その日が来る前に、3
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#497 [愛華]
「そうだな。俺も。」




空が綺麗だった。
空気がスンとしてて
息をすいこむと
体の奥がひんやりとした。




「……これから頑張ろうね」

「うん。二人で頑張ろうな」

⏰:11/02/13 17:06 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#498 [愛華]
「二人じゃないよ?」

「え?あ、そうだな。
梓や直純もみんな一緒に……」

「いや、そうじゃなくて」

「はい?」



そして、あたしたちの間には。



「3ヶ月。だそうです」

⏰:11/02/13 17:08 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#499 [愛華]
「あ、そうですか……………




…………………ってえぇ!?」



これ以上ないってくらいの
リアクション。


「いつ!?いつわかったの!?」

「2週間くらい前かな」

「言えよその時に!」

⏰:11/02/13 17:11 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#500 [愛華]
「だってどーせなら特別な日に
言いたいなって思ったんだもん」

「マジかよ〜……」

「あれ、嬉しくない?」

「嬉しいにきまってんじゃん!」


隆則は満面の笑顔であたしを
思い切り、でも優しく
抱きしめた。

⏰:11/02/13 17:14 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#501 [愛華]
「だからね、二人じゃないよ。
三人で頑張るんだよ!」

「そうだな。頑張んなきゃな」




「おーい、二人とも!!
こっちおいでよー!!」


遠くからシャンパンを飲み過ぎて少し酔っ払い気味の梓が叫ぶ。

………梓お酒弱いくせにー…

⏰:11/02/13 17:19 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#502 [愛華]
「今いくよー!」

あたしがそう言って階段を
降りようとすると、目の前に
手が差し出された。



「………妊婦さんなんだから」

「えーまだ大丈夫だよ」

「いいから!」

「はいはい」

あたしはその手をとって
階段を一緒に降りていく。

⏰:11/02/13 17:24 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#503 [愛華]
'









「……………」

「ん?那佑どうした?
急に止まったりして」

「んーん。なんでもない!」

⏰:11/02/13 17:27 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#504 [愛華]
聞こえた気がしたの。



あたしと、隆則と。
そしてその間にはあたしたちの
大切な宝物。

三人で手を繋いで歩く。
その道に響く
重なる足音。
途切れることがないその音は


明日のあたしたちの胸に
ずっと、永遠に。



End

⏰:11/02/13 17:37 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#505 [愛華]
>>481-504

今日の更新分
>>445-504


アンカー
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350
>>350-400
>>400-450
>>450-500
>>500-550

⏰:11/02/13 17:51 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#506 [愛華]
こんにちは、愛華です。
長かった『その日が来る前に、』
もとうとう終わりを迎えました。


知らず知らずのうちに
こんなに長くなってしまい……

ついてきて下さった読者の方々
本当にありがとうございました!

何回言っても足りません。

⏰:11/02/13 17:58 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


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