漆黒の夜に君と。[BL]
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#401 [ちか]
恭弥はそんな俺を見て怪しく微笑えむと、ひょいっと俺をお姫さまだっこで抱き上げベッドへと足を運んだ。


「なにすんのっ!!//降ろせってばっ///」

「クスッ何してほしい?」

その微笑と甘い声に何も言えなくなる。

ベッドに着いたところで、少し乱暴に俺をベッドに寝かせた。

⏰:09/02/27 19:43 📱:P906i 🆔:MvsE.BMU


#402 [ちか]
ドサッと言う音を立ててベッドに落ちた弾みで俺は一瞬視界を遮られた。

そして再び目を開いた時、目の前には美しく整った恭弥の真顔があった。


「今日は二度とヤキモチ妬けないくらい愛してあげる。」


耳元で囁かれる甘い声に背筋がゾクッとした。
と同時に、全身の神経を捕まえられたような、熱いものを唇に感じた。

⏰:09/02/27 19:56 📱:P906i 🆔:MvsE.BMU


#403 [ちか]
歯列をなぞられ、絡められる舌に息は浅く荒くなる。

「んン……きょ・・ハァ//…やぁ///」


途切れ途切れで名前を呼ぶ俺に答えるように、それはさらに深い口づけになる。

やがて重なった唇は首筋へと落ちていき、生暖かい感触がそこをなぞった。

⏰:09/02/27 23:36 📱:P906i 🆔:MvsE.BMU


#404 [我輩は匿名である]
>>1-100


>>101-200


>>201-300


>>301-400


>401-500

⏰:09/02/28 00:00 📱:F703i 🆔:1FXOM4gs


#405 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500

失礼しました(;_;)

⏰:09/02/28 20:37 📱:W61P 🆔:bKdRHoUI


#406 [ちか]
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
>>404
└→我輩は匿名さま*
>>405
└→我輩は匿名さま*

お二人ともアンカーありがとうございます*´ω`
おかげで見やすくなりました★
もしよければ、感想板にも遊びにきてくださいね*

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4220/
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

⏰:09/02/28 21:00 📱:P906i 🆔:YNn.uqVY


#407 [ちか]
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
>>406
URLミスです><
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4220/
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

⏰:09/02/28 21:06 📱:P906i 🆔:YNn.uqVY


#408 [ちか]
>>403

そのいやらしい舌遣いに息も絶え絶えになる。
いつも以上にそれは激しく、俺に快楽を与えた。

「冥、息あがりすぎじゃない?そんなに気持ちいいの…?」

「あっ…ん‥//ちが…ハァッ//」

「素直になりなよ。」

「あぁッはぁ…ン!!///」

首筋を這う舌にばかりに気をとられていた俺は、急に突起を指で掴まれ、情けない声をあげてしまった。

⏰:09/02/28 22:26 📱:P906i 🆔:YNn.uqVY


#409 [ちか]
「こんなにたたせて‥‥
クスッ‥冥、淫乱。」

その甘ったるい声が俺の神経をさらにを刺激する

「う…ハァっるさい…っ!!//」

強がってみるけど、本当は恭弥の愛撫に悔しいくらい感じてる。

⏰:09/02/28 22:37 📱:P906i 🆔:YNn.uqVY


#410 [ちか]
恭弥の美しく細長い指が俺のきわどい部分をなぞる。

その焦らすような動きに、俺はさらなる刺激求め恭弥の服を強く握った。

「言ってる事とやってる事…違うよ?クスッ」

そう言って俺の突起周辺を円を描くように指でなぞった。
それに伴って俺の喘ぎ声は増していく。

⏰:09/03/01 20:25 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#411 [ちか]
シャツ越しから俺の突起を舌と指で弄ぶ恭弥。

「やっぱりこれ・・・邪魔だね。」

「えっ・・・あぁンっ!!!///」


いきなりシャツを剥ぎ取られ、露になった突起を甘噛みされた俺の喘ぎ声は部屋中に響いた。

そんな俺を上目遣いで見つめる恭弥の顔はなんとも妖艶だった。

⏰:09/03/01 21:03 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#412 [ちか]
「やっんあッッ!!///はぁッ//」

吸い上げられた瞬間、俺の全身を快感が走った。

そして、下の方が一気に熱を帯びてゆくのをひしひしと感じた。


空いていた左手が徐々に下へ下へと降りていき、俺の太ももをいやらしい手つきで撫でる。

⏰:09/03/01 21:16 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#413 [ちか]
しかしその手はきわどい部分を撫でるだけで、俺のモノにはなかなか触れようとしない。


触れてほしい・・・!
もっと…もっと…―っ!


本能が叫ぶ。
最早俺に理性はなかった

あるのは恭弥に触れてほしいと言う、『欲』だけ

⏰:09/03/01 21:29 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#414 [ちか]
そんな俺を知って、恭弥はその手の動きをピタリと止めた。


「‥‥ハァハァ‥‥っ?///」


あがった息を整えながら、視線を恭弥へと移す

その怪しげな笑みは俺の目を離さなかった。

⏰:09/03/01 21:35 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#415 [ちか]
「ねえ・・・冥・・・?」

「んんッ‥!!///」


囁かれるその吐息に全身がゾクリと疼く。



「次はどうしてほしい?」

核心をつく質問だった。

⏰:09/03/01 21:39 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#416 [我輩は匿名である]
>>01-400

⏰:09/03/01 21:43 📱:F904i 🆔:MzEalmas


#417 [ちか]
>>416
└→我輩は匿名さま*

アンカーありがとうございます><!

⏰:09/03/01 21:48 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#418 [ちか]
>>415

なんてイジワルなんだろう。


知ってるくせに‥
俺が何を求めてるか、
本当は分かってるくせに・・・――っ!!!///


俺は下唇を噛み締めて、
残っているわずかなプライドと溢れ出る欲とで闘っていた。

⏰:09/03/01 21:54 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#419 [我輩は匿名である]
>>350-450

⏰:09/03/01 22:05 📱:F904i 🆔:MzEalmas


#420 [ちか]
言ってしまえば、求めていた快楽が手に入る。


だけど、それでは恭弥の思うツボだ。
それはそれでむかつく…




俺は頭の中で必死に欲望との格闘を繰り返していた。

⏰:09/03/01 22:11 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#421 [ちか]
俺は口をもごつかせながら、なぞられる首筋にピクピクと反応を示す。

その指使いはまるで俺の答えを焦らすようだった


「ねえ、どうしてほしいの…?」

「んン‥やぁ‥っ///」

「冥が言わなきゃ分かんないよ‥‥?」

⏰:09/03/01 22:27 📱:P906i 🆔:Mt3qTZ3U


#422 [ちか]
そんな瞳(メ)で見ないで


触レテホシイ‥


そんな声で囁かないで


モット‥
モット触レテホシイ‥!!


 

⏰:09/03/02 16:24 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#423 [ちか]
「……れ……しい…ッ///」



「ん?聞こえないよ?」



「――‥‥っもっと触れてほしい…ッ////」


そう言った瞬間、俺は恥ずかしさのあまり両手で顔を隠した。

⏰:09/03/02 16:31 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#424 [ちか]
「よく言えたね。
良い子にはご褒美あげないと。」


そう言って恭弥は優しく微笑み、俺の瞼(マブタ)にキスを落とした。


恭弥にその一瞬触れられただけで、俺の全身は一気に熱を帯びた。

⏰:09/03/02 16:47 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#425 [ちか]
と、その瞬間俺は下着ごと履いていた物を剥ぎ取られた。


「こんなに我慢してたなら、たっぷりご褒美あげなきゃ…ね?」


堅く起ち上がった俺のモノは、急に空気にさらされてさらに大きさを増し、愛液を垂らしていた。

⏰:09/03/02 17:34 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#426 [ちか]
自分のモノがこんなになっていたなんて。
恥ずかしさは頂点に達し、俺の瞳は涙目になった


「どんどん溢れてくるよ?
クスッ…興奮してるの?」

垂れていく愛液を絡めとるように、指先で裏腹をなぞる。

「いゃあッ///ダ…ハァッ//メぇっ///」

俺はその快感に身悶えしながら、さらに服を強く握った。

⏰:09/03/02 17:41 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#427 [ちか]
>>425
>>426
『愛液』じゃなく
『我慢汁』です(・・`)
すいません;

⏰:09/03/02 18:22 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#428 [ちか]
「クスッ何がダメなの?
腰浮いてるよ・・・?」

全身がカッと熱くなる


「クス‥嘘ツキにはお仕置きもしなきゃ。」


「?!?!////ッッ!!!///」


M字にされ大きく開いた脚に、突き出されたモノ
その淫乱な体勢は恥辱的だった。

⏰:09/03/02 18:27 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#429 [ちか]
必死に脚を閉じようとするが、恭弥の力は思ったより強く、脚はさらに開くばかりだ。

「や…めっ…!!んんッ//」

恭弥は俺の股間に顔を埋めた。

「さっきより大きくなってない?」

かかる吐息がソレを刺激して、俺は熱っぽい声をあげた。

⏰:09/03/02 18:34 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#430 [ちか]
「あぁッハァ…ンッ//!!」


恭弥はわざとらしくクチュクチュと音をたてながら俺のモノに舌を這わせる。


それが激しさを増すごとに、俺は真っ赤になった顔を両手で覆いながら大きく喘いだ。

⏰:09/03/02 18:41 📱:P906i 🆔:66XBzZAM


#431 [我輩は匿名である]
>>250-400

⏰:09/03/02 19:51 📱:D705i 🆔:x3zUIMxQ


#432 [我輩は匿名である]
>>400-450

⏰:09/03/02 19:59 📱:D705i 🆔:x3zUIMxQ


#433 []
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:09/03/02 20:29 📱:F906i 🆔:Yf9NeB8k


#434 [ちか]
>>431-432
└→我輩は匿名さま*
>>>433
└→さま*

アンカーありがとうございます
もし良ければ、これからも読んでくださいね♪

⏰:09/03/03 00:20 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#435 [ちか]
>>430

「あぁッ!!///だ…め//ハァッ‥イ…っイっちゃう‥―!!!///」


恭弥が先端を甘噛みした瞬間、俺はあっけなくイッた。

俺はその脈打つモノから愛液を恭弥の口内に放つ。

それをゴクリと飲み込んで、妖艶な笑みを俺に向けた。

恭弥の服には、入りきらずに口から溢れた愛液がべったりとついていた。

⏰:09/03/03 00:27 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#436 [ちか]
そのヤらしい光景に俺はあがる息を整えながら目をそらした。

「ご、ごめん…ハァ!!///」

「なんで謝るの?」

「だって…ハァ…服‥//」

俺が汚してしまったから
俺の愛液で。

「いいよ、こんなの。」

そう言って、恭弥は服についた愛液を指で絡めとりなめた。

⏰:09/03/03 08:32 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#437 [ちか]
「どうせ脱ぐしね。」

恭弥は目を細め微笑むと、着ていたシャツをスルリと脱いでベッドの外に落とした。

引き締まった上半身は、見とれてしまう程に美しく、俺の身体はそれだけでまた火照っていった。

「クスッ冥は元気だね。」

俺は言葉の意味が分からず、虚ろな瞳を恭弥の顔へ向けた。

⏰:09/03/03 16:47 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#438 [ちか]
しかし、恭弥の一言で俺はその意味を知り、同時に自分がどんなに淫乱なのかを思い知るハメになった。


「もしかして僕の身体に欲情してるの?」


怪しい笑みを浮かべる恭弥の視線を辿ってみると、そこにはさっき果てたばかりとは思えない程、大きく起ち上がったモノがあった。

⏰:09/03/03 17:05 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#439 [ちか]
俺の全身を熱が走る。


その恥ずかしさのあまりまた顔を隠そうとしたが、今度は両手の自由を奪われ、そうはいかなかった。

「顔隠したら、可愛い顔見れないでしょ?」

耳を甘噛みされまた熱っぽく喘ぐ俺。
そんな俺を愉しむように恭弥は微笑んで、自分の身体を俺の脚の間に滑り込ませた。

⏰:09/03/03 17:19 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#440 [ちか]
「離して‥‥っ!!///」

「そう言われると、余計離したくなくなるんだよね。」

吐息が俺のきわどい部分にかかり俺は身体を反らせる。

恭弥は俺の力が抜けるその一瞬を見計らって俺の両手首を自分の片手にまとめた。

⏰:09/03/03 17:42 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#441 [ちか]
そして空いた左手は俺の股間へとのびてゆく。

恭弥の息遣いを感じ俺のモノはさらに堅さを増した。
一度(ヒトタビ)恭弥が裏腹を舐めあげると、俺は大きな声を部屋中に響かせた。

袋を左手で、モノを舌で弄ばれている俺は今にも頂点を迎えそうで、自然に腰が浮いていた。

⏰:09/03/03 18:03 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#442 [ちか]
が、再びその舌も手も頂点を迎える直前で止まった。


「一回目はご褒美だけど、
二回目はお仕置きだからね。簡単にはイカせてあげない。」


そう言って悪戯な笑みを溢す恭弥。

俺の身体は快楽を求め、疼いていた。

⏰:09/03/03 18:37 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#443 [ちか]
暫く恭弥は俯いた後、何かを企んだような笑みを俺に向けた。

「ちょ、なっ…にす…ひゃあっ!!///」

急に四つん這いにされた俺はアナルを舐められ、そのなんとも言えない快感に情けない声をあげた。


「クスッ…大きな声出しちゃダメだよ?ここ、優里の部屋と結構近いし。」

⏰:09/03/03 19:49 📱:P906i 🆔:56s/g9BM


#444 [ちか]
その言葉に俺はビクリと身体を揺らす。


優里の部屋と近いって…

そんなのもっと早く言ってよ!!!///

今までのだって聞こえてるかも知れないじゃん!!


恭弥は俺が動揺を隠しきれずに戸惑っているのを愉しんでいるようだった。

⏰:09/03/04 13:41 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#445 [ちか]
“声を出すな”と言う言葉とは裏腹に、恭弥の舌は徐々に激しくなってゆく。


俺はその快感に、出そうになる声を押し殺しながらシーツを強く握った。

それでも時々こぼれてしまう吐息混じりの喘ぎ声

俺の目には我慢する辛さと羞恥の心から涙さえも滲んだ。

⏰:09/03/04 14:04 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#446 [ちか]
そんな俺を察してか、恭弥の動きは止まった。

「ごめん今のウソ。」

「え…?」

「優里の部屋は上の階。」


え、何どう言うこと…?


「冥が可愛いかったから、意地悪したくなった。ごめんね?」

恭弥はそう言って後ろから俺を抱き締めた。

⏰:09/03/04 16:40 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#447 [ちか]
俺の鼓動はどんどん早くなっていく。


急に態度変えられると
調子狂うんだよ、馬鹿‥



でもやられてばっかりは
むかつく。
‥‥仕返ししてやる。


「冥?怒って‥‥、!?//」

⏰:09/03/04 16:48 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#448 [ちか]
俺は振り返ってキスをした。


突然の事に、いつもの余裕な表情は消え、目を見開いていた。


クチュっと小さく音が鳴り、俺は唇を離した。


「仕返し‥‥!!///」

自分でやっておきながら、俺の頬は紅く染まっていた。

⏰:09/03/04 16:55 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#449 [ちか]
心なしか、恭弥の頬も紅く染まって見えた。


やってやった。
ついにコイツのポーカーフェイスを剥がせた‥!!


俺は心の中でガッツポーズした。


が、コレがまずかった。

⏰:09/03/04 17:00 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#450 [ちか]
何かがプツンと言う音を立てて切れたようだった


「‥‥冥が悪いんだからね。」

「えっ…んんッ!!///」




あぁ。そうか。
この音は、恭弥の理性が
切れた音だったんだ。

⏰:09/03/04 17:03 📱:P906i 🆔:BHjJ7gQc


#451 [アリス]
この小説好きです
書いて下さい
∪^*)

⏰:09/03/06 17:29 📱:N702iD 🆔:Su.0FkYY


#452 [ちか]
>>451
└→アリスさま*

そう言ってもらえて、
ほんまに嬉しいです
ありがとうございます!
今日からまた更新再開
するので、よかったら
読んでくださいね´ω`*

⏰:09/03/07 14:47 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#453 [ちか]
>>450

突然の熱い口づけに全身が犯されていく。
強引なソレに、息も十分に出来ない。

やがて厭らしい音をたてながら離された唇にはにわかに熱が残っていた。

しかしそんな干渉に浸る間もなく、俺は無理矢理また四つん這いの体勢を強いられた。

⏰:09/03/07 14:58 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#454 [ちか]
後ろでカチャリとベルトが外れる音が鳴った。

「いっ‥やぁッハァ!!//んッ//」

そのすぐ後に全身を駆け巡る痛みと快楽。

恭弥の舌によって十分に濡らされた俺は多少の痛みを伴いながらも、すんなりと恭弥の堅くなったモノを受け入れた。

⏰:09/03/07 15:09 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#455 [ちか]
容赦なく押し寄せる快楽の波。

だんだんと早くなる恭弥の動きに合わせるように、俺は喘ぎ、恭弥を締め付ける。



時々漏れる恭弥の短い声が、その締め付けの強さを表していた。

⏰:09/03/07 15:17 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#456 [ちか]
「あっ‥ん‥ッ!!!///もうハァッ‥ダ…メぇ!!///」

「一緒にイクよ‥‥?」


強く突き上げられた瞬間、頭の中が真っ白になって快楽の波が強く押し寄せた俺はビクリと身体を跳ねさせた。


身体中にドクドクと広がっていく、熱い液体。

一気に全身の力が抜けていく。

⏰:09/03/07 16:06 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#457 [ちか]
乱れる呼吸の音が広い部屋に響く。


「冥‥‥。」

抱き寄せられた俺を甘い香りが包み込む。


虚ろな瞳を上に向けると、そこには優しい微笑みがある。

⏰:09/03/07 16:36 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#458 [ちか]
「僕はお前以外愛しいと思わない。だからヤキモチなんか妬く必要ないんだよ。
冥はただ僕に愛されてればいい。」


そう言って優しく俺の髪を撫でる。


全身にその言葉が染み渡って、俺の胸は温かくなった。

と同時にその安心感からか、極度の睡魔が俺を襲った。

⏰:09/03/07 16:45 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#459 [ちか]
「きょ…おや‥――」

「ん?」

恭弥の服を握ったまま寝息をたてる俺。

「クスッ、寝言か。」


無防備な俺の寝顔に恭弥の顔も自然とほころんだ

⏰:09/03/07 16:58 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#460 [れい]
>>350-500

気になる・・・

⏰:09/03/07 17:28 📱:N905imyu 🆔:LhsZsC.g


#461 [ちか]
>>460
└→れいさま*

ありがとうございます♪
アンカーまで><
もしよかったら、感想板
にも来てくださいね^^♪

⏰:09/03/07 20:06 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#462 [我輩は匿名である]
>>459

恭弥は冥の白く透き通るような肌にそっとシーツをかける。

強く握れば壊れてしまいそうに細い腕や肩。
その全てが愛しくなる。

「‥‥‥ヤキモチ妬きたいのは僕の方なんだけど。」


そう言って苦笑すると、
恭弥も深い眠りについた

⏰:09/03/07 20:17 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#463 [ちか]
次の日、俺はいつもの甘い香りで目を醒ました。

正確には起きた時、あの後寝てしまったんだと言う事に気づいたんだけど。


寝ぼけ眼を開けると、目の前に飛び込んでくる恭弥の寝顔。

いつ見ても綺麗だと思わせるその顔に、俺は頬を染めた。

⏰:09/03/07 21:26 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#464 [ちか]
心臓がドクンドクンと強く脈を打つ。


長いまつげ。

高くて形のいい鼻。

薄くて魅力的な唇。



やばい。
‥‥‥‥‥全部好き。

⏰:09/03/07 22:07 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#465 [ちか]
みるみるうちに俺の顔は赤くなっていく。



だって寝顔って‥‥
反則だろ‥‥‥‥///


触れたいと言う欲が俺を支配する。

⏰:09/03/07 22:25 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#466 [ちか]
自然と顔が恭弥に近づいていく。



紅い唇が目の前に。


目の前に‥‥‥‥。


 

⏰:09/03/07 22:29 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#467 [ちか]
「んー‥‥、」


恭弥の声で我に返った俺は身体をビクリと跳ねさせた。


俺今何しようと‥‥っ//




うわ――――っ!!///
(↑心の叫び。)
今の無し!!無しね?!?!
わ、忘れて‥‥///

⏰:09/03/07 22:37 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#468 [ちか]
「ひっ‥‥!!?//」

ギュウっ


久しぶりの思考停止。


「んー。スー‥スー‥」


待って待って待って!!
俺今恭弥に抱き締められてます。
たぶんこの人寝ぼけてます‥‥。

⏰:09/03/07 22:44 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#469 [ちか]
や、心臓がもたないんですけど!!///



俺は俺の身体を包むその腕を必死にほどこうとした。

しかし強さは増すばかり


俺の鼓動も速さを増すばかり‥‥‥。

⏰:09/03/07 23:29 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#470 [ちか]
寝息がうなじらへんに当たる。


それが余計に俺の心拍数をあげていった。



た、頼むから離して‥
俺の身体がもたない‥‥

⏰:09/03/07 23:37 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#471 [ちか]
「きょ、恭弥っ?//」


絞り出すような声で名前を呼ぶ。
頼むから起きてくれ!!!



「…んん‥あれ、冥…?」


や、やったあ!!!!!

でも吐息が‥‥首に…//

⏰:09/03/07 23:43 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#472 [ちか]
「も、もう朝みたい!!//
起きよ?!?!」


一刻も早くこの体勢をどうにかしなくては。


「‥‥‥まだ眠い。スー‥」


えぇ?!?!
お前朝強いんじゃないの?!ねえ?!

⏰:09/03/07 23:52 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#473 [ちか]
「ちょ、起きてっ!!///
遅刻したら生徒会長としてカッコ悪いんだろ?!?!」


「ん〜‥‥。」


プライドの高い恭弥にこの言葉は効いたようで、やっとの事で俺は締め付けられていた腕から解放された。


はぁ‥‥。

⏰:09/03/07 23:57 📱:P906i 🆔:oir91KIU


#474 [ちか]
まだ身体が火照ってる。


チラリと恭弥に目をやると、メイドの人が用意したと思われるシャツ(やっぱり新品)に腕を通していた。


って見とれてる場合じゃないし!!
俺も‥‥‥って。
そうだった。
俺今…服着てないんだった!!!!///


瞬時に俺はシーツを握って起き上がった上半身を隠した。

⏰:09/03/08 00:17 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#475 [ちか]
「クスッ今さらじゃない?
はい、コレ。」


そう言って投げ渡された衣類。


「だ、だって‥‥、」


やっぱり思い出すと、全身に熱が走る。

⏰:09/03/08 00:27 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#476 [ちか]
ブツブツと独り言を呟きながら俺もシャツに腕を通す。


「ま、そう言うとこも可愛いけどね。」

「ん・・//」


首筋にキスを落とされた
優しいキスを。

⏰:09/03/08 00:30 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#477 []
>>340-500

⏰:09/03/08 09:00 📱:SO905iCS 🆔:QZm/aZMg


#478 [ちか]
>>477
└→さま*

アンカーありがとうございます♪><

⏰:09/03/08 10:54 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#479 [ちか]
>>476

「じゃ、僕部屋でシャワー浴びてから行くね。またあとで。」


あっさりと離された首筋にキスの余韻を感じていると、恭弥はそう言って部屋から出ていった。


やっぱり広い部屋に1人は寂しくなる。

「‥‥俺もシャワー浴びよっと。」

そう言って俺は広いベッドから降りた。
やっぱり腰は少し痛むけど。

⏰:09/03/08 11:09 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#480 [ちか]
シャワーを浴び終わったあと、身なりを整えて1階に降りた。

すれ違うたびにメイドの人達に挨拶される。


この家、何人雇ってるんだろ?や、何十人か。
と思わず考えてしまうほどに多い。

そんな考えに耽っていると、いつの間にか部屋の前に着いていた。

⏰:09/03/08 12:24 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#481 [ちか]
既に席に着いている二人

恭弥の隣にはあの豹変野郎(優里)が俺を睨みつけながら座っていた。


「遅ぇんだよ、このノロマ。」

あー朝からコイツまじむかつく。

「優里。」

「‥‥‥‥。」

んで、相変わらずコイツは恭弥に弱いわけか。

⏰:09/03/08 15:55 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#482 [ちか]
いつもよりやけに静かだ


時々なる食器の音がやたら大きく感じる。


うん、なんか豹変野郎に見張られてる気がして落ち着かないんだよな。


飯も不味くなる。
いや、上手いけどさ。

なんか食欲なくなるんだよ。

⏰:09/03/08 16:07 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#483 [ちか]
車の中でもその静かささは同じだった。



恭弥 優里 俺
の順番で俺達は位置づいている。


触れることも喋ることも
出来ない。

誰かこの番犬並みの威圧を持つコイツをどうにかしてくれ‥‥。

⏰:09/03/08 16:19 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#484 [ちか]
>>483訂正

静かささ→×
静けさ→○

すいません><

⏰:09/03/08 16:20 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#485 [ちか]
>>482訂正

上手いけど→×
美味いけど→○

すいません

⏰:09/03/08 21:20 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#486 [ちか]
>>483

「じゃあまた放課後にね」

「…うん。」


会話をしたのはこれだけ

いつも以上に淡白だ


恭弥と別れた俺(達)は階段を上がり教室へと足を進める。

「なぁ、そろそろその目やめてくんない?」

背中に痛いくらいの視線を感じながら俺は言った

⏰:09/03/08 21:26 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#487 [ちか]
「あ゙ぁ?俺に指図すんじゃねえよ、この‥‥」

その時、

「あ、黒羽くん!おはよーっ♪」

下から声をかけてきた同じクラスの女子。

「おはよ!」

‥‥うん、爽やかな笑顔でそれに応えたのは優里

コイツ、二重人格か?

「ちげえよ、馬鹿野郎。」

⏰:09/03/08 22:10 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#488 [ちか]
なにコイツ人の心読め…

「全部口に出てんだよ。」

「あ、まじ?」

つい本音が。



どうやら女子は爽やかな笑顔に悩殺されて教室に走っていったらしく、いつの間にか階段には俺達2人だけになっていた。

⏰:09/03/08 22:16 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#489 [ちか]
「お前さあ、なんで俺の前だけそう豹変すんの?」

「あ゙?んな事お前に答える…「やっぱ二重人格「ちげえよっ!!!!!」


素早い反応…
コイツ猿並みだな。

「これは‥‥‥兄貴のためだ。」

⏰:09/03/08 22:30 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#490 [ちか]
「へ?」

兄貴って恭弥だよな?
なんで恭弥のため?

予想外の理由に俺は思わず拍子抜けした声を漏らした。

「俺が…こんな性格だって知れたら……兄貴も立場悪くするかも知れねーだろーが。」

そう言って優里は照れ隠しするように頭をかいた

⏰:09/03/08 22:58 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#491 [ちか]
「‥‥‥‥‥‥ぷっ、あははは!!!」

「な、なにが可笑しいんだよ?!?!笑うなっ!!//」

「や、だって‥‥ぷっ」

「笑うなっつってんだろーが!!!!」


だって‥だってさあ、


「お、お前筋金入りのブラコンじゃん、あはは!!」

⏰:09/03/08 23:10 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#492 [ちか]
「はぁ?!?!」

「だって、兄貴の立場のためにわざわざ性格変えて…、しかも昨日抱きついてたし…どう考えてもブラコンじゃん!!」

「意味わかんねーし!!
俺はただ兄貴が好きなだけだ!!(誤解を招く言動)」

「それをブラコンっつーんだよ!!」

「うるせー馬鹿!!!!」


繰り広げられる大喧嘩。
この時、幸い誰もここら辺を通ってなかったからコイツのキャラは守られたものの、普通じゃこの時点でバレバレだったと思う。

⏰:09/03/08 23:31 📱:P906i 🆔:tngQJOh2


#493 [ちか]
しかし一歩教室に入ればコイツはやっぱり豹変した。


俺に向けた刺々しい表情は何処へ行ったのやら、爽やかで屈託の無い笑顔でクラスに溶けこんでいく。


いつの間にか俺は放ったらかしだ。

⏰:09/03/09 16:52 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#494 [ちか]
「おっ、転校生もう馴染んでんじゃん。」

「あ、透。」

俺の頭に手を乗せて向けられれる優しい笑顔。

「…俺はこっちの笑顔の方が好きだな。」

「は?」

「いや、こっちの話!」

何故だろう。
アイツの作る笑顔が、寂しげに見えるのは。

⏰:09/03/09 17:55 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#495 [ちか]
しかし、遺伝子と言うのは恐いものだ。

さすが恭弥の弟、とでも言おうか。


1限目から5限目の授業

優里に答えられない問題は無かった。
金髪にピアスと言う、どう見ても馬鹿そうな見た目とは裏腹にアイツはなんでも出来る、言わば天才。

⏰:09/03/09 18:04 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#496 [ちか]
6限目の体育でもその天才ぶりは発揮され、俺を筆頭にクラスの男子全員がアイツの運動神経の良さに脱帽した。


アレか?
転校生=イケメンで頭良くて運動神経抜群
って言うマンガにでも出てきそうな王子様キャラを、アイツは格率しようとしてるのか?

でも俺は知っている。
コイツが究極のブラコンだと言うことを‥‥‥

⏰:09/03/09 18:13 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#497 [ちか]
「はあぁ?!
2人で帰れ?!?!」

俺達以外誰も居ない放課後の教室に、優里の声が響き渡る。

「いちいちデカい声出すなよ、うるさいなあ。」

「なっなんで、兄貴は?!」

「委員会と資料がどうのこうのって。
遅くなりそうだから、先に2人で帰れってさ。」

⏰:09/03/09 18:19 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#498 [ちか]
「あからさまに嫌な顔すんのやめろよな。」

ブラコンにとって、兄貴も居ないのに俺と2人で帰ると言う事は相当な苦痛らしい。

「何が悲しくててめえなんかと帰らなきゃなんねーんだよ!!俺は1人で帰るからいい!!」

俺だって出来る事ならそうしたいっつーの。

ただアイツが‥‥―――

⏰:09/03/09 18:30 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#499 [ちか]
――――‥‥20分前


「え?!?!2人?!?!」

2人で帰ってくれと言われた時、案の定、俺も最強に嫌な顔を恭弥に向けた。

「ごめんね。委員会とその資料の整理で遅くなりそうなんだ。」

「えー…。」

⏰:09/03/09 18:35 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#500 [ちか]
「優里はひねくれてるけど、根はいい子なんだよ。口は悪いけど…仲良くしてやってよ。ね?」

恭弥はそう言って、眉を寄せて苦く微笑んだ。

なんでそんな顔するんだよ。
そんな顔されたら、俺…


「…………わかったよ…」

そう言うしか無いじゃんか。

⏰:09/03/09 18:43 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


#501 [ちか]
そして今に至るワケだ。


さて、このブラコンをどうやって車に乗せようか

「俺は絶対てめえなんかと帰らねーからな!!!
てめえと帰るくらいなら、そこらで野宿する方がマシだ!!!!」

トランクにでもぶちこんでやろうか、この野郎。

⏰:09/03/09 18:50 📱:P906i 🆔:QJ4p4rAQ


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