☆ヒカリ☆BLです。
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#401 [YOU]
隣に座ってきて「大丈夫」と言ってニコニコしている。
テラスにいたらまた、ぶり返しそうだし…。
――――凛side――――
ただソファに座ってテレビを見ているだけなのに、すっごい幸せ!!
肩には…手が回されて、その辺りが熱い…
とりあえずパジャマじゃだらしないと思ったので、着替えに行こうと思って、立ち上がった。
:08/04/17 22:52
:F905i
:HKE4Zmr.
#402 [YOU]
:08/04/17 22:54
:F905i
:HKE4Zmr.
#403 [みぃ]
:08/04/20 09:49
:P905i
:wgHLhoSc
#404 [(´・ω・`)]
:08/04/20 18:33
:F703i
:iNcQc8Ho
#405 [YOU]
みぃさん


アゲアゲありがとうです

今日の夜

更新いたします

応援よろしくお願いしますm(_ _)m

:08/04/20 20:29
:F905i
:e2IOd8Fg
#406 [YOU]
:08/04/20 20:35
:F905i
:e2IOd8Fg
#407 [YOU]
『どうした?』
『うん、着替えてくるよ…ご飯食べにでるでしょ?』
ん?考えてる…何を?
『いや、部屋で食べよう。そのままでいいよ』
外に出たかったのになぁ…ロクと一緒に歩きたかった。
『明日の為にとっておこう』
えっ…?心を読まれてるみたいで驚いた。
:08/04/20 22:19
:F905i
:e2IOd8Fg
#408 [YOU]
『そだね…』
またソファに座り直し、テレビを見出した。
正直…もっとロクと触れ合いたい…こんな事知られたら恥ずかしいけど…
『あっ!!』
突然ポケットに手を入れて何かを探している。
おまけに携帯を持って来いと言われ…
訳も分からず言う事を聞いてリビングへ戻った。
小さな紙袋を手渡された。
:08/04/20 22:23
:F905i
:e2IOd8Fg
#409 [YOU]
『何これ…』
『あげる。』
紙袋を開けてみると、綺麗な石が付いてるストラップだった。
『くれるの!?綺麗な色…ありがとう』
ロクから貰ったプレゼント…嬉しい。
僕はついつい抱きついてしまった。
:08/04/20 22:27
:F905i
:e2IOd8Fg
#410 [YOU]
『ありがとう!本当にありがとう!!』
『いーよ、安物だし…凛にも前に貰ったし』
そう言って左手首のブレスレットを見せてきた。
『ううん、一生大切にするよ!ありがとう』
『気に入ってもらえて良かった』
しばらく僕は一人興奮していた…
気がついてロクを見てみた…
:08/04/20 22:32
:F905i
:e2IOd8Fg
#411 [YOU]
『ロク?どうしたの?』
『…ん、なんでもない』
どうしたんだろう…今隣でロクは何を考えてるんだろう。
沖縄にきて、少し様子がおかしい。
誰かの事…考えてるのかな?
フワッ…
―――えっ!?え?
顔をしたに向けるとつむじが見えた。
:08/04/20 22:36
:F905i
:e2IOd8Fg
#412 [YOU]
『お前の匂いって…なんか落ち着く』
そう言うと静かに腰に手を回してきた。
僕の胸で大きなため息をついている。
ロクの方がよっぽど僕には落ち着くんですけど!!気づいてなさそうだけど…
グゥ―――――…
『えっ??』
僕だ…あーぁ…せっかくのまったりモードだったのに…
:08/04/20 22:40
:F905i
:e2IOd8Fg
#413 [YOU]
下を見るとロクの肩が小刻みに震えている。
『あ゙ー!!まただ!笑いたかったら笑えばいいじゃん!』
どうやらロクは我慢の限界だったらしい…
涙を流しながら爆笑している。
でも、そんな姿もムカつくほどカッコイい。
『お腹空いたの?』
『そうだよ!!悪い!?』
:08/04/20 22:45
:F905i
:e2IOd8Fg
#414 [YOU]
いつもいいムードの時に僕は…
本当にイヤになるよ!!
「ごめん」とロクは後ろから抱き締めてくるけど…
はぁ…自分が情けない。
『何食べる?』
後ろから手を回され、ロクに包まれるような形でメニューを見ていた。
やばい…今更ドキドキしてきた。
『あの…』
:08/04/20 22:49
:F905i
:e2IOd8Fg
#415 [YOU]
『どうした?』
『そんなに密着されると選びにくいんですけど』
『…そっ?』
そうだろ!!普通に心臓がバクバクだよ!!
ロクがフロントに電話している間、テーブルを片付けたりしていた。
やっぱりパジャマじゃだらしないから着替えよう…
着替えてリビングに戻るとロクはテラスにいた。
:08/04/20 22:54
:F905i
:e2IOd8Fg
#416 [YOU]
誰かと電話してる…誰?
静かに近づいて話を聞こうと思ったけど、気づかれたかのようにいいタイミングで電話を切った。
潮風がロクの綺麗な髪を撫でていた。
いいなぁ…僕もロクの髪を撫でたい。
風にまで嫉妬してしまう自分が恥ずかしかった。
デジカメを取り出して枚数を確認してみると100枚以上撮っていた。
:08/04/20 22:58
:F905i
:e2IOd8Fg
#417 [YOU]
この後ろ姿も好きだなぁ…
パシャ…
『何やってんだ、バカ』
優しく笑うロクを見て軽い目眩を覚えた。
そして…つくずく思った。
―…愛してる。
『凛?』
『えっ?はい』
『どうした…ボォーっとして』
:08/04/20 23:02
:F905i
:e2IOd8Fg
#418 [YOU]
格好良すぎて見とれてましたなんて…口が裂けても言えない!!
『別に!』
『………?』
やばいよ…自分からロクをほしがってる。
だって、さっきから体が熱い!!
必死に目を反らしたり、話題を変えてみるけど…ダメだ!!
顔…ブサイクになってないかな、変な汗までかいてきた!!
とにかく、この場をどうにか切り抜けなければ…と思っていた矢先、フワッと体が浮いた。
:08/04/20 23:08
:F905i
:e2IOd8Fg
#419 [YOU]
『えっ!!』
『お前…熱あがってない?こんなに汗かいて』
僕はソファに寝かされた。熱はないと思う…
ロクへの熱は温度計があったら爆発してしまいそうだけど…
体温計を持ってソファの前に座り、僕に差し出してきた。
でも、熱を測らなかった。
ちがう…そうじゃなくて
:08/04/20 23:12
:F905i
:e2IOd8Fg
#420 [YOU]
『絶対熱あるって、ベッド行こう…凛』
――…だから
『…………ちがぅ…』
『どうした?どうして目を合わせない?』
『ロク…僕を抱いてよ』
『………り‥ん?』
:08/04/20 23:15
:F905i
:e2IOd8Fg
#421 [YOU]
:08/04/20 23:18
:F905i
:e2IOd8Fg
#422 [YOU]
言った…
言っちゃったよ!!パニックに落ちていたら、また体が浮いた!
『ロク!!』
僕をお姫様抱っこしてベッドルームに連れて行き押し倒された。
キスされそうになってうっとりしそうだったけど…今日は…
『待って!!』
『…どうした』
:08/04/22 19:16
:F905i
:uNLL90qA
#423 [YOU]
僕はベッドから起き上がり、正座をした。
いつも、ロクにしてもらってばかり…だし…。
『何してる!!』
ズボンに手を掛けてベルトを外した。
――…恥ずかしくて死にそう。
『僕がしたい…いつも…やってもらうばかりは、ヤダよ』
ロクの表情は明らかに驚いている。
:08/04/22 19:19
:F905i
:uNLL90qA
#424 [YOU]
でも、すぐにいつもの顔に戻った。
『いいよ…無理しなくて、ありがとう』
そう言われて引く僕ではない!!
でも…どうしよう!自分でやると言ったものの…ロクのズボンを下げて、マジマジと見ると…
デカい!!むっ…無理かも。
こうなったら気合いだ!!
:08/04/22 19:23
:F905i
:uNLL90qA
#425 [YOU]
『凛…無理するな』
そんなロクの声を無視して少しずつ口の中に入れてみた。
ロクがいつも僕にしてくれる光景を思い出しながら…
上下に手と口を動かすとロクが徐々に膨らんでいく…
顔を見るとなんだか苦しそうだ…
:08/04/22 19:26
:F905i
:uNLL90qA
#426 [YOU]
『クッ…』
ロクが僕の髪を少し強めに撫でてきた。
『…‥ツッ…凛、もうやめろ…』
『…んっ…フッ…』
ロクが声をかけたのに全く気づかなかった僕は夢中で舌を使ったり…一生懸命だった。
次の瞬間、ドクンと脈を打ったロクが口の中ではじけた。
いきなり頭を掴まれ無理矢理離された。
:08/04/23 00:56
:F905i
:W9CJOFk.
#427 [YOU]
『ハッ…あっ…』
生温かい物が口の中から出てきた。
『すまん!!凛!』
ロクは慌てふためいているけど、僕は何も聞こえない。
しばらくしてやっとロクと目が合った…
僕らは額を合わせて恥ずかしそうに笑った。
『ありがとう…』
:08/04/23 00:59
:F905i
:W9CJOFk.
#428 [YOU]
ゆっくりと僕をベッドに倒し、キスをした。
『…ロク…‥』
やっぱり馴れない…最大限の注意をしながら僕に触れてくるけど…
この瞬間だけは…
『アッ…いやっ…』
涙がでる…指が一本ずつ増やされるけど…
『凛…いいか?』
頷く事しか出来なかった…
『いっ…アァン…ロク!!ロク!!』
:08/04/23 01:04
:F905i
:W9CJOFk.
#429 [YOU]
ゆっくりとロクが入ってくる…
後ろから攻められ、また違う感覚が襲ってくる。
『凛…凛…』
顔が見えないけど…とても苦しそうに僕の名前を呼ぶ…
『アッ…ンン!!…もっと…来て』
それから僕達は何度も何度も愛し合った。
:08/04/23 01:09
:F905i
:W9CJOFk.
#430 [YOU]
気付いたらもう深夜だった…
バスルームでも僕等は愛し合い…僕は、最高の時間を過ごせた。
リビングに戻り、テーブルの上に料理が置かれてる事に気付いたら。
『…冷え切ってる』
でも、よっぽど2人共空腹だったのだろう。
一気に平らげてしまった。
:08/04/23 01:12
:F905i
:W9CJOFk.
#431 [YOU]
―――ロクside――――
食事を終えてソファでくつろいでいた…
凛を見ると軽く疲れが見えるような気がした。
『眠いか…?』
猫っ毛のつむじが少し動いてゆっくりこっちを見る。
目が合うと自然に笑みがこぼれる。
グレー色の大きな瞳に吸い込まれそうだ…
『大丈夫…』
:08/04/23 01:16
:F905i
:W9CJOFk.
#432 [YOU]
そう言って俺の腕に絡まって、またテレビを見出した。
このまま…本当に時が止まればいいのに。
明日の夜には…
―――…ん?
隣を見るとスヤスヤと寝息を立てている宝物がいた。
風邪を引かれると困るのでベッドに連れて行こうとしたら…
『このまま…このままでね』
:08/04/23 01:19
:F905i
:W9CJOFk.
#433 [YOU]
『わかった、毛布取りに行ってくるから待ってろ』
無言で頷きまた寝息をたてだした。
ベッドルームへ行き、毛布を取ろうとした…
スーツケースから見た事ある物が出ていた。
『これ…』
そう…中学の時にあげた誕生日プレゼント。ピンクのブランケット…
なんでこんなの持ってきてんだ??
:08/04/23 01:22
:F905i
:W9CJOFk.
#434 [YOU]
自然に笑いが出てきた。
ブランケットを持ってみるとフワッと匂いがした。
俺の香水の香りだ…
それを持ってソファで眠る凛の所へ戻った。
ぐっすり眠っている…隣にすわりブランケットを掛けてやると、またすぐ腕に巻き付いてきた。
テラスの方へ目をやると外がうっすら明るい…
:08/04/23 01:26
:F905i
:W9CJOFk.
#435 [YOU]
時計に目をやるともう5時だった…
朝日が見れるかもしれないな。
そう思って空を見ていた。
すると…頬に暖かい物が流れてきた。
――――涙…?
なんで止まらない?
でも、凛は眠っているから…
別れの涙は絶対に流さない…今だけいいだろ?
:08/04/23 01:30
:F905i
:W9CJOFk.
#436 [YOU]
:08/04/23 01:31
:F905i
:W9CJOFk.
#437 [YOU]
水平線の先から一筋の光が広がり、海をオレンジ色に染めていく…
『おい、起きろ…』
『…ンッ…ん』
目をこすりながら、なぜ起こされたか事態を把握できずにいた。
でも、凛の伏せていた目が自然と光の方に向いていった。
グレーの大きな瞳を見開き瞬きを忘れている。
『…すごい』
:08/04/23 22:02
:F905i
:W9CJOFk.
#438 [YOU]
ソファから立ち上がり、テラスに走って行った。
『ロク!!早く来て!凄いよ!!』
完璧、目が覚めたんだろう…ピョンピョン跳ねたり両手を広げて何か言ってる。
そんな姿を撮られてるなんて知らないだろうな…
『これ、大切にしてくれてたんだ…』
:08/04/23 22:06
:F905i
:W9CJOFk.
#439 [YOU]
肩にブランケットを掛けてやると、それを見て恥ずかしかったのか、頭からかぶって朝日を見ていた。
しばらく、俺たちは朝日を見ていたが、隣で手を合わせて何やらお願いをしだした。
『何、お願いしてるんだ?』
静かに顔を上げて俺を見る…
『ロクとおじいちゃんになっても2人幸せで居られますように』
『…‥‥…』
:08/04/23 22:09
:F905i
:W9CJOFk.
#440 [YOU]
そんな…そんな事を言わないでくれ。
胸が締め付けられて、苦しい…
俺は…今からお前に酷い事をするのに…
目の前で微笑む宝物と別れないといけないのに…
『ロク?』
『綺麗だな…本当に』
俺は凛を静かに抱きしめた。
:08/04/23 22:13
:F905i
:W9CJOFk.
#441 [YOU]
――別れの日まで…
あと…1日――
『観光に行くまで時間あるから少し眠ろうか』
『うん』
昨日徹夜したせいで俺はベッドに入るとすぐ眠った。
――――凛side――――
―――パチッ
:08/04/23 22:16
:F905i
:W9CJOFk.
#442 [YOU]
あれ…?
何時間眠ったんだろう?ベッド脇の時計を見ると一時間しか眠っていない。
だって、僕は普通に爆睡してたんだもんなぁ…
隣を見ると静かに寝息を立てているロクがいた。
恐る恐る顔を近づけて見てみると…
『やっぱり、かっこいい』
髪はサラサラ、鼻筋はしっかり通ってるし、顔も小さい…
睫毛ながっ!!
:08/04/23 22:20
:F905i
:W9CJOFk.
#443 [YOU]
着物とか着たら絶対に格好いいよなぁ…
僕は一人で妄想しながらニヤニヤしていた。
写真、撮ってもいいかな?
静かにベッドから下りてデジカメを取りにいった。
ベッドルームに戻り、僕の目に映った物は!!
おでこ出して寝てるロクだ!!
:08/04/23 22:23
:F905i
:W9CJOFk.
#444 [YOU]
ヤバイ…可愛すぎる…
これは撮っておかないと!!
『ん゙――…』
やばい!!起きる。
静かにベッドへ戻り、寝たふりをしていた。
後ろから手が伸びてきて僕の腰を強く抱く…
頬が熱い!!
こんな…ちょっと…近すぎる。
:08/04/23 22:26
:F905i
:W9CJOFk.
#445 [YOU]
首筋には寝息が掛かってきて、甘い…コロンの香りもする。
足を絡めてきて…
ヤバイ!!心臓の音が尋常ではない!!
『心臓の音…凄いね』
なにぃ―――――――!!
『ロク!!』
:08/04/23 22:30
:F905i
:W9CJOFk.
#446 [YOU]
『ん〜??』
『起きてたの!?』
『ベッドに戻っただろ?それで目が覚めた』
『ヒドいよ!』
僕の首筋にキスをして僕から離れない。
なんか…猫みたい。
じゃれてくる姿がまたドキドキする。
『じゃ…出掛ける準備するか!?』
:08/04/23 22:34
:F905i
:W9CJOFk.
#447 [YOU]
…観光より、ベッドでこうしていたいなんて、考える僕はやらしいかな?
『凛?どうした?』
『あのぉ…』
不思議そうに見てくる眼差しが優しすぎて泣きたくなる…
明日には屋敷に帰らないといけないし…
こんなにべったり、絶対出来ないし。
『このまま…』
:08/04/23 22:59
:F905i
:W9CJOFk.
#448 [YOU]
『このまま?』
オウム返しのように言う僕をロクが面白がって、僕の頬を撫でてきた…
『どうした?』
『このまま、今日は……‥ホテルに居たい』
言えた!こんな短い言葉を言うのにどれだけ力を振り絞ったか…
『今日が最後だぞ?いいのか?色々見たがってたじゃないか』
:08/04/23 23:02
:F905i
:W9CJOFk.
#449 [YOU]
―――ロクside――――
何を言っても凛は外に出たがらない。
色々、写真撮ったりしたかったのになぁ。
『ロクがいれば…それだけで…いい…』
『……………』
これから先、俺の事をここまで愛してくれる奴に出会えるんだろうか…
『ありがとう…凛』
:08/04/23 23:05
:F905i
:W9CJOFk.
#450 [YOU]
『えっ!?何が!?僕思いっきり我が儘言ったんですけど!!』
目の前であたふたしながら軽いパニックを起こしている。
『いや…んじゃ、まったりしますかぁ〜!』
『うわっ!!』
ベッドに凛を押し倒し抱き締めた。
やっぱりこの匂い落ち着くなぁ…
2人で映画を観たり…海へ散歩したり…
:08/04/23 23:08
:F905i
:W9CJOFk.
#451 [YOU]
当たり前の幸せを俺は噛みしめた…
手をつなぎ、抱き締め…笑い合う。
幸せな時間はあっという間に終わりを迎える…
『夜になっちゃったね…』
寂しそうに落ち込む凛を見るのは辛い…
『美味いもんでも食べにいくか?』
ううん…と首を振っていた。
:08/04/23 23:11
:F905i
:W9CJOFk.
#452 [YOU]
凛も明日、帰らないといけないのがイヤなんだろうな…
―…ポタ……ポタ
握っていた俺の手のひらに何かが落ちてきた。
そう…俺は最後の日でさえ、凛を泣かせてしまった。
『泣くなよ…』
何を話しているか分からない程泣き出した。
抱きしめて背中を撫でるが、止まらない…
『ロ…クぅ…一緒に…』
:08/04/23 23:17
:F905i
:W9CJOFk.
#453 [YOU]
『一緒に?』
『一緒にいたいよぉ〜!!』
この言葉を最後にまた勢いよく泣き出した。
『バカ…一緒だろ?泣くなよ』
俺は嘘つきだ…罪悪感に駆られて胸が痛い。
『ここに…ずっと居たい』
:08/04/23 23:19
:F905i
:W9CJOFk.
#454 [YOU]
鼻をずるずるさせながら言った。
そんな光景がおかしくなって、クスクス笑ってしまった。
『何がおかしーんだよ!!』
さっきまで泣いていた何とかだな…
笑いが止まらなくなった。
『本当にお前は可愛いな、このまま時間が止まればいいのに…』
頭をグシャグシャ撫でると口をいっぱいに膨らませて怒ってる。
:08/04/23 23:23
:F905i
:W9CJOFk.
#455 [YOU]
『どーせ、僕は泣き虫だよ!!』
『だな…そんなお前の相手は俺しか居ないな』
また、凛に笑顔が戻った。食事をしながらお酒を呑んだ。
凛の好きなお酒に睡眠薬を混ぜて飲ませた。
少量ずつ…急に眠る事はない、ゆっくりと時間をかけた。
眠っている凛をベッドルームに連れて行き、サイドテーブルにカメラを置いた。
:08/04/23 23:28
:F905i
:W9CJOFk.
#456 [YOU]
テラスでタバコを吸いながら徠に電話した。
【もしもし】
久々に聞く落ち着いた声…
『準備できた、帰るから』
【……そうか、わかった】
もう一本タバコを吸い、ベッドルームへ行った。
スヤスヤ気持ちいい寝息を立てている凛に話しかけた。
:08/04/23 23:31
:F905i
:W9CJOFk.
#457 [YOU]
『凛?お前は本当に泣き虫で…この先、心配だよ』
『…………』
『もう…俺の為に泣かないでくれ』
凛が起きている時に伝えたかった…
何年たっても、俺を忘れないでほしい…
その…笑顔だけは無くさないでほしい…
眠り続けている凛に軽くキスをして、部屋を出た。
:08/04/23 23:35
:F905i
:W9CJOFk.
#458 [YOU]
ホテルを出る時…
何度引き返そうとしたか…
独りぼっちにしたくない!!一生あいつの側にいたい!
俺以外に誰も好きになってほしくない。
凛…これだけは絶対に忘れないで欲しい。
お前を永遠に愛している事を…
:08/04/23 23:38
:F905i
:W9CJOFk.
#459 [YOU]
:08/04/23 23:42
:F905i
:W9CJOFk.
#460 [YOU]
空港に着き、タクシーに乗った…
隣に凛が居ない…
でも、俺の選んだ道だ…
俺は…心を封印する。誰も、愛さない。
凛以外は…
:08/04/26 01:14
:F905i
:i820wetM
#461 [YOU]
徠のマンションへ行き、チャイムを鳴らすと雪が出てきた。
『おかえり…』
なんだか雪の様子がおかしい。
気にせず俺は上がった。
『お前一人?徠は?』
『出掛けてる』
ソファに座りしばらくボォーっとしていた。
:08/04/26 01:17
:F905i
:i820wetM
#462 [YOU]
急に現実に戻されて、物事がうまく把握出来ていない俺が居る…
まだ…凛の温もりが残っている…
あいつ…まだ寝てるかな?
もし、起きていたら泣いてないだろうか…
『凛ちゃんの事…考えてる?』
:08/04/26 01:20
:F905i
:i820wetM
#463 [YOU]
――――ドキッ!!
『………いや』
雪が隣に座ってきた。
『本当にいいの?失いたくないんでしょ!?』
『………』
『大人だからって感情まで捨てて生きていかないといけないの!?』
:08/04/26 01:22
:F905i
:i820wetM
#464 [YOU]
俺達の事…何も知らない雪にとやかく言われるのは正直ムカついた。
『人生一度じゃん!誰にも渡したくないなら沖縄に戻りなよ!!』
『うるさい!!』
俺は…子供相手にムキになって、挙げ句の果てに説教されて。
何やってんだ?
:08/04/26 01:25
:F905i
:i820wetM
#465 [YOU]
『こんな…男らしくない人が兄貴なんて最低よ!!』
雪は怒鳴った。
ちょっと待てよ…兄??こいつは何を言ってるんだ??
お互い睨み合ったままだった。
雪が目をそらし、テーブルの上に白い紙を置いた。
開いてみると、そこには驚きの事実が記載されていた。
:08/04/26 01:29
:F905i
:i820wetM
#466 [YOU]
―戸籍謄本…
長男 ロク
長女 雪
何だこれ…
『徠おじさんが…あなたと凛ちゃんが沖縄に行った時くれた』
『俺達…兄妹なのか…?』
:08/04/26 01:32
:F905i
:i820wetM
#467 [YOU]
雪は無言で頷いて座り込んだ…
目に涙を溜めながら。
『やっと…やっと、会えたのに!!』
俺の妹…。
雪のそばに駆け寄り俺は抱きしめる事しかできなかった。
俺達は記憶もない頃に引き離された…
:08/04/26 01:34
:F905i
:i820wetM
#468 [YOU]
雪は16年間、本当に辛い思いをさせてしまった。
きっと、独りぼっちで…泣いていたんだろう。
やっと、逢えた…
『…お兄ィ…ちゃ…』
『ごめんな、雪…長い間待たせてごめん』
:08/04/26 01:37
:F905i
:i820wetM
#469 [YOU]
:08/04/26 01:38
:F905i
:i820wetM
#470 [YOU]
―――沖縄…凛side
『んっ…んー…』
目を覚ますと、隣にロクの姿がない…
海にでも行ったかな?テラスに行き海を眺めて見たけどいない…
『もぉー!!どこに行ったんだよ!』
独り言の用にブツブツ言いながらリビングに向かい、ソファに座った。
:08/04/27 23:22
:F905i
:5og9Wwxo
#471 [YOU]
―――ん…?
なんか違う…辺りを見渡すとなんだか違ってみえた。
変な胸騒ぎを感じた僕はクローゼットへ走った。
『な…んで?』
ロクの荷物が一切ない。
他のクローゼットを開けても、どこを探してもロクの物がない…
:08/04/27 23:26
:F905i
:5og9Wwxo
#472 [YOU]
あるのは…
―吸い殻だけ…
僕は急いで携帯に電話した。
【番号をお確かめのうえ、お掛け直しください…】
『ロク?ロク!?出てよ!!』
その時チャイムが鳴った
:08/04/27 23:29
:F905i
:5og9Wwxo
#473 [YOU]
『ロク!!』
急いで扉を開けた先には…
『徠…なんでここに』
それと、隣に知らない女の人…誰?
『ロクは!?ロクはどこに行った!?』
徠は下を向いたまま何も言ってくれない。
:08/04/27 23:33
:F905i
:5og9Wwxo
#474 [YOU]
部屋の中に入って来ていきなり…
『屋敷に帰るぞ、支度しろ』
『やだ…やだよ!だって、ロクがいないよ』
僕は徠の正面に立ち、胸ぐらを掴んだ。
『徠!ロクはどこ?』
『…………』
:08/04/27 23:39
:F905i
:5og9Wwxo
#475 [YOU]
『徠!答えろ!!』
険しい顔をしていた…
まさか…幸せの絶頂から…どん底に突き落とされるとは…
僕は想像もしていなかった…
『ロクは…もういない…』
:08/04/27 23:41
:F905i
:5og9Wwxo
#476 [YOU]
『………え?』
今まで堪えていた涙がせきを切ったように溢れ出してきた。
ねぇ…ロク?
愛してるって言ってくれたよね?
何度も…何度も…
そこで意識を無くした…
:08/04/27 23:43
:F905i
:5og9Wwxo
#477 [YOU]
:08/04/27 23:44
:F905i
:5og9Wwxo
#478 [YOU]
気がつけば…
病院のベッドの上だった。
目を覚ませば、そこにロクが居ると思っていた。
そこに居たのは、母だった…
何も話したくない。
どうしてロクは僕の前から姿を消したの?
僕…何か悪い事した?それなら、直すから戻って来てよ。
:08/04/29 23:01
:F905i
:664QNgiw
#479 [YOU]
『凛?わかるかい?』
母が何かを言っているけど、そんなのどうでもいいよ…
『可哀想に…あの男のせいだね!?私の凛をこんな目に合わせて!!』
あの…男?誰…?
もうやだ…ロクのいない世界なんて要らない。
―――…死にたい。
:08/04/29 23:05
:F905i
:664QNgiw
#480 [YOU]
夜になっても眠れない。
僕には死ぬ勇気すらない…
誰か、僕を殺してくれたらいいのに…
――――カラカラカラ…
病室のドアが開いた。
暗闇の中、無言で扉の方を見ていた。
『凛?起きてるか?』
:08/04/29 23:08
:F905i
:664QNgiw
#481 [YOU]
この声は…徠?
『……うん』
電気を付けてベッドに腰掛けた。
こんな時間に一体なんなんだ?
『お前に、きちんと伝えないといけない事があるんだ』
えっ!?その言葉を聞いた瞬間、僕は無意識に起き上がっていた。
:08/04/29 23:59
:F905i
:664QNgiw
#482 [YOU]
『何!?早く言って』
徠は真っ直ぐ僕の目を見て話し出した。
『ロクとお前は…双子でも何でもない。赤の他人なんだ』
『う…そだ…』
徠は何も言わない。
僕達は…兄弟でも何でもなかったって?
:08/04/30 00:02
:F905i
:SEXTesfc
#483 [YOU]
―…じゃあ
ロクは、長い間…何のために父や母に暴力を受けていたんだ?
赤の他人の僕にここまでしてくれた…
成長させてくれた。
僕なら絶対そんな事できないよ。
『でも、なんで居なくなるの?』
:08/04/30 00:05
:F905i
:SEXTesfc
#484 [YOU]
僕は…冷静を精一杯保ちながら話た。
『それは、あいつの選んだ道だ…』
僕の事…愛してるって言ってくれたのは嘘じゃないよね?
ロクの笑顔がフラッシュバックして、僕のすべてを支配する…
涙が溢れる…
:08/04/30 00:11
:F905i
:SEXTesfc
#485 [YOU]
僕は…永遠にロクしか愛せないよ。
次は…僕から探してみせる…
悲しくて…死にたくなっても…負けないって約束するよ…
『…ロク……ロクゥ…ありがとう』
『……凛』
:08/04/30 00:14
:F905i
:SEXTesfc
#486 [YOU]
徠が僕を優しく抱きしめてくれた。
ねぇ…ロク?
誰かにこうやって抱き締められて泣くのはもう、ヤメにするから…
強くなるから…ロク。
また…愛してるって言ってくれる?
:08/04/30 00:16
:F905i
:SEXTesfc
#487 [YOU]
いつも僕にくれた笑顔を見せてくれる?
神様…どうか……ヒカリの道を作って、早くロクに逢わせてください。
――――END―――――
:08/04/30 00:18
:F905i
:SEXTesfc
#488 [YOU]
:08/04/30 00:20
:F905i
:SEXTesfc
#489 [我輩は匿名である]
:08/05/17 09:08
:W51SA
:IaiQK2Yo
#490 [YOU]
我輩は匿名さん

アンカーありがとうございます

パートAはまだ続いてますので、そっちもよろしくお願いします


:08/05/17 23:31
:F905i
:S8VJUvjA
#491 [我輩は匿名である]
あげる
:09/02/14 16:44
:824SH
:☆☆☆
#492 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age
:22/10/04 23:23
:Android
:nH.OoPsQ
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