冷めた身体
最新 最初 🆕
#201 [我輩は匿名である]
雅樹Loveいしフフ頑張ってください~~

⏰:06/11/14 19:49 📱:W31K 🆔:6XTFyE12


#202 [ゅぃ]
雅樹カッコイイ
惚れる

主さん、最高

⏰:06/11/14 20:33 📱:N900i 🆔:☆☆☆


#203 [さき]
雅樹好きワラ

⏰:06/11/14 20:50 📱:N901iS 🆔:5Ql8kuME


#204 [主]
わッ雅樹大人気だぁ☆ありがとうございます♪少し更新↓

「雅樹…」

「や〜楽勝だね!俺っち空手やッてるからさ」

「えッすごいね!」

そ-えば筋肉あるしなぁ。

「でしょ?笑
あの可愛い子と一緒にいるキモ男はぜって-木之下だと思ってさ!
……あれって木之下だよね?!」

⏰:06/11/15 13:11 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#205 [主]
「えぇ?笑
違うってゆったら?」

「謝りに戻ります!!」

ブレーキを踏んだ。

「うわ!当ッてる当ッてる!!木之下だよ!笑」


あ。
木之下ッてゆっちャッた。


あたしアイツの事
知らないってゆったのに。
 

⏰:06/11/15 13:14 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#206 [主]
なんて言い訳しよう。

「あの…雅樹」

「いいよ〜言わなくて!今アイツの事話したらきっと唯ちゃん嘘つかなきャいけないじゃん?」

「え?」

「ん〜と…話して辛い事は言わなくてよろしい!」

小さく笑いながら
言葉を探してくれてる横顔が

嬉しくてたまらなかった。

あたしには優し過ぎる。

⏰:06/11/15 13:18 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#207 [主]
「ん…ありがと。」

「お〜
アイツは連れに言って二度と唯チャンに近付けないようにしとくから」

心配すんなって
頭をポンポンッて
してくれた。

掌があったかい。

人って本当に
体温
温度が

全然違うんだなぁ。
 

⏰:06/11/15 13:20 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#208 [主]
その夜
雅樹はあたしをドライブに連れてッてくれて

身体を求める事なく
優しく軽いキスをして
帰って行った。


全部が
あたしの事を想っての行動だと思うと

泣けてくる自分がいた。

あたしは恵まれてる。
 

⏰:06/11/15 13:23 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#209 [主]
「唯ちゃんおはよー☆」

こちらは和也。

のほほんと
昨日の出来事も知らないまま

しっぽを振って
あたしを抱きしめる。

雅樹があたしを見守るお月様だとしたら

和也はあたしを無条件に照らす太陽。

「ここ家の前だッてばぁ〜」

⏰:06/11/15 13:25 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#210 [主]
「ごめん〜だって逢いたかったんだもん。」

「女の子か!」


車に乗り込み
ごくごく普通の
デートをするんだ。

頭の中には
雅樹がいる。

だけどあたしは
和也といる。


相変わらず

こんな毎日。
こんな自分。
 

⏰:06/11/15 13:30 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#211 [主]
親友の理恵に話した。

「和也と別れて
雅樹くんと付き合えッ」
って言われた。

理恵は今まであたしが
和也に泣かされてきたのを
知ってるから。

でもなんか違うッて気持ちが消えない。

でももうこれは浮気じゃないって
認めてるよ。

浮気って名前の

本気。

⏰:06/11/15 13:35 📱:V703SH 🆔:aFF/h5F.


#212 [ゆ〜ちヤむ]
この小説ハマりまし+ニI!主さんがんばッてくださあいイ

⏰:06/11/16 10:09 📱:W41SA 🆔:ekhK8mTI


#213 [ぁゅ]
>>1-100
>>101-200

⏰:06/11/16 19:59 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#214 [ぁゅ]
>>201-250

⏰:06/11/16 20:00 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#215 [我輩は匿名である]
>>151-200

⏰:06/11/16 20:58 📱:W41CA 🆔:GKhsqStA


#216 [あ(◎*'U`+)丿+$*]
>>90-100
>>100-150
>>150-200

⏰:06/11/16 22:07 📱:W41CA 🆔:fVThDpLg


#217 [我輩は匿名である]
あげ
主さん頑張って~

⏰:06/11/16 23:59 📱:W31CA 🆔:jiMPdz72


#218 [主]
応援して下さってありがとうございます♪



雅樹に完全に惹かれてる。

でもあたしは
和也を捨てられない。

毎日一緒にいた。
2年以上の月日は

自分で思うよりずっと

強く染み付いてるから。

⏰:06/11/17 21:29 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#219 [主]
「唯さ〜
和也に依存してんぢャん?」

ファミレスの喫煙席。

煙草の煙と一緒に
理恵が吐き出した。

「依存ね…
してるかもね。」


あったかい紅茶をスプーンでかき混ぜる。
 

⏰:06/11/17 21:33 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#220 [主]
「それダメだろ〜
二人を同じ天秤にかけて
ちゃんと考えなきゃ。」


カチャ…
コクン

「はぁ…
だよね。
でもさ、今からまた恋するの面倒臭いよ」

「なんで?(笑」

「また信じたり裏切られたり
浮気とか信頼とか嫉妬とか。
1から積み上げるんだよ?
やだぁ」

⏰:06/11/17 21:38 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#221 [主]
「やだぁって(笑
じャあ雅樹くんと関係切れる?」


「それ何回も考えました。
そして何回も切ろうと試みました。」

「結果は?」

「無理だッた☆」


「も〜〜〜ッ(笑」

理恵は煙草を灰皿に押し付けて
笑ってた。

⏰:06/11/17 21:44 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#222 [主]
分かってるのか
分かってないのかって

やたら聞くけど

理恵よりは多分
分かってる。

出来るのか
出来ないのかって

聞かれたら

出来ないって
答えるだけ。


あたしは別に
何かが欲しい訳じゃなくて

失うのが嫌なだけなの。

⏰:06/11/17 21:55 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#223 [主]
そんなのただの
エゴだけど。


「あ〜ぁ。」

「唯〜今夜はどっちと会うの?(笑」

「どっち…
てか理恵もう仕事でしょ?唯歩いて帰れるから行きなよ」

「えー…えぇ!つか遅刻!!
ごめんここゴチるね!!じゃッまた連絡して!!気をつけてね!!」

理恵はバックとコ-トを片手に取って
お金を置いて走ってった。

⏰:06/11/17 22:02 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#224 [主]
ぽつん…

また孤独。

ひとりはやだね。
やっぱり。

時計を見ると午後7時を指してた。

「もう外真っ暗…」


カチャン…

冷めかけた紅茶を半分飲んで

席を立って店を出た。

⏰:06/11/17 22:06 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#225 [主]
「ぅ〜寒いッ」

季節は11月後半。

街はせっかちに
クリスマスのイルミネーションで輝いて

何故か皆が恋人同士に見える。


皆あったかそう。
幸せそう。

「いいなァ…」
 

⏰:06/11/17 22:10 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#226 [主]
少し虚しくて
少し寂しくて

少し満たされなくて

だけど街は綺麗で。


こんなくらいが1番いい。


だって幸せ過ぎても

今度は壊れるのが恐くなるから。


臆病なあたしには

こんな感じが調度良い。

⏰:06/11/17 22:51 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#227 [主]
角を曲がり駅前に出ると
目の前に大きいツリーが見えた。

毎年ここに飾られる。


去年も一昨年も

和也と一緒に見たんだ。

変わらない笑顔で

白い息吐きながら

握った手はあったかかった。


和也に逢いたいな。

⏰:06/11/17 22:56 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#228 [主]
カチカチ…

冷えた指先で携帯のボタンを押す。

いつもはメールだけど
今日は電話にしよッ。


ピ…
プルルルル

『はーい』

「あ、和ちゃん?今何してんのー?」

『家だよ〜唯は理恵と一緒?』

⏰:06/11/17 23:01 📱:V703SH 🆔:SthCZSR2


#229 [主]
「ううん理恵は仕事行ったよ」

『そっか〜
唯ちゃんどこにいんの?』

「和ちゃん…ツリーがあるよ。
今年も綺麗だよ。」


『ん?あ、駅前?』


「和ちゃん寒くない?
寒かったら唯があっためるよ」
 

⏰:06/11/18 14:30 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#230 [主]
『唯?泣いてんの?』

「あ〜泣いてないけど…
ツリーがぼや〜ってしてる」

『それ泣いてんだよ』

「え-?唯泣かないし。
和ちゃん、今までいろいろありがとうね」

『なにこれで最後みたいな事ゆってんだよ』

⏰:06/11/18 14:33 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#231 [主]
だって
あたし

もう傷付けるの嫌だもん。

こんな光みたいに

濁らずに輝きたいもん。


「和ちゃん
もう終わりにしよ?」

あったかい涙が
頬を伝った。
 

⏰:06/11/18 14:36 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#232 [主]
和也と雅樹

あたしはどっちも
必要で

大好きで

大切だから

選べない。


だったらもう
二人と離れるしか
ないじャん。

なんか不器用過ぎて
馬鹿だけど

あたしはこ-ゆう女だから
仕方ない。

⏰:06/11/18 14:39 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#233 [主]
『…唯…なんかあったの?』


「唯ね、他に好きな人が出来たの。」


言葉にした瞬間。

押し込めてた
二人への罪悪感や
想いが溢れた。


きっと理恵は
なんで言うかな〜バカじャん!!
って苦い笑顔で笑うと思う。

⏰:06/11/18 14:43 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#234 [主]
浮気

そんな単純な一言では

とても片付けられない。



それくらい
あたしの中には

雅樹の温もりが
残ってるんだ。


だけど簡単に
雅樹に行けない。

それくらい
和也の温もりも
大きいから。

⏰:06/11/18 14:46 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#235 [よおこ]
ハマる
頑張って-

⏰:06/11/18 14:47 📱:SH902iS 🆔:i4FSDTOo


#236 [主]
『…唯ちゃん
逢いたいから
行くから
そこで待ってて』


絶対泣いてるって声で

和也は電話を切った。

「和ちゃんは泣き虫なんだよね…」

小さく笑って
ツリーを見上げた。

滲む視界の全てが

光に包まれていた。
 

⏰:06/11/18 14:50 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#237 [主]
どれくらい経っただろう。


寒さで手の感覚が無くなった時

握られた温かさで
現実に戻った。


「ハァ…居た‥」

「和ちゃん‥」


「こんな冷たくなって‥アホか」

両手でほっぺたを潰された。

「らってかじゅちゃ-が待っててってゆったから」

「‥ぷっ笑」

⏰:06/11/18 15:00 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#238 [主]
愛しそうに
あたしを見る瞳

和也は本当に
いつも優しい。

それが物足りないだなんて

あたしどんだけ贅沢なんだろ。


なんで当たり前の幸せを

もっと大切にしないんだろ。
 

⏰:06/11/18 15:04 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#239 [主]
「ぶっさいく-笑」

「和ちゃんに言われたくないもん!!」

手を離したら

冷たい風が吹いた。

「怒るなって-
唯、ほら」

あったかい紅茶の缶を渡された。
 

⏰:06/11/18 15:07 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#240 [主]
「それ唯が好きって言ってたやつだろ?」

「うん、そう‥
なかなか見つからない伝説の…」

「いや普通に自販にあったよ」

「…」

膨れるあたしのほっぺを
指先で触った。

こうゆうのを
幸せって呼ぶんだよね。

⏰:06/11/18 15:11 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#241 [主]
あたしが好きな飲み物

好きなお菓子

嫌いな物

頑固で考え曲げない所

キレたら超怖い所

すぐ道に迷う所

免許あるのに車庫入れ出来ない所

本当はお母さんがいなくて寂しいってこと

本当は泣き虫ってこと
 

⏰:06/11/18 15:17 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#242 [主]
全部
全部

和也だけは分かってくれた。


誰にも心を開けない。

孤独が嫌いなくせに
わざと孤独を選んできた

こんな不器用で強がりな
どうしようもないあたしを

和也だけは受け止めてくれたんだ。


あたしは確かに

愛された。

⏰:06/11/18 15:20 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#243 [主]
「ツリー綺麗だな」

「…うん
去年よりおっきくない?」

「お前去年も同じ事言ってたよ(笑」

「そ-だっけ?」

「多分唯が年々縮んでるんじャない?」

「も-無視!」

和也は笑いながらあたしの手を取って
車まで歩いた。

⏰:06/11/18 15:25 📱:V703SH 🆔:nPSKYjU.


#244 [千依]
楽UみにUてます

⏰:06/11/19 09:45 📱:N901iC 🆔:o3tC98o.


#245 [我輩は匿名である]
>>1-200
>>200-400

⏰:06/11/19 09:55 📱:SH902i 🆔:/rTRyHIo


#246 [主]
ありがとうございますッ☆



斜め後ろから
和也を見る。

横顔はどこか
寂しそうで

原因は間違いなく
あたしだから

胸が痛んだ。


無言のまま車に乗り込んだ。

⏰:06/11/19 10:42 📱:V703SH 🆔:0pvzlec.


#247 [主]
「寒いね」

和也はそう言って
エンジンをかけて暖房をつけた。

「唯ちゃん寒くない?」

気を遣って
あたしにあったかい風が当たる様にしてくれる。

付き合い初めからずっと

和也の優しさは変わらないね。

だから泣きそうになるんだよ。

⏰:06/11/19 10:46 📱:V703SH 🆔:0pvzlec.


#248 [主]
和也は雅樹みたいな

男らしさは全然ないし(なんてったってM男)

頭も悪いし

マザコンだしシスコンだし

声でかくてうるさいし

女々しくて

情けなくて

ほんとムカつく。

⏰:06/11/19 10:50 📱:V703SH 🆔:0pvzlec.


#249 [主]
過去に何度も裏切られた。
何度も泣いた。
信用もなくなった。

だけど優しい横顔
笑顔
温かい手は

きっと真実で。


何も求めずに
ただ愛してくれる。

それだけがあたしには必要で

それだけを和也はくれたから

絶対いつまでも
あたしから消えないよ。

⏰:06/11/19 10:52 📱:V703SH 🆔:0pvzlec.


#250 [主]
「和ちゃん‥あたし「待って。まだ言わないで。」

俯いて言葉を遮る。

外の雑音が聞こえなくなった。


「‥俺無理だよ」

「え?」

「無理だって絶対‥」
 

⏰:06/11/19 10:57 📱:V703SH 🆔:0pvzlec.


#251 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300

⏰:06/11/19 14:56 📱:D701i 🆔:wmLb3yuY


#252 [み]
あげます

⏰:06/11/21 09:28 📱:SH902i 🆔:Ra8d7PnA


#253 [リぉ]
つづき楽しみ

⏰:06/11/21 12:55 📱:N901iC 🆔:LT00Wq0w


#254 [主]
ありがとうデス☆今週忙しくてなかA更新出来ないと思いますがごめんなさィ(*´ω`*)



和也がこう言う事は
分かってた。

ゴタゴタがある度に
あたしが「もう別れる」って言ってきて

その度和也は「無理」ってゆった。

⏰:06/11/21 17:08 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#255 [主]
だけど和也

今回は今までとは
違うよ。


和也が悪い事して
それをあたしが許して

やり直せる問題じゃない。


あたしの気持ちが

揺れてるんだもん。
 

⏰:06/11/21 17:11 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#256 [ぁりす]
ぁがってる(*´艸`)
主サンのペースで頑張って下さぃ

⏰:06/11/21 17:14 📱:N701i 🆔:☆☆☆


#257 [主]
「和ちゃん‥「唯、俺の事嫌い?」

「嫌いじゃな「じゃあ好き?」

「‥‥」



和也もきっと
気付いてたんだ。

あたしの気持ちが
違う事。

だって
泣いてる。
 

⏰:06/11/21 17:16 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#258 [主]
ハンドルに手をかけて

俯いたまま

肩が震えて

鼻をすする音が

泣いてるって
知らせた。


「和ちゃんの事好きだよ‥」

零れるように出た言葉。

こんな事言ったら
余計傷付けるのかな。

⏰:06/11/21 17:20 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#259 [主]
「好きな奴出来たんだろ?そう言ったじゃん…」

和也の涙声が
胸を締めた。


あたしには
好きな人が2人いる。

きっとそんなのは
本当の愛じャないッて
思われるかもしれない。

でも和也も雅樹も
好きで、必要で、逢いたくて、傍に居て欲しい。

⏰:06/11/21 17:24 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#260 [涙]
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>200-250
>>250-300

⏰:06/11/21 18:17 📱:W22SA 🆔:YYmZlLVo


#261 [涙]
>>150-200

⏰:06/11/21 18:19 📱:W22SA 🆔:YYmZlLVo


#262 [主]
本当にごめんね。

「和ちゃん‥
唯電車で帰る」

逃げるみたいだけど

こんな和也を見てられない。

あたしに泣く権利なんてないのに

涙溢れてきた。


ガチャ

「唯、待って」

 

⏰:06/11/21 20:06 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#263 [主]
ドアにかけた手を離した。

「もうちょっと‥
一緒に居て」


「‥‥うん。」

ドアを閉めた。

「何かごめんな」

和也は指で涙を拭って
ハンドルを取った。

「唯ちゃん行きたいとこない?」

⏰:06/11/21 20:09 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#264 [主]
こんな最低なあたしに向けられたのは

怒りでも
罵声でもなくて

溜まった涙が反射した
優しい笑顔だった。


「ごめん‥和ちゃ…
ほんと、ごめ‥なさい」

あたしは和也の腕を掴んで

何か訴える様に泣いた。

その「何か」は
多分
どうしようもなく好きって気持ち。

⏰:06/11/21 20:13 📱:V703SH 🆔:Wwa6J1mE


#265 [リぉ]
ぁげ

⏰:06/11/22 00:04 📱:N901iC 🆔:1WWmn/9E


#266 [主]
リぉサンありがとうッ☆



どうしてこんなに好きなのに

他の人に気持ち揺れたりするんだろ。

無い物ねだりばッかりで

本当に大事なものまで無くしてしまう。

 

⏰:06/11/22 09:59 📱:V703SH 🆔:clsTyXRE


#267 [主]
好きとか
愛してるとか

あたしはたくさんの人に
貰ってきた。

和也も雅樹も
木之下だって言った。

だから今まで分からなかった。

本物なんて。
あたしには。
 

⏰:06/11/22 10:01 📱:V703SH 🆔:clsTyXRE


#268 [主]
だから身体を簡単に
あげて来たんだ。

ありきたりな
温もりばかり求めていたんだ。

和也がくれたものは

そんな安いものじゃ
なかったんだよね。

本物を
全身で

精一杯
伝えてくれた。

あたし達の月日は
温かいまま。
 

⏰:06/11/22 10:05 📱:V703SH 🆔:clsTyXRE


#269 [主]
「唯‥」

「ヒクッ‥唯ッかずちゃ‥すきぃ」

子供みたいに
泣いた。

こんな時まで
甘えてごめんね。

困らせてごめんね。


「俺も好きだよ」

和也が切ない顔で
笑った。
 

⏰:06/11/22 10:10 📱:V703SH 🆔:clsTyXRE


#270 [主]
「かずちゃ‥と
離れるのやだッ」

あたしの悪い癖。

傷付けたくなくて
離れるくせに
やっぱり欲しくて
また手を伸ばす。

振り回して
結局また愛を探す。

繰り返して

繰り返して


いつまで繰り返すつもり?

⏰:06/11/22 10:14 📱:V703SH 🆔:clsTyXRE


#271 [涙]
>>200-250
>>250-300

⏰:06/11/22 18:16 📱:W22SA 🆔:yp8INpyg


#272 [み]
あげ

⏰:06/11/22 22:02 📱:SH902i 🆔:VDdzExLg


#273 [我輩は匿名である]
>>100-200

⏰:06/11/22 22:46 📱:W32SA 🆔:9p6SVU92


#274 [凪]
やばLI
はまるゎあ〜
待ってる

⏰:06/11/23 08:17 📱:N901iC 🆔:iJYxlNdU


#275 [主]
皆様ありがとうございますッ涙


この時のあたしの中に
雅樹は居なかった。


和也が全てだった。

なんて馬鹿で
単純。

だけどそんな
分かりやすいものだった。

単純だから思い知るんだ。

あたしの
和也への愛情を。
 

⏰:06/11/23 09:10 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#276 [主]
「俺さ
お前の事想うんなら
別れてやるのが愛だって思うよ」

静かな空気の中
和也が前を向いたまま
呟く様に言った。

「今まで信用とか
壊してきたの俺だし
唯が他の奴に行くのを
止める権利も俺にはないのかもかもしれん」

あたしは黙ったまま和也の横顔を見ていた。

⏰:06/11/23 09:15 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#277 [主]
「でも俺バカだから
お前の為とか‥かっこいい事ムリ。

本気で好きだから。」


和也の横顔は
いつもみたいに
どっか情けない瞳じゃなくて

真っ直ぐだった。


抱いてくれなくても
伝わる愛は

この人しか持ってないのかもしれない。
 

⏰:06/11/23 09:20 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#278 [主]
「俺絶対別れんよ?
お前じゃなきゃ結婚しんし」

涙が勝手に出てくる

「なら一生独身でいれば‥」

「俺がいなきゃダメなくせに‥笑」

その通りだよ

「自惚れないでよね‥」

滲んだ視界に
和也の優しい顔が見えた。

⏰:06/11/23 09:36 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#279 [主]
静かに唇が触れた。


また涙溢れた。


だって
やっと
分かったんだもん。


このキスに

愛がある事。



こんな気持ち
なった事ない。

それくらい
愛しい。

⏰:06/11/23 09:39 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#280 [主]
「ん‥ッ」

抱き寄せる
腕の強さに
和也の不安が映った。
絡める舌の感触に
和也の想いを感じた。

「んッ‥和ちゃ」

「‥唯、他の奴好きでいいから
俺の事好きじゃなくていいから
俺の傍に居て」


そんな事
言わせてごめんね。

⏰:06/11/23 09:47 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#281 [主]
「和ちゃんの事好き」

簡単な言葉
こんなんじゃ足りないけど
どうか伝わって。


和也は熱いくらいの掌で
あたしの頭を優しく撫でた。

そして
くれた。

本物の愛が詰まった
「愛してる」の言葉。
 

⏰:06/11/23 09:49 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#282 [主]
強く思った。

思い知った。

もう手放さない。

傷付けてしまっても

もう離れない。


だから和也

今の気持ちを表せる言葉が見つからないけど

分かってくれる?

よね、きっと。
 

⏰:06/11/23 09:54 📱:V703SH 🆔:vBmiadJU


#283 [よおこ]
和也好きやあ

⏰:06/11/23 10:04 📱:SH902iS 🆔:phFapmq.


#284 [我輩は匿名である]
>>1-50

⏰:06/11/23 10:05 📱:D701i 🆔:☆☆☆


#285 [我輩は匿名である]
>>51-100

>>101-150

>>151-200

>>201-250

>>251-300

>>301-350

>>351-400


失礼しました

⏰:06/11/23 10:07 📱:D701i 🆔:☆☆☆


#286 [み]

⏰:06/11/23 16:36 📱:SH902i 🆔:p3X2OXRs


#287 [みぃ]
あげます

⏰:06/11/24 06:58 📱:SH902i 🆔:9RVMICbU


#288 [主]
ありがとうございますッ☆少し更新↓↓


そしてあたしは
決めた。

雅樹と
もう
逢わない。


好きで
好きで
好きだけど

もう終わりって

決めた。

⏰:06/11/24 18:39 📱:V703SH 🆔:5Ddu5s46


#289 [主]
雅樹の方が好きじゃないとか
和也の方が大切だからとか

そ-ゆんじゃなくて

ただ単純に

あたしは
和也と
離れられなかったから。


その日家に帰り
雅樹にメ-ルした。

⏰:06/11/24 18:42 📱:V703SH 🆔:5Ddu5s46


#290 [主]
『唯もう雅樹と逢わない。
いきなりごめんね』

なんか文章変だけど

気持ちがおかしくて

よくわかんなくて

このまま送信した。


「ハァ…」

溜め息をついて
ベッドに携帯を投げた。

⏰:06/11/24 18:50 📱:V703SH 🆔:5Ddu5s46


#291 [主]
時計を外して
コ-トをクロ-ゼットにかけて
ベッドに腰掛ける。

同時に携帯が震えた。

ビクッ

着信は雅樹。

なんて言うんだろ?

ドキドキしながら通話ボタンを押した。

⏰:06/11/24 18:55 📱:V703SH 🆔:5Ddu5s46


#292 [主]
『唯ちゃ-んッ!!』

うをッテンション高ッ

「は、はい?」

『‥どうしたの‥?』

わッいきなり低くなった。

「やっぱ彼氏に悪いから…ほんとに勝手でほんとにごめん」

『…』

いつもマシンガント-クの雅樹が
この時は何も話さなかった。

⏰:06/11/24 19:01 📱:V703SH 🆔:5Ddu5s46


#293 [我輩は匿名である]
ヨマセテ(゚∀゚)
>>1-200
>>201-300

⏰:06/11/24 19:38 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#294 [リぉ]
主ガンバッテ

⏰:06/11/25 00:42 📱:N901iC 🆔:lF8bff3w


#295 [るーじゅ]
この小説サイコー
主さんマイペで頑張って下さい!

⏰:06/11/25 02:43 📱:W32T 🆔:pori6PDU


#296 [主]
読んでくれてありがとうッ☆



しばらく沈黙が続いた。

『‥唯ちゃん』

小さな声。

あたしは携帯を耳に押し付けた。

「なに‥?」
 

⏰:06/11/25 11:36 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#297 [主]
『‥俺ってチャライじゃん?だから女とは適当にヤッて楽しんで‥そ-やって付き合ってきた』

「‥ん。」

『でもさ、唯ちゃんはそんな風に‥適当に扱えねぇわ』

「‥ぅん。」

真っ直ぐで
でも消えてしまいそうな声を

目を閉じて聞いていた。

⏰:06/11/25 11:41 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#298 [主]
雅樹に逢いたくなった。
触れたくなった。

直接顔を見たら
言えなくなりそう

でも

あたしだって
適当に

雅樹を好きに
なったんじゃないよ。


『唯ちゃん‥
最後にするから、ちゃんと別れるから
だから‥逢いたい。』
 

⏰:06/11/25 11:45 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#299 [主]
あたしは和也の顔を思い出しながら

うんって返事を
返した。

今から行くねって
雅樹は電話を切った。

あたしは和也の名前を画面に出して

通話ボタンを押した。

プップルルル‥
 

⏰:06/11/25 11:58 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#300 [主]
『もしも-し
唯ちゃんどした?』

あ-和也の声だ。
安心する。

「和ちゃん、唯ね
和ちゃんが1番大事だよ」

『いきなりど-した笑
やっと気付いた〜?』

いたずらに笑った。

「うん‥やっと気付いた。
だからちゃんと和ちゃんだけにする」

⏰:06/11/25 12:10 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#301 [主]
『‥ん?‥うん』

「今から会ってくる。
ちゃんとしてくるから」

和也はしばらく黙った。

驚きとか不安とか嫉妬が
あったんだと思う。

1番は不安かな。

和也は心配症だから。
 

⏰:06/11/25 12:13 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#302 [主]
『やだよ‥』

「え?」

『会って欲しくないよ。だってそいつもどうせ唯の事好きなんだろ?』

「‥ちゃんと
終わりにするから。」

『…分かった。
信じてるから行っていいよ。頑張ってな』

和也
強がり言わせてごめん。

でも最後だから。

⏰:06/11/25 12:17 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#303 [主]
『唯!俺まじでお前の事好きだから!』

いきなり告ってきたよ。

「知ってるよ(笑」

『やだーって言っても絶対離さんからね!』

「はいはい」

『帰ってきたら絶対連絡してよ‥』

「うん分かってる。ごめんね、和ちゃんありがと。」

⏰:06/11/25 12:22 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#304 [主]
和也は明るく電話を切った。

今まで相手を想いながらも
結局自分本位だった。

でもあたし達
少しは成長したよね?

これからも二人で

支え合って
いけたらいいね。

和也がコケたら
あたしが手を貸すし

あたしがコケたら
馬鹿にしたみたいに
優しい笑顔で笑ってね。

そ-やって行こうね。

⏰:06/11/25 12:32 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#305 [主]
電話を切るとすぐに
雅樹から着いたよのメール。

コ-トを羽織って
急いで部屋を飛び出した。


最後
最後
最後

この言葉が
頭の中を駆け回っていた。

ガチャ‥

玄関を開けると
雅樹の車があった。

これを見るのも最後‥

⏰:06/11/25 12:37 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#306 [主]
「唯ちゃん」

この声を聞くのも最後‥

この手の温もりも最後‥

助手席を開けてもらって
お礼を言うのも最後‥

芳香剤と香水の匂いが混ざった
心地良い香りも最後‥

雅樹に逢うのも

今夜で最後。
 

⏰:06/11/25 12:40 📱:V703SH 🆔:U8tK2JUU


#307 [我輩は匿名である]
>>200-508

⏰:06/11/25 15:15 📱:N902i 🆔:k0MXok0c


#308 [主]
胸が苦しい。

息がうまく
出来てない気がする。

あたしを助手席に乗せた雅樹が

運転席に座りドアを閉める。

バタンッ

⏰:06/11/26 01:23 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#309 [主]
「唯ちゃんだ〜♪」




ええ。
唯ちゃんですよ。


拍子抜けの第一声に
気持ちが緩んだ。


「雅樹だぁ(笑」

⏰:06/11/26 01:25 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#310 [主]
「唯ちゃん〜
唯ちゃん〜」

「なぁに?」

「なんも-。
呼んでるだ-け」

「え〜?
なにそれ-笑」

「もしや俺キモい?笑


笑いながら
あたしの手を握って
車を発進させる。

⏰:06/11/26 01:29 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#311 [主]
変わらない雅樹の温もり。

やっぱりあったかくて

あたしはじっと

握られた手を見てた。


車はいつも走らない様な道を進む。

どこ行くんだろ。

⏰:06/11/26 01:32 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#312 [ちか]
続き気になるぅ」

⏰:06/11/26 01:59 📱:W41CA 🆔:LXN8irv.


#313 [主]
ちかサンありがとう☆



車は走る。

雅樹は黙って運転してた。

こんなに静かな雅樹見た事ないくらい
話さない。

あたしはドキドキしながら

雅樹の体温を感じてた。
 

⏰:06/11/26 02:09 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#314 [主]
「え?」

気付いた時には
車は左折して

お城の門みたいな入り口に
入ってった。

綺麗なクリスマスツリーに
ピカピカの電灯。


「えッえッ?」


出会ったの場所とか
二人で行った場所とかじゃなく

着いたのはホテルだった。

⏰:06/11/26 02:14 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#315 []
応援してます

⏰:06/11/26 02:19 📱:N902iS 🆔:UqCsuBo2


#316 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:06/11/26 02:51 📱:SH902i 🆔:OQqSUJYQ


#317 []
たのしい
主さんうますぎっ!!

⏰:06/11/26 13:27 📱:P701iD 🆔:rTDFpdLU


#318 [ぽち◆p0ch1/x5S.]
パンダになッて∪まッたあ
雅樹ッて漢字違うけど
彼氏と一緒の名前

これからも頑張ッて

⏰:06/11/26 15:38 📱:N702iD 🆔:jcht11RM


#319 [主]
皆様ありがとう☆とッてもうれしいデス涙



あたしは戸惑いながら
雅樹を見た。

だってこんなとこ来るなんて

予想外もいいとこ。

え?だって雅樹は‥

え?身体だけだったの?

⏰:06/11/26 22:08 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#320 [主]
冷たい
冷たい
感覚が

身体を覆い尽くす。

今夜は外も

寒いからかな。


「着いたよ」

車を停めた雅樹は

一言残し

車を出る。

「…身体‥か。」
 

⏰:06/11/26 22:11 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#321 [主]
虚しくなった。

愛じゃなかった?

温もりは

なんだったんだろ。


でもいい。

今まで雅樹を苦しめた分

あたしの身体で埋められるなら。
 

⏰:06/11/26 22:15 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#322 [主]
ガチャ

外から助手席のドアが開けられた。


「唯ちゃん‥」

差し出される手を

握った。


手を引かれ
無言のまま
ホテル内に入る。

カツカツカツって
あたしのパンプスの音だけが

響いてた。

⏰:06/11/26 22:18 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#323 [主]
自動ドアが開くと
暖かい空気に包まれる。

雅樹が部屋を選んでる時も

エレベーターに乗り込む時も

あたしはずっと下を向いてた。


何かを考えてた訳じゃない。

ただ
すごく

身体だけが冷たかったんだ。
 

⏰:06/11/26 22:23 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#324 [主]
部屋に着いたらしく

雅樹がドアを開ける。

ためらう事なく

あたしも中に入る。


「唯ちゃん
こっち来て」

スリッパに履き代えて

あたしは雅樹の背中を見る為
顔を上げた。


なんかこの部屋‥

めちゃくちゃ広い。

⏰:06/11/26 22:27 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#325 [主]
ドアを一つ開けると

部屋の片面が
全部‥窓?
なんてゆ-の?

とにかく
景色が一望出来る様になってた。

あたしは言葉を失った。

「唯ちゃん
綺麗なの
好きだもんね」

雅樹が優しく

髪を撫でた。

⏰:06/11/26 22:32 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#326 [主]
ぶわって
涙が。

よくわかんない。

嬉しいんじゃない。

悲しいんじゃない。

寂しいんじゃない。


雅樹

ごめんなさい。

傷付けて

ごめんなさい。
 

⏰:06/11/26 22:34 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#327 [主]
「あ-あ
泣いちゃッた笑」

髪を撫でる掌は

やっぱり雅樹で

自分だって泣きそうな顔してるくせに

あたしを想って笑う所も

やっぱり雅樹で

どこまでいっても

雅樹は雅樹で

ほんと

あったか過ぎるよ。

⏰:06/11/26 22:37 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#328 [主]
「唯ちゃん?
俺さ-唯ちゃん好きになれて良かったな」

「‥ヒクッ‥」

「俺みたいな男でも
ちゃんと人をさ-好きになれるって分かったから」

「‥ズッ‥ぅん」

「いっぱい悩ませてごめんね」

首を横に振った。

悩ませたのは

どっち付かずだった
あたし。

⏰:06/11/26 22:42 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#329 [主]
「この景色‥
唯ちゃんに見せたかったんだ」


「‥ヒクッ‥前に‥誰と来たんだよ」


「‥あ゙。」

「ぷッ(笑」


分かってる。
分かってるよ。

わざとそ-やって
言うの。

優しい雅樹の癖だもん。
 

⏰:06/11/26 23:02 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#330 [主]
「唯ちゃん。
ゆーいちゃん♪
唯ぴょん♪

‥ユイリンオブジョイトイ。」


「‥M字やるべきですか?」

「お願いします。」


真面目な顔した後
吹き出して笑って

あたしを見た。

「かわい-ね
ユイリンわ。」
 

⏰:06/11/26 23:07 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#331 [主]
「かわいくないよ。
ちょ-ひねくれてるし。」

「可愛いよ」

「ん-ん。
悪女ってゆ-か悪魔だもん」

「はは笑
俺悪魔にハマッちゃッたわ」

雅樹は冷蔵庫から缶チューハイを出し
一口飲んだ。

⏰:06/11/26 23:13 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#332 [主]
ぼーっと
下の夜景を見渡す。

もう遅いのに

明かりがたくさん。


和也

何してるかな。


雅樹

一緒に見る景色

これが最後だね。
 
 

⏰:06/11/26 23:19 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#333 [主]
少し振り返って

雅樹を見上げる。


その視線に気付き

雅樹はあたしを見下ろす。


「ちッちゃいな(笑」

「‥」

「あ、ヒ-ルじゃないからかぁ(笑」

「‥」

「ん?なんか顔付いてる?」

「雅樹、
ありがとう」
 

⏰:06/11/26 23:22 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#334 [主]
「‥え?」

「ごめんって‥
言わなきゃいけないけど‥
唯ね、雅樹にありがとうって
いっぱい思うよ」


「‥」

雅樹の顔見て
気持ちが溢れる。

苦しくて
右手を掴んだ。
 

⏰:06/11/26 23:27 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#335 [主]
「こんな事‥
唯に言う資格ないし
言っちゃいけないと思う。
でも最後に‥」

雅樹があたしの手を握り返した瞬間

涙が零れ落ちた。

「最後に‥ヒック
言わせてくださ‥い

雅樹の事
ほんとにほんとに
大好きでした」
 

⏰:06/11/26 23:30 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#336 [主]
初めて言葉にした

あたしから

雅樹への想い。

零れる涙が

気付かせる。

あたしほんとに

雅樹の事好きだった。

大好きだったんだ。
 

⏰:06/11/26 23:35 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#337 [主]
「‥なんで
そ-ゆう事言う‥」

雅樹は強くあたしの手を引っ張り

すぐ後ろにあった
ベットに
押し倒した。

上に乗り
乱暴に唇を塞ぐ。

「んん‥ッ」

痛くない。
苦しくない。


切ない。
 

⏰:06/11/26 23:38 📱:V703SH 🆔:deuPE37A


#338 [リぉ]
あぁ…
泣きそ-になったあ
まぢィィ

⏰:06/11/27 03:48 📱:N901iC 🆔:cUKJB3YA


#339 [さき]
ァタシ泣いちゃってるよぉ更新楽しみデス

⏰:06/11/27 14:39 📱:P902i 🆔:☆☆☆


#340 [主]
コメ嬉しいです☆ありがとぉッ


絡み合う舌が
音を立てる。

唇を離した。

静かに開いた瞳に

泣きそうな雅樹が映った。
 

⏰:06/11/28 01:09 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#341 [主]
「俺‥
唯ちゃんとは遊びだし‥ッ」

あたしは目を見たまま
頷く。

「うん‥」


「唯ちゃんとか‥
最初からヤリ目だったし‥ッ」

「うん‥」


「唯ちゃんなんか
唯‥」
 

⏰:06/11/28 01:12 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#342 [主]
無理だよ雅樹。

あたしには

分かっちゃうんだよ。

雅樹のキスが優しい事

あったかい事

愛がある事。

⏰:06/11/28 01:13 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#343 [主]
雅樹は起き上がり

思いっきりあたしの腕を引っ張り

立て膝のまま
強く抱きしめた。


「俺最初から‥
好きだったよ
唯ちゃんの事」

やり場のない言葉が

腕の強さと一緒に

胸に刺さる。


「まじで
好きだったんだよ‥」
 

⏰:06/11/28 01:15 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#344 [主]
「うん‥」

あたしは背中に手を回して

頷く事しか出来なかった。


「唯‥」

抱きしめる身体は

いつも大きかったのに

今日はとても
小さく感じて

雅樹の声が

消えてしまいそうで。 

⏰:06/11/28 01:17 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#345 [主]
「雅樹‥」

強く抱きしめる。


何をしても

結末は変わらないって

あたし達ちゃんと

分かっていたよね。


それでも最後に

求め合ったんだ。
 

⏰:06/11/28 01:18 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#346 [主]
首筋を舌先が走る。

「ん‥ッ」

ちゅ‥

甘い感触が
身体中を包む。

「ハァ‥あ‥ンッ」


「唯‥」

⏰:06/11/28 01:22 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#347 [主]
なんで

いつもは「あ〜やべ-」とか
「まじ気持ちい-」とかしか

言わないくせに

今日に限って

名前ばかり
繰り返すの?

耳元に残っちゃうよ。

大好きだった

甘くて低い
あなたの声が。
 

⏰:06/11/28 01:22 📱:V703SH 🆔:hV0rypts


#348 [あーこ]
初めまして
呼んでて涙がとまらないです
二股の経験はないけど愛してるのに離れなきゃいけなくて…その最後の夜を思い出したぁ
愛があるって本当に大事ってあらためて実感した

今の彼氏との恋愛を大事していくためにこれを読めてよかったです
最後まで応援してます

⏰:06/11/28 15:43 📱:D902iS 🆔:o1Ubt8Oc


#349 [みぃ]

⏰:06/11/29 11:24 📱:SH902i 🆔:l/1k9dEc


#350 [主]
嬉しいコメントとあげて下さってありがとうございます☆


雅樹は
いつもより荒っぽく
胸を触り
下着に手を入れる。

「ハァ‥んッ」

速くなる鼓動も
乱れる呼吸も

全てが愛しくて
仕方なかった。

⏰:06/11/29 20:41 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#351 [主]
「んッ雅‥樹‥ッ」

「もっと呼んで‥」

髪に指を通して
何度もキスをした。

ただ温もりが欲しくて
重なってただけだったのに

それがこんなに

最後が悲しくなるなんて

雅樹は気付いてた?
 

⏰:06/11/29 20:48 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#352 [主]
全身を愛撫されて
部屋にはいやらしい音と
息と声が混ざる。

「ぁ‥ッんんッ‥ハァ」

「唯ちゃ‥」

「あ‥んッ‥雅樹」

指が止まった。

「ハァハァ‥」

雅樹の顔が
天井の薄暗い明かりを遮った。

⏰:06/11/29 20:54 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#353 [主]
呼吸が整わないまま言った。

「唯ちゃん‥ハァ‥入れたいんだけど‥」

「ん‥いいよ?」

「でも入れたくない」

「なにそれ‥」

あたしは軽く笑い
雅樹の目を見る。

「だって入れたら最後じゃん‥」

⏰:06/11/29 20:58 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#354 [主]
そう言った雅樹の顔は

いつもみたいなS男じゃなくて

本当に大事なものを大切にするような

愛しさがあった。

だから泣きそうになった。

「入れて‥?」

あたしの小さな一言。

進む為に
あたし達は終わるんだよ。

⏰:06/11/29 21:02 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#355 [主]
雅樹は無言のまま

静かにあたしの中に入ってきた。

「う‥ッ」

「んん‥ッ」

充分に濡れ過ぎたアソコから音が漏れる。

「ハァハァ‥キ‥ツ」

「ぁ‥はぁ‥んッ」

衝動のまま
動く。

雅樹はひじを付いて
あたしを抱きしめる様に抱いた。

⏰:06/11/29 21:06 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#356 [主]
突いてる間も

あたしの膝を持ち上げて
イクまでも

雅樹はずっと

吐息混じりに
あたしの名前を呼んでくれた。


ドクドクッて

感覚と一緒に

あたしは
最後の雅樹を感じた。

⏰:06/11/29 21:20 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#357 [みぃ]
めちぁハマってます
どん02更新ぉねがぃしますッ(*p′∀`q)
めちぁ02応援してます

⏰:06/11/29 21:22 📱:SH902i 🆔:l/1k9dEc


#358 [主]
みぃサンありがとぉッ☆


汗が光る背中を強く抱きしめる。

そして雅樹は
横になって
腕枕してくれた。


「ハァ‥唯ちゃん?」

「ん?」

「チューハイこぼしちゃった」

第一声がそれかい。

「そだね笑」

⏰:06/11/29 22:03 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#359 [主]
「唯缶落としたの気付かなかったよ-」

「なんか俺夢中だったもんな笑」

「唯も」

二人笑い合って

またキスをして

出会った日の話をした。

⏰:06/11/29 22:09 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#360 [主]
「初めて会った日覚えてる?」

「唯は覚えてる!
雅樹は?」

「もち覚えてるし!!」

「ほんと-?笑
雅樹がシフト出しに来た時だよね」

「そ-そ-!
可愛い子入ったじゃん!って思ってた。笑」

「唯は髪盛ってるなーって思ってた。笑」

⏰:06/11/29 22:13 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#361 [主]
「あ〜ギャル男発見物語だねー」

はい。意味わかりません。

「最初に雅樹が唯にゆった台詞知ってる?」

「え〜??
挨拶じゃない?」

「『ハイチュウ食う?』だよ」

「あ-あ-!!笑」

昔の話で盛り上がる。

昔ってゆってもまだ
2、3ヵ月前だけど

⏰:06/11/29 22:20 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#362 [主]
「なんかさ〜
唯ちゃんの事
すげー素直に好きになれたよ」


「うん‥ありがとう」

さっきまで笑ってたのに

気持ちを言葉にされると

天井が滲む。

雅樹

愛してくれて

本当にありがと。
 

⏰:06/11/29 22:25 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#363 [主]
「唯ちゃん」

「‥なぁに?」

ぐっと涙を堪えた。

「唯ちゃんは優しいし
真面目だし
きっといっぱい悩んで
答え出したんだよな」


「‥うん‥」


雅樹が腕枕してる手を曲げて
優しく髪を撫でる。

⏰:06/11/29 22:29 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#364 [主]
「俺も
唯ちゃんを幸せにする自信はある。
でもそれは
今の彼氏でも出来る事だから。」

「‥」

これが最後の言葉になるって

なんとなく分かった。

だから目を閉じて

雅樹の声を聞いたんだ。
 

⏰:06/11/29 22:33 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#365 [主]
「だから絶対
 幸せになって。」


−幸せになって。

ありふれた
よく聞く言葉。

だけど
それをあたしに言うのに

あなたはどれだけの想い

握り潰したんだろうね。

最後まで優しかった。

あなたは絶対

忘れない。
 

⏰:06/11/29 22:35 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#366 [主]
我慢したはずの涙は

勝手に流れて

雅樹の腕に落ちた。


「唯‥」


雅樹は身体を起こして
温かい唇を重ねた。


これが最後のキスだった。


こうしてあたし達は

終わったんだ。
 

⏰:06/11/29 22:40 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#367 [主]
ねぇ雅樹

あたしとあなたが
過ごした時間は

あまりにも
短くて

だけどそんな事は
関係なくて

本気で愛して

本気で愛された。

だから同じだけ
傷付いたんだ。
 

⏰:06/11/29 22:41 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#368 [主]
これから先

雅樹はあの車の助手席に

違う女性を乗せて

街を走るのかな。


あの優しい掌で

違う女性の髪を撫でて

あの甘くて低い声で

違う女性の名前を呼ぶのかな。

笑い合うのかな。
 

⏰:06/11/29 22:44 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#369 [主]
それは嬉しい事だけど

まだ大人になれないあたしは

少しだけ寂しいよ。


勝手でごめんね。



今夜は雪が降ったね。

あなたも見ていますか?
 

⏰:06/11/29 22:47 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#370 [るーじゅ]
う〜泣ける(T_T)

⏰:06/11/29 22:47 📱:W32T 🆔:ooGkqotE


#371 [主]
想いが止まらない程

適当には楽しめなくて

寂しさ紛らわす術には使えなくなってた。


いつの間にか

全てがあなたで

溢れてしまっていたから。


こんなに好きにならなければ

不器用にさよなら

言わずに済んだのにね。

⏰:06/11/29 22:50 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#372 [主]
何も変わらない

表面上。

でも確実に

狂い始めた。


もう出会った頃には
戻れない。

あたしも

あなたも


求め合わずに

傍に居られないから。
 

⏰:06/11/29 22:51 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#373 [あい]
ほんと泣ける〜(>д<)
いつも楽しみにしてます★☆主さん頑張ってね♪

⏰:06/11/29 22:53 📱:W42SA 🆔:gto1qfzc


#374 [主]
こんなあたしに
言う権利なんてないけど

でも最後に一度だけ
言葉にさせて下さい。


「本当に大好きでした。

あたしよりも

幸せになって下さい。」
 

⏰:06/11/29 22:53 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#375 [主]
 −冷えた身体

 あなたの愛で

 温かくなったよ。


 あなたの身体にも

 少しくらいは


 あたしの体温

 残っているかな?




−END−
 

⏰:06/11/29 22:55 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#376 [主]
○あとがき○

今まで
ありがとうございました。

フィクションを混ぜたのでこちらの板に書かせて頂きましたが
実話がベースになっています。

自分の気持ちを整理出来て
皆様に読んでもらえて
とても嬉しく思います。

応援ありがとうございました。

⏰:06/11/29 23:02 📱:V703SH 🆔:zROrZxN6


#377 [ちよ]
すっっごくよかった(T-T)



お疲れ様でした!!!

⏰:06/11/29 23:17 📱:SH902i 🆔:x4nCfnZE


#378 [みぃ]
めちぁ泣けました
ぉつかれさまでした

⏰:06/11/29 23:24 📱:SH902i 🆔:l/1k9dEc


#379 [我輩は匿名である]
がばいえがっだ!
また小説書いてほしか。ほんてはまった!

おつかれさまでした!

⏰:06/11/29 23:28 📱:N901iC 🆔:.KutgqHU


#380 [梨來]
とてもょかったデスyy
感動しまくりでした-m
ぉ疲れサマです~~

⏰:06/11/29 23:30 📱:W33SA 🆔:Q7MJmOSE


#381 [なな]
本間に良かったあ
私も二股してた事
あって主さんの気持ちが
かなり共感できました私も彼氏一筋になれました感動をありがと

⏰:06/11/29 23:33 📱:SH901iS 🆔:RpL6pF.M


#382 [マサ]
感動しました
お疲れ様でした。

⏰:06/11/29 23:36 📱:P902iS 🆔:WuJHiZCU


#383 [主]
わぁ-皆様たくさんコメントありがとうデス(*´ω`*)

感動してくれたり
共感してくれた方もいて嬉し過ぎでした(;ω;)

⏰:06/11/30 00:31 📱:V703SH 🆔:74R1OO92


#384 [我輩は匿名である]
>>300-400

⏰:06/11/30 00:52 📱:N901iC 🆔:tSzm6xWI


#385 [幸仔]
主さンの小説の書き方好きだょ
久々に相手のコト考えさせられるよ-な小説に出会えましたx。
2股ゎよくなイことだけど
切なくてずっと胸キゅンしてました

少し休んだらまた新しく書いて欲しいなx。
忙しいのに読者の期待に答えてくれてありがとウ~~

また絶対主さンの小説読みたいので
もし書くときゎ報告よろしくですxキ

イィ小説ありがとうでした~~

⏰:06/11/30 01:59 📱:W31SA 🆔:☆☆☆


#386 [ノゾミ]
失礼します読ませていただきまあす
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:06/11/30 02:50 📱:SH901iC 🆔:BxTR69wM


#387 [我輩は匿名である]
>>1-200
>>201-400

⏰:06/11/30 16:35 📱:D902i 🆔:FXRvWgVI


#388 [まぁ]
主さん

すごく感動しましたぁ
昔のぁたしにそっくりでめちゃ共感出来たぁ
ホンマにぉ疲れさまですぅ

⏰:06/11/30 18:01 📱:N902iS 🆔:mLeid31M


#389 [みく]
お疲れさまでした
最初から読んでました
めちゃハマった
ぜひまた書いて_
ほしいですッ

⏰:06/11/30 19:05 📱:N901iS 🆔:XgPzO5Xw


#390 [みい]
涙がとまらないのわみいだけですかね?
あたしわ今だに『幸せになって』って言葉が1番好きな人に言えません。
雅樹さん見習わなくちゃ
感動をありがとう

⏰:06/11/30 19:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#391 [主]
皆様ほんとにありがと-(;ω;)応援してくれた方がいたから書き終える事が出来たんだ-って、とても感謝しています☆


自分が想う人に自分じゃない人と「幸せになって」ッて言うのは本当に切ないですよね。
でもだからこそ、胸に響く言葉でした。
忘れられないなぁ

⏰:06/11/30 23:47 📱:V703SH 🆔:74R1OO92


#392 [あいx]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400

⏰:06/12/25 17:09 📱:W42H 🆔:ZUDajniM


#393 [がちゃーぴ]
まぢいー小説+。

⏰:06/12/26 09:52 📱:D902i 🆔:RK1E5kQk


#394 [ゆリ]
マヂ泣いたわ〜;
こンないい小説読ンだの
初めてだった

あたしも似たようなコト
経験あるンだ・・。
だケドやっぱリ
唯ちゃンと一緒で
彼氏選ンだ・・
今ぢゃ後悔もなくなって
毎日幸せだよっ

心に残る小説を
書いてくれて
あリがとう・・

⏰:06/12/27 01:23 📱:SH902iS 🆔:9N/drwnM


#395 [我輩は匿名である]
あげ。゚(゚´д`゚)゚。

⏰:07/04/06 04:18 📱:PC 🆔:OLufJG3A


#396 [とくめい]
みんなに読んで欲しいから
あげときます(・∀・)

⏰:07/07/26 17:43 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#397 [匿名]
読みました

めちゃあ感動です

⏰:07/07/26 21:47 📱:W41CA 🆔:hVVakIvg


#398 [みき]
涙止まりません(;_;)
お疲れ様です。。

⏰:07/07/27 01:06 📱:W41CA 🆔:ajhhYQzw


#399 []
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400

⏰:07/07/27 01:50 📱:SH902iS 🆔:8X.W7esM


#400 []
一気読み
泣いた泣いた!
ほんとに泣いた

感動をありがとう
ございました

⏰:07/07/27 02:32 📱:SH903i 🆔:.gndBFtI


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194