春の希望と・・・【BL】
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#701 [コロ]
 
亀井が意識を取り戻したのは、あと10分後だった。


――――
―――
――

勇気の部屋を一旦出て
望は自分の部屋に戻った
 
 

⏰:09/03/13 00:17 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#702 [コロ]
 
シャワーを浴びて
新しい部屋着に着替えて
窓の近くの床に腰をおろす

望の休日の日課
ひなたぼっこ (光合成)

今は直也も光輝もいないから、ゆっくり出来る。
 
 

⏰:09/03/13 00:23 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#703 [コロ]
 
二人は朝から何処に行ったんだろう?

いろいろ考えながら
ぼんやりしていると
ついついネガティブな
方へ頭がまわる。


嘘をついてる事・・・
石田の事・・・。
 

⏰:09/03/13 01:39 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#704 [コロ]
 
けど、言えるわけない

一度だけじゃなく、もう
何度も犯された。

知られたくない・・・

言っては駄目


言っては駄目・・・
 

⏰:09/03/13 01:45 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#705 [コロ]
 






 コンコン・・――

望「びくッ  」

突然の訪問者。
望は自分の思考が飛んでた事に気が付いた。

⏰:09/03/13 01:51 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#706 [コロ]
 
慌てて入口の方へ向かい、扉を開ける。

そして、そこに居たのは
予想もしてなかった人物だった。

望「さ、斎藤くん・・・;」

古賀と石田のグループに
パシリにされている
斎藤だった。
 

⏰:09/03/13 02:10 📱:SH700i 🆔:WenswzPI


#707 [コロ]
 
前に斎藤と会った時は
石田の伝言を彼が望に
言いに来た時だった。


嫌な予感がする。


斎「石田君から伝言・・・」

望「――・・・な・・に?」
 

⏰:09/03/15 06:13 📱:SH700i 🆔:oCZ0WnGg


#708 [コロ]
 
斎「今夜1時に、石田君の
 部屋に来いって。
 絶対誰にも見られない
 ように・・・」

望「・・・―――」

石田の部屋・・・?

嫌だ・・・行きたくない

斎「あの; 北本く・・・」
 

⏰:09/03/15 06:29 📱:SH700i 🆔:oCZ0WnGg


#709 [コロ]
 
望「行かないとダメ?」

斎「ぇ?」

望「ううん、わかった。
 ざわざさ ありがとう」


望の返事を聞いて
斎藤はその場を後にした
 

⏰:09/03/15 06:36 📱:SH700i 🆔:oCZ0WnGg


#710 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450

⏰:09/03/15 14:05 📱:P906i 🆔:ZDNWJBog


#711 [Ayu]
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700

⏰:09/03/15 16:34 📱:PC 🆔:9n9a24fM


#712 [コロ]
我輩様 Ayu様

アンカありがとうございます(^0^)/

⏰:09/03/16 23:23 📱:SH700i 🆔:KJ.IRtmE


#713 [コロ]
 
部屋の窓際に戻った望は、まるで生気を失った様に
ぼんやりとやり過ごした。

石田からの呼出し・・・

前回からだいぶ日にちがたっていたから、もう悪夢は終わったのかもと思い始めていた。
 

⏰:09/03/18 12:08 📱:SH700i 🆔:vWTfwoRA


#714 [コロ]
 
どうすればいいのか
わからないよ。

勇気に、石田に脅されて
何度も犯されたなんて
知られたくない・・・

でも呼出しを無視したら
すべてをバラされる。

汚されたのが1回じゃないことも、僕の嘘も・・・。
 

⏰:09/03/18 12:25 📱:SH700i 🆔:vWTfwoRA


#715 [コロ]
 
自分の中で勇気の存在は
計り知れないほど
大きくなっている・・・。

何が好きとか、何処が
好きとか、そんなレベル
じゃない。

何も言えないぐらいに
大好きだ・・・

だから余計に嘘が
積み重なってゆく。
 

⏰:09/03/21 04:49 📱:SH700i 🆔:3LYj7DQ6


#716 [コロ]
 
今回の呼出しも
もう何をされるのか
わかっているから
すごく怖い・・・

石田が何を考えて
いるのかわからない

どうして僕なの?

本当に僕が狙いなの?
 
 

⏰:09/03/21 04:54 📱:SH700i 🆔:3LYj7DQ6


#717 [コロ]
 
今まで何も接点が
なかったのに・・・

勇気と古賀が喧嘩してた
時に、少し目を合わせただけだよね?

それが原因・・・?

だとしたら勇気に何か
怨(ウラミ)みがあるとか?
 

⏰:09/03/21 04:58 📱:SH700i 🆔:3LYj7DQ6


#718 [コロ]
 
―――・・・それでもこの事は誰にも言えないし
勇気が原因なら余計に
勇気には知られたくない。


今夜1時・・・どうか、前みたいな酷い事はされませんように。
 
 
 

⏰:09/03/21 05:01 📱:SH700i 🆔:3LYj7DQ6


#719 [コロ]
 
●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/03/21 05:03 📱:SH700i 🆔:3LYj7DQ6


#720 [コロ]
 
――
―――
――・・・

 寮管理人室

磯「邪魔。」

勇「ここで寝ていい?」

磯「だから、邪魔」
 

⏰:09/03/27 07:30 📱:SH700i 🆔:n8gbhtJ2


#721 [コロ]
 
昼を過ぎて暇をしてた
勇気は、寮管室に来ていた

暇な時、勇気はちょくちょく磯矢の元に訪れる。

勇「あ−、なんか・・・
 なんかなぁ――。」

磯「なんだよ;うぜぇ」
 

⏰:09/03/27 07:34 📱:SH700i 🆔:n8gbhtJ2


#722 [コロ]
 
暇潰しに訪れるので
たいした話しはしない。

たまに勇気が磯矢の昔話しを聞いたり、勇気の学校生活を磯矢が聞いたりしている事が多い。

磯「お前、実家帰んの?」

勇「ん〜・・・一応。
 でも、どうしよ」
 

⏰:09/03/27 07:40 📱:SH700i 🆔:n8gbhtJ2


#723 [コロ]
 
磯「・・・悩み?北本か?
 アイツの行動最近
 おかしいよな」

 ドキッ・・・―――

勇「あぁ、なんか
 いろいろあるみたい」

磯「?・・・ンだ、それ。
 何があんだよ」
 

⏰:09/03/27 07:45 📱:SH700i 🆔:n8gbhtJ2


#724 [コロ]
 
鋭くつっこんで来る磯矢をはぐらかそうと、勇気は
色々言ってみるが・・・

普段、勘の良い勇気より
上を行く勘の良さを
磯矢が持っている事は
わかっている。

磯「前に北本が襲われ
 かけたって佐々木が
 言ってたけど・・・
 何か関係あるのか?」

⏰:09/03/28 01:17 📱:SH700i 🆔:4yd/N9FU


#725 [コロ]
 
望の事は、司の口から
磯矢の耳に「襲われかけた」と伝えられているが・・・

ここは、本当の事を言った方が良いに決まってる。

勇「関係・・・あるけど」

磯「言え。」

望は磯矢さんに知られる
事を望んでない。

⏰:09/03/28 01:26 📱:SH700i 🆔:4yd/N9FU


#726 [さん]
読んでてイライラする

石田死んぢゃえよ

⏰:09/03/29 11:41 📱:W52S 🆔:wM2eK706


#727 [さん]
言い忘れホ

大好きですイ
前作から読んでますからテ
頑張って書いてください!!!!!

⏰:09/03/29 11:42 📱:W52S 🆔:wM2eK706


#728 [コロ]
さん様

読んで頂けて嬉しいです!(^O^)
頑張って書いていきますので、応援よろしくお願いします★
石田は卑怯な奴です!
今後の展開楽しみにしてて下さいo(^-^)o

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/03/29 18:05 📱:SH700i 🆔:IPk4gwbc


#729 [コロ]
>>725から

勇「磯矢さん・・・
 望はこの事が知られる
 のを望んでないんだ」

磯「で?」



勇気は望の身に起きた事をゆっくり話し始めた。
 
 

⏰:09/03/30 09:12 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#730 [コロ]
 
やっぱり磯矢さんには
言っておいた方がいい。

言わなかったら、後で
後悔しそうな気がする。


磯矢に全てを話し終えて
勇気は、一つ溜め息をつく
 
 

⏰:09/03/30 09:15 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#731 [コロ]
 

磯「・・・北本の様子で
 なんとなく、そんな
 気はしてたけど・・・。」

磯矢は話しを聞き
さすがにショックだった。

犯人がわかれば、なんとか出来るが・・・。

望は犯人の顔がわからなかったと言ったのだ。

⏰:09/03/30 09:18 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#732 [コロ]
 
それじゃ処分のしようがないじゃないか。

見回りを強化するぐらい
しか、対応できない。


今までこういう事件が
なかったわけじゃない

過去にも暴行、レイプ
など、知らない間におこっていた。

⏰:09/03/30 09:25 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#733 [コロ]
 
もうそんな事が無いように、磯矢は夜中の見回りを
怠った事はないし、生徒達の様子を人一倍気をつけて見てきたつもりだった。

磯「くそッ・・・―――」

勇「犯人さえわかれば
 取っ捕まえて・・・ッ」
 

⏰:09/03/30 09:31 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#734 [コロ]
 
磯「気持ちはわかるが
 お前は生徒だ。
 俺が管理する寮の住人
 でもある・・・無茶な事
 はするな。」

勇「何もするなって
 ことかよ!?」

磯「当たり前だ。
 これは、俺の責任だッ」
 
 

⏰:09/03/30 09:38 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#735 [コロ]
 
勇「ッ・・・―――」

磯「お前がすべき事は
 北本の心のケアだよ。
 
 支えになってやれ・・・」


そう言われて、納得は
しないが・・・磯矢の言い分はもっともだ。
 

⏰:09/03/30 09:42 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#736 [コロ]
 
磯「わかったか?」

勇「――・・・あぁ」

素直さはないけど
勇気なりに納得した返事を聞き、磯矢は少し笑いながらポンと勇気の頭に手を乗せた。
 
 
 

⏰:09/03/30 09:50 📱:SH700i 🆔:/HtmCxew


#737 [コロ]
 
―――
――――・・・

同時刻。石田は食堂で
昼食を済ませた後
1階のホールで誰かの
忘れた雑誌を読んでいた。

頭の隅で、ぼんやりと
斎藤に言い付けた望への
伝言の事を考えてしまう。
 

⏰:09/04/03 01:49 📱:SH700i 🆔:XoUw.DLk


#738 [コロ]
 
北本は来るだろうか?

来るに決まってるな。


2回目の呼び出し以来
今日まで望に接触しなかったのには、それなりに
理由がある。
 

⏰:09/04/03 01:58 📱:SH700i 🆔:XoUw.DLk


#739 [コロ]
 
テストを休まれて
教師にサボリだと思われて理由を聞かれては困るのがひとつ。

明るく真面目なキャラの
望が 毎晩夜中に部屋を
抜け出すのは 同室者に怪しまれてしまうがひとつ。

でも、一番の理由は・・・
 

⏰:09/04/03 02:08 📱:SH700i 🆔:XoUw.DLk


#740 [コロ]
 
望が壊れてしまいそうだったからだ。


初めて呼び出した時は
壊してしまうつもりでいた・・・だけど、2回目の呼び出しで望の顔を見た時、
自分は本当にこんな事が
したかったのかと疑問が
生まれた。
 

⏰:09/04/03 02:16 📱:SH700i 🆔:XoUw.DLk


#741 [コロ]
●きります●

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/04/03 02:24 📱:SH700i 🆔:XoUw.DLk


#742 [我輩は匿名である]
>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800
>>801-1000

⏰:09/04/04 02:16 📱:P906i 🆔:e7Mb7QvY


#743 [コロ]
我輩様

安価ありがとうございますo(^-^)o

⏰:09/04/06 02:18 📱:SH700i 🆔:ZDm2Liuk


#744 [コロ]
 
北本を傷付けたって
中西が事実を知らなければ意味が無い。

石田が望を抱いた事を
勇気が知ることによって
初めて意味があるのだ。

勇気への怨みを晴らす
目的で石田は望に手を出したが・・・
 

⏰:09/04/06 02:38 📱:SH700i 🆔:ZDm2Liuk


#745 [コロ]
 
本人にその事が伝わらなければ、本当に意味が無い。

なら伝えるべきなのか

いや、言ってしまえば
自分と望の関係が
終わってしまうだろう。

理由はわからないが
それは嫌だと思った。
 

⏰:09/04/06 02:44 📱:SH700i 🆔:ZDm2Liuk


#746 [コロ]
 
自分に抱かれている時は、悪魔にでも遭遇してしまったかのようにむせび泣くくせに・・・

勇気の背中を追い掛けるように付いて歩く望の顔は
本当に、本当に幸せそうで

・・・可愛いかった。
 

⏰:09/04/06 02:52 📱:SH700i 🆔:ZDm2Liuk


#747 [コロ]
 
自分にもあの表情を
向けてほしい・・・

泣き顔や怯えた顔だけじゃなく、あの幸せいっぱいの表情が見たい。


―――・・・もっと

別の形で出会いたかった
 
 

⏰:09/04/06 02:59 📱:SH700i 🆔:ZDm2Liuk


#748 [さん]
切ないねぇ

主さん頑張って!!!

⏰:09/04/06 09:15 📱:W52S 🆔:kCasqHfI


#749 [コロ]
さん様

読んでくれてありがとうございますo(^-^)o
暗い話しかもしれませんが、気に入ってもらえたら
うれしいです☆

⏰:09/04/08 18:07 📱:SH700i 🆔:ZhhBlSEc


#750 [コロ]
>>747から


柄にもなく考えて込んでいた事に気付き、石田は
眺めていた雑誌をパタンと閉じて部屋に戻ろうと
重い腰をあげた。

調度その時、
同じタイミングで目の前の寮管室から誰かが出てきた・・・。
 

⏰:09/04/08 18:16 📱:SH700i 🆔:ZhhBlSEc


#751 [コロ]
 
できれば、今一番会いたくない人物・・・

中西 勇気。

勇「!・・・」

石「――・・・。」

こいつの顔を見て、今思い出すのは 「北本 望」。
 

⏰:09/04/08 18:21 📱:SH700i 🆔:ZhhBlSEc


#752 [コロ]
 
北本が好きなわけじゃ
無いのに・・・
何故こんなにイライラ
するんだ。
 
あの表情を独占するのが
こいつだと思うと・・・

全てに腹が立つ。
 
 
 

⏰:09/04/08 18:25 📱:SH700i 🆔:ZhhBlSEc


#753 [コロ]
 
磯「オイ、入口で 何
 突っ立ってんだ。」

勇「ぁ、わりッ」

石「・・・・・・。」


許さない――。

石田は持っていた雑誌を
ソファーに投げつけ
自室にもどって行った。

⏰:09/04/08 19:47 📱:SH700i 🆔:ZhhBlSEc


#754 [コロ]
 
 
―――・・・

その日の夜。

勇気は望の部屋に
来ていた。

今からほんの30分前、
勇気の元へ1本の電話が
かかってきた。
 

⏰:09/04/10 03:52 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#755 [コロ]
 
相手は自分の父で
一週間後の土曜に開かれる父の知り合いのパーティーに、勇気も出席しろ・・・
との事だった。

勇気は渋ったが、どうしても行かなくてはならないらしい。

それを望に言うために
部屋へ来ていた。
 

⏰:09/04/10 03:59 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#756 [コロ]
 
望「パーティーって
 凄いね!楽しそう」

勇「・・・俺は別に行きたく
 ないんだよ。」

望「どうして?」

勇気は望が心配だった。
パーティーの日にちの
4日後に母親の命日が
あるため、最低でも5日は寮を離れる。

⏰:09/04/10 04:06 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#757 [コロ]
 
墓参りだけなら1日か
2日で戻ってこれた。

今、自分は望のそばに居なければならない気がする

そういう勘は当たるから
勇気はパーティーには
出席したくなかった。
 
 

⏰:09/04/10 04:10 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#758 [コロ]
 
望「それにお母さんの
 お墓参りだって 
 あるんだしさぁ・・・」

パーティーはついでだと思えばいいじゃん。

なんて望は言うけど・・・

勇「望は俺と離れて
 寂しくないの?」
 

⏰:09/04/10 04:15 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#759 [コロ]
 
望「!・・・・勇気ッ///」

勇「なぁ、どーなの?」

勇気は望に詰め寄りながら問いただした。

ゆっくりと望をベッドへ追いやり、ベッドの上に来た所で捕まえた。
 
 

⏰:09/04/10 04:20 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#760 [コロ]
 
勇「墓参りは行くけど
 俺はお前と離れたく
 ないんだよ・・・」

望「ぁ/// ゅぅ・・き」

ぎゅっと望の手を握り、
勇気は決して目を反らさずに話した。

゙パーティーに行くぐらいなら望と居たい" と・・・。
 

⏰:09/04/10 04:26 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#761 [コロ]
 
息子に甘い父が必ず来いと言う程だから、本当に必ず行かなくてはならないんだろう。

だけど、望に行かないでと言われたら、自分は何がなんでも寮に残るつもりだ

勇「なぁ・・・キスしよ?」
 

⏰:09/04/10 04:31 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#762 [コロ]
 
望「・・・うん///」

勇「――― チュク・・・」

唇を重ね、少しして
望が僅かに口を開けた
瞬間に舌を挿し込んだ。

望「ぅンッ・・・ふ///」

勇「ピチュ・・・ッ――望。」
 

⏰:09/04/10 04:37 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#763 [コロ]
 
望「ゅーきぃ・・///」

望の心臓は痛いぐらいに
高鳴っていた。

勇気に触れてもらうと
そこから自分の汚れた
体が、綺麗になっていく
ような気がする。

それは勇気も同じで・・・
 

⏰:09/04/10 04:41 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#764 [コロ]
 
望に触れると今までに
無い程、心臓がバクバク
鳴り響いた。

望「ッ・・・・勇気。
 せっかくだしさ・・・
 パーティー行きなよ」

勇「――・・・。」

望「お父さん困らせちゃ
 ダメだよ・・・ね?笑」
 

⏰:09/04/10 04:45 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#765 [コロ]
 
望に言われてしまえば
もう仕方ない・・・

勇「あぁ、わかった。」

たった5日だ。
それが終わればまた
会える・・・。

勇「ただし・・・望。」

望「うん?」
 

⏰:09/04/10 04:50 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#766 [コロ]
 
勇「―――・・・」

望「ぇ、何?」

勇気に軽く触れられていた望の手は、再び ぎゅっと握られた。

そして優しく体重をかけられて、耳元に勇気の唇が近づけられる。
 

⏰:09/04/10 04:56 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#767 [コロ]
 
吐息が望の耳をくすぐったが、それと同時に聞こえた言葉は・・・

あまりにも衝撃的で

何も反応が出来なかった。


望「・・・ぇ」
 

⏰:09/04/10 05:02 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#768 [コロ]
 
もう一度・・・
と望が言う頃には、瞳からたくさんの涙が溢れて

望の頬を濡らしていた。

勇「クス・・・望。泣くなよ」

望「ふぇッ・・・勇気っ///」

望が涙を流した勇気の
言葉・・・それは・・・。
 

⏰:09/04/10 05:12 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#769 [コロ]
 


『望、俺の恋人になって』


その一言だった。
 
 
 
 

⏰:09/04/10 05:19 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#770 [コロ]
●きります●

感想板にて
御意見、御感想をお待ちしていますp(^^)q

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:09/04/10 05:23 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#771 [コロ]
 



ヒック・・・ふぇっ・・なるッ



勇気の恋人になる・・・
 
 
 

⏰:09/04/10 15:07 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#772 [コロ]
 

クスクスッ・・・本当?



よかった・・・



望・・・愛してる・・・

 
 

⏰:09/04/10 15:10 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#773 [コロ]
 
 
―――・・・

そのころ、部屋の
扉の前では直也と光輝が
耳をすませていた。

直「光輝さん、あの二人
 やっとくっついたぜ」

光「そのようだな・・・笑
 直也くん」
 

⏰:09/04/10 15:18 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#774 [コロ]
 
――
―――・・・


勇「望・・・ン・・チュク

望「勇気ッ・・ぁ・・・う///」


もう二人を隔てる壁は
なにも無い。
 
 

⏰:09/04/10 15:28 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#775 [コロ]
 
今はただ、幸せな時間
しか存在しない。

お互い愛し合って
いるから、どこまでも
溺れていける・・・。


望「ゅぅ・・き・・――」

勇「触るけど・・・
 嫌だったら言って」
 

⏰:09/04/10 15:38 📱:SH700i 🆔:WdsFixfA


#776 [コロ]
 
そう言って勇気は望の体に触れていった。

髪、頬、唇・・・
次は首にキスして
鎖骨に触れる。

緊張と興奮で体温が
上がった望の体は、ほんのりとピンク色に染まり
胸の突起も色付き始めている・・・。
 

⏰:09/04/12 20:21 📱:SH700i 🆔:LrG7oklM


#777 [コロ]
 
望の反応、望の息遣い

全部が、全てが愛おしくてたまらない。

鳩尾に舌を這わせてみれば、望がピクンと震え
胸の突起をくるりと舐めれば いやいやと首を振った

望「ぁッ・・・ゆぅ・・ン///」
 

⏰:09/04/12 20:32 📱:SH700i 🆔:LrG7oklM


#778 [コロ]
 
勇気も今までに無い程
緊張していた・・・

こんなにも心臓が鳴った事はない。

勇「ッ・・はぁ・・・っ―― 」

指先で胸を弄りながら
舌は望のお腹へ下りた。
 

⏰:09/04/12 20:41 📱:SH700i 🆔:LrG7oklM


#779 [コロ]
 
舌は臍(ヘソ)の周りを一周
してから下腹部へ滑り、
ズボンへたどり着いた。

望の体が震えている。

勇気はなだめる様に再び
望の上半身に身を乗り出して、唇にキスをした。
 
 

⏰:09/04/12 20:51 📱:SH700i 🆔:LrG7oklM


#780 [コロ]
 
それでも望の震えは止まらないが、表情が少し和らいだのを見て、勇気はそのままズボンの上から望の自身に触れる。

望「んンッ――・・・」

勇「望・・・チュ」

望「ふ・・ぁ・・・///」
 

⏰:09/04/15 14:27 📱:SH700i 🆔:V1IaIPvY


#781 [コロ]
 
もっと激しく、もっと
強く望を求めたかったが
勇気はあくまでも優しく
体に触れた。

望も勇気の優しい行為に、だんだん体の力が抜けてくのを感じている。

あの人とは違う・・・

愛のある行為・・・。
 

⏰:09/04/15 14:33 📱:SH700i 🆔:V1IaIPvY


#782 [コロ]
 
望「勇気ッ・・ぁ・・・ン///」


ズボンの中へ入り、じかに望のものに触れ・・・あまりに可愛い望の反応に思わず理性が飛びそうになるが、なんとか食い止める。

勇「///・・・ッ―――」
 
ぃゃ、必死で食い止めた。
 

⏰:09/04/15 14:40 📱:SH700i 🆔:V1IaIPvY


#783 [コロ]
 
丁寧に愛撫を続け、時々
キスをして・・・

するとだんだん望の自身から蜜が溢れ出してきた。

大きさも硬さも自分のに比べるとずいぶん可愛らしいが、そこがたまらない。

勇「望、かわいい」
 

⏰:09/04/15 14:49 📱:SH700i 🆔:V1IaIPvY


#784 [コロ]
 
おもわず言ってしまった


望「なッ――///」

勇「クスクス・・・笑」

望「やめてょ・・恥ずい」

勇「いいじゃん。笑」
 

⏰:09/04/15 14:52 📱:SH700i 🆔:V1IaIPvY


#785 [コロ]
 
望が良くないと駄々をこねると、勇気がハイハイと壊れてしまった雰囲気を元にもどした。

勇「全部好きだから」

望「///・・・うん、僕も。」

抱きしめられると僕をすっぽり包み込んでしまう広い胸板も、長い腕も・・・
全部大好き。

⏰:09/04/16 01:25 📱:SH700i 🆔:dBQrHzfU


#786 [コロ]
 
自分から勇気の首に
腕をまわすと・・・
なんだか勇気の顔が少し赤くなった気がした。

望「勇気・・可愛い///笑」

勇「ッ・・・――;」

その言葉に機嫌を損ねたのか、勇気は僕の自身の蜜を指に取り、後ろの蕾に塗り始めた。

⏰:09/04/16 01:32 📱:SH700i 🆔:dBQrHzfU


#787 [コロ]
 
望「ピクンッ・・・ぁ・・」

勇「生意気な望は
 こっちの口に俺の
 挿れたら黙るかな?」

望「ゅぅ・・き・・・」



そこ、触らないで。
 

⏰:09/04/16 01:40 📱:SH700i 🆔:dBQrHzfU


#788 [コロ]
 
痛いのは嫌


お願い・・・触らないでよ



望「ゆうき、やだ。」

勇「ぇ?」

望「そこ・・・挿れないで」
 

⏰:09/04/16 01:43 📱:SH700i 🆔:dBQrHzfU


#789 [コロ]
 
あまりにも泣きそうな
顔してたみたい。

勇気が慌てて手を離して
僕の頭撫でてくれた。

勇「望、ごめん。
 大丈夫だから・・・」

望「勇気、ゆうき
 やっぱり怖い・・・ッ」
 

⏰:09/04/16 01:48 📱:SH700i 🆔:dBQrHzfU


#790 [さん]
可 哀 想 (´Α`)

頑 張 っ て

⏰:09/04/16 21:47 📱:W52S 🆔:YwrVfHGQ


#791 [コロ]
さん様

応援ありがとうございます(^0^)/

⏰:09/04/18 02:15 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#792 [コロ]
 
こんな事言って
嫌われるかな・・・。



嫌われたくないよ


望「ごめ・・・大丈夫
 続きして・・――」

 

⏰:09/04/18 02:18 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#793 [コロ]
 
勇気なら、勇気だから
平気だって自分に言い聞かせながら大丈夫だって言ったけど・・・

勇気はやっぱり僕を大切にしてくれる人だった。


勇「望・・俺、お前となら
 抱き合えるだけで
 幸せだから。」
 

⏰:09/04/18 02:22 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#794 [コロ]
 
望「ぇ・・・」

勇「今日は二人でさ、
 こうやってようぜ」


 ぎゅうッ・・――


望「///・・・ッ」

勇「これ、よくない?笑」
 

⏰:09/04/18 02:25 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#795 [コロ]
 
僕を包み込むように
抱きしめてくれた。

だから、僕の瞳から
自然と涙が流れた・・・


望「うん・・・///」

勇「ぁ、でも」
 

⏰:09/04/18 02:28 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#796 [コロ]
 
望「ん?・・・」

甘い雰囲気だったのに
勇気はニヤリと笑い
僕の自身に手を伸ばした


勇「こっちの始末は
 しとかないとな・・・
 このままじゃツライ
 だろ?笑」
 

⏰:09/04/18 02:31 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#797 [コロ]
 
あ、さようですか・・・


望「は、はい。
 お願いします///」

勇「♪」


この人、楽しそうだな。
 
 
 

⏰:09/04/18 02:34 📱:SH700i 🆔:5RX5Ri4s


#798 [まなみ]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:09/04/19 11:12 📱:D904i 🆔:VSE4EaL6


#799 [まなみ]
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:09/04/19 11:26 📱:D904i 🆔:VSE4EaL6


#800 [コロ]
まなみ様

安価ありがとうございますo(^-^)o

⏰:09/04/20 05:53 📱:SH700i 🆔:7OsH62cg


#801 [コロ]
 
顔をニヤつかせたまま
勇気は再び僕のものに
触れた。


優しい手つき・・・


ゆっくりと、確実に
絶頂へ追い上げられる。
 

⏰:09/04/20 05:58 📱:SH700i 🆔:7OsH62cg


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