別れさせ屋
最新 最初 🆕
#701 [我輩は匿名である]
いつも見てます!
更新頑張ってください

⏰:10/12/01 20:58 📱:SA002 🆔:sD7WLXkc


#702 [歩美]
その日も私はこれでもかってくらい抱きついてくっついて寝た。

龍太郎「なんだよ(笑)」

私「いいのっ♪」

龍太郎の体に触れている間は、まるで昔みたいに、
自分だけのものって思えるんだもん。

シングルベッドなのに、
広く感じるくらい私は龍太郎に寄り添って朝を迎えた。


とは言っても、
生活リズムが狂っているせいでなかなか眠れなかった。

⏰:10/12/03 00:42 📱:F02A 🆔:o1AkIWhg


#703 [歩美]
夜中にトイレに行き、
携帯を見てみた。

珍しく龍一からのお休みメールがなかった。

決着をつけるべきなのは、
龍一の方かもしれない。

そんなことを考えていると、
いつの間にか眠ってしまい、
ふと気付いたら龍太郎が作業服に着替えて出勤するところだった。


龍太郎は私が起きていることに気付き、キスをして言った。

「おはよ」

あぁ至福の目覚め。(笑)

⏰:10/12/03 00:45 📱:F02A 🆔:o1AkIWhg


#704 [歩美]
ベッドから龍太郎を見送り、
もう一度眠った。


起きたら昼だった。


いつまでもこうしてられない。もう2日も泊まってしまった。
それなのにお互い肝心な話はできていなかった。

やり直すのか、
さようならなのか・・・。

でも、私には彼氏がいる。
まずそこが問題で龍太郎は話してこないのかもしれない。
そんな気がして、
ひとまず今日龍太郎に話して明日こそ帰ろうと決めた。

⏰:10/12/03 00:49 📱:F02A 🆔:o1AkIWhg


#705 [歩美]
昨日のようにご飯を作って龍太郎の帰りを待った。


ガチャッとドアの音がして、
龍太郎が帰ってきた。

私「おかえり!」

龍太郎はフッと軽く笑いながら言った。

龍太郎「お前は飼い犬かっ!(笑)」

龍太郎いわく、
自分が帰ってきて嬉しそうに迎える私が飼い犬のように見えたらしい。


シャワーを終え、
食事をした。

⏰:10/12/03 00:52 📱:F02A 🆔:o1AkIWhg


#706 [歩美]
今だ。
と思い私は話した。

今もまだ龍太郎が好きだということ。
だから彼氏と別れると。
ひとまず明日帰って、
来週からまた仕事もあるから、これから私たちどうしますか?とか色々。


龍太郎の表情は明らかに曇っていた。


龍太郎「ごめん歩美・・・。」


え?
なんであやまるの?

⏰:10/12/03 00:58 📱:F02A 🆔:o1AkIWhg


#707 [もも]
きになります

⏰:10/12/03 19:23 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#708 [我輩は匿名である]
>>001-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/12/03 23:20 📱:N03B 🆔:vFzG7goE


#709 [キララ]
あー気になるッ

⏰:10/12/04 01:35 📱:P03B 🆔:IrC4sH4E


#710 [我輩は匿名である]
面白いε=(>ε<*)プッ

⏰:10/12/04 13:33 📱:SH06A3 🆔:☆☆☆


#711 [歩美]
私「な、
なんであやまるの?」

龍太郎「歩美とこれから先どうするかとか、まだそこまで考えてない・・・。歩美のことはやっぱり好きだけどな。」


私「そっ・・・か。
なんかごめんなさい。」


思い上がっていた。
相手はバツイチになった龍太郎なんだった。

でも1つ腑に落ちなかった。

じゃあ、
どうしてプレゼントなんか送ってきたの?

⏰:10/12/08 08:52 📱:F02A 🆔:vmsQz2kc


#712 [歩美]
私は聞いた。
プレゼントの理由。

龍太郎は真っ直ぐ私を見て言った。

龍太郎「おめでとうって伝えたかったから。」

私「それだけ?」

龍太郎「うん。」


『約束の3年後』にこだわっていたのは私だけだったんだ。
バカじゃん私。
恥ずかしすぎるじゃん私。

情けないじゃん。

⏰:10/12/08 08:54 📱:F02A 🆔:vmsQz2kc


#713 [み-]
おもしろいです
頑張ってください

⏰:10/12/08 18:59 📱:P02B 🆔:☆☆☆


#714 [我輩は匿名である]
感想スレあんだからそっちいけよ
感想まじうざい

⏰:10/12/09 02:24 📱:SA002 🆔:ZrMvHpO.


#715 [歩美]
感想ありがとうございます

感想板のURLです↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4816/

⏰:10/12/09 19:23 📱:F02A 🆔:TkLMIV1M


#716 [歩美]
復縁する気というか、
復縁した気でいた。

だって、
あの龍太郎が私に愛してるって言ってくれたんだよ?


龍太郎の本当の気持ちがわからなかった。


複雑な心境で食事を終え、
大阪で過ごす最後の夜は、
龍太郎は抱いてくれなかった。


翌朝、
目が覚めたら龍太郎はもういなかった。

⏰:10/12/09 19:28 📱:F02A 🆔:TkLMIV1M


#717 [歩美]
部屋の掃除をしたり、
洗濯をしておいた。

いつかまたここに来れたらいいなって思いながら。

そして昼過ぎになり、
たった1人、
無駄に寂しく新大阪に行き、
新幹線に乗った。


居るはずもないのにホームをキョロキョロし、
龍太郎を捜してみた。

新幹線が発車する瞬間まで、
ドラマのワンシーンを夢みて龍太郎を捜してみた。


虚しく、
新幹線は動き出した。

⏰:10/12/09 19:32 📱:F02A 🆔:TkLMIV1M


#718 [歩美]
龍太郎に会いに行って、
私は決めた。

この想いは貫きたい。
まだ大好きだから。
龍太郎のこと、
忘れられないから。

夜、
龍太郎からメールがきた。
〈来てくれてありがとう〉


電話で、
龍一に別れを告げた。


龍一は引き止めなかった。
まるでこうなるとわかっていたかのように、
すんなりと別れてしまった。

⏰:10/12/09 19:37 📱:F02A 🆔:TkLMIV1M


#719 [我輩は匿名である]
>>714



この小説大好きです!
おもしろい
頑張ってください

⏰:10/12/10 01:39 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#720 [我輩は匿名である]
>>719 よかったねIshineばいいのにI

⏰:10/12/10 01:54 📱:SA002 🆔:LUPFPhiA


#721 [我輩は匿名である]
>>714
続き気になる!

⏰:10/12/11 14:49 📱:PC 🆔:rQa0tL5U


#722 [我輩は匿名である]
>>721 おまえもしねよI

⏰:10/12/11 15:34 📱:SA002 🆔:aJOTcM8.


#723 [我輩は匿名である]
なんのための感想スレですかI歩美さんもまじめに感想スレに書いてる人のために注意するべきなんじゃないの?I

⏰:10/12/11 15:36 📱:SA002 🆔:aJOTcM8.


#724 [我輩は匿名である]
死ねって…

⏰:10/12/11 18:33 📱:SH06A3 🆔:☆☆☆


#725 [我輩は匿名である]
>>723
いちいちウザイ
もっとマシな注意の仕方あるやろあんたみたいなん荒らしと一緒

⏰:10/12/11 23:19 📱:D905i 🆔:QvCOkX6c


#726 [歩美]
読者さま

いつもお読みいただきありがとうございます。
感想などコメントをいただき励みになっておりますが、
こちらに書かれると不快に思う方もいらっしゃいます。

ご面倒かとは思いますが、
感想等いただけるのであればぜひ感想板にお願いします。


本当にごめんなさい。

⏰:10/12/12 12:03 📱:F02A 🆔:EBiJpigQ


#727 [歩美]
感想板です↓↓

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4816/


更新はかなり少しずつになっていますが、気長にお付き合い下さい

⏰:10/12/12 12:05 📱:F02A 🆔:EBiJpigQ


#728 [歩美]
21≫寂しさ。


私「おはようございます。」

一週間ぶりの仕事。
まだ龍太郎と過ごした時間の感覚が残っていて、少しふわふわしていた。
まだ感触も残ってる。

どうなるかわからない。
だけど、
やっぱり龍太郎が好き。
今は待つしかない。

だから仕事もちゃんとしようと思った。

だけど、復縁したわけでもない関係は、とにかく不安定。

⏰:10/12/13 10:46 📱:F02A 🆔:V9O8fG56


#729 [歩美]
声が聞きたいと思っても聞けない。
彼氏になら当たり前の権利。
でも彼氏じゃないし、
フラれたし、
私が電話できる時間なんて龍太郎は仕事してるかもう寝てる。

こっちに帰ってきて、
一週間もしないうちに寂しさはだんだん増していた。


せめてメールをしたいけど、
何て送ればいいかわからない。普段ならこんなこと困らないのに、龍太郎相手には何にもできない・・・。

そんな寂しさを紛らわすには、別れさせ屋をジミに楽しむしかなかった。

⏰:10/12/13 10:51 📱:F02A 🆔:V9O8fG56


#730 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:10/12/16 01:23 📱:W62H 🆔:8xexHZfQ


#731 [歩美]
私が元気ないと気遣ってくれた、同じ店の元気印、鈴にBARに誘われた。

私がおかしいと感じたのは鈴だけだった。

鈴「そうやったんや・・・
複雑やなぁ。」

私は龍太郎のことを話した。


鈴「そういえば、
なぁ歩美。桜の彼氏と付き合ってたん?」

私「え?なんで?」

鈴「天馬がけっこう前に酔っ払ってそんなようなことゆうてたで?(笑)」

⏰:10/12/16 11:41 📱:F02A 🆔:D7Un1Zjo


#732 [歩美]
私「・・・付き合ってたよ。」

鈴はなぜか笑っていた。

私「なんで笑うの?」

鈴「盗ったったわけやろ?
鈴はそうゆうドロドロ好きやねん(笑)」


なんとなく2人で笑った。


でもそれからすぐにある噂を耳にした。


鈴「まぁ、
結局傷付いたもん同士ひっついたからエエんちゃう?」

⏰:10/12/16 11:44 📱:F02A 🆔:D7Un1Zjo


#733 [歩美]
私「えっ?誰が?」

鈴「あれ?歩美聞いてへん?
桜と天馬付き合ってるらしいで〜?」

私「うそっ!?」

鈴「歩美にフラれた天馬と、
彼氏盗られた桜。
よぉ有るパターンやな!」


だから桜は私と龍一のことを聞いてこなかったんだ。
天馬に満たされてるから。


急に悔しくなった。


自分に好意を持ってた相手が、違う子と付き合ってるなんて。

⏰:10/12/16 11:48 📱:F02A 🆔:D7Un1Zjo


#734 [林檎]
あげます。

⏰:10/12/21 09:10 📱:SH905i 🆔:Cq7PabIc


#735 [歩美]
鈴「もしかして・・・へこんでるん?」

私「別にへこんでないよ。」

鈴「でも、天馬はあんなに歩美にベタぼれやったのに意外やわぁ〜。」

天馬が私に思いを寄せていたことは、鈴も、店のみんなも知ってた。

でも私は天馬をフった。
だからへこみたくない。

それなのに寂しかったのは、
今の私には逃げ場所がなかったから。
寂しくて寂しくて死にそうなのに。

⏰:10/12/22 00:30 📱:F02A 🆔:OV0lT/Ws


#736 [歩美]
自分が勝手すぎるのはわかってる。
わがまま、
自己中、
欲張り、
悪女。

全部わかってる。

だけど、それが私。


せめて今できることは我慢。
本当はすぐにでも天馬に連絡したかった。
でも、桜を裏切れない。
もし裏切ったら、二度目になっちゃうから。

だから我慢する。

⏰:10/12/22 00:35 📱:F02A 🆔:OV0lT/Ws


#737 [歩美]
そう決意し、
ただ少しでも時間が流れていくのを願った。

時々くる龍太郎からのメールや電話のためだけに生きていた。

――2ヶ月が経った。

龍太郎との関係は変わらないまま。
恋人じゃない。
でも友達でもない。
寂しさには慣れてしまった。

『男なんていなくても』

そう思えるようになった。

⏰:10/12/22 08:47 📱:F02A 🆔:OV0lT/Ws


#738 [歩美]
そんな時、
久しぶりに桜からランチに誘われた。

なんとなく予想はしていた。
きっと天馬と付き合ってることを明かしてくる。


桜「もう噂で知ってると思うんだけど、桜ね、天馬と付き合ってるんだぁ。」

ビンゴ。

私「うん。知ってるよ。
良かったね♪」

笑って祝福する私に対して、
桜は暗い表情をした。

⏰:10/12/22 08:51 📱:F02A 🆔:OV0lT/Ws


#739 [歩美]
桜「でも、別れようと思ってるんだぁ・・・。」

私「えっ?」

頭の中は全て
『?』マーク状態になった。

桜「実は・・・龍ちゃんと連絡取り合ってるんだ。
私、やっぱり龍ちゃんが好きで好きで・・・。
こんな気持ちじゃ天馬には悪いと思うから別れようと思うんだ。」


わぁお。予想外。
というかとにかく急展開。
なんだか私の周りもハチャメチャじゃん。

⏰:10/12/23 09:46 📱:F02A 🆔:mDf/Siwo


#740 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700
>>701-750
>>751-800
>>801-850
>>851-700
>>701-750
>>751-800
>>801-850
>>851-900
>>901-950
>>951-1000

⏰:10/12/23 17:27 📱:SH003 🆔:C9mIC6Io


#741 [歩美]
↑↑匿名さん

ありがとうございます

⏰:10/12/24 04:08 📱:F02A 🆔:EvvqDs22


#742 [歩美]
それからはさらに急展開。

桜の暴露のあと、
久しぶりに天馬からメールが入った。


〈最近どう?〉


このタイミングで天馬からメールがきたということは、
何か理由がありそう。

例えば、
桜が自分に気がなくなっているのに気付き、
寂しくなったとか。

例えば、
桜とのことを相談したいとか?

⏰:10/12/24 04:12 📱:F02A 🆔:EvvqDs22


#743 [なつみん(・◇・)]
あげ、
読んでます(・o・)

⏰:10/12/24 11:44 📱:SH03A 🆔:BPNmCOpQ


#744 [我輩は匿名である]
あげ

更新頑張ってください

⏰:10/12/27 08:41 📱:SH01C 🆔:oVIBhLUc


#745 [歩美]
〈元気だよ〉

そう返した。
するとすぐに天馬から電話がかかってきた。


天馬「ちょっと会いたい・・・」

あの超ハイテンション男がまさかの弱々しい声。


私は天馬と会うことにした。


待ち合わせ場所にはすでに天馬がいた。

⏰:10/12/27 20:56 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#746 [歩美]
私「久しぶり!」

天馬「わりぃな。急に。」

私「仕方ないじゃん。
なんかあったんでしょ?」

天馬「・・・。
とりあえず移動しよ!」


私と天馬はひとまず適当にファミレスに入った。

ドリンクバーだけを頼み、
しばらくはお互い店の話とかをしていた。

天馬とこうやって話してるのはイヤじゃない。

⏰:10/12/27 21:00 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#747 [歩美]
私「それで、今日私が呼び出された本題は?」

天馬「・・・ここで話していいのか?」

私「どこで話したいの(笑)
さっさと話しなよ。」

だいたいわかってはいた。
桜とのことだって。
でも全然違った。

天馬「俺、店辞めるんだ。」

私「えっ?そうなの?」

天馬「一応就職が決まったから。それで、歩美ともバイバイだから会いたくなった。」

⏰:10/12/27 21:05 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#748 [歩美]
私「そ、そうなんだぁ。
おめでとう!
ちょっと寂しいけど(笑)」

天馬「寂しい?」

私「そこ拾うの?(笑)
ちょっとは寂しいよ。」

天馬「じゃあ歩美!
俺についてこいよ!」

私「はぁぁぁ??」

天馬「なーんてな。」


そして天馬は桜と付き合っていることを明かしてきた。
でもこの2人はお互い気持ちが離れているみたいで、
天馬も別れるつもりだった。

⏰:10/12/27 21:08 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#749 [我輩は匿名である]
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/12/28 07:41 📱:N04A 🆔:HM85AE..


#750 [歩美]
どうかしてたんだよ、私。

天馬がいなくなるって聞いたとたんに、天馬を離したくなくなった。
最初から私のモノだったわけじゃないのに、
いつもいつも私を追いかけてくれた天馬を、まるで自分のモノだと勘違いしていた。

桜と付き合ってたことより、
目の前からいなくなってしまうという危機感は凄まじいものだった。


急におかしくなった私は、
天馬に対してこんなことを言った。

⏰:11/01/02 12:02 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


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