゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#300 [リナ]
はろ-
昨日見てから
常チェキラ☆してまっす
笙かっけ…
:07/01/12 23:30 :SH901iS :☆☆☆
#301 [三ッ葉]
そんな時――…
「お前等早く寮に戻れよ――――ッ!!!」
先生がそう叫んで集まっていた人は、皆はゆっくりと寮に戻っていく―――……
そして、先生は私達の姿見つけて近寄ってきた…
「そこの君は誰や?
みた感じは、この学園の生徒じゃないらしいけど―…」
先生は、怪しい人を見るような目付きで潤にたずねた
潤「宝生学園の二年の水城 潤です。
こちらの学園の楠未さんに逢いにきたんですけど……………」
:07/01/12 23:35 :N902i :☆☆☆
#302 [三ッ葉]
:07/01/12 23:49 :N902i :☆☆☆
#303 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
初めましてェ
今日はもう書かないンですかぁ??!
又明日できれば書いて下さいネ
続きがめっちゃ気になるし、早く読みたぁい
でも主サンのペースで頑張って下さいネ
:07/01/13 00:46 :P902i :☆☆☆
#304 [三ッ葉]
:07/01/13 01:30 :N902i :☆☆☆
#305 [三ッ葉]
>>301から
━━━━━━━……
━━━━━━…
先生との話し合いで、潤は私達の部屋に泊まることになった…
先生は、今日の夜だけ私が栞の部屋で寝ていいと言ってくれた!!!!
じゃないと、
"一部屋に男が二人と女一人って…;;"
その後、いつものメンバーで私と龍也の部屋に集まった
亜「まず、自己紹介しよっか!!
私、二年の卯月 亜梨沙」
亜梨沙先輩がきりだしていく
:07/01/13 08:40 :N902i :☆☆☆
#306 [三ッ葉]
新先輩、栞、龍也の順に自己紹介していく――…
亜「次、笙吾だよッ!?」
笙吾先輩の顔の前で手をひらひらさせる
笙「え……あ〜俺、
二年の有馬 笙吾ね…よろしく。」
龍「先輩、何か元気なくないっすか??」
笙「そんな事ねぇよ??」
私も龍也と同じ事を思っていた―
:07/01/13 08:46 :N902i :☆☆☆
#307 [三ッ葉]
潤「俺は、水城 潤っていいます!!
梨緒とは中学の同級生で、家が隣でした。」
潤は、笑顔で淡々と喋っていく
新「え??彼氏じゃないんだ〜…」
梨『だからッ!違いますって!!!!!』
私は、新先輩に必死になって言った
笙吾先輩に勘違いされると嫌だし――…///
:07/01/13 08:57 :N902i :☆☆☆
#308 [三ッ葉]
:07/01/13 10:54 :N902i :☆☆☆
#309 [シ未来シ]
もちメ読んでますx
更新待ってます(^皿^M)イヒヒ
:07/01/13 11:04 :W42K :☆☆☆
#310 [ゅぅ]
:07/01/13 11:05 :N702iD :☆☆☆
#311 [ゅレ1]
みてますょ
更新頑張ってくださレ1 :07/01/13 11:12 :N902i :☆☆☆
#312 [三ッ葉]
:07/01/13 12:27 :N902i :☆☆☆
#313 [三ッ葉]
笙吾先輩が気になって視線をこそっと向けてみる
バチッ――
あッ………
目、合っちゃった///
梨『あッ…あの、本当に付き合ってませんからね………??』
誤解されてるかもしれないからもう一度言ってみた
笙「……それが何??
何でわざわざ言いにくんの????」
冷たく返される……
ズキンッ……
:07/01/13 12:32 :N902i :☆☆☆
#314 [三ッ葉]
梨『そ…れは…』
新「梨緒、潤と一緒に中学の話聞かせてよ!!」
新先輩が話を変えてくれた――――
梨『あ…はいッ!!』
心に小さなひびが入ってしまったまま、元気をだして喋った――…
笙「…………」
:07/01/13 12:38 :N902i :☆☆☆
#315 [三ッ葉]
━━━━……
潤「梨緒は、雷がダメな奴ですよ〜!」
いきなりそんな話をだしてくる
梨『そんな話別にいいじゃんか〜!;;』
潤は、かまわず話を続ける――…
潤「梨緒は、夜は両親の仕事の都合でいつも家で一人だったんです。
だから、雷が光った時には必ず半泣きで俺の家に来て…………しがみついてくるんですよ;;笑
寝るまで一緒にいないとダメで……本当に大変な奴なんですよ、梨緒は!!笑」
なんて事をいうのよ……潤って奴はッ―///
:07/01/13 12:51 :N902i :☆☆☆
#316 [三ッ葉]
龍「半泣きでしがみつくって………プッ!笑
そん時、もう中学生なんだろ〜;笑」
栞「梨緒って以外に子供なんだね〜☆」
皆、笑っていた――…
笙吾先輩をのぞいてだけど……………
梨『そんなに笑わないでくださいよッ……///』
私は、顔を赤くして言う
潤「後…急に遊ばされたり、一緒に写真撮らされたり………ふりまわされっぱなしでした;;笑」
ガタッ――
:07/01/13 12:58 :N902i :☆☆☆
#317 [三ッ葉]
.
笙「俺、体だるいから自分の部屋もどっとくわ!!」
と言ってでてってしまった―――…
…
梨『なんか……今日の笙吾先輩、おかしい……』
小声で言った
新「あ〜あいつ、朝からしんどいって言ってたから〜気にすんな!!」
新(嘘だけど…☆笑
梨『そう…ですか』
:07/01/13 13:06 :N902i :☆☆☆
#318 [三ッ葉]
━━━━━……
それから皆と話し合って、明日は潤と皆と一緒に
☆遊園地☆
に行くことになった!!!
皆部屋へ戻ろうとする
新「笙吾には、俺から言っとくわ」
梨『そうですか…
龍也〜ッ潤に変な事しないでね!?笑』
龍「するかッ……馬鹿!!」
亜「はいはい、喧嘩しないように!!笑
それじゃ、明日ね☆」
亜梨沙先輩はウインクをして部屋に戻っていった
:07/01/13 13:17 :N902i :☆☆☆
#319 [三ッ葉]
私と栞も部屋に戻った――…‥
栞と一緒に部屋を使っている女の子は、スウ―と寝息をたててねていた……
私達は、寝る準備をしてから一つのベットに二人で潜っていた
栞「明日、楽しみだね〜☆」
梨「そうだねッ!!
龍也にアタックがんばってね☆笑」
栞「なッ……///
分かってたの??///」
栞は、動揺する
梨『だって……分かりやすいもん!!笑』
:07/01/13 13:26 :N902i :☆☆☆
#320 [三ッ葉]
栞「梨緒もだけどね……;;;笑」
梨『え??』
栞「何でもな〜いッ!
おやすみッ♪」
梨『??…??……おやすみ……』
二人で潜るベットの中はいつもより暖かい……
……
私達は眠りの世界に入っていった―――
:07/01/13 13:32 :N902i :☆☆☆
#321 [三ッ葉]
次の日の朝〜♪
私は栞と一緒に潤と龍也を誘ってから朝食を食べに食堂へ向かった――
ガヤガヤッ……
食堂はいつもの様ににぎわっていた
好きな品をとって歩いてると、先輩達を発見したのでその場所に歩いていく――…
潤が隣にいてるおかげで視線を浴びるハメになる;;
梨『…;;』
:07/01/13 14:47 :N902i :☆☆☆
#322 [三ッ葉]
私達は、席に腰を下ろした
私の前には、笙吾先輩が座っていた
気まずいのは嫌だな;;
笙「おはよ〜☆」
ありッ??
今日はいつもの笙吾先輩だ………
私も避けずに返さないとッ……!
梨『お早うございます☆』
笑顔で返した
:07/01/13 14:54 :N902i :☆☆☆
#323 [三ッ葉]
今日の始まりはいい感じッ!!!!
楽しくなりそうだなぁ〜
早く時間がたてと私の心が急かした―――…‥
.
:07/01/13 15:00 :N902i :☆☆☆
#324 [三ッ葉]
時間は、当然過ぎていく―――――
私は用意をして寮の前に走っていった――ら、
栞「梨緒、一番遅いッ!!」
と言葉と一緒にデコピンをくらった
梨『いッ……遅れてすみません;;』
私はおでこを押さえながら、頭をペコペコとさげた
笙「謝んなくていいっつ〜のッ!!!はい、出発☆」
と、いうことで遊園地に向かった――…
:07/01/13 15:08 :N902i :☆☆☆
#325 [三ッ葉]
歩いている途中で一人ずつ目をやる――…
梨『皆……私服だとイメージ少しかわるなぁ……
格好いいし、可愛い…
私だけ子供っぽいな〜;;』
思っていた事を知らないうちに言葉にしていた;;
すぐに自分の口を手でおおった
皆はきょとんとしている
でも……
笙「はっ……十分梨緒も可愛いじゃん!!」
笙吾先輩は、一笑いしてから何の恥じらいもなくそう言った………
:07/01/13 15:59 :N902i :☆☆☆
#326 [雪b]
三ッ葉サン初コメですc
やっぱおもしろいですイ最後まで頑張って下さいZ
:07/01/13 16:36 :W41SA :☆☆☆
#327 [三ッ葉]
――――ッ!!
こっ…こんな言葉、普通の人に言われても恥ずかしいのに……//
笙吾先輩に言われたら―――ッ/////
笙『はいッ!顔が真っ赤な梨緒、一丁あがり〜☆』
新「からかうのやめろって……ッ!!笑」
梨『………ッ////』
やっぱり顔赤くなってたんだ……///
てか……笙吾先輩にからかわれたのか;;
:07/01/13 16:42 :N902i :☆☆☆
#328 [三ッ葉]
:07/01/13 16:44 :N902i :☆☆☆
#329 [三ッ葉]
そうだよね―…
笙吾先輩は、私にとっていつもドキッとさせる事ばっかりするから
笙吾先輩にとっては、深い意味は無いんだろうな――――……
ちょっと悲しい;;
潤「俺も可愛いと思うよ〜☆」
梨『えッ……??潤までからかわないでって……///』
潤「からかってなんかない」
梨『ぅ………///』
…………。
:07/01/13 16:54 :N902i :☆☆☆
#330 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/13 16:59 :P902i :☆☆☆
#331 [三ッ葉]
:07/01/13 17:03 :N902i :☆☆☆
#332 [三ッ葉]
>>329から
━━━━……‥
遊園地につくと、結構すいていた!!!
私たちは、
"絶叫マシーンを全部乗り尽くす"
ことを目的にテンションをあげて遊園地をまわっていく―――…‥
ジェットコースターでは、全く怖くないけど皆で
《きゃ―!!!》
と悲鳴をあげたりもした!!笑
:07/01/13 17:10 :N902i :☆☆☆
#333 [三ッ葉]
:07/01/13 17:16 :N902i :☆☆☆
#334 [三ッ葉]
それから――
☆コーヒーカップ☆
に乗って"一年チーム"と"二年チーム"で、どっちが早くまわせるかを競ったりした……笑
結果は、二年チームが勝った……☆
負けた龍也、栞、潤、私は、先輩達にアイスクリームをおごる事に――…;;
なので、
私と栞が代表してアイスクリームを買いに言った
:07/01/13 17:26 :N902i :☆☆☆
#335 [三ッ葉]
━━━━……‥
栞「アイス、買ってきました〜♪」
私達は、カップに入ったアイスをトレーごとテーブルにおいた
梨『いろんな種類買ってきたんで選んでくださいね!!!!!!』
「ありがと〜」
先輩達がそう言ってアイスを食べる
梨『潤はこの味好きだったでしょッ?!!』
私は、チョコミント味のアイスを潤に差し出した―――…
:07/01/13 17:35 :N902i :☆☆☆
#336 [三ッ葉]
潤「覚えてるんだ…」
梨『もちろん☆』
潤「たしか梨緒の好きな味のアイスって……」
梨、潤「『ストロベリー☆』」
私達は、声をそろえて言った
梨『なんだ…潤も覚えてんだね!!笑』
こんな事で二人で笑っていた―…
私は、アイスをスプーンですくって口に運んだ
:07/01/13 17:44 :N902i :☆☆☆
#337 [三ッ葉]
私が口に入れる前に
「も〜らいッ☆」
パクッ――
梨『しょッ……笙吾先輩!!プリンの次は、アイスですかッ……////??』
笙吾先輩が、私の後ろから顔をだしてアイスを食べたのだ;;
確か、前もあったよ…こんな事////
笙「ごめんねッ☆」
そういって舌をペロッとだして笑った――――
……ッその顔は反則だよ///
:07/01/13 17:53 :N902i :☆☆☆
#338 [三ッ葉]
梨『……///』
何も言い返せないや;;
ガタッ
亜梨沙先輩が立ち上がる
亜「ちょっと別行動にしてみよっか☆?」
そんな訳で、潤と私、栞と龍也、先輩達、ていう組分けになった
梨『潤いこっか!!』
潤「行くか〜!!」
私は、潤と行く際に栞に口パクで
《良かったね☆》
と言うと、栞は笑ってピースサインをだした!!
:07/01/13 18:06 :N902i :☆☆☆
#339 [三ッ葉]
━━━━……‥
私達は、アトラクション乗ったり、ショーをみたりした
梨『足…痛いかも;;』
ところが
長い時間歩いていたので、足は悲鳴をあげていた;;
潤「そっか、じゃあどっかで休憩しよ!!」
潤は手を差し伸べる
梨『潤、ありがとッ!!』
私は、手を受けとった
ザァ――…
きた場所は、遊園地の中の海が見える人気の少ないところ……
:07/01/13 18:23 :N902i :☆☆☆
#340 [三ッ葉]
私達は、ベンチに座った
.
潤「なんかさ……梨緒は、全く変わってないよね………」
潤が大人な口調で言う
梨『わッ…私だって一応成長してるのにぃ;;
私は、潤が更に男っぽくなったなって思った!!』
そう言うと潤が私の方を向く
潤「"変わってない"って……そんな意味でいったんじゃないよ……
梨緒の気持ちの事…」
梨『え??』
私は、首をかしげた
:07/01/13 18:32 :N902i :☆☆☆
#341 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
B度目コメッス
てか又更新されてる!!
メッッッチャ面白い
頑張って更新して下さいネ
:07/01/13 20:34 :P902i :☆☆☆
#342 [蜜蜂]
:07/01/13 20:50 :PC :☆☆☆
#343 [三ッ葉]
:07/01/13 22:00 :N902i :☆☆☆
#344 [雪b]
三ッ葉サン~また読んでます@
勉強ですかぁDすごいですね
小説と勉強の両立ゎ大変だと思いますが頑張って下さいQ
:07/01/13 23:45 :W41SA :☆☆☆
#345 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/13 23:55 :P902i :☆☆☆
#346 [三ッ葉]
:07/01/14 02:31 :N902i :☆☆☆
#347 [三ッ葉]
>>340から
潤がベンチから立ち上がる
潤「梨緒立って…」
梨『う、うん』
私が立ち上がると潤は、私の後ろに回った――
シャランッ……
私の首に何かかけられる――…
それは、
ハートの可愛いネックレスだった――……
梨『潤……これ…』
潤「もらってやってよ…」
夕日がネックレスを夕日色にキラキラと輝かせる――…
:07/01/14 02:39 :N902i :☆☆☆
#348 [三ッ葉]
潤「俺の気持ちは、相変わらず受け取ってもらえないんだから、コレは受け取ってよ……」
ここに来る前の時――
私は、潤に告白されたんだ…‥
気持ちは受け取れなかったけど……………
梨『あ…あの時は、ごめんなさい……』
私は、顔を俯かせた
潤「謝んないで………今日一緒にいて、梨緒が今でも笙吾先輩を好きなのはわかった―
でも、まだすっぱり諦められない自分がいるんだ…
今日で…今日で諦めるから―――ッ少し…このままでいさせて……」
ギュッ―…‥
梨『じゅっ……ん///』
潤に後ろから抱きつかれる………
:07/01/14 02:49 :N902i :☆☆☆
#349 [三ッ葉]
☆━━笙吾side━━☆
笙「ごめん、俺ちょっと休みてぇから―…二人で先いってて!!!」
と言って新等とは別をし、静かな所へ俺は行った―――……‥
―――……
なんか、潤って奴……俺が破った写真で梨緒と一緒に写ってた奴だよな??
"本当に付き合ってませんから"
って梨緒は言ってたし――…彼氏では無いんだよな??
笙「正気をたもて俺っ!!笑顔、笑顔〜♪……」
海の見える場所にきた……夕日の色に染まっている――‥
:07/01/14 03:05 :N902i :☆☆☆
#350 [三ッ葉]
ふと、目をやると
男女が抱き合っているのが見えた――…
おいおいっ;;
どこのカップルだよ;;
目を細めてみる――…
笙「………」
自分の見た光景に思わず足を後退させる
知らないカップルなんかじゃなかった
それは、
梨緒と潤――…
何だよっ…;;
本当は付き合ってんのかよ――…‥
俺の中で平常心が保てなくなる瞬間だった――…
:07/01/14 03:14 :N902i :☆☆☆
#351 [三ッ葉]
☆━━梨緒Side━━☆
潤の体を離す事ができなかった――…‥
何分かたつと潤の手が私から離れる
潤「ごめん……」
梨『……私、ジュース買ってくるねっ………!!!』
ダッ――
恥ずかしさのあまり、そう言ってぬけだした――
歩いていると笙吾先輩の姿が―――……‥
梨『……』
目が怖い………
:07/01/14 03:24 :N902i :☆☆☆
#352 [ゅぅ]
:07/01/14 03:28 :N702iD :☆☆☆
#353 [三ッ葉]
グイ――ッ
梨『えッ!?』
笙吾先輩に腕をつかまれて無理矢理ひっぱられた
―――――…
ガタンッ―…
何故か観覧車にのっていた――…
梨『先輩ッ…私、潤待たせてるんで―――』
先輩の腕に力が入る
梨『痛……』
笙「むかつく」
………
:07/01/14 03:44 :N902i :☆☆☆
#354 [三ッ葉]
:07/01/14 03:49 :N902i :☆☆☆
#355 [リナ]
:07/01/14 03:53 :SH901iS :☆☆☆
#356 [三ッ葉]
:07/01/14 04:02 :N902i :☆☆☆
#357 [妃芽]
久しぶりです♪覚えてますかぁ??笑
やっぱり三つ葉ちゃんの小説めっちゃ楽しい-゜+*(◎´∪`◎)★
私も笙ちゃんファンです☆
:07/01/14 11:17 :W43T :☆☆☆
#358 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/14 11:45 :P902i :☆☆☆
#359 [三ッ葉]
:07/01/14 18:38 :N902i :☆☆☆
#360 [三ッ葉]
>>353から
梨『………』
笙「……」
沈黙が続く――…
相変わらず笙吾先輩が右腕を掴みっぱなしなので
左手は、ひんやりとしているのに右手は、何故だか暖かかった……
視線の移す場所に困り、観覧車のガラス張りの窓を見てみる
人が"蟻"みたいに見える
遊園地の敷地が全部見えて、地図をみているような気分になった――…
私は、顔を更に窓の方へとグイッと向けた
シャランッ―――
:07/01/14 23:34 :N902i :☆☆☆
#361 [三ッ葉]
梨『あ…』
私の首元のネックレス揺れて音をならす――…
笙「何それ??」
と、言ってネックレスに手を触れにきた
梨『…潤に貰ったんです』
その言葉のすぐ後に
笙吾先輩は、ネックレスから手を離した―――……‥
笙「ずいぶんラブラブなんだな;;
付き合っちゃえばいいのに――…‥」
……
:07/01/14 23:55 :N902i :☆☆☆
#362 [三ッ葉]
バッ―…
私は、自分から先輩に掴まれていた腕を振りほどいた
梨『先輩ッ――…それ本気ですか??』
笙「本気本気〜♪
つか、付き合ってんじゃねぇんだ??笑」
何それッ―――
昨日"潤とは付き合ってない"って……ちゃんと言ったのにッ!!
やっぱり先輩は"昔の約束"なんて、これっぽっちも覚えてないんだ――…;
:07/01/15 00:08 :N902i :☆☆☆
#363 [三ッ葉]
梨『…先輩は、私を平気で傷つける人ですね…………』
私は、観覧車が下について従業員の人がドアを開けた時に、冷たくあしらい、一言いってでていった
━━━━………
笙「お前が先に…傷つけたんだろーが――…」
梨緒が行ってしまった後、笙吾は霞んだ声でそう漏らした………
…
:07/01/15 00:17 :N902i :☆☆☆
#364 [スゥ]
:07/01/15 07:08 :D902i :☆☆☆
#365 [三ッ葉]
:07/01/15 17:19 :N902i :☆☆☆
#366 [三ッ葉]
>>363から
梨『はぁッ……ハァ……』
私は、観覧車から下りると走った―――…
笙吾先輩………
胸が苦しい――…
あんな約束なんてするんじゃなかった
今になっても普通は覚えてるはずないのにね――…
それでもずっと信じてたんだ…
ずっと…信じたかったんだ――
:07/01/15 23:39 :N902i :☆☆☆
#367 [三ッ葉]
涙がでそうになったけどこらえた………
歯を食い縛って走った
━━━━━……
━━━━…
潤「遅かったね……
あれッ?ジュースは??;」
梨『人がいっぱいならんでて、時間かかりそうだったから…………遅くなってごめんね??』
嘘をついた
潤「……。別にいいよ。
もう待ち合わせの時間じゃん!!!行こ〜」
私のヨタヨタとしか動かない体は、潤の手によって引っ張られて進んでいった――…
:07/01/15 23:47 :N902i :☆☆☆
#368 [三ッ葉]
.
栞「またぁ梨緒が遅いッ!!」
待ち合わせ場所に行ったなり、栞からまたデコピンをくらった
梨『ごめんなさい☆』
笑顔を作って謝った
チラッ――
まわりを見てみると無言なみの笙吾先輩が目に入る―――――
梨『…』
帰りは……
雰囲気が少し乱れながらも、何事もなかったのように話していた――――
もちろん、
ある二人をのぞいてだけど………
:07/01/15 23:59 :N902i :☆☆☆
#369 [三ッ葉]
:07/01/16 00:57 :N902i :☆☆☆
#370 [ぶー]
:07/01/16 01:13 :SH902iS :☆☆☆
#371 [三ッ葉]
:07/01/16 08:03 :N902i :☆☆☆
#372 [三ッ葉]
━━━━━……‥
梨『ん――……;;』
寮の部屋にもどってから、ずっと悩んでいた――
少し言い過ぎたよね
先輩が約束忘れちゃっても仕方ないもんね――…
あの時は、お互い
"子供"
だったんだから………
梨『後で謝りにいこう……かな…』
:07/01/16 14:50 :N902i :☆☆☆
#373 [三ッ葉]
☆━━笙吾Side━━☆
思ってもないこと口にしてもた………;;
でも、もぅ……
いい……
全てがだるい――…
梨緒から先に"約束"を裏切ったんだ
結局…潤とかいう奴とデキてたんだろ??
思い続けても叶わねぇなら
もぅ、どうでもいい……
……
:07/01/16 14:58 :N902i :☆☆☆
#374 [三ッ葉]
.
ガチャ――
ドアが開いた……
「笙吾……なんか元気ないね…………」
部屋に入ってきたのは
亜梨沙
だった……
その後に新は部屋からでていった……
笙「別に……」
亜梨沙は泣きそうな顔をして………
亜「私ッ――…私じゃダメなの??」
…………
:07/01/16 15:05 :N902i :☆☆☆
#375 [三ッ葉]
急で頭が止まりそうになる
笙「俺………」
亜「分かってるッ……ずっと好きな人がいるのも分かってる……
それが誰なのかも知ってるッ――――」
俺が口を開けた時に亜梨沙は、服の端をぎゅっと握りしめていう……
亜「それでもッ私は――――――――」
━━━━━…
心がボロボロな俺は、その後の亜梨沙の言葉にある決断をしてしまう……
後悔を死ぬほどすることになると分かっていても………
:07/01/16 15:13 :N902i :☆☆☆
#376 [三ッ葉]
☆━━梨緒Side━━☆
私の中で意志がまとまった
梨『龍也ッ…私、ちょっと謝ってくる!!』
私は、バッと立ち上がって歩きながら言った
龍「いってらっしゃい」
龍(謝るって…何に??
わかんねぇ…;;
梨『いってきます!!』
バタンッ……………
……
:07/01/16 15:19 :N902i :☆☆☆
#377 [三ッ葉]
.
………191号室………
笙吾先輩と新先輩の部屋の前――
ドアが少し開いていたので首を傾げて隙間から中をのぞいてみる―――…
梨「―――ッ!」
脳裏に目に写った情景がこびりついた……
グイッ―――
視界が何かに塞がれて真っ暗になる!!
:07/01/16 18:27 :N902i :☆☆☆
#378 [我輩は匿名である]
あげます
:07/01/17 00:24 :SH902i :☆☆☆
#379 [我輩は匿名である]
:07/01/17 07:34 :N902iS :☆☆☆
#380 [三ッ葉]
:07/01/17 16:14 :N902i :☆☆☆
#381 [三ッ葉]
>>377から
梨『………ッ…!!』
私は、そのまま誰かに視界を塞がれたままズルズルと体をもっていかれる
しばらくすると―――
動きが止まった……
「大丈夫か……??」
この声――…
私は、ゆっくりと目蓋を開いた……
:07/01/17 21:43 :N902i :☆☆☆
#382 [三ッ葉]
…
梨『あ……らた先輩…』
静かな廊下に小さく私の声が響く――
新「突然目塞いで悪い――…お前、さっき見たんだろ??」
あ…………
梨『見てないですよ??
何のことですか??』
新「嘘つけッ……
顔ひきつってるし……」
新先輩が私の腕をぎゅっと掴む――
:07/01/17 21:49 :N902i :☆☆☆
#383 [三ッ葉]
梨『……ッ!!
何でもありませんって!!』
バッー
新先輩の腕を振り払い、私は部屋へ早歩きをしていった…………
新「………」
思い出したくないよ……
:07/01/17 21:59 :N902i :☆☆☆
#384 [三ッ葉]
バタンッ……
龍、潤「おかえ…」
部屋に入ると龍也と潤の言葉など聞かないまま
私は、すぐにシャワーを浴びた…………
ザ―ザ―ザ―
いつもより体を力強くこすった――
すべて綺麗に洗い流したつもりでもまだ残っている物があった――
梨『……なん…で…?』
何で……
何で一緒に洗い流せないの――…
:07/01/17 22:06 :N902i :☆☆☆
#385 [三ッ葉]
………
何度流しても消えない
頭にこびりついてとれないもの―――…
それは……
笙吾先輩と
亜梨沙先輩の
"キス"
……………
私の心は、ぐっさりと抉りとられていた――
:07/01/17 22:13 :N902i :☆☆☆
#386 [三ッ葉]
次の日━━━━…‥
昨日の見たものは夢なのかなぁ―――…‥
なーんて、思いたいけど頭の中では分かり切ってる
あれは
現実だ
………………
梨『………嫌だ…ょ』
涙を堪える
龍「また何かあった?」
横を振り替えると龍也が起きていた……
:07/01/18 07:58 :N902i :☆☆☆
#387 [三ッ葉]
梨『う…ううん!!
大したことじゃないの
それより、今日潤帰っちゃうんでしょ??』
潤「え……あ、うん」
潤もムクッと起きてきた
龍「とりあえず、皆で朝飯たべにいこ☆」
潤「うん」
皆…………
笙吾先輩と亜梨沙先輩もいるんだ――…
梨『………うん…』
鉛のような体を食堂へと進ませた
:07/01/18 08:03 :N902i :☆☆☆
#388 [三ッ葉]
━━━食堂━━━
いつもの席には、新先輩と栞しか座っていなかった
龍『おはようございますッ!!!―――って、あれ?
あと二人の先輩はどうしたんですか??』
龍也が座ったなり、新先輩に問いただす……
新「あ――…二人なら遅れて来るって………」
龍「そっ……すか」
龍也が何かに視線を送って違和感をかんじているような表情をみせる………
新、栞、梨、龍、潤「……………!!!」
:07/01/18 17:25 :N902i :☆☆☆
#389 [-3-,,,]
+D。・゚E(ー)⌒。・゚D+
ゃっぱリめッちャ,面白L1
+D。・゚E(ー)⌒。・゚D+
応援∪てるだッチャヘト∀-*x)ケ
:07/01/18 21:36 :W42K :☆☆☆
#390 [三ッ葉]
:07/01/18 23:35 :N902i :☆☆☆
#391 [三ッ葉]
>>388から
亜「おはよッ♪」
笙「…おはよッ…」
現れたのは、笙吾先輩と幸せそうな顔をしている亜梨沙先輩だ
しかも、手をつないで………………
ズキッ――梨『……』
:07/01/18 23:50 :N902i :☆☆☆
#392 [三ッ葉]
栞「え………何で手つないで………??」
栞が口を開く――…
私は、どういう意味を差してるのか分かるよ……
一緒に手をつないで来る行為――――…
つまり
亜「えっ……とですね…////付き合っちゃいました!!!」
"恋人"
亜梨沙先輩は、頬を赤らめて屈託のない笑顔をみせた
:07/01/18 23:55 :N902i :☆☆☆
#393 [三ッ葉]
シ―…ン…
食堂が一瞬静まる―…
その後にすぐにどよめいた
ビキビキッ…
パリンッ…
その騒ぎの中で私の中の何かが音をたてて砕け散った――…
誰にも聞こえない
自分にしか聞こえない音……………
喉が押し潰された感覚に教われ声がでなかった…
梨『……ッ…』
新「―…‥」
:07/01/19 00:08 :N902i :☆☆☆
#394 [三ッ葉]
━━━━…‥
あの後、涙を流してしまわないように懸命に平然をまとって食事をとった…
潤「短い期間だったけど、お世話になりました!!
遊園地、すごい楽しかったです☆」
潤とは、そろそろお別れの時間がきた――
お別れなんだから、笑顔で元気にしなくちゃ!!
梨『また来てねッ☆
お母さんにもよろしく言っといてほしいなッ!!』
私は、ネックレスを制服の中から手でつまんでから、ゆらして輝かせた
笙「………」
:07/01/19 00:19 :N902i :☆☆☆
#395 [我輩は匿名である]
:07/01/19 00:48 :SH902i :☆☆☆
#396 [-3-,,,]
もちろん
最後マデ見ます$⌒E[]E⌒$
頑張ってくださL1フフフ
:07/01/19 07:00 :W42K :☆☆☆
#397 [リナ]
:07/01/19 09:27 :SH901iS :☆☆☆
#398 [三ッ葉]
:07/01/19 16:47 :N902i :☆☆☆
#399 [めい]
:07/01/19 17:53 :N902i :☆☆☆
#400 [ななx]
400ス
あげぇ
:07/01/19 19:11 :W31K :☆☆☆
#401 [三ッ葉]
上の方にのせてある
感想板
の方デ、
めい
サン
ななサン
に、コメントの返事しますネ
:07/01/19 21:28 :N902i :☆☆☆
#402 [三ッ葉]
>>394から
潤「あ……それさっそく付けてくれてるんだ!!
ありがとう♪」
潤がにかっと笑った―…
栞「潤くん!!
私達のこと、忘れないでね!!」
栞が潤の手をぎゅっと握った――…
すると、
龍「栞の変態……人の手勝手に握んなよッ!!」
龍也がからかいながら栞の手を潤の手から他にやった
あれ……?
:07/01/19 23:23 :N902i :☆☆☆
#403 [三ッ葉]
……私は、何かに感付いたけれど今は触れないでおくことにした
━━━━………
梨『潤ッ……私、駅までついてくよ』
潤「そぅ?別にいいのに………」
梨『いくのッ!!!』
その後に潤は皆とお別れをした……
私と潤は、駅までの長いようで短いような駅まで話をしながら歩いた――…
:07/01/19 23:28 :N902i :☆☆☆
#404 [三ッ葉]
:07/01/19 23:31 :N902i :☆☆☆
#405 [三ッ葉]
駅で次の電車が来るのを待っていた―…
潤「あのさ………笙吾先輩と羽月先輩のこと―…」
梨『だっ…大丈夫ッ!!
私、あんまり気にしてないからッ♪』
もちろん嘘だ…
本当は、気にしすぎて心に穴が空きそうなくらいだよ――…
潤「………」
梨『ちょっと、黙らないでよ〜;;』
私は、潤を手で軽くつく
:07/01/20 03:04 :N902i :☆☆☆
#406 [三ッ葉]
プルルル……
電車がきた―…
車両の入り口に潤は、足を踏み入れた
潤「じゃあ、ばいばい
絶対忘れんなよ〜!!」
梨『忘れないよ!!
ばいばい……潤……』
プシュ―――
ドアが閉まった
私は、笑顔で遠ざかっていく潤にずっと手を大きく降り続けた……
ばいばい…潤…
:07/01/20 03:11 :N902i :☆☆☆
#407 [三ッ葉]
とぼとぼと寮に戻っていると…………
あの、トイレの事件の時にかかわった女の先輩達がいた……
「ちょっと来てほしいな」
笑顔でそう言われた
……のに、怖く感じる;;;
梨『……』
私が黙っていると、無理矢理体を押されて体育倉庫の裏まで来さされた
また何かされんのかな;;;
:07/01/20 03:16 :N902i :☆☆☆
#408 [三ッ葉]
「かわいそーに
笙吾に振られちゃって…………クスッ」
体育倉庫の裏に来て、先輩に言われた言葉はこれだった―――…
梨『ふられてなんか……』
そう反論した
でも、本当は振られているのと同じようなものだってことは分かっている
「亜梨沙が笙吾の相手じゃ、私達も何も言うことないし!!」
「お似合いよね〜」
「梨緒ちゃんには、遊びにきた男のこがいるしね?」
潤のこと??
:07/01/20 03:25 :N902i :☆☆☆
#409 [三ッ葉]
梨『潤はッ……彼氏なんかじゃありません!!』
先輩達は、私の事を哀れな人をみる目付きでみていた
しかし、
すぐに目付きはきつくなる――!!!
「やっぱり、アンタむかつくッ!!何かしてやんねーと、腹の虫がおさまらねーっつーの!!」
その言葉のすぐ後に髪の毛を鷲掴みにされた
梨『――ッ…』
痛みをこらえた
:07/01/20 03:30 :N902i :☆☆☆
#410 [三ッ葉]
「もぅ笙吾には、亜梨沙がいるんだから助けにもこないでしょ……」
目の前に先輩の拳がふりかかってくる――!!
反射で目をきつくつむった!!
「ストーップ☆」
………??
上の方から声がした…
:07/01/20 03:35 :N902i :☆☆☆
#411 [菜緒]
主サン。初めまして
毎日見てます
仕事上この時間にしかこれませんが今日は生更新が見れてカナリ嬉しいです
ワラ)本当は感想版にコメントしないとダメなんですよね
??
ごめんなさい
次からは気をつけます
タダ今日はこの嬉しい気持ちを伝えたくて,,,
応援してるので主サン頑張って下さい
:07/01/20 03:41 :SH901iC :☆☆☆
#412 [三ッ葉]
私が上に目をやると
「新………ッ!!!」
女の先輩がそういって血相を変えた
新「この子の護衛は、笙吾だけじゃねぇよ??
密かに俺もいてたりして☆笑」
ザッ――
新先輩は、体育倉庫の屋根の上に立っており靴についた砂を女の先輩達に向ってかけた
女の先輩達は、負け犬のようにキャンキャンと逃げていった
女の先輩を睨む新先輩は鋭い目付きで、私の足を震わせるくらいだった……
:07/01/20 03:43 :N902i :☆☆☆
#413 [三ッ葉]
:07/01/20 03:53 :N902i :☆☆☆
#414 [ひー]
まってまーす
:07/01/20 11:24 :N901iS :☆☆☆
#415 [三ッ葉]
:07/01/20 12:23 :N902i :☆☆☆
#416 [三ッ葉]
トッ――…
新「護衛成功―…大丈夫?」
新先輩は、屋根から飛び降りて私の頭を撫でた
梨『…あ、有難うございます!!!何で屋根なんかに;??』
私は、眉を曲げて言った
新「待っててやった…」
梨『え?』
待っててやった…
って…待つ場所がおかしいでしょッ;;;
頭の中でビシッとつっこんだ
:07/01/20 12:34 :N902i :☆☆☆
#417 [三ッ葉]
新「今度は海に遊びにいくことになった」
え………
なんか嫌だな;;;
梨『は……はい』
私は、こくっと頷いて言った………
新「………」
新(こいつ…無理しすぎだろ……;;
:07/01/20 12:37 :N902i :☆☆☆
#418 [三ッ葉]
━━━━━━……
ザ…ザン……ザザッ
時間はたつわけで……
私達は、海にやってきた
もちろん、笙吾先輩と亜梨沙先輩も一緒……
はぁ………
見てんのつらいなぁ
栞「それじゃあ、泳ぐということでッ着替えてきま〜す☆」
そう……
海ということは、泳ぐということで………
水着;;
梨『……;;』
額に汗が滲むのが分かった;
:07/01/20 12:44 :N902i :☆☆☆
#419 [三ッ葉]
…………………
……………
着替えた後、日差しの照りつける砂浜にいった
そこには、着替えおわった無表情な新先輩と
少し顔が赤い龍也と
笑顔な笙吾先輩がいた
梨『/////』
お子さまな私には、目のやり場に困る情景だった…………////
栞「梨緒、顔赤くなってるよ〜??何考えてんだかッ!」
耳元で栞に呟かれた
梨『栞ッ……///』
栞は、クスッと笑ってから海へ走っていった―……
:07/01/20 12:54 :N902i :☆☆☆
#420 [三ッ葉]
栞に続いて皆海に泳ぎにいく――…
栞と亜梨沙先輩、スタイルいいなぁ〜
うらやましいよ…
水着姿でも恥じらいもなく遊んでいる姿が目にはいる……
私は、恥ずかしくて水着の上に薄手の上着を羽織っていた
梨『はぁ〜』
私は、ため息をつきながらパラソルの影に座り込み目蓋を閉じた……
周りにいるたくさん人々の声が行き交う――…
:07/01/20 13:01 :N902i :☆☆☆
#421 [三ッ葉]
………………
……………………
いつのまにかうとうとしてきた……
眠いかも――…
ピトッ―――
梨『ぎゃっ――!!!』
私は、大声をあげた
新「若いのに泳がないの〜??笑」
突然、新先輩がそう言いながら、ひんやりとした缶ジュースを私のほっぺにくっくけにきたのだ!!
新「よっこいしょ…」
私の隣に新先輩が座った――…
:07/01/20 13:11 :N902i :☆☆☆
#422 [三ッ葉]
私の眠気は、新先輩の行為で吹っ飛んでしまった
新「なんで泳がねえの?
楽しいよ??」
そういって私に缶ジュースを私にきた
梨『ありがとうございます………』
私は、缶ジュースのフタをあけて一口喉に流し込もうとした――…
新「もしや……泳げないの??」
ドキッ;;
:07/01/20 14:41 :N902i :☆☆☆
#423 [三ッ葉]
梨『悪いですか??』
私は、横目で見てきいた
新「別に………。
あッ!!あと、スタイルのこととか???笑」
意地悪な笑みを浮かべていった……
ムカッ……
梨『そんなこと女に聞くなんて――失礼ですねッ;;』
私は、立って新先輩を見下ろして言った
ガシッー
新先輩が立って私の腕をつかんだ
新「それじゃ、いこっか☆笑」
:07/01/20 14:47 :N902i :☆☆☆
#424 [三ッ葉]
渋々海につかることになった私――…
梨『う―…』
新「はい」
新先輩に笑いながら何かを手渡される…
浮き輪
ムカムカ〜
梨『からかうのよしてくださいよッ―――!!
私だって、やれば―…』
私は強がって上着を砂浜に脱ぎ捨てて、ずいずいと海へ入っていった………
:07/01/20 14:53 :N902i :☆☆☆
#425 [三ッ葉]
新「おいッ!!
そこらへんから深くなんぞ―――」
私は、新先輩の言葉など聞かずせっせと奥まですすんでいく――…
梨『あれ?
このくらいならいけるかも♪♪』
そんな事を思いながら足を進ませていく――
と、
梨『わっ……――ッ!!』
―――ジャボンッ―――
急に深くなり体が海にのみこまれた―――!!!
私は、頭の中がパンクして体をやみくもに動かした
:07/01/20 15:00 :N902i :☆☆☆
#426 [ゅぅ]
:07/01/20 15:42 :N702iD :☆☆☆
#427 [三ッ葉]
:07/01/20 16:30 :N902i :☆☆☆
#428 [マャ]
超ぉもしろぃデス
この小説大好き
主サンがんばってさぃね
発展が気になりマス
応援してます
:07/01/20 16:45 :N901iC :☆☆☆
#429 [三ッ葉]
:07/01/20 16:55 :N902i :☆☆☆
#430 [-3-,,,]
続き楽しみですフ
:07/01/20 20:58 :W42K :☆☆☆
#431 [三ッ葉]
:07/01/20 22:06 :N902i :☆☆☆
#432 [-3-,,,]
はぃAスメ
待って松゙[]。゚ォ#。$.*ォ[ *
y.u//w⌒z+。yz⌒勉強頑張ッてさぃy.u//w⌒z+。yz⌒
:07/01/20 22:39 :W42K :☆☆☆
#433 [三ッ葉]
:07/01/21 00:20 :N902i :☆☆☆
#434 [三ッ葉]
>>425から
ゴボッ…………ゴボボッ―――
体をやみくもに動かせば動かすほど下に沈んでいく―――…
梨『……ッ…』
口の中に塩水が入って息ができない――…
ちゃんと泳げるようにしとけば良かった;;
…………
:07/01/21 00:24 :N902i :☆☆☆
#435 [三ッ葉]
手足を動かすことすらできなくなるほど意識がぼやけてくる――……
こんな時でさえ
頭の中にでてくるのは、やっぱり
《笙ちゃん…》
だった……
笙ちゃん……
笙…吾先輩………
頭の中で何回も繰り返した
水でぼやけた視界に誰かがうつる―…
笙吾先輩……??
:07/01/21 00:29 :N902i :☆☆☆
#436 [ひー]
読ませていただいてます
頑張ってくださいね
:07/01/21 00:33 :N901iS :☆☆☆
#437 [三ッ葉]
ザバァッ――…
誰かに抱き抱えられて水面上にでた
梨『ゲホッゲホッ……』
海水を口からだした
新「ば〜か…
あせらせんなよ;;まじでびびったじゃん……」
新先輩は大きく一息つく……
助けてくれたのは…
新先輩
だったんだ………
:07/01/21 00:35 :N902i :☆☆☆
#438 [三ッ葉]
:07/01/21 00:37 :N902i :☆☆☆
#439 [三ッ葉]
梨『う―…本当にすみ…ません;;;』
私…迷惑かけすぎだよ;
さっきの恐怖からか腕に力が入ってしまう…
ギュッ―…
新(あの…あたってんだけど…;///
数秒たつと私は、今の状況を把握できるようになった………
私が更に抱きついてしまったせいで
新先輩の素肌と私の素肌がしっかりと触れ合っていたことに気付いた
カァ――ッ///
体の内側から熱くなる
:07/01/21 00:46 :N902i :☆☆☆
#440 [三ッ葉]
梨『あ……///』
私は、離れようと思ったけど…離してしまったら溺れてしまうので離れなかった
仕方なしに新先輩につかまっていた……
恥ずかしくて新先輩の肩に顔をうずくめようとした
梨『ぇ……』
その時に気付いた―
息をきらした笙吾先輩が前にいたことに………
:07/01/21 00:52 :N902i :☆☆☆
#441 [三ッ葉]
もしかして……
助けにここまで来てくれたのかな―…??
私は新先輩に抱きついたまま、笙吾先輩と目を合わした……
フイッ―――
目を反らされ
笙「亜梨沙――ッ!」
と明るい声で亜梨沙先輩の元へいってしまう……
目を反らす前に一瞬、悲しそうな顔をしたように見えた――…
:07/01/21 00:58 :N902i :☆☆☆
#442 [三ッ葉]
ズキンッ―
やばい……
今の笙吾先輩の行動…結構きついなぁ―…
――ズキンッ――
今までこらえてきた涙がジワリと出てきてしまう
梨『―…ッ』
新「梨緒…泣いてんの?」
新先輩がそういって私の顔をのぞこうとする
私は、手で顔を隠して
梨『塩水が目に入っちゃったんだよ…』
と、言った――…
:07/01/21 01:04 :N902i :☆☆☆
#443 [♪]
:07/01/21 01:04 :810SH :☆☆☆
#444 [三ッ葉]
:07/01/21 01:10 :N902i :☆☆☆
#445 [三ッ葉]
それから新先輩は何も聞かないでいてくれた…
しばらくたつと新先輩は私の頭から浮き輪をかぶせてくれた
新「お前にはこれが必要だ!!」
私と新先輩の触れていた肌が離れた
新「仕方ねえから、今は俺が傍にいてやるよ
浮き輪と梨緒の管理係としてな☆笑」
新先輩は軽く笑っていった―…
それにつられて、少し赤い目で私も笑い返した
:07/01/21 01:17 :N902i :☆☆☆
#446 [あゅ]
:07/01/21 01:24 :SH902i :☆☆☆
#447 [三ッ葉]
━━━━━……‥
新先輩と浮き輪と一緒に砂浜に上がると龍也がそわそわしていた……
梨『龍也?どうかしたの??』
龍「栞の奴がさ…ちょっと前にジュース買いに行くって言って、どっかいってから帰ってこねえんだよ;」
え………
私は、勝手に上着を羽織ってから栞を探しに走った……
新「おいッ―……はぁ;
世話のやける奴だな」
龍「ですね…;;」
:07/01/21 01:25 :N902i :☆☆☆
#448 [三ッ葉]
:07/01/21 01:28 :N902i :☆☆☆
#449 [三ッ葉]
ジュースなどを販売しているお店の前にはいなかった………
梨『栞ぃ…どこぉ??』
すごく不安に包まれる
それでも探しつづけ人の気配のなさそうな場所まできた……
梨『ここも……いないよねぇ?』
私は、方向を変えようと足を動かした――
その時ッ
どこからか何か声が聞こえる――…!!!
「離してくださいって…!!!!!」
栞の声だ―――ッ!!
:07/01/21 01:38 :N902i :☆☆☆
#450 [三ッ葉]
声のする方へ急いでかけつけた!!
そこには、栞と
年上の男性二人がいた
一人の男性が栞の手を強引に掴んでいた
梨『ちょっと…!!
栞を離しなさいよッ!!』
私は、怖いながらも間に割って入ってった
栞「梨緒ぉ……」
栞は涙目になっていた
私は、男性達を睨みつけた……!!
:07/01/21 01:46 :N902i :☆☆☆
#451 [三ッ葉]
「睨んじゃって……かわい〜ね君〜☆」
もう一人の人が私の腕を掴む……
ドンッ――
栞「梨緒に何かしたら許さないから……ッ!」
といって私の腕を掴んでいた男を押し飛ばした!!
「……ッ何だよこの女ッ――おとなしくしとけよ!!」
バンッ――…
もう一人の男が栞を押し倒して何かしようとする――!!
:07/01/21 01:52 :N902i :☆☆☆
#452 [三ッ葉]
栞は、必死に抵抗して叫んだ
栞「いゃぁあッ…!!
龍也ぁあ――ッ!!」
―――ゲシッ―――
男が蹴飛ばされる!!
龍「何してんだよッ!!
栞に触れんなッ…この野郎………ッ!」
龍也が殺意のようなオーラを出していうと
男性達は嫌々去っていった………
年上の人等に勝つなんて――龍也って凄いな…;;
:07/01/21 01:57 :N902i :☆☆☆
#453 [あゅ]
覚えててくれてあたしも嬉しいです(ノ∀`
)
毎日見に来るのでマイペースで更新してください
:07/01/21 01:58 :SH902i :☆☆☆
#454 [三ッ葉]
栞「こっ…怖かったぁ〜」
栞がそういうと龍也がゆっくり抱き締めた
龍「大丈夫だって☆
俺いるじゃん……」
何だか二人ともいい感じだ…☆
自然に私の顔がにやけてくる
新「はぁ〜今日は、めちゃくちゃな日だったな;;
誰かさんは溺れるし、誰かさんは襲われかけるし………;;」
新先輩も来ていた…
:07/01/21 02:03 :N902i :☆☆☆
#455 [三ッ葉]
:07/01/21 02:05 :N902i :☆☆☆
#456 [三ッ葉]
栞、梨『すみません;;』
私達は、苦笑しながら頭を下げた
新「まるで世話のかかる姫をもった騎士みたいな気持ちになったよ;;
まぁ、これもこれでいいか〜♪」
━━━━……‥
元の場所に戻ると笙吾先輩と亜梨沙先輩が楽しそうに砂浜に座りながら話していた―……
胸は痛くなるけど、我慢…我慢………
自分に何度も何度も言い聞かせた
:07/01/21 02:10 :N902i :☆☆☆
#457 [♪]
あたしも
毎日來るので
楽しみにしてるねo(^-^)o
:07/01/21 02:10 :810SH :☆☆☆
#458 [三ッ葉]
:07/01/21 02:13 :N902i :☆☆☆
#459 [三ッ葉]
:07/01/21 10:54 :N902i :☆☆☆
#460 [-3-,,,]
今度ヵラ名前を「x心愛x」にします
ょろしくデス}゙
頑張ってください(シ'u`人'v`)++~
gif 7KB
:07/01/21 12:43 :W42K :☆☆☆
#461 [三ッ葉]
:07/01/21 14:51 :N902i :☆☆☆
#462 [o(^-^)o]
がんばれー
まってますよー
:07/01/21 16:40 :N901iS :☆☆☆
#463 [三ッ葉]
:07/01/21 22:19 :N902i :☆☆☆
#464 [あゅ]
またまた来ました
笑
今日はかなり
トピ下がってた
新規サンにも
見てもらいたいから
あげる
゚∀゚
:07/01/22 00:08 :SH902i :☆☆☆
#465 [三ッ葉]
>>456から
━━━━━━━━……
海に行った日から何日もたった
笙吾先輩とはずっとしゃべってない……
変わらず、笙吾先輩と亜梨沙先輩が一緒にいてるのを見ると泣きたくなる
何回もそんな光景を見てるのに、慣れたりなんか少しもしなかった………
二人がいつも一緒にいてるのは当たり前
だって……
付き合ってるんだもんね―――…
:07/01/22 00:13 :N902i :☆☆☆
#466 [三ッ葉]
:07/01/22 00:17 :N902i :☆☆☆
#467 [三ッ葉]
ついに、夏休み最後の日……………
私は、夜にある部屋に向っていた
………191号室………
そぅ――…
笙吾先輩のいる部屋に……
今からでも遅いが自分の気持ちを言うために
深呼吸をして、インターホンを押した
ピンポーン――
:07/01/22 00:23 :N902i :☆☆☆
#468 [三ッ葉]
ガチャリ……
笙「はい――…梨…緒…………」
笙吾先輩がドアを開けてくれた
私の姿を見て顔色を変える
いつものように冷たく目を反らして
笙「何か用があんだろ?
………入れば?」
と言って中へさっさっと入ってってしまう………
私は、服の袖をぎゅっと掴みながら足を踏み入れた
:07/01/22 00:29 :N902i :☆☆☆
#469 [まー]
ぁげ
:07/01/22 15:15 :SH903i :☆☆☆
#470 [x心愛x]
ぁげ゙
:07/01/22 18:01 :W42K :☆☆☆
#471 [あゅ]
また下がってた
だから上げる
三ツ葉
チャン
頑張って更新してや
:07/01/22 21:34 :SH902i :☆☆☆
#472 [三ッ葉]
:07/01/22 22:18 :N902i :☆☆☆
#473 [三ッ葉]
中に入ると、
新先輩はいなかった………
梨『あの…新先輩は?』
笙「何?……新に会いにきたんだ……?」
笙吾先輩は、自分のベットにドシッと腰を下ろした
顔が笑ってるけど、冷たい笑顔だった……
梨『いえ…違います』
笙「……俺なの?」
梨『はい…笙吾先輩にです』
………………
:07/01/22 22:24 :N902i :☆☆☆
#474 [三ッ葉]
唾をゴクリと飲み、笙吾先輩の前に立つ
梨『私は………
私は、笙吾先輩のものなんですか………???』
静かに言った
スッー
笙吾先輩が私の手を優しくとった……
笙「それ……だいぶ前に俺が言った言葉じゃん
覚えてたんだ?」
そぅ……
その言葉は、ずっと前に笙吾先輩に耳元でささやかれた言葉――…
:07/01/22 22:34 :N902i :☆☆☆
#475 [三ッ葉]
.
笙「梨緒は…俺のものになりたいの……??」
笙吾先輩は軽く笑みを浮かべたまま言った……
そんなの――…
梨『……でも…笙吾先輩には、亜梨沙先輩…がいるじゃないですか…』
自分でこんな事を口に出すのは苦しかった
笙「……ッ」
私は、私を抑えられなくなってくる――…
:07/01/22 22:42 :N902i :☆☆☆
#476 [x心愛x]
更新頑張ってパイ(笑AVIvトx⌒*゜
楽しみ
:07/01/22 22:51 :W42K :☆☆☆
#477 [三ッ葉]
私は、自分の手を笙吾先輩の手から離した
梨『―――…して?
どうして先輩は約束を忘れちゃったんですか……』
笙吾先輩は、目を見開いた
笙「……忘れてなん―」
梨『何でッ……何で忘れちゃうの?
私は…ずっと……ずっと信じてたのに―……ッ』
笙吾先輩の言ってることなんか耳に入らない私は、
顔を真っ赤にしながら思った事を次々と言葉にしてしまう――…
涙も堪えきれなくなり、一粒頬を伝う………
:07/01/22 22:52 :N902i :☆☆☆
#478 [三ッ葉]
梨『約束を…果たすために此処にきたのに…
先輩の馬鹿ッ……うそつきッ――…』
私がそう言った瞬間―…笙吾先輩の顔付きが変わった―――
笙「初めに…裏切ったのはお前だろ……ッ」
え……?
私が…いつ裏切ったの?
裏切ってなんかない!!
絶対………
:07/01/22 22:58 :N902i :☆☆☆
#479 [三ッ葉]
梨『私ッ…裏切ってなんか――――』
笙「嘘つくなよッ……!」
笙吾先輩が声を震わせて怒鳴る
グイッ――…
梨『―――!!』
ドサッ―――…
突然視界がぐるりと変わって、私の体はベットの上に倒されて――…!!
:07/01/22 23:03 :N902i :☆☆☆
#480 [三ッ葉]
:07/01/22 23:05 :N902i :☆☆☆
#481 [めーたん]
はじめまして
ぅち、三ツ葉さんの小説めっちゃ好きです
これからも見るので、頑張って下さい
:07/01/22 23:09 :SH902i :☆☆☆
#482 [x心愛x]
はぁぃ+゚
x待ってるねェx
この小説1番好き(イ´I`ケ
頑張って
:07/01/22 23:10 :W42K :☆☆☆
#483 [三ッ葉]
:07/01/22 23:14 :N902i :☆☆☆
#484 [三ッ葉]
:07/01/22 23:18 :N902i :☆☆☆
#485 [(pq¨)・゚]
やぽい
お…押し倒し…
笑
とても続きが気になりまあす(^ω^)
自分のペースで
頑張ってね
応援してますよ(・∀・)
:07/01/22 23:37 :SH700iS :☆☆☆
#486 [三ッ葉]
:07/01/23 01:13 :N902i :☆☆☆
#487 [三ッ葉]
>>479から
起きていることに頭が真っ白になりそうだった……
梨『―…ッ…んんッ…//』
押し倒された後に笙吾先輩に深く唇を重ねられた
息も出来ないくらいに…
ドンドンッ―…
梨『……ッ///』
私は、力を込めて笙吾先輩の背中を何回も握りしめた手でたたいた――…
それでも唇は深く重なったまま――…
:07/01/23 01:22 :N902i :☆☆☆
#488 [三ッ葉]
脳に酸素が回らなくなってきて頭がクラクラとする―――――…
手の力もだんだんと弱くなっていくのが自分でかすかに分かった
イヤだ――……
キスは……こんな風にするものなんかじゃない――ッ
いくら
大好きなアナタでも……
梨『…ッ……』
私は、ある部分に頑張って力を込めた――…
ガリッ――――
:07/01/23 01:27 :N902i :☆☆☆
#489 [三ッ葉]
―――…
梨『はぁッ……ハァ…』
離れた私の唇から荒い息がもれる
笙「――…‥」
笙吾先輩の唇には鮮やかな赤い血がにじみ出ていた――…
私がとっさに噛んでしまったから――…
ドンッ
私は、すぐに笙吾先輩を押し飛ばして離れた
梨『"笙ちゃん"……最低だよぉ――…』
…
:07/01/23 01:34 :N902i :☆☆☆
#490 [三ッ葉]
そぅ言い放って、私は走って部屋を出ようとした
ドアノブに手をかけようとした時――…
ガチャッ――
ドアが開いた……
ドアの向こうにいたのは――新先輩…??
違う………
「梨緒ちゃ…ん……?」
梨『……ッ亜梨沙先輩…』
:07/01/23 01:39 :N902i :☆☆☆
#491 [めーたん]
:07/01/23 01:42 :SH902i :☆☆☆
#492 [三ッ葉]
亜「梨緒ちゃん顔色悪いよ……??
あ……唇から血でてるのッ!?大丈夫ッ!??」
亜梨沙先輩は、そう言ってハンカチを唇に近付けてきた
バッ――
梨『すみませんッ―…』
私は、その手を払って部屋をでて走った―――
私の唇についてる血は、笙吾先輩のものでしかない――――
:07/01/23 01:45 :N902i :☆☆☆
#493 [三ッ葉]
:07/01/23 01:47 :N902i :☆☆☆
#494 [三ッ葉]
走っている私の行き先は、 自分の部屋
ではない――…
ガチャッ―…
ガチャガチャッ……
私は、ある場所に続くドアを開けようとドアノブを何回もひねった
今は、開かないと分かっていても――…
梨『お願いッ……開いてよぉお……』
私は、ドアを前に前かがみにぐったりとしゃがみこんだ
ポタッ―――
ポタッ……
:07/01/23 01:54 :N902i :☆☆☆
#495 [三ッ葉]
涙が何粒もこぼれてきた
シャラン――…
金属音がかすかに耳に届いた
梨『……』
新「鍵―……開けにきてやった」
新先輩が鍵を差し出して私の前に表われた
…………
:07/01/23 16:20 :N902i :☆☆☆
#496 [三ッ葉]
:07/01/23 16:23 :N902i :☆☆☆
#497 [三ッ葉]
ガチャリ……
新先輩が鍵を開けてドアを開けた
新「梨緒……?
外でないの??」
梨『ぅ――ヒッ…』
新先輩は、手を差し伸べてくれたけど
私は体を起こせずにいた
悲しくて
悲しくて悲しくて
何も考えれなくなってしまった――…
:07/01/23 23:02 :N902i :☆☆☆
#498 [x心愛x]
更新してるヘト∀-*x)ケ
:07/01/23 23:11 :W42K :☆☆☆
#499 [三ッ葉]
:07/01/24 12:43 :N902i :☆☆☆
#500 [三ッ葉]
新「梨緒…?」
新先輩は、私の前にしゃがみこんで下から覗き込んできた
そして、
私の頬をつたう涙を手で拭った
先輩の手は、大きくて
とても暖かい――…
新先輩……
あなたは、優しい人ですね……
:07/01/24 13:17 :N902i :☆☆☆
#501 [三ッ葉]
次に
新先輩は、私の唇についている血をみて、はっとした顔をする…
でも、新先輩はその血を親指で私の唇に優しく触れて拭う……
新「……無理すんなよ…」
梨『―…ッ…』
その言葉で私が堪えてきたものが破裂する
私は、新先輩の腕の下から自分の腕をのばした―…
:07/01/24 13:40 :N902i :☆☆☆
#502 [三ッ葉]
梨『私ッ……裏切っ…てなんかッ……ヒッ…ないの…に……グスッ』
ギュウ……
私は、新先輩の背中の服を両手でこれでもか!というぐらい握りしめた
新「うん」
新先輩に泣きながら全てを話す………
聞き取りにくい私の言葉に新先輩は、
新「うん」
と毎回うなずいてくれた
:07/01/24 18:03 :N902i :☆☆☆
#503 [三ッ葉]
私は、ずっと新先輩の体の中で声を押し殺して泣いた――……
新先輩の手が私の体を優しく包み込んでくれていて、その優しさに甘えてしまい長い時間このままの状態だった――…
それでも
新先輩は、ずっと私の体を包んでくれていた……
梨『先輩…本当にッあり……がと…うございます…』
私は擦れた声で言った
:07/01/24 18:12 :N902i :☆☆☆
#504 [三ッ葉]
━━━━━━━━………
━━━━━……
気付けば真っ暗な自分の部屋のベットの中――
私、泣き疲れて寝てしまったのかな……
ツゥ――…
目から涙がこぼれ私の頬に一筋の透明な道をつくる……
:07/01/24 18:17 :N902i :☆☆☆
#505 [三ッ葉]
……
涙なんて……
もぅ枯れちゃったくらい流したはずなのに…
まだ流れてくるんだ――…
私……
それだけ悲しかったんだ
:07/01/24 18:21 :N902i :☆☆☆
#506 [三ッ葉]
私……
信じてれば大丈夫だと思ってた――…
でも、
約束した想いでも変わってしまうものなんだね……
私の想いの先には
いつも
笙ちゃん……
笙ちゃんしかいなかった…
でも、笙ちゃんは違うんだ――…
:07/01/24 21:46 :N902i :☆☆☆
#507 [三ッ葉]
笙ちゃんには、
"亜梨沙先輩"
がいるんだ…………
私の想いは、届かない
私の想いの先は、途切れちゃったんだ
真っ暗で笙ちゃんがいないところで…………
叶わない想いは、どこに行ったらいいのかな……??
ねぇ………
:07/01/24 21:49 :N902i :☆☆☆
#508 [三ッ葉]
――――――……………
―――――……
私の想いの行方は
どうなっちゃうのかな……
―――――………
――――――……………
:07/01/24 22:00 :N902i :☆☆☆
#509 [x心愛x]
x主xサンゎ無理しなぃで頑張ッてさぃツ(シヌ肉ヌ)
勉強も頑張ってさぃ*゚~+~~゚*
x主xサンゎこんなにすごぃ小説w書ぃて居るので国語ゎ完璧ですねェ(シP¨q*笑)~N
楽∪みにしてますケ*.⌒+゜
:07/01/24 22:37 :W42K :☆☆☆
#510 [三ッ葉]
:07/01/25 07:59 :N902i :☆☆☆
#511 [三ッ葉]
━━━━━━…………
龍「お〜い!!!
早く支度しねぇと遅れるぞ〜〜〜!!」
龍也が私をくるんでいる布団をユサユサと揺らす
梨『嫌…今日は行きたくない…………』
私は、擦れた声だった
目蓋が重い……
:07/01/25 08:03 :N902i :☆☆☆
#512 [三ッ葉]
昨日…寝れなくて
ずっと泣いてたから
目が腫れて重かった…
龍「何でそんなこと言うんだよ………?」
そんな時――…
ピンポーン
誰かが来たみたいだ
龍也がドアを開けにバタバタと早歩きでいく…
:07/01/25 08:07 :N902i :☆☆☆
#513 [三ッ葉]
新「よぅ。…梨緒は??」
………
遠くの方から耳につく
新先輩の声――…
昨日の事が更に頭に浮かんできた
私は、どうしようもない気持ちを閉じ込めようと
自分の体を頭までスッポリと布団で隠した
二人の足音がこちらに近づいてくる
:07/01/25 17:05 :N902i :☆☆☆
#514 [三ッ葉]
新「早くしねえと遅れるぞ………」
梨「行きたくないんです!!」
つい声に力が入ってしまう
手にも力が入り、布団をきつく締め付けた
新「そっ。……なら、もう行くわ〜」
新先輩は、冷たい声でそういった
ドタドタ……
足音が遠のいてった…
:07/01/25 18:12 :N902i :☆☆☆
#515 [我輩は匿名である]
:07/01/25 18:13 :D902i :☆☆☆
#516 [三ッ葉]
私は、一時間は布団にくるまっていた……
モソ……
いい加減、頭を出してみた――…
え……?
梨『新先輩ッ……!?』
私の目に写ったのは、
龍也のベットにもたれている新先輩の姿…
:07/01/25 18:19 :N902i :☆☆☆
#517 [三ッ葉]
:07/01/25 18:21 :N902i :☆☆☆
#518 [三ッ葉]
でも……
静かな寝息が聞こえた
新先輩は寝ているようだ
私は、新先輩の隣に静かに体を下ろした
先輩が軽く動くと、綺麗な黒髪もさらさらと揺れた
梨『………』
男の寝顔を間近で見るのは初めてで少しどきどきする――…
:07/01/25 20:15 :N902i :☆☆☆
#519 [三ッ葉]
日頃、無表情で大人な
新先輩も少しあどけなくみえる――…
無愛想なとこもあるけど
先輩はやっぱり優しいな…………
新「顔にやけてるよ……
寝込み襲うつもり??」
梨『…!!』
新先輩が突然片目をぱっちりと開けた
:07/01/25 20:19 :N902i :☆☆☆
#520 [三ッ葉]
梨『せッ…先輩起きてたんですか…//??』
新「うん。寝たフリ。」
新先輩は、右手にピースサインをつくる
梨『いっときますけど、
変な事するつもりありませんでしたからッ!!』
新「そう?
俺、お前なら襲われてもいいよ?」
そう言いながら怪しい笑みを浮かべた
バサッ――…
:07/01/25 20:25 :N902i :☆☆☆
#521 [三ッ葉]
梨『何いってるんですかッ………!!』
私は、布団を新先輩に勢いよくかぶせた
新先輩は表情をかえず
新『冗談だって。
梨緒はガキだね…』
と言われる
梨『う……;;』
新先輩は、すくっと立ち上がって言う
新『さて、行こうか』
:07/01/25 20:29 :N902i :☆☆☆
#522 [三ッ葉]
:07/01/25 20:32 :N902i :☆☆☆
#523 [三ッ葉]
梨『嫌です!!』
私は、きっぱりといった!
新「行くんだよ!!」
このようなやりとりが何回も続いた
その結果……
新「行け」
無表情なようで睨み付ける新先輩の目と
いつもより低い声のトーンに押され負け……
梨『――ッ;』
授業に強制連行されることに;;泣
:07/01/25 20:41 :N902i :☆☆☆
#524 [三ッ葉]
━━━━━━……
渋々寮をでて、学園の玄関の前へ……
ヒュウ――
乾いた風が私の肌を撫で、髪を騒がせる…
私は、先へ進もうとする新先輩の制服の端をつかんだ
梨『やっぱり……やっぱり戻りますッ!!』
私は、足を素早く走らせた
:07/01/25 20:50 :N902i :☆☆☆
#525 [三ッ葉]
だが――――
ガシッー!!
ズルズル………
新先輩に引き戻され、無理矢理学園の中へ……
私は、もがいた
でも、さすが新先輩は男!!
叶うはずもない;;;
:07/01/25 20:53 :N902i :☆☆☆
#526 [三ッ葉]
廊下を引きずられる…
梨『今、授業の途中ですしッ………!;』
新「うん」
梨『私、目腫れちゃって顔不細工ですしッ……!;;;』
新「うん」
梨『うんっ……て;;それはそれで…ちょっとひどくないですかぁ!!!』
新「………
:07/01/25 20:58 :N902i :☆☆☆
#527 [三ッ葉]
新「十分可愛いんじゃねぇの………」
梨『え…?』
新先輩の口から出てきた以外な言葉に情けない声をもらしてしまう―…
新「いっ……今の嘘だからな!図に乗んなよ…//」
いつも冷静な新先輩の口調が慌ただしかった
:07/01/25 21:50 :N902i :☆☆☆
#528 [三ッ葉]
梨『それくらい分かってますよ!!』
私は、舌をべーっとだして言った
新「ならいい…//」
新先輩はこっちを向いてくれない
耳たぶが少し赤くなっているのは……
私の勘違い
かな??
ピタッ
:07/01/25 21:55 :N902i :☆☆☆
#529 [三ッ葉]
新先輩は足を止めた…
ある場所に目をやると
1-E
と書かれたものがあった
私のクラスだ……
ガラッ――
私が一息付く間もなく、新先輩が扉に手をかけてしまった;
:07/01/25 21:59 :N902i :☆☆☆
#530 [三ッ葉]
先生「お前…二年の滝川か。今は授業中だぞ!」
新「お届け"者"があるんで――…」
そう言ってる途中で私の腕を掴んで動きだす
新「お前の席ここ?」
開いてる席を指でさして私に聞いてきた…
梨『……』
私は、何も言わずに頷いた
:07/01/25 22:04 :N902i :☆☆☆
#531 [三ッ葉]
新先輩は、椅子を引いて私をそこに座らせた
そして………
新「いい子にな。
笑顔にしてろよ〜!!」
と一言いって、私の頭を撫でながら笑った……
あ……
新先輩のこんな優しくて明るい笑顔今までみたことない………
いつも
大人のように軽く笑うから――…
:07/01/25 22:10 :N902i :☆☆☆
#532 [三ッ葉]
太陽の光で余計に眩しい笑顔だった……
心が落ち着くような笑顔だった――…
私は
重い目蓋を動かして
笑った――…
新「よし!」
それだけ言うと何事も無いような余裕の表情で
スタスタと教室を去っていった……
:07/01/25 22:13 :N902i :☆☆☆
#533 [三ッ葉]
先生は、すぐに授業を再開した――…
………………
………………………
新先輩の笑顔
本当に落ち着く…
笙吾先輩なら
大きく口を開けて笑くぼをつくりながら
無邪気に笑うんだろうな……………
少し前まで辛さは少しずつ癒えていった――…
:07/01/25 22:18 :N902i :☆☆☆
#534 [三ッ葉]
いや……
そう感じただけ。
――――安らぎは、
一瞬のもの
長くは続かない……
そんなこと分かりきっていたのに――…
:07/01/25 22:21 :N902i :☆☆☆
#535 [三ッ葉]
受けとめなきゃいけないんだ――……
私の前に突き付けられてる
現実
受けとめなきゃ―…
泣いてはいけない―…
:07/01/25 22:23 :N902i :☆☆☆
#536 [三ッ葉]
〜♪
チャイムが学園内に鳴り響く―――…
その後
自分にふってくる女子や男子からの質問の群れから逃げ出した……
教室をでると
栞と龍也がいた
栞「今日はなんと派手な登場だったこと!笑」
栞は、お嬢様口調で言う
梨『あは…は』
:07/01/25 22:29 :N902i :☆☆☆
#537 [三ッ葉]
…………………
三人で食堂に足を運ぶと、新先輩と亜梨沙先輩が先に席についていた……
笙吾先輩の姿はない
私達が席につくと、少し離れたとこからざわつきだす――…
笙吾先輩が姿をみせたのだ
何人かの女子と一緒に――…
:07/01/25 22:33 :N902i :☆☆☆
#538 [三ッ葉]
「……」
私たちは黙りこんだ
亜梨沙先輩は、軽く笑っていた――…
でも、顔は引きつっていたのに私は気付いた
笙「よぉ!!」
笙吾先輩は笑顔で席についた………
皆は、まだ黙ったままだった――
:07/01/25 22:37 :N902i :☆☆☆
#539 [三ッ葉]
『こんにちは!!』
沈黙を破ったのは、私自身だった――…
自分でも驚いた
笙「あッ……!!
昨日はごめんなぁ〜」
昨日………
キスのこと??
その言葉に
新先輩と私だけが顔色を変える……
私達だけが昨日の夜の事を知っているから――…
:07/01/25 22:41 :N902i :☆☆☆
#540 [三ッ葉]
あとの三人に何か違和感をもたせるような事はしたくなかった……
だから
梨『全然ッ大丈夫です!!』
涙を奥へ……
奥へ奥へ閉じ込めながら答えた
泣いてはいけないから―…
笙「そっか…」
笙吾先輩は軽く答えた
:07/01/25 22:45 :N902i :☆☆☆
#541 [三ッ葉]
それから、いつものように会話をはずませた
でも皆何か違和感を抱えている…………
笙吾先輩が変わってしまったような気がする―…
これが、新先輩に聞いた
"女に軽かった時の
笙吾先輩"
なのか…………
なぜ変わってしまったの?
:07/01/25 22:49 :N902i :☆☆☆
#542 [三ッ葉]
原因は――……
一体何……???
誰なの??
…………
―――――私??
だとしたら――
亜梨沙先輩ごめんなさい……
:07/01/25 22:51 :N902i :☆☆☆
#543 [三ッ葉]
━━━━━━………
━━━━━………
誰も笙吾先輩の変化に触れないまま夜になる
私は、今――…
皆と一緒に笙吾先輩と新先輩の部屋にいる
いろんな話をして、笑った……
今は、表面だけでも
いつかは笙吾先輩への気持ちを忘れて
心から笑えるのかな――?
なんて、馬鹿な事を考えながら………
:07/01/25 22:55 :N902i :☆☆☆
#544 [三ッ葉]
.
《まだ部屋にであるいてる馬鹿者はいねぇか――!!》
ドアの外から
男のいかつい声が聞こえてきた
私達は、言葉をなくした
新「最悪……今日は"ハズレ"の日かよ;;」
新先輩は、ぼそりとつぶやいた……
ハズレっていえば――…
:07/01/25 23:31 :N902i :☆☆☆
#545 [三ッ葉]
梨『真山先生だッ!!』
私は、思い出して咄嗟に声をあげる
ガシッー
新先輩は片手で私の口を塞ぎ、もう一方の手で腕を掴んでいた……
それだけではなかった
笙吾先輩にも反対の腕を掴まれていた――…
:07/01/25 23:49 :N902i :☆☆☆
#546 [三ッ葉]
梨『……?』
新「早く隠れねぇと…」
まわりを見ると皆の姿はなかった――…
私だけ何も考えてなかったんだ――…;;
笙「早く隠れたら?」
笙吾先輩は、私の腕を離した――…
:07/01/25 23:53 :N902i :☆☆☆
#547 [三ッ葉]
その後に勢いよく私の体は、新先輩のベットの中へ引きずまりこまれる――!
梨『ちょ――んッ……!!』
私は、びっくりして声をあげたが新先輩の大きな手で再びふさがれた……
新「ごめん……ちょっと静かにしてて……」
新先輩が耳元で小さく言った
:07/01/25 23:57 :N902i :☆☆☆
#548 [三ッ葉]
梨『……//』
息が耳にかかって、体が反応してしまう……
私は新先輩が上にかぶさった状態でベットの中に隠れている
心臓の脈がスピードをあげていく………
息をすると、新先輩の手にかかってしまうのが恥ずかしくて息を止めた
ガチャッー
:07/01/26 00:02 :N902i :☆☆☆
#549 [三ッ葉]
真山「この部屋には、馬鹿者はいねぇみたいだな…」
真山の声がする
部屋の点検をするため、中に入ってきたんだ
真山「有馬―早く寝ろよ」
笙「うぃっス……。」
:07/01/26 00:05 :N902i :☆☆☆
#550 [三ッ葉]
息を止めているのが苦しくなる―……
梨『―――ッ!!』
今、息をしてしまったら
真山先生にばれてしまうのでなんとか耐えようとした!!
真山「次の部屋いくとするか――」
も……無理かも;;
パタ――ン…
梨『はぁッ……!!』
ドアが閉じた時にがまんしきれなくなり大きく息を吸い込んでしまう……
:07/01/26 00:12 :N902i :☆☆☆
#551 [三ッ葉]
皆姿を表した
私も上体を起こした
ぎりぎりセーフ☆
だと思ってたら――
ガチャッ
真山「やっぱり、馬鹿者がいたなッ!!」
ばれた;;
:07/01/26 00:14 :N902i :☆☆☆
#552 [三ッ葉]
その後、部屋から無理矢理追い出されて…
廊下で反省の旅へ……;;
真山先生の一時間にもわたる説教を聞かされ、
耳にタコができそうだった
真山先生が去っても、今日はは罰として
廊下で寝ることに
真山先生のハズレの意味を身に染みて感じた時だった――
:07/01/26 00:19 :N902i :☆☆☆
#553 [三ッ葉]
――――――………
数分たつと亜梨沙先輩、栞、龍也は睡魔に負けたらしく寝息をたてて寝ていた……
とり残される私……
寝れないないんだもん…
だって!!
笙吾先輩と新先輩に挟まれた場所に私はいるから――…
:07/01/26 00:31 :N902i :☆☆☆
#554 [三ッ葉]
…………
でも、
そんな私もいつしか
夢の世界へ…………
………………
:07/01/26 00:33 :N902i :☆☆☆
#555 [三ッ葉]
最終的に取り残された
新と笙吾
寝てしまった梨緒は、新の肩に顔をもたれさせていた
そんな光景をみて、笙吾が顔を一瞬しかめた
そんな笙吾を新は見逃さなかった――…
新「お前さ……梨緒のことどうなんだよ……」
新は、静かに無表情に言った
:07/01/26 00:41 :N902i :☆☆☆
#556 [三ッ葉]
笙「別に……」
笙吾は目を反らしてから俯いた
新「それなら…俺のものにしちゃうよ…?」
その言葉で笙吾は新の方に目線をゆっくり向ける
笙「は……?」
笙吾の睨みをきかせた視線 と
新の悪魔の笑みを浮かべた視線が重なりあった…
:07/01/26 00:51 :N902i :☆☆☆
#557 [三ッ葉]
笙「俺には亜梨沙がいるんだよ…
いちいち俺に言いにくんなよ……」
新「嘘つくな馬鹿。
何年お前と親友やってきたと思ってんだよ…
お前の本当の気持ちなんか見え見えなんだよ」
笙「それじゃあ……助けてくれんのかよ??」
新「まさか。
嫌だし……」
新は即答した……
:07/01/26 01:11 :N902i :☆☆☆
#558 [三ッ葉]
笙「今回は、新は本気の恋ってわけなんだ?
応援はしねえよ??」
皮肉っぽく言う
新「それがお前の本性だろ?
応援なんていらねーし。
つーか、好きなら何で亜梨沙と付き合ったんだよ…」
新は軽く笑いとばしながら言い返す
:07/01/26 01:22 :N902i :☆☆☆
#559 [三ッ葉]
笙「梨緒から約束を裏切ったから……」
新「何の約束?」
笙「言わねぇ。」
新「あっそ…ならいいわ」
笙「お前と梨緒がくっつこうが勝手だし。」
新「あんま余裕ぶっこいてると後悔するよ?」
新は笑顔のまま言った
:07/01/26 01:32 :N902i :☆☆☆
#560 [三ッ葉]
そんな二人の止まることのない言い合いを止めたのは―――――…
梨緒だった……
目を覚ましていないが
目から一筋の涙を流している梨緒だった――…
二人は、そんな梨緒をみて黙った
:07/01/26 01:36 :N902i :☆☆☆
#561 [三ッ葉]
━━━━━━………
━━━━………
梨『ん……?』
朝になったようで、私は眠りから目を覚ます
場所は廊下……
朝早くから学園へ迎う人が何人か通っていく
その人たちは、私をみて驚いたような顔をした
その理由がわかった
:07/01/26 01:55 :N902i :☆☆☆
#562 [三ッ葉]
やけに両肩が重かった……
左肩には、
笙吾先輩
右肩には、
新先輩
の頭が寄り添っていたからだ―――…
私は、唖然として体をぴくりとも動かせなくなる……
:07/01/26 02:07 :N902i :☆☆☆
#563 [三ッ葉]
梨『……///』
私が戸惑っていると
亜「梨緒ちゃんごめんね;;
笙吾ッ!起きろ〜」
と、言って私の左肩から笙吾先輩の頭をどけた
梨『………』
:07/01/26 02:14 :N902i :☆☆☆
#564 [なな]
:07/01/26 07:14 :P901iS :☆☆☆
#565 [三ッ葉]
:07/01/26 16:56 :N902i :☆☆☆
#566 [三ッ葉]
私が体を揺らすと
新先輩の頭もゆらゆらと揺れた
新「んん……?朝ぁ?」
目を覚ましたのか横から声がしたので
私はその方向にクルリと顔を傾けた………
梨『…………!!!』
:07/01/26 23:03 :N902i :☆☆☆
#567 [三ッ葉]
…………… 3p
………………
新先輩と私の顔との間が―――…
新先輩の目から目がそらせなくなる……
新先輩の目を見るとそこから薄らと見える私の顔…………
新先輩も私を見ているのだ
梨『…………』
:07/01/27 00:42 :N902i :☆☆☆
#568 [三ッ葉]
ピン――…
新「そんな見んなよ…」
新先輩は、平然とした表情で私のおでこにデコピンをした………
新(やべぇ―…///
ちけぇよ…;;
梨『はっ…はい!!』
私は、サッと立ち上がって部屋に戻った――…
笙(…………
:07/01/27 00:50 :N902i :☆☆☆
#569 [三ッ葉]
━━━━……
━━━━━━………‥
‥……━━━━━━
私はある道の上にたっていた――…
ペタ…ペタ…
一歩一歩先へと歩いていく
「……梨緒…」
そう呼ぶ誰かの悲しそうな声の元へと――…
:07/01/27 00:58 :N902i :☆☆☆
#570 [三ッ葉]
誰かの影が見えた
私はその人に向かって走りだした――…
そして抱きついたんだ……
「梨緒…約束だよ」
そう言う"笙ちゃん"に――…
ひまわりみたいな笑顔な笙ちゃんに……
:07/01/27 01:06 :N902i :☆☆☆
#571 [めーたん]
続きがきになる
更新楽しみに待ってます
:07/01/27 01:08 :SH902i :☆☆☆
#572 [三ッ葉]
私達はぎゅっと抱き締めあっていた
そんな私達は、まだ幼かった――…
約束を交わした時
小学5年生の姿だった――…
ブワッ……
急に真っ暗になり何も見えなくなった――…
:07/01/27 01:09 :N902i :☆☆☆
#573 [三ッ葉]
めーたんサン
見てくださって有難うございます
(・ロ・
)ノ
更新頑張ります
:07/01/27 01:11 :N902i :☆☆☆
#574 [三ッ葉]
ブワッ………
まわりが明るくなった
笙ちゃんは大きくなっていて――…
笙吾先輩だった
私の姿も今の姿になっていた…………
笙吾先輩は、笑った
ひまわりみたいな笑顔で………
でも―――……
:07/01/27 01:15 :N902i :☆☆☆
#575 [三ッ葉]
私が抱き締めている手に力を込めようとした時―…
笙吾先輩は、私から離れてしまう………
「約束……裏切ったのは…お前だろ……」
冷たく鋭い目で……
泣きそうな目を私に向けてそう言い放って私の腕の中から
突然消えてった……
私は、必死につかもうとしたが無理だった
:07/01/27 01:20 :N902i :☆☆☆
#576 [三ッ葉]
雨が降ってきた…
私――…
いつ、裏切っちゃったんだろ…………
知らないとこで傷つけたのだろうか――…?
どうして私の想いは彷徨い続けてるの??
どうして私の想いは届かないの????
ねぇ……神様?
:07/01/27 01:24 :N902i :☆☆☆
#577 [三ッ葉]
……………
恋愛は――…
こんなに辛くて苦しいものなの…………??
誰かを好きになることは
こんなにも
苦しいものなの―――?
ねぇ……?
………━━━━ ……………━━━━━━━━━━…………
:07/01/27 01:28 :N902i :☆☆☆
#578 [めーたん]
:07/01/27 01:30 :SH902i :☆☆☆
#579 [三ッ葉]
《バコッ!!!!》
頭に激しい衝撃が走った!!
梨『…いっ……!!』
顔をあげると先生が怒りのおびた笑みを浮かべて、
片手に教科書を丸めて筒状にした物を手にしていた
これで、殴られたんだ…;;
先「楠未……居眠りなんかせんと、真面目に授業聞け―――ッ!!」
先生が怒鳴った
:07/01/27 01:34 :N902i :☆☆☆
#580 [三ッ葉]
梨『すいまひぇん;;』
私は頭を擦りながら言った
まわりは、声を挙げて笑っていた………
恥ずかしい;;;
先「許してやろう!!
ただし――……」
いやな予感がした;;
:07/01/27 01:38 :N902i :☆☆☆
#581 [三ッ葉]
先「体育祭の種目でリレーでてくれる奴がいねぇから…………楠未ッ!!
お前がでろ!!!」
梨『えッ………!!!』
私は、それから懸命に嫌だと言い続けたが
その努力も虚しく
リレーにでることに;;
《はぁッ……;;》
私は、心の中で大きくため息をついた
:07/01/27 01:43 :N902i :☆☆☆
#582 [三ッ葉]
さっき……
見たものは夢だったんだ―――…
夢にでてきてしまうくらいに気にしていたのだろうか………??
ズキッ―…
どこかに痛み走った
:07/01/27 08:22 :N902i :☆☆☆
#583 [三ッ葉]
めーたんさん
昨日は、途中で寝てしまってすみません
何だか一気に切なさから抜けてしまいました
今から勉強なので、また暇があれば更新しますネ
上の文章を
【どこかに痛みが走った】にしてください
:07/01/27 08:27 :N902i :☆☆☆
#584 [三ッ葉]
それから体育の時間は、
体育祭の練習へ………
いろんな所で笙吾先輩と新先輩を見かけるけど
周りには女子がたくさんいた――…
正確にいうと
笙吾先輩の周りに――…
だった
:07/01/27 14:15 :N902i :☆☆☆
#585 [三ッ葉]
新先輩もすごくモテてるけど、女を寄せ付けようとしない人だから………
笙吾先輩も久しぶりに逢ったときは
周りに女子をはべらしたりしてなかったのに――…
今はいつ見ても周りには
亜梨沙先輩か、女子の先輩――…
見てて気持ちいいものではなかった………
:07/01/27 14:20 :N902i :☆☆☆
#586 [三ッ葉]
━━━━……………
━━━━━━…
《パァンッ………!!》
銃声が何かの始まりを告げようと青空の空間に大きく鳴り響いた!!
そぅ―……
水菜月学園の
体育祭
の始まりを告げるために……
.
:07/01/27 16:22 :N902i :☆☆☆
#587 [三ッ葉]
:07/01/27 16:24 :N902i :☆☆☆
#588 [三ッ葉]
競技をしてる間は、自分のクラスの場所にいとかなきゃならない
私は、仕方なしに座っていた……………
「楠未さんッ!!
俺…楠未さんの隣になれてラッキー☆
今日のリレー応援してるから頑張ってね」
隣の男子が私に話し掛けにきた………
梨『ぅ…うん……;;』
:07/01/28 09:14 :N902i :☆☆☆
#589 [ゅレ1]
:07/01/28 09:17 :N902i :☆☆☆
#590 [三ッ葉]
「いや〜俺たちこれがきっかけで仲良くなれそうじゃない〜〜??!」
男子は、私の片手を両手で握ってブンブンと振り回しにきた
ちょっと痛い;;
私が生返事を返そうとしたとき――――…
笙「それはねぇな!!!」
突然後ろから笙吾先輩が
私の隣の男子の肩をポンッと叩いて表れる
笑顔に殺気が入っているようだ………
笙(気やすく触ってんじゃねえよ……怒
:07/01/28 09:21 :N902i :☆☆☆
#591 [三ッ葉]
:07/01/28 09:24 :N902i :☆☆☆
#592 [三ッ葉]
「…そうですね;;泣」
男子は渋々そう言って私の手を離した
梨『しょ―――
女子「きゃ――ッ!!!
笙吾先輩と新先輩が近くにいる!!!!」
私が口を開こうとした時に、私の周りにいた女子がピンク色の声をあげた
うるさいな;;
笙「どぉも!!」
新「よってくんなよ…」
先輩達の女子に対する対応は、真逆だった……
:07/01/28 09:30 :N902i :☆☆☆
#593 [三ッ葉]
その対応の差から、
新先輩の周りの女子が退いていく………
笙吾先輩が周りの女子にチヤホヤされたまま手を伸ばしてきて
笙「一緒にみよ☆」
と言ってきた……
笙吾先輩は……
私の事
引き付けにきたり
遠ざけたり
退きついてきたり……
一体何を考えてるんだろ……
:07/01/28 09:35 :N902i :☆☆☆
#594 [三ッ葉]
まだ笙吾先輩の周りに女子がたくさん………
何かモヤモヤする;
私は、笙吾先輩を軽く睨み
梨『はい……』
と言った
笙吾先輩の手をとらずに新先輩の横までスタスタと歩いた……
笙「何で手とってくれないの〜??」
笙吾先輩が不機嫌そうな顔をして周りの女子から離れて近づいてくる…
ちょっと恐い;;
:07/01/28 09:41 :N902i :☆☆☆
#595 [三ッ葉]
"笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるのに……周りの女子と仲良くしてるのはおかしい!!!!"
な〜んて言ったら女子に反感を買われそうだから言えなかった
何よりも
笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるってことをまた口にするのは辛い――…
まだ現実を受けとめられてない私がいた………
心の奥は、嫉妬だらけだった………
汚い…………
自分が汚い…………
:07/01/28 09:45 :N902i :☆☆☆
#596 [三ッ葉]
私がいろんな事を考えてると、新先輩が私の体を抱き寄せて
新「俺の事好きだから、笙吾の手取らなかったんだよな〜??」
といつものように怪しい笑みを浮かべて言った
梨『え………えッ!!??』
私は、突然の事で驚いた
栞「新先輩!!
梨緒の事からかいすぎですよ〜〜〜〜」
龍「梨緒はまだガキなんですからぁ!!!笑」
と言ってでてきた
:07/01/28 09:50 :N902i :☆☆☆
#597 [三ッ葉]
新「そうだな……;」
新先輩が抱き寄せた私の体をそっと離した
新(ちょっと本気だったんだけどな;;
梨『ところで……亜梨沙先輩は??』
さっきから亜梨沙先輩の姿が見えないのだ…
笙「……亜梨沙なら今競技でてるよ!」
笙吾先輩が答えた…
:07/01/28 09:56 :N902i :☆☆☆
#598 [三ッ葉]
梨『そうですか……』
グイッ―
笙吾先輩が私のはちまきを引っ張った……
笙「結び目ぐしゃぐしゃになってるよ??」
と言って私の黄色いはちまきを結びだす―――…
……
バチッ―…
笙吾と新の目があう
笙吾は新にウインクをした
:07/01/28 10:00 :N902i :☆☆☆
#599 [三ッ葉]
新(あの野郎…;
亜梨沙がいない今に責めとこって訳か………
新は、笙吾を軽く睨んでから余裕な表情をみせた
そんな二人のやりとりに気づくものはいない――…
:07/01/28 10:03 :N902i :☆☆☆
#600 [三ッ葉]
……
はちまきを結んでいる間、私の背中に笙吾先輩の体が触れた………
笙吾先輩に亜梨沙先輩がいてることは分かっているけどドキドキしてしまう
早く終われ〜〜///
笙「はい、できた☆」
ようやく結び終えたようだ…………
梨(ホッ……
:07/01/28 10:08 :N902i :☆☆☆
#601 [三ッ葉]
《次は―…》
種目で呼び出しの放送がかかった―…
笙「あッ……行かないとダメじゃん!!」
新「……だな」
笙吾先輩と新先輩は、青色のはちまきを頭に結びはじめた
新「梨緒……タオルもっといて!!!」
新先輩が私の手にタオルを預けた……
新「俺頑張るからちゃんと、見といて…」
:07/01/28 10:15 :N902i :☆☆☆
#602 [三ッ葉]
梨『あ……はいッ!!』
そう答えると新先輩は笑って歩きだした
バサッ―…
笙「俺のもよろしくぅ!!」
笙吾先輩が私の頭にタオルを乗せて新先輩のところまで走っていった……
ほんと………
気持ちくるうな―…
:07/01/28 10:18 :N902i :☆☆☆
#603 [三ッ葉]
ぎゅ……
二人のタオルを両手で握りしめた
亜「皆ッ……!!!」
亜梨沙先輩は、競技を終えて私達の元へ駆け付けた
栞「お疲れさまです
亜梨沙先輩格好よかったですよ!!」
亜「照れちゃうなぁ〜///笑」
会話の後、亜梨沙先輩が私の手元をみた―…
タオル――…
:07/01/28 10:25 :N902i :☆☆☆
#604 [三ッ葉]
亜「梨緒ちゃん、それ笙吾のだよね?
あたしがもっとくよ!!
貸してくれる??」
亜梨沙先輩が笑顔で手差し出す…………
私は、その手に笙吾先輩のタオルをのせた
ぎゅ……
でも、のせただけで離せなかった―…
手に力が入る
だってこれは、笙吾先輩が私に渡したもの…………
:07/01/28 10:32 :N902i :☆☆☆
#605 [三ッ葉]
亜「梨緒ちゃん??」
亜梨沙先輩が首をかしげた
パッ――
梨「あ…すみません;」
私は、笙吾先輩のタオルから手を離した
龍「………」
栞「………」
龍也と栞がだまっていた
二人共私の気持ち知ってたもんね…………
:07/01/28 10:35 :N902i :☆☆☆
#606 [三ッ葉]
パンッ………
銃声の音に耳を傾けた
先輩達の競技…
リレーが始まったのだ――――…!!!
私は、先輩達の姿を目で探した………
あっ………いたッ!!!
新先輩がバトンを受け取ったのを発見した……
先輩達のクラスが最後なようだ……
一位はムリだろうと思った!!!
:07/01/28 10:41 :N902i :☆☆☆
#607 [♪]
毎日見てるょ
F
頑張ってね(・O・)
:07/01/28 10:45 :810SH :☆☆☆
#608 [三ッ葉]
新先輩が走りだす―…!!
周りから歓声があがる
それもそのはず
最後だった新先輩が凄いスピードで2番目まで追い抜いたからだ――ッ!!
梨『すごいッ――!!』
でも、一位の人との距離はかなり空いていて追い抜けないまま新先輩は、一周走り終えた
新先輩の手からバトンが渡る――――……
笙吾先輩に――…!!
:07/01/28 10:46 :N902i :☆☆☆
#609 [三ッ葉]
:07/01/28 10:47 :N902i :☆☆☆
#610 [三ッ葉]
笙吾先輩は、ぐんぐんとスピードをあげていく
一位の人もとても速い人だ
でも距離は、少しずつ縮まっていく
ゴール場所には白いテープ
その何メートル前に一位の人と笙吾先輩の姿が並んでいた………
パァン―――!!!
:07/01/28 10:52 :N902i :☆☆☆
#611 [三ッ葉]
私達は、歓声をあげた
一位は、もちろん青色!!
先輩達のクラスだった!
二人とも凄く格好よかった……………
《次の種目は――》
また放送が入り、私は足を動かした☆
皆にエールをもらって!!
:07/01/28 10:55 :N902i :☆☆☆
#612 [三ッ葉]
種目はリレー
チーム戦ではなく、個人戦のもの
龍也もでるので一緒に集合場所にいくと、
競技を終わらせた笙吾先輩と新先輩の姿があった
新「お前リレーできんの?見るからに遅そ;;」
一言目にでてきたのがこの言葉――…
軽く傷ついた;;笑
:07/01/28 11:00 :N902i :☆☆☆
#613 [三ッ葉]
新「龍也がでるのは納得だけど………梨緒は;;」
新先輩がやばいだろ
という感じの視線を向ける
笙「新……お前は知んねーかもしれねぇけど、梨緒まじ足速いぜ??
まぁ、俺には勝てねぇけどな!!!!!」
新「……まじ??」
梨『以外にやりますよ、私!!!!』
龍「小さい頃、俺ら駆けっこばっかやってたんで!!」
そぅ―――…
小さい時、三人でよく駆けっこをしていた……
:07/01/28 11:06 :N902i :☆☆☆
#614 [三ッ葉]
がんばれ
と、先輩の応援に見送られ足を進ませたとき
笙「一位とんね―とチューしちゃうからね??」
と、突然笙吾先輩が後ろから私の耳元に呟いた
梨『えッ…///?
何いってんですか!!亜梨沙先輩がいるのに……』
ズキン
先輩……あんまり私にそんなこと言わないでよ
壊れちゃいそうになるよ……………
:07/01/28 11:10 :N902i :☆☆☆
#615 [三ッ葉]
笙吾先輩は、悪魔の笑みを浮かべて手を振った
………………
競技が始まる――…
龍也はぶっちぎりで一位だった
私は、複雑な心境のままスタート地点についた
かならず一位をとる!!!
:07/01/28 11:14 :N902i :☆☆☆
#616 [三ッ葉]
結果は一位
亜梨沙先輩のものの笙吾先輩にキスなんかいらない――……
前みたいな強引なキスも……………
だから、一位になった
自分の気持ちを押さえて笙吾先輩と接することがそろそろ限界に近づいていた……………
先輩……私にあんまり近づいちゃやだよ…
気持ちおさえらんない
:07/01/28 11:20 :N902i :☆☆☆
#617 [三ッ葉]
うえの文章の二文目のを
【亜梨沙先輩がいる笙吾先輩のキスなんかいらない………】
にしてください
すみません
:07/01/28 11:23 :N902i :☆☆☆
#618 [三ッ葉]
栞と亜梨沙先輩のいる場所に皆で戻った……
栞「ほんと皆速かった!!凄かったです!!!」
と、一番興奮していた
新「梨緒……俺のタオルは?????」
梨『………え?
あッ!!!自分の席においてるんで』
私は、そう言って新先輩のタオルを席からとって渡した
新「さんきゅ」
:07/01/28 11:27 :N902i :☆☆☆
#619 [三ッ葉]
新先輩が頭を撫でた…
笙「梨緒……俺のは?」
梨『あ……』
亜「私がもってるよ!!
はいッ!!!」
亜梨沙先輩が笙吾先輩の前にきてタオルを渡した
笙「あ…ありがと」
チラッ……
そう言いながら笙吾先輩は私に視線を送ってきた
バッー
私は、すぐにその視線から目をそらしてしまう……
:07/01/28 11:33 :N902i :☆☆☆
#620 [三ッ葉]
新「一位とった記念にアイスおごってやるよ!!」
この体育祭では、アイスとジュースの販売がゆるされている……
梨『え??いいんですか?』
新「うん……だから、一緒に買いにいこ??」
新先輩が手を握ってきた……
梨『……ッ!あのッ……私トイレにいってきます!!』
ダダッ――…
私は、とっさに嘘をついて走ってしまった
:07/01/28 11:38 :N902i :☆☆☆
#621 [三ッ葉]
ジャ――…キュッ…
私は、水で火照った顔を冷やした
新先輩は、いつも私が困ってるときにフォローしてくれる………
優しさをくれるんだ…
でも、私の気持ちは中途半端で――…
優しさに甘えてばかりで――…
弱い……
鏡には弱い自分が映っていた―…
:07/01/28 11:55 :N902i :☆☆☆
#622 [三ッ葉]
ペチンッ――
私は、俯いてから軽く頬を両手で叩いた…………
梨『強くならないとダメ』
そう一言呟いて、鏡をもう一度見た………
そこには、笑顔な自分
多少弱さが見え隠れしているけど、笑顔な自分がいた――…
これで大丈夫……
私は、トイレから足を踏み出した――…
:07/01/28 11:59 :N902i :☆☆☆
#623 [三ッ葉]
外にでると
誰かが立っていた……
「……梨緒」
その声で、私の笑顔は一瞬にして消えた
再び弱い自分が表れてくるのを感じた――…
:07/01/28 12:01 :N902i :☆☆☆
#624 [三ッ葉]
:07/01/28 12:28 :N902i :☆☆☆
#625 [我輩は匿名である]
:07/01/28 18:45 :SH902i :☆☆☆
#626 [ヒトミ]
あげ(`・ω・)印x
:07/01/28 20:15 :W32SA :☆☆☆
#627 [三ッ葉]
匿名さん
ヒトミさん
あげてくださって有難うございます(。・ロ・
)
*
最近は読んでくださる人も増えたようで嬉しいです
:07/01/28 20:58 :N902i :☆☆☆
#628 [奈々x]
いつ頃書きますか[
それに合ゎせて来ようと思いますxx
あっ!!!!急かしてるつもりぢゃ無いのでホホ頑張ってください
:07/01/28 21:40 :W31K :☆☆☆
#629 [三ッ葉]
:07/01/29 01:15 :N902i :☆☆☆
#630 [三ッ葉]
>>623から
私は、胸をぎゅっと押さえた――…
前にいたのは
梨『笙……吾先輩ッ…』
私は、ジリジリと足を後退させた――…
やばい……
涙がでそう―…
先輩がいつになく真剣な目だった………
後退する私に笙吾が近づいてくる
:07/01/29 01:27 :N902i :☆☆☆
#631 [三ッ葉]
ドンッ――…
私の体はトイレの壁にぶつかり行き場がなくなった
梨『………ッ…』
私は、顔を見られないように俯いた
笙吾先輩は、私の目の前に来て、トイレの壁に腕をつけた
笙「なぁ……。なんでいつも俺といてると泣きそうな顔すんだよ………」
私の顎が笙吾先輩によってクイッと持ち上げられる―――…
:07/01/29 01:34 :N902i :☆☆☆
#632 [三ッ葉]
私の目に写る先輩の目は、触れてしまうと
すぐに割れてしまいそうなガラス玉みたいだった――…
私が先輩をこんな目にさせてしまってるのかな?
苦しめてるのかな??
先輩――…
私があなたといると泣きそうになるのは
大好きだからなんですょ…………
私の想いの所為……
あなたの所為――…
:07/01/29 01:42 :N902i :☆☆☆
#633 [三ッ葉]
でも、言わない
言えないよ……
梨『…………』
笙「黙んなよ……
なぁ、俺…お前に……ムカついてたはずなのに分かんねえよ―……」
梨『――…え…』
シャラン……
私の首元のネックレスが音を小さなたてた―…
潤にもらったもの……
笙「傷つけたくないのに……止めらんねぇッ…」
:07/01/29 01:49 :N902i :☆☆☆
#634 [三ッ葉]
梨『きゃッ……!』
ブチッ………
シャラン――…ッ
ネックレスの装飾のハートの部分が乾いた地面に落ちて輝いた………
パラパラ………
チェーンのビーズが私の体を伝って落ちていく―…
梨『しょ…笙吾先輩……?』
:07/01/29 01:53 :N902i :☆☆☆
#635 [めーたん]
:07/01/29 02:09 :SH902i :☆☆☆
#636 [我輩は匿名である]
<<315
:07/01/29 13:44 :SH902i :☆☆☆
#637 [x心愛x]
更新ヨ頑張ってさぃ~~~
:07/01/29 15:56 :W42K :☆☆☆
#638 [三ッ葉]
:07/01/29 17:34 :N902i :☆☆☆
#639 [三ッ葉]
笙「………」
スッー
笙吾先輩の顔が私の首元に―――……
梨『………ッ』
先輩の吐息が私の首元にかかる……
チュ………
梨『ひゃッ………!!!』
:07/01/29 22:22 :N902i :☆☆☆
#640 [三ッ葉]
ビクッ…………
思わぬ出来事に私の体は反応してしまう――…
先輩が私の首筋に唇を重ねたのだ
梨「ふッ……や…め―…ッ」
体が押さえつけられていて振り払えない
変な感覚に襲われて、手にも力が入らなくなる
目から涙がこぼれてきてしまう――…
:07/01/29 22:31 :N902i :☆☆☆
#641 [三ッ葉]
ツゥ――…
私の涙が頬から首筋を伝って肌を濡らした
笙「………俺のもん…の…証――…」
笙吾先輩は、首筋に強くキスをしてきた――…!!
梨『………んぁッ…///』
声をあげたくないのに声がでてしまった
首筋を強く吸われる
私は、自分の口を片手でふさいだ……
:07/01/29 22:43 :N902i :☆☆☆
#642 [三ッ葉]
トイレの前だし人に見られるとまずい―…
梨『……ッせんぱ……何でこ…んなこっ……と』
喋ろうとすると涙も更に流れた
笙吾先輩は答えてくれないし、動きを止めてくれない!!!
梨『……ッやぁ』
――――ガリッ――――
:07/01/29 22:48 :N902i :☆☆☆
#643 [姫x]
続きがめちゃ気になる(*v∀vx)
感想トピへのカキコぁリがとぅござぃましたテ∀`シ)x~
返事書いておきました~
:07/01/29 22:50 :W42K :☆☆☆
#644 [三ッ葉]
ズキンッ――…
梨『――――ッ!!!』
首元からの激しい痛みが私を襲った――…
笙吾先輩に噛まれた―…
梨『ハァ…ハッ…』
息の乱れる私の首元から笙吾先輩の唇がそっと離れる
笙「ずっと前のお返し……だよ?」
:07/01/29 22:56 :N902i :☆☆☆
#645 [三ッ葉]
:07/01/29 23:01 :N902i :☆☆☆
#646 [三ッ葉]
:07/01/29 23:13 :N902i :☆☆☆
#647 [リナ]
読んでますょ
めちゃめちゃぉもしろぃデスイ
:07/01/29 23:15 :W41SH :☆☆☆
#648 [まぃ]
:07/01/29 23:16 :SO702i :☆☆☆
#649 [姫x]
見てます(xvUvシ)g*゜。~この後、どなるの(*v∀vx)
:07/01/29 23:20 :W42K :☆☆☆
#650 [三ッ葉]
:07/01/29 23:29 :N902i :☆☆☆
#651 [まぃ]
待ってるね
:07/01/30 00:01 :SO702i :☆☆☆
#652 [三ッ葉]
>>643から
この前のお返し………
あの時―…先輩の唇噛んじゃったから―……
笙「唇じゃないだけマシだろ……??」
そう言う笙吾先輩は、複雑な笑みを浮かべていた――…
でも、目はどことなく悲しそうに見えた気がした…
先輩の唇には、血がついている……
私の血だ………
:07/01/30 00:28 :N902i :☆☆☆
#653 [三ッ葉]
涙が止まることを知らないように流れてくる
笙「やっぱり俺がなかせちまうのかよ…
ごめんね?
梨緒ちゃん………?」
笙吾先輩は、血を手で拭って私の傍から離れていた………………
ズキンッ……
首筋が痛くて小さく悲鳴をあげている
梨『……痛ぃ…』
バタバタッ………… 数人の足音が聞こえた
:07/01/30 07:20 :N902i :☆☆☆
#654 [三ッ葉]
その足音は遠ざかっているようだった――…
もしかして………
誰かに見られたりしたのかな……………
私は、足に力が入らなくなってその場でストンッとしゃがみこんだ
足元には、ハートの飾りと小さなビーズ達が落ちている
梨『ッ…う…グスッ…』
首筋より違う何かが痛かった――…
:07/01/30 07:25 :N902i :☆☆☆
#655 [三ッ葉]
何分かたつと、私はトイレの鏡の前に再び立った…
涙は止まったが目が真っ赤な私が映る
首筋には、キスマークとまだ血が滲み出ている噛み跡がくっきり残っていた――…
私は、それを隠すために絆創膏などをはろう、と保健室に行こうとしてトイレを出た――…
ズキンッ……ズキン―…
:07/01/30 07:31 :N902i :☆☆☆
#656 [三ッ葉]
:07/01/30 07:38 :N902i :☆☆☆
#657 [三ッ葉]
「遅い」
歩いていると、腕組みをしながら壁にもたれている人にそう言われた
新先輩だった…
梨『あはッ;;すみません』
私は、左手で頭をさすりながら言った
右手は、跡を隠すために首元にあり……
目は、赤くなっている
新先輩は、少し困った顔をした――…
:07/01/30 19:48 :N902i :☆☆☆
#658 [三ッ葉]
そして、片手にもっていた袋からアイスをとりだして
新「お前の所為で溶けかけてるんだよ;;」
と、ムスッとしていた
そのアイスには、チョコレート味とピンク色のアイスがあった――…
ピンク色――ッ!!
梨『ストロベリーだぁ!!』
私は、赤い目を光らせて声をあげた
新「ほらよ」
:07/01/30 19:56 :N902i :☆☆☆
#659 [三ッ葉]
新先輩は、私に向かってアイスをヒョイッと投げてきた
私は、それを両手で受けた
梨『有難うございます!
私がストロベリー好きなのどうして分かったんですか??』
屈託のない笑顔でアイスの袋を破りながら聞いた
新「俺のカン……」
新(嘘だし……
本当は、遊園地の時の話を覚えてただけだし;;
:07/01/30 20:04 :N902i :☆☆☆
#660 [三ッ葉]
梨『すごいですね!!
先輩も早く食べないと更に溶けちゃいますよ??』
私は、新先輩の顔を下から覗き込んだ
新「俺は、アイスよりこっちがいい――…」
新先輩の唇が私の唇に近付きだす――…!
ドクンッ……
ビクンッ……
笙吾先輩との出来事が頭の中に浮かび、
唇が近づいてくるにつれて私の体が震えていく――…
:07/01/30 20:12 :N902i :☆☆☆
#661 [三ッ葉]
チュッ………
梨『――え………?』
唇が触れた……
私の唇に―――……
いや、違った…
私の頬にだった―…
新先輩は、私の首元にそっと手で触れる―…
梨『……ッ……』
:07/01/30 20:15 :N902i :☆☆☆
#662 [三ッ葉]
新「なんでここ…こんなに赤くなってんの?
血もでてるし………」
新先輩は、私の目も赤いことにも気付いていた
梨『蚊にかまれて、掻きむしっちゃって――…』
新「これ、噛み跡だろ」
新先輩は、私の目を真っすぐみて聞いてきた
私は、視線をずらしてからうつむいた
梨『言え…ません…』
:07/01/30 20:49 :N902i :☆☆☆
#663 [三ッ葉]
そう言うと、私の首元から新先輩の手が離れた……
新(ぜってぇ笙吾だ…
新先輩は、チョコ味のアイスの袋を取り出して
新「俺のん食べれなくなっちゃった;;」
はにかんで笑った
梨『ふはッ……』
私は、笑った
私の手にもピンク色のアイスの雫がこぼれていた――…
:07/01/30 20:53 :N902i :☆☆☆
#664 [三ッ葉]
それから、新先輩は私を引っ張って保健室までいき、絆創膏を私の首元にはってくれた―――……
二人でいろんな少し話をしてから保健室をでた……
その頃には、赤い目も普通に戻っていた
―――…………
:07/01/30 20:56 :N902i :☆☆☆
#665 [三ッ葉]
それからの体育祭は、
笑って過ごしていたけど本当は笑っていられる心境ではなかった――……
━━━━━━………
━━━━━……
時間が経てば首筋の跡は消えるんだろう
でも、
心の傷は癒えないままなのかな―――………
:07/01/30 21:01 :N902i :☆☆☆
#666 [三ッ葉]
…………………
目が覚めると次の日
あの後からの記憶はあまり覚えていない――…
楽しい体育祭になるはずだったのにな……
気が沈むが用意をして食堂へ足を傾けた
龍也と栞と共に……
:07/01/30 21:05 :N902i :☆☆☆
#667 [三ッ葉]
食堂についたのは、私達が一番のりだった
好きな品をとって椅子に腰をおろした
栞「あれ?ハートのネックレスは???
いつもつけてたじゃん!
それに首の絆創膏どうかしたの;!?」
私は、突然の栞の質問に言葉をつまらせた……
梨『別に何にもないよ』
栞、龍「……」
:07/01/30 23:49 :N902i :☆☆☆
#668 [姫x]
新センパイかっこぃぃデス.+゚。~
三ッ葉さんも自分のペースで頑張って下さぃ咐~
:07/01/31 00:26 :W42K :☆☆☆
#669 [三ッ葉]
:07/01/31 07:42 :N902i :☆☆☆
#670 [三ッ葉]
少しの間だけ沈黙ができる
龍「………無理す――」
「ねぇ、あの子が人の彼氏に手だした子だよね〜」
龍也が喋り終わる前に女子が私の方を指差して言っているのが耳に届く――…
ガタッ――…
私は、動揺して勢いよく椅子から腰をあげた
梨『………』
女子「昨日……トイレの前で私見たんだから!!
笙吾先輩といるところを――…」
見られてたんだ……
私の顔がこわばった
:07/01/31 07:57 :N902i :☆☆☆
#671 [三ッ葉]
栞「は??
あんた何いってんの??
嘘ついてんじゃないの?」
栞が席をたって女子の前まで歩いていく――…
女子は一年で同じ学年だった………
女子「嘘なんかじゃない!トイレの前で――…ッ」
や………め…て
や……めて
梨『ゃだ……思い出したくない……』
私は、小声で言った
絆創膏を貼った噛み跡がまた痛みだす―…
ズキンッ
:07/01/31 08:04 :N902i :☆☆☆
#672 [三ッ葉]
そんな気持ちとは、裏腹に女子は口をあけて何か言おうとしていた―…
食堂に人が集まりだす
その中には新先輩の姿もあった――…
女子「あの子最低だよ??
何でか教えてあげようか?
あの子……笙吾先輩と――――』
梨『―――やめてぇッ!!』
私は、両耳をしっかり両手で塞いで避けんだ――…
食堂に響き渡るくらいの声で…………
:07/01/31 08:11 :N902i :☆☆☆
#673 [三ッ葉]
女子はきょとんとした表情をして、にやりと笑みを浮かべた――…
女子「言わないであげよっか???」
コツコツ……
私の前へ足音をたてながら近づいてきた
私は、さっきの質問に目をそらして首をたてにふった………
女子「………そっか………でも――――!!」
突然女子が私の絆創膏に手をかけた――…!!
梨『――いやッ…』
―――ビリッ―――
:07/01/31 08:19 :N902i :☆☆☆
#674 [我輩は匿名である]
:07/01/31 11:09 :SH901iS :☆☆☆
#675 [我輩は匿名である]
:07/01/31 11:11 :SH901iS :☆☆☆
#676 [三ッ葉]
:07/01/31 15:38 :N902i :☆☆☆
#677 [三ッ葉]
剥がれた絆創膏がヒラヒラと宙を舞って床に落ちる
梨『あ………』
私は、片手で噛み跡を隠そうとした
ガシッ
女子「隠そうとしたって無駄よ!!」
その腕は、頑丈に掴まれ身動きできなくなった…
「あれ…キスマーク……よ…ね??」
まわりにいた人が口を押さえながら言った
:07/01/31 15:47 :N902i :☆☆☆
#678 [三ッ葉]
梨『………』
私は、目をキツくつむった
こんな行為で周りから逃げられるわけじゃないのに――……
フッ
私の腕が突然自由になった
新「放せよ」
目を開けると新先輩が女子の腕を掴んでいた
新「梨緒……行くぞ」
グイッ……
:07/01/31 15:51 :N902i :☆☆☆
#679 [三ッ葉]
私は、周りの視線と声の飛び交う食堂から新先輩によって逃げ出した――…
━━━━━━…………
…………………
来たのは2-Aのクラス
新先輩と笙吾先輩のクラスだった――…
何の音もしない教室
誰もいないからだ……
私は、新先輩がだしてきた椅子に腰を降ろした……
:07/01/31 15:56 :N902i :☆☆☆
#680 [三ッ葉]
新「やっぱ笙吾だったんだな…………」
梨『分かってたんですね…………??』
新「このマークは……笙吾が無理矢理か??」
新先輩は膝に置いた手をグーにしていた
その手には力が入っていて、震えている
新先輩の目から怒りがみえていた
梨『ち……がいま…す』
:07/01/31 16:03 :N902i :☆☆☆
#681 [三ッ葉]
新「………まじかよ…」
梨『………』
"そうです"
の一言が言えなかった…
言ってしまったら
新先輩が笙吾先輩に何かしてしまいそうな気がしたから――――……
二人の仲が悪いところなんてみたくなかったから
新先輩は、辛そうな表情をしていた――…
ガタッ
梨『私……自分のクラスに行きますね……』
:07/01/31 16:06 :N902i :☆☆☆
#682 [三ッ葉]
新「………」
新(まじでキタ……
俺……勝ち目ねぇじゃん
…………
辛そうな新先輩を見ていられなくて
私は、教室から素早く立ち去った
いつのまにか
嫌な事から目をそらすことに慣れてしまっていた―――……………
――――誰よりも最低な人間だ……
:07/01/31 16:10 :N902i :☆☆☆
#683 [三ッ葉]
ドクンッ
自分のクラスに向おうと階段を降りる途中に笙吾先輩にあった――……
梨『…………』
お互いの体は動かなくなった―――
そんな時…
女子「あ〜笙吾ッ!!
こんな女の子に手だされたって嘘だよね??」
四人の女の先輩達が笙吾先輩に駆け寄ってきた
私にいやがらせをした先輩達だ―…
笙「黙ってくんね〜かな??」
笙吾先輩は笑顔で答えた
:07/01/31 16:17 :N902i :☆☆☆
#684 [三ッ葉]
女子「やっぱり、こんな子相手にする訳ないよね
こ〜んなことしても――…」
ある一人の女の先輩が私の体を人差し指で軽くついてきた…………
梨『こっから落とす気ですか………??』
女子「まさかッ!!
冗だ―――――えッ??」
ガクンッ………
私の体のバランスが急に崩れて傾く――……
梨『………』
私はもがきもせず、
そのまま体を力に任せた――…
いっそのこと落ちちゃって傷ついた方がいい――……
:07/01/31 16:25 :N902i :☆☆☆
#685 [三ッ葉]
:07/01/31 16:32 :N902i :☆☆☆
#686 [三ッ葉]
笙「梨緒ッ―――!!」
ドサッ
私は、先輩の声と共に階段からずり落ちた――…
梨『う……ッ……!!』
頭を強打してしまって意識が朦朧とする―…
あれ…?
何故か体は痛くない――…
どうし……て?
スッ――!!
目を開けると…………
:07/01/31 21:35 :N902i :☆☆☆
#687 [三ッ葉]
笙吾先輩の体が私の体を包み込んでいた――…
梨『ど……して…』
笙「…………」
笙吾先輩は目を開かなかった――……
梨『しょ…ぅ……』
フッ―…
先輩の名前を呼び終わる前に意識を失った………
先輩の心地よい温もりに包まれたまま――…
━━━━━……
━━━━━━………
:07/01/31 21:45 :N902i :☆☆☆
#688 [三ッ葉]
………………………
…………………
梨『んんッ……』
目を覚ますと私の顔を覗きこむ新先輩の顔があった
新「やっと目覚めたか
頭大丈夫か??」
ズキンッ………
私は痛む頭をさすってみると、大きなたんこぶを発見した――…
強く打ったみたいだ…
梨『なんとか………』
新「そ………」
:07/01/31 21:56 :N902i :☆☆☆
#689 [三ッ葉]
ガバッ――…
私は、ある事が頭に浮かび上半身を起こした
周りを見渡すと自分の部屋だった
新「どうしたの……?」
梨『あ……え―…と、笙吾先輩は……??』
新「………笙吾なら自分の部屋。
体と頭強打したみてぇ
さっき目覚ましたけど…」
笙吾先輩――…
わざわざ私を庇ってくれたんだ―――…
:07/01/31 22:04 :N902i :☆☆☆
#690 [まぃ]
三ッ葉
チャン
頑張ってね
まぃ
は最後まで見てるからね
:07/01/31 22:07 :SO702i :☆☆☆
#691 [三ッ葉]
梨『私……ッ――』
新「……行ったら?」
新先輩は、私に顔を向けないままそういった
梨『……はい』
私は、笙吾先輩の部屋へ行くため自分の部屋をでた
:07/01/31 22:08 :N902i :☆☆☆
#692 [大空]
:07/01/31 22:09 :W41K :☆☆☆
#693 [三ッ葉]
まい
ちゃん
最後までみてくれるなんて嬉しいなッ
まい
ちゃんの優しさに三ッ葉泣いちゃいます
:07/01/31 22:10 :N902i :☆☆☆
#694 [三ッ葉]
大空さん
初めまして
細かいアンカー
どうも有難うございます
泣
とっても嬉しいです
頑張ります
:07/01/31 22:11 :N902i :☆☆☆
#695 [三ッ葉]
私がドアの前に立ったとき
ガチャッ――…
亜「あッ……!!梨緒ちゃん目覚めたんだ!!
良かったあ〜」
亜梨沙先輩がでてきた…
梨『心配かけてすみませんでした…………;;』
亜「大丈夫ッ!!
私、用事あるから一旦自分の部屋へ戻るね」
と、言って亜梨沙先輩は去っていった
:07/01/31 22:17 :N902i :☆☆☆
#696 [三ッ葉]
ずっと亜梨沙先輩が笙吾先輩の傍にいてたんだ……
私……
行かなくてもいいのかも――…
でも、お礼ぐらいしなきゃ………
なんでだろう?
凄く笙吾先輩の顔が見たくなる――…
ペタッペタッ……
私は部屋の中へ――…
:07/01/31 22:20 :N902i :☆☆☆
#697 [三ッ葉]
笙「梨緒……」
ベットに横になっていた笙吾先輩がいた
梨『先輩……ごめんなさいッ………!!』
私は深く頭を下げて謝った
笙「いいって……梨緒は大丈夫なのかよ??」
先輩は私の手を握って軽く微笑んだ
梨『笙吾先輩のおかげで平気ですよ??
私なんかの心配より……自分の心配してください』
:07/01/31 22:25 :N902i :☆☆☆
#698 [三ッ葉]
私も先輩の手を握りかえした――…
笙「そうだな……
あのさ、いつも泣かせてごめん………ッ…
お前苦しめてわりぃッ…」
笙吾先輩は顔をくしゃくしゃにして言った
梨『何で…そんな事言うんですかッ……
大…丈夫ですよ?』
私は涙をこぼした……
笙「約束……本当にお前…覚えてる??」
梨『当り前じゃないですか………』
:07/01/31 22:31 :N902i :☆☆☆
#699 [三ッ葉]
笙「嘘つくなって…」
先輩は私の手をより強く握ってきた………
梨『嘘じゃないです!!
私ッ……信じてたから誰とも付き合わなかったんですよ…………??』
笙「潤って奴は??」
梨『なんにもないですよ………友達、です』
先輩は、ほっとした顔をしてから―…手を優しく握り直してきた………
笙「そ…っか…
あのさ、助けたお礼として聞いて欲しいことあんだけど……………」
:07/01/31 22:37 :N902i :☆☆☆
#700 [三ッ葉]
梨『何ですか??』
笙「俺が……俺が眠るまで手つないでて……??」
梨『は……い…』
………………
……………………
先輩は眠りについてしまった――…
私の手は笙吾先輩の手を握ったまま――…
ふと、先輩の机の上に目をやると、思わぬものを見つけてしまった!!
梨『!!!!』
:07/01/31 22:42 :N902i :☆☆☆
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