僕と君【BL】
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#169 [郁。]
二話「隠れた感情」
―‥ザワザワ。
朝から放課後まで賑わう学校。
:10/03/03 19:19
:F03B
:6jmzSgRM
#170 [郁。]
そう、やってきたのだ!
高校生活最後の文化祭である!
イベント好きな俺からすれば、テンション上がりまくり。
文化祭実行委員も引き受けたし、やる気満々。
旬も、組んでるバンドを披露するらしい。
遥希とは喧嘩もなく順調。
ただ、最近俺が忙しくて構ってあげれないから少し暇してるみたいだけど・・。
:10/03/03 19:19
:F03B
:6jmzSgRM
#171 [郁。]
俺らのクラスは話し合いで、メイド執事喫茶になった。
ありきたりだけど、盛り上がれば何でもいいや!
女子はもちろん、みんなメイド。
面白いからって男子からもメイド出そうって意見で・・今。
「旬と、歩はメイド決定な!」
:10/03/03 19:20
:F03B
:6jmzSgRM
#172 [郁。]
クラスメイトの一人が叫ぶ。
は!?
「ちょ、ちょっと待っ「そうだなー。」」
遥希が賛同している。
ちょっと待て!いくらなんでも、それはないだろ・・!
:10/03/03 19:21
:F03B
:6jmzSgRM
#173 [郁。]
「確かに!西野も高山も可愛いしねー!」
女子まで賛同し始める。
旬は面白いからいいじゃんと案外乗り気・・。
「・・そんなぁ・・・・。」
一人落ち込んでいると。
:10/03/03 19:22
:F03B
:6jmzSgRM
#174 [郁。]
「メイドさん、ご奉仕してくれるんだろ?」
「えっ///」
誰がするか!ばーか!
なんて、言えるわけないけど。笑
遥希になら・・いいかも、とか思ってしまった。
じょ、冗談だけど・・ッ!
:10/03/03 19:22
:F03B
:6jmzSgRM
#175 [郁。]
それから文化祭の準備は順調に進んでいった。
みんなのメイド服やら、執事服。
全部女子が寸法測って作ってくれたり。
男子は小道具、教室のセッティングを。
無事、何事もなく時間はあっという間に過ぎていった。
:10/03/03 19:23
:F03B
:6jmzSgRM
#176 [郁。]
―前日
5日間しかない準備期間だったけど、前日の夜にはなんとかセッティングまで終わった。
衣装も完成して、衣装合わせも終わった。
あとは、帰るだけ。
:10/03/03 19:25
:F03B
:6jmzSgRM
#177 [郁。]
教室に残っているのは、俺と・・遥希だけ。
最終調節は一人で出来ると皆には帰ってもらったんだけど・・。
遥希だけが、どうしてもきいてくれなかった。
「つっかれたー・・!」
「ん・・お疲れ・・。」
:10/03/03 19:26
:F03B
:6jmzSgRM
#178 [郁。]
「ごめ・・寝てた・・?」
机にうつぶせた遥希が、眠そうに顔をあげる。
「・・んー、ちゅーしてくれたら起きる。」
寝起きなのに、ワガママなのは変わんないなぁ・・。
:10/03/03 19:27
:F03B
:6jmzSgRM
#179 [郁。]
「・・ばか。」
―・・チュ。
軽く触れる程度のキスを落としてやる。
それだけ?と少し不機嫌そうに、しぶしぶ起き上がる遥希。
:10/03/03 19:27
:F03B
:6jmzSgRM
#180 [郁。]
駅までは二人きり。
人気もなくて、真っ暗。
外灯に虫が集まっている。
暗い夜道を二人で、手を繋いで歩く。
遥希は寝起きで、俺は疲れてて手だけが繋がれて無言のまま。
けど、気まずい沈黙なんかじゃなくて。
心地良い沈黙。空気で互いを感じてるような。
:10/03/03 19:28
:F03B
:6jmzSgRM
#181 [郁。]
「ね、あゆむ。」
沈黙を遥希が破る。
短く返事をすると思わぬ一言。
「キスしたい。」
え!?
:10/03/03 19:54
:F03B
:6jmzSgRM
#182 [郁。]
「え、や・・いきなりどうし・・っ///」
気がつくと壁に押しあてられ、目の前には遥希の真剣な顔。
心臓がはちきれそうになる。
ぎゅっと目を閉じると、優しく唇に温かいものが落ちてくる。
:10/03/03 19:55
:F03B
:6jmzSgRM
#183 [郁。]
「ふ・・ぅ、はる・・んっ・・。」
息継ぎの際に名前を呼ぶと、遥希の舌が浸入してくる。
巧みに絡められる舌に追いつかない。
けど、自然を舌は絡まりあった。
久しぶりな二人きりの時間に場所なんてどうでもよかった。
ただ遥希の唇だけをひたすら求めた。
:10/03/03 19:56
:F03B
:6jmzSgRM
#184 [郁。]
―当日
「や、できな‥はるき‥‥やだぁっ。」
「してあげる、こっちおいで。」
にじり寄る遥希。
後ずさりする俺。
:10/03/03 22:55
:F03B
:6jmzSgRM
#185 [郁。]
「や、やだっつってんだろー!!!」
おはようございます。
朝からメイド服着せられちゃってます。
「ちょ、西野かわいい!!」
‥みなさんからも大好評なようで。
:10/03/03 22:56
:F03B
:6jmzSgRM
#186 [郁。]
「あゆあゆ!俺、かわいい!」
旬が面白がって言う。
「ばかじゃない‥「きゃーっ!!!!」」
突然女子の歓喜。
うっ、うるさ‥。
目をやると執事姿の遥希。
え‥‥。
:10/03/03 22:57
:F03B
:6jmzSgRM
#187 [郁。]
うっ‥反則だ‥。
悔しいけど、かっこよすぎ‥。
思わず、見とれてしまう。
なんでこの人は、こんなに‥。
「ちょっと時間まで、このメイド借りるね。」
:10/03/05 01:39
:F03B
:qQe4U8DM
#188 [郁。]
身体が持ち上がる。
え‥っ?
遥希に抱えられる。
そのまま遥希は教室を出て行く。
ど、どこいくんだよ‥っ。
:10/03/05 01:40
:F03B
:qQe4U8DM
#189 [郁。]
―遥希side
「西野かわいー!」
それ、俺のなんだけど。
触るな。見るな。
「ちょっと時間まで、このメイド借りるね。」
:10/03/05 01:40
:F03B
:qQe4U8DM
#190 [郁。]
誰にも見せたくない。
歩を連れてきたのは教材室。
机に座らせると真っ赤になって慌てる。
可愛い、俺の歩。
「はるき‥始まっちゃうよ‥‥?」
誰にも見せたくない。
:10/03/05 01:41
:F03B
:qQe4U8DM
#191 [郁。]
楽しみにしてたから、監禁までしないけど。
歩の首に思い切り吸い付いて跡をつける。
だって俺のだから。
「んっ‥だ、だめ‥っ///」
それだけして離れてやると少し物足りなそうな顔してたけど。
あとで、ね。
:10/03/05 01:42
:F03B
:qQe4U8DM
#192 [郁。]
―歩side
教材室に連れてかれて‥。
え、えっち‥するのかと思った‥。
って、欲求不満なのか俺は‥。
確かに一週間くらいキスしかしてないけど‥。
もっと遥希が欲しい。
:10/03/05 01:45
:F03B
:qQe4U8DM
#193 [郁。]
それから唇を重ねた。
「歩、俺実は‥『みさかはるきーっ!!と、一緒にいる可愛いメイドさん!!即刻戻ってきやがれーっ!!!』」
全校に流れるアナウンス。
旬め‥っ。
「高山クスクス‥行こっか。」
「あっ、う‥うん‥!」
:10/03/05 01:46
:F03B
:qQe4U8DM
#194 [郁。]
―遥希side
また、言えなかった。
言ったら歩はどんな顔するかな。
泣くのかな‥。
後になるほど、泣かせてしまうのかな。
伝えないと。
:10/03/05 01:47
:F03B
:qQe4U8DM
#195 [郁。]
―歩side
―‥ザワザワ。
「お、おかえり‥なさい‥‥ま゛‥せっ。」
何やってるんだ俺!
メイド服着て、おかえりなさいませって‥。
おまけに、‥ねこみみって‥‥。
:10/03/05 01:48
:F03B
:qQe4U8DM
#196 [郁。]
―数分前
遥希と急いで戻るものの、間に合わなかった‥。
旬がにこにこ、嬉しそうにしている。
「あゆ、おっそい!!遅れた罰として、ねこみみ付けてね!!」
:10/03/05 01:49
:F03B
:qQe4U8DM
#197 [郁。]
「はぁっ!?」
メイド服にうさみみをつけた旬が言う。
まて!!なんで俺と旬だけなんだ!!
「みさかは、これ♪」
まさか、遥希もねこみ‥えっ?
:10/03/05 01:49
:F03B
:qQe4U8DM
#198 [郁。]
湧き上がる歓声。
「やだ!御坂イケてる!」
「眼鏡も似合うじゃん!」
‥やっぱりだ。
遥希は、かっこいい‥。
みんな触らないで。
遥希は俺のなのに‥。
:10/03/05 01:50
:F03B
:qQe4U8DM
#199 [郁。]
「えー?何、西野ってば御坂に嫉妬?」
女子たちにからかわれる。
否定するけど、それすら可愛いになる。
く、悔しい‥っ。
仕舞いには、遥希にまで馬鹿にされる。
:10/03/05 01:51
:F03B
:qQe4U8DM
#200 [郁。]
「歩、似合ってるよ。可愛い‥クスクス。」
なんだよなんだよっ。
自分はかっこいいから、女子にチヤホヤされてさ‥!
俺なんか‥。俺、なんか‥。
「遥希のばかっ!」
:10/03/05 01:52
:F03B
:qQe4U8DM
#201 [郁。]
――――――‥‥
で、こうなってるワケ。
遥希は女子の客にチヤホヤされまくり。
いやな顔ひとつしないし、嫉妬するよ‥。
そんなことをぼーっと考えていると時間はあっという間に過ぎていった。
:10/03/10 01:11
:F03B
:cK9aHKzo
#202 [郁。]
「ネコミミメイドくーん、眼鏡執事くーん休憩行ってらっしゃい!!」
ひとりの女子が伝えてくれる。
遥希と休憩一緒って‥!
嬉しい!遥希どこかなぁっ。
:10/03/10 01:11
:F03B
:cK9aHKzo
#203 [郁。]
教室を見渡すが遥希はいない。
仕方なく、賑わう廊下へと頭を覗かせる。
茶色いセミロングの頭に執事の服。
‥遥希だ!
「遥希ー!」
:10/03/10 01:12
:F03B
:cK9aHKzo
#204 [郁。]
名前を叫ぶものの周りの雑音にかき消され、声は届かない。
‥はぁ‥‥。
小走りで追いかけるものの、人混みをうまく避けられない。
これだから、小さいってやだ‥。
人混みに揉まれていると腕を引っ張られる。
は、遥希‥っ?
期待して顔を上げるが先に見えるのは遥希ではなかった。
「クス‥大丈夫?」
:10/03/10 01:13
:F03B
:cK9aHKzo
#205 [郁。]
「‥佐倉さん‥!」
「あ、彼‥御坂くんだっけ。グラウンドのほう行ったよ。コスプレ大会にでもエントリーするんじゃない?」
‥コスプレ?
:10/03/10 01:14
:F03B
:cK9aHKzo
#206 [郁。]
窓から見えるグラウンドに目をやると大きなステージが見えた。
準備中なのか、始まっているのかはわからないけど‥すごい人集かり。
「今年から生徒会が始めた出し物でさ、仮装して人気というか‥ウケのよさを競うんだ。景品も用意してあって、予想外に人集まっちゃったんだ。」
:10/03/10 01:15
:F03B
:cK9aHKzo
#207 [郁。]
苦笑いしつつも佐倉さんが教えてくれる。
でも、遥希が仮装って‥。
「御坂くん執事だし、今のとこ3-5売上トップだからエントリーしたんじゃない?歩くんも、してみたらどうかなぁクス。」
:10/03/10 01:16
:F03B
:cK9aHKzo
#208 [郁。]
どうりでクラスは大繁盛なわけか‥。
「でも俺、コスプレとかって‥。」
遥希には、それなりのルックスがあるけど俺どちらかと言えば女顔だし‥。
:10/03/10 01:19
:F03B
:cK9aHKzo
#209 [郁。]
「メイドでいいじゃん。」
え?
「エントリーしといてあげるよ。あ、仮装は50分からだから遅れないでね。」
:10/03/10 01:20
:F03B
:cK9aHKzo
#210 [郁。]
佐倉さん!?
時計に目をやると14時39分。
あと10分しかないじゃん‥!
あたふたしているうちに時間は過ぎて行く。
とりあえずグラウンドまで出てみることにした。
:10/03/10 01:22
:F03B
:cK9aHKzo
#211 [郁。]
周りには、色んなコスプレをした人や制服のままの観客。
俺‥やっぱ無理‥!
佐倉さんを捜すが、この人混みじゃ見付からない。
もー‥。
「えっ!?」
:10/03/10 02:42
:F03B
:cK9aHKzo
#212 [郁。]
いきなり、ぐっと腕を掴まれる。
先に目をやると愛しいひと。
「‥っ歩、何してんの‥。危ないよ。」
遥希なんで息きれ‥。
:10/03/10 02:42
:F03B
:cK9aHKzo
#213 [郁。]
『さぁ!コスプレ大会始まりますよー!参加者はステージ脇に集まってくださいね!観客の皆さまは、声援拍手お願いします!』
さっきよりもざわつくグラウンド。
遥希の声も聞き取れない。
:10/03/10 02:43
:F03B
:cK9aHKzo
#214 [郁。]
「あ‥む、‥‥っち。」
遥希に腕を引っ張られる。
少し歩いてついた先、ステージの脇。
まさかほんとに‥。
遥希が耳元で口を開く。
「一位とったら、好きな人と写真撮ってくれるんだって。」
:10/03/10 02:44
:F03B
:cK9aHKzo
#215 [郁。]
え‥?
「‥思い出づくりしよ。」
「‥っは、はる『エントリーナンバー13、御坂くん。ステージまで。』」
:10/03/10 02:45
:F03B
:cK9aHKzo
#216 [郁。]
ステージ横の司会者がマイクを通す。
「‥見てて。」
そう言い残してステージに上がる遥希。
なんだか、背中が遠い気がした。
一瞬で湧き上がる歓声が聞こえる。
ステージに堂々とたつ遥希は、別人みたいで。
あ‥今までが別人だったのかな。
そこまで考えて考えるのをやめた。
:10/03/10 02:47
:F03B
:cK9aHKzo
#217 [郁。]
『ありがとうございましたー!続いてエントリーナンバー―‥‥。』
近付いてくるきみ。
あぁ‥俺、本当にこの人が好きだ。
「ただいま。」
その優しい笑顔を向けるのは、きっと俺だけ。
:10/03/10 02:47
:F03B
:cK9aHKzo
#218 [郁。]
「おかえりなさいっ。」
『エントリーナンバー16、西野くんステージまでー。』
司会者に名前を呼ばれて我に戻る。
‥そうだった。
:10/03/10 02:49
:F03B
:cK9aHKzo
#219 [郁。]
遥希も驚いてるみたいだった。
が、司会者のとこまで行って戻ってくる。
‥片手には、ウィッグ。
‥‥ま、まさか。
「これ被って、ねこみみな。」
:10/03/10 02:50
:F03B
:cK9aHKzo
#220 [郁。]
‥!?
どこの変態だよっ!
仕方なく被ってステージに上がる。
遥希に負けないほどの歓声が湧き上がった。
どれも、かわいいだとかばっかりだったけど‥。
:10/03/10 02:51
:F03B
:cK9aHKzo
#221 [郁。]
『えーと!どうしてエントリーされましたか!』
は!?
マイクを向けられる。
一瞬悩んだけど、遥希と同じでありたい。
「す、好きな‥ひとと‥‥写真、撮りたくて‥。」
:10/03/10 02:52
:F03B
:cK9aHKzo
#222 [郁。]
多分、俺今真っ赤だ。
俯くと、更に沸き起こる歓声。
司会者が突っ込みをいれてたけど、頭には入らなかった。
そうして出番はあっという間に終わった。
ステージ脇に戻ると遥希がぎゅっと抱きしめる。
:10/03/10 02:52
:F03B
:cK9aHKzo
#223 [郁。]
ちょっ!みんない‥
「大丈夫。みんな女だと思ってる。」
そういう問題じゃ‥って、えぇ!?
あたふたしてみるものの、全く無意味。
どうしようと考えていると、司会者の声が耳に入る。
:10/03/10 02:53
:F03B
:cK9aHKzo
#224 [郁。]
『集計の結果、男子の部エントリーナンバー13、女子の部エントリーナンバー16が優勝ですっ!二人はステージまでどうぞ!』
ほら、と言わんばかりに遥希は満足気。
腕をひかれステージへと上がる。
聞き慣れた歓声。
:10/03/10 02:54
:F03B
:cK9aHKzo
#225 [郁。]
『では!みなさん、覚えましたかー?この二人を捕まえてくださいね!制限時間は40分!二人は衣装変更禁止です!10分待ちますので逃げてくださいねー!フライングは禁止です。スタート!』
はっ!?い、意味わかんねぇよ!
遥希も理解出来てない様子。
:10/03/10 02:54
:F03B
:cK9aHKzo
#226 [郁。]
でも、この場からはやく逃げなきゃいけないのは理解した‥。
:10/03/10 02:55
:F03B
:cK9aHKzo
#227 [我輩は匿名である]
:10/03/11 14:27
:N08A3
:ogctrW9o
#228 [郁。]
:10/03/14 14:48
:F03B
:wESpChXY
#229 [郁。]
――――‥
「‥はぁっはぁ‥‥。」
どれくらい走ったんだ‥。
闇雲に走って、息は切れるし‥遥希とははぐれるし‥。
携帯もないしどうしよ‥。
:10/03/14 20:36
:F03B
:wESpChXY
#230 [郁。]
人気のない廊下を歩く。
校長室、生徒会室、会議室が並ぶ棟。
人がいるはずない。
これで一息つけ‥
「‥っあ。」
:10/03/14 20:36
:F03B
:wESpChXY
#231 [郁。]
―遥希side
マジなんなんだよ‥。
あんなルールあったか?
受付のときには、なかったはず‥。
歩も連れてたはずが、はぐれちまうし。
‥心配だ。
:10/03/14 20:37
:F03B
:wESpChXY
#232 [郁。]
どこにいるんだよ‥。
「みさかくうううんっ!!!!」
え。
「みーつけたぁぁ!!///」
まさか。
:10/03/14 20:38
:F03B
:wESpChXY
#233 [郁。]
「っやべ。」
とにかく逃げることしか出来ないで歩を捜せるはずがなかった。
:10/03/14 20:39
:F03B
:wESpChXY
#234 [郁。]
―歩side
「‥っ、な‥なんで佐倉さんがここに‥。」
「なんでって、ここは生徒会室だよ?生徒会長の僕がいて何かおかしい?クス。」
‥っじゃなくて。
いきなり腕掴まれて‥腕縛られて‥なんだこれ‥。
:10/03/14 20:40
:F03B
:wESpChXY
#235 [郁。]
「歩くん、驚いた?」
「あ、あの‥ほどい「好きだよ。」」
え?
:10/03/14 20:40
:F03B
:wESpChXY
#236 [我輩は匿名である]
:10/03/21 05:30
:S001
:OrP/EaOI
#237 [みさと]
:10/03/21 21:48
:N08A3
:P4r8ymUo
#238 [郁。]
------------------------
著名さま
安価ありがとうございます!!(*´`*)
------------------------
:10/03/23 10:19
:F03B
:sgvFp3aY
#239 [郁。]
------------------------
みさとさま
あげありがとうございます!!
旅行に行ってた為、かなり放置してました、すみません。
今日からまた更新再開します!!
------------------------
:10/03/23 10:21
:F03B
:sgvFp3aY
#240 [郁。]
「ねぇ、御坂やめて‥僕にしてよ。」
この人何言ってるんだ‥。
「ね、歩くん‥。」
:10/03/23 10:22
:F03B
:sgvFp3aY
#241 [郁。]
:10/03/23 10:23
:F03B
:sgvFp3aY
#242 [郁。]
「かわいい‥。」
「や、っめろ‥はなして‥っ。」
佐倉さんの手が俺に伸びる。
伸ばされた手は俺の太ももを撫で回す。
「っやだ!やめて‥っ!」
:10/03/23 10:24
:F03B
:sgvFp3aY
#243 [郁。]
遥希以外に、
「それ、そそる。」
触られたくない。
「‥や、めて。」
:10/03/23 10:55
:F03B
:sgvFp3aY
#244 [郁。]
ソファに腕を拘束された俺を見て怪しげな笑みを浮かべる佐倉さん。
―‥助けて。
「‥誰のこと、考えてるの?」
―‥やだ、怖い。
:10/03/23 10:56
:F03B
:sgvFp3aY
#245 [郁。]
自然と零れる涙。
布越しに佐倉さんが俺の中心を触る。
「う‥ぁ‥‥っめて‥。」
―‥気持ち悪い。
:10/03/24 17:30
:F03B
:TLLzaKhI
#246 [郁。]
「何で?感じてるじゃん。」
「っさ‥くらさ‥‥あっ‥!?」
温かい感触を感じて足下に目をむける。
俺の自身を口に含む佐倉さん。
無意識のうちに反りあがってしまう俺の中心。
:10/03/24 17:31
:F03B
:TLLzaKhI
#247 [郁。]
こんなの、嫌なのに‥。
どうして‥?
「クスクス‥もう、こんなになって‥。」
「っち、が‥あっ‥や、ン‥っ。」
―‥変、だ。
:10/03/24 17:32
:F03B
:TLLzaKhI
#248 [郁。]
おかしいよ‥。
気持ち悪いのに‥気持ち悪いのに‥‥。
なんで、感じてるの‥?
いつもより熱い‥へん‥‥。
頭が熱でぼーっとする。
―‥‥もっと。
:10/03/24 17:33
:F03B
:TLLzaKhI
#249 [郁。]
「うっ‥あン‥‥もっ、と‥‥はっあ‥ッ。」
俺、何言って‥。
「クス‥効いてるね。気持ちいい‥?」
蕾に佐倉さんの細い指がするりと入る。
いいとこを的確に突かれる。
:10/03/24 17:34
:F03B
:TLLzaKhI
#250 [郁。]
―‥足りない。
「んぁっ‥も、っれ‥‥はッぁ、いれ‥て‥、はる‥‥きっ。」
「だめだよ。」
:10/03/24 17:35
:F03B
:TLLzaKhI
#251 [郁。]
―遥希side
はぁはぁっ‥しつこすぎるだろ‥っ。
というか、ここ‥どこなんだよ。
学祭の割にすごい静か‥。
―‥て‥、はる‥‥きっ。
歩‥?
:10/03/24 17:39
:F03B
:TLLzaKhI
#252 [郁。]
立ち止まった生徒会室前。
扉の向こうからは確かに歩と誰かの声。
「っあゆむ!?ここにいるのか!?」
―‥ガタガタッ。
‥開かない。
「御坂くん?」
扉の向こうからは聞き慣れない声。
:10/03/24 17:40
:F03B
:TLLzaKhI
#253 [郁。]
「‥お前、誰だよ。歩はそこにいんだろ?」
「クスクス‥いるよ。」
次の瞬間俺は自分の耳を疑った。
『‥自分から足を開いて、大胆だね。君の恋人は。』
:10/03/24 17:42
:F03B
:TLLzaKhI
#254 [郁。]
:10/03/24 17:43
:F03B
:TLLzaKhI
#255 [郁。]
こいつ、今なんて。
「玩具挿れただけで、イッちゃったよ?クスクス。」
―ッガン。
:10/03/25 20:48
:F03B
:O/N9miLY
#256 [郁。]
「っおまえ‥あけろっ‥!!」
力の限りドアを殴るが、びくともしない。
くそっ‥どうすりゃ‥っ。
「はは、必死だね。開けてあげる、鍵をドアの下から渡すから一分したら入っていいよ。それより前に入ったら、歩くんひどい目にあうよ。クスクス‥。」
:10/03/25 20:49
:F03B
:O/N9miLY
#257 [郁。]
ドアの微かな隙間から光るものが見えた。
恐らく、部屋の鍵だろう。
それと同時に声は聞こえなくなった。
言われた通り一分待ってからドアを開いた。
何時間にも感じた一分だった。
開いたドアの先には、確かに歩がいた。
:10/03/25 20:51
:F03B
:O/N9miLY
#258 [郁。]
:10/03/25 20:51
:F03B
:O/N9miLY
#259 [郁。]
:10/03/25 20:54
:F03B
:O/N9miLY
#260 [蜜柑ボウヤ]
見てますよ〜(´Д`)
てか初めまして♪
実はこっそりと読んでました。[壁]ω・*)
頑張ってくださいね☆
:10/03/25 21:21
:P905i
:tPzWy.FM
#261 [郁。]
------------------------
蜜柑ボウヤさま
初めまして!!
ありがとうございます。(*´`*)
最後まで頑張るので、これからもよろしくお願いしますね!!
------------------------
:10/03/26 14:27
:F03B
:YF6//htw
#262 [郁。]
「んっあン‥きもちぃ‥‥ふっ‥ァ‥ッ。」
部屋に声の正体はいなくて、歩の喘ぎ声とグチュグチュと卑猥な音だけが響いていた。
目にうつるのは、泣きながら玩具を出し入れしている歩。
:10/03/26 14:28
:F03B
:YF6//htw
#263 [郁。]
「‥あ、ゆむ‥‥?」
「‥ンッ‥‥や、ヤ‥あんっ‥グスッ。」
俺に気付いたのか歩は更に涙を浮かべる。
:10/03/26 14:30
:F03B
:YF6//htw
#264 [郁。]
:10/03/26 14:33
:F03B
:YF6//htw
#265 [郁。]
泣きじゃくる歩に近付いて抱きしめると歩は震えていた。
「‥‥歩。」
「‥うッ‥‥はぁっは‥る‥‥き、抜いて‥‥グスッ。」
手を止めて俺にしがみつく歩。
:10/03/27 01:53
:F03B
:Ex/x1XiU
#266 [郁。]
片手で歩を支えながらソレを抜いてやる。
痛がらないよう、ゆっくり抜いてやるとそれに合わせて歩は色っぽい声をあげた。
「やぁ‥ッん‥‥。」
:10/03/27 11:01
:F03B
:Ex/x1XiU
#267 [郁。]
「歩、抜け「遥希の、が‥欲し‥‥ッ。」」
―――‥‥歩?
手を止めて見ていると俺のズボンを剥がし、自身とこすりあわせる。
「‥ん、もっと‥‥ハァッ‥。」
:10/03/27 20:09
:F03B
:Ex/x1XiU
#268 [郁。]
いつもの歩なら、こんなことしない。
なにかが、変だ。
「ン‥待って歩。何があった‥?」
「ハァ‥ハァ‥‥わかんな‥気持ちい、の‥もっと‥‥ッ。」
:10/03/28 15:24
:F03B
:lo4XN8Ug
#269 [郁。]
歩が俺に跨り俺の自身を自分の蕾にうめていく。
――‥ヌチャ。
「っんあ‥ッハァハァ‥‥まだ‥たりな‥っ。」
さすがにここまでされて、理性がもつはずがない。
:10/03/28 15:35
:F03B
:lo4XN8Ug
#270 [匿名]
読んでます

頑張って下さい

:10/03/29 23:24
:F706i
:ianZmw06
#271 [我輩は匿名である]
:10/03/30 04:28
:W64SA
:WnkFGeGs
#272 [郁。]
------------------------
著名さま
ありがとうございます!!
亀更新すみません‥!
頑張りますね。(*´`*)
------------------------
:10/03/31 15:43
:F03B
:RzBcu1Hk
#273 [郁。]
------------------------
著名さま
安価ありがとうございます!!
(*´д`*)
------------------------
:10/03/31 15:47
:F03B
:RzBcu1Hk
#274 [郁。]
「‥っ歩‥‥ン。」
そのまま愛撫を重ねてやると歩はすぐに果てた。
何度も俺の上で。
――俺も何度か歩の中に吐き出した。
:10/04/01 18:50
:F03B
:ymLwrnl.
#275 [郁。]
「‥はる‥‥好、き‥‥。」
――‥スースー。
そのまま歩は疲れ果て夢に墜ちていった。
:10/04/01 18:51
:F03B
:ymLwrnl.
#276 [郁。]
べたべたになった歩の身体を拭いて、服を着せてやる。
そのまま膝枕をして寝かせた。
でも、どうして。
いつもなら、恥ずかしがってやだやだ言うのに。
:10/04/04 20:02
:F03B
:snOfHTsI
#277 [郁。]
―何か、された・・?
―誰に?何を?
「―‥‥ん‥」
目を覚ました歩が、すぐ気付いて俺を見上げる。
:10/04/04 20:03
:F03B
:snOfHTsI
#278 [郁。]
俺もそっと頭を撫でてやる。
こそばそうに笑みを零す姿に、愛しさが増した。
先程の考えが頭を過ぎる。
「歩、ここで誰に何されてた?」
「‥誰に何‥‥って?」
:10/04/04 20:04
:F03B
:snOfHTsI
#279 [郁。]
:10/04/04 20:05
:F03B
:snOfHTsI
#280 [みか
]
すごい気になる

頑張って書いて下さい

:10/04/05 03:15
:PC
:vAKw80LI
#281 [郁。]
------------------------
みか

さま
ありがとうございます‥!!
更新遅くってほんとすみません;;
気長に待ってくださると助かります

バイトまで時間があるので、少し更新します^^*
------------------------
:10/04/08 16:22
:F03B
:gkKNoSmk
#282 [郁。]
「‥‥?」
忘れてるなら、無理に思い出させる必要はないのか‥。
「‥や、わからないならいいんだ。」
――‥また、言えないのか俺は。
:10/04/08 16:27
:F03B
:gkKNoSmk
#283 [郁。]
―歩side
‥忘れるわけないよ。
でも、言えない。
ごめん。ごめんね、遥希‥。
あの人の手でイカされて、投げられたら玩具を自分でいれたなんて‥。
――‥‥ごめんなさい。
:10/04/08 16:32
:F03B
:gkKNoSmk
#284 [美友]
歩と遥希が別れちゃいそうな気がする・・・
:10/04/08 21:01
:SH905i
:e1Gcsm2U
#285 [我輩は匿名である]
:10/04/08 21:35
:W62S
:FhiT.x0g
#286 [郁。]
------------------------
美友さま
どうなりますかねっ!
これからのお楽しみです( ´∀`)(笑)
少し更新しますね^^
よければ、これからも読んでやってくださいね///
------------------------
:10/04/09 00:18
:F03B
:qzXT3OG6
#287 [郁。]
------------------------
著名さま
ありがとうございます!!
途中にレス入ると、読みづらい方もいると思うので助かります^^*
どちらにもきちんとお返事はしますが、時間のある方は感想板まで飛んでいただけると嬉しいです!!
あげや時間のない方など、こちらに感想いただいても嬉しいので悪い風にとらえないでいただけると嬉しいです^^//
一人でも多く、楽しんでいただけるようにお願いいたします☆
------------------------
:10/04/09 00:22
:F03B
:qzXT3OG6
#288 [郁。]
―‥好きなのは遥希だけなのに。
悔しい。どうしようもないくらいに。
でも、それ以上に自分が憎くて‥。
子供な俺にはあまりにも冷たすぎる現実だった。
:10/04/09 00:24
:F03B
:qzXT3OG6
#289 [郁。]
重い気まずい沈黙を遥希が破る。
「あ、歩。あのさ‥そろそろ時間だし、一緒にグラウンド行こ‥っか?」
そうだった‥。逃げてる途中だったんだ‥。
軽く頷いて、遥希に支えられながら生徒会室をあとにした。
:10/04/09 00:25
:F03B
:qzXT3OG6
#290 [郁。]
一目につかない場所を通ってグラウンドに出てみる。
賑わったままのグラウンド、制限時間までまだあったみたいだが誰にも気付かれていないようだった。
二人でほっと一息ついて残り5秒。
グラウンドに司会者の声がマイク越しに響く。
『5!4!3!2!・・』
:10/04/09 20:18
:F03B
:qzXT3OG6
#291 [郁。]
「つっかまえーたー!」
後ろからぎゅっと誰かに抱き締められる。
はい!?
「じゃー、俺も御坂くん捕まえた。」
:10/04/09 20:18
:F03B
:qzXT3OG6
#292 [郁。]
えええっ!後ろを振り向くと、俺に抱きつく旬。
遥希のほうに目をやると、知らない他校の男の子。
だっ、誰・・!?
:10/04/09 20:19
:F03B
:qzXT3OG6
#293 [郁。]
「あ、Re:のベースやってん。水高の草間昶(くさま あきら)。よろしゅーに。」
Re:って確か旬のバンドの‥。
:10/04/09 20:20
:F03B
:qzXT3OG6
#294 [郁。]
―――――――
――――・・・
こうして写真撮影は旬と俺、遥希と昶くんで行われた。
遥希はすっごく残念がってたけど(笑)
佐倉さんの気持ちに返事すら出来ずに、まだ何も解決していないまま、文化祭は過ぎていった。
:10/04/10 02:21
:F03B
:zeov2iyE
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