でした。
麻袋から取り出した白い食材に、パン屋の主人が包丁を入れます。

腕、足、首、腹、細切れになってゆく白い食材。
飛び切りおいしいケーキの材料は、幼い少年少女の死体でした。

⏰:08/05/08 13:42 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#341 [[パン屋とケーキ(1/3)]蜜月]
※閲覧注意※


素晴らしい包丁捌きで食材を切り分けると、次は奥さんの出番です。
目玉と舌と脳みそをミキサーにかけて、ドロドロになったところで抜いておいた血を混ぜ、さらにミキサーを回します。
肝臓や胃腸は挽き肉にして、茶色くカリカリになるまでフライパンで炒めます。味付けは、塩胡椒を少々。
心臓を薄くスライスすると、砂糖をまぶして小鍋で煮詰めました。
厨房には血の臭いと肉が焼ける香ばしい匂いが充満しています。

その間に主人はケーキの生地を作ります。
耳たぶやほっぺ、唇など体の中でも柔らかい部分を細かく刻んで生地に練り込みました。
両手と両足の爪を剥いでやすりで粉末状にすると、それも生地に練り込みました。
これをオーブンで焼けば、スポンジの完成です。

奥さんが焼けたスポンジを横半分に切って、間に心臓のスライスや内蔵の炒めものなんかをたくさん敷き詰めました。
次に不自然なほど真っ黒なドロドロ脳みそ入りチョコレートクリームを生地に塗りつけていきます。
ケーキを三つに切り分けて、最後に緑のミントをちょこんと乗せたら出来上がり。

夫婦は今日もケーキの出来栄えに満足しました。
ニコニコしながら残りの白い食材を焼いたり煮たりして平らげ、一日の仕事を終えました。


次の日、やはり開店と同時にケーキは売切れ。
一人の男が奥さんの耳元でヒソヒソ囁きました。
「オレが材料を調達するから、もっとたくさん作ってくれないか?」
「かまわないよ」
奥さんはニコニコと答えます。
男は「じゃあ夜中に」と言って店を飛び出してしまいました。

その夜、男は死体を二つ持ってきました。夫婦が火葬場で買ったのと合わせて三つ。
その夜の作業はとても大変でした。

⏰:08/05/08 13:45 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#342 [[パン屋とケーキ(1/3)]蜜月]
※閲覧注意※


けれど次の日、店頭には九つのケーキが並びました。
お客さんたちは大喜びです。
「明日も頼むよ」
「そりゃどうかな」
ケーキを買えたお客さんも買えなかったお客さんも、明日が楽しみで仕方ありません。

しかし町では子どもが次々と消えてしまう事件が起こっていました。
そう、夫婦に死体を渡した男は町の子どもたちを殺していたのです。
でも夫婦にはそんなこと関係ありません。
おいしいケーキが作れればそれで良かったのです。

そしてそれは町の大人たちも同じでした。
彼らも、おいしいケーキが食べられるならそれで良かったのです。

子どもが一人消え、ケーキが三つ増える。
子どもが二人消え、ケーキが六つ増える。

町の大人たちは気付いていました。
けれど毎日パン屋に通います。
ケーキのおいしさに夢中だったのです。


町の大人たちは昨日も今日も、きっと明日からも毎日、ケーキを買いにやってきます。
町に子どもが一人もいなくなってしまっても。

「もう無いのかい」
「すまないねぇ、また明日来ておくれ」
今日もケーキは売切れです。

飛び切りおいしいケーキ、あなたは食べてみたいと思いますか?

⏰:08/05/08 13:49 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#343 [蜜月◆oycAM.aIfI]
あぁ…全部(1/3)になっちゃった(´・ω・`)
久しぶり過ぎて忘れてましたw
>>341が(2/3)
>>342が(3/3)です

あと酉つけてませんが本人です(^ω^)
評価していただけると嬉しいです!

⏰:08/05/08 13:54 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#344 [我輩は匿名である]
内容と地の文のミスマッチがいいかんじ。
後、個人的な感想だとグロさが中途半端なことと最後の文の

飛び切りおいしいケーキ、あなたは食べてみたいと思いますか?

これはいらないんじゃないかな。

⏰:08/05/08 14:23 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#345 [蜜月◆oycAM.aIfI]
>>344さん

ありがとうございます!
そうですね…、グロいの好きな方には物足りないですよね(;´д`)
最後の終わり方も少し悩んだんです。ご意見聞けて良かったです!

またお願いします(´∀`)

⏰:08/05/08 14:40 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#346 [我輩は匿名である]
おかしいね。グロに耐性ないはずなのに。
それはともかく、私でよかったらいくらでも感想言うよ。

⏰:08/05/08 16:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#347 [蜜月◆oycAM.aIfI]
>>346さん

なかなか投稿出来ませんが是非お願いします(´∀`)

⏰:08/05/08 17:33 📱:SH903i 🆔:hl2laBBQ


#348 [◆vzApYZDoz6]
蜜月さん乙でーす

そろそろまとめに入るかな…

⏰:08/05/09 06:25 📱:P903i 🆔:BfoOQUWI


#349 [◆vzApYZDoz6]
まとめいきまーす

1-164までのまとめ
>>165-170
171-228までのまとめ
>>229-231
232-290までのまとめ
>>291-293

294から現在のまとめ↓
蜜月◆oycAM.aIfIさんの作品
ひとつの願い(3/3)
>>296-298
パン屋とケーキ(3/3)※閲覧注意
>>340-342

花蓮◆i9NT5SD3jQさんの作品
保守ネタ(1/1)
>>301
いつものヤツ(1/1)
>>323

⏰:08/05/10 00:18 📱:P903i 🆔:IvGEYiyI


#350 [◆vzApYZDoz6]
◆vzApYZDoz6の作品
アダ名で呼んでほしいシュール2(1/1)
>>305
「保守」(1/1)
>>325
度忘れではない(3/3)
>>326-328

あにさんの作品
ぬくもりを(3/3)
>>307-309

紫陽花さんの作品
守りたい奴(1/1)
>>312
元気玉(2/2)
>>330-331

⏰:08/05/10 00:18 📱:P903i 🆔:IvGEYiyI


#351 [◆vzApYZDoz6]
たいせーさんの作品
螺旋〜終わりなき戦い〜外伝(1/1)
>>313

東脂ヤ唐ウんの作品
君とコーヒー(3/3)
>>332-334


なお、タイトルのない作品は文中から抜粋してタイトルをつけました。

現在の作品数集計
1レス短編:33
2レス短編:35
3レス短編:36
総作品数:104

⏰:08/05/10 00:19 📱:P903i 🆔:IvGEYiyI


#352 [◆vzApYZDoz6]
現在のお題
@雨
Aあの頃の思い出
B電話
C卒業
D電車
Eささやかな幸せ
F手紙
G都会
H未来
Iアルバイト
J忘れられない
K空
L窓
M指輪
N怒り
O葬式

まとめ&作品数集計&現在のお題
>>349-352

⏰:08/05/10 00:20 📱:P903i 🆔:IvGEYiyI


#353 [◆vzApYZDoz6]
さてさて、保守ネタが多く見受けられますがw

総作品数が100を突破しました!

だからって飽きずに、どんどん投下してくれると嬉しいですw
つうかお題の存在忘れてたよ俺w
みんな、思い付かなければお題を使っていきましょー

そして、まだまだ参戦者待ってますよー!
なんか謙遜してる人が沢山いてらっしゃるくさいですが、とんでもない!w
むしろ過疎だから気にせずジャカスカ投下してくだしあw

おい、そこのロムラー!
作品を読んでいて沸いてきた創作意欲を、このスレにぶつけやがれ!w

⏰:08/05/10 00:27 📱:P903i 🆔:IvGEYiyI


#354 [紫陽花]
総作品数100突破おめでとうございます!!(・∀・)

これからもSSSを広めていきましょう!!ヽ(´ー`)ノ

⏰:08/05/10 07:44 📱:F905i 🆔:nOBm1ONU


#355 [東脂ヤ転
総作品100突破おめでとうございますッ♪♪

かなり保守的なネタしか持ってませんがww
また是非参加させて下さい(^O^)/

⏰:08/05/10 16:31 📱:W52P 🆔:r2MwaZYU


#356 [死神さんとおんなのこ【1/3】有]
とある世界のとある時代で、あるときたくさんの人がいっきに自殺をする時期がありました。ちょうどその頃は世界中が不安定で、未来に希望を見出せなくなってしまった人がたくさん自殺をしたのです。ある人は妻子を見捨てた夫、ある人は長年付き添った老夫婦、ある人は誕生日を翌日に控えた子供でした。

そんな人たちは死んだ後、生前の未練を晴らして成仏できるように、死神のところへ行って手ほどきを受ける必要がありました。死神たちには各々に「部屋」があって、一人の魂が成仏するまでその部屋に入れてはいけないという決まりがありました。その部屋は、いわば「相談室」のようなものでしたから。その部屋の中で、死神は魂の行く末を見張ったり、たまに愚痴を聞いたりします。

しかし、なにせあまりにも自殺者が多かったので、一人の仕事が増えて仕方がありませんでした。その死神も忙しいうちの一人でした。もともと仕事が好きでない上に、人間嫌いで面倒臭がりでした。隙があればすぐさぼろうとしました。そんな死神でしたので、ある女の子の担当になったことは、周りの死神たちからの「仕事しろ」というささやかな仕返しでもありました。

そう、その女の子は、とてもやっかいな人間だったのです。

⏰:08/05/10 21:31 📱:PC 🆔:gCO4Pifc


#357 [死神さんとおんなのこ【2/3】有]
「わたしは仕事が嫌いです。」
「うん。それで?」
「あなたには早く成仏してこの場所から去って欲しい」
「でもあたし後悔なんてないよ、死神さん」
「嘘を言いなさい。でなければこんなところに来たりしません。」
「ねーえ、それよりさっ。つまんないから死神さんのお仕事の話でも聞かせて。気になるんだ。」

女の子は、ハルという名前の明るい子でした。とても人生を悲観したりしなさそうな、元気な子です。ですから、周りの死神たちもなぜ彼女が自殺をしたりしたのか、分からなかったのです。ですが、仕事は増えるばかり。手をこまねいていたら詰まってしまいます。仕方なく預けたのがこの死神でした。しかし、どんな死神であろうと、厄介者は厄介者でした。

「仕事は、あなたたちのような面倒な人間を成仏させることです。」
「へえ。どうやって?」
「本人に、残した未練を思い出させるのです。しかしあなたは一向に思い出してはくれない」
「確かに何にも憶えてないねー」
「これだから面倒事は嫌いなんです。あなたが例外であれば強制消去できるというのに」
強制消去とは普通の自殺者でないとき…例えば犯罪者や手違いであった場合などに、死神が魂を強制的に消すことをいいます。
彼女は例外であるのか、それすらも分かりませんでした。

⏰:08/05/10 21:50 📱:PC 🆔:gCO4Pifc


#358 [有]
打ってたやつ全部消えました。まじで死にたいです

後日再投稿してもいいですか?

⏰:08/05/10 22:36 📱:PC 🆔:gCO4Pifc


#359 [◆vzApYZDoz6]
>>358
それ、分かります…
俺も現行の書き溜め12レス分を間違えて消してしまったときは携帯投げました、比喩じゃなくガチでw

全然いいですよ!
1度全部書いてからコピペして投下すれば、消えてしまう確率は下がると思いますよ

⏰:08/05/11 04:03 📱:P903i 🆔:Ihm.lYII


#360 [◆vzApYZDoz6]
あげまーす

⏰:08/05/16 00:47 📱:P903i 🆔:hRPlghPg


#361 [窓際の私(1/4)RIE]
「おはよう。」

あなたは今日も優しく私に微笑みかける。
お互い無口な私たちだけど、朝の挨拶は欠かしたことはないの。

あなたは今日も忙しそうに朝の支度をする。
私はそれをじっと見てる。
バタバタ歩き回るあなたが可愛くて、とても微笑ましいわ。

そしてあなたは私を置いて仕事へ出かけた。

今日も置いてかれちゃった。

でも待ってるわ。あなたが帰るまで。私はね、どこにも行かないから。

⏰:08/05/17 01:29 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#362 [窓際の私(2/4)RIE]
夜になってあなたが帰ってくると、やっぱり私はあなたのことが好きなんだなって実感するの。
体の細胞一つ一つが喜んで、あなたとの二人の生活がどんなに幸せなものか実感する。

いつまでもいつまでもあなたと一緒にいたいわ。

どちらかが先に死ぬまで、できれば私が先に死にたいわ。

「今日はちょっとくたびれてるね。」

あなたは心配そうに私に言った。

そして私の足元に注射を刺すの。

薬物が私の体に入っていくのが分かる。

私の体は単純な程に反応して、気分はハイになって、体は張りと潤いが増す。

⏰:08/05/17 01:31 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#363 [窓際の私(3/4)RIE]
でもね、できればこれあんまり使って欲しくないんだ。
自分でも押さえきれないほど、病的なほどに咲き狂ってしまうから。

この時だけはね、少し泣きたくなるの。
生命が縮まってしまう気がして。

先に死にたいと言ったけれど、できるだけあなたと長い時間一緒にいたいの。

けれどあなたはそんな私を見て、すごく優しい笑顔を作る。

「綺麗だよ。」

そう言って喜んでくれる。

だから私は、この葉も花も枯れて散るまでは、乱れ咲いていようと思うの。

⏰:08/05/17 01:33 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#364 [窓際の私(4/4)RIE]
きっと外の土のほうが、いつでも輝く太陽の下で、質素だけど長く咲いていられる。

だけどあなたと一緒にいたいから、私はこの部屋での短い一生を選んだ。

ハイになって無理やり花を輝かすのも、あなたが喜んでくれるから。


愛してるの。


この生命尽きるまで、私はあなたの美しい花でいる。


この生命尽きるまで、私はあなたのそばにいる。

⏰:08/05/17 01:36 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#365 [RIE]
気分転換にスペースお借りしました(´∀`)

ありがとうございました。

⏰:08/05/17 01:37 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#366 [RIE]
あっ!ルールやぶって4レスなってました(;_;)

すみません…(´Д`)

⏰:08/05/17 01:55 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#367 [我輩は匿名である]
次から気をつけりゃいいんじゃね?
それはともかく発想に脱帽した。想像力が貧困な私にとってはうらやましい。

後、「ハイ」って言葉だけ浮いてるように感じる。

⏰:08/05/17 15:46 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#368 [RIE]
>>367さん

ありがとうございます(;_;)

今読み返したら確かにハイは余計ですね^ロ^;4レス目のハイは邪魔ですね(笑)

ご指摘、アドバイスありがとうございますm(__)m

⏰:08/05/17 17:38 📱:N905i 🆔:WFx37q7U


#369 [◆vzApYZDoz6]
RIEさん乙でーす

まぁ量的には2レス分ぐらいだし別にいいかとw
次から気をつけていただければw

アドバイスしていいのなら、3レス目から前フリもなくいきなり『主人公=花』みたいな感じで描写されてるのが気になった…かな
せっかく一人称使ってるんだし、前2レスでそれっぽい(「私は花」的な)描写を入れておけば、もっとよくなったかと思います


>>367
▼発想力が貧困な私にとってはうらやましい
お前のような奴が創作意欲をぶちかますために
>>352ここにお題があるんだぜ…

⏰:08/05/18 01:18 📱:P903i 🆔:FtTRL0q2


#370 [◆vzApYZDoz6]
あとRIEさん、次もぜひ参加してくだされ!w
参加者が少ないのでw

⏰:08/05/18 01:19 📱:P903i 🆔:FtTRL0q2


#371 [朝海『スキ』(1/3)]
サラ「コウチャン〜おはよ」
私サラ高校3年生の普通の女の子!
現在同じクラスのコウチャンに恋してます
コウ「よぉ」
コウチャンはいつもと変わらずアタシに手をあげ返事をした
アタシの朝はこれがなきゃ始まらん!
どんな事でもいいから話したいもん

コウ「…ラ…」

   「…サ…」

    「…サラ…」

  「…サラ!!」

サラ「へッ!?」

私は自分の世界に入っていたところを現実に引き戻された
コウ「何ボォーッしてんだよ(呆;」

サラ「ごめん;どうしたの」
アタシはコウチャンをみた

コウ「今日の放課後学祭の準備すっからお前も手伝え!人足りねぇんだ」

サラ「暇だし全然いいよぉ」やったコウチャンからのお誘い(喜)

コウ「マジか!サンキュ」

アタシがウキウキしてるときコウは自分の席じゃなく友達のタケル君の元へ行く何か話始めていた
その内容でアタシはガックリ;
コウ「タケル〜サラが良いってよ!よかったな」

タケル「マジで!やった〜コウサンキュ〜」

タケル君がコウチャンにたのんだからだ;はぁ…
コウチャンの意思じゃあん

⏰:08/05/23 18:10 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#372 [朝海『スキ』(2/3)]
やっぱり片思い…
泣こうかな;絶対両想いなんかになれないよ…

そんなことを一日考えていて放課後を迎えた

サラ「はぁ;憂鬱」
すると
コウ「サラ〜いくぞ」

コウチャンはアタシの席にきた
サラ「はぁぃ」
まぁコウチャン一緒だからいいや!

コウ「ジャージに着替えたほうがいいかも!汚れる」
コウはアタシの制服をみた

サラ「だねぇ」

コウ「じゃぁ俺先体育館いってっから」

サラ「うん;わかったょ」

一緒にいきたかったのに
アタシは渋々着替え始めた
すると

ガラガラ〜

⏰:08/05/23 18:47 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#373 [朝海『スキ』(3/3)]
タケル「コウ〜いる〜?」
タケルが教室に入って着た
アタシは下着姿;
タケル「……」
サラ「……」
アタシとタケル君は10秒ほど見つめ合った;
そして
サラ「ぎあぁぁ〜!!!」
学校中に響き渡ったアタシの声;
するとちょうどコウも教室にきた
コウ「うっせぇ〜;どうし…」
アタシは恥ずかしさで上下下着のまましゃがんだ
タケル「サ…///」
タケルは顔が真赤っか;
するとコウはすぐに自分のセーターを脱ぎサラに近付きセーターごとアタシを抱き締めて見せないようにしてくれた
コウ「タケル教室出て」
コウはタケルをみた
タケル「///あッ-―おぅ//」
タケルは教室を出てどっかにいった
教室にサラとコウが残った
コウ「何してんだよサラ他の奴なんかに見せんな」
コウの腕に力が入った
サラ「えッ―-」
アタシ今顔真赤だよ;
コウ「もぅ無理!」
コウは急に大声で言った
サラ「え!?コ…コウチャン?;」
コウ「お前がスキなんだけど…」

⏰:08/05/23 19:00 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#374 [[とある無人島での話(1/3)]]
さて、どうしたものか……

俺が無人島に流れ着いてもう3回も太陽は東から上り西へ沈んだ。最初こそ、この状況を楽観視して大自然の中で見る夕日に感動していたが、さすがに3日も独りとなると夕日を見る余裕すらなくなっていた。


お腹が……空いたな。
少し山を登ったところにある岩場からチョロチョロと流れ出る湧き水をを見つけだしたことでのどの渇きはさほど問題ではなかった。

だがこの胃袋が血、肉を求める空腹感だけはどうしようもなかった。1日目に島全体を歩き回って食料を探してみたものの島に生息しているカラスのような鳥たちに全て啄まれ腐敗した果実しか見つけられず、魚を釣ろうと手製の釣り針を作ってみたがそう易々と魚は釣られてはくれなかった。


そして今、俺は最後の手段として浜辺の砂全体にメッセージを残すことにした。もしかしたら頭上を渡る飛行機やヘリコプターがこれを見てくれるかもしれないし、俺を捜してくれている人がこれを見つけるかもしれない。

⏰:08/05/23 21:20 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#375 [[とある無人島での話(2/3)]]
とても、とても小さな祈りだが俺はこの方法にすがるしかなかった。いや、もう俺は体力の限界で精神的にもこの方法を絞り出すことしかできなかった。


適当な丸太を拾って文字を書く。波にさらわれないように場所を考え、できるだけ大きな文字を砂浜いっぱいに書く。

誰か……気付いてくれ!!

太陽が4回東から上ったとき俺の願いは通じた。頭上からバリバリと機械音が聞こえる。最初は小さくて見えなかった物体は徐々にこちらに近づいてきてこの島の真上、俺が残したメッセージの真上に着陸した。

助けがきたのだ。

助かった……。

⏰:08/05/23 21:21 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#376 [[とある無人島での話(3/3)]]
精神的にも肉体的にも限界だった俺は頭上から降りてくるヘリコプターを見ながら自然と頬に一筋の涙が流れていた。

「やぁ、助けに来たぞ。大丈夫か?」

「あぁ……ありがとう。本当に助かったよ。それにしてもよくここが分かったな」

「探すの大変だったんだぞ。お前すごく後ろに流されてたんだから。でも……これのおかげで見つけられた」

そう言って地面を指差す。

「お前ぐらいだろ。こんなの書くやつ」


そう、俺が砂浜に残したメッセージとは


保守


この言葉が俺を救ってくれた。俺を暖かい外の世界へと助け出してくれたんだ。


---end---

⏰:08/05/23 21:22 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#377 [紫陽花]
上の投稿私です(・∀・)

保守ネタだったんですけど、もう上がってたんで無理やり、とあるネタにしましたWw

⏰:08/05/23 21:23 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#378 [朝海『指輪』(1/3)]
アタシ今高校三年生の乙葉(オトハ)
アタシが6才の時お隣りに住んでいた男の子瀬奈(セナ)君に恋をしました
毎日一緒に遊び
ずっと一緒にいる約束をしたけど瀬奈君は一週間後引っ越しをすることに…
そこでアタシと瀬奈君は二人で安い指輪を買いに行きました
瀬奈「この指輪は乙葉がもっててね」
瀬奈君はアタシにピンクのリングを渡した

乙葉「うん」
アタシはうれしくてもらった指輪を握り締めた

瀬奈「じゃぁこの指輪は僕が持ってるからね」

瀬奈は黒のリングを乙葉に見せた
色違いのリング
あれから12年瀬奈君とは一度もあってない
どうしてるかな―-
友達(カナ)「乙葉〜今日遊びいこぉ」

カナはアタシの席まできた

乙葉「彼氏サンは?」

カナ「タクヤは部活なんだって〜だから寂しいんだもん一人はさぁ;乙葉は彼氏なんでつくらないの?初恋の彼なんで絶対戻って来ないよ!その指輪もその〜瀬奈君だっけ?もらったの!あっちはそんなの無くしてるかもよ―-」
乙葉「カナ!アタシは瀬奈君しか考えらんないの!」

⏰:08/05/23 22:11 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#379 [朝海『指輪』(2/3)]
カナ「はぃはぃ;応援しますよぉ〜」
カナは溜め息をついた
そして放課後
アタシとカナは近くのファミレスに入った
乙葉「カナ〜カナの初恋ってどんな人だったの?」
カナ「アタシの初恋は幼稚園のタカシだったかなぁ〜やんちゃですごくすぎだったけど結局片思いのまま終了だよ;」
乙葉「そうなんだぁ〜」
そのとき
「ごらぁ―-てめぇら調子こくなよ表出ろよ」
奥の方からヤンキー集団がもめていた
カナ「こわぁ;乙葉もう出よ;」
カナはアタシを引っ張り足早に出た
アタシはヒールが引っ掛かり立ち止まるとヤンキー集団が後ろにいた
「てめぇら死にてぇの―-」
ボコッ
リーダー格の人が一人の男を殴った
男はアタシのもとに倒れこんだ
乙葉「うぁ;いったぁ―-」
アタシは膝を付いて倒れ込んだ
すると殴られた男は
「じゃまなんだよ―-」
乙葉「すいません;」
でもアナタのせいで立てません…

リーダー「関係ねぇ奴にあたってんじゃねぇよ」
ボコ…
「チッ」
男は逃げて行った
乙葉「はぁ」

⏰:08/05/23 22:29 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#380 [朝海『指輪』(3/3)]
リーダー「大丈夫?悪かったな」
リーダーがアタシを立たせてくれた
乙葉「ありがとぅ」
カナ「だ…大丈夫?」
乙葉「うん大丈夫;帰ろ」
カナ「そだね」
リーダー「ほんと悪かったなまきこんじ待って;」
乙葉「……」

アタシは彼の顔をみて何故か懐かしくなった
リーダー「…?」
すると
♪〜リーダーの携帯がなった
リーダー「あぁなんだよ;わかった」

ピッ-
携帯には見覚えのあるリングが…
乙葉「えッ―-瀬奈…君?」
アタシは彼の顔をみた
「なんで俺の名前―-」
アタシはピンクのリングを彼に見せた
「その指輪…乙葉か?」
瀬奈君はアタシをみた
乙葉「やっと…会えた…」
瀬奈「俺ずっとお前を探してた」

離れ離れだった指輪が再び一つになった

⏰:08/05/23 22:42 📱:V803T 🆔:esIcs3BE


#381 [◆vzApYZDoz6]
おお伸びとる伸びとるw

朝海さん、紫陽花さん乙っす

保守ネタでもなんでもいいんだぜ!

⏰:08/05/24 00:31 📱:P903i 🆔:NlRUikQM


#382 [とある歪んだ恋の話(1/3)紫陽花]




「いやぁぁぁあ!!!!」

彼女の悲痛な叫びが俺を狂わせる。切り裂いた柔らかく温かい皮膚から溢れ出す生々しい鮮血が俺の中の自制心をグチャグチャに引きずり回す。

もっと見たい
もっと見たい
もっと見たい
もっと鳴いてくれ

彼女は本当に綺麗だ。風になびく少し長い黒髪のツヤは黒曜石。彼女の瞳はどんな宝石にも勝る輝きを放ち、彼女の唇から零れ落ちる声はどんなクラシックよりも優雅で、どんな鳥のさえずりよりも軽やかだった。


だが、今ではどうだ!!その黒髪も瞳も声も全部俺が壊してやった!

ククク。
黒髪はライターで焼いてやった。顔も誰だか分からなくなるまで殴ってやった。瞳からは涙が流れ落ち、顔全体を見れば涎と涙と鼻水と血で前の彼女の面影などないグチャグチャなもへと変わり、最後にはあの麗しい声で俺に命乞いをした。

ゾクゾクするよ……。
もう、お前は俺の物。俺がこの手でお前の身体に痛みと傷という証拠を残してやったんだ。
もう、逃げられない。お前は俺というケージの中でもがき続ける哀れな小鳥。

⏰:08/05/29 22:22 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#383 [とある歪んだ恋の話(2/2)紫陽花]
……おまえが悪いんだ。

本当はこれからも隠れてずっと見てるだけで良かったんだ。たまにあなたの写真を撮ったり、あなたが使った物を拾ったり、そのたびに困った顔をするあなたが可愛くて、いじらしくて、愛しくて……。もっと知りたくて。



でも、お前は俺を拒絶した。



ウザイ・キモイ・シネ
あなたの口からそんな言葉が出てくるなんて知らなかったな。また一歩あなたに近づけた気がしたんだ。

けどね……口のききかたを知らない行儀の悪い子にはお仕置きをしなきゃ。


君は僕のもの。
その叫びで、その血で
その悲痛で苦痛にに歪んだ顔で俺を満たしておくれ。




---end---

⏰:08/05/29 22:23 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#384 [紫陽花]
>>382
ミスです
(1/3)→(1/2)です;;;

今回の作品はちょっとだけグロくしてみたんですけど、苦手な人がいたらすみません(/_・、)

⏰:08/05/29 22:26 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#385 [わたしの家1/3 林檎]
私は一軒家に住んでいる。
大きくはないけれど、なんだか落ち着けるところ。
家族みんな仲が良く、休日になればみんなでどこかに出掛ける。

そんな家族が大好きだ。

なのに、ある日目覚めると知らない家にいた。
大きなお屋敷で、知らない人たちだらけだった。

私は逃げようとした。
しかしすぐに捕まってしまった。

⏰:08/05/30 22:24 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#386 [わたしの家2/3 林檎]
そうか…
私、誘拐されたんだ…

暴れてみても相手はびくともしない。
しばらく泣き叫んでいたけれど、いつの間にか疲れて寝てしまった。

そして次の日から監禁生活が始まった。
ご飯も食べれるし自由に動き回れる。
しかし、これだけは何度も言われた。

「絶対に外に出ちゃ駄目だよ…」

⏰:08/05/30 22:35 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#387 [わたしの家3/3 林檎]
私は守った。
しかし監禁されて何日も経っていくうちに、とうとう我慢できなくなってしまった。
家族に会いたいという欲求に耐えられなかったのだ。

その夜
晩ご飯中にリビングを飛び出し、階段を駆け下りて全力で走った。
一枚の大きな扉目指して。

後ろからはドタドタと大きな足音と叫び声が付いてきている。
後ろを振り返らずひたすら走る。

玄関まであと少しのところで体が浮いた。
「もー、駄目でしょ。逃げたら。」

今日も駄目だった。
これで何度目だろうか…
今日もまた女の子に抱かれながら階段を上がる。
いつになったら私の家に帰れるのだろうか。

長い廊下に今日も
「ニャー」という虚しい鳴き声だけが響き渡る。

⏰:08/05/30 23:00 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#388 [林檎]
初投稿です(・∀・)
何か意味不明になりました

このスレ好きです
これからも機会があれば投稿していくんでよろしくお願いします!
.

⏰:08/05/30 23:04 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#389 [[デーブ。1/3]キノコ。]
『はぁ〜…』
またため息が出てしまった。
そのため息を見て後輩の真理が言った。
『どうしたんですか、紀(のり)さん?』
ため息の理由?そんな事はわかっていた。だけどそれを言ったらたぶん引かれて先輩・後輩の関係が崩れ仕事がやりにくくなるかも…それ以上にもしかしたら言いふらされて会社を追い出されるかも…などと得意な妄想を膨らましたあげく
『なんとなく…?』
などと考えた時間がもったいないくらいの中途半端な答えを出してしまった。
少しめんどくさそうな顔になった真理は仕事に戻った。



仕事が終わり、いつものようにレンタルショップに立ち寄る。店内の行き先が決まってると足取りも軽い。
『あっ、あった。』
DVDコーナーから取った作品は《ミート・ザ・○アレンツ2》大好きなハリウッド俳優《ベン・○ティラー》のものだ。私は最近彼にはまりすぎている。
仕事帰りにいつもDVDを借りて暇さえあれば彼とのloveを妄想している毎日。今日のため息も妄想の結果である。
『彼とどうやったら出会えるんだろう。』
『結婚してるし最初は不倫になるのは避けて通れない道ね〜。』
悩んだあげく答えも出ずため息だけが出た。

⏰:08/05/31 02:53 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#390 [[デーブ。2/3]キノコ。]
家につき郵便受けを開けると広告が入っていた。『駅前にジオ○オープン…ふ〜ん。』
部屋に入りビールを飲みながらその広告を見て考えた。
『いざベンに会った時、英語が喋れないと不便だ。共に生活をしていくうえでコミュニケーションも取れず文化の壁が乗り越えられない。』
沸々とわいたやる気と焦り。焦りはなぜもっと早く気づかなかったのかという焦り。ビールを一口飲み
『ベン・紀になるのかぁ〜。あれ、紀・ベン?○ティラー・紀?紀・○ティラー?アメリカってどっちが名字だっけ…。』
まぁ、どっちでもよかった。わからなかったらジオ○に聞こう。
ただ、《紀・ベン》だけは少し嫌だった。



翌週、私はジオ○の教室にいた。イケメン講師がいると受付の人に言われたのにまったく見当たらない。目の前にいるのはデーブ・○ペクター風な外国人講師だった。それでも私は必死に勉強した。その間に講師はデーブ・○ペクターからデーブ○久保風な日系アメリカ人に変わったが必死に勉強した。DVD鑑賞を週1に抑え、日課の妄想をお休み前の10分だけに我慢して必死に勉強した。そのかいあって半年後には結構ペラペラになっていた。
ただベン・○ティラーには会っていない。

⏰:08/05/31 02:56 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#391 [[デーブ。3/3]キノコ。]
週末の土曜日、今日はDVD鑑賞の日。いつも通り足取り軽くお目当てのところへ行く。
『あっ。あった。』
《ブラザー・○ッド》言わずと知れた《アナタガ、スキダカラー》のチャン・ド○ゴンのものだ。
『女ってすぐ心変わりするんだよねー。』
一人で喋りながらレジへ向かった。
『それに今秋だし。』
不思議そうにみる店員。


帰り道また気づく。
『次は韓国語かぁ〜。アニュハセヨかぁ。おばちゃん多そう。チャン・紀?ド○ゴン・紀?』
まぁ、どれにせよしっくりこない名前だと思った。

⏰:08/05/31 03:01 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#392 [キノコ。]
初投稿です
このスレ大好きですみなさんの作品とても面白く勉強になります
これからも面白い作品期待しています(>_<)


アタシの作品ゎクダグダ系なので軽く見ていただければ嬉しいデス笑。
またきまーす

⏰:08/05/31 03:04 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#393 [◆vzApYZDoz6]
>>388
>>392
参加者キターw
乙です、またジャカスカ来てくださいw

⏰:08/05/31 03:51 📱:P903i 🆔:mlOVWIRI


#394 [[定年。1/2]キノコ。]
妻『お父さん、本当に行くんですか?』
心配そうに妻は言う。
夫『あたりまえだろう。ここまできて引き下がれないだろうが。』



秋山米作。61歳。無事定年退職を迎え妻と二人年金生活と少しの蓄えで第2の人生を迎えた。
(息子二人を立派に育て決して裕福ではなかったが絵に描いたような幸せな家族だったと誇りに思う。)と妻は定年の日に感謝の言葉として言ってくれた。
それなりに仕事も大変だったが家族との時間も大切にした。それがこの結果だ。我が人生に悔いなし。



妻と二人の時間が始まり3ヶ月。最初の内は時間に縛られず自由にのんびり行こうと思ったが、長年の生活サイクルが出来ていて朝は5時に目覚め夜は8時に就寝。サラリーマン時代と何も変わらない生活。ただ変わったのは今まで仕事をしていた時間に何もする事がないという事だ。暇だ。暇だ。
趣味を見つけようにも飽きっぽい私には無理だろう。と始める前から諦めてしまう。
この先ぽっくり逝ってしまうその日まで何をして生きよう?と模索していると妻が一つの雑誌を手渡した。
妻『お隣の山田さんがこの雑誌で趣味を見つけたらしいわよ。今はウォーキングしながら絵を描いてるそうよ。』
夫『あの山田さんが…絵をねぇ〜。せっかちなのに描けるのかね。』
妻『人の心配してる場合?』

⏰:08/05/31 04:10 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#395 [◆vzApYZDoz6]
読んできたので、少し批評を…

>>385-387
文章は悪くないです
ただ、全体的によく分からないです…
描写が間接的すぎると言うか
最後のネコとか逃げる子を抱き上げた女の子とか、多分繋がりがあるんでしょうが、繋がりが分かるような文が無いので、なんのこっちゃ? になってしまいます
その辺を、直接的に繋がるような文章にして、読み手に伝わるようにするといいかもしれません
なんか難しいこと言ってすみませんw

>>389-391
こういう雰囲気の小説すごく好きw
自分でも書いてみたんですけど(かなり最初の方の『雪』とか『賭け』とかw)、なかなかユルい雰囲気が出せないですw
普通の小説なら人物名の○は避けるべきですが、こういう小説なら全然アリですね、雰囲気出ててw
行間をもう少し空けるのと、会話を「」←これにするように気をつければいいと思います

⏰:08/05/31 04:11 📱:P903i 🆔:mlOVWIRI


#396 [[定年。2/2]キノコ。]
妻に言われしぶしぶ雑誌を開いた。ウォーキングにサイクリングにヨガ…どれも体を動かす物ばかり。別にどれをやってみてもよかった。ただやったところで雑誌の思うつぼだと意固地になってしまった。人と同じ事をやってもつまらない。変わったことがやりたい。B型の私はすぐ道がずれてしまう。しかしやる気がだんだんと沸き上がってきたのは事実だ。そして私はその雑誌を参考に大胆な計画を立てた。計画は慎重に順調に進みとうとう決行の日がやってきた。



妻『お父さん、本当に行くんですか?』
夫『あたりまえだろう。ここまできて引き下がれないだろうが。この日の為に2ヶ月も時間を費やしたんだ。大丈夫だよ、心配するな。さぁ、幕を下ろしてくれ。』
そう言うと妻は家の中に入り二階に上りベランダに出た。そして準備しといた白い垂れ幕を下ろした。バサッーと綺麗に垂れ幕は下りた。



《秋山米作の自転車をかつぎながら日本一周の旅。in秋山家》



バサバサ〜。垂れ幕が少し風に揺れた。
夫『じゃ、行ってくるから。』
妻『…行ってらっしゃい。』
心配そうな顔のまま二階のベランダから手を振った。



『誰もやった事のない事に挑戦したかった…』と後に米作は病院で語った。



秋山米作。61歳。
ぽっくり逝ってしまうその日まで何かをやり遂げようと今も模索中。

⏰:08/05/31 04:12 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#397 [キノコ。]
アトバイスありがとうございます
ユルい感じが伝わって嬉しいです。
人物名最後まで悩んで○にしました
使っていいんですね安心しました。
アトバイスを参考にまたきまーす

⏰:08/05/31 04:19 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#398 [紫陽花]
ナ……ナナシさん!!
私の小説へのアドバイスは無しッスか?(つд`)

⏰:08/05/31 07:10 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#399 [林檎]
アドバイスありがとうございます
やっぱりわかりにくいですよね
読み手にわかるように書けるように頑張ります(・∀・)!

⏰:08/05/31 07:57 📱:D705i 🆔:k4UYfhuU


#400 [◆vzApYZDoz6]
>>394
>>396
なんかレスかぶってしまったorz
しかしなんというユルさ…ある意味すごいw
これぞSSSって感じw
下手にアドバイスなんてできやしねぇw

>>398
うえ?
……あっ、なんと…林檎さんの前に書いてますな
しかしボクは今からやることがいっぱいなんで家帰ってきてからで…w

⏰:08/05/31 15:02 📱:P903i 🆔:mlOVWIRI


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