あいつはあの子のことが好き。
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#328 [みぉり]
俺はこの学校では"優等生"でいる。
理由?・・・・まぁ、大学進学に有利だし
色々ともめ事に巻き込まれたりするのも好きじゃないっつーのもあって
大人しめの俺でいるわけ
・・・・凪に素の俺がばれたのは予定外だったけど
:08/02/15 04:39
:PC
:/js35bgk
#329 [みぉり]
きっかけはバイト先
俺は中学ん時から兄貴のバーをたまに手伝っていた
高校に進学してすぐ、新入りとして入ってきたのが"凪"だ
まさか同じ高校だと思わずにうっかり名前を言ってしまったのが良くなかった
:08/02/15 04:44
:PC
:/js35bgk
#330 [みぉり]
凪が目を丸くして"学年トップの今泉!!"と指を差して言い
兄貴が大笑いして"お前本当に優等生なんだな"と言っちまったもんだから
あっけなくばれちまったってわけ
:08/02/15 04:46
:PC
:/js35bgk
#331 [みぉり]
凪にはくれぐれも校内で俺に話しかけんなっって言ったんだけど・・・
どうやって知ったのか、その2,3日後に写真部に入部してきて今の関係に至った
・・・・・・瀬戸のことを知られたのも
凪が突然、暗室に入ってきたとき
俺のファイルから瀬戸の写真を見つけて(漁って)ばれた
:08/02/15 04:51
:PC
:/js35bgk
#332 [みぉり]
凪「でもさ〜コレってチャンスでしょ!!恭ちゃんがんばらないと!!」
恭「はぁ?チャンス??」
凪「そうだよ!!やっと恭ちゃんとあかりが知り合いになれたんだから!!」
凪は一人興奮気味で、あれこれ作戦(?)を考えてるっぽい
・・・・本当はもうコンテストのモデルを頼んだと言っていいのだろうか
今告げたら、こいつ絶対大声で叫ぶ気がする
:08/02/15 04:55
:PC
:/js35bgk
#333 [みぉり]
凪「それにさ〜この選択で12組入ったとき恭ちゃんいたからさ、もー絶対あかりに紹介して仲取り持たなきゃ!!って思ったのに・・・もう知り合いだったなんて・・・・早く教えてくれればよかったのにぃ」
あ、またいじけた
すーぐいじけんだよなぁこいつ・・・・
:08/02/15 04:58
:PC
:/js35bgk
#334 [みぉり]
恭「あー・・・わりぃ」
凪「気持ちがこもってない・・・」
俺は思いっきり頭を落としてため息をついたあと
"優等生"スマイルで顔をあげた
恭「伝えるのが遅くなってすいません。凪」
:08/02/15 05:00
:PC
:/js35bgk
#335 [みぉり]
凪「・・・・・・・恭ちゃん。気持ちわるい」
恭「・・・・・・・悪かったなぁ」
凪は寒気がするとおおげさに体をさする
凪「でもさ!本当にチャンスじゃん!!あかりを振り向かせよう大作戦だっvv」
:08/02/15 05:05
:PC
:/js35bgk
#336 [みぉり]
・・・・・・それが出来れば苦労しねぇよ
色々、考えている凪に気づかれないように俺は真野篤と瀬戸をチラリと見た
:08/02/15 05:07
:PC
:/js35bgk
#337 [みぉり]
瀬戸が真野篤を好きなのはすぐにわかった
あいつが職員室から鍵をこっそり持ち出したのを俺は偶然目撃した
何に使うんだろうって気にはなった・・・・けど
まさか備品室から真野を見つめるあいつを見つけることになるなんて・・・・
思いもしなかったんだ
:08/02/15 05:11
:PC
:/js35bgk
#338 [みぉり]
でもそんなあいつを知ってるのはきっと俺だけだ
いつも一緒にいる有希って子もおそらく知らないだろう
あいつは恋愛に対しては一切の無関心でいるし、
それを有希って子も承知のはずだからだ・・・
:08/02/15 05:13
:PC
:/js35bgk
#339 [みぉり]
いつからあいつが恋愛に対して冷めた姿勢でいるのか知らない
けど、確実に俺が"初めて"あいつに告白したときには
すでに"好き"に対して疑問を持つようになっていたのは確か
:08/02/15 05:15
:PC
:/js35bgk
#340 [みぉり]
・・・・もっともあいつはきっと俺が告白したことなんて忘れちまってるんだろうけど
凪「あっ!!!!!!」
凪の声で俺は時間を"今"に戻された
:08/02/15 05:19
:PC
:/js35bgk
#341 [みぉり]
恭「・・・今度はなんだよ」
凪「・・・恭ちゃん、今朝あかりに屋上で会ったんでしょ?」
恭「?ああ、そうだけど・・・」
凪は首をかしげてあれぇと悩んでいる様子
恭「なんだよ?はっきり言え」
:08/02/15 05:20
:PC
:/js35bgk
#342 [みぉり]
凪「いや・・・屋上の鍵・・・確かあかりは持ってないはずなんだ・・・あいつどうやってはいったんだろう」
凪にしては鋭いなぁ
俺はちょっと感心してしまった
:08/02/15 05:22
:PC
:/js35bgk
#343 [みぉり]
恭「さぁ?鍵閉め忘れてたんじゃないの?」
俺はすっとぼけて返事をする
うぅーんと凪はうなっていたが、そうかもと納得した
単純なやつ(笑)
:08/02/15 05:23
:PC
:/js35bgk
#344 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン・・・・・
凪「あっ!!昼休みだ〜・・・ね、恭ちゃん今日バイトでしょ?」
恭「んぁ?あぁ・・・」
凪「じゃ!バイトの時に"あかりに接近大作戦"考えようね☆」
凪はまったね〜と笑って席に戻り、あいつを起こして教室を出て行った。
:08/02/15 05:27
:PC
:/js35bgk
#345 [みぉり]
あいつは教室を出る間際、俺にぺこっとお辞儀をしてー・・・
真野を見て出て行った。
:08/02/15 05:30
:PC
:/js35bgk
#346 [みぉり]
暗室いこ・・・・
俺は教室に戻り、教科書とオートをおくと暗室へ向かった
:08/02/15 05:31
:PC
:/js35bgk
#347 [みぉり]
ガチャ・・・
ボードを"入室禁止"にし暗室に入ると鍵を閉めた
真っ暗な暗室を唯一照らす、セーフライトをつけ
俺はソファへと倒れこんだ
:08/02/15 05:33
:PC
:/js35bgk
#348 [みぉり]
ふと、凪の"接近大作戦"というフレーズを思い出す。
接近なんて・・・出来るわけがない
:08/02/15 05:34
:PC
:/js35bgk
#349 [みぉり]
あいつの中には真野しかいねぇ・・・・・
そんなことは俺が一番よくわかってる
それに・・・
:08/02/15 05:35
:PC
:/js35bgk
#350 [みぉり]
触れられる距離に行ったら・・・・自分を抑える自信がない
集会の日、あいつのケガが気になって行った保健室で
ベットに寝かせた後ー・・・・・・キスマークをつけてしまった
:08/02/15 05:38
:PC
:/js35bgk
#351 [みぉり]
あんなに近い距離になったのは初めてで
自分の衝動を抑え切れなった。
だから放課後、あいつが暗室の前にいた時
:08/02/15 05:41
:PC
:/js35bgk
#352 [みぉり]
俺の中はうしろめたさでいっぱいだった。
でもあいつにとって、俺は"今日知り合った今泉さん"
だったから必死に"優等生"でいようとしたんだ
:08/02/15 05:43
:PC
:/js35bgk
#353 [みぉり]
やまとは気を利かせてあいつを遣いによこしたんだろうけど
あのときの俺に、あいつを暗室に踏み入れさせて
手を出さないでいる自信なんてなかった
だから・・・・・金曜の朝・・・・やっちまったんだ
:08/02/15 05:45
:PC
:/js35bgk
#354 [みぉり]
事故とはいえ・・・直接触れてしまったら
抑えられなかった。
気づいたら夢中でキスしてた。
あいつの"離して"っていう声を聞くまで・・・
:08/02/15 05:46
:PC
:/js35bgk
#355 [みぉり]
俺の中は醜い欲望でいっぱいだった。
・・・・あんなことして泣かせて
・・・・本当なさけねぇなぁ・・・俺
:08/02/15 05:48
:PC
:/js35bgk
#356 [みぉり]
それなのに
なんとかあいつに俺を知って欲しくて・・・・
俺を見て欲しくて・・・・
モデルなんて頼んで・・・
誰にも何も言わないで全部黙ってる俺はー・・・・
:08/02/15 05:51
:PC
:/js35bgk
#357 [みぉり]
恭「卑怯ものー・・・・・・だよなぁ」
誰もいない暗室の天井に向かって俺はつぶやいた
:08/02/15 05:53
:PC
:/js35bgk
#358 [みぉり]
お昼休み・・・・
いつものように有希と一緒に屋上へ向かう。
4時間目に眠ったせいかやたら頭がすっきりして目もさえてる(笑)
:08/02/15 06:12
:PC
:/js35bgk
#359 [みぉり]
有「ね。あかりなんかあった?」
あ「え?なにいきなり(笑)」
有「んー?なんとなく(笑)今日はいい顔してるなぁって」
お弁当を食べながら有希がふいにそんなことを言い出す。
それって・・・・朝誰かにもー・・・・
:08/02/15 06:13
:PC
:/js35bgk
#360 [みぉり]
あ「凪にも同じこといわれたよ朝(笑)」
有「え・・・・あ、そう・・・・」
有希は"凪"と聞くと表情をふと曇らせた。
有希??
:08/02/15 06:15
:PC
:/js35bgk
#361 [みぉり]
あ「有希?どしたの?」
有「・・・え?あっなんでもないよっ!!凪と言う事かぶるなんてなぁーって思っただけ」
有希はわざと明るく振舞ってる・・・・なんで?
あ「ねぇ・・・有希」
:08/02/15 06:17
:PC
:/js35bgk
#362 [みぉり]
有「ん?・・・・いたっ」
私は有希の額にデコピンしてやった。
有希は"痛いよぉー"といいながら額をさすってる
あ「・・・・私だってね、だてに有希と一緒にいるわけじゃないんですけど?」
有「・・・・・」
私の言葉に右手を額にあてたまま有希はうつむく
:08/02/15 06:20
:PC
:/js35bgk
#363 [みぉり]
あ「有希?・・・・私じゃ頼りにならないかもしれないけど話してくれないかなぁ」
有「あかり・・・・・っ」
顔をあげた有希の目にはうっすらと涙が浮かんでいた
:08/02/15 06:26
:PC
:/js35bgk
#364 [みぉり]
有「・・・・凪がね、遠くに行っちゃったな・・・って思うの」
あ「え?」
有「なんていうのかな・・・・ほら、幼馴染だから結構、色々知ってることもいっぱいあったし、それこそあいつの歴代彼女だって言えちゃうくらい!!(笑)・・・・・・・・だったのに」
有希は再び、うつむいて黙り込んでしまった
私は有希のポケットから出ている、屋上の鍵につけられたストラップを見つめながら
有希の次の言葉を待つ
:08/02/15 06:30
:PC
:/js35bgk
#365 [みぉり]
有「・・・・・・高校入ってから少しずつ・・・・知らないことが増えていって・・・・そりゃ!元は他人なんだもん!それくらい当たり前のことなのかもしれない・・・・けど」
あ「・・・・・・・・・」
有「凪ってさ・・・・ずっと彼女いないってあかりも知ってるよね?」
:08/02/15 13:43
:PC
:/js35bgk
#366 [みぉり]
あ「うん、1年の・・・・夏休みあけくらいから・・・かな」
有希は私の言葉にこくんと頷いた
凪はあの容姿と性格だからかなりモテる
中学だって彼女がいないときなんてほとんどなかったんじゃないかな
でもこの半年ちょっとは"彼女"という存在を聞いたことはない
:08/02/15 13:46
:PC
:/js35bgk
#367 [みぉり]
告白してくる子はみんな断ってる・・・・って聞いたような
私がそう呟くと有希はまたうつむいて首を横にふった
有「違うの・・・・」
:08/02/15 13:48
:PC
:/js35bgk
#368 [みぉり]
私は"え?"と聞き返した
有希はぐっとスカートの裾を握って一呼吸おく
有「断ってる・・・んじゃなくて・・・・・その・・・・体の関係のある・・・友達になってるの」
:08/02/15 13:52
:PC
:/js35bgk
#369 [みぉり]
あ「へ・・・・・・・・・・・・・えっ!!!!!」
かか体の関係って・・・・・それって・・・・・!!!
有「そ・・・・セフレってやつ・・・だよ」
あ「なんで?!・・・・凪、そんなやつじゃなかったじゃない!!」
:08/02/15 13:54
:PC
:/js35bgk
#370 [みぉり]
私は驚きとショックで声を荒げてしまう
有希はそんな私を見て、悲しそうに笑う
有「っていっても・・・・そのことに気づいたの・・・・先週なんだ」
あ「先週・・・・?」
:08/02/15 13:56
:PC
:/js35bgk
#371 [みぉり]
有「うん・・・・ほら、凪のバイト先聞いたじゃない?」
あぁ!!新学期の日に"BIT"でご飯食べたときに言ってた!
私が思い出した様子を見ると有希は体を投げ出して横になってしまった
:08/02/15 14:02
:PC
:/js35bgk
#372 [みぉり]
有「バイトしてること・・・・うすうすは気づいてた。でもね、まさかバーテンしてるなんて思わなかったの・・・・だって・・・夜のお仕事って感じでしょ?・・・・・あー私は本当に何にも知らないんだなって寂しくなっちゃった」
有希は空を見つめながら独り言のように話す
あ「ん・・・・」
あの日、有希の様子がおかしかったのはそれが原因・・・・
:08/02/15 14:05
:PC
:/js35bgk
#373 [みぉり]
有「でさ・・・・うじうじ悩むのって・・・・・私が嫌いなのはあかりも知ってるでしょ?(笑)」
あ「・・・うん(笑)しってる」
ほんの少し有希の声が明るくなった・・・・
有希は悩むくらいなら動けばいい!!って考え方で
:08/02/15 14:27
:PC
:/js35bgk
#374 [みぉり]
私も似てるとこあるからこれまでも色んな面で波長が合って
居心地よく過ごしてきた
有「だからね・・・・・・・・・金曜の夜・・・・こっそり後ついていったの」
あ「えっ!!」
:08/02/15 14:30
:PC
:/js35bgk
#375 [みぉり]
有希は体を起こして私の顔を見て笑う
有「あかり・・・・・・金魚みたい(笑)」
そのときの私は目を丸くして、口をぱくぱくさせていたらしい・・・
:08/02/15 14:36
:PC
:/js35bgk
#376 [みぉり]
有希はふふっと笑って大きく息を吸い込む
有「そりゃびっくりするよね?・・・・・直接聞けば済むのに・・・・」
あ「・・・・・でも、聞けなかった・・・・からあとつけたんでしょ?」
有「うん・・・・・でもばれちゃって」
:08/02/15 14:48
:PC
:/js35bgk
#377 [みぉり]
あ「えぇぇぇっ!!!」
有「あいつさ〜・・・・昔っから変な勘だけは良かったんだけど・・・まさかばれちゃうとは思わなかった。・・・・服だって大人っぽくしていったし、堂々と飲んでたのに・・・」
有希はくやしそうに口を尖らせる
あ「っていうか・・・有希、お店の中まではいったの?!」
:08/02/15 14:52
:PC
:/js35bgk
#378 [みぉり]
有「そうだよぉ?だって・・・・店の外で出待ちしてるほうが危ないでしょ?」
有希はけろっとしている・・・・・・すごい肝が据わってるよなぁ
私は"ははぁ〜っ"と感嘆の意をもらしてしまった(笑)
:08/02/15 14:54
:PC
:/js35bgk
#379 [みぉり]
有「最初はさ・・・・平気だったのよ?でも・・・・なんかしつこく誘ってくる男がいてあしらうのに苦労してたら突然、誰かに腕をひっぱられて・・・・」
あ「・・・・・それが凪だったと?」
有希はそうなのと続きを話す
:08/02/15 15:04
:PC
:/js35bgk
#380 [みぉり]
有「いやぁ〜さすがにあせったよ・・・・凪の怒った顔久しぶりに見たモン・・・・」
あ「いやいやτ誰だって怒るでしょ!そんな危ないことしたら」
有希はてへへと笑ってごまかしたけど私は"何もなかったからいいけどさ"とじとーっと有希を見た。
:08/02/15 15:09
:PC
:/js35bgk
#381 [みぉり]
有「まぁ・・・とりあえずそれでばれたんだけど・・・・その直後に凪に話しかけてきた女の子が・・・・」
そこまで言うと話しだしたときと同じように表情を暗くした
有「その子が・・・・凪に"先に部屋にいってるから"って言ってて・・・それだけなら彼女かなって思うじゃない?」
あ「うん・・・まぁ、そうだろうねぇ」
有「だから・・・・凪に彼女いたんだねって言ったの・・・・そしたらあいつ・・・・・そんなんじゃないよって・・・・・私の知らない顔で笑って・・・・」
:08/02/15 15:21
:PC
:/js35bgk
#382 [みぉり]
有「・・・・あれはセフレだから、お前が知らないだけで俺にはいっぱいいるんだよって・・・・そういって早く帰れってお店出されたんだ」
あ「そ・・・んなことが・・・」
有希はそこからどう帰ったかはほとんど覚えてなくて
気づいたら家だったと話す・・・
:08/02/15 15:27
:PC
:/js35bgk
#383 [みぉり]
有「いやぁ〜・・・・さすがにショックだった・・・よ」
あ「有希・・・・・」
有「それでわかったの・・・・・」
:08/02/15 15:35
:PC
:/js35bgk
#384 [みぉり]
有「私ね・・・・・多分凪のことが好きなんだ」
あ「・・・・・・」
有「でもね・・・・同時に失恋!!」
今にもあふれ出しそうな涙を堪えるためか
有希は空を仰ぐように見つめながら続ける
:08/02/15 15:38
:PC
:/js35bgk
#385 [
]
:08/02/15 16:14
:D903i
:QCiTuevg
#386 [みぉり]
>>

さん

アンカーつけて頂いてありがとうございます


少しですが更新します


:08/02/15 17:47
:N904i
:CGSaM43w
#387 [みぉり]
>>384から
有「・・・・・・・なんで今頃気づくかな〜私ってば・・・・」
あ「有希・・・・・」
有「誰かが・・・・凪に触れるって思うと・・・それがすごい嫌なんて・・・・」
有希は私のほうを向き直って涙をいっぱい溜めた瞳で言う
有「凪にとって・・・私は"幼馴染"であってそれ以上でも以下でもないってわかってるのに・・・ね」
:08/02/15 17:52
:PC
:/js35bgk
#388 [みぉり]
私は・・・・・何もいえなかった
有希の気持ちを知ることで・・・
何か助けられたらって思うのに
・・・・私は無力だ
:08/02/15 17:55
:PC
:/js35bgk
#389 [みぉり]
有「やだ・・・・なんであかりが泣いてるの」
あ「え・・・・?」
雪に言われて気づいた
いつのまにか、私の頬は涙が後を残していた
あ「ぅわわ・・・・ごめっ・・・ん」
有「なんで謝るのよ(笑)」
:08/02/15 17:58
:PC
:/js35bgk
#390 [みぉり]
私はあわてて涙を拭うのに・・・・目からはぽろぽろ勝手に流れてくる
あ「ごめっ・・・っ・・・う・・・」
有「あかりが泣いたら・・・私まで・・・泣けちゃう・・じゃん・・・っ」
一生懸命我慢したのに・・・有希は呟くとせきを切ったように泣き始めた
:08/02/15 18:10
:PC
:/js35bgk
#391 [みぉり]
後ろでは予鈴を告げるチャイムが鳴り響くー・・・・
本鈴のチャイムが鳴り終わっても有希の涙は止まらなかった
そんな有希を見て"本当に凪が好きなんだ"って・・・・
こんなに人をまっすぐに好きと想えることをすごいと思った
:08/02/15 18:15
:PC
:/js35bgk
#392 [みぉり]
私は・・・・なんで泣いたのだろう
有希の気持ちに胸を打たれて?
それとも・・・・
これまで私を好きと言ってくれた人たちに
その気持ちを疑ったことに対する後悔・・・?
:08/02/15 18:16
:PC
:/js35bgk
#393 [いちご]
:08/02/15 18:18
:SH703i
:JmI1.vv2
#394 [みぉり]
:08/02/15 21:23
:N904i
:CGSaM43w
#395 [みぉり]
:08/02/15 21:25
:N904i
:CGSaM43w
#396 [みぉり]
有希が泣き止むまで私はずっと黙ってた
有希の気が落ち着くまで…と思いながら、
頭の片隅には"好きといわれる"感情に向き合ってこなかったこれまでの自分を思い返していた
:08/02/15 21:48
:N904i
:CGSaM43w
#397 [みぉり]
私は"真野篤"が好き
そのことは誰に何を言われても揺るがないものだって思ってる・・・・
でも・・・・
私は逆の立場で考えたことってあったのかな
私が"真野篤"に告白したとして
私の"好き"を信じてもらえない・・・・・・
:08/02/16 04:23
:PC
:zTMYivWA
#398 [みぉり]
今までの私が・・・・・してきたことを
"真野篤"にされたら・・・・・
・・・・・・どう・・・・思うんだろう
:08/02/16 04:28
:PC
:zTMYivWA
#399 [みぉり]
有希を見つめながら・・・・・
その答えを探したけれど
いくら想像してみても・・・・・
自分の心に、その答えの欠片さえも見つけられなかったー・・・
:08/02/16 04:33
:PC
:zTMYivWA
#400 [みぉり]
5時間目も大体、半分を過ぎたころ・・・
有希はすっかり落ち着いていた
有「っは〜・・・・久々にこんな泣いたかも(笑)」
あ「有希の泣き顔初めてみたかも(笑)」
有「あれ・そうだっけ????」
あ「そうだよぉ〜・・・・」
:08/02/16 04:37
:PC
:zTMYivWA
#401 [みぉり]
有希は立ち上がり大きく腕を伸ばして深呼吸してる
そんな姿を黙って見つめていると・・・
有希がグラウンドを見ながら呟く
:08/02/16 16:02
:PC
:zTMYivWA
#402 [みぉり]
有「あかり・・・・・このこと内緒にしてね・・・?」
あ「え?」
有「凪には・・・・この気持ち知られたくないから・・・今まで通りの幼馴染でいたいの」
あ「・・・・・・・有希がそれを望むなら・・・・でも」
:08/02/16 16:04
:PC
:zTMYivWA
#403 [みぉり]
私は一瞬、口をつぐむ・・・・・
"凪に触れる人がいるんだよ?"
"有希はそれを見ても我慢できるの?"
"苦しくないの?"
そういい掛けて・・・・・言うのをやめた
:08/02/16 16:06
:PC
:zTMYivWA
#404 [みぉり]
有「・・・・なに?」
有希はそんなのことはきっとわかってる
苦しくなるのはわかってて・・・・・
でも、それを覚悟して
凪を想うんだ
:08/02/16 16:09
:PC
:zTMYivWA
#405 [みぉり]
あ「・・・・なんでもないっ!つらい時には・・・・頼ってよね?」
有希は一瞬驚いた顔をして、でもすぐに
有「ありがとう」
そう言ってにっこり微笑んだ
:08/02/16 16:12
:PC
:zTMYivWA
#406 [みぉり]
キレイー・・・・
私はその笑顔にどきっとしてしまった。
有希はもともと美人だけど・・・・
こんなにキレイに微笑むだって
初めて知った
:08/02/16 16:15
:PC
:zTMYivWA
#407 [みぉり]
有「よしっ!5時間目の残り時間いっぱいお昼ねしよっかー(笑)」
有希はいつもの有希の笑顔で私の隣に寝転んだ
私も体を横にする
それから二人ともすぐに眠りの世界へ落ちていったー・・・
:08/02/16 16:21
:PC
:zTMYivWA
#408 [みぉり]
夢を見た
この間と同じ夢・・・・・・
誰かに話しかけられて、でもその人の顔が見えない
そしてまた、甘いほのかないいにおいがする
:08/02/16 16:24
:PC
:zTMYivWA
#409 [みぉり]
カシャン・・・・カシャン・・・・
ゆっくり静かに・・・・・・
二人を起こさないようにハシゴを登る
登りきって・・・・泣きはらした顔で眠る2人の姿が目に入る
:08/02/16 16:26
:PC
:zTMYivWA
#410 [みぉり]
2人で寄り添うように眠る姿に・・・・
凪は静かにシャッターを切った
:08/02/16 16:27
:PC
:zTMYivWA
#411 [みぉり]
凪は1枚だけ写真を撮ると
その横にいる人物にカメラを渡し
また静かにハシゴを降りて校内へ戻っていく
カメラを受け取った恭平も何も言わずに、凪の後を追いかけた
:08/02/16 16:29
:PC
:zTMYivWA
#412 [みぉり]
恭平が校内に入ると・・・・・そこに凪の姿はなかった
・・・・あそこだろ
俺はため息をついて
凪がいるであろう場所に向かって歩き出した
:08/02/16 16:35
:PC
:zTMYivWA
#413 [みぉり]
歩いていくと、その部屋の前でしゃがみこむ凪の姿が見えた
凪は俺に気づくと力なさげに右手をあげ
凪「鍵・・・お前に取られたままだった」
と苦笑いを浮かべた
:08/02/16 16:37
:PC
:zTMYivWA
#414 [みぉり]
恭「ばーか・・・・しかもその口調なんだよ(笑)俺の真似?」
凪「・・・・ばれちゃった?(笑)」
俺はふっと笑って鍵穴に俺の持っている鍵を差し込む
ガチャン・・・・カチャ
:08/02/16 16:39
:PC
:zTMYivWA
#415 [みぉり]
俺たちは"保健室"に入ると鍵を閉めて
凪はソファに
俺は先生のデスクの椅子に腰掛けた
:08/02/16 16:40
:PC
:zTMYivWA
#416 [みぉり]
凪は何も言わない
だから俺も何も聞かなかった
さっきの屋上でー…
凪の幼馴染の言葉を俺たちは聞いてしまった
:08/02/16 22:31
:N904i
:YtZuM70g
#417 [みぉり]
凪「……カメラ」
恭「あ?」
凪「カメラちょーだい」
凪が俺の肩にかかっているカメラを指差して言う
:08/02/16 23:41
:N904i
:YtZuM70g
#418 [
]
最高


:08/02/17 00:52
:SH903iTV
:RG4tanRE
#419 [みぉり]
>>

さん

最高

なんて…

すごく嬉しい言葉をありがとうございます


頑張りますのでよろしくお願いします

:08/02/17 06:07
:N904i
:naLYeGmA
#420 [みぉり]
>>417から
俺はカメラをとって凪に渡す
恭「・・・・ん」
凪「ありがと」
カメラを受け取ると凪はさっき撮った画像を出して画面を見つめた
:08/02/17 06:09
:PC
:2hbJyPc2
#421 [みぉり]
俺は保健室に置いてある三脚を手に取りそれを磨く
凪「・・・・・ばかだよね」
恭「は?」
:08/02/17 06:11
:PC
:2hbJyPc2
#422 [みぉり]
ソファの前にあるテーブルにカメラおいて呟く
恭「・・・・・・誰が?」
:08/02/17 06:13
:PC
:2hbJyPc2
#423 [みぉり]
凪「・・・・・・・・・・さぁ」
恭「なんだよそれ(笑)」
三脚を元に戻して、凪に目を向けると
凪はじっと床を見つめていた
:08/02/17 06:15
:PC
:2hbJyPc2
#424 [みぉり]
壁にかけてある時計を見ると時間は5時間目終了10分前を指している
そろそろ・・・・三井サンが戻ってくるな
月曜日の5時間目は三井先生が一週間の保健室利用状況を校長に報告している時間だ
だからこそ、写真部である俺たちが今ここにいるわけだが・・・・
:08/02/17 06:31
:PC
:2hbJyPc2
#425 [みぉり]
恭「おい・・・・そろそろ出るぞ」
凪「・・・・・うん」
返事はするもの凪は立ち上がらない
視線は相変わらず床にある
:08/02/17 06:34
:PC
:2hbJyPc2
#426 [みぉり]
恭「・・・・・凪?」
凪「・・・・・・・よしっ!!」
凪はおもむろに立ち上がりカメラを肩にかけて俺に"行こう"と返事をする
:08/02/17 06:36
:PC
:2hbJyPc2
#427 [我輩は匿名である]
:08/02/17 12:04
:SO703i
:h5M2clAs
#428 [
]
あげ

:08/02/17 16:33
:SH903iTV
:RG4tanRE
#429 [みぉり]
>>我輩さん

アンカーありがとうございます


>>

さん

あげていただいてありがとうございます


これから更新します

:08/02/18 02:08
:N904i
:L7U5v4Mc
#430 [みぉり]
>>426から
保健室を出ると凪は教室には向かわず階段を降り始めた
俺は凪が何を考えているのかわからない
けど・・・・
凪の背中が俺に"ついて来て"と言っている様で
俺は黙ってその後を歩いて学校をあとにした
:08/02/18 02:11
:PC
:sDQ49QTY
#431 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン・・・・
有「んー・・・・」
あ「・・・ふぁ〜・・・・」
あ&有「!!!!!!!!」
ガバッ!!
:08/02/18 02:13
:PC
:sDQ49QTY
#432 [みぉり]
鐘の音にあわてて2人で私の腕時計をみる
時計はすでに帰りのHRが始まる3分前
あ&有「やばいっ!!教室戻らなきゃ!!!!」
私たちはさっきまでの感傷に浸る間もないまま
"また明日っ"と言葉を交わして2組と10組へとそれぞれの教室に向かって全速力で走った
:08/02/18 02:29
:PC
:sDQ49QTY
#433 [みぉり]
あ「ーーーーーっセーフっ!!!!」
私はなんとか石田先生がくる寸前に教室へ滑り込んだ
帰り支度をするみんなに紛れてさりげなく席に着く
・・・・・が、それでも私に気づくクラスメートも当然いるわけで・・・・
「あれ?瀬戸さんいつ戻ったの?」
:08/02/18 03:20
:PC
:sDQ49QTY
#434 [みぉり]
あ「え?あ、さっきさっきι」
私はあははと乾いた笑いに作り笑顔でなんとかごまかしていると石田先生が入ってきた
「ふぅーん…」
あ「ほら先生きたし!席つかないと…」
私に話し掛けていた子は不思議そうな顔をしながらみんなと同じように席に戻った
:08/02/18 15:19
:N904i
:L7U5v4Mc
#435 [みぉり]
あ「はぁー…疲れるιι」
新学期始まってからなんか毎日走ってる気がするんですけど私…ιιι
疲れて机につっぷして何気なく横をみて凪がいないことに気付いた
:08/02/18 15:44
:N904i
:L7U5v4Mc
#436 [みぉり]
ありゃ?早退………じゃないなぁ、カバンあるし
凪もさぼりかしら?なんて
この時の私は凪の気持ちも有希の気持ちも何にも見えてなかったんだ
:08/02/18 16:01
:N904i
:L7U5v4Mc
#437 [みぉり]
石「…では今日はこれで終わりだ。気を付けて帰るように」
凪のカバンが気になったけど
特に学校に用事もなかったから帰ることにした
:08/02/18 16:48
:N904i
:L7U5v4Mc
#438 [みぉり]
放課後は運動部がさまざなところで活動している
バスケは体育館、水泳は屋内プール、弓道は弓道場…
陸上はグラウンドとその横にある競技場で…
:08/02/18 16:53
:N904i
:L7U5v4Mc
#439 [みぉり]
…私は放課後の陸上部は見ないことに決めてる
だってそんなことしたらみんなに"好き"って言いふらしているようなものだから
人からの"好き"を疑う私が、人を"好き"なんて……
そんなの許されることじゃないから…
:08/02/19 00:33
:N904i
:xu0rPRRE
#440 [みぉり]
恭「おい・・・・・」
凪「♪〜」
恭「おいこら、無視すんな」
俺は凪のシャツの襟を後ろからひっぱった
凪「ぐぇっ・・・っきょーちゃ・・・っ苦しいっ!!」
:08/02/19 05:55
:PC
:JQGZyflQ
#441 [みぉり]
凪はぎゃーぎゃー言って暴れる
恭「・・・・・ちゃんと質問に応えるか?」
凪「ごだえまずっ」
恭「よろしい」
凪の首を絞めるようにひっぱっていた襟を放した
:08/02/19 05:58
:PC
:JQGZyflQ
#442 [みぉり]
凪「はーっ・・・っ・・・恭ちゃんの人殺し!!」
恭「いやいや、生きてるだろお前」
凪「殺人未遂だぁぁ〜〜〜〜!!!」
恭「・・・・・被害妄想だろそんなの」
凪「ちがうぅ!!恭ちゃんが〜・・・・」
軽く言い合いになっている2人を見つめながらグラスを拭く影がひとつ
:08/02/19 06:02
:PC
:JQGZyflQ
#443 [みぉり]
その影は、グラスを置き溜め息をつくと
言い合いを続ける2人にむかって顔をあげた
「・・・・・・・うるせぇ」
:08/02/19 06:05
:PC
:JQGZyflQ
#444 [みぉり]
途端、2人お動きはぴたっと止まり声の主へと目を向ける
「揉めるんなら仕事の後にしろ。給料ださねぇぞ?」
:08/02/19 06:10
:PC
:JQGZyflQ
#445 [みぉり]
凪「そんなんいやっす


」
恭「……横暴だ」
凪と恭平はやや不満を漏らすもののはなれた
その様子を見て満足そうに笑ったその影は再びグラスを磨く
:08/02/19 20:25
:N904i
:xu0rPRRE
#446 [
]
がんばっ


:08/02/20 05:30
:SH903iTV
:OVDJZnmM
#447 [みぉり]
>>

さん

いつもありがとうございます


少しですが更新します

:08/02/20 05:33
:N904i
:nDTi5soU
#448 [みぉり]
2人は怒られたため、距離をとりつつばらばらに仕事をしながらも恭平は隙を見て凪に話し掛けた
恭「……凪」
凪「なぁんだよぅ〜だ」
凪はまだすねた様子で俺からぷぃっと顔をそむけてシェーカーを磨いている
:08/02/20 05:39
:N904i
:nDTi5soU
#449 [みぉり]
恭「……真面目な話」
凪「………なぁに?」
俺の言葉に凪もさっきとは明らかに声のトーンが変わる
恭「…なんで突然、コンテストに参加するなんて言い出したんだ」
凪「……………」
:08/02/20 05:44
:N904i
:nDTi5soU
#450 [みぉり]
凪は黙ってシェーカーを磨き続ける
凪はたいていのことにはきちんと答えてくれる性格だ
その凪が口を閉ざして答えないということは…
俺にも話すつもりはないってことだ
:08/02/20 21:17
:N904i
:nDTi5soU
#451 [みぉり]
恭「……締切は守れよ」
凪「うん…………ありがと恭ちゃん」
凪はシェーカーを磨き終えたのか手をとめ俺に向き直って返事をした
:08/02/20 21:23
:N904i
:nDTi5soU
#452 [みぉり]
「恭平、凪、店開けるぞ」
恭平&凪
「いらっしゃいませ」
兄貴の声を合図に俺たちは仕事へと頭を切り替えて各持ち場へと散った
:08/02/20 21:28
:N904i
:nDTi5soU
#453 [みぉり]
ピッピッ…
----------------------
Date 4/12 20:32
To 今泉恭平
Sub 初めまして
あかりです

今日は私の勘違いでお騒がせして

ごめんなさい



明日からの撮影なんですが…放課後どこにいたらいいですか?

----END----
ピッ
【送信完了】
:08/02/21 02:05
:N904i
:5BodNSSs
#454 [雪]
:08/02/21 11:53
:SH903i
:F7TDhZrs
#455 [みぉり]
:08/02/21 14:22
:N904i
:5BodNSSs
#456 [みぉり]
ふぅ…
メールを送って一息つく
世界史の時間まで先輩だと思っていた今泉さんが実は同級生で、凪の友達でって……本当にびっくりしたなぁ
:08/02/21 14:25
:N904i
:5BodNSSs
#457 [みぉり]
なんてメールしようか悩んだけど…学年の話をあんまり深追いするのもよくないなってことであのメールにしたけど……
気ぃ悪くしないかなぁιι
ちょっとハラハラしてしまう
:08/02/21 14:34
:N904i
:5BodNSSs
#458 [みぉり]
〜♪〜♪
----------------------
Date 4/12 20:43
From 今泉恭平
Sub Re:初めまして
メールありがとう

同級生ですし明日からの撮影も気楽にしてください

放課後は中庭にきてください。
----END----
:08/02/22 12:39
:N904i
:5E2H/d1.
#459 [志乃]
:08/02/22 13:01
:N703imyu
:eQ1Ez4is
#460 [みぉり]
:08/02/22 13:08
:N904i
:5E2H/d1.
#461 [みぉり]
>>458から
ピッ…
気楽にって……えーιι
絶対敬語になっちゃうよ↓
私は今泉さんからのメールを読んで
ちょっとだけ明日会うことが気が重くなってしまったιι
:08/02/22 13:11
:N904i
:5E2H/d1.
#462 [みぉり]
次の日
凪は相変わらずな様子
昨日、有希から聞いたことが頭をチラついたけど…
有希が普通でいたいと望んでいるから
私もいつもと同じように話をして過ごす
:08/02/22 13:13
:N904i
:5E2H/d1.
#463 [みぉり]
有希とお昼を食べて…
なんとなく雰囲気で有希が凪のことに触れられたくないのを感じたから
昨日みたテレビの話やー…
あ!!そうだ
:08/02/22 13:20
:N904i
:5E2H/d1.
#464 [みぉり]
いろんな話をしてて話そうとしてたことをうっかり忘れてしまうとこだった!!
あ「私さ、今日から放課後はちょこちょこ学校残るんだ」
有「え?なんで?……補習?笑」
:08/02/22 13:29
:N904i
:5E2H/d1.
#465 [志乃]
:08/02/22 14:38
:N703imyu
:eQ1Ez4is
#466 [みぉり]
>>志乃さん

なるほど

そうすると皆さん見やすいですよね


ありがとうございます

これから書き方もより気を付けたいと思います

頑張りますのでよろしくお願いします


:08/02/23 15:33
:N904i
:Qcox0qC6
#467 [みぉり]
>>464から
あ「こらぁっ!!新学期早々補習はないでしょっ」
有「(笑)だよねぇ〜で、なんで?」
あ「んー…何から話したらいいのかなぁ…」
新学期初日に写真を取りに行くようにいわれたが、今泉さんが代わりに届けてくれたこと
:08/02/23 15:38
:N904i
:Qcox0qC6
#468 [みぉり]
それから今朝は屋上で出会ってモデルを頼まれたこと
実は同級生だったことを話した
迷ったけど…凪の友達であることや写真部つながりがあることも話した…
:08/02/23 15:40
:N904i
:Qcox0qC6
#469 [みぉり]
有希は凪の名前に一瞬、表情を曇らせたがすぐに笑顔になって話に食いついてきた
有「あぁっ!!今泉ってあの今泉だったんだぁ!!学年トップだしてっきりかっちょ悪いがり勉オタクだとばかり思ってたよ(笑)」
有希は意外〜とつぶやいている
:08/02/23 15:48
:N904i
:Qcox0qC6
#470 [みぉり]
あ「まぁ、とりあえずそんかわけで今日から撮影に付き合うことになったんだ」
有「へぇ〜…………ぁ。」
あ「何??」
有「……あかり、昨日の朝に屋上であったんだよね?」
あ「?そうだよ?」
私は言葉を返してはっとした
:08/02/23 15:51
:N904i
:Qcox0qC6
#471 [みぉり]
【訂正】
>>468×今朝→昨日の朝
間違いが多くてすいません((( ;゚Д゚)))
:08/02/24 00:08
:PC
:eepis.OQ
#472 [みぉり]
>>470から
有「あかり・・・・屋上の鍵持ってないよね?どうやって入ったの?」
やっぱりぃ〜・・・・そうですよねー(泣)
そりゃどうやって入ったのか疑問に思うよねぇ?!
:08/02/24 00:11
:PC
:eepis.OQ
#473 [みぉり]
あ「あー・・・えーとねぇ〜・・・」
私ってばか?!(泣)絶対学習能力ないよねぇ?!
何回この展開を迎えたらうまいことかわせるようになるのぉ〜〜〜〜(爆)
有希がずいっと顔を近づけて聞いてくる
有「あーかーりぃーちゃーーーん?」
:08/02/24 00:14
:PC
:eepis.OQ
#474 [みぉり]
あ「あ、鍵!!鍵あいててさっ!!たまたま入れちゃったんだよね」
これは充分ありうることでしょ!
我ながら今、一番の回避の言い訳とほっとしたのもつかの間
有「じゃーなんで屋上なんて行ったの?」
:08/02/24 00:17
:PC
:eepis.OQ
#475 [みぉり]
おぉ〜・・・・(泣)
そんなことを聞いちゃうんですか有希さんっ!!!
なんでかって・・・・そりゃ"真野篤"を見るためだったけど・・・
有希にそれは・・・・・言えない
:08/02/24 00:18
:PC
:eepis.OQ
#476 [みぉり]
あ「ん〜朝早く来すぎちゃってさ、ちょっとぼーっとしたくなったから・・・」
有「ふぅ〜ん・・・・」
有希は"ちょっと怪しいなぁ"なんて言いながらも
私の話に納得してくれたみたいで一安心
:08/02/24 00:23
:PC
:eepis.OQ
#477 [みぉり]
有「・・・・あ」
あ「・・・・・・今度はなに?」
私はややびくびくしながらも有希に尋ねる
有「今泉くんはどうやって屋上に入ったのかな」
あ、確かに・・・・
:08/02/24 00:25
:PC
:eepis.OQ
#478 [みぉり]
保健室の鍵を持っているのは知っているけど・・・・
屋上の鍵も持ってるのかな?
それとも・・・・
あ「・・・・・凪の・・・じゃない?」
有「え・・・あ、」
私は少し戸惑いながらも思い付いたことを言ってみた
:08/02/24 00:26
:PC
:eepis.OQ
#479 [みぉり]
凪の友達で・・・・同じ写真部なら撮影ポイントを探す理由を言えば
凪のことだからきっと鍵を貸してくれるだろう
私のこの意見には有希もすごく納得したみたいで
"多分そうだろうねぇ"なんて話してそれからまたなんてことない話をしてそれぞれの教室に帰った
:08/02/24 00:29
:PC
:eepis.OQ
#480 [みぉり]
そして放課後・・・・
あ「中庭かぁ〜・・・・」
私は今泉さんと約束した中庭へと向かって歩いていた
:08/02/24 00:30
:PC
:eepis.OQ
#481 [みぉり]
4階から3階へと階段を降りてから
中庭により近い方の階段へ移動しようと
"倉庫B"と書かれた暗室のある廊下を歩いていると
その扉から誰か・・・・女の子が出てくるのが見えた
:08/02/24 00:33
:PC
:eepis.OQ
#482 [みぉり]
写真部の人かな・・・・女の子もいるんだ〜
2年生は2人だけって言ってたし・・・・
1年生はまだ入学したばっかりだし・・・・・3年生・・・かな?
私はそんなことを考えながら確実に"倉庫B"へと近づいていく
:08/02/24 00:35
:PC
:eepis.OQ
#483 [みぉり]
女の子は私に気づいたのかこちらへと顔を向けた。
すると、女の子はすごく驚いた様子で私を見ると
すぐに背を向けてそのまま走っていってしまった
え?え?
:08/02/24 00:39
:PC
:eepis.OQ
#484 [みぉり]
一瞬の出来事に思わず足が止まる
ん?今の人・・・・私をみて驚いてたよね??
なんで??
ってゆうか・・・・あの人・・・・どっかで見たことあるような・・・
:08/02/24 00:40
:PC
:eepis.OQ
#485 [みぉり]
はて誰だったっけ?
足を止めたままうーんと考えていると再び扉が開いた
そこから出てきたのは・・・・
あ「今泉さん!」
:08/02/24 00:58
:PC
:eepis.OQ
#486 [みぉり]
私の声に振り向いた今泉さんがさっきの女の子よりも
数倍驚いた顔でこちらを見ている
・・・・私はバケモノですかっっ(泣)
:08/02/24 01:00
:PC
:eepis.OQ
#487 [みぉり]
2人してそんなに驚いた顔しなくてもいいのにぃ〜と思いながらも
今泉さんの元へと歩く
私が歩いている間に今泉さんは扉にかけてあるボードをひっくりかえしていた
:08/02/24 01:01
:PC
:eepis.OQ
#488 [みぉり]
近くに行くといつもの今泉さんの顔になっていて
私ににっこりと微笑みかけてくれた
でも・・・さっきの"あの"やけに驚いた顔が気になって
あ「なんか驚かせちゃいました?私・・・」
と声をかけた
:08/02/24 01:04
:PC
:eepis.OQ
#489 [みぉり]
恭「え?・・・・あ、いや・・・そんなことはないですよ」
今泉さんは一瞬、こわばった表情を浮かべたがすぐに私に向き直って言う
あ「そ・・・うですか?ならいいんですけど・・・その前に出てきた人も私に驚いてたみたいで・・・」
恭「えっ!!??瀬戸さん・・・見たの?」
:08/02/24 01:07
:PC
:eepis.OQ
#490 [みぉり]
今泉さんの目の色が変わった
驚いている・・・・というよりも真剣な・・・・目つき
その真剣さに押されて私は思わず息を呑む
なんか・・・余計なこと言っちゃった・・・・?
:08/02/24 01:10
:PC
:eepis.OQ
#491 [みぉり]
あ「あ・・・いや、ちらっとだけ・・・なんか私を見てすごく驚いた様子で・・・・そのまま走って行っちゃったんで・・・」
恭「顔は?!・・・・・はっきりみた?」
あ「え?・・・まぁ・・・見ましたけど・・・どこの誰かまでは・・・・」
恭「そう・・・ならいいんだ」
私の返答に納得したらしく、今泉さんは再びにっこりと笑って"中庭に行きましょう"と歩き始めた
:08/02/24 01:13
:PC
:eepis.OQ
#492 [みぉり]
そんな今泉さんに違和感を感じずにはいられなかったけど・・・・
なんだかそれ以上聞くことはしないでほしいという空気も感じた私は何も聞かずに中庭へと今泉さんの後を歩き出す
そのときちらっとみた扉のボードは"入室可"となっていた
・・・さっきまでは"入室禁止"だったってこと?
一緒に現像でもしてたんだろうか?そんなことを考えながらその場後にした
:08/02/24 01:19
:PC
:eepis.OQ
#493 [みぉり]
あ「えと・・・・私はどうしたら・・・」
中庭について早速撮影!!となったんだけど・・・・
なんせど素人の私はどうしていいのか全くわからない
恭「そこのベンチに座って携帯見た状態になってもらえますか?」
今泉さんの指差すほうにあるベンチに腰掛けて言われたとおりに自分の携帯を取り出して画面を見つめた
:08/02/24 01:47
:PC
:eepis.OQ
#494 [みぉり]
その様子を今泉さんが撮っているのがシャッター音でわかる
私は・・・・というと
もうガッチガチでどうしたらいいのかわからずとりあえず必死に携帯を見つめるだけ
カシャ・・・・
恭「・・・・瀬戸さん?そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ(笑)」
今泉さんはそういって笑いながら、カメラを下ろした
:08/02/24 01:50
:PC
:eepis.OQ
#495 [みぉり]
恭「普通にしてくれていいので・・・」
そうは言われてもなかなか緊張は解けず、自分でもすごく表情が硬いのはよくわかる
だってー(泣)
撮られてるって思ったら普通になんかできないよぉ〜〜・・・・
:08/02/24 01:53
:PC
:eepis.OQ
#496 [みぉり]
私が一人百面相みたいに一生懸命、表情を変えようと必死になっちていると
今泉さんのくくっという笑い声が聞こえた
あ「あっ!!今笑いましたねぇ?!?!」
恭「え?・・・・いや〜・・・・そんなことないですよ?(笑)」
そうは言いながらもカメラを持っていない左手で口元を押さえている
絶対笑ったじゃん!!!!!!(泣)
:08/02/24 01:57
:PC
:eepis.OQ
#497 [みぉり]
笑われたのと恥ずかしさとで真っ赤になってしまい
思わず立ち上がり今泉さんに詰め寄ろうとした瞬間
カシャ・・・
?!?!?!?!?!?!
:08/02/24 01:59
:PC
:eepis.OQ
#498 [みぉり]
今泉さんがカメラを構えて私を撮り始めた
あ「ちょっ!?・・・今泉さんっ?!////」
カシャ・・・カシャ・・・
取り乱した私に構わず、今泉さんはシャッターを切り続ける
私は慌てて顔を隠すように携帯を正面に持ちかえた
:08/02/24 02:02
:PC
:eepis.OQ
#499 [みぉり]
すると今泉さんはすぐにカメラを下ろし、少し困った顔で私を見る
恭「写真撮れないじゃないですか」
あ「だっだって・・・っ///」
ふいうちなんて卑怯だっ////
:08/02/24 02:04
:PC
:eepis.OQ
#500 [みぉり]
あ「こんな真っ赤な顔・・・恥ずかしいじゃないですかっ///」
私も携帯を顔から下ろして今泉さんに反論する
こんなゆでだこみたいな顔!!恥ずかしくて撮られたくないよっ
と心の中で叫んでは見るも今泉さんの口からでたのはー・・・
:08/02/24 02:11
:PC
:eepis.OQ
#501 [みぉり]
恭「え?だってかわいかったから・・・・」
という呟き
あ「へ?」
思わず素っ頓狂な声で聞き返してしまうと、今泉さんははっとして
恭「あ・・・・っ///」
顔を隠すように左手をあてるが・・・みるみる真っ赤になっていくのがわかる
:08/02/24 02:15
:PC
:eepis.OQ
#502 [みぉり]
そんな今泉さんを見て、私の顔もますます真っ赤になってしまった
あ「・・・・っ/////」
かわっ・・・・かわいかったからって・・・////
"そんな冗談よしてくださいよ"っていつもなら言うところだけど・・・
この今泉さんの様子は・・・・冗談ではなくうっかり言ってしまった感がヒシヒシと伝わってくる
:08/02/24 02:18
:PC
:eepis.OQ
#503 [みぉり]
顔を真っ赤にしたまま2人の間にはやや沈黙が流れた
このっ・・・この空気なんとかしてっ////
私はまともに今泉さんの顔を見れず、うつむいてしまった
するとー・・・・
〜♪〜♪
どこからともなく携帯の着メロが・・・・・
:08/02/24 02:22
:PC
:eepis.OQ
#504 [みぉり]
恭「あっ・・・俺のです///」
今泉さんはまだ顔を赤くしたまま、ブレザーのポケットから携帯を取り出し、私に背を向けて話しだした
恭「はい・・・・え?兄貴?・・・・はぁ?・・・うん」
電話に出た今泉さんの声のトーンが明らかに下がったのがわかる
:08/02/24 02:24
:PC
:eepis.OQ
#505 [みぉり]
そんな後ろ姿を見ながらも私はあの状態から抜け出せたことにほっとする
う〜・・・・恥ずかしかったよ〜・・・・////
顔に両手をあてて、平静になろうと深呼吸した
:08/02/24 02:27
:PC
:eepis.OQ
#506 [みぉり]
その横では、少し不機嫌そうな顔で今泉さんが電話を続けている
恭「ったく・・・・凪は?・・・わかったよ、今から行くから」
なんだろ?凪???
少しだけ聞こえた会話の中に"凪"という言葉が聞こえた
やや内容が気になりはしたもののすぐに今泉さんは"じゃあ"と言って電話を切ったので慌てて目をそらす
:08/02/24 02:31
:PC
:eepis.OQ
#507 [みぉり]
恭「ごめん・・・急に兄貴に呼ばれちゃって・・・・今日はこれで終わりにさせてください」
今泉さんは申し訳なさそうに私に言う
あ「あ、はい。わかりましたっ!」
恭「すいません・・・・俺から頼んだのに・・・・」
あ「いえいえ!気にしないでください!私はいつでも暇なので(笑)」
私が笑って言うと今泉さんもにっこりと笑ってありがとうと言ってくれた
:08/02/24 02:36
:PC
:eepis.OQ
#508 [みぉり]
相変わらずその笑顔がかっこよくてまたドキッとしてしまう
その笑顔は反則だぁ〜////
こっそりと心の中で思ったけど、顔には出さないようにしてそのまま今泉さんと別れ、帰ることにした
:08/02/24 02:37
:PC
:eepis.OQ
#509 [みぉり]
━━──…‥
恭平side
焦った
暗室を出たらすぐにあいつに声をかけられて心臓が飛び上がった
しかも・・・・暗室から出てきたあの女を見たなんて・・・・
最悪なタイミングだ
:08/02/24 02:39
:PC
:eepis.OQ
#510 [
]
更新あざーす


:08/02/24 06:13
:SH903iTV
:Ko/Wgp9U
#511 [いちご]
続き気になる
あの女は何者なんだ
!
:08/02/24 11:54
:SH703i
:zzrjjHGo
#512 [我輩は匿名である]
:08/02/24 17:20
:W51P
:Q5iis3b.
#513 [みぉり]
>>

さん

いつも応援ありがとうございます


また更新しますのでよろしくお願いします
>>いちごさん

コメントありがとうございます

あの女の正体はあとでわかりますので…もう少しお付き合いください


>>匿名さん

アンカーありがとうございます


:08/02/24 17:59
:N904i
:CrU9HtlQ
#514 [みぉり]
>>509から
俺は家に戻り、着替えてから兄貴のバーへ向かって歩く
・・・・まさか、あそこを通るとは思わなかったが
あの女が誰か気づかなかったのはせめてもの救いだ
:08/02/24 18:14
:PC
:eepis.OQ
#515 [みぉり]
バーにつき、裏口から入った俺は更衣室で制服に着替えてから
ワックスで髪をいじり、眼鏡を外して仕事仕様の俺に意識を変え店内に入る
更衣室にある時計をチラリと見ると時刻は5時すぎを示していた
:08/02/24 18:18
:PC
:eepis.OQ
#516 [みぉり]
「恭平っ!急に悪いな」
恭「兄貴・・・」
店内に入るとすぐに俺に気づいた兄貴がカウンターから出てきて声をかけてくる
5時オープンなので人はほとんどいない状態であるが
一応、仕事中なので俺は控えめに兄貴に"気にすんな"と言って一緒にカウンターに入った
:08/02/24 18:25
:PC
:eepis.OQ
#517 [みぉり]
兄貴は、バイトの一人が急に体調不良で入れなくなったために人が足りず俺に連絡をしてきたのだ
恭「凪は?捕まらなかったの?」
俺はまだ少し不機嫌さを引きずってはいたが、店内に流すBGMレコードをカウンター内の隅にある戸棚で探しながら訊く
「あー・・・なんか部活動?あるんでって言われてなぁ〜・・・」
:08/02/24 18:29
:PC
:eepis.OQ
#518 [みぉり]
あんにゃろー・・・・
俺はため息をついたが、凪が本気でコンテストに臨む姿勢を感じたためそれ以上は何も思わなかった
一枚のレコードを選んで、店内にあるジュークボックスへ行こうと兄貴の横を通ると兄貴に腕をつかまれた
「恭平・・・・お前・・・首」
:08/02/24 18:33
:PC
:eepis.OQ
#519 [みぉり]
あ?首?
兄貴はニヤっと笑って襟の隙間から見える俺の首を指差し
「キスマークついてっけど?(笑)」
と笑って俺の持っていたレコードを持ってカウンターを出て行った
俺はあわてて更衣室に戻り、鏡で自分の首元を確認する
:08/02/24 18:36
:PC
:eepis.OQ
#520 [みぉり]
兄貴に言われた通り、ほんのわずかな隙間からキスマークがついているのが見える
あの女・・・・
俺は思わず舌打ちして、首元が見えないようきっちりとシャツの襟までボタンをとめ、再び店内へと戻った
:08/02/24 18:40
:PC
:eepis.OQ
#521 [みぉり]
すでにBGMはさっき俺が選んだものになっており、兄貴は客を窓辺の席へと案内していた
俺は、イライラしつつもカウンターの中へ戻り兄貴のとったオーダーに合ったカクテルを作る
あいつは・・・・これに気づいてなかったよな
俺はシェーカーを振りながら、俺と会ったときのあいつの様子を思い出す
:08/02/24 18:44
:PC
:eepis.OQ
#522 [みぉり]
俺は学校では優等生でいるためにもちろん、制服もきっちりと着るようにしている
今みたいに襟元までボタンを留めているので、撮影していた時にあいつからこのキスマークは見えていなかったはずだ
俺は半ば自分に"大丈夫"と言い聞かせながら少しずつあわただしくなってきた仕事へと完全に頭を切り替えた
:08/02/24 18:50
:PC
:eepis.OQ
#523 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
なんか・・・初めての撮影で疲れちゃったなぁ〜
誰かに見つめられているのを承知の上で普通にするなんて・・・・
私はベットに寝転がりながら、天井に向かって息を吐き出した
:08/02/24 18:54
:PC
:eepis.OQ
#524 [みぉり]
そしてふっと、あの暗室での今泉さんを思い出す
なんであんなに驚いてたんだろう・・・・
それに・・・・あの"こわばった顔"・・・・前にも見たことある
確か、暗室の前で初めて会ったときにも一瞬、あの顔になってた
・・・・ボードを見つめたとき
:08/02/24 18:58
:PC
:eepis.OQ
#525 [みぉり]
私は上半身を起こして、うぅーんと頭を傾げた
あと・・・暗室から出てきた女の子・・・
絶対、どこかで見たことあるのに・・・思い出せないんだよなぁ〜
まぁ、生徒だから校内のどこかでってこともあるかもしれないけど
そういうのじゃないような気がしてならない
:08/02/24 19:01
:PC
:eepis.OQ
#526 [みぉり]
あ「・・・・あー・・・モヤモヤするなぁ〜」
思い出せないモヤモヤを掻き消すように私は頭をプルプルと振って携帯を開く
ピッ・・・
【新着メール1件】
あれ?メールきてる・・・・誰だろ
:08/02/24 19:04
:PC
:eepis.OQ
#527 [みぉり]
ピッ・・・
----------------------
Date 4/13 21:30
From 今泉恭平
Sub 今日は・・・
いきなり撮影を中断してしまって・・・本当にすいませんでした。
明日の放課後もお願いできますか?場所は屋上で
----END----
今泉さん・・・礼儀正しい人だなぁ〜(笑)
:08/02/24 19:09
:PC
:eepis.OQ
#528 [みぉり]
帰り際、何度も謝っていた今泉さんを思い出して
またメールでもこうして謝っているその律儀さに思わず笑ってしまった
ピッ・・・ピッ・・・
:08/02/24 19:11
:PC
:eepis.OQ
#529 [みぉり]
----------------------
Date 4/13 22:05
To 今泉恭平
Sub Re:今日は・・・
私こそ・・・うまく笑ったりできなくてごめんなさい(゚∇゚|||)
そんなに何度も謝らないでください(笑)気にしてませんから♪
明日の放課後は屋上ですね?わかりました☆
ではまた明日・・・おやすみなさい
----END----
ピッ・・・
【送信完了】
:08/02/24 19:18
:PC
:eepis.OQ
#530 [我輩は匿名である]
あげあげー(●^o^●)
:08/02/24 19:30
:PC
:rNy65Oao
#531 [みぉり]
:08/02/24 20:09
:N904i
:CrU9HtlQ
#532 [みぉり]
>>529から
送信完了を確認して、携帯を閉じる
明日は屋上かぁ〜・・・・ちゃんと笑えるかなぁ〜・・・
やや不安を持ちつつ、しっかりやろうと気合を入れた
明日の用意をしようと時間割をみて、ふと動きがとまる
:08/02/24 20:12
:PC
:eepis.OQ
#533 [みぉり]
1時間目・・・・選択授業だ
"真野篤"と唯一同じ授業
あんなに近くで長い時間"真野篤"を見られるなんて・・・・
そんな機会が持てるなんて全然思わなかった
・・・・明日は、朝練いる・・・かなぁ
:08/02/24 20:18
:PC
:eepis.OQ
#534 [みぉり]
そんなことを考えながら、用意を済ませてお風呂へと向かう。
これから・・・・週4で同じ空間にいられるんだ
そう思うと胸がぽっと暖かくなるのを感じながらお風呂に入って眠りについた
:08/02/24 20:32
:PC
:eepis.OQ
#535 [みぉり]
今日も早く起きて、学校へと向かう
教室にカバンを置いて・・・・・迷ったけど備品室へ行くことにした
金曜のことは・・・犬に噛まれたとでも思って忘れて、気持ち切り替えなきゃ!!
自分にそう言い聞かせて備品室の鍵をあけて中に入る
:08/02/24 20:39
:PC
:eepis.OQ
#536 [みぉり]
窓に近づいて、グラウンドにいるだろう"真野篤"の姿を探す
あれ・・・・今日もいない・・・?
私は窓を開け、ベランダへと足を踏み出してグラウンドを見渡すと
あ!!・・・・いた!
グラウンドの隅でストレッチしている"真野篤"を見つけた
:08/02/24 20:42
:PC
:eepis.OQ
#537 [みぉり]
私はその姿を静かにじっと見つめる
こうやって・・・・"真野篤"の練習を眺めるようになったのはいつからだろう
あの球技大会後・・・・12月の初めだっただろうか
職員室にいっちゃんを訪ねていったら、先生はみな会議のために会議室へと行っていてそこはもぬけの空だった。
ほんのいたずら心だった
:08/02/24 20:47
:PC
:eepis.OQ
#538 [みぉり]
屋上の鍵を持っている凪や有希がうらやましくて・・・・
私もどこかの部屋へ出入りできる鍵が欲しくて
それで壁にかかっている鍵のロッカーから・・・・マスターキーをこっそり拝借した
もちろん、すぐに返さないといけなかったからその後はダッシュですぐ近くの鍵屋さんにコピーを作ってもらって15分もしないでマスターキーは元の場所に返した
:08/02/24 20:51
:PC
:eepis.OQ
#539 [みぉり]
・・・・その次の日
校内の色んな部屋を見てまわろうと朝早く学校へ来て
歩き回りたまたま立ち入ったこの備品室から・・・・
"真野篤"の姿を見つけたんだ
:08/02/24 20:53
:PC
:eepis.OQ
#540 [みぉり]
"真野篤"のこの姿を・・・・
私だけが知っている秘密みたいで、なんだか嬉しくてそれから学校がある時はいつもここで見てきた
・・・・・あれからもう4ヶ月かぁ〜
:08/02/24 21:00
:PC
:eepis.OQ
#541 [みぉり]
そんなことを思い出しながら、"真野篤"の様子を見ていた
・・・・備品室の斜め下に見える暗室は見ないようにして、みんなが登校し始める時間になると教室へと戻った
:08/02/24 21:07
:PC
:eepis.OQ
#542 [みぉり]
朝のSHRを終えて、凪と一緒に1時間目の教室へと移動する
途中、11組の教室の前を通りかかると凪が足をとめ"ちょっと待って"と私に声をかけた
凪「恭ちゃん!!」
恭「ん?・・・・凪っ・・・と瀬戸さん」
あ、そか。
今泉さんも一緒の教室だもんね
:08/02/24 21:15
:PC
:eepis.OQ
#543 [みぉり]
凪「おはよー!!一緒に行こうよ」
恭「あぁ・・・ちょっと待ってください」
今泉さんは凪の声かけにすぐに応じて、教科書やらを取り出しているみたいだ
あ「ね・・・・凪はコンテストでないの?」
今泉さんを待ちながら私はふと、今泉さんと同じ写真部である凪に訊いてみた
:08/02/24 21:22
:PC
:eepis.OQ
#544 [みぉり]
凪「え?なんであかりコンテストのこと知ってるの?」
凪は驚いたように逆に私に聞き返してくる
あれ?今泉さんに聞いてないのかな?
私がモデルやってるって・・・・
:08/02/24 21:28
:PC
:eepis.OQ
#545 [みぉり]
あ「え?だってー・・・・」
恭「お待たせしました!」
凪の問いかけに答えようとした私の声は今泉さんによって掻き消されてしまった
:08/02/24 21:50
:PC
:eepis.OQ
#546 [みぉり]
凪「あぁ・・・・じゃ行こ♪」
一瞬、凪が私をチラッとみたけどそのまま3人で12組へと向かった
教室に入ると・・・・"真野篤"が窓際の最前列に座ってヘッドフォンをあてている姿が見えた
今までは部活動している姿かたまに廊下で友達と話しているところをすれ違うだけだったから
こんな"真野篤"を見るのは初めてで、なんだか不思議な感じがした
:08/02/24 21:57
:PC
:eepis.OQ
#547 [みぉり]
凪に"あそこにしよ"と促されて窓際の後ろ2席を凪と縦に並ぶように座った
凪が私の後ろに座って・・・・私のまっすぐ前には"真野篤"の後姿がある
その間はわずか3席分・・・・昨日と同じくらいの距離
:08/02/24 22:01
:PC
:eepis.OQ
#548 [みぉり]
今泉さんは廊下側の私と同じ後ろから2席目に座っていた
ちょうど、私の横隣の延長線にいる形だ
キーンコーンカーンコーン・・・・
今日は先生がチャイムとともに入ってきてすぐに授業へと進んでいった
:08/02/24 22:23
:PC
:eepis.OQ
#549 [みぉり]
━━――──……‥
恭平side
はぁ・・・・12組について席に座り俺は思わずため息をついた
横にチラリと目を向ければ、あいつが真野を見つめる姿が目に入る
イライラする
それが正直な気持ちだ、あいつが真野を見つめる姿なんか見たくない
:08/02/24 22:26
:PC
:eepis.OQ
#550 [みぉり]
けど・・・・・
あいつの真野を見つめるときの顔は・・・すごく惹きつけられて
"もっと見ていたい"
という気持ちにもさせられる
俺って・・・・ばかだなぁ
:08/02/24 23:19
:PC
:eepis.OQ
#551 [みぉり]
あいつが自分から真野に近づいたり・・・・
話しかけたりするなんてことはないってわかってるからこんな風にあいつを見つめていられるんだろう
もし・・・・
あいつが真野に近づきたいと思っているのなら・・・・
俺はとてもじゃないが、そんなあいつを見ることなんて出来ない
:08/02/24 23:22
:PC
:eepis.OQ
#552 [みぉり]
それに・・・・真野には"彼女"がいることを俺は知っている
当然、あいつも知っているだろう
こうやって報われない恋をしているあいつには失礼だが
だからこそ俺は真野に対して変な安心感を持っているんだ
相変わらず最低な考えだなぁ・・・俺
:08/02/24 23:26
:PC
:eepis.OQ
#553 [みぉり]
それに・・・・真野には"彼女"がいることを俺は知っている
当然、あいつも知っているだろう
こうやって報われない恋をしているあいつには失礼だが
だからこそ俺は真野に対して変な安心感を持っているんだ
相変わらず最低な考えだなぁ・・・俺
:08/02/24 23:26
:PC
:eepis.OQ
#554 [みぉり]
【訂正】
すいません((( ;゚Д゚)))
2度押ししてしまったみたいで同じ文章が続いてしまいました!!
>>553は無視して読んでください。お願いします!!
:08/02/24 23:27
:PC
:eepis.OQ
#555 [みぉり]
>>552から
ぼーっと授業を聞きながらあいつを見つめていると
ブーッ…ブーッ…
ポケットに入っている携帯が震えだした
・・・誰だよ
:08/02/24 23:29
:PC
:eepis.OQ
#556 [みぉり]
俺は先生に見つからないようにこっそりとメールを開く
ピッ・・・・
----------------------
Date 4/14 09:05
From 若菜 凪
Sub 無題
恭ちゃん、あかり見つめすぎー(笑)
----END----
バッ
俺は思わず携帯を閉じて、凪を見ると凪はニヤっと笑って手をひらひら振っている
:08/02/24 23:32
:PC
:eepis.OQ
#557 [みぉり]
くそ凪ッ・・・・
俺は凪をキッと睨みつけると教壇のほうへと体勢を変えた
そのまま授業は進み、俺はなんだか意地もあってそのままあいつの方を向くこともないまま授業を終えた
キーンコーンカーンコーン・・・・
凪「きょーちゃーん♪」
恭「・・・・・なんでしょう」
:08/02/24 23:41
:PC
:eepis.OQ
#558 [みぉり]
凪はチャイムとともに俺の元に駆け寄りあいつに"先戻ってて"と手を振って合図をしていた
あいつは"わかった"と返事をして、俺にお辞儀をするとー・・・・
昨日と同じように真野をチラっと見てから教室を出て行った
:08/02/24 23:43
:PC
:eepis.OQ
#559 [みぉり]
俺の機嫌は一気に悪くなり、イライラが溜まる
・・・しかし今は学校である上に周りには生徒も多くいるので"素の俺"を出すわけにはいかない
凪「・・・・2時間目、俺と一緒にサボらない?♪」
恭「あ?・・・・何言ってるんですか凪」
凪の提案に当然ながら俺は"行かない"という意味をこめた反応を返す
凪「・・・・・そのままで授業受けられんの?」
恭「・・・・・」
:08/02/24 23:54
:PC
:eepis.OQ
#560 [みぉり]
俺の様子を見て凪はふっと笑うと"先に行ってる"と告げて教室を出て行った
凪が教室を出てすぐに自分の教室に戻るべく席を立とうとして
真横に誰かが立ったことに気づいた
ふとその人物に目をやるとー・・・・
そこには真野が立っていた
:08/02/25 00:17
:PC
:yZvpGibY
#561 [みぉり]
俺は一瞬、"なんでこいつが"と思ったが真野がそこに立っている理由がすぐにわかった
恭「あ、すいません。ここ・・・真野君の席なんですね。すぐよけますから」
俺は"優等生"スマイルで申し訳なさそうな笑顔を作る
真野が"いや、急かして悪い"と言ったのが聞こえたが顔は見ずに一礼してささっと教室を出た。
やべー・・・・イライラする・・・・。
俺は今の真野の一瞬で一気にイライラがピークを迎えてしまったことを感じた
:08/02/25 00:22
:PC
:yZvpGibY
#562 [みぉり]
教室に教科書とノートを置くと、すぐ近くにいた保健委員に"体調が悪いので保健室にいってくる"と告げ、扉に向かう
俺の後ろで"今泉くんに話しかけられちゃったぁ///""えーっいいなぁ〜"・・・・などなどの声が飛び交っているのが聞こえてはいるが無視して教室をあとにした
さて・・・凪がいるのは・・・・
凪の行き先を考える。
:08/02/25 00:26
:PC
:yZvpGibY
#563 [みぉり]
これが昨日のように三井さんがいない時間なら保健室、
しかし・・・今日は三井さんが一日保健室にいる日だ
ってことは・・・屋上にいるに決まってるか
俺はチャイムが鳴るのをトイレで待ってから、廊下に誰もいないことを確認し屋上へと向かった
キィー・・・・ガチャン・・・
:08/02/25 00:28
:PC
:yZvpGibY
#564 [みぉり]
凪「おっ!!やっぱり来たぁ〜〜♪」
屋上に入ると後ろ手で鍵をかけて、嬉しそうにひらひらと手を振っている凪の隣に座り込みフェンスに寄りかかった
恭「・・・・・んだよ」
俺は眼鏡を外して、不機嫌を全開にして横目で凪を見るが
凪はそんな俺にも動じずに、自販機で買ったらしいジュースを笑顔で俺に渡す
:08/02/25 00:35
:PC
:yZvpGibY
#565 [みぉり]
凪「そんな怖い顔しないでよねぇ」
俺は黙って渡されたジュースを開けて飲む
凪「・・・・・あかりって真野好きだったんだね」
ぶっ
凪の突然の発言に思わずジュースを吹き出してしまった
:08/02/25 00:37
:PC
:yZvpGibY
#566 [みぉり]
凪「ちょっ・・・恭ちゃん!!きったないなぁ〜」
恭「おいっ・・・なんでそれっ」
凪「・・・・やっぱりそうなんだ」
しまった・・・・そんな顔をしている俺をみて凪は納得したらしくそのまま目線をフェンスの向こう側へと移していた
恭「・・・・・なんでわかった?」
凪「えー?・・・・恭ちゃん見てて・・・かな」
恭「あ?俺?」
凪は俺に向き直り"そうだよ"とニヤっと笑って言う
:08/02/25 00:40
:PC
:yZvpGibY
#567 [みぉり]
俺はわけわかんねぇなぁと思いながら制服に吹き零れたジュースを拭いながら"どういうことだよ"と凪に問いかける
凪「いやぁ〜・・・最初はさ、恭ちゃんってばあかりずーっと見てるなぁ〜くらいに思って見てたんだけど(笑)」
・・・っていうか、そんな俺を見てるんじゃねぇっ(怒)
俺は凪を睨みつけると凪は"まぁまぁ"と言いながら話しを続けた
:08/02/25 00:42
:PC
:yZvpGibY
#568 [みぉり]
凪「なんかその恭ちゃんの顔がさ・・・・なんつーの?好きな人見てるっていうよりも・・・もっとつらそうな感じして・・・で、あかりを後ろから見てみればあいつの頭の位置、真正面向いたまま動かないでいるし・・・・それでなんかぴんときて」
こいつ・・・実はめちゃくちゃ鋭いんじゃねぇか
俺は凪の話を黙って聞きながら思わず感心してしまった
"俺、正解?"と凪はいたずらっこのような顔で俺を覗き込んでくる
恭「・・・・・・大正解」
:08/02/25 00:46
:PC
:yZvpGibY
#569 [みぉり]
凪は"やっぱり"と嬉しそうに笑ったが、すぐに表情を変えた
凪「・・・でもさ、恭ちゃん・・・・いつからあかりが真野好きだって気づいてたの」
恭「・・・・・・」
気づきたくて気づいたわけじゃない
たまたま、あの日ー・・・暗室の換気を朝からしていて見上げた4階の屋上からあいつが見えた
その目が・・・その顔が・・・今まで見たことのない表情で
真野を好きなんだって気づいてしまった
:08/02/25 00:49
:PC
:yZvpGibY
#570 [みぉり]
【訂正】
>>569×屋上→○ベランダ
間違い多くてすいません((( ;゚Д゚)))
:08/02/25 00:51
:PC
:yZvpGibY
#571 [みぉり]
>>569から
でも・・・それを凪には言えない、いや言いたくない
それは俺だけが知っているあいつだから・・・・
黙っている俺を見て、凪は何かを感じ取ったのか再び目線をフェンスの向こうへ移していた
:08/02/25 00:53
:PC
:yZvpGibY
#572 [みぉり]
凪「恭ちゃんが言いたくないならいいんだけど・・・・俺さ、恭ちゃんに話さなきゃなんないことあるんだ」
凪がやけに改まった感じのトーンで呟くように話す
恭「・・・・・・なんだよ?」
さっきまでの凪と明らかに違う雰囲気に凪の方へ体を向ける
凪は俯いて、少し黙ったが意を決したように俺に向き直った
:08/02/25 00:59
:PC
:yZvpGibY
#573 [みぉり]
凪「あかりが恋愛に対して冷めてるの・・・・恭ちゃんなら気づいてるよね」
またまた突然の核心をつく凪の言葉に俺は驚きを隠せなかった
しかし、凪はそんな俺を見てふっと笑って
凪「いや、俺さーあかりと中学一緒だったから」
と説明を付け加えた
そういや・・・・そうだったけな
:08/02/25 01:01
:PC
:yZvpGibY
#574 [みぉり]
俺が・・・・あいつに初めて告白したのは中3に上がる前の春休み
その時にあいつに言われた言葉は衝撃的で・・・・
今でも忘れることが出来ない
中学の時は俺が勝手に一目ぼれをして、それからずーっと好きでこの気持ちを知って欲しくて告白したんだっけ・・・
俺はふっと中学の時を思い出しながら、胸がチクリと痛むのを感じた
凪「恭ちゃん・・・・今まできちんと聞いたことなかったけど・・・いつからあかりが好きなの?俺が恭ちゃんの写真ファイルからあかりの写真を見つけたとき・・・あの写真のあかりは・・・中学生・・・・だよね?」
:08/02/25 01:07
:PC
:yZvpGibY
#575 [みぉり]
・・・・やっぱりこいつはむちゃくちゃ鋭い
確かにあの時、凪が見つけたあいつは中学生で・・・・
俺がその当時、たまたま駅前で何気なく切った写真に写ったものだ
・・・・その写真に写ったあいつに一目ぼれしたわけだけど
俺ははぁっとため息を吐いて凪にいつから好きなのかということ、
告白して振られたこと、
あいつがそのことをキレイに忘れ去っていること
・・・・告白をした時はすでに恋愛に対して冷めているように感じたことを話した
:08/02/25 01:12
:PC
:yZvpGibY
#576 [みぉり]
凪は黙って俺の話を聞いていたが、後半からはほとんど俯くようにして視線を俺に向けることはなかった
俺は話し終えると"言うつもりなかったんだけどなぁ"と苦笑いして空を見上げた
凪は相変わらず、俺の横で俯いたまま黙っている
凪「・・・・・ごめん」
:08/02/25 01:15
:PC
:yZvpGibY
#577 [みぉり]
沈黙を破ったのは凪だった
恭「・・・・・何が"ごめん"なんだよ?」
凪の言葉の意味がわからず、凪に顔を向けると凪は真顔でうっすら目に涙を溜めながら
凪「あかりが恋愛に対して冷めてるの・・・・・俺のせいなんだ」
そう呟いて、一滴の涙を流した
:08/02/25 01:19
:PC
:yZvpGibY
#578 [みぉり]
なんで凪が泣いてる?
しかも・・・"俺のせい"ってどういうことだ?
俺は凪の涙と言葉に激しく動揺しながらも冷静に凪に問う
恭「・・・・・凪、ちゃんとわかるように説明してくれ」
凪は俺の言葉を受けて、一度目を瞑ったがすぐに開けて大きく息を吸い込むと・・・・・ことの始まりを話し始めたー・・・・
:08/02/25 01:23
:PC
:yZvpGibY
#579 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
もうー・・・凪ってばどこ行っちゃったんだろ
私は2時間目が始まっても戻ってこない凪の席を見ながら授業を受けていた
窓に目を向ければ、グラウンドが見える
今の時間はー・・・・どうやら3年生のどこかのクラスが体育をしているらしい
4月とはいえまだまだ肌寒い春先に外で体育なんて気の毒だなぁと思いながら
窓から差し込む光についウトウトして、いつのまにか眠り込んでしまっていた
:08/02/25 01:49
:PC
:yZvpGibY
#580 [みぉり]
「・・・・瀬戸さんっ」
あ「ふぇっ?!」
突然、誰かに肩を叩かれて目が覚めるとそこにはクラスメートの女子が
その子は笑いながら
「園田さんが呼んでるよ?」
と扉の前にいる有希を指差した
:08/02/25 01:52
:PC
:yZvpGibY
#581 [みぉり]
あ「あれー?有希どしたの?」
私は有希に話しかけながら、笑って近づく
有「・・・・あかりちゃん?今何時か知ってる?」
あ「え?」
有希の言葉に教室にある壁掛け時計に目をやるー・・・・
現在の時刻:12時35分
:08/02/25 01:54
:PC
:yZvpGibY
#582 [みぉり]
あ「えっ!!!???」
私の最後の記憶はー・・・・2時間目なんですけどっ!!??
有希は私のその様子を見て、大体のことを理解したらしく肩を落として"ご飯いくよ〜"と言ってさっさと歩き始めてしまった
あ「待ってぇ〜っ!!」
私は慌ててお弁当を持って、起こしてくれた女の子に御礼を言って有希のあとを追いかけた
:08/02/25 01:57
:PC
:yZvpGibY
#583 [みぉり]
屋上について、いつもの場所に座ろうとハシゴに足をかけると
ふとフェンスの横に置かれている何かに気づいた
有「どしたのー?」
先にハシゴを登りきっていた有希が上から声をかける
あ「んー?なんか・・・フェンスのとこに・・・・」
私は有希の問いかけに答えながら、フェンスの横にあるものに近づく
:08/02/25 02:04
:PC
:yZvpGibY
#584 [みぉり]
拾い上げたそれはー・・・
あ「眼鏡だ・・・・」
なんか見覚えがあるんだけど・・・・気のせいかなぁ
とりあえず拾った眼鏡を胸ポケットに差し込んで、ハシゴを登る
:08/02/25 02:06
:PC
:yZvpGibY
#585 [みぉり]
有「なにがあったの??」
あ「ん・・・これ」
私は今さっき拾った眼鏡を胸ポケットから取り出して有希に見せる
ふちが赤茶色の眼鏡・・・・
どっかで見たことあるような気がするんだけどー・・・
有「あれ・・・・この眼鏡って」
あ「え?有希心当たりあるの?」
:08/02/25 02:12
:PC
:yZvpGibY
#586 [みぉり]
有「いや・・・・でも、最近この眼鏡かけてる人に会ったんだよね私」
あ「え?誰??」
有「今泉恭平」
あぁぁぁぁっ!!!!!!
有希の答えに思わず手を叩いて"そうだよ"と叫んだ
:08/02/25 02:13
:PC
:yZvpGibY
#587 [みぉり]
この眼鏡!!今泉さんのだ!!
私は"間違いないよ"と言いながら有希の記憶力の良さに感動してしまった
あ「有希・・・あの保健室で会ったきりなのによくわかったね」
有「だってこの眼鏡かけて似合う人なんてそうそういないし、かっこよかったから印象に残ってたの(笑)」
笑いながらそういう有希に"確かにそうかも"と私も笑って二人でお昼ご飯を食べ始めた
:08/02/25 02:17
:PC
:yZvpGibY
#588 [みぉり]
お昼を食べ、有希と別れて教室に戻る途中、11組の教室を覗いて今泉さんを探す
眼鏡がなくてきっと困ってると思ったから・・・
でも教室中を見回しても今泉さんの姿は見当たらない
私は近くにいた女の子に
あ「ね、今泉さん・・・どこにいるか知らない?」
と問いかけた
:08/02/25 02:19
:PC
:yZvpGibY
#589 [みぉり]
「今泉君なら・・・2時間目が始まる前だったかな、体調悪いからって教室出て行ったきり見てないよ」
あ「そうなんだ・・・・ありがとう」
私は女の子にお礼を言うと眼鏡を胸ポケットに差し直して教室に戻った
・・・・凪の姿はまだ教室にはなかった
あ、もしかして・・・・凪と今泉さん一緒にいるのかな
:08/02/25 02:22
:PC
:yZvpGibY
#590 [みぉり]
そんなこと一瞬考えたけど・・・・そんなわけないか(笑)
優等生の今泉さんが凪と一緒に授業をさぼるなんて考えにくい
私は5時間目の用意をして"しっかり起きてなきゃ"とひどく当たり前なことを考えながら残りの授業を受けた
凪は帰りのSHRになっても帰ってこなかった
:08/02/25 02:30
:PC
:yZvpGibY
#591 [みぉり]
放課後・・・・今泉さんと約束したとおりに屋上へ向かう
マスターキーを持っていることは誰にも秘密だから、屋上へ入ることはせずその扉の前で待つことにした
遅いなぁ〜・・・・
昨日、暗室の前でバッタリ会った時間を過ぎても今泉さんは来ない
:08/02/25 02:34
:PC
:yZvpGibY
#592 [みぉり]
ちょっと不安になってメールをしようと携帯を取り出した
ピッ・・・ピッ・・・
途中までメールを打ってふと考える
・・・・電話しちゃお(笑)
メールをして返事を待つよりも電話で直接訊く方が早い
そう思った私は今泉さんの番号を探し出してその番号に電話する
プルルル・・・・プルルル・・・・
:08/02/25 02:38
:PC
:yZvpGibY
#593 [みぉり]
でないなぁ〜・・・・
私は首をかしげながらも電話を切り、自分のマスターキーで屋上に入ることにした
もし、あとで今泉さんにどう入ったのか訊かれたら・・・・たまたま開いてたって言えばいいだけ
本当はすぐに帰ってもよかったんだけど・・・・
あの今泉さんが何も連絡をしないなんて違和感を感じずに入られなかったからもう少し待とう
:08/02/25 02:44
:PC
:yZvpGibY
#594 [みぉり]
そう思って屋上のフェンスへと近づいて・・・・グラウンドを眺めた
放課後のグラウンドでは色々な運動部が走ったり・・・ストレッチしたりしている姿がみえる
・・・・もちろん、"真野篤"の姿もそこにはあった
:08/02/25 02:46
:PC
:yZvpGibY
#595 [みぉり]
放課後のこんなに多くの生徒の中で走っている"真野篤"を見るのは初めてで、1時間目と同様に不思議な感じを受けた
あーやって笑うんだ・・・・
部員と話をしながら一緒にランニングをしている姿を見てふとそんなことを思う
私はグラウンドを見ることに夢中になっていて、扉が開いて人が入ってきたことに気づいていなかった
:08/02/25 02:49
:PC
:yZvpGibY
#596 [みぉり]
カシャ・・・カシャ・・・・
突然聞こえたシャッター音に驚いて、横に振り返るとそこにはカメラを構えた今泉さんが立っていた
あ「今泉さんっ///また不意打ちっ///」
私はわたわたしながらフェンスを離れて今泉さんの元へと歩み寄る
恭「すいません・・・つい(笑)」
:08/02/25 02:55
:PC
:yZvpGibY
#597 [みぉり]
今泉さんは申し訳なさそうに笑いながら、カメラをおろした
眼鏡を外したその顔が、眼鏡をしているときよりも
ずっとずっと、かっこよくて私は自分の心臓がドキドキしていることに気づいた
何コレ・・・///
今泉さんはじっと顔を見つめる私の視線に気づいたのか口を開いた
:08/02/25 03:05
:PC
:yZvpGibY
#598 [みぉり]
恭「あ、眼鏡ないんで・・・何もそんな不思議そうな顔しなくても(笑)」
今泉さんのその言葉に慌てて我に返り、またまた顔が赤くなってしまった
そうだ!赤くなってる場合じゃないよ私!!
自分に言い聞かせて、胸ポケットから慌てて眼鏡を取り出して今泉さんに差し出す
:08/02/25 03:08
:PC
:yZvpGibY
#599 [みぉり]
あ「あの・・・コレ」
差し出した眼鏡を見て今泉さんは目を丸くして驚いている
あ「あ、お昼を有希と一緒に食べてて・・・その時に見つけたんです。きっと今泉さんのだとうと思って」
私の話を聞きながら今泉さんは眼鏡を受け取ると
"ありがとう"とにっこり笑って眼鏡をかけた
恭「・・・・どうして屋上に眼鏡があったか聞かないんですか?」
:08/02/25 03:12
:PC
:yZvpGibY
#600 [みぉり]
あ「え?・・・・あ、そうか」
そういえばそうだ。
そもそもなんで屋上に今泉さんの眼鏡があったんだろう
1時間目に会ったときは間違いなくかけていたのだからー・・・
それ以降に今泉さんがここに来たから置いてあったに違いないのに
そのことを考えることをすっかり忘れていた
:08/02/25 03:14
:PC
:yZvpGibY
#601 [みぉり]
私が手を叩いて"それ考えるの忘れてました"というと
今泉さんはふっと笑って再びカメラを構えた
カシャ・・・
あ「えっ?!」
私があたふたしているにも関わらず今泉さんはシャッターを切り続ける
カシャ・・・・カシャ・・・カシャ・・・
:08/02/25 03:21
:PC
:yZvpGibY
#602 [みぉり]
あ「なっ///なんでいきなり///」
私は恥ずかしくなってカメラから逃げようと体の向きを変えるが
今泉さんはすぐに私の前に回りこんでシャッターを切る
カシャ・・・
なっ///なんでいきなりぃ〜!?!?!?
:08/02/25 03:24
:PC
:yZvpGibY
#603 [みぉり]
あ「ちょっ・・・ちょっと待ってください///」
カメラのレンズに手をあてて撮れないようにして今泉さんの動きを止める
今泉さんはカメラを下ろして、昨日と同じように困った顔で私を見る
あ「あのっ///不意打ちはちょっと///」
私が必死に訴えると、今泉さんはうーんと首を傾げて何か考えている様子
:08/02/25 03:28
:PC
:yZvpGibY
#604 [みぉり]
恭「・・・俺が黙ってカメラを向けて・・・瀬戸さんは普通にできますか?」
予想もしてなかった突然の質問に
あ「え・・・・あの・・・それは・・・・」
私はおろおろしてしまうが・・・心の中では
"多分、無理です。"
と訴えていた(泣)
黙り込んだ私からその意を感じた今泉さんは
にっこり笑ってある提案をする
:08/02/25 03:34
:PC
:yZvpGibY
#605 [失礼します]
:08/02/25 11:22
:D705imyu
:XA3jORpE
#606 [みぉり]
:08/02/25 14:41
:N904i
:jas0V3Zk
#607 [みぉり]
>>604から
恭「黙って撮るのより、おしゃべりしながら撮るほうが楽しいと思いませんか?」
あ「え・・・・おしゃべり・・・・ですか?」
私が聞き返すと今泉さんはにっこり笑って頷く
恭「撮られることばかり気にするよりやり易いと思いますよ」
:08/02/25 14:45
:PC
:yZvpGibY
#608 [みぉり]
確かに・・・・その方が絶対、緊張もやわらぐし
何より"撮られてる"感が少なくて良さそう
私は今泉さんの提案にコクンと頷いた
すると今泉さんは再びカメラを構えて私に話しかけ始めた
:08/02/25 14:53
:PC
:yZvpGibY
#609 [みぉり]
恭「じゃー・・・・名前とクラスは?」
あ「え?今泉さん知ってるじゃないですかっ(笑)」
恭「とりあえず初めですからねー・・・・簡単な質問から(笑)」
私はくすくす笑いながらも名前とクラスを答えた
カメラを必ずしも見なくていいと今泉さんに言われたので
目線は遠くを見るようにしする
:08/02/25 14:59
:PC
:yZvpGibY
#610 [みぉり]
カシャ・・・カシャ・・・
シャッター音もさっきより全然気にならなくなってきた
恭「誕生日は?」
あ「5月20日」
カシャ・・・
恭「血液型は?」
あ「AB型」
カシャ・・・
:08/02/25 15:04
:PC
:yZvpGibY
#611 [みぉり]
恭「あー・・・なんかそんな感じ(笑)」
あ「え?」
カシャ・・・
今泉さんの言葉の意味を聞こうと顔を向けた瞬間、
シャッターを切られた
あ「・・・・っ///」
恭「いや・・・AB型っぽいなぁって(笑)」
:08/02/25 15:06
:PC
:yZvpGibY
#612 [みぉり]
顔を真っ赤にしてしまった私を見て
今泉さんはカメラを下ろしてくくっと笑う
あ「う〜///」
私は恥ずかしくて、両手で顔を覆ってしまった
:08/02/25 15:12
:PC
:yZvpGibY
#613 [みぉり]
恭「・・・・今日はこの辺にしましょうか」
あ「え?」
今泉さんはカメラを肩に掛けながらにっこり笑う
恭「俺のせいで・・・始める時間も遅くなっちゃいましたし・・・」
あ「あ・・・いえ、」
そういえば・・・今泉さんなんで遅れたんだろう
体調悪かったから寝てたのかな?
それでも私との約束守って・・・ここに来てくれた・・・のかな
撮影も私がやりやすいように考えてくれて・・・
あ「・・・えと・・・ありがとうございました」
恭「え?」
:08/02/25 15:21
:PC
:yZvpGibY
#614 [みぉり]
私の"ありがとう"に今泉さんは首を傾げてる
あ「あっ///・・・あの、撮影とか・・私がやりやすいようにって色々考えてもらって・・・ありがとう」
私は慌てて言葉を付け足してから、今泉さんに向き直ってお礼を言った
恭「・・・・・っ///」
:08/02/25 15:25
:PC
:yZvpGibY
#615 [みぉり]
ぐいっ
あ「ひゃっ・・・・」
一瞬、何が起こったのかわからなかった
突然腕を引っ張られて、何かに包まれたことと
・・・・それが今泉さんの腕の中であるということ
それがわかるのに数秒かかった
:08/02/25 15:36
:PC
:yZvpGibY
#616 [我輩は匿名である]
おもしろいです

:08/02/25 22:30
:D705i
:n6XXvw8E
#617 [我輩は匿名である]
:08/02/25 23:06
:SH902iS
:lPzqGwU.
#618 [我輩は匿名である]
:08/02/25 23:10
:SH902iS
:lPzqGwU.
#619 [みぉり]
>>616の匿名さん

コメントありがとうございます


頑張ります
>>617、618の匿名さん

アンカーありがとうございます


:08/02/26 01:28
:N904i
:vRiEU6FQ
#620 [みぉり]
>>615から
あ「い、今泉さん?///」
なんで抱きしめられてるのか、わけがわからなかったけど
なぜかとっさに、今泉さんの名前を呼んだ
でも・・・
恭「・・・・・・・・・」
今泉さんは何も応えてはくれない
:08/02/26 01:51
:PC
:nG/yN8Qo
#621 [みぉり]
あ「あのっ・・・・////」
腕から抜け出そうと動いてみるも・・・・
ぎゅうっ
もっと強く抱きしめられてそれは叶わない
あ「〜〜〜〜っ/////」
なんで?
:08/02/26 01:53
:PC
:nG/yN8Qo
#622 [みぉり]
なんでこの人は私を抱きしめてるの?
・・・・・また、からかわれてるの?
金曜日の暗室での出来事
そして今のこの状況
それから・・・・中学の時のこと
その全てが頭の中を駆け巡る
:08/02/26 02:03
:PC
:nG/yN8Qo
#623 [みぉり]
あ「・・・・・・ッ」
いやだ・・・いやだよ・・・
またこうやって・・・・
からかわれて振り回されるのは・・・・
もう・・・
あ「・・・・・・・いや」
恭「からかってるわけじゃないから」
:08/02/26 02:06
:PC
:nG/yN8Qo
#624 [みぉり]
あ「・・・・・え?」
今泉さんは私を抱きしめたままもう一度繰り返す
恭「・・・・・からかってるわけでも、ふざけてるわけでもない」
私は驚きで声が出ない
なんで私の考えていることがわかったの?
:08/02/26 02:13
:PC
:nG/yN8Qo
#625 [みぉり]
あ「・・・・なんで」
恭「・・・・・・・・・・」
私の問いに今泉さんはまた・・・黙ってしまった
恭「・・・・き・・・だから」
あ「・・・?」
:08/02/26 02:32
:PC
:nG/yN8Qo
#626 [みぉり]
今泉さんが何か呟いたけど・・・・よく聞こえない
あ「今、なんて・・・・」
バッ
今度は突然、両腕を捕まれた状態で体を離される
顔をあげるとそこには真剣な今泉さんの顔があった
:08/02/26 02:42
:PC
:nG/yN8Qo
#627 [みぉり]
恭「・・・・瀬戸さんが好きだから」
あ「・・・・・え?」
何を言ってるの?
多分、今の私の顔にはそう書いてあると思う
だって今泉さんと知り合ったのは先週だよ?
なのに・・・私を好き?
:08/02/26 02:47
:PC
:nG/yN8Qo
#628 [みぉり]
今泉さんから顔をそらすために私は俯く
そして・・・・一呼吸してから口を開いた
あ「・・・・・冗談」
恭「"冗談はやめてよ""何かの罰ゲーム?"」
!!!!
あ「なんでっ・・・・」
:08/02/26 02:54
:PC
:nG/yN8Qo
#629 [みぉり]
私が・・・・しつこく告白してくる人を振るために
中学の時に使っていた・・・・言葉
それをどうして・・・・・
あ「どうして・・・・知ってるの」
:08/02/26 03:06
:PC
:nG/yN8Qo
#630 [みぉり]
顔を上げて今泉さんを見るとー・・・・
今泉さんはいつもみたいににっこり笑って
恭「さて、どうしてでしょう?」
そう言って掴んでいた私の腕を離した
:08/02/26 03:11
:PC
:nG/yN8Qo
#631 [みぉり]
今泉さんのその笑顔が・・・・私の考えを全部見透かしているようで
私はまた俯いて今泉さんから目をそらした
あ「・・・・っ・・・やっぱり・・・からかってるんでしょ?」
恭「・・・・・今はそう思われてもかまわないよ」
今泉さんの声のトーンがひとつ低くなる
:08/02/26 03:17
:PC
:nG/yN8Qo
#632 [みぉり]
恭「今はそう思われてもいい・・・でもこれだけはちゃんと聞いて」
その声になんとなく・・・・顔を上げるように促されているようで
私は自然と今泉さんに向き合う
恭「俺は、ずっと瀬戸あかりが好きだった」
瞬間、風が通り抜けて私の中学の記憶がフラッシュバックする
:08/02/26 03:30
:PC
:nG/yN8Qo
#633 [みぉり]
この感覚・・・・・どこかで・・・・
あ「前に・・・・どこかで・・・・」
自然と言葉に出していた
その私を見て今泉さんは一瞬驚いて・・・
でもすぐににっこり笑って"さぁ"と言うだけだった
:08/02/26 03:39
:PC
:nG/yN8Qo
#634 [みぉり]
それから・・・・
今泉さんはズレ落ちていたカメラを肩に掛けなおして私に向き直り
恭「明日からも・・・・撮影に付き合ってくれる?」
静かに問いかける
あ「・・・・・・」
私は何も応えることができない
告白された人と・・・・一緒になんていられない
:08/02/26 03:49
:PC
:nG/yN8Qo
#635 [みぉり]
それがいつもなら思うだろう私の気持ち
でも・・・・なんでか・・・・今は
明日からも会うことを"いや"と思わない
何も応えない私に今泉さんは再び口を開く
恭「今日みたいなことは二度としない、約束する」
あ「・・・・・・・」
:08/02/26 03:52
:PC
:nG/yN8Qo
#636 [みぉり]
恭「指一本も触れないから・・・・でも、俺の気持ちを疑わないで」
今泉さんから目をそらせない
あ「・・・・・約束・・・ですよ」
気づいたら私はそう呟いていた
:08/02/26 03:58
:PC
:nG/yN8Qo
#637 [みぉり]
恭「・・・・あぁ、約束する」
今泉さんはいつもみたいなにっこり笑顔じゃなくて・・・・
もっと子どもみたいな・・・くしゃっとした笑顔でそう言った
恭「・・・・さて、帰りましょう」
あ「・・・・はい」
今泉さんが私に背を向けて歩き始める
:08/02/26 04:04
:PC
:nG/yN8Qo
#638 [みぉり]
私はその後ろ姿を見つめながら・・・・
自分の中にある不思議な感覚に戸惑っていた
今までずっと・・・・中学の"あの時"から・・・・
誰かに"好きと言われる"ことがあっても
ずっと信じられなかった
:08/02/26 04:08
:PC
:nG/yN8Qo
#639 [みぉり]
・・・・・でも
有希の涙を見た時から・・・・私の中で少しずつ
"好き"に対してこれまでと違う感覚が生まれ始めてる
なんだろう・・・・変な感じ
:08/02/26 04:14
:PC
:nG/yN8Qo
#640 [みぉり]
そのまま今泉さんと正門まで一言も交わさぬまま歩いた
恭「・・・じゃあ、また明日」
あ「はい・・・また」
それだけ言うとお互いに背を向けてそれぞれの家路についた
:08/02/26 04:22
:PC
:nG/yN8Qo
#641 [みぉり]
:08/02/26 04:27
:PC
:nG/yN8Qo
#642 [みぉり]
>>640から
━━――──……‥
恭平side
キィー・・・ガチャ・・・・
「あれ?どうした恭平」
兄貴がカウンターから俺に声をかける
:08/02/26 15:37
:PC
:nG/yN8Qo
#643 [みぉり]
恭「ん・・・・・ちょっと」
「・・・・・・そか」
俺は力なく応えると一番奥のカウンターに座ってつっぷした
兄貴は何も聞くことなく戸口へと歩いていった
コト・・・・
何かが置かれた音に顔を上げる
:08/02/26 15:47
:PC
:nG/yN8Qo
#644 [みぉり]
そこにはカクテルの入ったグラスがあった
「・・・・好きだろそれ」
声に反応して兄貴を見ると兄貴は黙ってシェーカーを磨いていた
恭「ん・・・・・ありがと」
俺は静かにグラスをとって中の白い半透明な液体を見つめた
XYZ・・・・俺が一番好きなカクテルで・・・・
まさに今の俺の状態
:08/02/26 16:01
:PC
:nG/yN8Qo
#645 [みぉり]
一口飲んでからそのままぼんやりと・・・カクテルを見つめていた
それからどれくらいたったか・・・・
ふと顔を上げて、店内にカウンター側の小さな時計を見ると
時刻を5時半を示していた
あれ・・・もう開店している時間じゃ・・・・
そう思って兄貴に眼を向けるとー・・・・
:08/02/26 16:06
:PC
:nG/yN8Qo
#646 [みぉり]
「今日は・・・・気分がのらねぇから・・・な」
そういって自分で作ったカクテルをグラスに注いで静かに飲んでいた
恭「・・・・・ありがと」
俺が呟くようにいうと"何がだよ"って笑って戸棚のレコードを整理し始める
:08/02/26 16:10
:PC
:nG/yN8Qo
#647 [みぉり]
兄貴も俺も何も言わずに・・・ただ黙って・・・カウンターに座ってカクテルを飲んでいた
昼間・・・・凪の話を聞いてから
俺はひとつの大きな決心をした
瀬戸あかり・・・・
あいつが"好きと言われること"を信じることができるようにしたい
:08/02/26 16:14
:PC
:nG/yN8Qo
#648 [みぉり]
恭「・・・・にしていきなりすぎたよなぁ」
屋上での出来事を思い出して俺は思わず苦笑いした
まぁ・・・・きちんと気持ちを伝えて・・・
それからあいつが俺を受け入れてくれなくてもいいから・・・
・・・・俺のあいつを思う気持ちは本物だって信じてもらえれば
それで・・・・
:08/02/26 16:18
:PC
:nG/yN8Qo
#649 [みぉり]
俺はカクテルをぐぃっと飲み干すと携帯を取り出して
メール画面を開いた
ピッ・・・・ピッ・・・・
:08/02/26 16:27
:PC
:nG/yN8Qo
#650 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
〜♪〜♪
突然鳴り出した携帯の着メロに画面を開く
ピッ・・・・
!!!!
今泉・・・さんだ
:08/02/26 16:29
:PC
:nG/yN8Qo
#651 [みぉり]
----------------------
Date 4/14 20:18
From 今泉恭平
Sub 無題
今日の撮影・・・遅刻してすいませんでした。
それから、突然あんなことをしてすごく驚かせてしまったと思う・・・
本当にすいません
でも、俺の気持ちは疑わないで欲しい
それ以上は何も望まないから・・・・って俺のわがままばかりで申し訳ないですが
明日からは、いつもと同じでいて下さい
撮影は図書室でお願いします。
ではまた明日・・・おやすみなさい
----END----
ピッ・・・
:08/02/27 00:13
:PC
:0cJmIQRs
#652 [みぉり]
携帯を静かに閉じてそのままベットに倒れこむ
はぁー・・・・
やっぱり・・・・信じられないよ
いきなり"好き"って言われても・・・・
だって知り合ったの先週だよ?
:08/02/27 00:32
:PC
:0cJmIQRs
#653 [みぉり]
もう一度携帯を開いて画面を見つめながら
屋上での出来事を思い返す
あ「・・・・・っ///」
思い出すだけで恥ずかしくなる
あんなふうに抱きしめられたのなんて・・・・
金曜日の出来事を含めて2回目
:08/02/27 00:41
:PC
:0cJmIQRs
#654 [みぉり]
・・・・・今泉さん
なんで・・・・私の"あの言葉"を知ってたんだろう
あの言葉を使ったのは・・・・中学までなのに
私のこと"ずっと好きだった"って言ってた・・・・
でも・・・私の記憶をいくら手繰り寄せても今泉さんを見つけることができない
:08/02/27 00:47
:PC
:0cJmIQRs
#655 [みぉり]
あ「わけわかんないよ・・・・・」
考えても考えても整理のつかない頭・・・・
もー・・・・考えるのやめよう
とにかく、明日からも普通に撮影することになったんだし!!
変に意識しないようにしよう!!
うんっ!!
自分に言い聞かせて布団にもぐりこむといつのまにか眠ってしまったー・・・
:08/02/27 01:14
:PC
:0cJmIQRs
#656 [みぉり]
━━――──……‥
うそでしょ・・・・
一日の時間が過ぎるのはあっという間
朝から学校に来てから教室の時計に目を向ければお昼を示している
有希に会って昨日のことを相談しよう・・・・
そう思ってたのに・・・
ピッ・・・
:08/02/27 01:23
:PC
:0cJmIQRs
#657 [みぉり]
----------------------
Date 4/15 11:58
From 有希
Sub 無題
連絡するの遅くてごめんー((( ;゚Д゚)))
実は朝から首を寝違えてしまって・・・・病院行ったら思いのほか時間かかってさ↓↓
午後から学校行くからお昼一緒できないฺ(ノへ・。)
ごめんね↓↓↓
----END----
なんで今日に限ってなの〜〜〜(涙)
:08/02/27 01:30
:PC
:0cJmIQRs
#658 [みぉり]
ピッ・・・
携帯をポケットにしまって
さて、お昼どこで食べようかな〜
いつも屋上だから・・・・中庭とか行ってみよ
そう思い立った私はお弁当片手に階段へと向かう
:08/02/27 01:39
:PC
:0cJmIQRs
#659 [みぉり]
4階から3階へと階段を降りて
中庭により近い方の階段へ移動するために
・・・・・・・・・・"倉庫B"のある廊下を歩く
中庭に行くのは・・・・ここ通るしかないんだよなぁ
どうか・・・今泉さんに会いませんように
:08/02/27 01:50
:PC
:0cJmIQRs
#660 [みぉり]
放課後に会わなくてはならないとわかっているけど・・・・
でも・・・できることならその前には会いたくない
会いたくない・・・・じゃないか
どんな顔したらいいかわかんない・・・・
そのほうが正しいかも
:08/02/27 01:57
:PC
:0cJmIQRs
#661 [みぉり]
そんなことを考えながらぼぉーっと歩き
暗室の前を通り過ぎようとした瞬間
ガチャ
!!!!
:08/02/27 04:10
:PC
:0cJmIQRs
#662 [みぉり]
ドンっっ
あ「・・・・っぃた」
突然扉が開いたかと思うと
中から飛び出してきた(?)人とぶつかってしまった
「ごっごめんなさいっ!!!!」
:08/02/27 04:13
:PC
:0cJmIQRs
#663 [みぉり]
倒れこんでしまった私に差し伸べられた手ー・・・・
それを辿って見上げた先にあったのは
あ「あ・・・・・」
一昨日・・・暗室から走り去った人
・・・・・だと思う
:08/02/27 04:25
:PC
:0cJmIQRs
#664 [みぉり]
「?あのー・・・??」
その人は手を差し出したまま
じっと顔を見つめる私に不思議そうな顔をする
はっ((( ;゚Д゚)))
あ「あっ・・・ありがとうございます!!」
私は慌てて差し出された手を握り立ち上がるとお礼を言った
:08/02/27 04:28
:PC
:0cJmIQRs
#665 [みぉり]
「ケガ・・・ないかな?」
あ「あっ大丈夫ですッ!!」
「そう、なら良かった」
その人はにこっと笑うともう一度私に"本当にごめんね"と声をかけて
一礼し私が来た方向へ歩いていってしまった
私はその後姿を眺めて・・・・・
一昨日の暗室から出てきた女の人であることを確信した
:08/02/27 04:32
:PC
:0cJmIQRs
#666 [みぉり]
うーん・・・・
やっぱりどこかで見たことあるんだけどなぁ〜・・・
一生懸命考えてみるが・・・・・・・・・・・・・・・思い出せない
はぁ〜・・・・今泉さんのことといい、
私って記憶力なさすぎだなぁ〜(涙)
:08/02/27 04:39
:PC
:0cJmIQRs
#667 [みぉり]
自分の記憶力のなさに落胆しつつ、開きっぱなしになっていた暗室の扉を閉め、床に落としたお弁当を拾い上げ中庭に向かって歩き出す
階段を3階から降りていく途中
そういえば・・・あの人って写真部なのかな
暗室に出入りしてるってことはー・・・そうなんだよね?たぶん
ふとそんなことを考えた
:08/02/27 04:46
:PC
:0cJmIQRs
#668 [みぉり]
階段を降りきって、中庭に出る扉へ手を掛けた瞬間
ぐぅ〜・・・・・
ちょっぴり真面目に考え事をしているというのに
・・・・・なんて緊張感のない私のおなか(涙)
あ「うー・・・さっさとお弁当食べちゃお」
:08/02/27 04:50
:PC
:0cJmIQRs
#669 [みぉり]
「俺も一緒に食べてい〜?♪」
!!!!
あ「凪ぃっ!!!!????いつからそこいたのっ!!!!」
振り返ると両手一杯にパンやらおにぎりやらを抱えた凪がにっこり笑って立っていた
:08/02/27 04:56
:PC
:0cJmIQRs
#670 [みぉり]
凪「え?んー・・・・教室から?(笑)」
あ「後つけてたのぉっ?!」
凪はにへっと笑って"人聞き悪いなぁ〜"と私を通り越して先に中庭に出てしまった
あ「ちょっと・・・・ッもー・・・」
慌てて凪を追いかけると凪はすでに近くにあったベンチに座っていて
私においでおいでと手招きしている
:08/02/27 05:02
:PC
:0cJmIQRs
#671 [みぉり]
あ「・・・・・マイペース男めっ」
私は呟いて凪の横にストンと腰を下ろしてお弁当を広げた
凪は大量購入したらしいパンやおにぎりをパクパクと
それはおいしそうに食べてゆく
・・・・お子様っ(笑)
私はふっと笑ってお弁当を口に運ぶ
凪「あっ・・・・そのから揚げ食べたい」
凪が私のお弁当にあったから揚げを指差してねだる
:08/02/27 05:07
:PC
:0cJmIQRs
#672 [みぉり]
あ「えっやだっ!!これ大好きなんだかあげないよっ」
慌てて凪からお弁当を守るように体の向きを変えてから揚げをほおばる
凪「えー・・・・けちぃ」
あ「けちじゃないのっ!!これは私のエネルギー源なんだからだめっ!!」
凪とぎゃーぎゃーと言い合ってると、
カシャ・・・・
:08/02/27 05:10
:PC
:0cJmIQRs
#673 [みぉり]
私たちの前方からシャッター音が聞こえた
この音は・・・・・・・
私の心臓が一気に心拍数をあげる
ドキン・・・・ドキン・・・・
凪「盗撮やめてよぉ(笑)」
凪がシャッターを切った主に向かって声をかける
:08/02/27 05:24
:PC
:0cJmIQRs
#674 [
]
あげー


:08/02/27 20:50
:SH903iTV
:CXIjIUms
#675 [みぉり]
:08/02/28 00:37
:N904i
:oNtn4HpM
#676 [みぉり]
>>673から
「人聞き悪いですね、俺がいるの気付いてたでしょ?(笑)」
……やっぱり
この声は……今泉さん
私は顔をあげることも声を出すこともできないまま
:08/02/28 03:11
:N904i
:oNtn4HpM
#677 [みぉり]
凪「恭ちゃんご飯はー?」
恭「ん…もう食べましたよ」
凪「そっかぁ」
凪と今泉さんの何気ない会話
それを聞きながら私はお弁当を見つめ黙っておかずを口に運ぶ
…………私、感じ悪い人だー(涙)
:08/02/28 03:14
:N904i
:oNtn4HpM
#678 [みぉり]
凪「あかりぃ?」
あ「へっ!!??なっなに?!」
凪に呼ばれて思わず声がうわずる
凪「?どしたー?急に黙っちゃってさ」
あ「そっっんなこと…なぃょ」
図星すぎて声が小さくなってしまう
:08/02/28 04:02
:N904i
:oNtn4HpM
#679 [みぉり]
目線はお弁当から外せない
……だって見上げたら今泉さんいるんだもん
どうしたらいいかわかんないよっ
また黙ってお弁当を食べ出したその時
ヒョイッ
:08/02/28 04:21
:N904i
:oNtn4HpM
#680 [みぉり]
お弁当に手が伸び私の唐揚げを奪われてしまった
あ「!!!!!!ッ私の唐揚げがっ」
凪のやつめぇっ
私はキッと唐揚げを奪った手の先を見上げた
あ「なーぎーっっ」
:08/02/28 04:25
:N904i
:oNtn4HpM
#681 [みぉり]
あ「………ッ!!」
目で追った先にいたのは唐揚げをおいしそうに頬張る今泉さん
凪だと思い込んでいた手は今泉さんだった
凪「あーっ!!恭ちゃんずるいー!!!」
:08/02/28 04:28
:N904i
:oNtn4HpM
#682 [みぉり]
恭「……ぅまい」
凪「俺も食べたいっ……ってもーないじゃん(涙)」
凪が今泉さんに"ずるいっ"と喚いている横で
私はぽかんと今泉さんを見つめていた
恭「ごちそうさま」
はっ( ̄□ ̄;)!!
:08/02/28 04:46
:N904i
:oNtn4HpM
#683 [みぉり]
恭「はいこれ」
今泉さんは私にジュースを手渡す
あ「?」
訳が分からず今泉さんを見つめると
恭「唐揚げのお礼です(笑)」
とにっこり笑った
あ「ぁっ…はい///」
やっぱり顔…まともに見れないよーっ///
:08/02/28 05:02
:N904i
:oNtn4HpM
#684 [みぉり]
俯いて今もらったジュースを見つめていると
キーンコーンカーンコーン…
昼休み終了の鐘の音が…
恭「あ、予鈴だ」
あ「えっ!?やばい早く食べなきゃ」
凪「早くしないと置いてっちゃうよー♪」
あ「やだっ

」
私は慌てて残りを食べきり、暗室前で今泉さんと別れて凪と教室に戻った
:08/02/29 07:41
:N904i
:tE.s/mWs
#685 [みぉり]
席につくと私は思わず机につっぷしてしまった
………まさかあそこで会うなんて思わなかった
しかも凪がいるのにも関わらず今泉さん直視できなかったし…
こんなんで放課後に撮影できるの私っ!!??(涙)
:08/03/01 18:35
:SH902i
:ffpHaaME
#686 [みぉり]
【みぉりです

】
昨日、携帯を水没させてしまい

古い携帯から更新しています

携帯は異なりますが私自身が更新していまたす


:08/03/01 18:38
:SH902i
:ffpHaaME
#687 [みぉり]
>>685から
不安ばかりが募る中、時間だけは刻々と過ぎとうとう放課後になってしまった
はぁ…図書室いかなきゃ
足取り重く約束の場へむかう
:08/03/01 18:42
:SH902i
:ffpHaaME
#688 [みぉり]
【みぉりです】
携帯を新しくしました

これからまた更新しますのでよろしくお願いします


:08/03/02 07:26
:N905i
:iUqFEL66
#689 [みぉり]
>>687から
カチャ…
4階の角部屋にある図書室の扉を開ける
軽くまわりを見回すが…今泉さんの姿はない
まだ…来てないのかな
ふっと緊張が和らぐ
:08/03/02 07:29
:N905i
:iUqFEL66
#690 [みぉり]
図書室は…1年時の校内案内っきり来ていないからほとんど初めてだ
中央にある学習スペースの机には3年生らしき人たちが数人勉強している
ここで撮影なんてできるのかなぁ


:08/03/02 07:32
:N905i
:iUqFEL66
#691 [みぉり]
扉の前でそんなことを考えていたら突然、後ろに気配を感じた
バッ
恭「しーっ」
振り返った先にいたのは口の前に人差し指をたてた今泉さん
あ「ーっ(小声)びっくりしたじゃないですかっ」
:08/03/02 16:33
:N905i
:iUqFEL66
#692 [みぉり]
恭「ごめん(笑)驚かすつもりはなかったんだけど」
今泉さんも小声で笑いながら口元にあてた指を下ろした
あ「…あの、本当にここで撮影するんですか?」
今泉さんに促されて一番端っこの学習スペースに歩きながら尋ねる
:08/03/02 23:36
:N905i
:iUqFEL66
#693 [みぉり]
恭「えぇ・・・・そのつもりですよ?」
またいつものにっこり笑いで話す今泉さんをやっぱり直視できなくて顔をそらしてしまった
う〜〜〜・・・・////
私は赤くなっているであろう頬を押さえて深呼吸する
:08/03/03 05:55
:PC
:vhyZfKtA
#694 [みぉり]
扉の前では突然の出来事だったし・・・とっさに普通にできたけど
改まって話さなきゃならない状況だと・・・・緊張してしまって仕方ない
あ「・・・・・あのぉ・・・どうやって撮影を?」
普通に普通に・・・と自分に言い聞かせて口を開いた
:08/03/03 05:56
:PC
:vhyZfKtA
#695 [みぉり]
恭「えぇ・・・瀬戸さんが好きな本を読んでる風景を撮る形にしようかと・・・・(小声)さすがにおしゃべりはここではできませんから(笑)」
周りを見回して肩をすくめて見せた今泉さんがちょっぴり子どもに見えてなんだか気持ちが落ち着いた
あ「ですよね(笑)・・・・本ってなんでもいいですか?」
恭「えぇ、俺は様子を撮らせてもらうだけなので・・・・」
:08/03/03 05:59
:PC
:vhyZfKtA
#696 [みぉり]
私は静かに席を立って本を探しに行く・・・・
色んな本が置いてあるけど私が一番好きなのはー・・・・
あ「あっあった」
本を手に取り今泉さんの元へと戻る
:08/03/03 06:00
:PC
:vhyZfKtA
#697 [みぉり]
恭「・・・・・詩集でしょう?」
あ「っ!!!!なんでわかったんですか?!?!?!」
まだ見せていない手中にある本が何かを言い当てられて驚いた
なんで?タイトルだって・・・・見えてないのに
不思議に思って首をかしげると今泉さんはくくっと笑って机に片手を突いて
その上にあごを乗せながら
恭「・・・・好きな人の好きなものくらい知ってるよ?(笑)」
:08/03/03 06:05
:PC
:vhyZfKtA
#698 [みぉり]
そういってふっと笑った
あ「〜〜〜っ///」
その笑顔と発言に、恥ずかしくなって思わず本で顔を隠す
恭「・・・・・やっぱり詩集ですね」
今泉さんに向けるように本を顔の前に持ったのでタイトルが見えたらしく"当たった"とちょっと得意げな声が耳に響く
:08/03/03 15:55
:PC
:vhyZfKtA
#699 [みぉり]
うー・・・・恥ずかしすぎる////
・・・・・今まで告白された後にこうやって本人と一緒にいることもなかったし
不思議な感じ・・・・
私はさっきのように深呼吸をして本を下ろすと今泉さんに向き合った
:08/03/03 16:02
:PC
:vhyZfKtA
#700 [みぉり]
あ「・・・・そういうこと恥ずかしいからあんまり言わないでください///」
恭「うーん・・・でも俺が瀬戸さんのこと好きななんだってしっかり信じてもらいたいし」
"ね"とにっこり笑って私を見つめる
あ「・・・信じるからやめてっていったら・・・?」
恭「それは嘘だね」
ズバっと一刀両断された
:08/03/03 16:19
:PC
:vhyZfKtA
#701 [みぉり]
恭「そんな簡単に信じてもらえるなら何年も想ったりしない」
ドキッ
今泉さんは一瞬、真剣な顔つきになって・・・でもすぐににっこり笑った
あ「っ///」
恭「それに・・・・そういうこと言った後の瀬戸さん・・・・おもしろいし(笑)」
:08/03/03 16:38
:PC
:vhyZfKtA
#702 [みぉり]
おもっ・・・・おもしろいぃぃぃ!!??
あ「・・・・おもしろくないですっ///」
今泉さんはくくっと笑って私に席に座るように促す
今泉さんの向かいに座ってすぐに本を開く
始めは向かいが気になっていたけど・・・・すぐに詩の世界に入り込んでしまった
:08/03/03 17:38
:PC
:vhyZfKtA
#703 [みぉり]
そのままずーっと読みふけって・・・・
今泉さんが向かいからシャッターを切ったり、撮影の角度を変えるためか立ち上がったりとしていたけど
私は変に意識することなくそのまま読み続けていた
:08/03/03 18:14
:PC
:vhyZfKtA
#704 [みぉり]
いつのまにかシャッター音は止んでいて
私が本を読み終えてふと顔をあげると・・・・
ドキッ
再び私の前に座っていた今泉さんは肘をついた手のひらに顔をのせたまま眠っていた
:08/03/03 18:24
:PC
:vhyZfKtA
#705 [みぉり]
周りを見回せば、他の生徒はほとんどいなくなっていて室内時計は6時すぎを示している
・・・・2時間以上よみふけっちゃったんだ
私は静かに伸びをして目の前の今泉さんを起こさないように本を棚に戻しに席を立った
:08/03/03 18:27
:PC
:vhyZfKtA
#706 [みぉり]
本を戻して席に戻りながらゆっくり今泉さんの・・・・・隣に座った
眼鏡がほんの少しずり下がってその間から見える長いまつげ
規則正しい呼吸を繰り返す唇
・・・・・キレイな顔
:08/03/03 21:46
:PC
:vhyZfKtA
#707 [みぉり]
この人が私を好きなんて・・・・・
やっぱり信じられない・・・・
私は今泉さんの傍らに置かれていたカメラに気づき、それを手に取った
画像の履歴をゆっくり見る
うわぁ〜・・・すごいキレイに撮ってくれてる
:08/03/03 21:51
:PC
:vhyZfKtA
#708 [みぉり]
恭「・・・ん」
夢中になって見ている横で今泉さんが身じろぎした
私は慌ててカメラを置くと向かいに座ろうとして立ち上がった拍子に椅子に足をぶつけてバランスを崩した
バタンっ
あ「痛たた・・・・!!??」
:08/03/03 22:07
:PC
:vhyZfKtA
#709 [みぉり]
恭「・・・・・ずいぶんな起こし方ですね」
私の下敷きになっている今泉さんが頭を抑えながら上半身を起こす
あ「ごっごめんなさいっ!!!!」
恭「俺は全然構わないけど・・・・この体勢はちょっとね」
今泉さんに言われて自分の今の体勢にはっとした
:08/03/03 22:22
:PC
:vhyZfKtA
#710 [みぉり]
今泉さんの膝にまたがって、だっこされている状態
あ「〜〜〜〜っほっ本当にごめんなさいっ////」
私は慌てて立ち上がると今泉さんも笑いながら立ち上がって大きく伸びをした
恭「ん〜・・・途中寝ちゃってすいません」
あ「いえ!!・・・・・私が読みふけっちゃったせいで」
:08/03/03 22:54
:PC
:vhyZfKtA
#711 [みぉり]
恭「いえいえ・・・おかげさまでいい写真撮れましたし」
椅子や机を直した今泉さんはカメラを持ってにっこり笑いかける
あ「そ・・・うですか///」
また心臓がドキッとして今泉さんから目をそらした
今泉さんはくるりと向きを変えて扉に向かって歩き出す
私はその後をついて図書室をあとにした
:08/03/03 23:07
:PC
:vhyZfKtA
#712 [我輩は匿名である]
:08/03/03 23:16
:D705i
:qqKiGUec
#713 [みぉり]
:08/03/03 23:20
:N905i
:rNRFr3aQ
#714 [みぉり]
いつものように今泉さんと暗室の前で別れる
恭「じゃあ・・・明日は教室でお願いします」
今泉さんはドアノブに手を掛けながら私に言う
あ「あ・・・・はい、わかりました。それからっ///さっきは・・・ごめんなさい」
恭「あぁ・・・俺は嬉しいハプニングだったけど(笑)」
一瞬で真っ赤になった私の顔をみて今泉さんはくくっと笑って"じゃあ"と暗室に入ってしまった
:08/03/03 23:40
:PC
:vhyZfKtA
#715 [みぉり]
バタン・・・
私は扉がしまるとその扉におでこを当てるようによりかかった
はぁぁ〜・・・・
今泉さんの姿が見えなくなって緊張の糸が切れたのか大きなため息が出る
:08/03/03 23:44
:PC
:vhyZfKtA
#716 [我輩は匿名である]
がんばってください


:08/03/03 23:48
:D705i
:qqKiGUec
#717 [みぉり]
>>匿名さん

ありがとうございます


未熟ものですが頑張りますので

:08/03/04 00:04
:N905i
:nHJ3XvfA
#718 [みぉり]
>>715から
今日一日は・・・心臓がドキドキしすぎてなんか変な感じ
寄りかかった体を起こして、ゆっくり教室へ向かう
・・・・寝顔キレイだったなぁ〜
今泉さんの寝顔をふと思い出しながら教室の扉をあけた
:08/03/04 00:13
:PC
:pBs89fqk
#719 [みぉり]
ガラッ・・・・パチン
教室に入り電気をつけると窓際の席で眠っている凪が目に入った
あれ・・・・こんな時間まで何してたんだろう
私は自分のカバンを取ると凪を起こそうと声をかける
あ「凪ー?」
凪「ん〜・・・・」
:08/03/04 00:40
:PC
:pBs89fqk
#720 [みぉり]
あ「こんなとこで寝てたら風邪引くよー?」
なかなかおきないので肩を揺すっていると凪がふと口を開いた
凪「ん・・・有希ぃ・・・・」
え?
:08/03/04 00:48
:PC
:pBs89fqk
#721 [みぉり]
凪「・・・・ごめん、ごめん俺のせいで・・・・」
・・・・凪?
私は肩を揺する手を離して凪の寝言に耳を傾けた
有希に・・・・何を謝ってるの・・・・?
:08/03/04 01:26
:PC
:pBs89fqk
#722 [みぉり]
凪「俺の・・・せいなんだ」
そう言う凪の目じりにはうっすら涙がにじんでいるように見えた
私はなんだか見ていられなくって・・・・・凪の耳元に顔をよせて
スゥー・・・・
あ「なーぎーーーーーーー!!!!!!!!おっきろ〜〜〜〜〜!!!!」
凪「うっわわわわわわっ!!!!!」
ガシャン・・・ッガタガタッ
大きな声で叫ぶと途端に目覚めた凪は椅子から転がり落ちた
:08/03/04 01:30
:PC
:pBs89fqk
#723 [みぉり]
凪「あっ・・・あかりぃ??」
あ「お目覚めになりまして??(笑)」
私が声をかけると寝ぼけ眼の凪は目を擦りながら
立ち上がると転んだ拍子に打ったらしい腰を抑えて擦る
:08/03/04 01:36
:PC
:pBs89fqk
#724 [みぉり]
凪「あれぇ・・・いつのまに寝てたんだ俺ぇ・・・?」
あ「そんなの知らないよ(笑)・・・・なんか嫌な夢でもみたの?」
凪「・・・・・え」
あ「・・・・なんども謝ってたよ?おれのせいでごめんって・・・・」
私は凪の顔色をこっそりうかがうように見ると
凪ははっと真剣な顔つきで口元を覆うように右手を添えている
:08/03/04 01:42
:PC
:pBs89fqk
#725 [みぉり]
凪「・・・・他になんかいってた?」
真剣な顔つきのまま私を見つめる凪
いつものへらっとした凪と180度違う様子に戸惑いながらも私は"ううん、それだけ"と答えた
凪は"そっか"と呟くとすぐにいつもの凪に戻って"帰ろう"とカバンを持って教室を出た
:08/03/04 01:46
:PC
:pBs89fqk
#726 [みぉり]
・・・・・・本当は"有希"っていってたけど
その言葉はなんだか言い出せなくて飲み込んだまま
凪の出て行った扉を見つめて・・・・その後を追った
:08/03/04 01:56
:PC
:pBs89fqk
#727 [みぉり]
その帰り道は・・・二人ともなぜだか無言で
私はこの前の有希との帰り道を思い出して複雑な気持ちだった
あの帰り道の後・・・・話を聞いて有希の気持ちを知った
有希の力になりたいと思いながらも・・・・結局何も出来ないんだって無力な自分と
"好き"に対する感情の変化で戸惑いを抱き続けてるだけ
:08/03/04 02:14
:PC
:pBs89fqk
#728 [みぉり]
情けないなぁ〜・・・・
心底そう思いながら凪と並んで歩く
大きな十字路で凪とは道を別れて一人で歩きながら
今日は顔を合わせなかった有希を思い出した
:08/03/04 02:26
:PC
:pBs89fqk
#729 [みぉり]
・・・・有希は凪が好き
もし、凪が有希のその気持ちを信じなかったら・・・
有希はもちろん・・・すごく傷つくし、私も悲しい・・・な
・・・・でも悲しいって思う私だって今までずっと"好き"を信じないで来た
:08/03/04 02:31
:PC
:pBs89fqk
#730 [みぉり]
きっと・・・これまで私はそうやって人をたくさん傷つけた
その私が・・・・本当の意味で・・・
人を"好きになる"気持ちをわかってるのかな
・・・・・・"真野篤"を好きって言い切ってもいいのかなぁ
:08/03/04 02:34
:PC
:pBs89fqk
#731 [みぉり]
そんなことが頭の中をぐるぐると駆け巡る
あ「うー・・・またわけわかんなくなってきた」
・・・・・今泉さん
私のこと"何年も想ったりしない"って・・・・
一体いつからなの・・・?
:08/03/04 02:40
:PC
:pBs89fqk
#732 [みぉり]
いつから・・・・好きでいてくれてるんだろう
考えたって答えのわかるわけのないことばかり考えて気づけば家についていた
はぁ・・・・きちんと本人に聞くのが一番なのに
恋愛ごとは苦手なんだよねぇ
:08/03/04 02:42
:PC
:pBs89fqk
#733 [みぉり]
・・・・・今が"好き"に向き合ういい時期なのかもしれないな
私は大きく息を吸い込むと玄関の扉をあけた
あ「ただいまー」
:08/03/04 02:49
:PC
:pBs89fqk
#734 [みぉり]
━━――──……‥
恭平Side
〜♪〜〜〜♪
暗室で作業をしていた俺の携帯が突然鳴り出す
画面表示を確認しないでそれを手に取った
ピッ・・・・
恭「はい・・・・」
『あ、今泉くん???私ー・・・・』
:08/03/04 02:54
:PC
:pBs89fqk
#735 [みぉり]
その声に片手で作業しようとしていた動きが止まる
恭「・・・・・・・・・・相原」
俺は電話の主の名前を呟いて、ソファに四肢を投げ出すように座り込んだ
:08/03/04 02:57
:PC
:pBs89fqk
#736 [みぉり]
『わかってくれてよかった』
電話先から嬉しそうな声が聞こえる・・・・が俺にとっては耳障りこの上ない
恭「なんですか・・・・・・・お前とはもう終わりだっつただろ」
俺はイライラしながら現像されて浮かび上がった写真の1枚を手にとって話す
『そ・・・うなんだけど・・・・ねぇ、突然どうして』
:08/03/04 03:55
:PC
:pBs89fqk
#737 [みぉり]
恭「・・・・・・・・お前には関係ない」
瀬戸が詩集を真剣に読んでいる写真をみつめて静かに言い放った
恭「それに・・・・元からそういう契約だったろ」
『それは・・・・そうだけど・・・でも突然すぎるよ』
恭「突然でもなんでもない、元々お前からの提案だったろ・・・"俺の好きなタイミングでおしまいにする"」
『・・・・・ん、そうだね。・・・・ちょうど潮時なのかもね』
電話先の声がややトーンを落として寂しげに呟く
:08/03/04 04:02
:PC
:pBs89fqk
#738 [みぉり]
俺はほんの一瞬だけ"相原"に申し訳なさがこみ上げた
・・・・でもこの関係を作ったのはこの女で、お互いに割り切った関係でいた
俺はそう思い直して再び電話先に強い口調で続ける
恭「とにかく・・・・終りだから・・・・・お前も彼氏にばれるとまずいでしょ」
:08/03/04 04:08
:PC
:pBs89fqk
#739 [みぉり]
そう言うと"相原"は黙ってしまった
俺は半ばイライラしながらも瀬戸の写真を見つめて気を紛らわす
『・・・・うん、・・・ちょっと気づいてるっぽいし』
恭「そ・・・まぁ、がんばれよ・・・じゃあ」
俺はそういって電話を切ろうとボタンに指をかけた
:08/03/04 04:12
:PC
:pBs89fqk
#740 [みぉり]
『ちょっと待ってっ・・・・・今日図書室にいたでしょ?』
!!!!
俺は思わず言葉につまる
恭「っ・・・・・なんで知ってるんだよ」
『・・・・・たまたま行ったら・・・頬杖ついて寝てるのみた』
:08/03/04 04:15
:PC
:pBs89fqk
#741 [みぉり]
タイミングが悪い・・・・・それならきっと
向かいにいたあいつにも気づいただろう
俺のその気持ちを読んだのか・・・・"相原"は言葉を続ける
『向かいにいた子・・・・あの子・・・今泉くんの・・・?』
・・・・たぶん、"彼女"か"好きな子"そんなことを言いたいのだろう
:08/03/04 04:22
:PC
:pBs89fqk
#742 [みぉり]
恭「・・・・・・コンテストのモデル」
『え?コンテストって・・・・今度の?』
恭「あぁ・・・・・凪の友達でイメージに合ったから頼んだ」
俺はなんで"相原"にこんな説明してんだって思いながらも話すと
電話先の声は"へぇ〜そうなんだ"と呟いて納得しているようだった
これで本当に最後だ・・・・そう思って"じゃあ"と声をかけると"ばいばい"そう聞こえたので俺は静かに電話を切った
:08/03/04 04:34
:PC
:pBs89fqk
#743 [みぉり]
ピッ・・・・
携帯を閉じてそのままソファにぽんと放り投げて
起き上がり、途中だった現像作業に戻る
現像するための液体につけると1枚ずつ・・・・瀬戸の写真が浮かび上がってくる
なんで詩を読んでるだけなのに・・・・・こんなにコロコロ表情変わるんだか
:08/03/04 04:42
:PC
:pBs89fqk
#744 [みぉり]
はっとしている顔、真剣な顔、涙ぐんでいる顔
・・・・・・満面の笑顔
1枚ずつゆっくりとその表情を見つめながら、張り巡らせたテグスに洗濯ばさみで写真を挟んで吊るしていく
・・・・ふぅ、コレで終りかな
:08/03/04 05:09
:PC
:pBs89fqk
#745 [みぉり]
吊るし終わった写真を見回すと後片付けをして暗室に鍵を掛けた
ガチャ・・・・
廊下は真っ暗で、ふと腕時計を見てみれば9時をしめしていた
やべー・・・・校門しまってんな・・・・きっと
遅くまで残りすぎたとやや後悔をしながらも玄関へと急いだー・・・
:08/03/04 05:12
:PC
:pBs89fqk
#746 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
:08/03/04 05:20
:PC
:pBs89fqk
#747 [みぉり]
ブーッ・・・・ブーッ・・・・
ピッ・・・・
今泉さんからだ。
なんとなく予想はしていたので昨日みたいに
変に考えないようにメールを読む
:08/03/04 05:25
:PC
:pBs89fqk
#748 [みぉり]
----------------------
Date 4/15 21:49
From 今泉恭平
Sub 無題
今日も一日お疲れ様でした。
瀬戸さんもリラックスして撮影ができるようになったみたいで・・・
俺としては嬉しい限りです(^^)
では明日は教室で・・・おやすみなさい
----END----
ピッ・・・ピッ・・・
メールを読んで、今日の撮影を思い返す
:08/03/04 05:30
:PC
:pBs89fqk
#749 [みぉり]
・・・・・・・確かにシャッター音も気にならなくなったかも
まぁ、本を読んでたからかもしれないけど(苦笑)
そんなことを思いながらも返信の文面を打つ
ピッ・・・ピッ・・・
----------------------
Date 4/15 22:02
To 今泉恭平
Sub 無題
お疲れ様です☆
今日は久しぶりの図書室で・・・なんだか新鮮な気持ちでした
撮影もあまり緊張しなくなったので少しはお役に立ててるみたいで嬉しいです(^▽^)
また明日、よろしくお願いします
おやすみなさい
----END----
ピッ・・・
【送信完了】
:08/03/04 05:43
:PC
:pBs89fqk
#750 [みぉり]
よしっ!!
明日も撮影がんばろうっ!!
私は明日の用意を・・・・時間割に"選択"の文字に気を止めつつも
眠りについた
:08/03/04 06:26
:PC
:pBs89fqk
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