春の希望と・・・Part2【BL】
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#350 [コロ]
 
古「北本ッ!・・・オイ!
 ――――北本・・・ッ」

つい最近、中西勇気の恋人だと学園に知れ渡った。

そんな人物が石田の部屋になぜ居るのか・・・

磯谷が探していたと言うことは、それだけ北本は自分の部屋に帰っていないんだろう。
 

⏰:09/11/29 06:07 📱:N08A3 🆔:SXLxX.Hg


#351 [コロ]
 
では、ずっと石田の部屋に居たのか・・・?

ここで石田や鈴原に強姦されていたんだとしたら・・・


古「んでだよッ・・・!
 石田―――――ッ!!」

まだ廊下に居るだろう石田の元へ古賀は向かった。
 

⏰:09/11/29 06:16 📱:N08A3 🆔:SXLxX.Hg


#352 [コロ]
 

―――・・・

古賀が廊下に戻った時
石田は扉の横に顔を伏せて座り込んでいた。

古「石田ッ!あれは一体
 どう言うこだッ!」

石「・・・・・。」

古「聞いてんのかよ!」
 

⏰:09/11/30 21:01 📱:N08A3 🆔:faZ9WD06


#353 [コロ]
 
古賀が石田の胸ぐらを掴んで立たせると、石田が泣いている事に気が付く・・・

古「―――・・・ッ
 なんなんだよ、・・・
 部屋入れ!最初から
 全部話すんだッ!」

動かない石田を無理矢理
部屋へ入れ、望の居る場所まで引っ張って行った。
 

⏰:09/11/30 21:10 📱:N08A3 🆔:faZ9WD06


#354 [コロ]
 
―――・・・

古「何でお前のベッドに
 北本が居るんだッ」

部屋へ連れてきてからも、石田は終始無言で、望の姿を見つめたまま固まっている・・・。

涙は止まっていたが、石田のその姿は大切な者を傷つけられた時の人の姿だった。

⏰:09/11/30 22:14 📱:N08A3 🆔:faZ9WD06


#355 [コロ]
 
古「石田・・・北本はずっと
 お前の部屋に居たのか」

石「―――・・・ッ」


何も語らない石田に、どうする事もできず、古賀は再び望へ視線を向けた。


 

⏰:09/11/30 22:21 📱:N08A3 🆔:faZ9WD06


#356 [コロ]
 
体には鈴原と望の物であろう精液がこびつき、痛々しい痣がたくさんある。

一刻も早く医者に見せるべき状態だ。

一体、どうしてこんな状況になったのか・・・
石田が関与している事は明らかだが、一向に口を割らない。
 

⏰:09/12/01 20:29 📱:N08A3 🆔:Oue8Btpw


#357 [コロ]
 
と言うか、これは放心状態なんだろう。

石田はずっと望の姿を見て、指先は微かに震えているようだ・・・。

石田のこんな姿に、古賀も戸惑い始めていた。
いつも冷静なはずの、何があっても動じない石田が、今にも崩れてしまいそうなほど動揺している。
 

⏰:09/12/01 20:34 📱:N08A3 🆔:Oue8Btpw


#358 [コロ]
 

いつまでそうしていただろうか・・・。石田がぽつりと言葉を発した。

石「北本・・・ごめ・・ん・・」

古「何があった?

   ・・・しんちゃん。」

石田が望をこんな目にあわせたくなかったのは明らかだ。

⏰:09/12/01 20:43 📱:N08A3 🆔:Oue8Btpw


#359 [コロ]
 
それから石田は、まるで独り言のように語り始めた。

夏休み前に望を呼び出したことから・・・今日の日までの経緯を。

自分の誤ちと望への想いを一緒に。

――――
――
 

⏰:09/12/01 21:00 📱:N08A3 🆔:Oue8Btpw


#360 [コロ]
 
――――
――

話している間の石田は
ずっと俯いていて

あまり表情は伺えないが
声は微かに震えていた。

話しの内容は、古賀を驚かせるには十分で、石田が中西をそんなに恨んでいた事にも驚いた・・・。
 

⏰:09/12/04 17:56 📱:N08A3 🆔:jY3xiEcU


#361 [コロ]
 
しかし、中西への恨みと望への仕打ちは別の話しで、同時に怒りもこみあげる。

関係ないじゃないか。

それに、いくらなんでもやり過ぎだ。
石田も後悔しているが、後悔していると今さら悔やむのは自己中心的だと思う。

⏰:09/12/04 18:04 📱:N08A3 🆔:jY3xiEcU


#362 [すぴ]
_

古賀くん、いい人・・・?

_

⏰:09/12/05 11:58 📱:P702iD 🆔:☆☆☆


#363 [コロ]
すぴ様

コメありがとうございます(^-^)
古賀は不良だけれど、悪い奴ではなかったんですね☆
仲間想いの不良さんです。

⏰:09/12/06 08:57 📱:N08A3 🆔:AxmwCvtc


#364 [コロ]
>>361から


気付けば、古賀は石田を本気で殴っていた・・・。

床に両手をついて痛みに歯をくい縛る石田の姿を正面から見下ろし、古賀は怒りが冷めぬまま石田を怒鳴りつける。
 

⏰:09/12/06 09:07 📱:N08A3 🆔:AxmwCvtc


#365 [コロ]
 
古「何考えてんだッ!
 ――――俺はお前に
 こんな事してほしく
 なかったッ・・・――!」

石「ッ・・・」

古「てめぇの勝手な行動
 の結果だッ!今さら
 後悔しても遅いんだよ」
石田は古賀のもっともの怒りに、何も言い返せない。
 

⏰:09/12/08 20:19 📱:N08A3 🆔:isf5wpKk


#366 [コロ]
 
自分の責任だ。
勝手に酷く扱われ、勝手に後悔されて・・・一番腹が立つのは望だろう。

それなら最初からしなければいいのにと・・・。

ほんとにその通りだ。
こんな事をした自分が、本当に恐ろしい。
 

⏰:09/12/08 20:29 📱:N08A3 🆔:isf5wpKk


#367 [コロ]
 
古「それにッ・・・中西は
 お前が思ってるほど
 馬鹿にした事は言って
 ないからなッ!」

石「―――。」

古「それはお前も
 分かってるんだろ!?」

分かっている。
ただ、それに気付くのが
遅すぎた・・・。
 

⏰:09/12/08 20:36 📱:N08A3 🆔:isf5wpKk


#368 [コロ]
 
古「ッ・・・・鈴原が北本に
 手ぇ出したのはお前が
 そうさせたのか?」

石「いや、違う。」

古「なんで止めなかった
 んだよッ!?」

石「俺が逆らうと余計に
 北本が酷い目に合う
 から、仕方なかった。」
 

⏰:09/12/12 11:44 📱:N08A3 🆔:pZfGZ/fM


#369 [コロ]
 
古「・・・・・・・クソッ」

古賀は苛立ちを隠せない様で、そのまま望に近づいた。

古「酷いな・・・ッ
 おい、風呂借りるぞ。」

そのまま望を抱え上げ、風呂場に体を向ける。
抱えた望は驚くほど軽い。
 

⏰:09/12/12 11:50 📱:N08A3 🆔:pZfGZ/fM


#370 [コロ]
 
夏休み前に学校で会った時より細くなったような気がする。

年齢は一緒だが、こうも体格差があると男子校のせいか、同じ男として見れない。

望の様に身体が小さくて、整った容姿の生徒は、誰かに守られながら学園生活を過ごしている。
 

⏰:09/12/14 07:22 📱:N08A3 🆔:Clwrw3ak


#371 [コロ]
 
友達だったり恋人だったり、人によって違うだろうが・・・。

そんなの不公平だ。
喧嘩や問題をおこす自分が言える事では無いのだろう。

でも、なにも関係ない人間をこんな目に合わせるのは許せないし、許されない。 

⏰:09/12/14 11:13 📱:N08A3 🆔:Clwrw3ak


#372 [コロ]
 
ボコボコに暴力を振るわれて、レイプされているんだ。

今は寝ていると言うより、気絶してるんだろう。

風呂場までの道のり、シャワーの湯が肌にあたっても望は目を覚まさなかった。
――――・・・
 

⏰:09/12/14 11:17 📱:N08A3 🆔:Clwrw3ak


#373 [なな]
>>1-200
>>201-400

⏰:09/12/14 19:34 📱:SH905i 🆔:RjRxLPQI


#374 [コロ]
なな様

安価ありがとございます(ノд<。)゜。

⏰:09/12/19 11:26 📱:N08A3 🆔:w4SpjD.c


#375 [コロ]
 
古賀が風呂場から望を部屋に連れて帰った時、石田はベッドのシーツを新しい物にかえていた。

流石にあのベッドに再び寝かせるわけにはいかない。

望をベッドへ静かにおろし、掛け布団をかぶせる。
 

⏰:09/12/19 11:30 📱:N08A3 🆔:w4SpjD.c


#376 [コロ]
 
望が眠っているのを再び確認してから、古賀は石田に向き直った。

古「これから、お前は
 こいつをどうしたい?」

石「・・・・・・ッ」

古「好きなら、こいつに
 してやれる事は一つ
 しかないよな・・・・・?」
 

⏰:09/12/19 11:34 📱:N08A3 🆔:w4SpjD.c


#377 [コロ]
 
古賀の言葉に石田は静かに頷いた。

石「もう、北本には手を
 出さない・・・。
 こんな事は止める。」

古「取りあえず北本が
 目を覚ますまで待とう」

―――
――
 

⏰:09/12/21 15:54 📱:N08A3 🆔:7m/19cZU


#378 [コロ]
 
石田は望の眠るベッドの横に座り、時々傷ついた望の頬や目元に触れていた。

氷水で冷やしたタオルを持ってきたりして看護していたが、その石田の姿もまた古賀の目には痛々しく見えた。
 

⏰:09/12/24 06:33 📱:N08A3 🆔:f07..hv2


#379 [コロ]
 
石田が切っ掛けでこんな事態になっているが、なんとか石田を守ってやりたい。

石田にだって理不尽だが、理由がある。

それに、あんな家族がいなければ・・・石田はもっとまともな人生を送れてた。
 

⏰:09/12/28 14:54 📱:N08A3 🆔:i4BYIrXs


#380 [コロ]
 
石田だって被害者だ。

だけど、石田の話しをまともに聞いてくれる奴なんて、この学校には居ないだろう。

まず中西がこの事を知った時点でキレるなんてものじゃすまない・・・。

石田を守るには厳しすぎる。
 

⏰:09/12/28 15:00 📱:N08A3 🆔:i4BYIrXs


#381 [あおい]
失礼しますm(_ _)m

>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250
>>250-300
>>300-350
>>350-400
>>400-450
>>450-500
>>500-550
>>550-600

⏰:09/12/28 23:53 📱:W51SA 🆔:kSmX/H02


#382 [コロ]
あおい様

安価ありがとうございます(*´∇`)

⏰:10/01/01 07:41 📱:N08A3 🆔:3tAep49g


#383 [コロ]
皆様へ

あけましておめでとうございます(*´∇`)
今年もコロの小説をよろしくお願いします☆
最近更新が遅すぎますが、頑張って書きますので、暖かい心で読んでもらえると嬉しいです!
では、今年も皆様にとって良い一年でありますように(*^□^*)

【感想板】
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:10/01/02 02:12 📱:N08A3 🆔:iiHC.UR6


#384 [コロ]
>>380から


古「しんちゃん・・・」

古賀が話し掛けた時、石田も口を開いた。

石「もう、俺に北本を
 守る資格は無いよな」

その時の石田の表情があまりにも辛そうで、古賀は何も言ってやる事は出来なかった。
 

⏰:10/01/04 05:07 📱:N08A3 🆔:SjsuQElM


#385 [コロ]
 
もし、もっと早い段階でこの事態に気付いていれば。

古賀は石田を止めてやれたのにと思った。

中西の恋人を好きになってしまった石田を、自分なりに応援することも出来た。

あと少し早ければ・・・。
 

⏰:10/01/04 05:13 📱:N08A3 🆔:SjsuQElM


#386 [コロ]
 



望「ン・・・・・ッ・・」

石田が頬を冷やしていると、痛みのせいか望が薄く目を開けた。

古「目ぇ覚ましたか・・・?」

望の視界には、ぼんやりと2つの人影が映った。
 

⏰:10/01/05 05:03 📱:N08A3 🆔:rpJI3Zu2


#387 [コロ]
 
石「北本・・・・・ッ」

望「――――・・・・。」

視点が定まらず、まだ意識がはっきりしていない。

石「北本・・・わかるか?」

望「?・・・―――」

古「何か飲み物入れる。」
 

⏰:10/01/05 05:10 📱:N08A3 🆔:rpJI3Zu2


#388 [レゲエ]
あなたの小説大好きです。早く続き読みたいです。頑張って下さい。しかも古賀は良い奴っすね(笑)

⏰:10/01/06 15:28 📱:W65T 🆔:pPLBfsHY


#389 [コロ]
レゲエ様

応援ありがとうございます(*´∇`)
更新が毎度遅くて申し訳ありませんm(__)m
頑張りますので、これからもよろしくお願いします☆

⏰:10/01/10 19:42 📱:N08A3 🆔:jcewZkSw


#390 []
頑張ってください

⏰:10/01/11 12:35 📱:SH906iTV 🆔:jrrM8L0Q


#391 [コロ]
 
古賀が部屋のすみにある冷蔵庫へ向かい、望の瞳がぼんやりそれを追って動いた。

石田は望の顔を冷やしていたタオルをまた汲んできた水で濡らし、しぼって頬と目元にあてた。

冷やっとした瞬間、望の瞳がゆっくり見開かれる・・・
 

⏰:10/01/11 21:26 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#392 [コロ]
 
石田は、急に空気が凍り付いたと気付く。


同時に古賀がベッドの方へ戻ってきた時、思わず耳を塞ぎたくなる様な望の叫び声が部屋中に響きわたった。

望「あ゙ぁぁぁ―――ッ!」

石「北本っ・・・!」
 

⏰:10/01/11 21:35 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#393 [コロ]
 
望「嫌ぁぁ゙ッ、ぅわぁぁ!」

古「北本落ち着けッ
 もぅ大丈夫だから!」

石田と古賀が暴れ出した望の体を押さえるが、怯えきった望には逆効果で、余計に泣き叫び始める。

石「北本ッ、ごめん・・・」
 

⏰:10/01/11 21:41 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#394 [コロ]


応援励みになります☆
ありがとうございます
(*´∇`)


【感想板】
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:10/01/11 21:45 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#395 [コロ]
 
酷い状態になった望に石田は、これ以上触れる事も声を掛ける声も出来なくなった。

望「うわぁぁッ!嫌ぁ!!」

古「北本っ、古賀だ!
 分かるか?北本・・・ッ」

何を言っても、望は泣くか叫ぶか、何か聞き取れない言葉を発するだけで、状況を理解しようとしない。

⏰:10/01/14 23:01 📱:N08A3 🆔:hPySGYEk


#396 [コロ]
 
古賀の知ってる北本望とは明らかに違う。

虚ろな瞳は何処を見ているのか焦点が合わず、何も映そうとしていない。

傷ひとつなかった顔は今は痣だらけで、勇気の隣を笑顔で歩く姿は想像も出来ない様な状態だ。

 

⏰:10/01/17 22:33 📱:N08A3 🆔:GFtyK1Us


#397 [コロ]
 
一人ではどうする事も出来ない。
後ろを見ると拳を握って、ぴくりとも動かない石田が居るだけだ。

望の泣き声は部屋の外にまで聞こえそうな大きさで、いずれ誰かが気付いてしまうだろう。
 

⏰:10/01/22 12:10 📱:N08A3 🆔:EexGDYpA


#398 [コロ]
 
そうなる前になんとかしたいが、解決方法なんて古賀にはわからない。

望もだが、古賀は石田も守ってやりたかった。

石田だけが悪いわけじゃない。
他に原点があるのに、石田に全ての責任があってはおかしい。

 

⏰:10/01/22 12:14 📱:N08A3 🆔:EexGDYpA


#399 [コロ]
 
古「北本!よく見ろ!
 俺が誰か分かるか?」

望「ビクッ―――・・・」

古「古賀だ・・・・・ォィ・・
 わかるだろ?」

望「――――・・・」

古「・・・北本・・・・?」

 

⏰:10/01/23 08:59 📱:N08A3 🆔:AGAQ64AQ


#400 [コロ]
 
望は古賀の声に急に泣き止み、息をしてるかも分からないくらい静かになってしまった。

また異様な空気が辺りに立ち込める。

古「ッ・・・・・・ォィ・・;」

そんな時、石田が小さく望に声を掛けた。

石「――・・・北本・・・・。」

 

⏰:10/01/23 09:03 📱:N08A3 🆔:AGAQ64AQ


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