真実のカツオ
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#412 [ゆー]
そう、マスオ兄さんが渡した写真には目の前にいる鮎谷が写っていたのだ。
‥でも、切札はこれだけじゃない。
:08/12/22 21:36
:W52S
:o9wwDtt2
#413 [ゆー]
俺は勝手に部長の家にズカズカ入った。
『あら?お客さん‥?』
部長の奥さんだな。
『あぁ、ちょっと社員のお子さんだ‥部屋に上がらすよ』
俺は挨拶をして部長の部屋に入った。
へー、広いじゃん。
:08/12/22 21:41
:W52S
:o9wwDtt2
#414 [ゆー]
『話ってなんだい?』
部長がお茶を出しながら聞く。
『‥単刀直入に言うよ、あんたさ‥人を脅してるよね?』
部長は眉をひそめた。
『話が見えんよ?カツオ君‥』
しらばくれんなよハゲデブ‥
:08/12/22 21:45
:W52S
:o9wwDtt2
#415 [ゆー]
『ネタは取れてんだよ、潮吹さんを自由にしてやってよ』
俺はマスオさんが手渡した写真を部長に見せた。
嫌がるあわびの胸をつかんでいる部長の写真をね‥
:08/12/22 21:47
:W52S
:o9wwDtt2
#416 [ゆー]
『お前‥これをどこで‥手に入れたんだ‥』
ワナワナと部長が震えている。
『あの人の為なら俺は体をはるよ』
『どこで手に入れたのかと聞いてるんだ!!』
『‥怒鳴ると奥さんに聞こえるぜ?(笑)』
怒り狂う部長とは裏腹に冷静な俺。
フフフ‥楽しいね(笑)
:08/12/22 21:52
:W52S
:o9wwDtt2
#417 [アニメ]
続き楽しみ

:08/12/22 21:55
:F705i
:9HRJZtN6
#418 [ゆー]
『俺が忍び込んで撮ったとでも考えてよ、言ったろ?あの人の為なら俺は体をはれるってさ』
『‥目的は何だ?潮吹くんの自由か?』
話が早く終わりそうだな。物分かりが悪いわけではなさそうだ。
『あぁ、アンタが会社を辞めるか、あわびを別の会社に転職さすかだ‥どっちも無理と言うなら俺がアンタをクビに持っていく事ぐらい可能だ』
:08/12/22 21:56
:W52S
:o9wwDtt2
#419 [ゆー]
『ふ‥これだからガキは困るんだよ、こんなたかだか1枚の写真が証拠になるとでも言うのか?
バカバカしい!ガキが首を突っ込むんじゃないよ』
部長はタバコに火をつけながら笑った。
ほほぅ‥余裕だな。
だけど、俺もそうそうバカな訳ないだろ?
言ったろ?切札があるって‥
:08/12/22 22:01
:W52S
:o9wwDtt2
#420 [ゆー]
『もう一度聞く、あわびを自由にさす気はないんだな?』
『ふ‥自由もクソもないわい、あいつはワシの奴隷かつ最高の機械さ‥みすみす逃してなるか』
‥最低なハゲデブには成敗を。
ハゲデブよ‥アーメン(笑)
:08/12/22 22:06
:W52S
:o9wwDtt2
#421 [ゆー]
『素直に聞けば命は免れたのにな?
これでも見て頭冷やせば?』
俺はカバンの中からとっておきの切札を出した。
部長は状況がまだ飲み込めないのか頭にはクエスチョンマークでいっぱいのようだ。
:08/12/22 22:08
:W52S
:o9wwDtt2
#422 [ゆー]
俺はデッキにそれを入れて少し早送りをして再生した。
ピ‥
“ブィィィィン‥”
:08/12/22 22:10
:W52S
:o9wwDtt2
#423 [ゆー]
『こ、これは‥』
部長の顔がみるみる青ざめてゆくのが分かる。
“あ、あぁー‥”
“ブィィィィ‥ン”
どうだい?俺の最高で最悪な切札は?
:08/12/22 22:12
:W52S
:o9wwDtt2
#424 [ゆー]
そう。俺はあの時ラブホテルで録音していたAVを部長に見せていた。
‥なぜかって?
『俺をただの小学生だと思うなよ』
部長がのりすけの後に出演していた電マのAV男優だったからさ。
:08/12/22 22:15
:W52S
:o9wwDtt2
#425 [我輩は匿名である]
頑張ってください

体調に気を付けて下さい

:08/12/22 22:17
:N701iECO
:nBTnLAHY
#426 [ゆー]
『俺も気付かなかったよ、デパートでアンタを見た時にピンとは来たけどAVのことなんて忘れてたからな、
まさかあんたが地元の一般男優だとは思わんかったよ』
俺は部長のタバコをとりあえげて灰皿に放りこんだ。
ジュ‥
:08/12/22 22:19
:W52S
:o9wwDtt2
#427 [ゆー]
『‥クソっ!』
部長が悔しさを拳に溜めてつぶやいた。
『‥アンタがあわびを自由にしてくれるなら‥この写真とビデオは捨ててやる。
‥ただし3日以内に行動に移せ!
さもないと、アンタの居場所がなくなるぜ?』
『分かった、妻と会社には黙っててくれ!3日以内に考えて行動するから‥!捨ててくれぇ‥』
弱々しい姿だね。
:08/12/22 22:25
:W52S
:o9wwDtt2
#428 [ゆー]
『3日後にまたここに来る‥
その時にビデオと写真を渡すからな、くれぐれも俺の期待を裏切んじゃねぇぞ』
俺は部長の家をバタン‥と出た。
:08/12/22 22:29
:W52S
:o9wwDtt2
#429 [ゆー]
一旦休憩
:08/12/22 22:30
:W52S
:o9wwDtt2
#430 [さあや]
一気に読みました

頑張ってください

:08/12/22 22:30
:SH906i
:mTR7G79Y
#431 [LUNA]
気になります|頑張ってください
:08/12/22 22:36
:W61T
:IdI49xdQ
#432 [」]
続き楽しみしてます
:08/12/23 15:25
:W42S
:tdVBn9zA
#433 [ゆー]
‥やべ!
あわびと約束の時間ちょっと過ぎちまった!
俺は慌てて喫茶店へと向かった。
‥ここからだと20分はかかる!
ヤバい‥
:08/12/23 21:38
:W52S
:4pTlqKIc
#434 [ゆー]
俺は夢中で走った。
『‥あれ?い―そ―の――‥』
花沢さんが叫んでたが、今は相手にできんのだよ。
早く行かなきゃ!
:08/12/23 21:40
:W52S
:4pTlqKIc
#435 [に]
∩・ω・∩
:08/12/23 23:46
:D904i
:mtQKaIZo
#436 [LUNA]
いつも見てます(^_^)v
:08/12/24 09:20
:W61T
:/cjjcyok
#437 [我輩は匿名である]
:08/12/24 11:37
:W51T
:qx3pFpGM
#438 [LUNA]
この、小説一番好き|
:08/12/24 21:23
:W61T
:/cjjcyok
#439 [ゆー]
ありがとう(^ω^)イ
更新しますケ
:08/12/25 12:53
:W52S
:nLVk0i1k
#440 [ゆー]
俺はやっとの思い出喫茶店に着いた。
‥走りすぎて苦しい。
俺はあたりを見回した。
:08/12/25 12:54
:W52S
:nLVk0i1k
#441 [ゆー]
いない‥
:08/12/25 12:56
:W52S
:nLVk0i1k
#442 [ゆー]
時計を見てみると約束の時間より1時間遅れていた。
‥やっべぇ怒って帰っちまったんだ。
どうしよう‥
:08/12/25 12:57
:W52S
:nLVk0i1k
#443 [ゆー]
俺はレジに向かい、店員さんに話しかけた。
『すいません、いつも俺と来ている‥って言ってもわからないかもしれませんが‥髪の毛が長くて小さい女の人‥いませんでした?』
絶対知らないだろな‥
俺はダメ元で聞いてみた。
:08/12/25 12:59
:W52S
:nLVk0i1k
#444 [ゆー]
『あぁ、お客さまと最近毎日来られていた方ですね?
今日は、お見えになってませんよ?』
‥なんだって?
:08/12/25 13:00
:W52S
:nLVk0i1k
#445 [ゆー]
どういうことだよ‥
最初から来てないってことかよ!
‥せっかく証拠も掴んでアンタを楽にできる時が来たのに‥
‥なんでいないんだよ
:08/12/25 13:01
:W52S
:nLVk0i1k
#446 [ゆー]
もしかして‥事故?
いや、悪い方向に考えちゃいけない。
とにかく、明日また来よう。
連絡が取れないんだ。
‥きっと何かの用があったのさ。
そうに決まってる。
:08/12/25 13:02
:W52S
:nLVk0i1k
#447 [ゆー]
俺はトボトボと家に帰って行った。
するとショーウィンドウから綺麗なネックレスを見つけた。
綺麗な雪の結晶に型どられた小さなネックレスだった。
そういえばもうX'masか‥
:08/12/25 13:04
:W52S
:nLVk0i1k
#448 [ゆー]
――――――――
――――――
――――
―――
―
家に帰って、俺は小さな袋を引き出しにしまった。
あの時、約束の日とX'mas‥がかぶっている事に気付いた俺は、あの人にネックレスを買ったんだ。
:08/12/25 13:07
:W52S
:nLVk0i1k
#449 [ゆー]
あと4日でX'mas‥
君と最高のX'masになればいいのにね‥
俺はフフッと笑いながら夕飯を口に含んだ。
:08/12/25 13:16
:W52S
:nLVk0i1k
#450 [ゆー]
『カツオ君』
やぁマスオ兄さん。
‥なんだよ(´・ω・`)
『カツオ君、例の件どうなったんだい?』
あぁ、鮎谷か‥
:08/12/25 13:23
:W52S
:nLVk0i1k
#451 [ゆー]
『まぁ、いい感じでうまく行ってるよ!
それよりマスオ兄さん‥あわびって会社来てる?』
『潮吹君かい?あぁ、来てるとも!どうしたんだい?』
‥やっぱり今日は用があったんだな。
『何でもない、俺フロ入ってくるね』
:08/12/25 13:25
:W52S
:nLVk0i1k
#452 [ゆー]
俺は服を脱いで湯船に飛び込んだ。
あっぢぃ!
姉さん湯加減てもんを知らんのか!!
:08/12/25 13:28
:W52S
:nLVk0i1k
#453 [ゆー]
風呂から上がり、冷たい廊下をペタペタと歩く。
『‥姉さん』
『何よ?カツオ』
姉さんは台所で立ちながらまんじゅうを食っていた。
‥だから太るんだよ。
:08/12/25 13:29
:W52S
:nLVk0i1k
#454 [ゆー]
んなこたどうでもいい。
『姉さん、湯加減考えろよな‥
あれじゃ誰も入れねぇよ』
『あらやだ!父さんがもうすぐ入るのに‥うめなきゃ!』
姉さんは慌ててお湯を調節しに行った。
‥ったく。
:08/12/25 13:32
:W52S
:nLVk0i1k
#455 [ゆー]
布団に入って俺はマンガを手にとった。
『‥お兄ちゃんたら寝ないの?』
『お前もたまにはマンガ読めば?』
俺はマンガに集中したいがためにワカメに別のマンガを手渡した。
‥渡すんじゃなかったぜ
:08/12/25 13:34
:W52S
:nLVk0i1k
#456 [ゆー]
『ギャハハハハ!アハ‥アハ!
グワッハハハハ!』
‥うるっせぇ。
ワカメは涙を流しながらマンガにハマった。
狂ったように笑い続ける。
はぁ‥
:08/12/25 13:36
:W52S
:nLVk0i1k
#457 [◆aoaFjDYQjM]
:08/12/25 15:54
:F704i
:043rD1Sk
#458 [LUNA]
あげまつ|
:08/12/25 17:16
:W61T
:HsLPBuDU
#459 [.]
楽しすぎます(´^ω^`)
:08/12/26 13:51
:F704i
:Aekxp1kc
#460 [我輩は匿名である]
:08/12/26 19:03
:D904i
:dZBlDwtE
#461 [ゆー]
‥明日になるのが怖い。
明日またあわびが来なかったらと考えると苦しくなる。
『ギャハハハハ!』
買oッ‥
:08/12/27 23:02
:W52S
:RU7KtlH6
#462 [ゆー]
俺はワカメから本を取り上げた。
『姉さんたちにバレるだろ!
さっさと寝な‥』
ワカメは、しぶしぶ布団にもぐった。
‥俺も寝よう。
おやすみ‥あわびさん
:08/12/27 23:04
:W52S
:RU7KtlH6
#463 [ゆー]
―――――――
―――――
――
―‥朝?どうやら俺は目覚めたようだ。
あと3日か‥
:08/12/27 23:06
:W52S
:RU7KtlH6
#464 [ゆー]
俺は学校へ行く準備をした。
いつもと変わらない朝‥
変わるのは‥俺の心境だけ。
今にも心臓が張り裂けそうなのを家族にバレないように必死で隠した。
‥夜になるのが怖い。
:08/12/27 23:09
:W52S
:RU7KtlH6
#465 [ゆー]
『行ってきます』
ガチャ‥
‥‥‥‥うわぁ!
:08/12/27 23:09
:W52S
:RU7KtlH6
#466 [ゆー]
『いーそーのー君!』
なな‥な‥
なんでおまえがいるんだYO!
花沢さんが、わざわざ家に迎えに来たようだ。
何の為にだよー‥
‥はぁ
:08/12/27 23:11
:W52S
:RU7KtlH6
#467 [快斗]
あげます。待ってます!
:08/12/31 15:42
:P903iX
:FBXYog.M
#468 [愛華羽◆Angel/H1aw]
上げ(*´ω`*)
続き待ってます(/ω`)
:09/01/01 12:31
:P906i
:☆☆☆
#469 [ゆー]
『だって磯野くん最強冷たいんだもん!迎えにきちゃった!
一緒に学校行こう!』
‥まぁいいけど。
今は一人になりたくないから‥
:09/01/02 22:36
:W52S
:6XjD9Q2Q
#470 [ゆー]
俺は花沢さんと並んで学校へ行った。
花沢さんは俺にマシンガンのように話しかけてくる。
俺はきっと上の空だろうと思う。
その時花沢さんが
『磯野くん、私のこと嫌い?』
:09/01/02 22:46
:W52S
:6XjD9Q2Q
#471 [ゆー]
『‥え?』
意外な質問だった。
でも俺はこんな質問は嫌いだ。
だっていちいち答える義理はないだろう?
答えたところでどうなるんだ?
:09/01/02 22:49
:W52S
:6XjD9Q2Q
#472 [ゆー]
『嫌いじゃないよ‥
何?いきなり‥』
『‥ほんと?ならいいのッ!』
花沢さんはゴメンねッと俺に謝ったかと思ったら、俺を置いて走って行った。
‥なんなのさ一体。
つか一緒に行くんじゃなかったのか?(笑)
:09/01/02 22:52
:W52S
:6XjD9Q2Q
#473 [ゆー]
‥しばらくして学校に着いた。
教室に入ると中島やカオリちゃんが話しかけてきた。
昨日のテレビの話やアイドルの話をしてきたが、俺は笑みを浮かべてうなずくしかできなかった。
:09/01/02 22:57
:W52S
:6XjD9Q2Q
#474 [ゆー]
しかし二人には俺が落ち込んでいるなんて気付かれたくなかった。
だってさ、心配かけたくないじゃんか。
:09/01/02 23:02
:W52S
:6XjD9Q2Q
#475 [我輩は匿名である]
:09/01/03 06:59
:SH904i
:OzfVltZg
#476 [urahanai]
:09/01/03 16:20
:SH904i
:gilRaplg
#477 [なっしー]
あげます(・ω・)
待ってますっ
:09/01/06 19:32
:P903iX
:wtuAdf6M
#478 [ゆ]
オモロ━
:09/01/09 03:14
:W42S
:n66KphM2
#479 [ゆ]
授業にも集中できないまま放課後がきた。
俺が帰る準備をしていると
『磯野くん!一緒に帰ろう』
‥また花沢さんか。
俺は有無を言わず無理矢理一緒に帰らされた。
別にいいけど‥
:09/01/09 18:21
:W52S
:xn7ktvCM
#480 [ゆー]
花沢さんはペチャクチャとうるさく話しかけてくる。
朝もこうだったよな‥
花沢さんにちょっとウンザリしてきた‥。
『磯野くん‥何悩んでるの?』
え‥?
:09/01/09 18:24
:W52S
:xn7ktvCM
#481 [ゆー]
『私‥分かるの!磯野くんが何かに苦しんでるの‥
私じゃ役に立つことできないかもだけど‥私じゃ力になれないのかな?』
‥花沢さんが悲しそうな顔で言った。
別に俺は苦しんでなんかない。
この感情は‥苦しみではない。
『俺が苦しんでるように見えるの?』
:09/01/09 18:27
:W52S
:xn7ktvCM
#482 [ゆー]
『えぇ‥苦しんでいると言うか‥考えてるよね?ずっと‥
ここ数日で磯野くんは変わった気がする』
中島やカオリちゃん‥家族にも気付かれなかったのに。
いつも付きまとううっとうしい花沢さんだけは俺の異変に気付いたんだ。
花沢さん‥
:09/01/09 18:30
:W52S
:xn7ktvCM
#483 [ゆー]
『ありがとう‥俺は今、守りたい人がいるんだ。
でも、俺はまだ小学生‥小学生なりにあの人を守りたいんだが、俺は自分の無力さに腹が立つんだ‥』
花沢さんは黙ってうなずいてくれた。
しばらくして花沢さんが口を開いた‥
『その人のことが好きなのね‥?』
:09/01/09 18:33
:W52S
:xn7ktvCM
#484 [ゆー]
『‥‥‥‥‥』
俺が黙ってしまったせいで花沢さんまで黙っちまった。
『でも‥あの人はきっと俺のことなんて考えてねぇよな』
先に口を開いたのは俺だった。
そして今までの経路を全て話した。
何でいきなり花沢さんに話す気になったんだろう‥
分からないが、コイツには聞いてもらいたかった。
:09/01/09 18:38
:W52S
:xn7ktvCM
#485 [ゆー]
俺は長い時間をかけて全て話し終わり花沢さんを見ると‥
花沢さんは泣いていた‥
:09/01/09 18:40
:W52S
:xn7ktvCM
#486 [ゆー]
『‥い、磯野くん‥グスン』
俺は驚いた。
何で泣いてんだ‥?
:09/01/09 18:41
:W52S
:xn7ktvCM
#487 [我輩は匿名である]
:09/01/10 03:49
:SH902iS
:tyjpPZnY
#488 [我輩は匿名である]
:09/01/17 09:11
:N701iECO
:FNQO4YoM
#489 [ゆー]
『私は‥応援するからッ!
磯野くんのこと好きだから‥力になりたいし、応援する‥
だから‥何で‥も言っ‥てね‥グスン』
花沢さんは言葉をつまらせながらも一生懸命、俺に伝えてくれていた。
なんとも言えない気分だ。
:09/01/17 10:53
:W52S
:N1tNW55w
#490 [ゆー]
ゴメンな‥花沢さん‥
心配してくれてたのに俺はアンタを邪険にしちまった。
俺は最低だな。
:09/01/17 10:54
:W52S
:N1tNW55w
#491 [ゆー]
俺は何も言わずに花沢さんを抱きしめた。
『ゴメンな‥俺はアンタの気持ちには答えることはできねぇけど、信頼してるから、うまく言えねぇけど‥何でも話すから‥
心配かけたな‥ゴメン』
花沢さんは俺の言葉を聞いてワンワン泣き出した。
でも‥
せめて鼻水かんでくれ‥(泣)
:09/01/17 10:57
:W52S
:N1tNW55w
#492 [ゆー]
俺は花沢さんを送って家へ帰った。
今日こそ会えるよな‥?
今日は早めに喫茶店へ行こう。
:09/01/17 10:58
:W52S
:N1tNW55w
#493 [ゆー]
―――――――
―――――
―――
――
――――――――行くか―‥
重い靴をはいた。
重い戸をガラガラと開けた。
重い足どりで喫茶店へ向かう。
頼むから居てくれ‥。
:09/01/17 11:00
:W52S
:N1tNW55w
#494 [ゆー]
カランカラン‥
喫茶店の扉を開けた。
約束の時間より30分は早い。
:09/01/17 11:02
:W52S
:N1tNW55w
#495 [ゆー]
何でこんな時って時間が過ぎるのが遅いんだろう‥
早いのは‥俺の鼓動ばかりだ。
こんなに不安になったのは久しぶりだな‥
:09/01/17 11:04
:W52S
:N1tNW55w
#496 [ゆー]
―――――約束の時間だ
:09/01/17 11:06
:W52S
:N1tNW55w
#497 [ゆー]
どのくらい待ったかな‥?
あれ?閉店‥?
んな訳ねぇだろ。
まだ30分ぐらいしか経ってねぇはずだ。
―‥しかし時計を見ると夜の11時だった。
あ―‥俺は、5時間以上待ってたことになるな‥
結局来なかったってか‥
:09/01/17 11:08
:W52S
:N1tNW55w
#498 [ゆー]
家に帰ると姉さんにすごく怒られた。
父さんとマスオさんは俺を探しに街へ行ったらしい。
しばらくして二人は帰ってきた。
父さんにすっげぇ怒鳴られたけど俺はずっと上の空だった。
そんな俺を見て母さんは俺の大好きな草餅をくれた。
甘いアンコの味がしみる‥
:09/01/17 11:11
:W52S
:N1tNW55w
#499 [ゆー]
夜が明けるとあと二日って訳か‥
明日、来ないだろうな‥
俺は‥どうすりゃいいんだよ‥
:09/01/17 11:13
:W52S
:N1tNW55w
#500 [ゆー]
そうだ!
明日はアイツのところに行こう。
鮎谷のところに‥
そしたら何か詳細が掴めるはずだ。
それから一応喫茶店に行って‥
まぁ明日考えよう。
おやすみ‥
―――――――――
――――――
:09/01/17 11:16
:W52S
:N1tNW55w
#501 [ゆー]
朝起きて、俺は学校へ行った。
さっさと授業終わらせて鮎谷んとこ行こう‥
あと二日しかないんだ‥
俺が助けなくちゃな‥
:09/01/17 11:18
:W52S
:N1tNW55w
#502 [ゆー]
―――――
―――
長い授業が終わった。
俺は速攻で鮎谷んとこに向かう。
マスオさんの情報によると、鮎谷は明日出張らしく、今日は昼過ぎに帰宅して書類の準備をしているらしい
――‥ピンポーン
:09/01/17 11:20
:W52S
:N1tNW55w
#503 [ゆー]
鮎谷の奥さんが出てきた。
『あらァ‥この間の‥』
『こんにちは!鮎谷部長に会いにきました!』
俺は愛想よく言った。
奥さんは、どうぞ?っと鮎谷の部屋へ案内してくれた。
:09/01/17 11:24
:W52S
:N1tNW55w
#504 [ゆー]
『鮎谷ぃ‥』
鮎谷はビクッと体を震わせて
『き、君はカツオくん‥!?
何の用だね!?
もう私は潮吹くんとは何も‥』
アタフタしすぎだろ‥
『分かってる‥あわび、会社来てる?』
鮎谷は、ん?っという顔を見せた。
『君‥潮吹くんから聞いてないのかい?』
―‥は?
何を‥?
:09/01/17 11:27
:W52S
:N1tNW55w
#505 [ゆー]
『潮吹くんが自分でカツオくんに伝えたいと言ったのになぁ‥』
何をだよ‥?
話が見えねえよ‥
『ブツブツ一人でしゃべってねぇで教えてくれよ‥』
『潮吹くん‥東京に転職するんだ、君が私が止めるか彼女を止めさすかという選択肢を出しただろう?
私は止める訳にはいかんから‥
潮吹くんを近くの東京に転職させたよ?
まぁ少し遠いが東京なら君も会えんことはないだろ?』
:09/01/17 11:36
:W52S
:N1tNW55w
#506 [ゆー]
何?
東京‥!?
確かに東京なら会おうと思えば会えるが‥
子供の行ける距離なのか‥?
『‥いつ行くんだ?』
『明後日じゃよ、二日後』
二日後!?
ふざけんなよ‥
俺に黙って行くつもりかよ‥
『あわびの住所教えてくれ!』
:09/01/17 11:38
:W52S
:N1tNW55w
#507 [ゆー]
俺がいきなり怒鳴ったからビックリしたのか、鮎谷は急いであわびの住所をメモしてくれた。
俺はそれを握ると、急いで走った。
この住所だと、ここからそう遠くはない。
俺はとにかく走った。
:09/01/17 11:39
:W52S
:N1tNW55w
#508 [ゆー]
―――――――
―――――
―――
‥ここか?
そこは小さなアパートだった。
あわびは、ここで一人で自分を守ってたんだな‥
俺は息をきらしながらインターフォンを押した。
:09/01/17 11:41
:W52S
:N1tNW55w
#509 [ゆー]
ドクン‥ドクン‥
『はあい‥』
‥ガチャ
:09/01/17 11:41
:W52S
:N1tNW55w
#510 [ゆー]
『‥カツオ‥くん』
『あわび‥』
‥やっと会えた。
:09/01/17 11:44
:W52S
:N1tNW55w
#511 [ゆー]
『何‥一人で行こうとしてんだよ‥
俺がアンタの為に‥アンタを自由にしたかったのは‥
アンタが‥あわびが好きだからなのに何で分かってくんねぇんだよ‥』
『カツオくん‥ありがとう‥ホントに‥
私‥わた‥し‥カツオくんのこと‥大好きよ‥
――――‥好きなの‥』
好き‥?
:09/01/17 11:46
:W52S
:N1tNW55w
#512 [ゆー]
『ホントに‥?』
俺は涙が溢れた‥
『ホント‥大好きなの‥』
あわび‥
俺は、あわびを抱きしめた。
やっと手に入ったよ‥
:09/01/17 11:48
:W52S
:N1tNW55w
#513 [我輩は匿名である]
:09/01/17 23:36
:N701iECO
:FNQO4YoM
#514 [ゆー]
『でも‥アナタはまだ11歳‥
私とは10歳以上離れてるわ‥
どんなに私がカツオくんを好きでも‥カツオくんの人生を考えると‥考えると‥だから私、アナタから離れたの‥ごめんなさい』
やっと分かったよ‥
君が喫茶店へ来なかった訳
そして‥夢で泣いていた訳‥
:09/01/18 05:44
:W52S
:yGhS3dZI
#515 [ゆー]
匿名さま
ありがとう(^ω^)イ
やっと完結に近づいてきているので見てやってくださいy
:09/01/18 05:45
:W52S
:yGhS3dZI
#516 [ゆー]
『ゴメン‥俺が小学生なばっかりに、あわびを追い詰めちまったな‥
でも一人で考えんなよ!
俺‥まだ11歳だけど、これからは‥あわびを守るよ‥
何もかも初めてだから不器用だし、不慣れだけどさ‥
あわびを‥一生守りたい‥
‥イヤか?』
あわびは首を横へ振り、
『イヤじゃない!カツオくんじゃなきゃヤダ!
‥好き!』
あわびは俺に力強く言った‥
やっと恋人になれたよ‥
俺は涙が溢れて止まらなかった。
ハハ‥格好わりぃ。
でも‥悪くないよな‥
:09/01/18 05:50
:W52S
:yGhS3dZI
#517 [ゆー]
‥あわびが東京行くまで、あと二日あるな。
‥よしッ!
『あわび!電話借りるぜ』
『え‥?う、うん‥?』
――――――
――――
『もしもし?母さん?
今日から二日間中島んちに泊まるわ!
‥え?大丈夫だって!
うん‥じゃあな』
俺は電話を切り、あわびを見た。
あわびはキョトンとして俺を見てる。
:09/01/18 05:53
:W52S
:yGhS3dZI
#518 [ゆー]
『あわび!今から二日間、泊めてくれ♪
一緒に新婚生活味わおうぜ!』
『―‥ホントに!?
わあーい♪カツオくん大好き♪』
可愛い奴‥
さて‥二日間楽しもう。
きっと‥一生忘れられない二日間となるだろう‥
:09/01/18 05:56
:W52S
:yGhS3dZI
#519 [ゆー]
『まずは‥ご飯食べよっか!
私が作るから、カツオくんは待っててね』
『いや、俺が転がりこんだんだから俺が作るよ!』
俺は、あわびのもとにかけより、そう答えた。
『ダメだよ!カツオくんに作りたいの!そしたら‥お嫁になった気分味わえるじゃん!』
‥目の前にあわびがいる。
俺より拳一つ分ほど小さいあわび‥
幸せだよ‥
:09/01/18 06:00
:W52S
:yGhS3dZI
#520 [ゆー]
俺はたまらなくなって、あわびにキスをした。
『じゃあ奥さん♪任せたよ』
『――――‥//』
あわびは真っ赤になっていたが何も気付いてないふりをしてやった。
でなきゃ俺の心臓がもたねぇよ。
:09/01/18 06:02
:W52S
:yGhS3dZI
#521 [ゆー]
30分ほど経っただろうか。
俺の目の前に旨そうなハンバーグやスープが並べられた。
『すっげー!♪食っていいの‥?』
『当たり前じゃない!一緒に食べよ♪』
俺たちは、いただきますと言って黙々と食べた。
二人で笑いあって食事するのって‥なんかいいよなって話しながら‥
:09/01/18 06:05
:W52S
:yGhS3dZI
#522 [糞ころがし◆M1/JYAltAQ]
:09/01/18 10:45
:SH01A
:pUh3OWfw
#523 [ゆー]
『ごちそうさま!』
俺は残さず全て食べた。
母さんの料理もうまいが、あわびもなかなかだ。
:09/01/24 16:29
:W52S
:BxP2/Yt6
#524 [我輩は匿名である]
:09/01/24 19:20
:L852i
:lF03UCs.
#525 [ゆう様]
:09/01/25 19:02
:D903i
:BVUoOPt6
#526 [ゆう様]
:09/01/25 19:24
:D903i
:BVUoOPt6
#527 [我輩は匿名である]
あげてみる
:09/01/29 17:43
:W42K
:n4aQ.lo2
#528 [我輩は匿名である]
あげます

:09/02/02 02:18
:P706imyu
:dM4VClY6
#529 [我輩は匿名である]
更新希望です
:09/02/03 11:36
:P904i
:X88p2owo
#530 [我輩は匿名である]
全部見ました
続きが早くみたぃ!
ガンバレー
:09/02/03 17:59
:F01A
:FilKuMTs
#531 [我輩は匿名である]
カツオーーー!!!
:09/02/04 17:35
:F01A
:o3jbPi8g
#532 [ゆー]
長い間すいませんホ
携帯の調子が悪かったりテストで更新できませんでしたホ
必ずかきます_
しばしお待ちを‥
:09/02/06 09:01
:W52S
:dVco.0W2
#533 [夢]
期待してます。
:09/02/06 15:16
:W61SA
:hYelDmsw
#534 [ピカチュ]
待ってますM
:09/02/06 18:15
:W61T
:yeIcw1hI
#535 [まな]
待ってま〜す~
:09/02/06 21:24
:W51S
:5XOA/tzQ
#536 [ゆー]
『洗い物するね♪』
あわびは食器を片付け出した。
『いいよ!俺がするし』
飯も作ってもらったのに片付けまでさせるわけにはいかんからな。
俺は立ち上がってあわびの手から食器を取った。
『あ‥』
:09/02/06 21:29
:W52S
:dVco.0W2
#537 [ゆー]
あわびは俺の顔を見た瞬間
カァーッと顔を紅色に染めた。
ドクン‥
俺の心臓が大きく脈打った。
その瞬間に俺は手に洗剤がついているのにも関わらず、あわびの腕を掴み、少し強引にキスをした。
『‥ん!』
:09/02/06 21:34
:W52S
:dVco.0W2
#538 [ゆー]
『‥カツオく‥!』
しばらくあわびの口内を弄び、口を離した。
あわびは苦しかったのか涙目になり肩で息をしている様子だ。
:09/02/06 21:37
:W52S
:dVco.0W2
#539 [我輩は匿名である]
はぃ、はぃそれで(・∀・)
:09/02/07 15:33
:F01A
:OLlvqkbQ
#540 [ゆ]
続き楽しみ
:09/02/10 00:44
:W42S
:JIHycahs
#541 [ゆー]
『‥はぁ!』
そこで俺はハッとした。
洗い物をしている時にあわびを掴み、強引にキスしたせいで
あわびのシャツは濡れて透けていた‥。
:09/02/14 06:00
:W52S
:qA38Je0I
#542 [ゆー]
やっべぇ‥
マヂかよ‥
俺は理性を抑えるのが限界だった‥。
が、無理だった。
なんせ今まで
手に入らなかった女が‥
‥俺の目の前で俺を好きだと想ってくれているうえにシャツは透けて下着が見えている状況。
‥無理だろ?
:09/02/14 06:04
:W52S
:qA38Je0I
#543 [ゆー]
俺はあわびを抱き抱え、歩いた。
『カツオく‥?どこ行くの?』
向かった先はもちろんバスルーム。
『ゴメンあわび、服に洗剤ついちゃったな‥』
俺はあわびの上半身に生温いシャワーをぶっかけた。
『きゃ‥!』
あわびの髪が少し濡れ、さっきよりも激しく濡れたせいでピンクの下着がまる見えだ。
うぉー‥やべぇ‥
:09/02/14 06:09
:W52S
:qA38Je0I
#544 [ゆー]
でも俺は頭の中とは裏腹に冷静を保った。
頭の中は、もはやウハウハ状態だぜ。
『カツオ君‥シャツ重いよぉ』
あぁ‥濡れた重みか‥
こりゃ好都合だな。
:09/02/14 06:11
:W52S
:qA38Je0I
#545 [ゆー]
俺は何も言わずにシャツのボタンをはずしていった。
プチ‥プチ‥プチ‥
何ともエロティックな光景だ。
シャツのボタンをはずすたびにあわびの胸が露となってくる。
ピンクの下着にまとわれた小ぶりで形のいい胸‥
たまんねぇぜ‥こりゃぁ‥
:09/02/14 06:14
:W52S
:qA38Je0I
#546 [ゆー]
俺は下着の上からあわびの胸をくわえるように舐めた。
胸から首へ、首から胸へと往復させた。
そのたびにあわびは体をピクッとさせていた。
可愛い‥
:09/02/14 06:18
:W52S
:qA38Je0I
#547 [ゆー]
俺はゆっくりあわびの下着を取ろうとした、が‥
ホックがわからねぇ!
なんぢゃあの仕組み!
やはり所詮俺は小学生なんか!
頭の中は雄叫びをあげていた。
俺はスッとあわびのシャツを全部脱がせてタオルをかけてやった。
:09/02/14 06:21
:W52S
:qA38Je0I
#548 [ゆー]
『続きは後でな♪』
俺はいかにも余裕たっぷりの笑顔を見せた。
あわびの顔はカァーっと赤く染まる。
‥ちっくしょぉ。
こんなに可愛いのに
抱けねぇなんてよぉ‥
いや、楽しみは後に取っておこう‥
初めてが風呂で強引にっつー訳にもいかん。
それにしても‥
柔らかかったなぁ‥イ
:09/02/14 06:25
:W52S
:qA38Je0I
#549 [ゆー]
‐あわびside‐
すっごくドキドキしちゃった‥
あのままだったら私‥エッチしちゃってたかも‥
カツオ君がやめてくれて良かったぁ‥
やっぱベッドでしたいもん‥
でも‥ほんと私、カツオ君のこと大好きみたい。
私‥きっと抱いてほしかったんだ‥
体がムズムズする‥
こんなの初めて。
:09/02/14 06:30
:W52S
:qA38Je0I
#550 [りとる]
:09/02/14 17:49
:SH903i
:ui6xBRfQ
#551 [りとる]
:09/02/14 17:50
:SH903i
:ui6xBRfQ
#552 [我輩は匿名である]
あげるょー!!!
:09/02/15 13:52
:F01A
:L1PfwNn.
#553 [わかめチャン]
かいて-
:09/02/15 23:00
:SH03A
:iBbC5DmM
#554 [我輩は匿名である]
書いてぇー
:09/02/19 10:13
:F01A
:elj.DQOE
#555 [我輩は匿名である]
放置?
:09/02/20 17:15
:W51H
:J0RQGlVs
#556 [我輩は匿名である]
待ってるおノノ´ω´ノノ
:09/02/21 08:56
:SH903i
:NBw6O85A
#557 [我輩は匿名である]
あげないと!!
主さん待ってるよん
てかまた体調崩してたら心配だ…
:09/02/21 19:08
:P905i
:☆☆☆
#558 [我輩は匿名である]
あげ


:09/02/25 01:52
:SO706i
:Lplj0tl2
#559 [我輩は匿名である]
おーい
:09/02/25 08:01
:P904i
:ozYZpl.c
#560 [我輩は匿名である]
かいてほし-よ

:09/02/25 09:32
:SH03A
:b8dlHW8k
#561 [我輩は匿名である]
なんでもいいからレスしてください
:09/02/25 22:47
:P904i
:ozYZpl.c
#562 [我輩は匿名である]
あーげ
:09/02/26 18:00
:SO706i
:RC/JGgOI
#563 [我輩は匿名である]
:09/02/28 17:31
:SH903iTV
:qjAwXhSI
#564 [◆KK1/GhBRzM]
あげ(´・ω・`)
:09/03/01 07:12
:F02A
:r8GTJ18U
#565 [さしぶ]
あげー
:09/03/01 23:26
:W51T
:utrbeZlw
#566 [ゆ]
すいません体調くずしてましたホ
みなさん声援ありがとうx
:09/03/02 09:57
:W52S
:h3SyI.SA
#567 [ゆー]
あわびがそんなこと考えているとも知らずに
俺は居間でテレビを見ながら下半身の欲望と戦っていた。
ちっくしょぉぉ!
エロ本もっと読んどくべきだったぜ‥
:09/03/02 09:58
:W52S
:h3SyI.SA
#568 [ゆー]
そんなこんな欲望と戦っているうちに夜の10時をすぎた。
『カツオくん‥』
『へ!?』
俺はあわびにすっとんきょな声を出してしまった。
『カツオ君‥お風呂‥』
あぁ、風呂入ってくるんか。
:09/03/02 10:00
:W52S
:h3SyI.SA
#569 [ゆー]
『カツオ君‥一緒に入ろう!』
は!?
あわびは真っ赤な顔をしてもじもじしている。
もちろん入りたいぜ!
‥ん?待てよ?
:09/03/02 10:01
:W52S
:h3SyI.SA
#570 [ゆー]
あわびは大人だからナイスバディな訳で俺は‥
いかにも小学生ですな体じゃねぇか!
しかも下の毛なんて生えてきたばかりだぢぇーい!
こんなもん見せれるかバカ!
でもあわびの裸見たい‥
湯気にくるまれたあわび‥
コーヒーじゃなく風呂の湯気‥
:09/03/02 10:04
:W52S
:h3SyI.SA
#571 [ゆー]
‥やっべぇ!
羞恥心を隠していざ!
お風呂にレッツゴー♪
‥なんて言えやしねぇよ。
『わりぃあわび!
この番組おもしろいんだ
先に入っててくれよ』
あわびは小さな声で『うん』と言って風呂へ行った。
‥はぁ。
:09/03/02 10:06
:W52S
:h3SyI.SA
#572 [ゆー]
しかし‥せっかくあわびが恥ずかしい思いをして誘ってくれたのに、それを断るのは‥やはり男がすたる。
俺は風呂場へ向かう。
シャアアァ‥
あわびがシャワー使ってんだな。
:09/03/02 10:08
:W52S
:h3SyI.SA
#573 [ゆー]
俺は腰に大きめのタオルを巻いて‥
ガチャ‥
『きゃあぁ!カツオく‥ん!』
はいはい(-д- )
お邪魔しますよん♪
:09/03/02 10:09
:W52S
:h3SyI.SA
#574 [ゆー]
『カツオくん!テレビ見たいんじゃないの?!』
『は?俺そんなん言った?テレビよかあわびが見たいんだけど?』
裸のあわびに手をのばし抱きよせる俺様。
すばらしく格好いいぜx
:09/03/02 10:10
:W52S
:h3SyI.SA
#575 [ゆー]
『や‥カツオくんだけタオル巻いて‥ずるい‥』
しょうがねぇだろ‥まだ見せれる代物じゃねぇんだ。
『なに?見たいの?』
『違っ‥!』
あわびは真っ赤。
見たいって言われなくて良かった‥
:09/03/02 10:13
:W52S
:h3SyI.SA
#576 [ゆー]
俺は湯船に浸かってあわびの観察を始めた。
やべぇぐらい綺麗な体‥
鼻血出そう‥
:09/03/02 10:14
:W52S
:h3SyI.SA
#577 [みな]
:09/03/03 16:08
:P905i
:☆☆☆
#578 [◆0Rxp.4Pyuc]
あげるよ

:09/03/04 02:16
:F02A
:Nf0mbDHk
#579 [我輩は匿名である]
あーげあげ
:09/03/08 22:52
:SO706i
:5IQV6Ra6
#580 [りんご]
大変面白いです
更新しないんですか?
:09/03/12 16:26
:N906i
:ztGkBZpo
#581 [さあさ☆]
:09/03/13 12:19
:SH903iTV
:☆☆☆
#582 [ゆー]
更新したいんだけど
受験でなかなかできないのホ
でも絶対完結さすからね!
ゴメンね‥
しばしお待ちを!
:09/03/18 04:49
:W52S
:YH8bpz3w
#583 [我輩は匿名である]
は〜いト待ってます~
:09/03/18 07:44
:W51S
:T1Q5FkjQ
#584 [我輩は匿名である]
受験終わりましたか?
更新待ってます
:09/04/02 10:48
:F02A
:iH3YCgow
#585 [でんき
]
:09/04/02 14:57
:SH905iTV
:dtXD87TU
#586 [きむ]
:09/04/02 22:46
:W54T
:eoNpip16
#587 [ゆー]
小学生の俺でも分かる。
これが欲情と言う物なのか‥
心臓はバクバク。
男ならではの物も
反応の仕方がハンパねぇ‥
『カツオく‥ん』
‥そんな猫みてぇな声で
俺様を呼ぶなよ‥イ
母さん、カツオは今宵
大人になります‥
:09/04/05 00:34
:W52S
:JoQ8Vq9I
#588 [ゆー]
俺はあわびにそっと唇を重ね、右手を胸に近付けた‥
『や‥ン』
『感じてんのかよ?』
‥なんて余裕ぶっこいてるけど
俺の心臓は破裂寸前。
それどころか手は震えてやがるんだよ!
あわびに気付かれないように少し荒く揉んだ。
:09/04/05 00:38
:W52S
:JoQ8Vq9I
#589 [ゆー]
しかし‥!
気付いた時には遅かった。
揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで揉んで‥
いつまで揉めばいいんだYO!
キスしながら揉みまくって‥
どのタイミングで下にたどり着きゃいいんだYO!
少年カツオは悩んだ‥
:09/04/05 00:41
:W52S
:JoQ8Vq9I
#590 [ゆー]
待てよ?
まだ遅くはない!
AVでノリスケがしてた真似をしてみよう‥
参考にやならんだろーが、しないよりマシだ。
『あわび‥アレ見せてよ』
:09/04/05 00:43
:W52S
:JoQ8Vq9I
#591 [ゆー]
『え‥?』
あわびが、すっとんきょな声を出して首をかしげた。
『ア‥レって‥?』
目を泳がしながら不安そうに俺を見つめるあわびに、俺は
『ここのことだけど?イ』
あわびの陰部に手を添えた。
『ん‥!』
:09/04/05 00:49
:W52S
:JoQ8Vq9I
#592 [ゆー]
『早くしねぇと続きできねぇじゃんかよ』
『ふ‥恥ずかしい‥よ』
しょーがねぇなあ‥
俺は立っているあわびの足の間にしゃがみ、あわびの陰部を楽しむことにした。
:09/04/05 00:52
:W52S
:JoQ8Vq9I
#593 [ゆー]
もちろん見るのも触るのも初めてだ。
いざ、快楽の世界へ‥
なんじゃこりゃ。
:09/04/05 00:52
:W52S
:JoQ8Vq9I
#594 [ゆー]
な‥なんだあの形!
なんかすげぇ‥すげぇ‥
人間て‥女ってすげぇよ!
俺は一人で脳内会議をしていた。
初めて開催された脳内会議は5分も持たず‥
気が付けばベッドの中だった。
:09/04/05 00:55
:W52S
:JoQ8Vq9I
#595 [ゆー]
は!?
俺‥なんでベッドに‥
まさかまた‥ヤれなかった‥?
『あ‥気が付いた?』
目の前にはバスローブ姿のあわびがいた。
『カツオくん、お風呂の熱気でのぼせちゃって倒れたのよ?
覚えてない?』
思い出したくもねぇよ!
正しくはのぼせたんじゃなくて興奮しすぎて頭に血がのぼったんだよ。
『ゴメンあわび‥』
『ううん、それより大丈夫?』
:09/04/05 01:00
:W52S
:JoQ8Vq9I
#596 [ゆー]
大丈夫な訳ねぇだろ‥(泣)
戦闘不能だよ!
あぁ‥俺ってばもぅ‥
本当に小学生なんだな(泣)
:09/04/05 20:20
:W52S
:JoQ8Vq9I
#597 [ゆー]
『ゴメンな?
何か‥つ、疲れが溜まったのかな?倒れちまうなんて‥ハハ』
俺は精一杯ごまかした。
緊張と興奮で倒れたなんて
恥ずかしくて言えなかった。
:09/04/05 20:25
:W52S
:JoQ8Vq9I
#598 [ゆー]
『ううん、私の心配なんかしないで‥
疲れたなら、一緒に寝ましょ』
あわびはベッドに移動しながら言った。
‥よし、次こそ
次こそは物にするぜ!
:09/04/05 20:27
:W52S
:JoQ8Vq9I
#599 [ゆー]
‥と意気込んだのもつかの間。
俺は極度の体の疲れと精神的な疲れで布団に入った瞬間に見事アウト。
夢の中であわびを犯し、朝起きると俺のブツは素晴らしくガンガン‥
‥いや、ただの朝立ちか。
何を朝から下ネタぶっぱなしてんだろうか(笑)
:09/04/05 20:31
:W52S
:JoQ8Vq9I
#600 [ゆー]
『あ!おはようカツオくん♪』
あわび、もう起きてんだ。
ちなみに今の時刻は8時。
『おはよう、あわび‥』
机にはクロワッサンと目玉焼き、ベーコンと定番だが美味しそうな朝飯が並んでいた。
俺は、いただきますと勢いよく食べた。
:09/04/05 20:34
:W52S
:JoQ8Vq9I
#601 [ゆー]
昨日の失敗はチャラだ。
今日はあわびと楽しく過ごしつつ、大人へと一歩を歩むぞ!
小学生というレッテルを今日こそはがすぜ!
『ごちそうさま、あわび‥今日はデートしよっか』
:09/04/05 20:38
:W52S
:JoQ8Vq9I
#602 [ゆー]
『本当!?どこに?』
ふふ‥まぁついてくればいい。
『とりあえず、繁華街行くか』
俺とあわびは、昼から繁華街へと行くことにした。
:09/04/05 20:41
:W52S
:JoQ8Vq9I
#603 [ゆー]
外はX'masシーズン。
雪だるまやサンタ達が街をにぎわす。
夜になればネオンで街はもっとにぎわうだろう。
俺はその夜を待っていた。
しかし‥!
んなすぐになるわけねーっての。
『カツオくん♪早く行こうよ♪』
:09/04/05 20:46
:W52S
:JoQ8Vq9I
#604 [ゆー]
俺たちは色んな店やカフェに行った。
あわびは子供のようにハシャギ、喜んだ。
その時のあわびの表情は今でも忘れられない。
それだけ大きな存在だったんだ。
『わあ‥カツオくん見て!
綺麗だよぉ!』
いつの間にか夜になっていた。
よっしゃ‥行動開始!
:09/04/05 20:52
:W52S
:JoQ8Vq9I
#605 [ゆー]
『あわび、あっち行こうぜ』
あわびは、うなずき付いてきた。
『ここ‥どこなの?』
俺はあわびを山奥に連れて行った。
辺りはもちろん真っ暗。
『カツオくん‥怖いよぉ』
心配すんな。
もうちょいだから待てや。
:09/04/05 21:06
:W52S
:JoQ8Vq9I
#606 [ゆー]
うし!着いた。
『あわび、こっち来てみろよ』
あわびは俺の所まで登ってきた
『うわぁぁ‥綺麗!』
そこは、この街が一面見える程の絶景スポット。
小さい時にこの場所を秘密基地にしていた俺が、初めて自分以外の人間を連れてきた。
あわびには見てほしかったんだよね。
:09/04/05 21:10
:W52S
:JoQ8Vq9I
#607 [ゆー]
『あ、あの星綺麗じゃね?』
俺は夜空を指さし、あわびに言った。
『え?どこ‥?』
『もっと左だよ』
『‥どの星のことよぉ?
‥あ!』
気付いてくれた?
『カツオくん‥』
『俺からのX'masプレゼントだよ』
:09/04/05 21:14
:W52S
:JoQ8Vq9I
#608 [ゆー]
『ここはさ‥俺の秘密の場所なんだよね、小さい時に俺だけの秘密基地にしてたんだ
ここはこの街で一番綺麗な景色が見れるし、星もよく見れるんだよね‥
お前にコレやる時は、絶対この場所でやりたかった』
そう。俺はあの時買った雪の結晶のようなネックレスを左側の木の枝に引っかけて置いたんだ。
:09/04/05 21:19
:W52S
:JoQ8Vq9I
#609 [ゆー]
『カツオくん‥』
その時、調度いいタイミングで雪が降ってきた。
『ありがと‥嬉し‥』
声を押し殺し泣くあわびをそっと抱きよせた。
『やっぱりお前は雪が似合う女だな、一生溶かさねぇよ』
:09/04/05 21:23
:W52S
:JoQ8Vq9I
#610 [ゆー]
あわびは小さく『バカだね』と笑い、俺の背中をグッと抱いた。
俺は、あわびにネックレスを付けてやった。
大事にしろよな‥
『‥よし、家帰るか!』
『うん!』
:09/04/05 21:26
:W52S
:JoQ8Vq9I
#611 [ゆー]
あわびの家に着き、俺たちはまず浴槽に風呂の湯を入れた。
山奥を歩きまわったせいで冬なのに汗がハンパなかった。
あわびは鏡の前で嬉しそうに俺のあげたネックレスを眺めている。
そんな姿がとてつもなく愛しい。
:09/04/05 21:28
:W52S
:JoQ8Vq9I
#612 [ゆー]
風呂の湯が入り、俺たちは仲良く風呂に入った。
何をするわけでもなく、今日の話やたわいもない話をして風呂の一時を楽しんだ。
:09/04/05 21:39
:W52S
:JoQ8Vq9I
#613 [ゆー]
俺は先に風呂から上がった。
もちろん前を見られないために。
風呂から上がり、オレンジジュースを速攻飲んだ。
喉かわいてたんだよ‥
:09/04/05 21:42
:W52S
:JoQ8Vq9I
#614 [ゆー]
『カツオくん‥』
あ?
あわびさん‥
それは反則だぜ‥
:09/04/05 21:45
:W52S
:JoQ8Vq9I
#615 [ゆー]
風呂上がりのあわびは顔が火照り、綺麗なピンクの頬なうえにタオル1枚‥
髪はほどよく濡れており、色っぽいの度をこえている。
風呂上がりマヂで萌えー!
俺の脳内は風呂上がりフィーバーとなっていた。
:09/04/05 21:47
:W52S
:JoQ8Vq9I
#616 [ゆー]
俺はあわびをベッドへと連れて行き、押し倒した。
『あわび誘ってんの?いくら俺が小学生だからってその格好は無防備すぎだぜ?』
『や‥そんなつもりじゃ‥』
『んじゃどーゆうつもりだよ』
俺はあわびのタオルをはぎとった。
ぐは‥マヂで綺麗だし‥
ヤベェ緊張する‥
:09/04/05 21:54
:W52S
:JoQ8Vq9I
#617 [ゆー]
俺は緊張して顔が真っ赤になってしまった。
『カツオくん‥?』
うわ、気付かれたかも‥
『ゴメン‥緊張するんだよ‥
好きな女が目の前で裸だぞ?
赤くもなるだろ‥』
言ったもたがな‥
恥ずかしい‥
所詮俺は小学生だしな‥
『‥嬉しい』
え?
:09/04/05 21:57
:W52S
:JoQ8Vq9I
#618 [ゆー]
『だって‥私だけが緊張してんのかと思ってた‥カツオくん余裕な顔してるし‥
そっか‥同じ気持ちだったんだね』
同じ気持ちか‥
:09/04/05 22:01
:W52S
:JoQ8Vq9I
#619 [ゆー]
あわび‥抱いていいですか?
:09/04/05 22:03
:W52S
:JoQ8Vq9I
#620 [ゆー]
あわびは小さく『はい』と頷いた。
そして俺たちは一つになった。
初めてでぎこちなかったと思うが‥幸せな一時だった。
:09/04/05 22:05
:W52S
:JoQ8Vq9I
#621 [ゆー]
行為が終わっても俺の興奮はおさまらなかった。
あわびは俺の腕の中にいる。
『‥明日だよね』
あわびが口を開いた。
:09/04/05 22:08
:W52S
:JoQ8Vq9I
#622 [ゆー]
『明日の朝には東京に向かうから‥でも時々戻ってくるし!電話もするから安心してね!』
あわびは不安そうな笑顔を見せた。
俺は黙って抱きしめて‥目を閉じた。
この時間が永遠に来ればいいのに‥
しかしそんなの無理な話だ。
誰にも時間を戻すことも止めることもできない。
だから前に進むしかない。
:09/04/05 22:12
:W52S
:JoQ8Vq9I
#623 [ゆー]
朝がこのまま来なければいいのに‥
そう考えると閉じたはずの目が自然と開き、涙が流れる。
あわびに気付かれないように静かに息を潜めて泣いた。
あわびの寝息が聞こえても俺は声を殺して泣いた。
:09/04/05 22:14
:W52S
:JoQ8Vq9I
#624 [ゆー]
できれば東京なんか行ってほしくない。このまま二人で暮らしたい。
でも小学生の‥11歳の俺には無力すぎる‥
俺は結局眠れなかった。
:09/04/05 22:17
:W52S
:JoQ8Vq9I
#625 [ゆー]
『‥あれ?カツオくん、いつから起きてたの?』
あわびが目覚めたようだ。
『ん?ちょっと前だよ』
俺は嘘をついた。
ずっとお前の寝顔見てたなんて恥ずかしいから言わない。
:09/04/05 22:20
:W52S
:JoQ8Vq9I
#626 [ゆー]
俺たちは朝食を食べ、荷物をまとめて東京行きのホームへ向かった。
まだ時間は30分ある。
『あわび‥話がある』
:09/04/05 22:22
:W52S
:JoQ8Vq9I
#627 [ゆー]
『俺は‥しばらく会えない』
:09/04/05 22:23
:W52S
:JoQ8Vq9I
#628 [ゆー]
『ど‥ゆこと?アタシが東京行くからなかなか会えないってことなら分かってるよ‥?』
違うんだよ‥あわび‥
『俺が大人になるまで‥あわびとは会わない‥』
:09/04/05 22:25
:W52S
:JoQ8Vq9I
#629 [ゆー]
『ちょ‥と待ってよ!そんな話聞いてないし‥大人になるまでって何年先か分かってんの!?
アタシ30歳こえてるんだよ‥?
そんなに我慢する必要‥ないじゃんか!』
泣くなよ‥
でも無理だ
:09/04/05 22:27
:W52S
:JoQ8Vq9I
#630 [ゆー]
『俺はまだ無力すぎた‥今のままだとお前に迷惑かけるだけだ、確かに会えないのは寂しい‥でもお前を完全に守れる歳じゃねんだよ‥
10年後‥俺が立派な大人になったら迎えに行く‥
東京に‥
それまでお前が待てるなら待ってほしい。
でも無理にとは言わない。
お前次第だよ‥』
:09/04/05 22:30
:W52S
:JoQ8Vq9I
#631 [ゆー]
『俺は‥お前を守りたいんだよ、今のままじゃ無理だ。
立派な大人になって、金稼いで‥あわびを養えるようになったら迎えに行くから‥その時は‥
その時は‥結婚してくれ』
俺なりの精一杯のプロポーズ‥
:09/04/05 22:32
:W52S
:JoQ8Vq9I
#632 [ゆー]
『小学生に恋したアタシへの神様からの試練って奴かな‥?』
あわびがクスクス笑いながら言う。
『‥アタシはカツオくんじゃなきゃヤダから‥東京で待ってる‥
絶対迎えに来てよね!』
当たり前だよ‥
俺の一生の女はお前だよ‥
あわび。
:09/04/05 22:35
:W52S
:JoQ8Vq9I
#633 [ゆー]
『電話ぐらいしてよね?』
『当たり前だろーが(笑)』
俺たちは人目も気にせずキスを交わした‥
あわびとの恋は深くて濃い恋愛だった‥
10年後必ず迎えに行くから。
あわび話東京へと旅立った。
:09/04/05 22:37
:W52S
:JoQ8Vq9I
#634 [ゆー]
↑
×あわび話東京へと旅立った
○あわびは東京へと旅立った
すいません
:09/04/05 22:38
:W52S
:JoQ8Vq9I
#635 [ゆー]
10年後‥
『もしもしカツオくん?本屋さん来たよ!オススメの本って何?』
『‥んとなぁー、3列目の右から5つ目の本見てみ!』
『‥え?この黒いカバーの本?
なにこれ題名ないじゃない‥
大人の女性に恋した一人の小学生がその女性と交わした一週間と10年の約束‥
これって‥』
:09/04/05 22:42
:W52S
:JoQ8Vq9I
#636 [ゆー]
その時‥後ろから優しく、大人びた声で聞こえた最愛の人の声‥
『迎えに来たよ、あわび‥
俺と結婚してくれ‥』
:09/04/05 22:44
:W52S
:JoQ8Vq9I
#637 [ゆー]
大人の女性と恋に落ちた
一人の小学生‥
その小学生は愛する女性の為に
いろいろな苦難を乗り越え、
一週間と10年後の約束を
見事に果たした。
やがては小説家となり
その本はベストセラーとなり、
その女性と生涯を共にした。
:09/04/05 22:49
:W52S
:JoQ8Vq9I
#638 [ゆー]
その本の最後のページには
題名が載ってある。
その本の名は‥
『真実のカツオ』
END
:09/04/05 22:50
:W52S
:JoQ8Vq9I
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