ピンクな気分。
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#300 [のの子]
「竜二君、いつからいたの?」

「枕に頭つっこんだぐらいから?ってかほら、バッグ持ってきたよ。」

クスクス笑う竜二君の顔が恥ずかしくて見えない。

「体調は大丈夫なの?」

竜二君がかがんで私の顔を覗き込むようにして目線を合わせてきた。

カァーッ
「‥はい。色々すみませんでした。」

自然と正座する私。

⏰:09/03/01 21:04 📱:SH903i 🆔:.z4xaqHU


#301 [のの子]
確かに寝たからかさっきよりかは体が楽になっていた。

「そっか。良かったね。」

ヨシヨシ
竜二君が頭を撫でてくれる。

ドキッ

「あっあの、あとさっきは話してる途中で寝て‥ごめんなさい。怒ってる?」

ペコッと頭を下げながら竜二君の顔を探る。

「あぁ〜‥大事な話してたんだけどね。」

あっ‥妖しい笑顔。

⏰:09/03/01 21:22 📱:SH903i 🆔:.z4xaqHU


#302 [のの子]
「えっ何話してた
「まさか聡美ちゃんは人が大事な事話してるのに寝た分際でもう一回話してなんて言わないよね?」

妖しく笑いながら冷ややかなオーラを放つ竜二君。

「もっもちろんです‥」

やっぱ怒ってんじゃん!

「じゃ帰ろうか。」

ニコッと笑って私に手を差し出す。

「あれ、もう放課後なのっ?」
.

⏰:09/03/01 21:36 📱:SH903i 🆔:.z4xaqHU


#303 [のの子]
「いやもうすぐで終わるんだけど、少し早めに帰っとこう。」

「えっうん。」

差し出された手を握って立ち上がって上履きを履く。

竜二君てこういうの紳士的っぽいな‥

一人でそんな事を考えながらほっぺを赤くする。

「家まで送るよ。」
.

⏰:09/03/01 21:53 📱:SH903i 🆔:.z4xaqHU


#304 [チャキ]
あげ

⏰:09/03/04 01:04 📱:SH706i 🆔:zntGSL2A


#305 [のの子]
「えっ大丈夫だよ?私思ったより元気だし!ほらっ。」

ピョンピョン

元気と見せようとなぜかジャンプする。

「ぷっ子供か。 ねぇ、大事な話の続きとか‥聞きたくない?」

ピタッ

「え‥あ‥きっ聞きたいっ。聞きたい聞きたい!」

ピョンピョン

興奮してまた飛び始める。
「じゃ帰ろうか。」

⏰:09/03/04 10:35 📱:SH903i 🆔:tJdPWN06


#306 [我輩は匿名である]
気になるあげ

⏰:09/03/04 21:46 📱:W51SA 🆔:N3RBmFBA


#307 [のの子]
「うん。」

さっきはあんな事言ってたけど、教えてくれるんだ‥
「バッグ俺が持つから。行こう。」

ゆっくり歩く竜二君の隣でヘヘッと笑いながら私達は保健室を出た。


―――――――


「ゴホッ‥あっここ右曲がるの。」

大事な話については触れずに家の近くまできた。

ってかまた咳でてきちゃったなぁ。

「大丈夫?」

「うん。ごめんね?」

「俺は平気。でも風邪うつさないでね♪」
.

⏰:09/03/05 00:48 📱:SH903i 🆔:uEsTK9n.


#308 [のの子]
「あぁーっひどぉい!」

ポコポコ
竜二君の腕を叩くと竜二君は笑った。

こんな風に普通の会話をしながら帰ってきた帰り道。でも昨日の私には考えられなかった出来事だ。

「あっ!ゴホッ桃に先に帰ったって連絡しとかなきゃ心配するよね。」

「それなら俺から言っといたから大丈夫だよ。」

「本当?ありがとう。」
.

⏰:09/03/05 00:58 📱:SH903i 🆔:uEsTK9n.


#309 [のの子]
「それより、家に誰かいんの?」

横目で私を見る竜二君。

「たぶんお母さんがいると思う。」

「‥お母さんだけ?」

「うん。」

「そっか。」

竜二君はそう言って優しく笑うと、そっと私から目線を外した。

「あっあれ家だよ!」
.

⏰:09/03/07 00:55 📱:SH903i 🆔:CefL09fk


#310 [のの子]
私は決して大きくもなく、綺麗でもない普通の一軒家を指差した。

「ここか。ってか本当に学校近いなっ。」

「たったまたまだよ!」

なんだか近場の高校を狙ったみたいで恥ずかしくなった。

「ぢゃぁこれ。」

バッグを渡され両手で受け止める。

「あっありがとうございました。」
.

⏰:09/03/07 01:01 📱:SH903i 🆔:CefL09fk


#311 [のの子]
「うん。」

‥‥‥‥

シ〜〜〜〜ン


家の真ん前で二人して黙り込む。だってまだ大事な話を聞いてな
「あのさ」

「はっはいっっ!?」

竜二君の声に過剰に反応して大きな声で返事をしてしまった。

ギュッ
両手で抱きしめたバッグに力が入る。

⏰:09/03/07 01:06 📱:SH903i 🆔:CefL09fk


#312 []
 
続き気になります
頑張ってください!
 

⏰:09/03/08 12:13 📱:N906imyu 🆔:czWIwOAk


#313 [そら]
一気に
よんじゃいました

更新
がんばって下さい

⏰:09/03/08 14:58 📱:F706i 🆔:/I707fLY


#314 [のの子]
ドキッ  ドキッ

どんどん心臓がうるさくなってきた。

「家の真ん前で言うのもムードとかないかもだけど」

苦笑いしながら竜二君が家を見上げる。

たっ確かに家の前じゃいつお母さんが出てきてもおかしくない‥

「でもなんだかんだ2回目だし」

ドキッ ドキッ
竜二君が私を見つめる。

「この際ムードとか無しでもいい?」

⏰:09/03/08 20:45 📱:SH903i 🆔:XHfdoDHE


#315 [のの子]
優しく笑う竜二君。

ふわっと吹いた風に揺れる黒い髪も、私を見つめる強い眼差しも、悪戯っ子みたいに妖しく笑う口元も、いつも私を受け止めてくれる大きな手も‥

好き。


「うん。」

私もクスッと笑って一言だけ返事をする。

竜二君もクスッと笑って一歩私に近づいた。
.

⏰:09/03/08 21:08 📱:SH903i 🆔:XHfdoDHE


#316 [のの子]
ドキッ ドキッ

私よりも背の高い竜二君を見ると自然に見上げてしまう。

そんな私を見て彼はニコッと笑うと、私の髪の毛に触れて髪を左耳にかけた。

そこにあるのは、キラリと光る特別な証‥


「もう聞き逃さないでよ?」

.

⏰:09/03/09 00:08 📱:SH903i 🆔:Ue.Y4VLI


#317 [のの子]
 


「 好きだよ。 」




彼を好きになってからずっと待ち侘びていた言葉。

なんでだろう‥胸がキュッとなって上手く言葉にできない。

一瞬が、たった一秒が長く感じる。


.

⏰:09/03/09 00:18 📱:SH903i 🆔:Ue.Y4VLI


#318 [そら]
更新がんばって
下さい

⏰:09/03/09 02:31 📱:F706i 🆔:ABR6O1po


#319 [さくら]
>>1ー100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:09/03/09 05:19 📱:F905i 🆔:9Skmo/ck


#320 [さくら]
>>1-100

⏰:09/03/09 05:20 📱:F905i 🆔:9Skmo/ck


#321 [のの子]
 
ギュッ
あっという間に竜二君に抱きしめられた。

けど私と竜二君の間にはバッグがある‥なのに

あれ?熱のせいかな?
胸がキューッてなって心臓の音のリズムが耳に響く。

ドクッ ドクッ ドクッ

でもそれはさっきまでのうるささじゃなくて、今は心地良く感じる。

きっと彼の心臓の音のリズムと一緒だから。
.

⏰:09/03/09 23:29 📱:SH903i 🆔:Ue.Y4VLI


#322 [のの子]
 
一定のリズムでも普段より早く鳴る2つの心臓。

竜二君も私と同じだ。緊張してるんだよね。

なんでかその時、竜二君が愛しくてたまらなくなった。


「好き‥聡美ちゃんの事好きだから‥だから」

ギュッと力が入る竜二君の腕に包まれている私は、彼の言葉が終わる前に小さな告白をした。


「‥私も好き。」


.

⏰:09/03/09 23:40 📱:SH903i 🆔:Ue.Y4VLI


#323 [かな]
ここに書いちゃって
いいのかな…
いけなかったら
ごめんなさいっっ

この小説だいすきです
がんばっていっぱい
書いてくださーいっw
また見にきます

⏰:09/03/11 23:34 📱:F905i 🆔:WRLXAP7g


#324 [めたぶぅ]
かいて

⏰:09/03/12 13:21 📱:N02A 🆔:H6nvkhTM


#325 [そら]
がんばって
下さい

⏰:09/03/13 15:51 📱:F706i 🆔:qIahsi8w


#326 [のの子]
 
『 好 き 』

私が待ちわびていた言葉。彼に言ってほしいって何度も思ってた言葉。

でも、私も言いたいって何度も思ってた‥


「 私も、竜二君が 」

それに待ってるだけじゃダメだよね。

今やっと言える。

「 好き ‥です。」

.

⏰:09/03/14 00:25 📱:SH903i 🆔:IWB2fMt.


#327 [のの子]
 




ガバッ
「っ!」

竜二君に肩を掴まれ、勢いよく温かかった腕の中から出される。ビックリした私は思わずバッグを落とした。

「‥‥? 竜二君?」

相変わらず私の両肩を掴んだままの竜二君は下を向いて顔が見えない。

もっもしかして私好きって言っちゃいけないとこだったのかな‥?

.

⏰:09/03/14 00:35 📱:SH903i 🆔:IWB2fMt.


#328 [のの子]
 
「竜二君‥どうしたの?」

「‥‥‥‥」


なっなんなのーっ?!

予想外な展開にテンパりだす私。色々考えるけど、竜二君が怒ってんのかどうかも全然わかんないっ!!!

すると、あわわとテンパる私から竜二君の手が離れた。


「あ‥れ?」
.

⏰:09/03/15 23:54 📱:SH903i 🆔:9volzQJQ


#329 [のの子]
 
下を向いていた竜二君の顔は今、ちゃんと私に向いてる。

右手で口元ら辺を隠す竜二君。

でも一目でわかる。

「顔‥赤くなってる?」

「別にっ赤くない。」

そういうと竜二君はムスッとしながら目線を横に流して顔の半分を手で隠す。


「‥ぷっあははっ竜二君が顔赤くなってる〜!」
.

⏰:09/03/16 00:06 📱:SH903i 🆔:QjbSJfXQ


#330 [我輩は匿名である]
気になる

⏰:09/03/17 22:54 📱:W51SA 🆔:TCwxMlSI


#331 [のの子]
 
いつも私をからかっては妖しく笑う竜二君が顔を赤くしてるなんて‥
おかしさもあるけど、なんだか少し嬉しかった。


「なっ!赤くないって。」

「クスクスっ嘘だぁ♪」

「笑うなっ。」

だんだんニヤけてきた口を隠すように笑う。

ポン

「‥ったく、聡美ちゃんはもっと男心をわからなきゃ。」

ヨシヨシと頭を撫でる竜二君。
‥‥‥男心?
.

⏰:09/03/19 16:58 📱:SH903i 🆔:1YjpLlxE


#332 [のの子]
 
「男心って?」

相変わらず私の頭に手を置いたままの竜二君を見上げる。

「ん?そうだなぁ〜。男の子は女の子にからかわれるとなにげ凹むんですよ?」

竜二君の手が邪魔して竜二君の顔が見えない。

「えっじゃさっきの傷ついたの?」

竜二君の顔が見えなくて不安な気持ちが生まれる。

「んー、聡美ちゃんが嬉しそうだったから大丈夫。」

ドキ
.

⏰:09/03/19 17:07 📱:SH903i 🆔:1YjpLlxE


#333 [かな]
楽しみです
がんばってください(^^)

⏰:09/03/21 03:04 📱:F905i 🆔:fEY2PzbA


#334 [のの子]
 
「なっなにそれ〜。別に私は‥」

ブツブツ言いながらぷぅっとほっぺを膨らませる。

「男はプライドが高い生き物なんだよ。」

クシャクシャ
竜二君が笑いながら私の頭を撫で髪が揺れる。

「それに男は不意打ちに弱い。特に好きな女の子からの不意打ちには‥」

ドキ
「ぇっ
「急に好きですっはズルいでしょ。まだ俺言い終わらないうちにさ‥本当やられた。」

.

⏰:09/03/26 13:07 📱:SH903i 🆔:gthFoUQE


#335 [のの子]
 
すると私の頭にあった手がゆっくり離れていく。
手に遮られて見えなかった竜二君の顔が見えた。

そこには優しく笑う竜二君がいた。

「まぁそういうトコも聡美ちゃんの可愛い所なんだけどね。」

ドキ ドキ







「付き合って、俺と。」

.

⏰:09/03/26 13:34 📱:SH903i 🆔:gthFoUQE


#336 [のの子]
 
優しく笑っている目が真っすぐ私を見つめる。

なんだかこのまま竜二君の黒い瞳に吸い込まれてしまいそう。

ドキ ドキ

それほど竜二君の眼差しは熱く、真剣なのだ。

「‥聡美ちゃん?」

っ!!

「あっ私、ぇっと‥」

ドキ ドキ

カァーッ
私ってば竜二君に見とれてた?
.

⏰:09/03/26 19:20 📱:SH903i 🆔:gthFoUQE


#337 [あ―]
おもろいですッ!!

あげxx

⏰:09/03/26 21:13 📱:W54S 🆔:rjPcQpiM


#338 [のの子]
 
恥ずかしくなってつい下を向いたまま黙る私。

でも耳まで真っ赤だから意味ないだろうけど‥

下を向きながらモジモジしていると

「おーい、ご返事いただけますか?」

竜二君が私の前にしゃがんで顔を覗いてきた。

ドキッ


「ん?」

不覚にも竜二君の上目使いにドキッとしてしまった私。
.

⏰:09/04/04 16:10 📱:SH903i 🆔:T2b4e8s6


#339 [のの子]
 
ドキ ドキ

さっきまで私が竜二君を笑っていたのがずっと前みたい。

いつの間にか、いつも通り竜二君のペースになっている。

それに私の返事ぐらいもうわかってるくせに‥
竜二君の意地悪っ。


そんな事を考えながら竜二君を見つめる。

しゃがみ込む竜二君はクスクス笑っていた。
でも、どこか微かに子供がご褒美を貰えるのを待っているような、そんな感じにも見えた。

全くもう‥‥

そういうトコも

ぜーんぶ好きだょっバカ。.

⏰:09/04/04 16:28 📱:SH903i 🆔:T2b4e8s6


#340 [のの子]
 
「竜二君‥」

「ん〜、なぁに?」

「あの‥‥よっよろしくお願いしますっ。」



キュッ

竜二君の暖かい手が私の手を握ってきた。

ドキ ドキ

「うん、こちらこそよろしくお願いします。」

ニコ

そう言って笑う竜二君につられて私も笑った。

.

⏰:09/04/04 18:48 📱:SH903i 🆔:T2b4e8s6


#341 [のの子]
 
桜が咲いた季節から始まった私の恋。

あの時からどれぐらいこんな気持ちにさせられたんだろう。

ずーっと私の心は彼一色、ピンクな気分でした。

これからこうやって2人で幸せな時間を過ごしていける。

嬉しかった。幸せだった。


でもこの時の私は、
まだ何も知らなかった‥
.

⏰:09/04/04 19:10 📱:SH903i 🆔:T2b4e8s6


#342 [かえで]
失礼しますm(_ _x)m

>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350

⏰:09/04/04 22:12 📱:re 🆔:ZpfU.p6A


#343 [のの子]
―――――――

「ゴホッゴホッ‥‥」

「ちょっと薬飲んだの?ってか熱は?」

「薬飲んだもん。」

「で、熱は?」

「‥‥‥‥」

「お母さーんっ聡美熱あるってぇ!」

「なっ!そんな事な
「じゃ今すぐ熱計りなさいよ。ん?」

うっ‥‥‥

幸せの次の日、私は風邪が悪化して学校を休むはめになってしまった。

⏰:09/04/05 09:13 📱:SH903i 🆔:CWNiP3pY


#344 [のの子]
 
あの後、竜二君は私の風邪を気遣ってすぐ帰っていった。

せっかく早くバイバイしたのに。今日一日休めば早く治るかなぁ‥

パカッ

モゾモゾとベットに潜り込みながら携帯を開くと着信が1件あった。

あれっ気付かなかったや。

履歴を見るとやっぱり桃子からだった。

⏰:09/04/07 16:32 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#345 [のの子]
 
私の携帯に電話してくるのは桃子ぐらいだからだいたいの予想はついてた。

どうしたんだろ?まだ8時前だけど‥


〜♪〜♪〜♪

「あっもしもし桃子?ゴホッどうしたの?」

「おはようっ聡美ちゃーんっ♪♪」

朝からテンション高いなぁ。
クスッ

「ゴホッゴホッそれで何〜?そうだっ、私風邪悪化して今日休む。」
.

⏰:09/04/07 16:49 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#346 [のの子]
 
「えっつまんなぁい。」

「ごめんねぇ。」

「‥‥‥‥‥‥‥で?」

‥?

「で、って何っ?」

「あぁ〜!ごまかすつもりぃ?ひどぉいっ。」

いやっごまかすって何をっ?!!!

「もう〜‥昨日竜二君と帰ったんでしょう?」

っ!
カァーーー!!
.

⏰:09/04/07 16:57 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#347 [のの子]
 
「なんかあったぁ?♪」

「えっ?!!ゴホッゴホッ‥‥あのぉ‥」

いっ言ってもいいのかな?でも桃子には話したいし‥言っても大丈夫だよね。

「実はねっ!りゅ竜二君と‥‥‥き‥こと‥なったんだ。」

「えっ?聞こえなぁい。」

もう〜!

「だからおっお付き合いっ!することに‥なったのぉ。」
.

⏰:09/04/07 17:05 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#348 [のの子]
 
自分で言ってて恥ずかしくなる。

「本当にぃ?おめでとう〜♪」

「あっありがと。」

「ふ〜ん。そっかそっかぁ♪でも今日会えないのが本当残念〜。色々聞きたいのになぁ‥あっでも竜二君に聞けばいいんだ!なんだぁ〜♪じゃ聡美はゆっくりしててねぇ。また電話するからぁ♪」

「あっ一応まだ誰にも言わないでね?」

「はぁい♪竜二君によろしく伝えといてぇ♪」

ピッ

一方的に話した桃子はさっさと電話を切った。
.

⏰:09/04/07 17:14 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#349 [のの子]
 
「ゴホッゴホッ‥はぁ。」

竜二君によろしくって言ったって私竜二君の連絡先知らないもん。

‥‥‥ってあれ?
連絡先知らないっておかしくない?

ガバッ

ちょっと待って!おかしくないっ?おかしいよねぇ??だって、つっ付き合ってるのに...

ガシッ
頭に手をやる。

もしかして昨日の夢だったり?まさか‥

顔が真っ青になっていくのが自分でもわかる。
.

⏰:09/04/07 17:50 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#350 [のの子]
 
どうしよう‥風邪にやられたのかな?

「あぁ〜なんかどんどん自信なくなってきたぁ。」

もし夢だったら‥
ってか桃子に言っちゃったし!あぁもう〜どうしよう!!

コンコン

「なに独り言言ってんのぉ?ほら、私特製のお粥だよ〜ん♪♪」

桜姉がゆっくりドアを開け入ってきた。手にはおぼんがある。
.

⏰:09/04/07 17:59 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#351 [のの子]
 
桜姉が作ったお粥の良い匂いが部屋に広がる。

「‥ん。ありがと。」

「どういたしましてっ。って何〜熱上がったとか?」

「違うけど‥」

シュンッとする私をみて桜姉がベッドに座る。

「本当に?私今日学校ないからなんかあったら呼んでよ?無理しないでゆっくりしなさい。」

ポンポン

私の頭を撫でとニコッと笑うと部屋から出て行った。
.

⏰:09/04/07 18:08 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#352 [のの子]
 
パク

「おいしい‥」

桜姉の優しい味がした。


―――――――


♪〜♪〜♪〜

「んっ‥‥?」

私‥いつの間に寝ちゃったんだろう?

ムクッとゆっくり起き上がると時計は13時近くになっていた。

ふっと横を見るとお茶碗が片付けられている。

桜姉か‥

♪〜♪〜♪〜

「あっヤバイヤバイ!」

慌てて携帯を開く。

♪〜♪〜♪〜

「えっ誰っ?」

.

⏰:09/04/07 18:22 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#353 [のの子]
 
携帯の画面には知らない番号が映し出されていた。

んー‥出た方がいいかな?

♪〜♪〜♪〜

ずっと鳴り続ける携帯と睨めっこする私。

「あぁもうっ出ますっ!」

ピッ

「もっもしも〜し?」

勢いで出たけどやっぱり最初は腰低くめに‥ね。

「あっもしもし?」

.

⏰:09/04/07 18:33 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#354 [のの子]
 
「出んの遅くない?」

「すっすみません。えーっと‥‥」

この声は確か‥

「もしかしてわかってない?」

ギクッ
「そんな事ないですっないです!」

「ぷっじゃだーれだ?」

たぶんだけど‥でも‥

声を聞いて頭に一人の男の子が浮かぶ。



「あっ彰くん?」
.

⏰:09/04/07 18:45 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#355 [のの子]
 
「へぇ〜すごいな。」

電話の向こうからクスクス笑い声が聞こえる。

「ゴホッなんで彰君が私の番号‥?ってか、えっ本当に彰君なの?」

彰君てこんなキャラだったっけ‥?いつもはツンツンしててあまり話さない感じなのに。

「あぁ悪い、番号聞いたんだ。休んでるみたいだし何してんのかなぁって思ってさ。寝てた?」

「あっうん、ちょっとだけ。でも大丈夫だよ。」
.

⏰:09/04/07 19:01 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#356 [のの子]
 
「そっか‥風邪は大丈夫なの?」

「どうかなぁ。でも薬ちゃんと飲んでるよ。」

急にどうしたんだろ?

いつもと雰囲気の違う彰君に戸惑いながらも、心配してくれているのが伝わってきて自然と笑顔になる。

「彰君こそ大丈夫?何かあったの?」

「ん〜?心配してくれんだ。」

「えっ!だっだって〜。」
.

⏰:09/04/07 19:11 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#357 [のの子]
 
ほのかに顔が熱くなったのを感じる。

「そんな事してると彼氏に怒られるかもよ?」



「えっ?!!知ってるの?ゴホッ」

「大丈夫か?」

「ゴホッゴホッン‥大丈夫。」

「ったく、竜二から言われたんだよ。」

え‥竜二君が?
.

⏰:09/04/07 19:18 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#358 [のの子]
 
「朝会ったら即効言われた。でもまぁとりあえず俺らグループ内だけみたいだけどね。」

「そっそうなんだぁ。」

そっか、竜二君がみんなに言ってくれたんだ‥

えっえへへ♪

つい電話中なのを忘れて顔がニヤける。
もちろん頭の中には竜二君が‥

「お〜いっ!なにヘラヘラしてんだよ。」

.

⏰:09/04/07 19:43 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#359 [のの子]
 
「俺と話してんのにノロケんな。」

ギクッ

「あっあはは〜。‥ごめんなさい。」

電話の向こうの彰君に一人頭を下げる。

「クスッ ‥ってかそろそろ戻るわ。またこうやって電話していい?」

「えっうん、いいけど‥」

.

⏰:09/04/07 19:56 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#360 [のの子]
 
「でも彰君今日いつもと違うね。なんか不思議〜♪」

クスクス笑う。

「何だよ、ダメ?」

「ううんっ学校でもこんな風に話せばいいのになぁってちょっと思って♪」

「えぇっめんどくせー。」

笑いながら会話する私達。

こんなに話すの初めてなのになぁ。不思議‥

私も彰君の事言えないな。
.

⏰:09/04/07 20:11 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#361 [のの子]
 
「じゃマジでそろそろ戻るな。早く風邪治せよ?」

「うん。ありがとう。」

「じゃ〜‥聡美も俺の声聞きたくなったら電話しろよ。またな。」

「っ!いっ今
プーップーップーッ‥

また一方的に切られた。

「最後の最後呼び捨てにした‥コホッ」



彰君て竜二君と同じくらい謎かも。

⏰:09/04/07 20:20 📱:SH903i 🆔:riIRHagI


#362 [みき]
この先どんな展開になるのか凄く楽しみですいっぱい書いてくださいねぇ
応援してますっ

⏰:09/04/08 14:55 📱:F01A 🆔:g.P2ESU2


#363 [のの子]
竜二Side


「俺と聡美ちゃん付き合う事になったから。」


朝いつもと変わらない学校へ向かう道で俺は、彰達一人一人と顔を合わせた順にサラッとこの言葉を言った。

最初は彰。
彰の反応は‥

「へぇ〜。」


そう言った以外アイツは何も聞いてこなかった。

まぁこういう返事だろうって事は予想はついてたけど。
.

⏰:09/04/10 20:33 📱:SH903i 🆔:Zo5.o4bw


#364 []
更新楽しみにしてます

⏰:09/04/13 23:01 📱:N906imyu 🆔:mD1srQf.


#365 [のの子]
 
1番最初に会ったとはいえ初っ端反応薄い奴に当たったな‥

欠伸をする彰を横に俺は小さなため息をつく。

それと同時に昨日の事が少し頭をよぎる。



「‥‥‥‥‥」


でも俺は何も言わなかった。



次に会ったのは旬。

.

⏰:09/04/14 13:28 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#366 [のの子]
 

「えぇっ??!うそっ!いつからいつから?」

「昨日。」

「昨日!いいなぁ彼女〜♪♪俺もほしーっ♪」

旬は最初は驚いたみたいだけどすぐに自分も彼女がほしいって騒ぎだした。

これはこれでうるさい。


次は博也とフク一緒にだった。


「本当に?そっか、おめでとう。」
.

⏰:09/04/14 13:34 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#367 [のの子]
 
そう言って微笑んでくれたのはフク。

一方博也は‥

「竜二のどこがいいのかわかんなーい。」

不満そうな顔をして文句を言ってる。

「聡美ちゃんは俺がいいんだって。仕方がないだろ?」

フンッと鼻で笑ってやると博也は悔しそうな顔をしてた。

全く‥まともな反応はフクぐらいだな。

.

⏰:09/04/14 17:28 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#368 [のの子]
―――――――

「りゅーじくん♪」

「? あぁ桃ちゃんか。どしたの?」

下駄箱に着くと桃ちゃんが1人立っていた。

「今日聡美休みなんだってぇ。寂しいねぇ。」

「えっ休み?」

あの後悪化したんだ。
やっぱ外で話したのまずかったかな‥

「せっかく付き合って最初の学校なのにぃ。」

‥‥

桃ちゃんが満面の笑みで俺を見てくる。

「‥聡美ちゃんから聞いたんだ?」
.

⏰:09/04/14 17:37 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#369 [のの子]
 
「もちろんっ♪親友だもん♪竜二君こそみんなに言ったんでしょう?手出すなよぉって。」

クスクス笑いながら桃ちゃんは靴を下駄箱に入れる俺の顔を除く。

「手出すなまでは言ってないよ。」

それにたいしてニコッと笑う俺。

「桃、二ノ宮さんがいないからって竜二をイジんなよ。」

フクが桃の頭を掴む。
.

⏰:09/04/14 19:58 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#370 [のの子]
「ちょっフク〜頭掴まないでよぉ!」

桃ちゃんが暴れだす。

「ほらっ行きますよ。」

そんなの無視のフクはさっさと桃ちゃんを連れて教室に向かっていった。

「あの2人もなんだかんだ仲良いよね。」

旬が俺の隣にきて呟いた。

「そうだな。」


.

⏰:09/04/14 20:09 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#371 [のの子]
 
旬と歩きだすと彰と博也はもう教室に向かったらしくいなかった。

「そういえば聡美ちゃん休みなんだってね。休み時間に電話でもしてみれば?」

「あぁ〜電話ねぇ‥」

やべっ。番号知らないじゃん俺。

「お前聡美ちゃんの番号知ってんの?」

旬の顔を見ずに聞いてみる。
.

⏰:09/04/14 20:15 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#372 [のの子]
 
「知ってるよ〜。確か彰以外みんな知ってると思うけど‥って何っ?!消せとか言う気っ?」

旬が驚きながら俺を見る。

「ちげぇよ。」

‥後でフクに聞こう。


「じゃなんでなんでっ?なんでそんな事聞いたの?」

「あーっもう朝からうるさいよ!」

俺は耳を両手で閉じながら教室に入った。
.

⏰:09/04/14 20:22 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#373 [のの子]
―――――――

聡美ちゃんのいない学校は何かがかけてる感じ。

でも休んだ聡美ちゃんのためにも授業ノートはちゃんと書いた。

帰りコピーして持ってこうかな。

とか考えてる俺。

それにはまず番号ゲットしなきゃだよな。

チラッとフクを見ると携帯のストラップがポケットから出ている。

「あの中に番号が‥」

「何ブツブツ言ってんだぁ西岡?次お前だぞぉ?」
.

⏰:09/04/14 20:29 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#374 [のの子]
 
「えっ?あぁどこでしたっけ?」

「ったく、8行目から。」

「あぁ‥『そうして私達は――――』」

――――――――

「フクッ!」

「ん?どうした?」

授業が終わってもう昼休み。
みんなが動き出したのと同時に人に紛れながら急いでフクの席に行った。

「実はさ、聡美ちゃんの番号教えてほしいんだけど‥」

「えっ知らなかったの?」

うっ‥

「‥まぁね。」
苦笑いの俺。
.

⏰:09/04/14 20:35 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#375 [のの子]
 
「竜二の事だからとっくの昔に聞いてると思ってたよ。意外と竜二もマヌケだな。」

ははっと笑うフク。

「それを言うなら聡美ちゃんに言ってくれよ。」

はぁっとため息をつきながらフクの机に寄り掛かる。

「でも似た者同士なんじゃない?ってかメールで番号送るよ。誰かに見られたら面倒だろうし。」

さすがフク、よくわかってる。

「ありがとっ。早めに頼むな。」
.

⏰:09/04/14 23:14 📱:SH903i 🆔:gQePU0ko


#376 [のの子]
 
「了解。」

フクが立ち上がると同時に旬が来た。

「学食行こう〜♪」

「んっあぁ、行くか。」

昼休み中に聡美ちゃんに連絡できるかなぁ‥

そう思いながら携帯と財布を持って俺達は教室を出る。

.

⏰:09/04/15 13:14 📱:SH903i 🆔:g05WhOxw


#377 [サラ]
失礼します
>>1-200
>>201-400
>>401-600

⏰:09/04/16 12:22 📱:D905i 🆔:YDrU4KbU


#378 [のの子]
 
「俺カレー!あとあんパン♪」

旬が学食のおばちゃんにニコニコしながら大きな声で言う。

「俺は〜焼きそばパンとコロッケパンで。」

「俺はスタミナ丼1つ。」

そんな旬を横に静かに話す俺とフク。

「いつも思うけど竜二そんなんでたりんの?」

旬が心配そうな顔で俺の顔を覗き込む。

「お前と違ってパン2つで十分なんです。」

ベーッと舌をだす。

⏰:09/04/16 20:27 📱:SH903i 🆔:xlU44zHY


#379 [のの子]
 
「けど男ならたくさん食うもんじゃん。」

「でも食い過ぎで太りたくないしね〜。」

「そんなの気にして
「あっ博也だ。」

くだらない会話を終わらせたのはフクだった。

フクの視線の先に明らか不機嫌な博也が1人で弁当を食べていた。

俺ら3人共目を合わせる。

なんかあったのか?

「博也、1人?」

「彰は〜?」

⏰:09/04/16 20:35 📱:SH903i 🆔:xlU44zHY


#380 [のの子]
 
自然に博也の周りの席に座る。

「彰ならどっか行ったよ。はぁ‥」

最後にため息って‥

「ふーん。っつかなんで機嫌悪いの?」

俺がコロッケパンをかじりながら話す。

ピタッ
博也の手が止まる。

「「「‥‥‥‥?」」」

と思ったらワナワナと手が震え出した。

「‥携帯なくした。」
.

⏰:09/04/16 20:42 📱:SH903i 🆔:xlU44zHY


#381 [のの子]
 
ボソッと博也が呟いた。

「えっ携帯なくしたの?どこで?」

フクが驚いた顔で博也を見る。

「わかんない。ってか絶対誰かに盗まれたんだよっ!4時間目体育だったし!その後からなくなってるし!あ゛ぁ〜っ超ムカつくっ!!!」

そう博也がデカい声で叫ぶと学食にいた生徒がビクッと振り返る。

「落としたんじゃないの?お前の携帯盗んでも得ないし。」

そんな生徒を余所に旬が言う。

「確かに〜。」

俺もそれに共感する。

⏰:09/04/16 20:52 📱:SH903i 🆔:xlU44zHY


#382 [のの子]
 
「盗まれたのっ!だって俺の携帯たくさん可愛い子の番号入ってるもん。どう考えてもそれ目当てだろ?」

「なんだそれっ。」

フクが呆れてクスクス笑う。

「じゃ仕返しじゃねぇの?人の女に手出したとか。」

「それ有り得るな。」

旬と俺もニヤニヤ笑う。

「お前らなぁ‥ってかそんな事言っていいのかよ?俺の携帯ん中桃ちゃんと聡美ちゃんの番号も入ってんだけど?」
.

⏰:09/04/17 19:12 📱:SH903i 🆔:/xCYCYpA


#383 [のの子]
 
‥聡美ちゃんの番号。

「それでもいいならいいけどさぁ‥嫌なら俺の携帯一緒に探してっ♪」

ニッと笑いながら博也が両手を顔の前で合わせて俺の顔を見る。

「ったく、わかったよ。」

「はぁ‥俺も探すよ。」

フクがため息をつきながら呆れた顔で博也を見る。

「じゃ俺も手伝うよ。」

旬が渋々って感じで続いて博也を見る。

「みんなごめんなぁ♪」
.

⏰:09/04/17 19:22 📱:SH903i 🆔:/xCYCYpA


#384 [のの子]
 
さっきまでの機嫌の悪さはどこへ行ったのか、博也は鼻歌を歌いながら弁当を食べ始める。

「全く、これじゃ彰も強制参加か。」

「だな。」

そんな博也とは逆に呆れ顔の俺達。


♪〜♪〜♪〜

昼飯を食べ終わる頃、俺の携帯が鳴る。

フクからのメールだった。

もちろんメールの内容は聡美ちゃんの番号とメアド。
.

⏰:09/04/19 20:44 📱:SH903i 🆔:v8r6Gi2U


#385 [のの子]
 
フクを見ると普通に博也と携帯の話をしていた。

さりげないの上手いね〜。

ついクスッと笑ってしまった。


授業まで15分あるし、今電話しとこうかな。

「俺さと
「あっ彰〜!こっちこっち♪」

聡美ちゃんに電話するからって立ち上がろうとした瞬間、旬の声の勢いに負ける俺。

旬の目線の先を見ると彰がココアを飲みながら歩いていた。
.

⏰:09/04/19 20:53 📱:SH903i 🆔:v8r6Gi2U


#386 [のの子]
 
「って彰またココア飲んでるし〜!」

旬が笑う。

彰は甘いのが好きでよくココアを飲んでる。

「うるさい。ってか博也、これ。」

ポンッと博也に黒い何かを投げた彰は食堂のパン売場を見つめている。

「うわっあぶねぇな〜。ってこれ‥‥俺の携帯じゃねっ?!!」

「「「‥はぁっ?」」」

博也の手には黒い携帯が握られていた。.

⏰:09/04/19 21:03 📱:SH903i 🆔:v8r6Gi2U


#387 [のの子]
 
バッ

全員で彰を見る。もちろん頭の上には?マーク。

「携帯っ‥なんで?」

博也も驚いてうまく言葉が出ないのか口がパクパクする。

「メロンパンまだあっかなぁ。」

そんな俺らを無視して彰は相変わらずパン売場を目を細めながら見ている。

「彰ってばーっ!」

旬が彰のワイシャツをグイグイ引っ張る。
.

⏰:09/04/20 22:58 📱:SH903i 🆔:RQUgSP8U


#388 [のの子]
 
「ん?何?」

彰がめんどくさそうな顔をしながらやっとこっちを見た。

「だからなんで彰が俺の携帯持ってたのか聞いてんの〜。さっきまで大騒ぎしてたんだぜ? ‥特にいじられた形跡はナシか。」

博也が携帯を開いて中をチェックしながら話す。

「はぁ?お前が図書室に忘れてったんだよ。3時間目の授業図書室だったんだろ?図書委員かなんかの奴がたぶんお前のだからってさっき渡された。」
.

⏰:09/04/20 23:30 📱:SH903i 🆔:RQUgSP8U


#389 [のの子]
 
「えっ?‥あぁ!そうだっそうだっそうだった♪」

博也が笑いながら俺の肩を叩く。

「痛いんですけど。」

「盗まれてないし‥」

「馬鹿だーっ!こいつ馬鹿だー!」

危なく馬鹿な博也の携帯探しに巻き込まれそうだった3人からの痛ーい視線と言葉に博也も苦笑いする。

.

⏰:09/04/23 14:30 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#390 [のの子]
 
「ってか俺まだ何も食べてないからパン買ってくるわ。」

そういうと彰はスタスタとパン売り場に行ってしまった。

「この時間でまだ食べてないとか、彰何かしてたのかな?」

旬が不思議そうに彰の背中を見ながら呟く。

確かにほとんどの生徒は昼飯を食べ終わる頃。

‥‥‥‥まっ関係ないか。

「俺聡美ちゃんに電話してくるわっ。」

.

⏰:09/04/23 20:01 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#391 [のの子]
 
「うわっうざい発言出ました〜!」

「裏切り者ーっ!」

「いってらっしゃい。」

うるさい博也と旬は無視して、ニコニコ笑うフクを横目に俺は学食を出る。


―――――――


「はぁ‥やっと電話できる。」

屋上で1人携帯をいじりながら聡美ちゃんの事を考える。

「やばい。まずなんて言おう‥」
.

⏰:09/04/23 20:08 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#392 [のの子]
 
「んー‥」

ゴロン

ねっころがって青い空を見つめて考える。

なんて言ったら喜ぶかな?

とか考えてたら昨日告白をした時の聡美ちゃんの笑った顔が思い浮かぶ。

クスッ

「なんでもいっか。」

とりあえず声が聞きたい。話したい。

そう思った。

⏰:09/04/23 20:15 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#393 [のの子]
 
♪〜♪〜♪


♪〜♪〜♪

「ってでないし‥寝てんのかな?」

ピッ

「ゴホッもっもしもし?」

「あっ聡美ちゃん?竜二だけど‥今大丈夫?」

「えっりゅ竜二君?あっうんうん、大丈夫です。」

クスッ

「そっか。体調大丈夫?」

キレイな青い空から俺は目をそらし、ゆっくり目をつぶる。

⏰:09/04/23 20:24 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#394 [のの子]
 
「うーん‥微妙かなぁ。まだちょっと咳が出るんだ。」

電話から聞こえてくる声が目をつぶった俺の瞼に映る聡美ちゃんの顔を鮮明にする。

「熱は?」

「ゴホッまだ少し‥」

「薬は飲んだの?」

「うんっ。」

「なに?今笑ってるでしょ?」

「えっ笑ってないよ?」
.

⏰:09/04/23 20:34 📱:SH903i 🆔:pUHMn3pE


#395 [のの子]
 
「嘘だ。正直に言わないと‥」

「あっちょっとだけ笑いました!」

クスッ
単純だなぁ。

「なんで〜?」

「だって私の体の質問ばっかだから心配してくれてるんだなぁって思って‥それに言う事お姉ちゃんにそっくり。」

クスクス笑い声が聞こえる。

「お姉ちゃん‥」
.

⏰:09/04/24 18:53 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


#396 [のの子]
 
「うん。ゴホッ‥あれ?お姉ちゃんいるって言ったっけ?」

一瞬聡美ちゃんじゃない違う顔が頭に浮かんだ。

「あぁ〜‥ってかそれより付き合って次の日に学校休みとか寂しいんですけどぉ。」

「うっごめんなさい。」

「旬達には色々聞かれたし、桃ちゃんは今も色々聞いてこようとするし‥1人じゃキツイよ。早く元気になって。」

「うっうん!あっでもみんなに付き合ってる事言ってくれたんだよね。嬉しかったよ?」
.

⏰:09/04/24 19:02 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


#397 [のの子]
 
「まぁね、隠す必要なんてないし。」

「うん。エヘヘ♪」

今聡美ちゃん満面の笑みなんだろうな〜‥
クスッ
ほっぺ触りたい。


「ゴホッゴホッ‥あっそういえば彰君からも電話きたよ?」



‥‥‥‥‥

「えっ‥いつ?」

.

⏰:09/04/24 19:08 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


#398 [のの子]
 
俺の目にまた青い空が映る。

‥ガバッ

ねっころがっていた体を起こして携帯の向こう側からの声に集中する。

「10分ぐらい前かな?何かあったの?」

10分前ってさっきじゃん。

「あいつなんだって?」

「別に体調の事聞かれただけだけど‥ゴホッンッでも学校の時よりたくさん喋ってたからビックリしちゃった。」

またクスクス笑う聡美ちゃんをよそに俺は彰の事を考えていた。

⏰:09/04/24 22:50 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


#399 [のの子]
 
あいつ聡美ちゃんの番号知らないはずじゃ‥


  「携帯なくした」


っ!
もしかして博也の携帯っ?

そうだ、あいつ博也の携帯で聡美ちゃんの番号知ったな‥

俺が昼飯食べてる間に
電話したって事か。


「うざ。」
.

⏰:09/04/24 22:54 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


#400 [のの子]
 
この場に聡美ちゃんがいなくて良かった。
今の俺、すっげぇ嫌な顔してると思う。

「竜二君?」

「あっごめん。‥彼氏の俺より先に他の男と電話するなんて傷つくなぁ。」

聡美ちゃんに気付かれないよういつもの調子で話す。

「えっごめんなさい。」

「じゃ好きって言って。」

「ふぇっ?」

「大好きって言って。」
.

⏰:09/04/24 23:00 📱:SH903i 🆔:05fM6N52


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