☆ヒカリ☆BLです。
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#201 [YOU]
『んじゃ…行くのやめよっか?凛が乗り気じゃないみたいだし、残念』
俺はため息をつきながら背中をポンと叩いた
『ヤダ!!行く!!』
必死の形相で俺を見る。俺は勝ち誇ったようにいじめてやる…
『行きたくないんだろ?無理すんなって』
こうやって凛をいじめるのは正直楽しい…
:08/03/26 21:16
:F905i
:hTPDN1WI
#202 [YOU]
どんどん必死な顔になって…
最後には泣かせてしまう
俺ってSなんだなぁ…と我ながら呆れてしまう。
『ウソ!冗談だよ!言ってみただけ、旅行行こうよ!!ロク!!』
俺の両腕を持って目をキラキラ輝かせる凛を見ているのは楽しい。
それでも俺はまだ折れなかった。
:08/03/26 21:23
:F905i
:hTPDN1WI
#203 [YOU]
ベッドから起き上がり、タバコを吸いに行くために車いすに座った。
凛は突然の事にキョトンとしている。
次はどう出てくるかと思ったら看護婦が入ってきたと同時に、有り得ない声のでかさで…
『…ロクの意地悪――――!!』
俺はイジメがまた過ぎたことを後悔して、凛の元に戻った。
看護婦は後でまた来ると気を利かせてくれた。
:08/03/26 21:28
:F905i
:hTPDN1WI
#204 [YOU]
凛と言えば…3歳児の子供が泣きわめく勢いで泣いている。
『……ごめん…凛』
ベッドに伏せて泣いていた凛が急にピタッっと泣き止んで動かなくなった。
肩に手を置くと様子がおかしいよ…
首に手をやると熱い
急いでナースコールを押し、看護婦が熱をはかってみると39℃…
嘘だろ?俺がついておきながら…
:08/03/26 21:32
:F905i
:hTPDN1WI
#205 [YOU]
すぐに点滴の準備をされ、気を失った凛を俺のベッドで寝かせる事にした
俺はとりあえず一服しに行った。
喫煙ルームに入った途端、ノックされた。
振り返ると凛が懐いていた看護婦だった。
挨拶を交わし、俺の前に座ってきた。
『凛ちゃん、あなたが眠ってる間、いつも何してるか知ってる?』
俺は無言のまま看護婦を見て首を振った。
いつも?俺の隣で寝ていたような…
:08/03/26 21:38
:F905i
:hTPDN1WI
#206 [YOU]
『選択したり、あなたの身の回りは全部、凛ちゃんがしてくれてるのよ?』
俺はそれを聞いて激しくむせた…
そんなはずないだろ!?いつも一緒に寝て、俺より遅く起きる。
『あなたの少しでも役にたちたいって…いつも守ってきて貰ったから、少しでもって…』
あの…凛がそんな事を?胸の辺りがじわっと熱くなる。
看護婦が喫煙ルームを出て行くときに、
『もう少し、凛ちゃんに優しくしてあげてね?』
:08/03/26 21:44
:F905i
:hTPDN1WI
#207 [YOU]
と言われて、返す言葉がなかった。
それから病室に戻ると、凛が目を覚ましていた。
俺を見て、大きな瞳から涙を流している。
その姿を見て胸が痛んだ
なぜ…俺を呼ぶ?お前に何もしてやれないのに…
今から別れを告げなくてはならないのに…
『ロク…ロクぅ…ウッ…』
:08/03/26 21:47
:F905i
:hTPDN1WI
#208 [YOU]
俺は凛を抱きしめた。周りに看護婦がいても関係ない…
ここにいる…大丈夫だ…と言っても泣き止まないし離してくれない。
精神的に参ってるんだろう…全部、俺のせいだ。
睡眠薬を処方してもらい飲ませる事にした。
こんな興奮状態でいられたら熱が下がらなくなる
夜になって携帯が鳴った見知らぬ番号…
無言のまま出てみる。
『…もしもし?ロクさん?』
この声は…
:08/03/26 22:14
:F905i
:hTPDN1WI
#209 [YOU]
『雪か?』
受話器の向こうから「うん」と聞こえる。
どうやら香澄さんに聞いたらしい…
遅くなったけど見舞いに来たと…って、もう深夜の12時近くだぜ!?
すぐ降りると伝え、タバコと携帯を持ってフロアに降りた。
静まり返った真っ暗な中に雪は座っていた。
俺を見つけるとゆっくり立ち上がり礼をしてきた。
『お前、こんな時間になに考えてんだ。危ないだろ?』
『ごめん…でも、これ渡したかったから』
:08/03/26 22:19
:F905i
:hTPDN1WI
#210 [YOU]
雪がくれたのはお守りだった…
手作りの…
『早く元気になってね、じゃ…!!』
『ばか!こんな時間に一人で帰らせるわけにはいかないだろ!?着替えて来るから待ってろ』
ちょっと傷が痛むけど、大丈夫だろうと思い、雪を送ろうとした。
雪は大丈夫と言って帰ろうとする。
タクシーに乗って帰れ!と言ったらようやく首を縦に振った。別れ際に
『また、電話してい?』
:08/03/26 22:24
:F905i
:hTPDN1WI
#211 [YOU]
俺は少し戸惑ったが、落ち着い連絡すると伝えた
雪は優しく微笑み手を振って帰って行った。
朝起きて凛の額に手を置く、熱が下がっていることに安心した。
しばらくして看護婦が検温しにきた。
:08/03/26 22:28
:F905i
:hTPDN1WI
#212 [YOU]
んっ…眩しいぃ…頭痛いなぁ…ロクは?
急いで起き上がろうと思ったが、体が動かなかった。
声のする方へ顔を向けると僕の世界一大好きな人がいた。
あっ……そう言えば昨日、散々いじめられたんだ。そう思ったら、急にムカついてきた!!
顔をロクとは反対の方向へ向かせた
:08/03/26 22:33
:F905i
:hTPDN1WI
#213 [YOU]
『まだ怒ってるのか?凛??』
もぉ―――!!その声で名前を呼ぶのは反則だろ!?
ロクの奴、体が少し自由になったからって、僕の事無視してチョロチョロどっか行っちゃうし!!
僕って…そんなに必要ない存在なのかな…??
一人で考えこんでいたら耳に電流が走った。
―――…えっ??
耳を押さえて振り向くと悪戯そうに笑ってる奴がいたから思い切り睨んだ
:08/03/26 22:38
:F905i
:hTPDN1WI
#214 [YOU]
『怒るなよ…ブサイクになるぞ?…ほら、笑って』
そう言って僕を笑わせようとするけど、そう簡単には折れないぞ!と心に決めたんだからな!!
でも…一点の曇りもない真っ直ぐな瞳…
かっこいい…
ロクはベッドの脇に座り込み、僕を囲むように両腕を置き、ずっと見つめてくる。
:08/03/26 22:42
:F905i
:hTPDN1WI
#215 [YOU]
顔がどんどん近づいてくる。
自分の心拍数が上がるのがわかる…絶対に顔も赤くなってるよ!!
『機嫌…直してくれるか?』
優しく微笑む目を見て確実にうっとりしていた僕は、すっかりロクにほだされてしまったのだろう
無意識のうちに、首を縦に振っていた。
『ご褒美をあげる…』
:08/03/26 22:47
:F905i
:hTPDN1WI
#216 [YOU]
―――えっ!!
と思った瞬間に唇に温かい感触があった。
しかも!!ロクの顔が目の前にある…
『おぃ…キスする時ぐらい、目を閉じるのが礼儀だぞ?』
僕は言葉が出なかった。無言で頷きまた近付いてくる顔を見ながらゆっくり目を閉じた。
夢…??うぅん…僕は大好きな人と…キスしてるんだ。
口の中に舌が入ってきた!!
:08/03/26 22:52
:F905i
:hTPDN1WI
#217 [YOU]
:08/03/26 22:54
:F905i
:hTPDN1WI
#218 [YOU]
どっ!どうやって息したらいんだよぉー!!
苦しくなってロクの背中をパンパン叩いた
『どうした?』
『…息が……出来ないよ、ロクみたいに慣れてないし…』
そう言いながら口を尖らせた
ロクは優しく笑って耳元で…
『俺に任せればいぃよ』
:08/03/27 23:19
:F905i
:4g4F2B/g
#219 [YOU]
それだけ言って、耳朶を噛んだ…
なっ…なんか…変な感じだ。
ロクに触れられる所全てがこそばいよ…
『ロク…ンッ…好きぃ…』
涙が溢れてきた…ロクのキスは優しくて…
優しくて…なんだか切なくなった。
首筋から鎖骨にキスの雨が降る…
ロクの髪が肌に触れるだけなのにそれさえも感じてしまう…
:08/03/27 23:24
:F905i
:4g4F2B/g
#220 [YOU]
ボタンを外されて、胸にキスされた…
僕は我慢出来なくなって、ロクの腕を掴む力が次第につよくなる…
これ以上…何かされたら絶対変になっちゃうよ!!
『ロク!もっ…もう…やめてっ…』
ピタッと動きが止まり、僕の髪をかきあげながら…
『なんで?やめていいの?』
:08/03/27 23:29
:F905i
:4g4F2B/g
#221 [YOU]
見透かされているかのようにロクは意地悪そうに笑う。
カァ――――!!
自分の顔が赤くなっていくのがわかった…
そんな自分が情けなくて涙も止まらなくなった。
『ここじゃ…ヤダよ…』
精一杯言ってみたつもりだった。
もっと、ロマンティックな所でロクと愛し合いたかった…
:08/03/27 23:33
:F905i
:4g4F2B/g
#222 [YOU]
その思いとは裏腹にもう一人の自分が反応していた事に気付いた…
どっ…どうしよう…
『どこでしたい?凛』
また、耳元で熱を感じながらロクが話しかける。
どうして?今まで、一切僕に手を出してこなかったのに…
なんで急に!?パニックを起こしそうだよ!!
頭がパンクしそうな自分に落ち着け!!と何度言っても、自分の分身は治まらない…
:08/03/27 23:39
:F905i
:4g4F2B/g
#223 [YOU]
冷静になろうとすればするほど、熱を帯びて自分が大きくなっていくのがわかる…
気づかれたくない僕は、体を横向になぜかしてみた…
『凛??』
『トイレ…』
この場から逃げ出したいと考えた結果!!
トイレに駆け込む事にした。
下の処理をしよう。
不自然にならないように歩かないと!!
僕はとりあえず立ってみた。
:08/03/27 23:43
:F905i
:4g4F2B/g
#224 [YOU]
自分でもわかる…
歩き方確実におかしいし。だって!病室でエッチとか考えられないよ!
看護婦さんとか来たらどうしたらい!?
ロクと…エッチしたいけど、病室はヤダよ…
看護婦さん早く来ないかな…
ヒョコヒョコとトイレに向かっていた。
『どうした?歩き方おかしいぞ?』
もぉ…何とでも言ってよ!!僕は怒りを感じながら先を急いだ。
:08/03/27 23:47
:F905i
:4g4F2B/g
#225 [YOU]
トイレの中に入り、無事来れた事に大きなため息をついた…
瞬間、後ろに気配を感じた僕は振り返った。
そこには、ロクが立っていた…
『なっ…なんで!?』
そう…このトイレ、車いすのまま入れるように出来ている。大人2人は余裕で入れる広さだった。
『具合、悪そうだったから…』
僕は声がでなかった。ロクってこんな性格だった!?
:08/03/27 23:51
:F905i
:4g4F2B/g
#226 [YOU]
こんばんは

今日は少ししか更新できず、すみません

感想お待ちしてます…

http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/
:08/03/27 23:53
:F905i
:4g4F2B/g
#227 [YOU]
:08/03/27 23:53
:F905i
:4g4F2B/g
#228 [YOU]
#206で訂正です

選択したり×
洗濯したり○
です

申し訳ありません
:08/03/28 20:44
:F905i
:Wl5/2d7M
#229 [YOU]
『大丈夫だよ…ありがとう。もぅ…出て行ってよ恥ずかしい…ンッ』
追い出そうとしたのに、強引にキスされた…
『…ふっ…んン』
力が入らない。膝がガクガクしてる…
こんな事されたら、収まりがつかなくなるよ!!
ロクの意地悪!!
便座の上にようやく座らせられた僕は、放心状態だった。
次に気づいた時は下のズボンも下着もすべて脱がされていた。
:08/03/28 23:20
:F905i
:Wl5/2d7M
#230 [YOU]
うそ…
『やっぱり…凛、反応しまくってたんだ…やらしいなぁ…』
必死に上の服で隠していても隠れるわけないし、おさまるわけない…
無理矢理手を後ろに回され抵抗できなくなった。
『やっ!!…やだ!ロク』
口の前で人差し指を立てて「しぃー」っと言うとまた、耳元で囁きだした。
『看護婦にバレるよ?そろそろ来るから…』
:08/03/28 23:26
:F905i
:Wl5/2d7M
#231 [YOU]
声を出さないように努力しても…
悪戯そうに笑って、僕の分身を掻き回す…
『はっ…あっ…ンッ』
『凛…気持ちいいのか?』
小さなキスを何回もしてくる。
もっと…もっとロクに触ってほしい…
先からは蜜が溢れ出していてグチュグチュやらしい音を立てる。
その音を聞いて、余計に恥ずかしさがます。
:08/03/28 23:33
:F905i
:Wl5/2d7M
#232 [YOU]
:08/03/28 23:41
:F905i
:Wl5/2d7M
#233 [ユィ]
:08/03/30 09:45
:SH703i
:yuCQGZek
#234 [YOU]
ユィさん


アンカーありがとうです

今日の夜に更新するので…

お待ち下さいね

これからもヨロシクです

:08/03/30 12:48
:F905i
:D39HRveI
#235 [かな]
:08/03/30 20:27
:W44K
:FlPxgSig
#236 [YOU]
かなさん

アンカーありがとうです

もう少ししたら活動できそうなので

また遊びに来てくださいね

頑張ります



:08/03/30 22:46
:F905i
:D39HRveI
#237 [YOU]
『やっ…やぁ…んっ…もぅ…』
ロクにしがみつき、頂点に達しそうな自分が女の子みたいに泣いているのが恥ずかしかった。
でも…そんなの、どうでもいぃくらい…気持ちいい…
自然と腰を動かしていた
『ロク…大好き!あっ…もう…イっちゃう!!』
大好きなロクにこんな事されて、僕は夢でも見てる気分だった。
:08/03/30 23:49
:F905i
:D39HRveI
#238 [YOU]
その時!!看護婦が声をかけてきた。
ロクはすっごい冷静に
『トイレなんで、後で』
看護婦はあっさり病室から出て行った。
足が震えてる…
一人だけ気持ちよくなって申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
何かお返ししたい!そう思うけど、体が動かない。
ロクはといえば、綺麗に拭いたり、衣類を整えてくれたりしてくれた。
:08/03/30 23:54
:F905i
:D39HRveI
#239 [YOU]
『いっぱい出たな…』
優しく笑って、軽くキスをしてくれた。
トイレからロクが出て行き、外で看護婦と何か話をしている。
僕は立ち上がる事すら出来なくて、座っていた。
看護婦が出て行った事を確認して、僕はベッドに転がりこんだ。
『ちょっと、診察してくるから、待ってて』
ロクは病室から出て行った。
:08/03/30 23:58
:F905i
:D39HRveI
#240 [YOU]
恥ずかしながら…あんな事をされたおかげ!?で、スッキリして元気になった僕は、掃除をしだした
洗濯たまってるし…
今日、持って帰ろうか?でも…母さんに見つかったらうるさいし。
考えている内に、ベッドサイドの引き出しに目がいった…
開けてみると中には、携帯…タバコ…
――…ん!?これ何??
:08/03/31 00:03
:F905i
:Fuk0vduU
#241 [YOU]
どう見てもお守り!!
誰から?すごい手作り感いっぱいなんですけど…
ナースから??
『…………』
なんだか…すごいムカつく。
反面…猛烈にへこんできた。ロクって、絶対にモテるもん。
僕なんて…間違いなくお払い箱だよ。
あんなにかっこいいし、大学卒業したら…働きだしたら…家に可愛い彼女連れてきて…
うまくいけば結婚したりして…。
:08/03/31 00:07
:F905i
:Fuk0vduU
#242 [YOU]
その時、おめでとう!って、笑顔で言える??
……言えないよ。
こんな事を考えていたら涙が溢れてきた。
心が痛くて、涙も止まらない。
僕から離れていくのなんてヤダ…ヤダよ!!
『凛?』
びっくりして振り返ると、診察を終えたロクが帰ってきていた。
『お前…何泣いてるんだ?』
『足打って痛くてさ!ドジしちゃった』
:08/03/31 00:12
:F905i
:Fuk0vduU
#243 [YOU]
必死に笑ってみせた。しかも…右手にはお守りが。
後から返しておこう…
『来週には退院できるって』
そう伝えると、凛は顔を曇らせた。
『……ずっと、入院していてくれたらいいのに』
:08/03/31 00:15
:F905i
:Fuk0vduU
#244 [YOU]
『退院しないと旅行にも行けないぞ?いいのか??』
『ロクといたい…旅行に行けなくていい、このままずっと…』
正直返事に困った…何かを気付いているんだろうか。
『どこに行きたい?北海道?沖縄?』
『沖縄―――!!』
さっきの落ち込みはどこへやら…
:08/03/31 00:19
:F905i
:Fuk0vduU
#245 [YOU]
旅行のパンフレットを喜んで取りに行ってくれた。
それは口実で、徠に電話をかけたかっただけなんだけど…
親父に…お礼と別れの言葉を伝えなければ。
夜に会いに来てくれるらしい…母には…
『ただいまぁ〜』
息を切らせて帰ってきた。山のようなパンフレットを持って。
本当にこいつは面白い奴、パンフレットを見ながら目をキラキラ輝かせている。
:08/03/31 00:24
:F905i
:Fuk0vduU
#246 [YOU]
…凛の望みを短い旅だけど、全部叶えてやろうと思った。
俺のわがままって事はわかっている。
『ここがいい!!ここにしよう!』
2人共意見が一致した。南国風で、全てが一軒一軒離れになっている。
予約を済ませ、来週二泊三日で行く事にした。
『楽しみだなぁ〜ロクと沢山写真とろぉ』
嬉しそうにこっちを向いて話してくる。
:08/03/31 00:28
:F905i
:Fuk0vduU
#247 [YOU]
『プリクラだったか?あれ撮ろうか?前回撮れなかったしな…』
満面の笑みで飛びついてくる。
写真…残して大丈夫なんだろうか。余計に辛くなったりしないだろうか…
:08/03/31 00:30
:F905i
:Fuk0vduU
#248 [YOU]
:08/03/31 00:31
:F905i
:Fuk0vduU
#249 [YOU]
夜になった…
隣に眠っている凛の寝息だけが聞こえる。
徠から連絡がない。
何かあったかな?と思っていたら携帯が鳴った…
静かにベッドから下り、エレベーターで一階まで行き、扉が開くと徠の姿があった。
あれ?もう一人…
『こんばんは、お久しぶり、ロク君』
香澄さんがいた、車に乗り徠と香澄さんが暮らしているマンションへ行った。
:08/03/31 21:38
:F905i
:Fuk0vduU
#250 [YOU]
部屋に上がると、リビングの方に人の気配があった。
ソファに座っていたのは雪だった。
『こんばんは』
『何でここにいんの?』
『だって!私の住んでる所だもん!!』
口を膨らませそっぽをむかれた。香澄さんに部屋に戻るよう言われ、大人しく戻っていった。
俺達は3人でしばらくのんでいた。徠がグラスを起き、香澄さんに目で合図をした。
:08/03/31 21:42
:F905i
:Fuk0vduU
#251 [YOU]
『じゃあ、ゆっくりしていってね。用があったらよんでください。』
リビングには徠と俺だけになった。
本題に入るとするか…
『親父に別れの挨拶をしたいんだけど…』
日取りを決めている途中、徠が…
『凛はいいのか?』
一番痛い所をつかれた…返す言葉がなくて、押し黙っていた。
『住む場所も何もかも教えなくて、本当にいいのか?』
:08/03/31 21:49
:F905i
:Fuk0vduU
#252 [YOU]
教えた方がいいのか?そんな事をして…一体、何になる?
凛には…凛の人生を歩んでほしい。
『すまん』
徠が謝ってきた。決心が鈍っている俺の事を案じてくれたのだろう…
親父への挨拶の日も決め、香澄さんも戻ってきて、雪も呼んだ。
4人でと言うか、雪はジュース、それぞれに飲みだした。
『どこか行くの?』
:08/03/31 22:04
:F905i
:Fuk0vduU
#253 [YOU]
雪がボソッっと問いかけてきた。
何故だろう…雪とは気を使わずに話せる。
『今の家を出るんだ。俺もお前と同じで、両親がいないんだ。』
雪は静かに「仲間だね」と言って笑った。
その時、携帯が鳴った。画面を見ると凛だ!!
やばい!!トイレに行って出た。
『もしもし?』
『…ロク、どこ行ってるの??』
『ゴメン…今、徠と話ししてた。すぐ帰る』
受話器の向こうで静かに泣いている凛の姿が目に浮かぶ…
:08/03/31 22:10
:F905i
:Fuk0vduU
#254 [YOU]
『……ウッ…』
『泣くなよ…』
『…だって…ぇ…』
無性にこうゆう時、会いたくなる。
抱きしめて、キスをしたくなり。
ひとまずなだめ、トイレから出た。
目の前には雪が立っていた。
『あんまり女の子泣かしちゃダメだよ!?』
:08/03/31 22:13
:F905i
:Fuk0vduU
#255 [YOU]
一言だけ言って、部屋へ戻って行った。
すごい冷めた目してたな…
どこか自分と似ている物を感じてしまう。
ふと…徠の言葉を思い出す。
―お前には妹がいる―
まさか…そんなはずない
俺は急いでタクシーで帰った。
:08/03/31 22:16
:F905i
:Fuk0vduU
#256 [YOU]
病院に着いて、ロビーを通り過ぎようとしたら、足が止まった。
泣き声が聞こえる…
声のする方に行ってみると凛が隅に座り込んでいた。
『うそだろ?なんで病室で待ってないんだよ』
こんなに冷たくなって…また熱でも出たらどうするんだよ。
『…凛、戻ろう』
:08/03/31 22:19
:F905i
:Fuk0vduU
#257 [YOU]
静かに頷き、ヨロヨロ歩いて行く。
ベッドに寝かせようとしても俺のそばから離れない。
『…お酒くさい…』
『あっ…ごめん。話し込んでいたらついね』
凛はしゃくりあげだした。やばい!!と思ったけど、大声を出して泣くことはなかった。
落ち着かせようと抱きしめ、背中を撫でても泣き止まない。
:08/03/31 22:23
:F905i
:Fuk0vduU
#258 [YOU]
『僕の…僕の事嫌い?』
『何を言ってる、そんなわけないだろ?』
『嘘だ!夜になったら徠とコソコソ出掛けて…僕だけ…仲間外れで』
気付かれてた…
言い訳しても仕方ないし、何も言わなかった。
『好き…って言って』
――――…言えないよ。
:08/03/31 22:26
:F905i
:Fuk0vduU
#259 [YOU]
言ってしまったら全てがダメになってしまいそうで…
『今は…言えない』
『なんで?…他に好きな人がいるの!?僕が…僕が男だから…気持ち悪い!?』
次の瞬間…パチンと音がして我に返った!!
そう…初めて凛をぶってしまった。
『ひどいよ!!ロクなんか嫌いだ!!…ロクなんか居なくなっちゃえばいい!!』
:08/03/31 22:34
:F905i
:Fuk0vduU
#260 [YOU]
凛は病室を飛び出して行った。
初めて…嫌いと言われた。でも、これで良かったのかもしれない…
嫌われた方がいいのかも…
追い掛ける事すら出来ずに、俺は呆然としていた。
:08/03/31 22:36
:F905i
:Fuk0vduU
#261 [YOU]
:08/03/31 22:38
:F905i
:Fuk0vduU
#262 [YOU]
次の日から凛は来なくなった…変わりに徠が来てくれるようになった。
旅行…中止かな…。
『坊ちゃん、今日はロクに会いに行かないんですか?』
『行かない!!一生行かないよ!!』
夜になって、香澄さんと雪も来てくれた。
:08/04/01 23:23
:F905i
:0OV74frw
#263 [YOU]
4人病室で食事をして、満腹になった俺はまた…爆睡してしまった。
―――…眠れない
ロク…今頃何してんのかなぁ?独りでいるのかなぁ…
ちょっとだけ会いに行こうかな…
:08/04/01 23:28
:F905i
:0OV74frw
#264 [YOU]
でも…あんな酷いこと言っちゃったし、
お守りも返さないといけないし…
あぁー!!僕の決心って弱すぎる!!
病院までバイクを飛ばして行った。静かに非常口から入り、歩いていたら、僕の仲良しのナースがいた。
『どうしたの!?こんな時間に』
『あ…いやっ…その…どうしよう…僕』
我慢できなくて涙が溢れてきた。
:08/04/01 23:31
:F905i
:0OV74frw
#265 [YOU]
休憩室に案内されて、コーヒーを啜っていた。
『ロク君??』
全てお見通しだった…ロクと喧嘩した事を伝えた。
『凛ちゃん?好きとか愛してるって言葉はとても重くて大切な言葉なんだよ…?わかる?』
ナースは優しく問い掛けるように話してくれる。
でも…僕にはまだ理解できないよ。
:08/04/01 23:35
:F905i
:0OV74frw
#266 [YOU]
『なんで?好きだから好き!!って言ったらダメなの?』
『そうだね…素直に伝えるのはいいと思う。
でも、求めたり言わせた好きで凛ちゃんはうれしい?』
言い返す言葉がなかった。
僕ってなんて子供なんだろう…
求めてばかりでロクの気持ちも考えないで…
『病室行って、顔見て帰るよ!!ありがとう!』
:08/04/01 23:38
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#267 [YOU]
静かな病院…本当は怖くて独りじゃ無理なのに…
それを上回ってロクに会いたい。
静かにドアをスライドさせると真っ暗な中に誰か座っている。
『静かに…凛』
この声は、徠?どうしてこんな時間にいるの?
徠は外へ出てきて、僕を喫煙ルームへ連れて行った。
2人きりで話をするなんて、宴会の時以来で、自然と緊張した。
:08/04/01 23:43
:F905i
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#268 [YOU]
イスに座り、しばらくして…
『ロクが好きか?』
いきなりの質問にびっくりした。
なんで突然そんな事聞くんだ!?
『うん…』
そうか…と言いながらタバコを吸っていた。
恐る恐る顔を見るととても優しい顔をしていた。
こんな顔の徠を初めてみた。
:08/04/01 23:46
:F905i
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#269 [YOU]
『この先…男同士だ。泣かずにあいつを支えてやれるか?あいつは、あぁ見えてモロい、大丈夫か凛??』
僕の心に何一つ迷いはない。何年…何十年、きっとまた喧嘩する事もある。
でも、ロクの事は好きでいる自信がある。
僕は徠の目を見てしっかり頷いた。
徠が優しく笑っていた…
『どんな事があろうと、絶対に負けるなよ!』
:08/04/01 23:50
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#270 [YOU]
僕の髪をクシャクシャ撫でて帰る事にした。
明日…ロクに謝ろう。
タバコを吸いに行こうと思い、引き出しを開けると雪からもらったお守りがなくなっていた。
:08/04/01 23:52
:F905i
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#271 [YOU]
どこやったかな…?
考えているうちに看護婦が来た。
普段と何かが違う…
凛がいない。喧嘩して2日目。
今まで喧嘩なんてした事ない…
『好きって言ってよ』
あんなに必死に俺の事を求めてくれたのに…
何故気持ちに答えてやらなかった?
:08/04/01 23:55
:F905i
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#272 [YOU]
でも…別れの日は近い。変に期待させても、お互いが辛くなるだけ…
一言…気持ちを伝えておけば良かったかな??
後悔の念に駆られてタバコをくわえていた。
扉の開く音がする。そこから顔を覗かせているのは…
紛れもない、俺の宝物
『おっ…おはよう!』
:08/04/01 23:58
:F905i
:0OV74frw
#273 [YOU]
少し照れながら近づいてくる。
『おはよ』
当たり前の挨拶なのに、お互いによそよそしい…
『これ、作ってきたんだ!!』
ボックスの中身は、それは形の悪いサンドイッチだった。
でも、作っている姿を想像しただけで抱きしめたいほど愛しさがこみ上げてきた。
:08/04/02 00:01
:F905i
:/tEK4x0Y
#274 [YOU]
味はうまかった…
こんな事されたら別れが辛くなると判っているが素直に…行動した方がいいと自分の心が言っている。
凛を俺に近寄らせ口に付いているタマゴをキスで取ってやった。
『ロク!!』
顔を真っ赤にして驚くから、もっとからかいたくなる…
腰を引き寄せ、顎をつかみ、思い切り深くて熱いキスをした。
:08/04/02 00:05
:F905i
:/tEK4x0Y
#275 [YOU]
―…どんどん俺の熱で溶けていく。
全て俺の物にしたい。独占したい。
凛は今までこんな事を思ってくれただろうか…
少しでも俺を独占したいと…
『ふっ…ンッ…』
バタッっと音を立ててベッドに倒れた。
心配して覗きこんだら顔が有り得ないぐらい赤かった。
:08/04/02 00:09
:F905i
:/tEK4x0Y
#276 [YOU]
『キス…うますぎだよ!!スケベ』
涙目で訴えてくる。
―別れの日まで…
あと5日―
喧嘩をしたのが嘘のように俺達は仲良かった。
雪のお守り持っていた犯人もわかったし、
凛の誤解だった。一人で早とちりして、相変わらずだ…
明後日には出発するので凛に旅行の準備をお願いした。
:08/04/02 00:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#277 [YOU]
『屋敷に戻って沖縄行けば?みんな待ってるよ』
『直接行こう、その方が少しでも長くいられるだろ?』
『…………』
無言のまま俺の顔を見ていた。
何か言いたそうだったが、話を進めて何も言わせないようにした。
旅行の間に新しいアパートへ荷物を全て運んでくれるらしい。
:08/04/02 00:17
:F905i
:/tEK4x0Y
#278 [YOU]
『じゃあ、今日夜にくるからね』
『いや…夜はいいよ』
『…なんで?』
また、悲しそうな表情をしたので、顔を近付け、軽いキスをした。
『これ以上の事したくなるから…ダーメ。旅行の準備頼んだぞ?』
凛は精一杯の平常心を保ったつもりだろう…
『わかった!じゃーね』
:08/04/02 00:20
:F905i
:/tEK4x0Y
#279 [YOU]
振り返った瞬間、ドアに顔面をぶつけてしまった。
本当に面白い奴…
―別れの日まで
あと4日―
朝から来客がやたら多くきた。
大須賀家の兄貴達が別れの挨拶に来てくれた。
本当…みんな良い人ばかりだった。途中、目頭が熱くなったが、涙なんて…恥ずかしくて見せられない。
:08/04/02 00:24
:F905i
:/tEK4x0Y
#280 [YOU]
一方徠は、俺の為に手続きなど色々迷惑をかけている…
感謝の気持ちでいっぱいだ。
夕方になって、バテバテの凛が帰ってきた。
『おかえり…』
『ただいまぁ』
明日から沖縄だ…凛はやたらテンションが高い。
こんな姿を何十年も見ているのに、全く飽きがこない…
:08/04/02 00:28
:F905i
:/tEK4x0Y
#281 [YOU]
明日は、朝一の飛行機で行くから、お世話になった病院の人達にも挨拶をしておいた。
よれは早く眠った。
凛はスヤスヤ寝ているが、俺は中々眠る事が出来なかった。
あと、何日凛の顔がみれる?
あとどれだけの言葉を交わせる?
あと、何日お前の笑顔がみれる?
:08/04/02 00:32
:F905i
:/tEK4x0Y
#282 [YOU]
:08/04/02 00:34
:F905i
:/tEK4x0Y
#283 [YOU]
#281で訂正です

よれは早く眠った×
夜は早く眠った○です。スミマセン

:08/04/02 20:09
:F905i
:/tEK4x0Y
#284 [YOU]
凛の顔を見ていたら空が明るくなった。
最高の思い出を残してやろう…
『時間だぞ?起きろ』
病院を出て空港に向かった。
隣で凛は喜んでいる。
でも、俺の心の中は真っ暗だよ。
:08/04/02 22:10
:F905i
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#285 [YOU]
飛行機に乗った時点で夜眠れなかったのでいつの間にか寝ていた。
沖縄の空は俺の心のように曇っていた。
10月だから観光客もまばらだ…
泳げるわけでもないし、でも、凛が望んだ場所だし…
文句はない。
『昨日、寝てないの?』
俺は大あくびしながら目をこすっていた。
:08/04/02 22:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#286 [YOU]
『あぁ…あんまりね、凛の寝顔見ていたらいつの間にか朝だった』
『ふーん』
顔が赤くなってる…
自分から聞いておいて、面白い奴。
空港からレンタカーを借りてホテルまでいった。
パシャ
『何??』
『ロクといっぱい写真撮りたい!後で一緒にとろうね』
:08/04/02 22:17
:F905i
:/tEK4x0Y
#287 [YOU]
そうだな…と言ってホテルに車を飛ばした。
チェックインを済ませ、部屋まで案内をしてもらった。
案内係がいなくなった瞬間…凛はダッシュでベッドルームへ行き、ダイブしていた。
『ロク!すごいよ!!王様まみたいじゃない?』
一人で大はしゃぎだ…
確かに良い所だ。
扉を開けると高い天井、リビングはだだっ広い。
:08/04/02 22:21
:F905i
:/tEK4x0Y
#288 [YOU]
ベッドルームも上から天蓋が下がっていて、キングサイズのベッドは見事な造りだ。
一番の見所はテラスだろう…
絵画を切り取ってはめ込んだような海…地平線がすごい。
夕日が見えたら最高だなぁ…と思いながらタバコに火をつける。
違う土地にきたらタバコまでうまく感じてしまう。
『外にでるかぁー!!』
:08/04/02 22:25
:F905i
:/tEK4x0Y
#289 [YOU]
大きく両手を上にあげて背伸びをしながら振り返ると…
バスローブをみ着てめちゃくちゃリラックスモードに入ってる奴がいた。
『…凛』
『だってさ!フカフカだよ?ログも着てみたら?風呂もすごいよ!大理石でさ、ジャグジーも外にあるよ!?』
俺の腕をひっぱって風呂に連れて行く。
誘ってんのかな?と思いつつも一緒に行く俺もバカ…
:08/04/02 22:30
:F905i
:/tEK4x0Y
#290 [YOU]
行ってみると確かに凄い風呂だった。
海が丸見え…プライベートビーチもある。
夏に来れたら最高だろうな。
外にあるジャグジーから海を眺めていた。
『観光に行かなくていいのか?せっかくの沖縄だぞ』
子供のようにジャグジーに足を入れてバタバタしていた。
凛は俺の顔をしばらく見て、立ち上がった。
:08/04/02 22:35
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:/tEK4x0Y
#291 [YOU]
『だよね、せっかく来たんだもん、外に行こうか』
とジャンプしてこっちに来ようとした瞬間足を滑らせた。
『バカ!あぶない!!』
バシャ―――――ン!!
『……………』
くわえていたタバコはびしょびしょ…俺達2人はジャグジーの中に見事に落ちた。
『――…凛』
:08/04/02 22:39
:F905i
:/tEK4x0Y
#292 [YOU]
『観光しようかって時にお前…』
塗れた髪をかき上げて睨まれてる…
でも、かっこいぃ。心臓がドキドキいってる。
:08/04/02 22:42
:F905i
:/tEK4x0Y
#293 [YOU]
『おい!聞いてるのか?』
僕はロクに見とれてしまって返事を返すのを忘れた。
『顔赤いぞ?熱あるかも、早くあがれ着替えろ!!』
タオルを渡されとりあえず体を拭いていた。
やばい…変に意識してきちゃった。
この前の病院での事が思い出されて…
さらに顔が赤くなる。
:08/04/02 22:47
:F905i
:/tEK4x0Y
#294 [YOU]
ロクがフロントに電話して何か言ってる…体温計だの、氷枕だの…
『ロク!!大丈夫だって、熱とかないから!』
ロクはフロントに謝り、本当に熱がないか僕の首に手をやる。
『着替えろ…早くしないと本当に風邪ひくぞ?』
僕は頷き服を持って着替えだした。
ロクが目の前で服を脱ぎだした。
:08/04/02 22:51
:F905i
:/tEK4x0Y
#295 [YOU]
バランスの整った体に僕は見とれていた…
やばい!ダメだ!!まともに顔なんて見ることが出来ない…
僕は急いで服を持ってバスルームへ行った。
僕は座り込み、熱っぽいため息をついた…
あんなに容姿端麗で…完璧な人みたことないよ。
でも…ロクに惚れてるからかな??
あまりバスルームに長くいるとおかしく思われるので、バスローブを一枚羽織り出て行った。
:08/04/02 22:56
:F905i
:/tEK4x0Y
#296 [YOU]
バスルームにでると、テラスに腰かけ座ってる姿を見つけた。
本当…ムカつくほど決まってる。
そう思いながら近づいて行った。リビングのテーブルにウェルカムドリンクとフルーツがあったはず…
シャンパンがない…
まさか!!ロク、昼間から??
『ロク?』
飲んでるよー。笑いながらグラスを少し挙げてきた。ホストかよ!!と心の中で思いながらも近付いて行く。
:08/04/02 23:01
:F905i
:/tEK4x0Y
#297 [YOU]
あ――――!!
俺の根性なし!!ロクに近づく度に心臓の音が大きくなっていくのがわかる。
『髪…ちゃんと乾かせよ、こっちこい』
おもむろに立ち上がりリビングのソファに座らされ、ロクがドライヤーを持ってきた。
『もうちょっと、自分の体に優しくしてやれよ』
とブツブツ言いながらタオルで拭いてくれた。
:08/04/02 23:05
:F905i
:/tEK4x0Y
#298 [YOU]
バスローブの胸元から…肌が見える。
どうしよう…顔が赤くなってないかな?
ロクのコロンの匂いと…バスローブから見える肌で…僕…
――ポタ…―…ポタ
『ん?』
僕の膝の上に赤い点が落ちていた。
『何してんだ!早く横になれよ』
僕は事態を把握できずいた。
:08/04/02 23:11
:F905i
:/tEK4x0Y
#299 [YOU]
ティッシュを鼻に当てられ、いつの間にかロクの顔が真上にあった。
ボォーっとしていたら、笑いを必死に堪えているロクがいた。
そう…僕はロクの体に欲情して鼻血を出してしまったのだ。
『笑えばいーじゃん!』
やけくそになって僕が言ったら、待ってました!と言わんばかりに大爆笑しだした。
大好きな男の体に欲情した僕はバカですよ!!
:08/04/02 23:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#300 [YOU]
悔しさで涙が出そうになったけど、必死で我慢した。
『本当に…手の掛かる兄貴だな、まぁ…そこが可愛くて仕方ないんだけどね』
『可愛い!?フガッ…言うな!男に』
鼻にティッシュを当てられてるからうまく話せない。またロクが笑い出した。
ごめんって言ってるけど、顔が思い切り笑ってるし!!
:08/04/02 23:19
:F905i
:/tEK4x0Y
#301 [YOU]
僕は大きなため息をついて、目を閉じた。
見下ろしていると、凛が静かになった。
今更ながらだが、旅行なんて来て良かったか困惑する…
:08/04/02 23:20
:F905i
:/tEK4x0Y
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