ピンクな気分。
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#401 [のの子]
 
「えぇ〜っ。そんな事言って‥まっまた私の事いじめて笑ってるんでしょ?」

聡美ちゃんの弱気の声。

「ふざけてるようで本気で言ってるんだけど?」

それにたいして俺は相変わらず強き。

「‥今1人?回りに誰もいない?」

「いないよ。俺1人。」

「本当にっ?」

「本当。」


「‥‥大好きだよ?」
.

⏰:09/04/26 17:17 📱:SH903i 🆔:lCa8LItU


#402 [のの子]
 
ちっっっちゃな声が微か〜に聞こえた。

クスッ

「ありがと。これでなんとか頑張れるよ。」

うん、更に彰をボコボコにしてやる力が湧いてきたよ。

「もうーっ!恥ずかしいよぉ。」

そんな事なんて知らない聡美ちゃんはブツブツ文句ばっか言ってた。

「はいはい。じゃ俺もう戻るから聡美ちゃんは寝てて。授業のノートはちゃんととっとくからね。」
.

⏰:09/04/26 17:25 📱:SH903i 🆔:lCa8LItU


#403 [のの子]
 
「ぇっありがとう。」

「うん。学校終わったらメールするから。」

「うん、待ってるね。」

聡美ちゃんの声が小さくなったのがわかった。

‥そんな寂しそうな声だされたら切りにくい。

「うん、じゃ〜
「あのっ‥!」



「何?」

.

⏰:09/04/26 20:23 📱:SH903i 🆔:lCa8LItU


#404 [のの子]
 
「あの‥名前で呼ばないのかなぁって、思ったりして。」

「聡美ちゃん。って呼んでるじゃん?」

「いやっそうではなくて〜‥ゴホッさっ‥さとっ聡美とか?」

あぁ〜なるほど。

「呼び捨てって事?」

本当聡美ちゃんと俺の悪戯な心をくすぐる。

「珍しく積極的だねぇ〜。」

クスクス笑う。

⏰:09/04/26 20:29 📱:SH903i 🆔:lCa8LItU


#405 [ト]
待ってます(m)y!

⏰:09/04/28 06:44 📱:W54SA 🆔:RtNXbzRU


#406 [のの子]
 
「だっだって!‥‥だって。」

全く本当可愛いなぁ。

「聡美、もう寝な?俺も戻らなきゃだから。ね?」

あえて自然に呼んでみた。

「ぇっ‥うんっもう寝るっ♪」

さっきとは違って明るい返事が返ってきた。

クス

聡美ちゃんは悪戯心をくすぐるけど、心を温かくしてくれる。
.

⏰:09/04/29 15:56 📱:SH903i 🆔:UilPcjSs


#407 [のの子]
 
「うん、じゃまたメールするから。おやすみ。」

「おやすみなさいっ。」

ピッ





さて、これからどうするか。あいつ‥

「チッ彰の野郎‥」
.

⏰:09/04/29 16:01 📱:SH903i 🆔:UilPcjSs


#408 [のの子]
彰side

「あれ?竜二は?」

俺がメロンパンを買っている間に竜二が消えていた。

「聡美ちゃんに電話だって。ふぁ〜。」

旬が欠伸をする。

「ふーん。」

あいつ電話した事竜二に話すかもなぁ。

そんな事を考えながらメロンパンをガブリと食いつく。

.

⏰:09/04/29 21:01 📱:SH903i 🆔:UilPcjSs


#409 [のの子]
 
「ってか彰飯も食わずに何してたの?」

旬がテーブルに頬杖をしながらかったるそうに聞いてきた。

「んー電話。」

「まさかお前も彼女?」

博也が眉間にシワを寄せて睨んできた。

「ちげーよっ。ってかお前女好きのくせになんで彼女できねぇんだよ!」

.

⏰:09/04/29 21:40 📱:SH903i 🆔:UilPcjSs


#410 [瀬奈]
>>1-200
>>201-400
>>401-600

⏰:09/04/30 12:45 📱:P906i 🆔:Y0h5SPpI


#411 [りんか]
面白いです(´ー`)シ頑張って

⏰:09/04/30 21:58 📱:W61SH 🆔:hpf6d/0E


#412 [のの子]
 
そうつっこむと博也は携帯の待受画面を見してきた。

そこには『LOVE&PEACE』と派手な待ち受け‥

「俺のモットー、LOVE&PEACEだから。一人の女の子にじゃなく全ての女の子に愛をってねぇ♪」

「それが平和に繋がるって?」

博也を横目で見る。

「いや、争いをうむだけだから。」

旬が笑いながら言う。

「ったく、君らにはわかんないんだよ。」

博也が鼻唄歌いながらまた携帯をいじりだす。
.

⏰:09/04/30 22:35 📱:SH903i 🆔:F3ZY37TE


#413 [のの子]
 
結局女好きでタラシって事だろーが‥
って思いながら博也を横にメロンパン食べる。




‥俺は1人の子を愛せれば十分。


クシャ

メロンパンを掴む右手に無意識に力が入ってビニールの潰される音が小さく聞こえた。
.

⏰:09/05/01 23:26 📱:SH903i 🆔:d5a/j6T.


#414 [のの子]
聡美side

「ゴホッ‥暇だなぁ。」

彰君からの不思議な電話の後、布団の中で私はボーッと天井を見つめていた。

ってかお姉ちゃんいないのかな?

買い物にでも行ったのか、1階からは物音が聞こえない。

「つまんなぁい。」

寝返りをうって横向きになると青い空が見えた。
.

⏰:09/05/01 23:48 📱:SH903i 🆔:d5a/j6T.


#415 [のの子]
 
「梅雨も終わりかなぁ‥」

最近晴れが続いてもう夏がそこまで来ているのを感じる。

夏って言ったら夏休みかぁ。あっお祭りとか楽しみだなぁ♪

去年は桃子と行ったけど今年は竜二君と行くのかな?

‥ってかデートするのかな?

いつの間にか私の頭の中はまた竜二君の事でいっぱいになっていた。
.

⏰:09/05/02 14:02 📱:SH903i 🆔:/ycCk.hE


#416 [のの子]
 
♪〜♪〜♪

「ぅわっ!」

ビックリしたぁ‥

不意打ちの電話に驚く私。

パカ

携帯を開くとまた知らない番号だった。

「今度は誰だろ?‥出るか迷うなぁ。」

また知らない番号を見て出るか悩む私を余所に、携帯は鳴り続ける。
.

⏰:09/05/02 20:08 📱:SH903i 🆔:/ycCk.hE


#417 [我輩は匿名である]
あげっP

⏰:09/05/06 15:37 📱:W51SA 🆔:YdDU6nbE


#418 [のの子]
さっきも出たし‥出てみようかなぁ。

携帯を持ちながらうーん、っと目をつぶりながら考える。

ピッ

‥勢いで出てみたり、ね。

「ゴホッもっもしもし?」

「あっ聡美ちゃん?竜二だけど‥今大丈夫?」

ドキッ

「えっりゅ竜二君?あっうんうん、大丈夫です。」

心臓がキュウッと締め付けられる。ドキドキする。

「そっか。体調大丈夫?」
.

⏰:09/05/09 13:22 📱:SH903i 🆔:WfZJ.IgM


#419 [のの子]
 
「うーん‥微妙かなぁ。まだちょっと咳が出るんだ。」

今の心臓の音は風邪とは関係ないだろうな。

「熱は?」

「ゴホッまだ少し‥」

あれ‥

「薬は飲んだの?」

だんだん胸が温かくなる。

「うんっ。」

竜二君が傍にいるわけじゃないのに手を口に添える私。

「なに?今笑ってるでしょ?」

「えっ笑ってないよ?」
.

⏰:09/05/11 20:27 📱:SH903i 🆔:OWH6G2lk


#420 [のの子]
 
平然を装ってるつもりの私だけど内心ギクッとして焦っている。

「嘘だ。正直に言わないと‥」

ぇっいっ言わないと何?

「あっちょっとだけ笑いました!」

右手をあげて白状するとクスッと笑う声が聞こえた。

「なんで〜?」

竜二君のニヤニヤ笑う顔が頭に浮かぶ。

「だって私の体の質問ばっかだから心配してくれてるんだなぁって思って‥それに言う事お姉ちゃんにそっくり。」
.

⏰:09/05/11 20:40 📱:SH903i 🆔:OWH6G2lk


#421 [のの子]
 
‥っとか言って本当は心配してくれてるのが嬉しくて顔がニヤけてたのが本当。

もちろん私の体調について聞いてくるのが朝の桜姉の姿を思い出させたのも本当なんだけどね。

そんな事を考えながらクスクス笑う私。

「お姉ちゃん‥」

竜二君はちょっと困っちゃってるみたいだった。


その後彰君とか色々話をしてあっという間にバイバイの時間に‥
.

⏰:09/05/11 20:54 📱:SH903i 🆔:OWH6G2lk


#422 [のの子]
 
私は暇でも竜二君は授業あるもんね。

「学校終わったらメールするから。」

「うん、待ってるね。」

電話切るのってこんな寂しいんだ‥

好きな人との初めての電話でかかってきた嬉しさと、話す楽しさと、切らなきゃいけない切なさを知った。


「うん、じゃ〜
「あのっ‥!」

.

⏰:09/05/11 21:55 📱:SH903i 🆔:OWH6G2lk


#423 [のの子]
 
あっタイミング悪かったかな‥

「何?」

「あの‥‥」

さっきから竜二君と話してる時にずっと気になっている事があった。

それは 彰君の事。

別に友達だし何もやましい事なんてないけど
けど‥やっぱ気になる。
「聡美」って呼ばれた事が‥

だって竜二君にも一回呼ばれたかなぁぐらいなのに、あんなハッキリ呼ばれたら少しばかりは複雑‥なんて。

「名前で呼ばないのかなぁって、思ったりして。」
.

⏰:09/05/12 22:10 📱:SH903i 🆔:UqJB/vG6


#424 [のの子]
 
遠回しで言うつもりがストレートな言葉がでてきた。

あぁ〜もう下手っぴ!

「聡美ちゃん。って呼んでるじゃん?」

って思ってたら意外に普通の返事が返ってきた。

やっそうだけど!私が言いたいのは〜‥!
りゅっ竜二君てなにげ鈍感なのかもぉ。

「いやっそうではなくて〜‥ゴホッさっ‥さとっ聡美とか?」

自分でも聡美なんて呼ばないからなんだか恥ずかしさと別に照れてしまう。

.

⏰:09/05/12 22:17 📱:SH903i 🆔:UqJB/vG6


#425 [たーこ]
続き見たいです

⏰:09/05/16 01:31 📱:SH905i 🆔:xUFrk7qA


#426 [りン]
>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800
>>801-1000

⏰:09/05/18 12:54 📱:P906i 🆔:1u2LwXk2


#427 [のの子]
 

「呼び捨てって事?」

そんな事を知らない竜二君は間を置いてストレートに言ってきた。

ドキッ

そっそうですけど?

「珍しく積極的だねぇ〜。」

カァーッ

クスクス笑う声が聞こえて、熱のせいではない熱さが感じた。


「だっだって!‥‥だって。」

彰君は呼んだんだもん。

私は..竜二君にだって呼んでほしい。

.

⏰:09/05/18 14:10 📱:SH903i 🆔:CGOfBqAc


#428 [のの子]
 
でも‥こんな風に思ってるなんて恥ずかしくて言えないもん。

自然と目線が下に俯いていく。



「聡美、もう寝な?俺も戻らなきゃだから。ね?」

ピクッ!

いっ今聡美って‥

「ぇっ‥うんっもう寝るっ♪」

自分でもわかるくらい顔が明るくなったのがわかる。っていうか、笑顔になった事が。

電話の向こうの意地悪そぉにクスッと笑う小さな声も、今の私には愛しさしか感じない。

.

⏰:09/05/18 14:17 📱:SH903i 🆔:CGOfBqAc


#429 [のの子]
 
「うん、じゃまたメールするから。おやすみ。」

「おやすみなさいっ。」

ピッ




「‥聡美って呼んだぁ〜♪♪呼ばれちゃったぁ!」

バタバタと布団の中で暴れる私。

エヘヘと笑いながらさっきまで竜二君と繋がっていた携帯をギュッと胸にだく。
.

⏰:09/05/18 22:44 📱:SH903i 🆔:CGOfBqAc


#430 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
失礼しましたエ

⏰:09/05/19 15:46 📱:W51SA 🆔:8pHdTFUs


#431 [のの子]
 
バンッ

「バタバタうるさいっ!病人は静かにするっ。‥わかった?」

勢いよく開いたドアに眉間にシワを寄せた桜姉が私を睨んで立っている。

「‥あっあれ〜?いたのぉ?いないかと思ったぁ。」

固まる私を横目に桜姉は

「論文やってんの。本当静かにしてなさいよ?」

と言って部屋から出て行った。
.

⏰:09/05/26 00:01 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#432 [のの子]
 
きっ機嫌悪〜。

桜姉は普段は優しいけど怒るとお母さんより恐い‥

「はぁ‥ゴホッ早く学校行きたいなぁ。」

静かな部屋に一人でいると賑やかな学校のあのざわつきが懐かしい。

ふっと目をつぶる。

すると隣に竜二君がいて笑っていた。
私も嬉しくて笑ってる。

あぁ‥会いたい。

そんな事を思いながらいつの間にか私は深い眠りについていた。
.

⏰:09/05/26 09:15 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#433 [ЯТ]
>>1-200
>>201-400
>>401-600

⏰:09/05/26 12:35 📱:SO905i 🆔:fIzJeWDw


#434 [のの子]
竜二Side

学食にて―――

「彰、ちょっといい?」


「‥なに?」

満面の笑みの俺を見た途端彰は眉間にシワを寄せてげっと顔をした。

「二人だけで話があるんだけど。」

表情を変えない俺。

「動くのめんどい。」

彰もニコッと笑ってきた。

イラッ

「二人とも笑顔なのに何この空気っ!」

横にいた旬が小さな声でフクに呟く。
.

⏰:09/05/26 18:20 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#435 [のの子]
 
「さぁ。」

「二人とも笑顔とか気持ち悪いぞー。イテッ」

フクは俺らの様子を伺いながら、ちゃかす博也の頭を叩いた。


「話すだけだからめんどいとか言わずに来てよ。」

そんな三人を無視して俺は歩きだす。

「話すならここでいいじゃん。」

そう言った彰も足を止めない俺を見てため息をつきながら立ち上がった。
.

⏰:09/05/26 20:24 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#436 [のの子]
 
―――――――
キーンコーンカーンコーン‥‥

「予鈴鳴ってるけど授業でなくていいのかよ?」

彰が話し掛けてきた。

「話が終わったらちゃんと出るよ。」

「あっそー。」

学食を出た俺達は屋上に向かっていた。

カチャ

ふわっ

生温い風が流れて髪を揺らす。

⏰:09/05/26 20:31 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#437 [のの子]
 
「‥で?屋上まで連れて来て何なの話って?」

彰が風で揺れる髪を軽く押さえながらフェンスに寄り掛かる。

俺はポケットに手を入れて立ったまま彰を見つめた。

「単刀直入に言うよ。お前聡美の事好きなの?」

「はぁ?またそれかよっ。違うって言わなかったっけ?」

彰がため息をつきながら俺を睨む。
.

⏰:09/05/26 20:38 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#438 [のの子]
 
「じゃなんで隠れて電話なんかしたんだよ?」

俺は彰から目を離さない。

「あぁ〜やっぱ言っちゃったんだアイツ。言わなきゃいいのに。」

クスクス笑う彰とは逆に俺はイライラしてきていた。

「どういう事か説明しろよ。」

ポケットの中の手に力が入る。

⏰:09/05/26 20:43 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#439 [のの子]
 
「‥別に。友達の彼女と仲良くしちゃ悪いの?ってかさっそく束縛とか?」

「っ!お前のはそういうんじゃないだろっ!」

全く悪気のないような発言につい大きな声を出してしまった。



「はぁ‥ゴメン。」

クシャクシャ
冷静になろうと頭をかく。

何怒鳴ってんだよ、俺。格好悪ー‥

「ってかさー」

彰の声が沈黙を破る。

⏰:09/05/26 20:53 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#440 [のの子]
 
いつの間にか彰から外れていた目線をまた元に戻す。

彰は俺を冷静な目つきでじっと見つめていた。


「ぶっちゃけお前誰守ってんの?」


「‥は?どういう意味?」

意味がわからない俺は眉間にシワをよせる。

「だぁかぁらーお前は誰守ってんの?」


.

⏰:09/05/26 20:58 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#441 [のの子]
 
「ちょっ意味わかんないんだけど?」

見つめ合う俺達。

「だからさぁ、お前は『俺から聡美を守りたい』の?それとも『聡美から俺を守りたい』の?」


‥‥‥‥ドクン

「どういう
「お前ずっと俺から聡美遠ざけてただろ?」

ドクン
.

⏰:09/05/26 23:08 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#442 [のの子]
 
「周りも気付かないぐらい上手い具合にやってたけどさ、お前をよく知ってる幼なじみの俺ならすぐ違和感に気付く。」

相変わらず冷静な彰の目を見つめながら、にぎりしめた手に力が入る。

「最初は俺自身別に気にしてなかったし、聡美の事そんだけ好きなのか、とか特に深くは考えなかった。けど俺にだけって事がひっかかってさ‥」

ドクン

「それからお前を観察したよ。聡美に近づくとどうなるかとか?まっその結果がさっきの質問に繋がんだけど。」

⏰:09/05/26 23:54 📱:SH903i 🆔:gHSV6QrA


#443 [のの子]
 
「お前は俺と聡美両方から遠ざけてた。それは近づきすぎたら困る、何かあるって事だろ?」

「違うっ。お前の勘違いだよ。」

やっと俺から出た言葉は微かに焦りを感じる。


「そうとは思えない。聡美には何かあんの?俺に知られたら困る事が?」

ドクン

あの事を思い出す。
思い出したくないあの映像が‥‥

⏰:09/05/27 14:15 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#444 [のの子]
 
――――――



『アンタが‥‥‥のに』


『全部俺のせいだ‥』


違う、俺のせいで


―――――――――

カシャン

っ!

「顔色悪いけど大丈夫か?」

顔をあげると彰がフェンスから俺の前にまで歩いて来ていた。

⏰:09/05/27 20:26 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#445 [のの子]
 
「あぁ。」

彰の目を見れず、それしか言えなかった。

ポケットから手を出すと、手に汗がビッショリで生温い風が心地良く感じた。

「ふーん‥まぁとりあえず、俺は好きなように動くよ。お前の言う事は聞かないから。じゃっ。」

ポンッ

軽く俺の肩を叩いて彰は横を通り過ぎていく。

⏰:09/05/27 20:33 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#446 [のの子]
 
「ちょっと待てっ。そんなの

「お前が納得のいく答えを言わないなら、自分で答えをみつける。‥文句は言わせねぇー。」


振り返りもせず彰は屋上から出ていった。


一人残った俺は呆然と立ちすくむ。

.

⏰:09/05/27 20:38 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#447 [のの子]
 
『誰を守りたい』かだって?

「なにも知らないくせに‥なにも‥」


ドサッ
勢い良く床にねっころがる。

なんか気持ち悪い‥
ってか思い出さないようにしてたのに。彰のヤロー。



「二人とも守りたいんだよ、バーカ‥」

.

⏰:09/05/27 20:44 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#448 [のの子]
彰Side

竜二のあの顔
やっぱ何か隠してるな‥

「ったく、幼なじみもクソもねーよ。」



竜二とは小学校からずっと一緒でいつも一緒に遊んでた。

中学では一緒につるんで喧嘩したり、その辺の幼なじみよりもお互いをわかってると思ってた。


今でもその気持ちは変わらない。


だからこそ俺はアイツのいつもと違う違和感に気付けたんだ。
.

⏰:09/05/27 20:53 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#449 [のの子]
少しつっつけば案外話すと思ったんだけどな〜。

こんなんまで隠すなんて‥

「『あの事』が関係してるって事か‥」

階段を降りていた足を止める。

もしそうなら、聡美はあの事になんか関係してる?

聡美の笑った顔を思い出す。

.

⏰:09/05/27 21:01 📱:SH903i 🆔:xac194ac


#450 [のの子]
 
手っ取り早く全部聡美に話してみたらなんかわかるかも。

全部‥か。


「ははっ‥知られたくなかったんだけどなぁ。」


彼女の笑った顔は純粋そうで、あの事を知った時どんな顔をするんだろう‥

ズキッ

胸に走る痛みを気付いてないように俺はまた歩きだす。
.

⏰:09/05/27 22:39 📱:SH903i 🆔:xac194ac


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