その日が来る前に、3
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#480 [愛華]
>>479様
そんな風に言ってくださって
嬉しいです。
ありがとうございます!
:11/02/13 15:49
:840SH
:DGZtWYG.
#481 [愛華]
>>477あの日の願いを
あなたとの約束を
私は今日果たそうとしています。
たくさんの人にかこまれて。
:11/02/13 15:51
:840SH
:DGZtWYG.
#482 [愛華]
隆則。
苦しいとき、悲しいとき
嬉しいとき、楽しいとき
寂しいとき、切ないとき
一緒にいてくれてありがとう。
そして、これからも。
隆則が泣きたいときは
あたしが側にいるからね。
隆則が、そうしてくれたように。
:11/02/13 15:59
:840SH
:DGZtWYG.
#483 [愛華]
初めての出会いは春でした。
桜の木の下で一緒に泣いて
くれたね。嬉しかったよ。
純さん?天国から見てる?
私、今日お嫁さんになるよ。
夢に出てきて、励ましてくれた
こともあったよね。
ありがとう。
:11/02/13 16:03
:840SH
:DGZtWYG.
#484 [愛華]
クリスマスには約束をした。
指輪で誓いをたてた。
信じることが怖かったあたしは
『約束』でしか安心できなくて。
すごくすごくうれしかった。
そして春が来る前に
初めての別れを知った。
大切なものを失う痛みには
慣れているはずだったのに
やっぱり痛かったよ。
:11/02/13 16:07
:840SH
:DGZtWYG.
#485 [愛華]
苦しくて、苦しくて。
それでもどうしようもないくらい好きで。大好きで。
隆則じゃなきゃダメだった。
追いかけてきてくれて
ありがとう。
あの時の隆則の気持ち、
今ならよくわかるから。
:11/02/13 16:15
:840SH
:DGZtWYG.
#486 [愛華]
だから別れを告げた隆則を
責めたりなんかしないよ。
隆則は直純くんもあたしも
守りたかったんだよね。
優しい隆則が、あたしは好きだよ
ありがとう。
あたしの元に戻ってきてくれて。
:11/02/13 16:20
:840SH
:DGZtWYG.
#487 [愛華]
初めて隆則とつながったのは夏。
幸せすぎて涙が出たよ。
あなたと1つになれたことが
女の子として。
1番嬉しかったの。
私の季節の全てには
いつも当たり前のように
隆則がいた。
:11/02/13 16:27
:840SH
:DGZtWYG.
#488 [愛華]
手術の直前。
大切な人を見つけて、なんて
かっこつけたけど
本当はすごく嫌だったよ。
ないしょだけどね。
でも今は。
隆則を幸せにできるのは
あたしだけなんだって
胸張って、言えます。
:11/02/13 16:30
:840SH
:DGZtWYG.
#489 [愛華]
きっと私を幸せにできるのも
世界中で隆則だけだから。
だからずっと側にいてね。
約束だよ。
それが、わたしの全てです。
:11/02/13 16:33
:840SH
:DGZtWYG.
#490 [愛華]
「…………なに考えてんの?」
「ん?ちょっとね」
「なにそれ、教えろよ」
「………今までのこといろいろ
思い出してたの。
長かったなぁって」
あたしがそう言うと、隆則は
嬉しそうに微笑んで、背筋に
力をいれた。
「……これからも長いぞ?」
:11/02/13 16:36
:840SH
:DGZtWYG.
#491 [愛華]
「そうだね。嬉しいね」
「うん」
「てか隆則さ、指輪交換の時
手震えてたでしょ?」
「げ、ばれてたの…?」
「うん。笑いそうになった」
「緊張してたんだよ!那佑だってヴァージンロード歩いてる時
泣きそうになってたじゃん」
「見てんじゃないわよ!!」
「えぇ!そんな無茶苦茶…」
:11/02/13 16:41
:840SH
:DGZtWYG.
#492 [愛華]
「……そろそろ参りましょうか」
牧師さんが申し訳なさそうに
微笑みながら言う。
おかしくてたまらない
といった顔をしている。
「みなさんお待ちですよ」
「………はい」
あたしは隆則の手に組まれている手に少しだけ力をいれる。
:11/02/13 16:47
:840SH
:DGZtWYG.
#493 [愛華]
「………んじゃ」
「行きますか」
ギィ……………
扉が開くのと同時にたくさんの
花が降ってきた。
待ちわびたと言うような歓声。
鳴り響く鐘の音。
たくさんの、笑顔。
:11/02/13 16:51
:840SH
:DGZtWYG.
#494 [愛華]
「那佑おめでとーっ!!」
………梓、泣きすぎじゃん。
いつもあたしの幸せを1番に
祈ってくれてた。
今度は梓も幸せになってね。
何も言わないで、ただ力一杯
拍手をおくってくれてる
直純くん。
いっぱい傷つけてごめんね。
何度もあなたの優しさに
助けられたよ。
:11/02/13 16:54
:840SH
:DGZtWYG.
#495 [愛華]
あなたは、大切なひとです。
これからも。
笑顔でちょっと遠慮気味に
寄り添いながら見つめる
お父さんとお母さん。
いつもあたしの意思を尊重
してくれてありがとう。
傷つけあった日々もあったけど
あたしは二人から産まれてこれて
すごくすごく、幸せです。
:11/02/13 16:57
:840SH
:DGZtWYG.
#496 [愛華]
「…………隆則、すごいね」
「ん?」
「あたしは、幸せものだ……」
大好きな人たちがいて
支えられて。
今のあたしがいるんだ。
そして隣にはあなたがいて。
:11/02/13 16:59
:840SH
:DGZtWYG.
#497 [愛華]
「そうだな。俺も。」
空が綺麗だった。
空気がスンとしてて
息をすいこむと
体の奥がひんやりとした。
「……これから頑張ろうね」
「うん。二人で頑張ろうな」
:11/02/13 17:06
:840SH
:DGZtWYG.
#498 [愛華]
「二人じゃないよ?」
「え?あ、そうだな。
梓や直純もみんな一緒に……」
「いや、そうじゃなくて」
「はい?」
そして、あたしたちの間には。
「3ヶ月。だそうです」
:11/02/13 17:08
:840SH
:DGZtWYG.
#499 [愛華]
「あ、そうですか……………
…………………ってえぇ!?」
これ以上ないってくらいの
リアクション。
「いつ!?いつわかったの!?」
「2週間くらい前かな」
「言えよその時に!」
:11/02/13 17:11
:840SH
:DGZtWYG.
#500 [愛華]
「だってどーせなら特別な日に
言いたいなって思ったんだもん」
「マジかよ〜……」
「あれ、嬉しくない?」
「嬉しいにきまってんじゃん!」
隆則は満面の笑顔であたしを
思い切り、でも優しく
抱きしめた。
:11/02/13 17:14
:840SH
:DGZtWYG.
#501 [愛華]
「だからね、二人じゃないよ。
三人で頑張るんだよ!」
「そうだな。頑張んなきゃな」
「おーい、二人とも!!
こっちおいでよー!!」
遠くからシャンパンを飲み過ぎて少し酔っ払い気味の梓が叫ぶ。
………梓お酒弱いくせにー…
:11/02/13 17:19
:840SH
:DGZtWYG.
#502 [愛華]
「今いくよー!」
あたしがそう言って階段を
降りようとすると、目の前に
手が差し出された。
「………妊婦さんなんだから」
「えーまだ大丈夫だよ」
「いいから!」
「はいはい」
あたしはその手をとって
階段を一緒に降りていく。
:11/02/13 17:24
:840SH
:DGZtWYG.
#503 [愛華]
'
「……………」
「ん?那佑どうした?
急に止まったりして」
「んーん。なんでもない!」
:11/02/13 17:27
:840SH
:DGZtWYG.
#504 [愛華]
聞こえた気がしたの。
あたしと、隆則と。
そしてその間にはあたしたちの
大切な宝物。
三人で手を繋いで歩く。
その道に響く
重なる足音。
途切れることがないその音は
明日のあたしたちの胸に
ずっと、永遠に。
End
:11/02/13 17:37
:840SH
:DGZtWYG.
#505 [愛華]
:11/02/13 17:51
:840SH
:DGZtWYG.
#506 [愛華]
こんにちは、愛華です。
長かった『その日が来る前に、』
もとうとう終わりを迎えました。
知らず知らずのうちに
こんなに長くなってしまい……
ついてきて下さった読者の方々
本当にありがとうございました!
何回言っても足りません。
:11/02/13 17:58
:840SH
:DGZtWYG.
#507 [しずく]
おつかれさまです!!
感動しました〜^-^
:11/02/13 18:03
:PC
:EIRL11zg
#508 [愛華]
ここで物語は終わりますが
いつかその後の話とか
書きたいな、と思っています。
隆則のことなので子供産まれてもいろいろ苦労しそうだし。
那佑も変な意地はって隆則を
困らせるだろうし。
人生は本当に何があるか
わかりません。
それはこの物語で伝えたかった
ことにも繋がります。
:11/02/13 18:04
:840SH
:DGZtWYG.
#509 [愛華]
この物語から何かを感じて
くれたら嬉しいです。
最後にもう一度。
今まで応援してくださった方々
本当にありがとうございました!
:11/02/13 18:07
:840SH
:DGZtWYG.
#510 [愛華]
>>507 しずく様
今まで御愛読ありがとう
ございました!
:11/02/13 18:10
:840SH
:DGZtWYG.
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