本当にあったエロい話
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#601 [ゆ]
由美「待って…い…たい」
飯田「ごめん。
我慢して…俺…もう
無理だわ…アッ…」
こんなことするために
私ここに来たんじゃない。
ゆうとくんのこと
聞かれるだろうなって
思ってたよ。
でもその後
いつもみたいな
優しくて気持ちいい
sexしてくれるんだと
思ってた。
今日の先輩…なんか変だよ
:07/11/13 14:27 :PC :sC8sl.Fo
#602 [ゆ]
まるで…
これから起こる事
わかってたみたいに
激しく求めてきた
…先輩いやがってたのに
ごめんね
:07/11/13 14:28 :PC :sC8sl.Fo
#603 [ゆ]
翌日、学校に行き
亜紀と他愛もない
話をしてもりあがっていた
亜紀「あはは!
それで?」
由美「でねっ!
そいつがさ…」
「由美ちゃん」
これからもっと
面白くなるっていうのに
こんな時に誰?
って思えば…ゆうとくんだった
:07/11/13 14:30 :PC :sC8sl.Fo
#604 [ゆ]
教室のドアのところで
手招きしている。
由美「あ…」
亜紀「由美、確かあの人
昨日の人だよね?」
由美「うん…亜紀ごめん」
亜紀「うん、いいよ。
行っておいで」
由美「またあとで」
亜紀に謝って
私はゆうとくんのところに
向かっていった
:07/11/13 14:31 :PC :sC8sl.Fo
#605 [ゆ]
ゆうと「ごめんね
ちょっとこっち来て」
由美「あ…はい」
ゆうとくんに連れて行かれたとこ
それは…部室だった。
さすがに怖くなって
部室の中には入らなかったので
部室の外で話す事に
ゆうと「由美ちゃん
正直に答えてね」
由美「はい」
:07/11/13 14:33 :PC :sC8sl.Fo
#606 [ゆ]
ゆうと「あの日
ここにいたの…
由美ちゃんでしょ?」
由美「はい…」
この人には嘘付けない
って思ったから正直に言った
ゆうと「やっぱり。
目合ったもんね」
由美「ごめんなさい。
覗く気はなかったの」
:07/11/13 14:35 :PC :sC8sl.Fo
#607 [ゆ]
ゆうと「女見た?」
由美「女の人は
後ろ向いていたから
見えなかった」
さすがにここで
はるちゃんのパートナーって
バレるとマズイかなってことで
必死に隠した
:07/11/13 14:36 :PC :sC8sl.Fo
#608 [ゆ]
ゆうと「そっか。
ならいいよ」
由美「うん、ごめんなさい」
ゆうと「反省してる?」
由美「うん」
ゆうとくんの顔を見るのが
怖かったから
ずっと俯いていた
それが仇となった
:07/11/13 14:37 :PC :sC8sl.Fo
#609 [ゆ]
ゆうと「じゃあ
あの日と同じ事して」
…はぁ?
顔を上げると
…キスされた
そんな…不意打ちにも
ほどがあるよ…
:07/11/13 14:38 :PC :sC8sl.Fo
#610 [ゆ]
ゆうと「一回だけ、ね?」
思いっきり腕を捕まれて
部室の中に
放り込まれるように
入らされた。
由美「いや!」
ゆうと「一回だけでいいから」
由美「やだ!やめて!
無理だから!」
:07/11/13 14:40 :PC :sC8sl.Fo
#611 [ゆ]
なんかこの人とは
したくないって
思ってた
先輩に嫌がられてたからかな?
わかんないけど
この人の目…
怖い
:07/11/13 14:41 :PC :sC8sl.Fo
#612 [ゆ]
ゆうと「騒いでも
授業中だから
意味ないよ?」
え?
いつのまにそんな時間に
なったんだろう
全然チャイムも
気づかなかった
:07/11/13 14:42 :PC :sC8sl.Fo
#613 [ゆ]
由美「やめて!
こんなの…レイプじゃんか!!」
ゆうと「由美ちゃんは
覗き魔じゃん?」
由美「それとこれとは
話が違うよ」
怖い
怖い
怖すぎて
涙が出てきた
:07/11/13 14:43 :PC :sC8sl.Fo
#614 [ゆ]
ゆうと「かわいい〜
まじ我慢できねえ」
思いっきり
押し倒されて
首を舐め回された。
左手は私の両手を
動かないように
握っていて
右手は胸を触っている
:07/11/13 14:44 :PC :sC8sl.Fo
#615 [ゆ]
由美「やだ…
やめて…なんでこんなこと
するのぉ」
ゆうと「ん?
別に?ただヤリたいだけ」
…あぁ、そっか。
男っていつもそうじゃんね。
オヤジだって
青木さんだって
先輩だって
ただヤリたいだけなんじゃん。
私はいつも
そんな人たちのために
足開いて来たんだった
:07/11/13 14:46 :PC :sC8sl.Fo
#616 [ゆ]
別にいつものことじゃんね
なにも嫌がる事なんてない
失うモノもなければ
得るモノもないのに
…こんなことするのに
理由なんてナイ
ただヤリたいから
:07/11/13 14:47 :PC :sC8sl.Fo
#617 [ゆ]
私はただの
性欲処理機なんだ
今までだって
そうだったのに
何いきなり嫌がってんだ私。
バカみたい
ゆうとくんも
ただの客じゃん
そう思った瞬間
抵抗する気にさえ
ならなかった
ゆうと「あら?
諦めたの?」
由美「…うん」
:07/11/13 14:49 :PC :sC8sl.Fo
#618 [ゆ]
なんの抵抗も
しないまま
私はゆうとくんに
抱かれた
そして
イカされた
そんな自分が
惨めだった
:07/11/13 14:55 :PC :sC8sl.Fo
#619 [なみ]
:07/11/13 17:56 :913SH :QQnjlumQ
#620 [我輩は匿名である]
:07/11/13 20:52 :SH703i :9.SWO8qw
#621 [我輩は匿名である]
:07/11/13 20:53 :SH703i :9.SWO8qw
#622 [くう]
:07/11/15 12:21 :SH902iS :yaSicJ6o
#623 [我輩は匿名である]
:07/11/15 16:18 :N703iD :7WrAA6VA
#624 [我輩は匿名である]
:07/11/15 17:48 :W41CA :YBUILIj6
#625 [x]
:07/11/15 20:12 :W51S :8c7.12Lk
#626 [x]
:07/11/15 20:15 :W51S :8c7.12Lk
#627 [奈美ウ]
こんにちは&
初めまして
主さん小説書くの
上手すぎですK~
いつも楽しみに
してまぁす
これからも
頑張って下さいねト
:07/11/15 21:11 :W53CA :5d9b10nA
#628 [ゆ]
レスアンやコメント
ありがとうございます
今から少し更新します
:07/11/18 11:10 :PC :NYSsqky2
#629 [ゆ]
ゆうと「由美ちゃん
またヤろうね」
由美「…お金」
ゆうと「え?」
由美「お金くれるなら
いつでもヤらせて
あげる」
:07/11/18 11:12 :PC :NYSsqky2
#630 [ゆ]
ゆうと「もしかして
由美ちゃん売りやってんの?」
由美「だったら?」
ゆうと「いや、意外だなって…」
由美「ゆうとくんだって
意外じゃん…彼女いったて
おかしくないのに」
:07/11/18 11:13 :PC :NYSsqky2
#631 [ゆ]
ゆうと「彼女ならいるよ」
由美「だったら
こんなことしなくても
いいんじゃない?」
正直ムカついた。
彼女いるなら
私に無駄な体力使わせないでって…
:07/11/18 11:14 :PC :NYSsqky2
#632 [ゆ]
ゆうと「遠恋だから」
由美「あぁ…」
つうかこうやって
浮気してんだったら
別れればいいのに…
ゆうと「そういうわけだから
これからもよろしく」
由美「お金くれたらね」
ゆうと「やだよ。
悪いけど年下ごときに
金なんか払えない」
由美「じゃあsexしないから」
:07/11/18 11:18 :PC :NYSsqky2
#633 [ゆ]
そういって
部室から出て行こうとしたら
ゆうとくんが私の腕を
ガッと掴んできた
由美「何」
ゆうと「由美ちゃんが
売りやってるって
噂バラまかれたくなかったら
大人しく俺の言う事聞け」
…しまった。
自分からゆうとくんに
私の弱みを握らせてしまった。。。
:07/11/18 11:19 :PC :NYSsqky2
#634 [ゆ]
由美「ズルい」
ゆうと「ズル賢いって
言ってくんない?」
そいって笑ったゆうとくんの顔は
不気味だって思った
:07/11/18 11:20 :PC :NYSsqky2
#635 [ゆ]
私は、ゆうとくんから
逃げ出せない生活に
なっていくのかな…
そう思った時だった。
私…ゆうとくんの
弱み以てんじゃん!
由美「これ以上しつこいと
はるちゃんとHさせないよ?」
ゆうと「…は?」
:07/11/18 11:22 :PC :NYSsqky2
#636 [ゆ]
…やった。
ゆうとくんの顔が
引きつっている
由美「はるちゃんには
お金払うくせに
私にも払ってくれないと
Hしないよ」
:07/11/18 11:23 :PC :NYSsqky2
#637 [ゆ]
ゆうと「なんで
知ってんの?」
由美「私、はるちゃんに
雇われてんの。
こないだ目合ったでしょ?
あの時なんでここにいいたかわかる?」
ゆうと「え?」
由美「監視してたの」
:07/11/18 11:24 :PC :NYSsqky2
#638 [ゆ]
ゆうと「監視?」
由美「はるちゃん、
一応教師だし
バレるとヤバいでしょ?
だからああゆうことするとき
私がいつも監視してるな。
つまり私は
はるちゃんの
パートナーってわけ」
ゆうと「…まじ?」
なんともいえない
ゆうとくんの顔を
見ていると
また、いつもの楽しい気分に
なってきた
:07/11/18 11:26 :PC :NYSsqky2
#639 [ゆ]
由美「ゆうとくん、
これは取引だよ?」
ゆうと「…」
由美「意味わかるよね?」
ゆうと「…はぁ。
由美ちゃんのほうが
ズル賢かったってわけか」
:07/11/18 11:28 :PC :NYSsqky2
#640 [ゆ]
これでまたひとつ、
私は取引数が増えた。
いつまで続くんだろう…
▽ゆうとくん▽end
:07/11/18 11:30 :PC :NYSsqky2
#641 [極]
わぁぉ更新してるぅ
アリガトございますx
がんばってくださいメ
:07/11/18 11:32 :W51S :☆☆☆
#642 [ゆ]
▽相沢さん▽
はるちゃんが
売りを辞めると言い出したのは
相沢さんと出会って
2ヶ月が経った頃だった。
なんと、相沢さんと
めでたく結ばれたはるちゃん。
相沢さんへの気持ちは
今まで体験した事がないくらい
愛おしいものだという
:07/11/18 11:35 :PC :NYSsqky2
#643 [ゆ]
:07/11/18 11:35 :PC :NYSsqky2
#644 [ゆ]
はるちゃんが
売りサポートの生活リズムになってしまっていた私にとってわ
なかなか困るものだった。
でも、売りはやめないと言っていた
はるちゃんが自ら辞めたい
と言ってきたということは
よほど好きなんだろう
:07/11/18 11:37 :PC :NYSsqky2
#645 [ゆ]
はる「由美ちゃんには
申し訳ないんだけど
私、今日で最後にする」
由美「…相手は?」
はる「雅志くん」
:07/11/18 11:38 :PC :NYSsqky2
#646 [ゆ]
…飯田先輩、か。
はるちゃんに先輩との事
言えず終いになっちゃった
はる「なんか、ごめんね。
色んな先生の弱み握ってたから
今まで好き勝手できたのに
これからは難しくなるね」
由美「大丈夫だよ。
はるちゃんの客だったことに
変わりはないんだから
これからも問題ない。
安心して相沢さんと
幸せになってね」
:07/11/18 11:41 :PC :NYSsqky2
#647 [ゆ]
なんとなく
今日、この瞬間が
近々迎えるんだろうなって
どっかで予感していた
最近のはるちゃん、
売りに行く前
すごく寂しそうな顔していたから
私だって
そんなはるいちゃんを見て
覚悟はできてた
いずれ迎えるであろう
終わりの時が、今日、
やってきた
:07/11/18 11:43 :PC :NYSsqky2
#648 [ゆ]
↑
ごめんなさい
そんなはるいちゃん
ってなってますが
そんなはるちゃん
です
申し訳ないです
:07/11/18 11:44 :PC :NYSsqky2
#649 [ゆ]
最後の客が先輩って…
こりゃまた神様も
いじわるだ
はる「うん、ありがとう。
今日が最後だし
私頑張るね(笑)」
由美「私は
いつも以上に
監視しまくる(笑)」
最後がしんみりしなくて
よかった
笑いあえて
仕事に挑む事ができる
:07/11/18 11:46 :PC :NYSsqky2
#650 [ゆ]
………
はる「ンッ…あつ…
まさ…しく…ん」
飯田「ここ?」
はる「ああっ//
やだ…イきそう」
飯田「イケば?」
はる「ああああっ///」
:07/11/18 11:47 :PC :NYSsqky2
#651 [ゆ]
最後は音楽準備室。
私とはるちゃんは
ここで手を組んだ
たしか校長と
sexしているところを見て
はるちゃんが青木さんネタで
脅してきて…(笑)
なんか懐かしい
:07/11/18 11:49 :PC :NYSsqky2
#652 [ゆ]
ほんとに色んなことがあった
今この中で
はるちゃんをいじめてる
飯田雅志という人と
関係を持った。
はるちゃんに紹介された
オヤジと援交もした
:07/11/18 11:51 :PC :NYSsqky2
#653 [ゆ]
なんか色々ありすぎたな…
はる「やぁぁっ!!」
今日だけ特別に
私は準備室の扉を
少しだけ開けて、
覗かせて貰う事にした
変態だよね…(笑)
でも変な意味じゃなくて
はるちゃんの仕事してるとこ
しっかり覚えとこって
思って…
:07/11/18 11:53 :PC :NYSsqky2
#654 [ゆ]
興奮なんかしない
いくら飯田先輩だからって
今日はただただ
はるちゃんの仕事様
を見てるだけだもん
はるちゃんは
誰もが憧れるスタイルや
ルックスを持った人
そんな人と
くめた事で
色んな体験ができた
はるちゃん、ありがとう
:07/11/18 11:55 :PC :NYSsqky2
#655 [ゆ]
最後の仕事が終わり
放課後、一人で
下校していた。
「あれ?由美ちゃん?」
:07/11/18 11:56 :PC :NYSsqky2
#656 [ゆ]
声を掛けてきたのは
はるちゃんの彼氏の
相沢さん。
由美「あ、相沢さん!」
相沢「久しぶりだね」
由美「ですね。
あ、聞きましたよ!
はるちゃんとお幸せに」
相沢「あはは…」
相沢さんは
幸せそうな笑顔を
浮かべた
相沢「
:07/11/18 11:58 :PC :NYSsqky2
#657 [ゆ]
↑
ごめんなさい;;
:07/11/18 11:59 :PC :NYSsqky2
#658 [ゆ]
相沢さんの笑顔を見ると
今日で終わった事が
正しかったんだ
って思えた
由美「あ、青木さん
元気ですか?」
相沢「あれ?
聞いてないの?」
由美「え?」
▽相沢さん▽END
:07/11/18 12:00 :PC :NYSsqky2
#659 [ゆ]
▽青木さん▽
…だめだ。
携帯解約してる
青木さんと連絡つかない…。
…はぁ。
:07/11/18 12:03 :PC :NYSsqky2
#660 [ゆ]
由美「青木さんの
連絡先わからない?」
はるちゃんにメールを
してみると電話がかかってきた
はる「どうしたの?
青木くんの連絡先
間違って削除でもしちゃった?」
はるちゃんも知らないんだ
:07/11/18 12:05 :PC :NYSsqky2
#661 [ゆ]
由美「実はさっき
相沢さんに偶然会ったの」
はる「そうなんだ」
由美「そのとき聞いたんだけど
青木さん、転勤しちゃったらしいの」
はる「転勤?どこに?」
由美「ロスだって」
:07/11/18 12:06 :PC :NYSsqky2
#662 [ゆ]
はる「海外!?」
由美「うん、昨日
日本断ったらしい」
はる「青木君
一言もそんなこと
言ってなかった」
由美「相沢さんも
昨日知ったんだって」
はる「そっか…」
:07/11/18 12:08 :PC :NYSsqky2
#663 [ゆ]
由美「さよならも言わないで
行くなんて…
私の存在って
やっぱそれだけのものだったんだろうね」
…わかってるのに、悲しかった
私はただの性欲処理機だって
理解してたのに
:07/11/18 12:09 :PC :NYSsqky2
#664 [ゆ]
急にいなくなるって
やっぱり寂しいよ
はる「そんなことないよ。
…由美ちゃん
青木君の事好きだったの?」
由美「…わかんない。
好きだったかもしれないけど
よくわかんないよ」
:07/11/18 12:11 :PC :NYSsqky2
#665 [訂正!!!]
すみません
話がかみ合ってないことに
気づきました
ええっと・・・
はるちゃんは
由美と飯田先輩の事
知らないって設定で
お願いします
前の方で
はるちゃんは知ってるような
発言ありますが
忘れてください;;
もうすぐ完結です
:07/11/18 12:15 :PC :NYSsqky2
#666 [ゆ]
………
青木さんがいなくなって
数週間。
毎日退屈な授業を受ける日々
はるちゃんたちは
順調だったので
何も問題はなかった
:07/11/18 12:16 :PC :NYSsqky2
#667 [ゆ]
私と飯田先輩の
そういう関係は持続中
青木さんがいなくなった
寂しさは先輩が
埋めていってくれた
援交はしなくなった
なんか一気に冷めてしまい
番号もアドレスも変えて
今までのオヤジと
連絡をとれなくしてしまった
:07/11/18 12:18 :PC :NYSsqky2
#668 [ゆ]
今は先輩だけ。
お金はもらってない。
ゆうとくんは
あれ以来あまり会わない
たまに見かけるけど
気にならない
なんか、どうでもよかった
:07/11/18 12:19 :PC :NYSsqky2
#669 [ゆ]
由美「先輩?」
飯田「ん?」
由美「今日も家行っていいですか?」
飯田「いいけど…
由美ちゃん盛りすぎじゃない(笑)?」
:07/11/18 12:20 :PC :NYSsqky2
#670 [ゆ]
最近では先輩からじゃなくて
私から誘う方が
多い気がする
先輩も嫌がらずに
抱いてくれる
こうやって
毎日が過ぎて行った
だんだん青木さんの事も
忘れかけて
確実に先輩に
気持ちが傾いていた
:07/11/18 12:22 :PC :NYSsqky2
#671 [ゆ]
でも絶対に
結ばれないんだろうって
思っているから
恋人になりたいだなんて思わない
いまのままでいい
このまま時間が過ぎて
この感情が薄れていくのを
待つしかないんだ
:07/11/18 12:23 :PC :NYSsqky2
#672 [ゆ]
先輩ももうすぐ卒業
卒業すれば
会えなくなるだろうから
このままでいい
そうやって時間は
すぎていった
▽青木さん▽end
:07/11/18 12:24 :PC :NYSsqky2
#673 [ゆ]
▽恋人▽
飯田「ねえ由美ちゃん」
由美「ん?」
飯田「俺の事
どう思ってる?」
先輩はいきなり
問いかけてきた
由美「へ?」
今日もsexして
二人とも満足して
ベットで寝転がってた時だった
:07/11/18 12:31 :PC :NYSsqky2
#674 [ゆ]
飯田「俺、由美ちゃんの事
好きだったの知ってた?」
由美「…え」
飯田「付き合いたかったけど
こんな関係だし
無理だってわかってた」
由美「…」
飯田「でも俺頑張ってた。
由美ちゃんの事
ずっと見てた」
:07/11/18 12:33 :PC :NYSsqky2
#675 [ゆ]
飯田「でね、見てるウチに
わかってきちゃった」
由美「…何が?」
飯田「由美ちゃんには
好きな人がいるんだって」
そういわれた瞬間
迷いもなく
青木さんの顔が
頭に浮かんだ
:07/11/18 12:34 :PC :NYSsqky2
#676 [ゆ]
飯田「好きな人がいるなら
もうこんなことしちゃ
ダメだよ。
俺ら今日でおしまいにしよう」
私と先輩の関係は
こうして終わった
以来、学校で会っても
ほとんど話さない
:07/11/18 12:35 :PC :NYSsqky2
#677 [ゆ]
すべてが終わってしまった
また退屈な日々に戻る
それでもいい
もう、なんだっていい
:07/11/18 12:36 :PC :NYSsqky2
#678 [ゆ]
からっぽ状態の私は
学校帰り
コンビニに立ち寄った
ここでよく青木さんと
待ち合わせしたなぁ…
雑誌コーナーに行き
teen向け雑誌を
読んでいると
旅行特集されていた
:07/11/18 12:38 :PC :NYSsqky2
#679 [ゆ]
私は
南国リゾート
というところを
見ていた
そいえば…
南の島に行きたいって
話したよな…
思い出に浸っていた
そのとき
神様は
私に
すばらしい
奇跡をくれた
:07/11/18 12:39 :PC :NYSsqky2
#680 [ゆ]
「俺の嫁になって
ここで永住して?」
後ろから聞こえた声は
私の一番会いたかった
人の声だった
end
:07/11/18 12:40 :PC :NYSsqky2
#681 [ゆ]
おわりです
途中放置したり
間違いだらけでしたけど
読んでくれたみなさん
ありがとうございました
:07/11/18 12:41 :PC :NYSsqky2
#682 [はな]
続きが気になる〜LLL
:07/11/18 12:41 :W52CA :.pgGs7hc
#683 []
:07/11/18 12:50 :N904i :w4o6JXhA
#684 [我輩は匿名である]
最後どうしたん?!
わかりづらい、、
:07/11/18 13:14 :SH903i :KdhMnKpc
#685 [架恋☆s.by冠那]
うわ〜
その後が気になるLホ
何かその続きを
書いて欲しいなぁ~
:07/11/18 13:42 :W42K :hDXjTsZ.
#686 [星夜]
超気になる
青木サン好きN
:07/11/18 13:45 :911SH :l06tNYCo
#687 [ギシ]
それから後の話が
読みたい
:07/11/18 13:54 :W52SA :BD4d8K46
#688 [ななン]
:07/11/18 14:23 :D703i :HuEqy//s
#689 [太郎]
<center>
<font size="1">あげる</font>
.
:07/11/18 14:52 :D904i :6J8KQdlQ
#690 [我輩は匿名である]
:07/11/18 16:07 :W52P :IKgE5UgI
#691 [ゆ]
主です
携帯から失礼します
最後わかりづらかったですか?
あえてわかりづらくして終わらせたんですが…
>>175見ていただけたら
どうかなーって思います
続編予定はなしです
すみません
ありがとうございました
:07/11/18 18:05 :SH901iC :ysSlt4eM
#692 [エ]
あたしはこの終わり方すきだけどな(^ω^)x
主さンお疲れ様でした〜x
:07/11/18 20:45 :W43H :OWCMKZHc
#693 [我輩は匿名である]
この話好きでずっと読んでました(・v・)
主さん文書くのうまいです
お疲れ様でした!
:07/11/18 21:36 :SH902i :Cpv7JZPY
#694 [架恋☆s.by冠那]
ゆチャン;
そかそか。
うわ〜すんごい感動を覚えた気ぃするわー~~
飯田先輩可愛かったけど、青木さんカッコ良すぎ★
これからも
頑張って下さいねx
:07/11/18 22:49 :W42K :hDXjTsZ.
#695 [シけいなシ]
主さん
お疲れさまでしたッメ~
ずっと見てましたけど
初書きです吁リャ
まぢ面白いと思いますっx
あたしわ正直
飯田先輩の方が好きなんで
そっちの方に
結ばれてほしかったけど
青木さんわ青木さんで
好きなんでイイ感じですっ!!x←
また別の作品書いてくれるの
期待してます!!!xxx
:07/11/18 23:16 :W33SA :☆☆☆
#696 [にぁ]
:07/11/19 02:52 :D904i :oRXPRklA
#697 [我輩は匿名である]
:07/11/19 08:22 :F904i :WAa/q7lE
#698 [ゆ]
みなさんコメント本当にありがとうございます
すごく嬉しいです
青木さんも飯田先輩もファン(?)がいてくれて主も嬉しいです(笑)
どうなったかは皆さんのご想像にお任せします
本当ありがとうございました
:07/11/20 21:15 :SH901iC :6sVhrbsQ
#699 [*ぴん*]
一気に読んだ
まぢおもしろかったです
!!
最後なんか感動しました
:07/11/21 01:26 :F703i :Wvc4Gec2
#700 [やん]
:07/11/21 13:53 :N904i :qTbivjgE
#701 [やん]
:07/11/21 13:55 :N904i :qTbivjgE
#702 [我輩は匿名である]
:07/11/25 00:56 :W51SA :/MGxgsdg
#703 [kkkk]
あああああああああん^
:07/11/25 02:40 :PC :RhEZwDCI
#704 [我輩は匿名である]
感動や´`イ~
:07/11/26 18:59 :W51CA :XaPqWKiY
#705 [我輩は匿名である]
:07/11/26 19:58 :SH904i :8kgFtSbg
#706 [我輩は匿名である]
:07/11/27 03:00 :P902iS :p7Q0inJI
#707 [るな]
一気に読みましたx青木さん素敵すぎます(・∀・)運命みたいでキュンってなりました終わり方も大好きですエお疲れ様でしたヾ(o゚ω゚o)ノ゙
:07/11/27 09:06 :W51S :hWuSxaq2
#708 [奈緒]
:07/11/27 12:32 :N902iS :X3uznKKg
#709 [極]
みんなに読んでほしいから上げ
:07/11/28 17:42 :W51S :☆☆☆
#710 [我輩は匿名である]
↑
気持ちわかる
:07/11/28 20:42 :W51CA :oNUiLE3w
#711 [志乃]
おもしろいよ
ゆサン
忙しいなかお疲れさま
せひコミック化してもらいたいわ
絵を描ける人と手組んだら志乃買うし
これからも仕事やら色々と頑張ってね
´―`)ノ
:07/11/28 23:37 :N703imyu :1.UGs7h.
#712 [め ぐ]
:07/11/29 22:36 :F703i :EoJyK2hk
#713 [我輩は匿名である]
感動っ
あげっ
:07/11/30 21:47 :F902iS :dMBtyVOs
#714 [我輩は匿名である]
:07/11/30 23:15 :F902i :gE1pNOe2
#715 [にょ]
ぉもしろかったですイx一気に読んぢゃぃましたあI~ゎたしゎ飯田先輩好きです('ц'*))
:07/12/01 08:30 :W53CA :Xd.iihBE
#716 [あかり]
よかったですイ
後ろにいたのは
青木さんだったんですよね?
:07/12/01 12:04 :W52H :☆☆☆
#717 [☆((菜ω摘))☆+゜・゜。・♪]
チョーおもしろいx
青木さんの最後の台詞感動しましたホ
先輩も好きって気持ちを伝えて
だけど、青木さんに譲る(?)とかかっこよすぎ
こんな恋がしたいです
セフレはやだけど…
:07/12/01 12:28 :W43H :lBayGibY
#718 [まぁタソ]
ぷはっ(*´ρ`*)
うちは飯田さん派
。+
漫画家してほし‐
楽しく読ませて
もらいましたっ
:07/12/01 20:07 :D902iS :GqvrPRiI
#719 [みかん]
一気に読ませてもらいました
楽しかったです
運命ですね
:07/12/01 23:14 :SA800i :Ekl4rOPU
#720 [き]
:07/12/02 00:25 :SH903i :☆☆☆
#721 [ミィ]
今一気に読ませて
いただきました
とっても感動しました
漫画化してほしぃ-
:07/12/02 05:52 :P902iS :☆☆☆
#722 [あ]
:07/12/08 16:38 :W41CA :O68ivlLw
#723 [あ]
:07/12/08 16:43 :W41CA :O68ivlLw
#724 [極]
読んで欲しいから上げる
:07/12/10 21:42 :W51S :☆☆☆
#725 [∴ナ‐
あげちゅ
:07/12/10 22:01 :W43H :1J0EXXUI
#726 [みぃー]
:07/12/12 00:23 :D904i :prMrSm32
#727 [(* ̄^ ̄)]
:07/12/12 03:42 :W54T :☆☆☆
#728 [(* ̄^ ̄)]
:07/12/12 03:47 :W54T :☆☆☆
#729 [ゆ]
主です。
久しぶりに来たら
たくさんの感想があって
嬉しかったです
ほんとありがとうございます
:07/12/14 11:18 :PC :/xJZNWDI
#730 [ゆ]
あ、
主のくせに
あげてしまって
すみません;
:07/12/14 11:19 :PC :/xJZNWDI
#731 [にゃん]
やばいやばいやばい-----(≧ω≦)
むっちゃおもろかったです!!!!!!
あたしわ青木さんらぶ
:07/12/14 14:55 :N703imyu :8CvrTSWU
#732 [通りすがり]
:07/12/14 22:57 :N905i :QDcOeZHk
#733 [ぐ]
めっちゃよかった
青木さん..好きだあ
嫁になりた〜い(;ω;)
:07/12/15 03:39 :D905i :SG5ybCPQ
#734 [∴ナ‐
次また作らないのでしょうか?
:07/12/15 13:39 :W43H :JTZsX2Nw
#735 [こ]
:07/12/15 13:44 :D903i :uY5aezgg
#736 [ゆ]
感想ありがとうございます!今回は携帯から…
退院したんでリクエストがあるなら書こうかなって思ってます
続編というか第2章というか
笑
:07/12/16 19:09 :SH901iC :☆☆☆
#737 [∴ナ‐
BLがいいです
お願いします
:07/12/16 19:12 :W43H :G4r3q13w
#738 [極]
続編キボンヌ咢P
:07/12/16 19:22 :W51S :☆☆☆
#739 [ゆ]
ごめんなさい
あまりそっち系はわからないので辞めておきます
:07/12/16 19:22 :SH901iC :☆☆☆
#740 [ゆ]
>>738ありがとうございます
また詳しく決めたら
コメントしますね
:07/12/16 19:23 :SH901iC :☆☆☆
#741 [あき]
:07/12/16 20:07 :SH903i :QCky2nlU
#742 [架恋☆s.by冠那]
主チャン
退院おめっとー(*^_^*)/
続編トカ良いなぁ
ぅん、頑張って~
:07/12/16 21:08 :W42K :kxn4Q9t6
#743 [闇]
続編続編o(^-^)o
:07/12/16 21:14 :W43H :G4r3q13w
#744 [ゆ]
ありがとうございます
もうちょっと待っててくださいね
あの…
使うか使わないかわからないんですけど
女性の名前募集してます
:07/12/18 09:55 :SH901iC :☆☆☆
#745 [我輩は匿名である]
続編ですか?
ありがとうございます
はるなとか使って欲しいです
新しいスレ建てるんですか?
:07/12/18 11:30 :W51S :☆☆☆
#746 [あげ]
:07/12/18 12:11 :W52H :☆☆☆
#747 [ゆ]
>>745ありがとうございます
せっかくですが、はるなは出てきてるので使うとややこしくなるので辞めときます
他に案があったら、またお願いします
新しいスレは建てずに、ここに書こうかと
:07/12/18 12:30 :SH901iC :☆☆☆
#748 []
れいか
:07/12/18 14:23 :F905i :☆☆☆
#749 [ゆゆ]
続編た-の-し-み
使えたらでいいんで
『あき』って名前
使ってください。
:07/12/18 14:27 :P904i :☆☆☆
#750 [ゆ]
「れいか」ありがとうございます
候補に上げときます!
「あき」は出てきてるので辞めときますね
:07/12/18 15:04 :SH901iC :☆☆☆
#751 [美奈子]
:07/12/18 15:27 :N900iS :pIwLamLw
#752 [ゆ]
ありがとうございます
>>545の、じゆさんからいただいた
こうき
という名前を少しイジって
幸太
という名前使わせてもらいます
:07/12/18 16:48 :PC :vl5Ylj.2
#753 [ゆ]
*********
彼氏ができて数ヶ月。
いろんなことがあった。
はるちゃんはもちろん、
相沢さん、亜紀、
そして…飯田先輩。
祝福されることが嬉しくて
アドレスだって
あからさまに
ラブラブなんだって
わかるようなモノにしたぐらい。
:07/12/18 16:54 :PC :vl5Ylj.2
#754 [ゆ]
今日は飯田先輩が
高校生活の幕が閉じる日
すごくいい卒業式だったと思う
式が終わり
仲がよかった
女の先輩と
写真を撮ったりしていた時だった
:07/12/18 16:56 :PC :vl5Ylj.2
#755 [ゆ]
「由美ちゃん」
少し懐かしい声が
私を呼ぶ
「先輩…。
卒業おめでとう」
「うん」
飯田先輩が
優しく笑う
「あの…
久しぶりだね」
先輩とこうやって話すなんて
青木さんと付き合ってからなかったから
なんだかとっても嬉しかった
:07/12/18 16:58 :PC :vl5Ylj.2
#756 [ゆ]
「由美ちゃんが
彼氏なんか
作っちゃうからじゃん」
わざと嫌味っぽく言って
舌を出してる先輩は
少し関わらない間に
かっこよくなった気がした
「えへへ…」
:07/12/18 16:59 :PC :vl5Ylj.2
#757 [ゆ]
「まぁいいや。
ほんとは悔しいけど
由美ちゃんの顔見てると
俺まで幸せだもん」
思わず赤面してしまった
そんな愛の言葉には
まだまだ免疫がなくって…
照れ笑いしながら
誤魔化すことくらいしかできなかった
:07/12/18 17:01 :PC :vl5Ylj.2
#758 [ゆ]
「由美ちゃんさぁ
はるちゃんに聞いたんだけど
彼氏と海外行くんだって?」
「あ、うん。
私が卒業したら
行こうねって言われたけど
そう簡単にいきっこないよ」
海外で永住しようなんて
言われた時は嬉しかったけど…
現実的に考えて
無理だもんね(汗)
:07/12/18 17:03 :PC :vl5Ylj.2
#759 [ゆ]
「でも行きたいんだろ?」
「え?まぁ…」
「だったら頑張って
英語の勉強しなさい」
「えー、やだー」
「アハハ」
こうして先輩とこんな話を
暖かい気持ちで過ごしていられるのわ
きっと青木さんの
おかげだと思う
:07/12/18 17:05 :PC :vl5Ylj.2
#760 [ゆ]
どうでもいい話しをいくつか交わしていると
先輩は友達に呼ばれたので
行くことになった
「そんじゃあな」
「うん、バイバイ」
「あ、そうだ」
去り掛けた足を止め
私の手にボタンを乗せた
「え?」
「一応第2ボタン!」
先輩はピースしながら
ニコっと笑った
:07/12/18 17:07 :PC :vl5Ylj.2
#761 [ゆ]
とまどっていると
先輩は私の手を握り
ボタンを握らせた
「由美ちゃんの
夢が叶いますように」
笑っていたけど
どこか切なげな顔をして
先輩は去って行った
私は最後まで先輩に
励まされたり勇気づけられたりして
ばっかだった
:07/12/18 17:09 :PC :vl5Ylj.2
#762 [ゆ]
私は何か先輩にしてあげれたのかな?
頼ってばっかで
迷惑かけたのに…
それなのに
好きって思ってくれて
ありがとう
先輩のこと
好きだったよ
ありがとね
:07/12/18 17:10 :PC :vl5Ylj.2
#763 [ゆ]
………
とうとう高校最後の学年に
なってしまった
卒業式に先輩からもらったボタンは
筆箱の中に入れてある
お守り。
絶対海外行ってやる
って気持ちを忘れさせないために
英語だって数学だって
これからは
はるちゃんをネタに
ゆすることもできないんだから
自分の力で頑張るんだ
そう決意した
高校3年の春
この1年は
忘れられない年になるなんて
まだ自分でも知らなかった
:07/12/18 17:13 :PC :vl5Ylj.2
#764 [ゆ]
いったん切ります
短編予定なので
すぐ終わるかも知れませんが
どうぞよろしくおねがいします
:07/12/18 17:13 :PC :vl5Ylj.2
#765 [まき]
:07/12/18 23:42 :SO903i :☆☆☆
#766 [かなみ]
続編も面白そうですねっ
楽しみっ。x
主さん更新頑張って下さいっテ~
:07/12/19 00:29 :W33SA :.ZV4Il7c
#767 [ゆ]
ありがとうございます
今から少しだけ〜
:07/12/19 13:22 :PC :xQf2qKps
#768 [ゆ]
夏。
太陽が私たちを焦がしていく
「青木さんっ」
「お待たせ〜」
大好きな彼氏の登場に
私の体は太陽より
熱を帯びていく気がした
:07/12/19 13:24 :PC :xQf2qKps
#769 [ゆ]
「乗って」
「うん」
車に乗り込み
海に向かう
青木さんは多忙なので
あまりデートする時間がない
それでもいい
愛されてるって実感できるほどの
愛情を私に注いでくれているから
:07/12/19 13:26 :PC :xQf2qKps
#770 [ゆ]
「なぁ由美」
「ん?」
「いい加減
名前で呼べってば」
また叱られちゃった
彼女に「青木さん」と呼ばれる
彼の気持ちを考えると
悪いのはわかる
でもなかなか習慣的に
抜け出せ無くって…
「ごめんね、幸くん!」
青木さんの下の名前は
幸太。
:07/12/19 13:29 :PC :xQf2qKps
#771 [ゆ]
呼び捨てするのは
少し恥ずかしいので
幸くんと呼ぶように
心がけてはいるんだけど…
「由美からキスしてくれたら
許してあげるけど?」
運転しながら
私に甘いお誘いをくれる
こっちを見ずに
前を向きながらそう言った
よかった
そんな照れるような事
面と向かって言われると
きっと私
恥ずかしすぎて
テンパっちゃうもんね
:07/12/19 13:31 :PC :xQf2qKps
#772 [ゆ]
「海ついたらね」
その場しのぎで
誤魔化そうとしたけど
Sの幸くんには
勝てっこないよ
「ダメ。
今しろ」
「運転中で危ないじゃん」
「信号で止まったらな」
:07/12/19 13:32 :PC :xQf2qKps
#773 [ゆ]
そんな恥ずかしい事
できるわけないのに…
拒めない
だって、私、キスしたくてしかたない
変かな?
ドキドキしすぎて
胸が苦しい
「あ、止まるよ」
前の信号が黄色だった
幸くんは
ブレーキをゆっくり踏み、
ピタっと停車した
:07/12/19 13:36 :PC :xQf2qKps
#774 [ゆ]
こっちを向き
ニヤっと笑う彼には
勝てない自分が
乙女らしくて
なんだか好きだったりして…
「目、閉じてよ」
「ん」
:07/12/19 13:37 :PC :xQf2qKps
#775 [ゆ]
目を閉じた幸くんに
私は触れただけの
キスをして
すぐに唇を離した
「え〜
由美さん、今日は
控えめですねぇ?(笑)」
「だって!
…見られてると思ったら
恥ずかしいもん///」
:07/12/19 13:38 :PC :xQf2qKps
#776 [ゆ]
「ま、いっか。
今日1日長いし」
時刻は15時を回った
いつの間にか車は
海に到着
ビーチはたくさんの
人で賑わっていた
「海、入ろう」
子供みたいにはしゃいでしまう私の手を握ってくれた幸くん
海に入って浮き輪の取り合いしたり
人混みから外れてまったりしたり
私から片時も外れないで
そばにいてくれた
:07/12/19 13:47 :PC :xQf2qKps
#777 [ゆ]
辺りが暗くなってきた
「帰る?」
「そだね」
楽しかった一日も
矢のように過ぎていった
「うわー焼けたね」
二人とも真っ赤な肌から
タオルで水滴を拭き取る
「ビキニ取った姿
早くみたいんですけどー(笑)」
「へんたーい!」
:07/12/19 13:49 :PC :xQf2qKps
#778 [ゆ]
最後までバカみたいに
はしゃいで…
服を着て…
車に戻った
「由美〜お腹減った?」
「ううん。
間食しすぎたから
お腹減ってない」
海の家で
かき氷やヤキソバなどを買って
食べまくったせいで
二人ともお腹は減っていない
:07/12/19 13:51 :PC :xQf2qKps
#779 [ゆ]
「んじゃ運動しないとな」
「へ?」
次の瞬間にはキスされていた
車のシートを倒し、
私も押し倒される
絡まる舌が
お互い熱を帯びている
:07/12/19 13:52 :PC :xQf2qKps
#780 [ゆ]
「運動って…これ?」
「H以外の運動なんかあんの?」
ニヤっと笑って
また舌を絡めてきた
「んッ…」
今日のデートは
2週間ぶりぐらい?
全然会ってないから
こうやってキスしただけで
興奮しちゃう私
:07/12/19 13:54 :PC :xQf2qKps
#781 [ゆ]
「エロい女だな(笑)」
「幸くんこそ(笑)」
火照った体に少しだけ冷たい
彼の手が滑り込んできた
「…あ//」
「我慢しないで
声出して」
首筋を舐めながら
そう呟くから
…ゾクゾクしちゃうじゃん
:07/12/19 14:00 :PC :xQf2qKps
#782 [ゆ]
ビキニの上にTシャツ一枚
下はビキニの上に短パン
簡単な格好だったので
簡単に裸にされてしまった
車は
賑わう駐車場から
少し離れた場所に止めたので
覗かれる心配もない
思いっきり乱れてみよう
…なんてね?
:07/12/19 14:02 :PC :xQf2qKps
#783 [ゆ]
「由美?え?
ちょ…まじ?」
たまには私だってSになりたいよ
夏だし…乱れてみてもいいじゃん?
とまどってる幸くんの
ズボンとパンツを脱がし
おもむろにくわえる
「いきなり何(笑)」
笑ってるのも
いまのうちだから!
って感じに
私なりにがんばった
:07/12/19 14:07 :PC :xQf2qKps
#784 [ゆ]
「由美〜
もう挿れたいんだけど//」
「…ん。え?きゃ!」
アソコから口を離すと
今度は私が襲われてしまう
おもいきり足を開かされ
幸くんは顔を埋める
「やだやだやだ!
…あぁッ!…んん!」
「何嫌がってんの」
「今日は私が攻めたかったのに…
結局立場逆転だよぉ」
「俺にMになれって
犬にブリッジしろって
言ってるようなもんだぞ(笑)」
意味なしってことか。
くっそ〜〜〜
:07/12/19 14:11 :PC :xQf2qKps
#785 [ゆ]
「挿れたいっていうから
離したのにぃ」
「簡単に騙されちゃう
由美ちゃん大好きだよーん」
「あぁぁぁ///」
結局、指と舌で
さきにイカされてしまった
:07/12/19 14:13 :PC :xQf2qKps
#786 [ゆ]
グッタリしている間もなく
幸くんは入れてきた
車はバカみたいに
揺れ動く
私が喘ぐと
密室なため
うるさく感じる
「由美…きもち?」
「んん、んん…」
腰の動きとともに
漏れていく声…
:07/12/19 14:15 :PC :xQf2qKps
#787 [ゆ]
私が下で幸くんが上
せめて体位ぐらい
私が攻める形になりたい!
そう思って
頑張って上に乗り
腰を動かす私を
幸くんは下から見上げながら
笑っていた
「由美、まじエロい顔(笑)」
「見ないでよ//」
:07/12/19 14:18 :PC :xQf2qKps
#788 [ゆ]
「生意気言ってると
…こうするぞ」
幸くんは体を起こし
対面座位の形になった
「え?」
いきなり熱いキスをされ
胸を触られ
アソコも触られた
息ができない
気持ちよくって
何も逆らえない
:07/12/19 14:21 :PC :xQf2qKps
#789 [ゆ]
幸くんは
私が幸くんの為に
頑張るのは嫌みたい
嫌がられると
余計やりたくなるのが
私の悪いところなのかもしれない
毎回毎回懲りずに
攻めてはみるものの
…最後は私が攻められているんだよね
:07/12/19 14:22 :PC :xQf2qKps
#790 [ゆ]
「アッアッ…あお…きさ…
ん…ヤァ//」
「だから、青木さんって
呼ぶなって言ってんじゃん」
「アアァァァ///」
またイかされた
この人には勝てない
私は心も体も
青木幸太の虜だ
だから離れたくない
離さないで欲しい
:07/12/19 14:24 :PC :xQf2qKps
#791 [ゆ]
………
秋。
「由美?大丈夫?」
亜紀が心配しながら
背中をさすってくれる
「ごめんね
こんな汚いとこ
見せちゃって」
「気にしないで。
それより今日は帰った方がいいよ」
「うん、そうするね」
:07/12/19 14:28 :PC :xQf2qKps
#792 [ゆ]
気分が悪く
トイレで吐いてしまった
吐くなんて久しぶり
風邪かなぁ…
帰宅してすぐに
ベットに飛び込んだ
「はぁ〜〜〜〜
…うっ」
また吐き気に襲われて
トイレに走る
:07/12/19 14:30 :PC :xQf2qKps
#793 [ゆ]
胃にあったものがすべて
吐き出されて
トイレの床に
しゃがみ込んでしまった
この時だった
気づいてしまった
体が震えた
:07/12/19 14:32 :PC :xQf2qKps
#794 [ゆ]
生理が来ていない
もともと不順だったから
気にしてなかったけど
もう結構来てない
…私
…たぶん
…妊娠したんだ
:07/12/19 14:34 :PC :xQf2qKps
#795 [ゆ]
冬の訪れの前に
私は小さな命を
授かった事に気づいた
しばらくは
トイレから動けなくて…
でもなんとか
立ち上がって
部屋に戻った
「もしもし」
亜紀に電話を掛けた
:07/12/19 14:36 :PC :xQf2qKps
#796 [ゆ]
「亜紀?
お願いがあるんだけど…」
「ん?」
「妊娠検査薬
買ってきてくれないかな?」
「…わかった」
亜紀は驚かなかった
きっと私が吐いたとき
それとなく察してくれてたんだ
:07/12/19 14:37 :PC :xQf2qKps
#797 [ゆ]
放課後になり
亜紀が検査薬を持って
ウチに来てくれた
結果は予想通り
「相手は幸太くん?」
「うん」
「どうすんの?」
亜紀は至って冷静
この場で亜紀までも
パニックだったら
大変だもんね
亜紀はしっかりしてるから
つい頼ってしまう私
こんないい友達がいて
私は幸せ者だよね
:07/12/19 14:40 :PC :xQf2qKps
#798 [ゆ]
「わかんない」
「わかんないって…
心当たりのあるHある?」
「夏に…海行ったとき
避妊しなかった」
「じゃあもしその日に
授かったとして
単純計算しても
3ヶ月だよ」
ついお腹を触ってしまった
:07/12/19 14:42 :PC :xQf2qKps
#799 [ゆ]
3ヶ月も一緒にいたのに
全然気づかなかった
「亜紀…私…
どうしよう」
「幸太くんなら
喜んでくれると思うけど」
「幸くんの事じゃない。
私、母親になれる自信ないの」
「え?」
「まだまだ未熟だし
亜紀や幸くんに
甘えてばっかだし…
それに…」
「由美、
母親がそんな弱気で
どうすんの!」
:07/12/19 14:45 :PC :xQf2qKps
#800 [ゆ]
クヨクヨしてた私を
亜紀が叱ってくれた
「確かに甘えん坊だけど
これから頑張ればいい。
ここにもう小さな命が
あるんだよ?
そんな情けない事
言ってる暇ないじゃん」
涙がでた
泣き言言ってられない
これから私は
ママになるかもしれないのに…
情けない
:07/12/19 14:47 :PC :xQf2qKps
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