…キコエナイ歌声…
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#201 [三ッ葉]
聞こえてくる甲高い声
振り向けば見える
ケバいギャル系な女がいた

…………西浦 若菜


麻「おはよ」

俺は目を反らして返事を返した
あんまり関わりたくないんだよな……
うるさそうだし。


若「麻人君今日は何で早いの!?」

そんな俺の思いに気付くわけもないコイツは
新たな話題をもちかけてきた

⏰:07/04/09 13:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#202 [三ッ葉]
麻人くん……って;;
容姿とは、似合わない丁寧な言葉使い……。

俺知ってるよ??
アンタが他の人の前では、言葉使い悪いってこと。

それに……
麻人君って名前で呼ばれるほど仲良くないし……


麻「悪いけど、俺大事な用あるから」

と言って、その場を離れた

大事な用なんて
本当はないけど……。笑

⏰:07/04/09 13:49 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#203 [三ッ葉]
西浦から逃れる口実にとりあえず二階に上がった俺。

……………。

そろそろ戻ろうかと足を進ませようとした


「お〜神山!!
転校生は一緒に来てんのか??」


後ろから太くてドッシリした男の声がした


…………担任だ

⏰:07/04/10 01:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#204 [三ッ葉]
麻「転校生なら少し怪我したから、今保健室……」

俺は、体の向きを変えて言った


「初日から怪我…か;;
俺より先に一緒に教室行っとけよ!!」

と言いながら俺を指さす担任。人に指差すな!!


麻「了解〜」


俺はまた体の向きを変えて、階段をおりてった

⏰:07/04/10 01:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#205 [我輩は匿名である]
あげ(・д・`)ガンガレ

⏰:07/04/14 23:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#206 [匿名さんがんばりますネ]
保健室の前へと戻っていった……

美和もぅ手当て終わったのかよ??

   ガラッ―…

そんな事を考えてドアに手をかけた俺。


麻「…………は??」


保健室には、小野先生の姿しかなかった

………美和

美和がいねぇ!!

⏰:07/04/16 22:39 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#207 [三ッ葉]
〜 ミ ワ 〜


3階……3階っと―…


麻人を見失った私は
とりあえず3階へ上がる為に階段を上っていた


段差がなくなり
周りを見渡す――…


やけに綺麗な校内だった
それに人気はない……

クラスの標識すらも見当たらない

美和 [jpg/24KB]
⏰:07/04/16 22:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#208 [三ッ葉]
〜♪


美「……!?」

突然廊下に響き渡るピアノの音が私の耳を通っていく


何だかテンポも速いし
技術も高度な曲――…

でも、すごく上手。
誰が弾いてるんだろ??

音のする方ををたどっていくと、どうやら発信源は
音楽室だった

⏰:07/04/18 01:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#209 [三ッ葉]
あれ??
見た事のある学校の案内図に、3階に音楽室なんかなかったはず――…

ここ、本当に3階!?
とうとう階段もちゃんと上れなくなったのか?


頭がこんがらがっていく


てか、いい年して地図見れないし、迷子だし;;
やっぱ自分って馬鹿なんかな?と思った

誰か馬鹿な迷子を助けてください――…


……………あっ!!

⏰:07/04/18 01:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#210 [三ッ葉]
パタパタッ…
私は、何かにひらめき小走りで音楽室へ近づいた

近づけば近づくほど
心に染み渡っていく綺麗な旋律の表現……。

ドアの透明なガラスから
頭をひょこっとだしてドアごしに様子を見てみる

美「……」


そこには、一人の男子生徒がいた

いや、男子の前に"美"を付けて美男子生徒と言った方が合う!!

⏰:07/04/18 01:39 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#211 [三ッ葉]
落ち着いた栗色の髪
前髪は斜め分け
スラッとした顔だち
黒ぶちの眼鏡
がチャームポイントかな??

と、頭の中でいくつか取り上げてみた

それに、とても優しそうな表情でピアノを弾いている――…

思わず見入ってしまった


    ガラッ

気付いたら体が勝手にドアを開けていた

……………;;

⏰:07/04/20 02:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#212 [三ッ葉]
「………」
男子生徒は静止して私を凝視した

美「………;;」
私は、一歩後退りドアの後ろに隠れた

ピアノの邪魔しちゃった!!

頭の中で何回も馬鹿な自分に後悔した


プッ…
小さな笑い声が聞こえる

私はひょこっと顔をだした

「そんな隠れなくたって大丈夫だよ。
ピアノ弾きたいの??」

⏰:07/04/20 02:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#213 [三ッ葉]
彼は穏やかな表情で私に問い掛けてきた


ピアノ……
久々に弾いてみたいな――…


そんな思いが私の中で少し芽生えたために
私は、彼に向って頷いた

「……どうぞ」

おずおずとピアノに近づく私に彼は椅子をひいてくれた……

紳士的な方だ!!

⏰:07/04/20 02:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#214 [三ッ葉]
ってのは置いといて!

椅子に腰をかけて、鍵盤に手を置いた。

今頭の中に浮かぶ楽譜が何故かお母さんの新曲になるはずだった曲――…

少し手が震える
でも、私は弾くことにした

〜♪

久しぶりすぎて鍵盤が重く感じたが
慣れてきたのかな??
楽しくなってきた!!   
………お母さん

⏰:07/04/20 02:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#215 [三ッ葉]
〜 ア サ ト 〜

麻「ハァ…ハッ――…
あいつ…一体どこにいんだよッ……;;」

荒い息遣いが口からこぼれる

現在の俺の現在地は
俺と美和のクラスになる
2―6の教室

先に行ったのかと考えて来たもののいねぇし;;

他にどこにいく??

誰かにさっそく声でない事でいじめにあってたりなんか――……

ないとは限らねぇし;;

⏰:07/04/20 02:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#216 [三ッ葉]
〜♪

麻「………!!」

色々頭で考えていたら
どこかからピアノの音がかすかに耳に届く

小さいピアノの音を聞こうと周りの音を掻き分けながら耳を澄ました

ピアノの音は、さっきからずっと聞こえてたけど……この曲は――…
高らかに歌う美和を初めて見たときの曲

この曲を忘れるはずがない

⏰:07/04/22 02:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#217 [三ッ葉]
あの時の歌声がずっとこびりついている――…


外見のあどけなさから想像もできない大人びた声

耳に自然に残る旋律

美和の優しい笑顔


心が揺さ振られた瞬間。

俺はあの時から美和に魅了されていたんだ――…


俺はあの時から―――…

⏰:07/04/22 03:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#218 [三ッ葉]
ダダッ

俺は、すぐさま体の方向を転換させ足を走らせた


ピアノの音……音楽室


美和は、新館3階の音楽室にいるはずだ


きっと"アイツ"もいる…

⏰:07/04/22 03:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#219 [三ッ葉]
〜 ミ ワ 〜

〜♪

あの頃に記憶が脳裏に浮かんでくる――…


笑顔のお母さんとお父さん

お母さんのようになりたくて、精一杯心をこめて歌ったの―……

大きく口を開けて
周りの空気を体内に取り込み、体の内側から声をだした――……

周りの空気を揺さ振る程の声をイメージして――…

⏰:07/04/22 03:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#220 [三ッ葉]
スゥッ――…

あの時と同じように口を開き、大きく息を吸った


美「…………」


そうだ。
あの時と同じように
声は…………でないんだ


気持ちが海に落とされた鉛のように沈んでいき

〜♪―…ピタッ

私は動かしていた手を止めた

⏰:07/04/22 03:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#221 [三ッ葉]
パチパチ…
ピアノの響きが消えたころに拍手の音が響く


美「………」

私の振り返った先に
麻人がいた


麻「やっと…みつけた。
良い…ッ演奏だったのに、止めんのか??」

開けたドアに手をついて言う麻人の息が少し荒い

……走ってきてくれたの??
私を…見つけてくれたの??

⏰:07/04/22 03:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#222 [三ッ葉]
そんな麻人の優しさがいつも胸に響く

私はそんな嬉しさからこみあげる何かと
声がでない悲しさを隠そうとピアノの上に頭をふせた


ギュッ……


手に私とは違う温もりを感じた
麻人の大きな手。


弱い私がすがりつく

⏰:07/04/22 03:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#223 [三ッ葉]
" 声をだそうともがく度に泣いちゃいそうになる……… "


麻「俺、昔泣くなって言ったけど悲しい時は我慢しねぇで泣けよ……
涙は俺が受けとめてやるから――…」


……………。

私は顔をムクッとあげた


" 今日は泣いてやんないもんッ……… "

べーっと舌をだして強がって笑った

⏰:07/04/22 04:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#224 [三ッ葉]
「驚いた。
麻人もそんな風に優しい顔できるんだね」

違う場所から声がする

あの美男子生徒が部屋の端から眼鏡をクイッと上げて私達に近づいてきた


麻「……詩音」

この人詩音っていうんだ…


私は、詩音と呼ばれた美男子生徒と麻人を交互にみつめた

2人とも輝いて見える!!
この学校には、格好良い人ばかりいるのか!??

⏰:07/04/22 15:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#225 [美星]
前半感動して泣いてしまいました;;
これからも頑張ってください(愛*VωV*)

⏰:07/04/22 19:31 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#226 [三ッ葉]

美星さン

$・。::・・::。・$
初めまして
感動してくださッたのですか-!?
すごく嬉しいです
頑張りますネ
美星さンの素敵絵
すみ仔さンの小説で
拝見しました
尊敬しますょ
もし良ければ今度感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1905/
に来てくださると嬉しいです
$・。::・・::。・$

⏰:07/04/23 09:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#227 [さぁ]
ガンバッフフフ

⏰:07/04/23 21:49 📱:W41SA 🆔:☆☆☆


#228 [三ッ葉]

さぁさン

久しぶりです
不定期更新なのに応援してくださるなんて
嬉しいです
頑張りますネ

カラフルパレットの話も思いついたので頑張ります

⏰:07/04/23 23:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#229 [三ッ葉]
>>284から

詩「初めまして。
見慣れない顔だけど……もしかして、君が榎坂さんかな??」

気が付いたら詩音と呼ばれる男子生徒は、私に向かって微笑んでいた

私は、二回縦にうなずいた


詩「やっぱりそうかッ。
僕は、榎坂さんと同じクラスの
"池谷 詩音-イケガヤ シオン-"って言うんだけどこれからよろしくね」

池谷君の丁寧な言葉遣いが容姿とすごく合ってるな

スッ…
池谷君は私にスッ手を差し伸べた

⏰:07/04/24 02:29 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#230 [三ッ葉]
あ…握手だよね??

私は、池谷君の手を軽く握って笑った


池谷君がこの学校で出来た友達一号だ〜♪
と、心の中で歓喜する


詩「僕なんかが一号でいいのかな??」

池谷君がクスクスと小さく笑って言う

美「………」


…………        

……………え!?

⏰:07/04/24 23:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#231 [三ッ葉]
…………えぇええッ!??

私は口をぱっくり開けた


麻「詩音にもあの力があんのか??」

私のもう一方の手を握ったままの麻人が口に出す。
私が疑問に思ったことを


詩「うん。僕にもあるよ……麻人と同じ力がね」

私の驚きを隠せない様子がよほど面白いのか
池谷君は笑ったまま答えた


麻「他にもこの力をもつものがいたなんてな……」

⏰:07/04/25 09:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#232 [三ッ葉]
    グイッ

美「……っ?」

突然、池谷君が私の手を引っ張ったので、私の体は前のめりになる

気が付けば私の顔の前に池谷くんの顔――…

詩「君の力になってあげたいな……良い…よね??」

美「………ッ///」


池谷君が耳元でクスッと小さく笑いながら呟いた

微かな吐息があたって、私の顔を真っ赤にさせた

⏰:07/04/27 15:34 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#233 [三ッ葉]
そこで、チャイムが鳴る


美「………!!」

詩「早く教室に行かないとね……」

池谷君は、麻人を一目みてから私の手を放した


池谷君が音楽室を出て、私もそれについていこうと足を動かす

ギュッ…

その足は、麻人に手を握られて引き止められた

⏰:07/04/28 23:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#234 [三ッ葉]
" ………麻人!? "

私はすぐに顔をかしめた


麻「あいつ……詩音なんて言ってたんだよ??」

何だか機嫌が悪くなった気がする……;;
ただでさえ無愛想なのに。

" なんかね…私の力になってくれるんだって!!
池谷君って良い人だねッ "

麻人の冷たい口調とは逆に笑いながら心の中で言う

⏰:07/04/28 23:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#235 [三ッ葉]
麻「………意味分かんねぇし;;」

麻人が露骨に嫌そうな顔をする

いやいや;
何でそんな顔すんの?


" 意味分かんねぇし;;
は、こっちの台詞!!
早くいこーよ!! "


私は、よく分かんない麻人の手を力一杯引っ張って教室へ向かおうとした

………って!!

私、教室の位置知んないからココに来ちゃったんじゃんッ;;

私は階段の前で足を止めて、いかにも困った表情で麻人を目を見た

⏰:07/04/29 00:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#236 [三ッ葉]
麻人は、大きくため息をついて

麻「教室はこっち。
ここ新館だから……。」

面倒臭そうに説明した


新館か……
そんなんあるんだ;;
頭にインプット完了!


麻「おい、行くぞ」

結局、麻人に手を引っ張られて違う階段を降りて走った――…



    ガララッ

麻人が私達の教室と思われるドアを開けた

⏰:07/04/29 00:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#237 [三ッ葉]
麻「…遅れてすみません」
私は麻人の声に合わせて先生にペコリと頭をさげた

う……
なんか皆の視線が痛い;;


とりあえず席につくと、廊下側の一番後ろの席だった。麻人は隣だった。


担任の話、自己紹介をしていく――…

その時に詩音君を見つけた。運動場側の一番前だった

⏰:07/04/29 02:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#238 [三ッ葉]
皆は名前、出身校の他に趣味、特技とかいろんな事を話してるのに……

麻「神山 麻人。
星和中学校出身……」

とだけ言って椅子に腰を下ろす麻人


なんだか学校だともっと無愛想なんだなって思った。いつもと違うな―……

そんな無愛想で面白みのない自己紹介でも、女子の大半は麻人をずっと見てた


今まで男の子をちゃんと見たことあるのは、麻人だけやったから分からんかったけど―――…

⏰:07/04/29 02:13 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#239 [三ッ葉]
周りの男子みて失礼やけど思ってしまう――…

麻人ってやっぱり格好良い……のかな??
………………ってね


「榎坂 美和……榎坂ッ」

自分の番が来たらしく
担任の先生が私の名を呼んでいた

私は飛び上がるように立ち上がった

第一印象って大事だよね??麻人の力に手伝ってもらって………って、力の事皆にばれていいのかな??

よしっ!
こうなったらなんとかして言いたいこと伝えよう!! 

⏰:07/04/29 02:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#240 [三ッ葉]
先生が話せない私の代わりに黒板に名前を書いていく間、笑顔を絶やさなかった

そして、担任が私の声の事情について静かに述べていく――…

顔色が変わる子もいれば
私を凝視したり
面白がった様子の子や
真面目に受けとめてる子がいるのが目につく


そりゃ引いちゃうよね?
覚悟はしてたけど、実際となるときついな……

なんとかして印象良くしたいんだけど

「榎坂座っていいぞ」

…………え!?

⏰:07/04/29 02:29 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#241 [三ッ葉]
何か伝えようとしてたのに――!!
自己紹介あっけなく終了??

嫌だな……;;
渋々だけど席に座ろうと決めたとき


ギュッ…


美「………?」

麻人が座ったまま私の手をさり気なく握った


麻「榎坂 美和。
O型、趣味は音楽鑑賞、特技はピアノ、歌。
よろしくお願いします」

麻人が勝手に口を開いた

⏰:07/04/29 02:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#242 [三ッ葉]
麻人、力使ってない。
私、何も考えてなかったし――…ね。

てか、せめてもう少し明るく言ってほしい!!
私まで無愛想だと思われるよ〜;;


「あの麻人君が……」


少し離れたトコから驚いた声が聞こえた。
あの子、確か西浦さんだったような??

あの麻人って……
どんな麻人なのかな??

私、麻人の事も良く分かんないや……

⏰:07/04/29 02:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#243 [三ッ葉]
ちょっぴり寂しく感じた


「はいは〜い」

今度は、一人の男子が手を挙げた――…


私は首を傾げた
あの男子は…誰だっけ?


「ちょっと聞きたい事なんだけど、麻人は榎坂さんとどんな関係っ!?」


そう言う男子の顔はにやけていた

"どういう関係って……??"
私は麻人を見た


………しぃていうなら
   馬鹿と天才??

⏰:07/04/29 02:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#244 [三ッ葉]
あっ!!
もちろん天才は、麻人の方だよ??

と一人で考える……。



麻「………。
守るって約束した関係?
守護係っつーか……子守みたいなもん」


考えてる間に麻人が軽く笑って答えた



……子守って
麻人にとって私は子供ですか;;

⏰:07/04/29 02:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#245 [三ッ葉]
まとめてアンカーはりますね\(^O^)/

>>2-4
 登場人物 プロローグ

>>5-35
【消しゴムのように…】

>>36-66
【失いしもの】

>>69-91
【…ホ タ ル ノ ヒ カ リ…】

>>93-108
【Cherry】

⏰:07/04/29 03:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#246 [三ッ葉]
>>110-134
【テデイーベア】

>>136-159
【モ ノ ク ロ の 世 界】

>>164-198
【 出発進行 】

>>200-244
【 守護係…ガーディアン… 】  ↑更新完了

感想ださると嬉しいです
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1905/

⏰:07/04/29 03:12 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#247 [三ッ葉]
感想板
が貼れなかったのでもう1度……

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1905/

⏰:07/04/29 03:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#248 [美星]
おつかれさまッ(eノ∀``)

おもしろかったです

また頑張ってくださいね

⏰:07/04/29 15:12 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#249 [三ッ葉]
美星さン

おもしろいですか??
ありがとうございます

これからも頑張りますので、どうかよろしくです

感想板での素敵絵嬉しかったです

⏰:07/04/29 22:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#250 [三ッ葉]
【 冷たい瞳 】


恭「学校はどうだった??」

晩ご飯を済ませたリビングの中でお父さんが笑顔で聞く


私の手には、別の暖かさがあって――…
それは麻人の手。

暇があればよく家に来てくれるんだ
本当に感謝してる


こんな私でも、何年間も傍にいてくれるのは何で??
って思う事もあるけど……

美和&麻人イメージイラby美星さン [jpg/32KB]
⏰:07/04/30 23:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#251 [さぁ]
ァゲ

三ッ葉さんも美星さんも両方絵上手ですねP

これからも頑張って下さぃメメメ

⏰:07/05/02 22:53 📱:W41SA 🆔:☆☆☆


#252 [三ッ葉]
さぁさン

アゲ
ありがとうございますッ

美星さン上手ですよね
私もまだまだですが
そう言ってもらえると
嬉しいです

いつまでも見てくださる
さぁさンに感謝です
頑張りますッ

⏰:07/05/03 03:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#253 [ゅぅ]
続きが気になる

⏰:07/05/08 00:04 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#254 [三ッ葉]
ゅぅさン

お久しぶりです
最近忙しくて更新する暇がありませんでした
これからも頑張りますのでよろしくです

⏰:07/05/08 22:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#255 [三ッ葉]
私は麻人の手を払って、ペンを握った

近くにあった紙にサラサラと字を書いていく……


【楽しいよ。
でも、誰かさんに子守とか言われた。】


私はムスッとすねた表情をして、ペンと紙を置き、二人から離れた


恭「確かに…子供だな」

麻「ですよね〜;;」

⏰:07/05/08 22:29 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#256 [三ッ葉]
クスクスと笑う二人が頭にきた

私は舌をべーっとだして
階段を上がって、自分の部屋へと駆け込んだ


下の階から足音が近づいてくるのが分かる

ガチャッ
鍵をかけた


麻「まじで怒ってんの??
ドア開けろよ……」

ため息混じりの声がドアを通して耳にはいる


麻「子守とか…冗談だから。わりぃ……」

⏰:07/05/08 22:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#257 [三ッ葉]
美「…………」

私が何もしないまま時間だけが過ぎていった


麻「………ガキ」


麻人が最後にそう小さく呟いて自分の家に帰っていった


はぁッ…
口からため息がこぼれた


涙がでそうになる――…

怒ってるんじゃない

恐かったんだ

⏰:07/05/09 09:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#258 [三ッ葉]
あたしが声を失ってから
ずっと傍にいてくれてる麻人―――…

なんだかんだ言って優しい奴


それは同情から………??


子守……

それって麻人を縛り付けてるんじゃないの??



そう……思ったんだ


   コンコンッ
恭「………美和??」

⏰:07/05/09 09:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#259 [三ッ葉]
どうやらお父さんがドアの前にいてるらしい……

恭「麻人君、浮かない顔して出ていったけど――…。そんなに怒らなくてもいいんじゃないか??」


怒ってないよ……
不安なの

声があればドアごしでも伝えれるのに――…
麻人がいてくれれば……


涙の溜まった目を見られるのが嫌で私はドアを開けなかった


恭「仕事で今から出ていくから、朝いないけどちゃんと学校いくように!!」

⏰:07/05/09 09:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#260 [三ッ葉]
お父さんも子供扱いするんだね

中二なんだから学校くらい一人でも行けるよ


お父さんがいなくなった後、ベッドに入った

そして、
テディーベアをそっと手にした


声戻ってほしい……
でも、これはお母さんを失わせた罰

私はどうしたらいい??  

お母さん、麻人…
ごめんね

⏰:07/05/09 09:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#261 [ゅぅ]
更新されてる
これからも三ッ葉さんのペースで頑張ってねぇ

⏰:07/05/11 00:18 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#262 [ゅぅさン頑張ります]
━━━━━━━…………
━━━━━…………

朝、気持ち良く目を覚ました


はずがない!!


やっ…やばいっ!!

いつもより起きんの遅い
麻人と約束した時間に間に合わないよ

って……
麻人と喧嘩しちゃったし、別にいいじゃん;;


それでもヘマすれば学校じたい遅れそうな時間のため、私はせっせと用意をした

⏰:07/05/11 02:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#263 [ゅぅ]
ぁげぇ
続きが気になる

⏰:07/05/17 12:07 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#264 [三ッ葉]

ゆうさン

ホントに更新遅くて
すみませン
部活、テストに
追い回されてて……

三ッ葉なりに
頑張りますのでよければ見届けってやってください
続きもちゃンと
考えてありますので安心を
まだ忙しいので
落ち着いたら更新します
ホントすみません

⏰:07/05/17 21:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#265 []
>>1-300

⏰:07/05/18 09:50 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#266 []
>>200-300

⏰:07/05/18 10:13 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#267 [麗]
面白いです♪
最初の方,泣けてきました♪
うまいデスね★
ファンデス☆
絵もとってもうまいデスね★
返信待ってマス♪

⏰:07/05/18 11:34 📱:V803T 🆔:☆☆☆


#268 [三ッ葉]
<Div Align="center">さン

アンカー
有難うございます
これからも頑張りますので
よろしくお願いします

⏰:07/05/19 17:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#269 [三ッ葉]
麗さン

亀更新で未熟な小説でも
読んでくださって
有難うございます
泣けちャいましたか
ファンだなンてッ…
最高にうれしいです
これからも頑張ります
挿し絵?も気が向けば
貼りますので

⏰:07/05/19 17:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#270 [ゅぅ]
いつまでも待ってるょ
なんか焦らせちゃってごめんね
三ッ葉さんのペースで頑張ってね

⏰:07/05/19 21:12 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#271 [三ッ葉]
ゅぅさン

いつまでも
よろしくです
全然焦らされたりしてませんょ
気にしないでください
小説の更新を
求めてくださる事は
三ッ葉にとッて幸せですので
明日からテストです
がんばります

⏰:07/05/20 22:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#272 [三ッ葉]
>>262から

朝食も十分にとる時間もない為、生の食パンを口加えて玄関へと迎う


まさか自分が生の食パンかじって、マンガみたいな展開になるとは……;;


……………。

そんな事考えてる暇なんてなかったんだっ……!!!


私は急いでドアを開けた

    ガチャッ

「………はよ」

⏰:07/05/20 22:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#273 [三ッ葉]
あ………

私は少しだけ体の動きが停止した


昨日喧嘩したのに……

待ち合わせの時間とっくにすぎてんのに………

なんでいんの??


………………麻人。


麻「……乗れよ」

麻人がそっぽ向いて小さく言った

⏰:07/05/20 23:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#274 [三ッ葉]
自転車乗れないし
走って学校行くなんて遅刻確定だし………;;


美「………;;」


私は麻人と背中合わせになる様に自転車の後ろに腰を降ろした


麻「……。
お前、その乗り方だと落ちんぞ!!
俺かなり飛ばすからな」

⏰:07/05/25 13:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#275 []
読んでます
頑張っては0ぃ

⏰:07/05/27 03:23 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#276 [かなめ]
楽しみにしてます
頑張って(-3・)

⏰:07/05/27 10:36 📱:N901iC 🆔:☆☆☆


#277 [三ッ葉]

さン
前作にもコメント
してくださり有難うございます

かなめさン
初めまして
楽しみにしてくださるなんて嬉しいです

私情でいろ○2と
忙しくて亀更新ですが
よろしくお願いします

⏰:07/05/29 10:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#278 [三ッ葉]
>>274から

美「……」

私は意地からか
そっぽを向いたまま乗り方を変えなかった


麻「お前……知らねーからな;;」

麻人がそう言いながらペダルに足をかけたのが分かる


美「――――ッ!!」


私はあまりのスピードに
体がこわばった

ストップストップ!!

⏰:07/05/30 08:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#279 [三ッ葉]
    キキッ

手をつないでいないのに私の気持ちが伝わったのか
麻人はブレーキをかけて止まった


麻人がゆっくり
後ろに振り向き、私は涙目で麻人の方を向く



麻「どうする??」



麻人がニヤッと笑みを浮かべた


………………;;

私は唇を軽く噛み締めた

⏰:07/05/30 09:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#280 [三ッ葉]
麻「はいっ出発〜」

麻人の声と共に自転車が進みだす


一方――…
私は普通の乗り方に変えた

でも、麻人には意地でも触れなかった……

どんなにスピードがでても必死に体を固定しようと頑張った


うぅっ……
でも、恐い;;


麻「ちゃんと掴んどけって………;;」

⏰:07/06/01 12:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#281 [三ッ葉]
呆れた声をだして
麻人が私の頭を頭でこづいた


美「……ッ…」


麻「なんかすげぇ〜嫌。
いい加減普通にしろよ。
子守なんて思ってねぇよ……俺は――…」


ブロロッ……


急に車の騒音が耳に入り
麻人の声が聞こえなくなった

なんて言ったの……??

⏰:07/06/01 12:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#282 [三ッ葉]
麻「とにかくごめん」


麻人の前の言葉を確認できないまま、次の言葉が耳に入ってくる……。

私は、昨日と違って
軽くぎゅっと麻人の体に腕をまわした


麻人は優しいね―……

だから
私から離れられないんだよね

私が麻人に無理をさせてるなら――…


私から
離れてあげないといけないよね??

⏰:07/06/03 08:57 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#283 [かなめ]
気になる
頑張って(´3`

⏰:07/06/03 18:06 📱:N901iC 🆔:☆☆☆


#284 [かなめさん有難うです]
顔を伏せて麻人にしがみ付きながら学校の門をくぐっていた


麻「到着。だから美和…離してくんない??」

美「………!!」


自転車置場に着いてからしばらく経ってたのに
ぼーっとしてた私は慌てて自転車を降りた


自転車の鍵を抜こうとしている麻人を置いて
玄関へと迎う私……。

麻「おいッ…待てよ;;」


麻人から離れなきゃ――…

⏰:07/06/07 21:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#285 [ゅぅ]
更新されてる
これからも頑張ってねぇ

⏰:07/06/09 01:20 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#286 [向日葵]
三ツ葉さん
お久しぶりです
久々にカキコしちゃいました

麻人カッコイイです頑張ってくださいね

⏰:07/06/09 09:14 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#287 []
あげ

⏰:07/06/09 09:32 📱:N902iS 🆔:☆☆☆


#288 [三ッ葉]

ゅぅさン
更新あまりできないのに
コメくださッて感激です
頑張ります

向日葵さン
お久しぶりです
麻人より、珊瑚君の方が断然格好良いですょ
これからもよろしくです
さン
アゲ嬉しいです
今日は更新できるか分かりませんが
明日でも余裕があればしようと思います
お付き合いくださると
嬉しいです

⏰:07/06/10 01:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#289 [三ッ葉]
>>284から

私は足早に教室へと向う

昨日の道を思い出しながら、あっちかな?こっちかな?と辿っていくと


あッ!!自分のクラスだ!!


教室に気付き、足を更に早めた。が、教室のドアの前に女の子達が群がっていたので私は足を止めた


その中には、なぜだか印象に残っている西浦さんの姿も………

どうしよう;;

進むべきか否か!!

⏰:07/06/10 08:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#290 [三ッ葉]
麻「邪魔だからどいてくんない??」


背中を通して聞こえてくる声に驚いて後ろを振り替えると麻人がいた

冷たい瞳。

冷たい声。

……………恐い


若「あ…麻人君――…」

西浦さんを始めとして、皆体を引っ込めてドアから少し離れた


麻「行くぞ」

麻人にグイッと引き寄せられながら、教室の中に入った

その時にチラッと見えた西浦さんの視線が恐かった;;

⏰:07/06/10 08:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#291 [美星]
お久しぶりです


もー麻人君ホントかっこいいです!!
更新待ってます

⏰:07/06/10 17:24 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#292 [三ッ葉]

美星さン
お久しぶりです
麻人格好良いですか!?
そういってもらえると
嬉しいです
頑張りま〜すネ

感想などある方はコチラへ

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1905/

⏰:07/06/10 22:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#293 [三ッ葉]
昨日と同じように無数の視線を周りから感じた

そんな中――…

詩「榎坂さん、麻人……おはよ」


池谷君がにっこりと笑って挨拶をしてくれた

私もニコッと笑って返した

何かしゃべろうかと池谷君に向って片手を伸ばそうとした

でも!!
そのまま麻人に連れていかれ、池谷君の前を通り過ぎていった;;

⏰:07/06/10 22:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#294 [三ッ葉]
そっから更に沈んでく心


池谷くんは、きっと私じゃなくても誰にでも優しいんだろう

でも……

麻人は違う――…


他の人には冷たい瞳を向けているのに私には違う

いいように考えたいよ?


でも――…無理だ

きっと麻人も本当は、心の中で冷たい瞳で私を見てる
私を哀れだと思って―…
同情しつづけてるんだ

⏰:07/06/10 22:52 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#295 [三ッ葉]
授業中、そんな事ばかり頭の中で考えてパンクしそうになった


もう、休憩時間になる


私は麻人を避けてトイレへ行くフリをして、人気のない使われていない階段の隅にしゃがみこんだ

もう授業さぼろ……


麻人の事を考えると、苦しくなる私はそうやって逃げ道を作ろうとする


「榎坂さん?
そんな所で……かくれんぼ??」

急に静まり返った階段に聞いたことのある声が響き届いた

⏰:07/06/10 23:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#296 [我輩は匿名である]
下がってたのであげぇ
麻人

⏰:07/06/19 12:17 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#297 [三ッ葉]

匿名さん
アゲ有難うございます
落ち着いたら更新頑張ります
ストーリーも組み替えたり
考え直したりと
ちゃンと考えてますので
麻人が人気のようで
嬉しいです
頑張ります!!

⏰:07/06/21 10:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#298 [三ッ葉]
>>295から

私はぐったりしている頭をあげて目で声の発生源を探した。

ぁ……池谷くんだ


池「何か元気ないね。
麻人探してたよ……??」


そう言って私の隣に腰を下ろした

美「………」

池「僕もさぼろっかな」


…………え??


池「僕で良かったら話聞くよ??」

⏰:07/06/21 11:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#299 [三ッ葉]
美「………」


笑顔で手を差し伸べる池谷くんに甘えてしまい
手をゆっくりと握った


………あ

何だろ??
いつも麻人の手握ってばっかりだから、違和感あるな………

うまく言えないけど
麻人の手の方が心地よいし、落ち着くかな??


それに怪しい違和感も。
池谷くんの力の微妙な感覚から伝わる……


まぁいいっか――…

⏰:07/06/26 00:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#300 [三ッ葉]
私は深く息をはいてから
心のもやもやを強く思いにしていった

池谷くんなら
いいかなって思った。


池谷くんは何度も小さく頷きながら聞いてくれた


………………………

池「僕の感じ方の勝手だけど………それは同情かもしれないね??
扱いも違うし――……」


    ズキンッ!

⏰:07/06/26 00:12 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#301 [三ッ葉]
……同情


分かっていた事だけど
口にしっかりと出されると心が痛んだ


目の奥から
何かが込み上げてくる信号がじわりと伝わる

泣いちゃダメだ……。


笑顔をつくって
私は念じる


"やっぱりそうだ――…"

池「でも、本当はさ…」


思いが池谷くんの声でさえぎられた

⏰:07/06/26 00:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#302 [三ッ葉]
…………ッ///


池谷くんが眼鏡を片手で外してズイっと顔を近付けてきた!!

詩「俺が君に対して芽生えてきてる感情と……一緒なんじゃない??」

わずかな距離で
池谷くんがクスッと笑うから、小さな吐息が頬に当たった

池谷くんの
いつもの優しい感じとは違う豹変した目。
するどく目に突き刺さるような感覚に襲われる……

⏰:07/06/29 14:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#303 [三ッ葉]
「僕」から「俺」……。

いつもの池谷君じゃないみたい――…


池谷くんに対して
一抹の恐怖を抱いたけど、恥ずかしさの方が上回っていた。


"い…池谷君??
良くわかんないよ……"

私は恥ずかしさで顔を俯かせて答える。

詩「ふッ……いつか分かるよ。美和にもね。」

⏰:07/07/02 13:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#304 [悠]
下がってたので
あげぇ
続き楽しみに待ってます

⏰:07/07/06 00:37 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#305 [三ッ葉]

悠さン

上げてくださって
すごくうれしいです
新しく始めた
もう一つの作品と一緒に
頑張りたいと思うので
よろしくお願いします

本当にありがとうございます

⏰:07/07/06 07:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#306 []
もぅ1つのってなんですか?

⏰:07/07/07 11:34 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#307 [三ッ葉]

さン

これともう一つ
*Candy*
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/4913/
と言う小説を
書かせてもらってます

この作品とは違った
恋模様を書いていくつもりです

興味があれば
見てやってくださいね

⏰:07/07/07 11:42 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#308 []
頑張れ

⏰:07/07/11 19:15 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#309 [さン頑張ります]
美「………」

私は心のなかでも
黙ってしまう。

詩「あっごめん――…。
美和って読んじゃって」

池谷くんが不意に片目を瞑りながら謝った。

"きっ…きにしなくていいよ!!
全然かまわないしっ"

詩「ほんと?
じゃっ…さ、名前でこれからも読んで良いかな?」

"うん。どうぞ。"

私は笑顔で返した。

⏰:07/07/11 22:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#310 [三ッ葉]
詩「なら、僕の事も詩音でかまわないからさ。」

えっ……

今まで同期の男の子の中で麻人しか名前でよんだことなかった私。

麻人は自然的にだったけど、こんな風にも名前で呼びあえるきっかけがあるんだね。

でも――…

"せめて、君をつけて……いいかな?"

私は知らぬ間に口走っていた。

詩「うん。その方がいいなら。」

⏰:07/07/11 22:53 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#311 [三ッ葉]
詩音くんは、外した眼鏡を元の位置につけた。

詩「もうそろそろチャイム鳴りそうだし、いこっか……美和。」

美和って呼ぶ声。
いつもと違う――…。


麻人…
いつまでもずっと一緒にいたかったのにな――…。


寂しさがこみあげてきそうになるのを抑えて

"うん。"

私は詩音くんと一緒に教室へと向かった。

その途中にチャイムが鳴り、休憩が始まり廊下が騒つきはじめる。

⏰:07/07/11 23:01 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#312 [三ッ葉]
麻「……美和っ!!」

歩いていると、麻人が人込みをすりぬけて駆け寄ってくる。

美「………!!」

麻「どこに――…」

麻人が詩音くんに視線を移し、急に鋭い視線を送りだした。

そしてその視線は私にも向けられる。

麻「ふーん。
そういう事なんだ……。もぅ美和には、詩音がいるから俺は用ナシってこと?」

麻人の言葉に私は必死に首を左右に振った。

"違うっ…違うよ"

私の心のなかの叫びは、手をつないでいないためにむなしく届かない。

⏰:07/07/11 23:08 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#313 [あぃ]
失礼します
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400

⏰:07/07/11 23:30 📱:N901iS 🆔:☆☆☆


#314 [三ッ葉]

あいさん

失礼しちゃってください(笑)
アンカー有難うございます
頑張りますねッ

⏰:07/07/12 02:31 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#315 [三ッ葉]
麻「俺が傍にいてやる……って言ったのに…な。」

麻人が今までに見たことのない辛そうな顔をして失笑する。


私は麻人から
離れなきゃ……ダメなのに


気が付くと頭より先に行動に移っていた。


麻「……み…わ」

私はがむしゃらに麻人の体に抱きついた。


違う…本当は離れたくないんだよ――…。

⏰:07/07/12 02:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#316 [三ッ葉]
私はすぐに麻人から離れて、どっかに走り去ろうとした。

麻「みっ美和!!?」

詩「……!?」


私は、少し離れた女子トイレの中へと駆け込んだ。

鏡を見ると
今にも泣きだしそうな顔がはっきりと写っていた。


若「あれ?榎坂さん。
ちょうど良かった……話したいことがあるの。」

振り向くと西浦さんをはじめとする数人の女子がいた。

私は首を横にかしげた。

⏰:07/07/12 02:42 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#317 [三ッ葉]
若「あんた絶対自惚れてない?
あの麻人君が何であんただけに優しいかわかる……?」

西浦さんの険しい目。
鋭く突き刺さる様。

何が言いたいのか薄々感付いてきた――…。

西浦さんが徐々に私に近付き、そして耳元でしっかりと囁く。


若「同情。に決まってるじゃない。」


その声とともに目頭が熱くなるのが分かった。


そんなの………

⏰:07/07/12 02:48 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#318 [三ッ葉]
―――そんなのアンタなんかに言われなくても分かってる!!

そういう気持ちから私は、西浦さんに負けないくらい睨み付けて、向こう側へと押し飛ばしてしまった。

西浦さんは「きゃっ」と言って尻餅をついた。

どの空間にいるのも胸が押しつぶされそうになり、唇を噛み締めながらすぐさまトイレから走り去り、
何ももたないまま学校すらも飛び出した。


―――――……

ある場所まで人目も気にせず走り続けた。

⏰:07/07/12 02:53 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#319 [三ッ葉]
私が来た場所は墓地。

大好きなお母さんの
お墓――…。


榎坂 理恵


とかかれた綺麗な墓石を見続けた。

体に力が入らず、墓石前で座り込んだ。

美「……ッ」

いつのまにか一粒の涙が頬に透明な道を作っていた。


それはとどまる事を知らず、あふれて、溢れて流れ続けていく―――…


私は墓石にしゃがみこんで声にならない声で泣いた。

⏰:07/07/12 02:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#320 [三ッ葉]
お母さん……

きっと私を見てる。



優しくて暖かい瞳で…?




ううん。違う……





氷のように冷たい瞳。



お母さん――…
ごめんなさい。

⏰:07/07/12 03:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#321 [三ッ葉]
>>250-320
【 冷たい瞳 】

更新完了しました

感想板に感想下さると嬉しいです
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1905/

もう一つの作品
*Candy*
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/4913/
もよろしくお願いします

⏰:07/07/12 03:08 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#322 [はぁチャン]
>>310ー400

⏰:07/07/13 01:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#323 [三ッ葉]

はぁチャンさん

アンカー
有難うございます

昨日は睡魔に負けて
更新できずにすみません

こんな主ですが
暖かく見守ってくださると
光栄です

⏰:07/07/13 08:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#324 [三ッ葉]

急遽、私の書いた小説全体の
感想板を作りました

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2502/

これからはこちらを
利用してくださいね

⏰:07/07/15 02:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#325 [三ッ葉]
【 暖かい瞳 】

〜ア サ ト〜

少し前から
美和がおかしい………。


どうして俺から離れてくんだ?

何で詩音の所へ行くんだ?

何で俺の前になると泣きそうな顔するんだよ……。

俺お前に言っただろ?



辛いこと受けとめてやる。

ずっと傍にいてやるって――…。

⏰:07/07/16 20:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#326 [三ッ葉]
詩「麻人っ、ぼっとしてないでよ。」

詩音が俺の肩を揺らした。

麻「お前、俺の前で優等生ぶらなくていいから。
本当のお前がそんなんじゃない事ぐらい分かってんだけど。」

俺は詩音の手を払った。


詩「なんだ、知ってたんだ〜。さっすが麻人だね。
優等生面は疲れるわ」

詩音はニヤリと笑った。

⏰:07/07/16 20:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#327 [三ッ葉]
騒がしい廊下の中の俺と詩音だけの空間が静まる。

そんなとき

若「麻人くんっ…」

足音とともに少し目の潤んだ西浦が駆け寄ってきた。


麻「今それどこ」
若「榎坂さんがっ……」

西浦をかわそうとした俺は、美和の名前がでてピタリと声を発するのを止めた。

⏰:07/07/16 20:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#328 [三ッ葉]
若「わっ私……榎坂さんにトイレで思いっきり突き飛ばされて……ッ…。」


西浦の目から支えきれなくなった涙がこぼれ落ちた

声が震えている。

美和が突き飛ばした?


絶対何かあるはず――…。


俺は、西浦の手をとった。

麻「大丈夫か?
手も傷ついてない?」

⏰:07/07/16 20:49 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#329 [三ッ葉]
優しい声でたずねた。

若「うん。もう大丈夫。
麻人君、いつも冷たいけど……優しいね――…」

西浦は、頬を赤らめて
小さな笑顔をつくる。

俺の手を両手ではさんできた。


麻「……」

若「………麻人君?」


俺は自分の手に神経を集めた。

俺の頭の中に小さな頭痛とともに映像が入り込んでくる………

⏰:07/07/16 20:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#330 [三ッ葉]
……………………………

トイレにまだ涙目のままな美和の姿。
そして西浦がつぶやく

『同情。に決まってるじゃない。』

美和が睨んで西浦を突き飛ばした。

……………………………

麻「…………は?」

若「麻人君?」


西浦が上目使いで俺を見る。

俺は大事そうに握られていた西浦の手から自分の手を引き抜いた。

⏰:07/07/16 21:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#331 [三ッ葉]
麻「俺は……俺は同情なんかでアイツといるんじゃねぇよっ……」

若「……いッ…」


罵声をだしながら西浦の腕をきつく握った。
怒りから自分を抑えられない。

詩「おいっ麻人!!」

麻「……っ」

詩音の声で、西浦の腕をすぐに放した。

麻「ふざけんなよ……」

⏰:07/07/16 21:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#332 [三ッ葉]
俺は捨て台詞をはいて、西浦の傍から去った。

……………………

詩「気のない奴に優しくして…………
自分だって一瞬だけ二十人格使ったっしょ?
西浦の思考を読み取るために、さっ。」

後ろから付いてきた詩音が小さく笑っている。

授業が始まっているにも関わらず
俺と詩音は階段に座り込んでいた。


麻「うるせ〜。
仕方なかったんだよ;;」

⏰:07/07/16 21:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#333 [三ッ葉]
詩「そういえば、西浦も二十人格だったね……」

麻「知ってんのか?
アイツは何のために使ってんのか意味わかんねぇ。
言ったらアレだけど、煩わしい。」

俺はふぅっと息を吐いた。

詩「俺の場合は――…優等生の方が有利な事が多いから。それと………」


詩音は妙な間をためる。

そしてこっちをチラッと視線をおくった。

⏰:07/07/16 21:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#334 [我輩は匿名である]
× 二十人格
○ 二重人格

頑張ってね

⏰:07/07/16 21:45 📱:W43T 🆔:☆☆☆


#335 [三ッ葉]

匿名さん

わざわざご丁寧な
字誤りの指摘有難うございます

ミスを無くしていけるように
頑張ります

⏰:07/07/16 22:04 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#336 [む]
あげます!

⏰:07/07/21 09:15 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#337 [三ッ葉]

むさん

あげて下さって
有難うございます
嬉しいです

頑張ります

⏰:07/07/23 00:53 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#338 [囿]
続き楽しみにしてます

⏰:07/07/29 23:28 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#339 [我輩は匿名である]
なんか無責任じゃない?
完結する前に違うの書いて、こっちを放置だよ?
先に書き始めた方を進めるべきじゃないかな?
頑張ってくださいって言ってくれてるからって調子のってんじゃん。
『何をしても大丈夫。』
ってさ。

言葉キツくなったかもだけど、小説書くのは勝手だけど、勝手に書いた小説にも読者がいるってこと忘れないでね。

⏰:07/07/30 09:29 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#340 [三ッ葉]
匿名さん

確かに無責任でした。
匿名さんの言ってくださった事に否定はありません。

私自身もたまに思っていましたが、許してしまっていました。
匿名さんにはっきり言ってもらえて、これから読者の事を考えたいと思います

ですが、両方を同等に更新していく事にします。

はっきり言ってくださって有難うございます

勝手ですみませんでした

今忙しいので
又更新しますね

⏰:07/07/30 12:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#341 [三ッ葉]
囿さん

続きを楽しみにしてくださって
有難うございます
これからは
ちゃんと更新します

⏰:07/07/30 12:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#342 [三ッ葉]
詩「美和に良い印象もってもらいたいもん。」

詩音の言葉に耳がぴくりと反応し、俺は横目でじっと見た。


『美和』って……。


麻「気やすく呼んでんじゃねーよ……。」

詩「美和が良いっていったんだよ?」


詩音は自慢げに言うので、少しいらついた。

⏰:07/07/31 15:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#343 [三ッ葉]
麻「あ……っそ。」

どうでも良いように言う。

詩音がただたんに美和の事を呼ぶだけでも
胸がしめつけられる。

悔しい。
格好わりぃけど
……………嫉妬。


麻「俺、行くわ。」

腰をさっと起こした。


詩「美和を捜しに?」

麻「………当たり前。」

⏰:07/07/31 15:40 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#344 [三ッ葉]
〜ミ ワ〜


小さな山の上にある墓地から見える空はすっかり暗くなっていた。

暗くて静かな空間には私のすすり泣く音しか聞こえない――…。



お母さんの代わりに
私がいなくなれば良かったのに――…

そしたら麻人に
迷惑かける事にならなかった……

こんなに辛い思いしなくて良かったのに――…。

⏰:07/08/01 02:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#345 [三ッ葉]
私の気持ちは底を知らない海の様に沈む一方……。


美「………ッ…」


目から大きな一粒の
涙がこぼれ落ちた。


麻人、お母さん……

私は傍にいない方が良かったね。


恐い…恐いよ。

私の傍にいることで
麻人もいつかいなくなってしまうかもしれない。


体が小刻みに震える

⏰:07/08/01 02:37 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#346 [三ッ葉]
    フワッ

美「……ッ…!?」

そんな冷えた体が急に暖かい何かに包まれた。



麻「………ッ美和。
どんだけ捜したと思ってんだよ。
捜してもいっこも携帯つながんねぇし、まじ心臓止まりそうになった――…」


振り向く前に声がして気付く。
後ろからきつく抱き締めたのは、麻人。

少し怒った声混じりの声が、耳に入った途端
涙腺が切れたように自然と涙が溢れだした。

⏰:07/08/01 02:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#347 [三ッ葉]
麻「…ハッ……ずっと傍にいてやるから…って言っただろ?俺の前からいなくなんなよ。……てか、
傍にいたいんだよ、お前の。」


荒い息をかきわけながら麻人が喋る。

麻人はいつも私を捜し出してくれるね。
どんな時も走ってきてくれるね。


麻人……あなたは
優しすぎるんだよ?


    スッ

麻人がしゃがみこんでいる私の体から離れて、静かに立ち上がった。

そして
片手をそっと墓石に置いた。

⏰:07/08/01 02:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#348 [三ッ葉]
しばらくの間、沈黙がつのる。

突然、墓石に触れている麻人の手から薄白い光が体全体に広がっていく。


その光景に驚くばかりであった。


……麻人?

心配になり、麻人の手をぎゅっと力を込めて掴んだ。


その時――…

麻「……わ」

麻人の唇が小さく動く。

⏰:07/08/01 02:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#349 [三ッ葉]
麻「……み…わ」

麻人が私の名を呼ぶ。


…………ッ!?


私は思わず息を飲んだ。

だって
麻人の傍に紛れもなくお母さんが立っているから。


でもそれは薄白くて、
きっと幻影なんだ――…


"お…お母さん?"

⏰:07/08/03 14:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#350 [三ッ葉]
麻「美和……もぅ泣かないで――…」

麻人の声がお母さんの声に染まっていく。
麻人が私の隣にしゃがみこむのと同時に、お母さんの幻影も同じように動く。


涙がこぼれる。


"本当にお母さんなの?"


私はくしゃくしゃな顔を見せながら、問い掛けた。

お母さんは優しく目を細めて頷いた。

⏰:07/08/03 15:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#351 [三ッ葉]
"ご…ごめんなさいっ"

私は深く頭を下げた。


冷たいコンクリート面に涙が落ちてシミをつくった。


麻「美和、顔をあげて?
もぅ謝らなくていいの――…」


私は首を数回横に振った。

すると
麻人の手によって顔があがる。

⏰:07/08/03 15:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#352 [三ッ葉]
麻「あのね、お母さんは美和の事恨んだりなんかしてない。
むしろ嬉しかったの。
大事な美和をしっかりと守れたんだもの――…。

もし美和が死んじゃってたら、お母さん生きていられない――…」


お母さんの言葉一つ一つが胸にしみ込んでいく。


"お母さん、本当にごめんなさい……。"

私は謝る事しかできない。
お母さんの幻影が私の頬に手を添えて、人差し指を目下に滑らせ、涙を拭った。

⏰:07/08/03 15:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#353 [三ッ葉]
麻「愛してるわ、美和。
あなたは私の最高な娘よ。だから――…
もぅお母さんの事で泣かなくていいの。

笑っていてほしいの!」


お母さんは涙を浮かべながら満面の笑みをみせた。


お母さんが両手を広げて、私を抱き締める。

体の周りの空気が暖かくなった気がする。
心地よい香が何故だかして、鼻をかすめる。


今まで私を縛っていた鎖が消えていく――…


"お母さん……大好き。
ずっと大好きだから。"

⏰:07/08/03 15:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#354 [三ッ葉]
麻「当たり前でしょ?」

お母さんの幻影は八重歯を見せながら笑った。


     スッ

お母さんは麻人の方を指差した。
麻人の瞳は黒く底光している。


麻「麻人君に感謝してるわ。麻人君のおかげで美和とこうやって話す事ができたんだから――…。
これで悔いなく空にいけるっ。」


お母さんの幻影が足元から少しずつ消えていく――…

⏰:07/08/03 15:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#355 [三ッ葉]
麻「もうすぐ消えちゃうみたい。
麻人君が力を強制解放してくれたから、保たないみたい……。」


もぅ胸元あたりまで消えている。
もうすぐお別れ。


"空からでも私の事ずっと見ててくれる?"

手を伸ばしても幻影を突き抜けてしまう。


麻「もちろん。
ずっと見てるって。

美和の歌声聞かせてね。」

    パンッ…

⏰:07/08/03 15:31 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#356 [三ッ葉]
その言葉が耳に届いた瞬間、幻影は弾けて消えた。


お母さんは行ってしまった――…

私の鎖を解いて
無邪気な笑顔を残して――…


お母さんに
又聞かせたい――…。

声が戻るように頑張るからねっ!!


乾いた頬に一筋の涙をこぼしながら、星がちらつく真っ暗な空の満月に向かって、笑った。

⏰:07/08/03 15:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#357 [三ッ葉]
    ドサッ

……………!!


私のすぐ横で何かが崩れさる音がした。


振り向くとさっきまでしゃがんでいた麻人が倒れていた。

額には汗をかいていて
不規則な荒い息を口からこぼしながら気を失っているようだ――…。


私は慌てて麻人の頭を膝の上にのせた。


力を解放してこんなになるまで――…

⏰:07/08/03 15:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#358 [三ッ葉]
しかめっ面に似合わないくらい、優しすぎるんだって―――…

……ばぁか。


うそ。
…………有難う。


そう思いながら麻人の頭を優しく何回も撫でた。


麻人を見てたら胸がきゅ〜っとする――…



胸の奥から高ぶるこの気持ちは一体なんなのかな?

⏰:07/08/03 15:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#359 [三ッ葉]
「……美和。
麻人、大丈夫?」

少し離れた所から声が届く。

ガサガサと音をたててながら、山の茂みから登場したのは詩音くんだった。


なんで此処にっ!?


私の目は点になった。

そんな様子に気付いて


詩「麻人に来るなって山の下で止められたんだ;;」

と苦笑しながら言う。

⏰:07/08/03 15:52 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#360 [三ッ葉]
詩「こんな事になってるとは思わなかったんだけど……麻人、力を大量発動しちゃったみたいだね;;
しばらくは起きないんじゃないかな?
僕も過去になった事あるからさ――…」


私の手をとる詩音くん。


詩「本当に心配したんだからね。」

"ごめんなさい……"


私は改めて反省した。


詩「よろしい。
さて、どうしようか……」

⏰:07/08/03 15:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#361 [瑞希]
失礼します

>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400

⏰:07/08/03 18:27 📱:D904i 🆔:☆☆☆


#362 [三ッ葉]
瑞希さん

アンカー有難うございます


読んでくださってる方は良ければ感想板にきてください
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2502/

⏰:07/08/03 19:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#363 [三ッ葉]
【 秘密のkiss 】

ガチャッ

詩「あ、美和っ。
おはよう」

次の日の朝。
玄関を出ると、優しい笑みを浮かべた詩音君が待っていた。

私は頭を小さく下げて挨拶を返した。


そして、麻人の家のチャイムを鳴らした。

⏰:07/08/08 18:18 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#364 [三ッ葉]
「あら美和ちゃんっ。
麻人…まだ起きないみたいなのよ。
ごめんなさいね。」

家から出てきてくれた麻人のお母さんが言う。


私は頭を下げてその場から離れて
詩音君の自転車の後ろに乗せてもらった。

―――――――……

瞳に流れ込むのは、麻人ではなく詩音君の大きな背中。

麻人の時みたいには抱きつく事ができなくて、バランスを取るのが大変だった。

⏰:07/08/11 10:50 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#365 [三ッ葉]
学校に着いてからも詩音君はずっと私の傍にいてくれた。


麻人、大丈夫かな?

ずっと起きなかったらどうしよう――…


私はずっと気にしてしまう――…


そんな私を見かねた詩音君はお昼休憩に

詩「麻人のお見舞い行こっか!」

と、言い出した。

私は笑顔を見せて大きく頷いた

⏰:07/08/11 11:25 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#366 [一]
あげー!

⏰:07/08/17 01:00 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#367 [三ッ葉]
−さん

あげてくださり
有難うございます

⏰:07/08/18 17:59 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#368 [三ッ葉]
〜♪

麻人の家前に着きチャイムを鳴らす。


「……………」


しばらく沈黙がつのる


ガチャッ……

麻「……み…わ?」


ドアの隙間から麻人の姿が目に入った瞬間
私は麻人に飛び付いた。
が、麻人の体は私の体を支える事なく力無く傾いていき――…

ドサッ

………………倒れた;;

⏰:07/08/18 18:12 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#369 [三ッ葉]
私も麻人と一緒に倒れこんでしまった。

抱きついた手から
麻人の体がまだ熱を帯びていて、汗ばんでいる事を察知した!

息使いも昨日と同様に荒いまま――…


まだ体調悪いんだ…


詩「みわっ…麻人を部屋に運ばないと」

詩音くんの声と共に体を起こすと、詩音くんが麻人を担いで部屋へと運んでくれた。

周りを様子をみると麻人のお母さんは、留守らしい。

⏰:07/08/18 18:20 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#370 [三ッ葉]
麻人の額に水で絞りなおしたミニタオルをそっと置いた。

「………う…」

麻人の体がそれにピクッと反応して、小さくうめき声を発した。

それから私達は、ただただしんどそうに横になっている麻人を見守る事しかできなかった。

周りから見ると来た意味がないのかもしれない――…

でも
目の届く範囲で麻人を見守る事が少なくとも安心に繋がるんだ。

⏰:07/08/22 11:54 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#371 [三ッ葉]
     ギュッ……
無意識に麻人の手を握ると、

「ん……美和?」

麻人がゆっくり瞼を開いて、こちらを向く。

"あ、起こしちゃったね。ごめん…。"

私は更に手に力を込めた――…


「――――っつ―!!」


突然の大きなうめき声と同時に麻人の手が私の手から即座にすり抜けた。


……………えっ!?

麻人の顔は苦痛からか歪んでいる。

⏰:07/08/22 13:19 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#372 [三ッ葉]
「あっ……はぁっ…っ……」

麻人はベッドの上で、もがき苦しむ。

なんとか私の声を届けようと麻人の手に手を近づけようとした。

「駄目だ、美和っ!!」

体の前に詩音君の手が伸びてきて、遮られた。


"どっどうして……?"

私は詩音君の手に触れたまま戸惑った。

「力が暴走してる……。一度解放してしまった力を制御できないんだと思う。」

⏰:07/08/22 14:05 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#373 [我輩は匿名である]
 
あげ

⏰:07/08/24 08:57 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#374 [三ッ葉]

匿名さん

上げ
嬉しいです
ありがとうございます

⏰:07/08/31 18:12 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#375 [三ッ葉]
……………………
……………

あれからしばらく経つと麻人の表情は、少し和らいだ。

私と詩音くんは、ベッドから少し離れてずっと見守っていた。


「……美和、詩音ごめんな。着てくれたのに。」
麻人がゆっくり話すが、答えたくてもさっきの光景を見てしまって
手を繋ぐ事な抵抗があった。

"気にしないでいいよ。
ましになった?"

意味もないのにその場で念じてみた。

⏰:07/08/31 18:13 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#376 [三ッ葉]
「…………」

案の定、
麻人からの返事はない――…と、思われたが

「……え?」

麻人が詩音君の方を目を開いて見た。


「どうかした?」

「…手……繋いでねぇのに声聞こえる。
これで2度目。」

「力が制御できてないんだよ、きっと。」


2人を話を聞いていると、どうやら麻人には、私の声が届いているらしい。

私は詩音君の手を握った。

⏰:07/08/31 18:15 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#377 [三ッ葉]
"とにかくっ……
私の声聞こえるんだよね!?"

「まぁな。」
「そうだよ。」

私は2人の反応をみて、とりあえず笑った。


"お粥つくりたいっ!"

何か麻人にしてやりたくて、聞いてみた。


「勝手ど〜ぞ。」

麻人がドサッとベッドに寝直したのを見て、私はキッチンへと向かった。

⏰:07/08/31 18:17 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#378 [三ッ葉]
…………………

あれ?
ない……。

私は、キッチンにある棚を開けていくがお鍋が見つからない。

周りを見渡すと上の方に開いていない棚があり、そこへと手を伸ばすが届かなかった。


こうなったら――…

と、意気込んだものの良い案が浮かばなかったので、背伸びだけしてみる。


む………届かないっ!

⏰:07/08/31 18:18 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#379 [三ッ葉]
もう少し、もう少し
身長があれば〜!!

今になって自分の背の小ささを悔やむことになった。


「上の棚あけようか?」


突然した詩音君の声に

わっ…!!!


ズルッ


視界が揺れ、

「鍋なら上の棚に…」

次は麻人の声が耳に入ってってきた。

⏰:07/08/31 18:30 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#380 [三ッ葉]
がその時は既に
床に倒れてしまっていた。

正しく言い直すと
詩音君に抱きつきながら倒れてしまった。


「お前ら人ん家へなにしにきたんだよ…。」


麻人が少し不機嫌な表情で言い捨てて、階段をドタドタ鳴らしながら上がってってしまった…。


説明する暇さえくれなかった。


「美和、驚きすぎだよ。
大丈夫?」

⏰:07/08/31 18:37 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#381 [三ッ葉]
詩音君が私の体を乗せたまま上体をゆっくり起こした時、ハッとしてすぐに詩音君から離れた。

"ごめんっ…
大丈夫?痛くない?"

しっかりと手を繋いでから、謝罪する。

「僕は大丈夫だよ。
それより、麻人の機嫌そこねちゃったから、帰るね。」

詩音君は優しく笑う。

"え…?そんなの大丈夫だって……"

「何?
俺にいてほしいの?」

あ……又だ。
詩音君の顔つき、話し方が変わった。

⏰:07/08/31 18:45 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#382 [三ッ葉]
"えっ…あ、
一緒の方が、多いほうが楽しいから……。"

「困らせちゃったね。
どっちにしたって用事があるから帰らないとダメなんだ。
だからバイバイ。」


詩音君は、戸惑った私を見て頭を撫でた。

あ…
又戻ってる。


私は玄関までいって詩音君に手を振ってお別れをした。

何だかここの家の人みたいになってる自分。

今さらだけど、いいのかな?

⏰:07/08/31 18:54 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#383 [三ッ葉]
――――――…………
――――………

何事もなくお粥を作り終えた私は、麻人の部屋にいく。

「…………」

麻人の静かな寝息が聞こえる。


お粥の入ったお皿を小さなテーブルの上に置き、麻人に近寄ってみる。


ずっと眺めていると、いつのまにかきれいに整った顔から目が離れなくなる。

⏰:07/08/31 18:59 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#384 [リラ]
あの、続きってやつでないように書いてくれると嬉しいですw文句いってすみません!!そして失礼しま-す。
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:07/09/01 01:06 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#385 [三ッ葉]

リラさん

初めまして
アンカー有難うございます
続き..が出ないように
頑張りますね!
ご忠告どうもです

⏰:07/09/01 18:00 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#386 [悠斗]
さがってたからあげる
こうしんまってます
いろいろたいへんだとおもいますががんばってください

⏰:07/09/09 23:16 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#387 [三ッ葉]

悠斗さん

初めまして
上げ嬉しいです

予想以上に忙しくて
更新に差し支えばかり
出来てしまい
すみません

暇があれば
頑張ります

⏰:07/09/11 22:27 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#388 [か]
>>1-200
>>201-400

⏰:07/09/18 01:36 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#389 [三ッ葉]

かさん

アンカー
有難うございます

⏰:07/09/18 02:37 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#390 [三ッ葉]
>>383

ベッドに手をつき、体を支える。
今、顔を下に向けると見えるのは麻人の顔…。

吸い寄せられるように
麻人に顔が近付いていってしまう――…


自分何しようとしてるの?
自分何してるの?


そんな自分の気持ちとは、裏腹に顔は近付いて――…

ズルッ…

ゴンッ!!!

⏰:07/09/18 02:56 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#391 [三ッ葉]
「……ッ…」
「いってぇーッ!!」

部屋には、声にならない私の声と麻人の大きな声が響いた。

「……ッ…お前、何してんだよ!?」

麻人が少し赤く染まっているおでこをさすりながら言う。

あたしの馬鹿〜!!

私は心の中で悲鳴をあげた。

「ほんと馬鹿だ!!」

⏰:07/09/18 03:11 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#392 [三ッ葉]
あっしまった!
溢れた力を制御出来ない今の麻人には、手を握らなくたって、何だって読み取られてしまう!!

「……」

麻人が急に口を閉じた。

も、もしかして
私が何しようとしてたかバレたかな?
冷や汗が流れる…

「寝てる病人に頭突きくらわす女なんて、どこにいんだよ……」

麻人は腹を抱えて、ククッと笑いを抑えて笑う。

この反応を見ると
セーフセーフ!!

⏰:07/09/18 03:17 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#393 [三ッ葉]
って、安心してる場合じゃない……。
本当に何しようとしてたんだろ。

顔と顔……ちゃんと言うと唇と唇……を近づけようとしてた自分がする事なんて――…


キスしかないじゃない!!

変態か、自分は。

心の中で激しくうろたえた。


でも、麻人なら
いいと……思ったんだ

⏰:07/09/18 03:22 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#394 [三ッ葉]
なんだかんだ言って
私の体が勝手に動いて招いた変態な行動も、
ベッドからずり落ちた私の手の所為でバランスを崩し、勢い良く麻人の頭に頭突きしちゃったし
キスした訳じゃないからいいのか………。

でも、麻人の頬に少し唇がかすったのは事実。


きっと顔が熱いから
赤く染まっているんだろうな。

本当に馬鹿だ私は。

「それ、飯?」

いろいろと考えすぎて、パンクしそうな私に麻人がお粥の入ったお皿を指差し、話し掛ける。

⏰:07/09/18 03:30 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#395 [三ッ葉]
私は小さく頷いた。

「そ、さんきゅーな。
じゃあくわせてよ。」

"え、えっ?"

何恥ずかしいことサラッと言ってのけてるの!?

麻人の発言に更に熱をあげた筈だ。
麻人、こんなキャラじゃないし……!!

「俺、何言ってんだろな。きもいな……」

麻人は布団で少し赤みがかっている顔半分を覆い隠し、更に大きな手で顔を覆った。

⏰:07/09/18 03:41 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#396 [三ッ葉]
何だかそんな麻人が可愛らしく思えて、私はフッと微笑んだ。

"仕方ないなぁ〜"

私はお粥の入ったお皿とスプーンを手にもってから、少量のお粥をすくったスプーンを麻人の口の前に持って行った。

少し手が震える。

「……まじかよ」

麻人は少し躊躇ってからゆっくり口を開けた。

自分から言った癖に躊躇った麻人に少しツッコミをいれたくなった。

⏰:07/09/18 03:49 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#397 [三ッ葉]
しばらく同じ事をしていると麻人は、躊躇う事なくお粥を口に入れてくれて、お皿の中を空にしてくれた。

とりあえず食事はとれたみたいで安心した。

"じゃあ、お皿洗ってくるね"

立ち上がって進もうとした私の動きは、麻人に制される。

麻人が私の制服の裾を掴んだからだ。
振り向いて目に映る麻人の目は、まるで行くなといっているようだった

⏰:07/09/18 03:58 📱:F904i 🆔:☆☆☆


#398 [さと]
>>310

⏰:07/09/23 11:04 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#399 [か]
あげ

⏰:07/09/25 22:48 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#400 [か]
放置?

⏰:07/09/30 22:06 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


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