危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#226 [東脂ヤ転
[どうやら今日は俺にとって、最高に恥ずかしい日になるらしい。]
俺は少し俯いて、赤らむ顔を静兄から背けた。
そして、
「俺のこと、離さないでね・・・・」
ちょっと震えた声で俺は、確かにそう言った。
「・・・それだけ・・ッ」
どんな顔をされるのか怖くて、静兄を見ることが出来ない。
こんな言葉笑い飛ばされるだろうと思ったその時、静兄は俺を強く引き寄せて低く囁いた。
「当たり前だろ」
:08/03/02 18:04
:W52P
:☆☆☆
#227 [東脂ヤ転
静兄は俺を抱きしめながら続けた。
「いや・・・"離さない"とは言えないな」
「・・・え?」
俺は少しズキッとした胸を抑えて、静兄を見つめる。
[やっぱり・・・変だよな・・・こんなこと・・・]
急に悲しくなって、静兄から離れようとした時、静兄がクスッと笑って言った。
「"離さない"じゃなくて、"離してやらない"よ」
俺は驚いて顔をあげる。静兄は、いつもと変わらぬ笑顔だ。
:08/03/02 19:34
:W52P
:☆☆☆
#228 [めめ]
:08/03/02 21:48
:SH903i
:SGoKSlOQ
#229 [東脂ヤ転
めめさん★
ありがとうございます!!頑張って続きも書きますねッ☆o(^-^)o
:08/03/02 22:50
:W52P
:☆☆☆
#230 [e]
:08/03/03 03:49
:W43SA
:87iMheto
#231 [東脂ヤ転
eさん★
良かったらまたコメントしていって下さいネ♪
:08/03/03 08:13
:W52P
:☆☆☆
#232 [東脂ヤ転
「例えお前が嫌になって逃げたくなっても、絶対離してやんない
お前は、俺のものだからな・・・」
そう言って静兄は俺の額(ヒタイ)に軽くキスをした。
俺は予想外の言葉に嬉しいのか、照れくさいのか、いつもに増して体が熱くなるのを感じる。
[そうやって・・・]
そうやって静兄は、俺の中にある"不安"を一つずつ溶かしていくんやな。
俺はこの想いを言葉では表現出来そうになかった。
だから代わりに、ゆっくりと静兄に持たれかかった。
:08/03/03 08:22
:W52P
:☆☆☆
#233 [東脂ヤ転
静兄はそれに応えるように、俺をしっかりと抱きしめてくれる。
「逃げ出すのなら、今のうちだよ?」
静兄の甘い声が、俺を優しく包む。
「・・・逃げたいワケない・・・俺は・・・静兄の側に・・・」
そこまで言って、俺は静兄の目を見つめる。
「静兄の・・・側に居たい」
:08/03/03 08:30
:W52P
:☆☆☆
#234 [東脂ヤ転
「・・・・プッ・・・クスクスッ」
そんな俺を見て、静兄は突然笑い出した。
「な・・・ッ・・・何だよ!!」
俺は急に恥ずかしくなって、静兄を睨む。
「いや・・・あんまり鳴が可愛いからさぁ・・・クスッ」
静兄は嬉しそうに、無邪気な笑顔を俺に向ける。
俺はこの笑顔に逆らうことが出来ない。
「好きだよ・・・鳴」
きっと
これからも
ずっと・・・
:08/03/03 08:40
:W52P
:☆☆☆
#235 [東脂ヤ転
第A話終了ですッ☆(^-^)
ここまで読んで下さった皆サマ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!
感想版では引き続き、
こんなキャラを出して欲しい!!
こんな話も書いて欲しい!!
っていうリクエストを募集しています♪(=^▽^=)
それからもし私、月花のほうに質問がありましたら、それも感想版にぜひ!!お願いしますo(^▽^)o
:08/03/03 08:46
:W52P
:☆☆☆
#236 [東脂ヤ転
:08/03/03 08:48
:W52P
:☆☆☆
#237 [りこ]
:08/03/03 18:06
:W44K
:cnhBsjKQ
#238 [なみ(@_@)]
あげ

更新楽しみにしています

:08/03/04 14:32
:P903i
:YLUSGKxI
#239 [我輩は匿名である]
:08/03/04 16:34
:W47T
:D1MKOYSw
#240 [東脂ヤ転
りこさん★
また良かったら感想下さいネ(^-^)
なみさん★
ありがとうございます!!第B話もボチボチ上げていきますねッ♪
我が輩は匿名さん★
あげて下さってありがとうございます☆
:08/03/05 16:14
:W52P
:☆☆☆
#241 [東脂ヤ転
全てを信じてしまうと
全てを委ねてしまうと
とてつもなく不安になる
疑いたくなる
それでも貴方は
この俺を
信じてくれるの?
:)危ナイ兄弟愛ノカタチーB
:08/03/05 16:22
:W52P
:☆☆☆
#242 [東脂ヤ転
家からそう遠くない繁華街のある一角。
そこに俺は立っていた。
学校帰りによく行く店の並ぶ通りが、すぐ近くにあるハズなのに、この辺では何も聞こえて来ない。
「いかにも...騒音を嫌う静兄らしい場所だな」
辺りを見渡しながら俺は小さく呟いた。
目の前にはセンスの良い小さな看板が1つ、そこから地下へと階段が続いている。
看板には"Bar・restaurant Violet(ヴァイオレット)"
静兄の店だ。
:08/03/05 16:38
:W52P
:☆☆☆
#243 [東脂ヤ転
ー3日前ー
「静兄の店に?・・俺が!?」
いつものように夕食を終えて片付けている時、今日は珍しく家にいる静兄が思いがけないことを言い出した。
「明日から働けとは言わないよ
とりあえず遊びにおいでよ?」
静兄は、皿洗いする俺の横のシンクに腰かけて言う。
「"バイト探してる"って言う話から何でそうなるんだよ!」
俺は最後の皿を洗い終えると、静兄の方に向き直った。
:08/03/07 08:23
:W52P
:☆☆☆
#244 [東脂ヤ転
「だってさぁ鳴可愛いから、他の所で変な奴に絡まれたら大変だろ?」
静兄は平然と言う。
「あのなぁ、俺は可愛いくなんかないし!
第一俺に変なことすんのは静兄だけだよッ!!」
俺は呆れてそう言うと、リビングに戻ってソファーに腰かける。
[まぁ・・・悪い気はしないけど・・・な]
ちょっとにやけそうになる顔を引き締め、俺は求人誌を手にとる。
:08/03/07 14:05
:W52P
:☆☆☆
#245 [東脂ヤ転
「まぁでも一応ね、もし気に入ったらそのままウチで働けばいいしさ」
静兄は俺の手から求人誌を取ると、隣に座ってテレビをつけた。
「・・・変な店じゃない?」
「??変な店って??」
不思議そうな顔をする静兄に、俺はゆっくり訊く。
「・・・・ス・・・・」
「・・・ス?」
「・・・ストリップショー(♂)の店とか・・・」
「・・・・・お前にとって、俺はどんなイメージのオーナーなんだよ(笑)」
:08/03/07 14:16
:W52P
:☆☆☆
#246 [あい]
1話からずっと読んでます♪
支援あげ〜!!
:08/03/07 15:53
:PC
:☆☆☆
#247 [東脂ヤ転
そんなこんなで俺は静兄の店へ、あくまで"遊びに"行くことになった。
『あそこの通りに店は一軒しかないからな
"Violet"って店だよ』
静兄の言った通り、出ている看板は一つしかない。
腕時計に目をやると午後3時。
「時間だし・・・行くか」
俺は何故か少し緊張している足を動かして、ゆっくりと階段を降りて行った。
:08/03/07 16:25
:W52P
:☆☆☆
#248 [東脂ヤ転
あいさん★
感想版にもコメントありがとう!!(^O^)/
1話から読んでくれてるなんて・・・!!(号泣)
感激です!(ノ_<。)
これからもよろしくお願いしますねッ☆
また普通のお話とかも感想版でできたら嬉しいですッ♪\(^_^)/
:08/03/07 16:51
:W52P
:☆☆☆
#249 [東脂ヤ転
カランカランー・・・
ドアに付けられたベルが、やけに大きく室内に響く。
「す・・・すいませーん」
薄暗い店内に向かって、俺は思い切って声をかけてみた。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・返事が無い。
[何だよ!!遊びに来いって言ったの静兄だろ!?]
とりあえず、中で静兄を待とうと恐る恐る中に入る。
店内にはオレンジ色の蛍光灯がポツポツと付けられていて、僅かに室内を照らしている。
:08/03/08 00:17
:W52P
:☆☆☆
#250 [東脂ヤ転
「まぁ確かに・・・俺が好きな雰囲気ではあるな」
店内を見渡しながら、俺は思わず呟く。
派手すぎない小ぶりのシャンデリアといい、テーブルにあるレトロなランプといい、イス等のデザインといい・・・。
悔しいけど、どこから見てもこの店は俺が働くのに"理想"の場所だ。
[ここで・・・働くのも良いかもな・・・]
近くにあったイスに腰かけようとした、
その時。
:08/03/08 01:47
:W52P
:☆☆☆
#251 [東脂ヤ転
「ハァッ・・・やぁ・・んッ・・・あぁんッ・・・」
「・・・!!??」
明らかに怪しい声が奥から聞こえてきた。
さっきまでは気が付かなかったけど、奥にはまだ個室があるらしく、そこから明かりが少し漏れいた。
[何だ・・・?今の声・・・]
不信に思った俺は足音を潜めて、その明かりの方にゆっくりと近付く。
近付くにつれ、少なくとも2人は中に誰かがいることが分かった。
:08/03/08 10:28
:W52P
:☆☆☆
#252 [東脂ヤ転
>>251×漏れいた
○漏れていた デス
誤字失礼しました(;_;)
:08/03/08 10:30
:W52P
:☆☆☆
#253 [東脂ヤ転
「ハァ・・・も・・ダメ・・ッ・・入れて・・ッあぁんッ!!」
明かりが漏れる部屋のすぐ近くまで来た時、その声が"喘ぎ声"だということが分かった。
しかも喘いでいるのは、"男"だ。
[おいおい・・・やっぱり怪しい店じゃねぇか・・・]
開店前の店で何やってんだよ!と呆れて引き返そうとした時ふ、と思った。
[もしかして・・・静兄が・・・・!?]
:08/03/08 10:35
:W52P
:☆☆☆
#254 [東脂ヤ転
有り得なくはない・・・!!
だってこの店のオーナーは静兄だし、こんな非常識な状況でsexできる(しかも♂と)の、静兄だけじゃないか・・・!?
考え出したらその良からぬ妄想は膨らんでいき、俺は居ても立ってもいられなくなってきた。
「こうなったら・・・突撃だ!!!」
俺はワケの分からないことを口走りながら、2人のいる部屋のドアノブに手をかけた。
「静兄ーーッ!!!」
:08/03/08 10:41
:W52P
:☆☆☆
#255 [東脂ヤ転
「この裏切り者ー!!!」
とか、叫ぼうと思ったその時、その2人を見てあ然とした。
「・・・・えーっと・・・どちら様?」
今から明らかに、テーブルの上にいる男に挿入しようとしていたこれまた"男"が、驚いた様子で俺を見つめる。
もちろん静兄では、ない。
[・・・・・・・・やっちまったぁーーーッ!!!!]
ドアを開けたことに俺は心から後悔した。
:08/03/08 10:49
:W52P
:☆☆☆
#256 [東脂ヤ転
テーブルには淫らに脚を広げ、陰部を露わにする若い男。
そしてその男を攻めたてている、長身で静兄と同い歳位に見える男。
俺はこの2人のsex現場に、思いっきり邪魔するカタチで飛び込んできてしまったのだ。
「いやぁ・・・何て言ったらいいのか・・・・・本当・・・・・すみませんでした!!!」
俺はこの場を理解する前に、とりあえずマジで謝った。
:08/03/08 10:55
:W52P
:☆☆☆
#257 [東脂ヤ転
「・・・へぇ〜・・・」
俺が頭を下げ続けていたその時、長身の男が何故か少し笑って近付いてきた。
「あんた、可愛い顔しとるなぁ・・・」
「・・・・・・・は?」
男は俺の前に立って、俺の顔を覗き込むようにして話しかける。
しかしその時男は、この男の端整な顔立ちに驚いた。
「う・・・わ・・・美形・・・」
:08/03/08 11:02
:W52P
:☆☆☆
#258 [東脂ヤ転
>>257しかしその時"俺"は、
デス
またA誤字失礼しました!!!(・ω・`)
:08/03/08 11:12
:W52P
:☆☆☆
#259 [東脂ヤ転
「クスッ、そりゃどーも
アンタみたいな可愛い子に言われるんも、たまにはえぇなぁ」
男の目は少し切れ長で危ない目をしているが、それがまた彼の魅力なんだろう。
金色に近い茶髪の髪は長くポニーテールにしていて、話す度にサラサラと俺の頬を掠(かす)める。
静兄とはまた違った魅力に、少しドキッとしてしまった。
:08/03/08 13:14
:W52P
:☆☆☆
#260 [東脂ヤ転
「圭吾ォ!!!
てめぇまた店に男連れ込んでるなぁ!?」
俺がその長髪の男に、見とれてしまっていた時突然、部屋のドアを蹴り破るかのように誰かが入ってきた。
「げ!?明かよ!?」
長髪の男は慌てて俺から離れ、ズボンを履き直す。
凄い勢いで入ってきたのは、俺よりも小柄な赤いバンダナをした子だった。
:08/03/08 13:25
:W52P
:☆☆☆
#261 [東脂ヤ転
「やっぱりここにいたぁ!!!しかもまた新しい奴じゃねぇか!!」
バンダナの子は長髪の男、テーブルに横たわっていた男、そして俺、という順番に睨みつけながら吠えた。
「ちょい待て明!
俺はまだ何もしてへんで!?」
長髪の男が、明らか動揺しながら弁解する。
「はぁ!?何もしてない!?
じゃああの男は下半身すっぽんぽんで、テーブルの上に脚開いて何やってたってたんだよ!?」
俺とテーブルにいた男は、ポカンとした顔で2人を見つめる。
:08/03/08 13:36
:W52P
:☆☆☆
#262 [東脂ヤ転
「しかも3Pとは・・・お前は店を、ラブホか何かと勘違いしてないか!?」
バンダナの子は怒り奮闘で、長髪の男をがなり立てている。
「落ち着けって明!!
確かにテーブルの奴は俺の連れやけど、そいつとは俺も初対面やねんって!」
長髪の方は苦笑いでバンダナをなだめる。
「そ・・・そうなんです!
俺は静兄に用があって・・・」
長髪の弁解する声で我に返った俺は、本当の用件を思い出し、2人に慌てて言った。
:08/03/08 16:18
:W52P
:☆☆☆
#263 [我輩は匿名である]
めっちゃ楽しみ

気になりますッ

:08/03/08 18:28
:N703iD
:MunhsCEk
#264 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
ありがとうございます!またちょっと更新しますねッ♪(^O^)/
:08/03/08 23:44
:W52P
:☆☆☆
#265 [東脂ヤ転
「静・・・・・兄?」
俺の言葉を聞いた途端、バンダナの子の動きが止まった。
「へぇ〜・・・"静兄"って呼べる奴が、紫穂以外にもいるとはねぇ〜」
一方長髪は、まるで珍しいモノでも見るように俺を見る。
[・・・紫穂(シホ)って・・・誰の話だ?]
俺は長髪の言っている意味が分からず、首をひねる。
部屋にはさっきとは打って変わった、何となく気まずい空気が流れる。
:08/03/09 00:18
:W52P
:☆☆☆
#266 [東脂ヤ転
「あれ、こんなとこにいたの?鳴」
その時、静かだった部屋に聞き覚えのある声が響いた。
「ーッ!静兄!!」
俺は安堵感が混じった顔で、声する方に振り向いた。
「何?そんなに俺に会いたかった?」
静兄は悪戯っぽく笑いながら、俺のところまで来て頬を撫でる。
「会いたかったよ!!」
と、思わず言ってしまいそうになる程の魅力がある静兄は、やっぱり無敵だなぁ・・・
なんてスーツ姿の静兄を見ながら、しみじみ思ってしまった。
:08/03/09 00:45
:W52P
:☆☆☆
#267 [東脂ヤ転
「2人共、話したいことがあるからホールに来てくれ」
静兄は2人の方に向き直る。
バンダナの子は相変わらず浮かない顔だ。
「それから圭吾。
お前、次に店でヤッたらクビな」
そう言うと、ビシッとその長髪に指を差した。
「分かりましたぁ〜・・・
ったく、そういうワケで続きは今夜ね♪」
長髪の方は反省した様子もなく、さっきの若い男に耳打ちしながらウインクした。
:08/03/09 10:04
:W52P
:☆☆☆
#268 [東脂ヤ転
「お前は今日は朝までだろ、バーカ」
長髪の方を軽く睨むと、バンダナの子は部屋から出て行った。
「あらら、ご機嫌ななめやなぁ〜」
長髪は愉しそうに笑うと、俺に向かってウインクした。
それに気付いた静兄は、俺をホールへと促すように背中を押した。
その顔は気のせいか、不機嫌そうだった。
:08/03/09 10:09
:W52P
:☆☆☆
#269 [我輩は匿名である]
:08/03/09 21:13
:W47T
:krwXy6do
#270 [藍桜]
この小説
めちゃ大好きデス(ω)
続き楽しみに
してます(∀)
頑張ッてくださぃ☆
:08/03/09 21:28
:W53T
:oHD5n0/w
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