ギンリョウソウ
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#702 [向日葵]
「お姫はな……」
ドクンと、鼓動が不規則になる。
音が出るほど、唾を飲み込むのに力が入る。
「……。びっくりするぐらい元気だよ」
思わずこけそうになるのを要は必死に耐えた。
「いっやーあれだけ心配してた体力もなんのその。母の底力?すごいねー」
感慨深げに頷くから、要は歯を食い縛る。
「だったら……深刻な雰囲気醸し出すなあーっ!!」
迷惑なほど、病院に要の叫びが響き渡った。
:09/04/03 03:39
:SO906i
:☆☆☆
#703 [向日葵]
―――――――
――――――――――
「越と柴くんもやっと結婚かー」
チャペルに向かいながら、美嘉が言った。
「結婚しても、とりあえずはあの家にいるんだってー」
「柴くんが我慢させられるんじゃ……」
同じ男として、要が柴に同情する。
「今までそんなんだから慣れたって」
その言葉に、三人は笑う。
唯一、希望だけが首を傾げていた。
「そういえば椿、どうして遅れたの?」
:09/04/03 03:43
:SO906i
:☆☆☆
#704 [向日葵]
椿が遅れた理由を、美嘉は知らない。
椿は少し照れ臭そうに笑う。
「検診です」
「え、具合悪いの!?」
「いえ……赤ちゃんです」
一瞬、美嘉は固まり、跳び跳ねるようにして驚いた。
「え、ええーっ!!うっそーっ!!」
「もうすぐ3ヶ月だっけ」
「はい」
望まなかった婚約。
そしていつの間にか求めあって結婚。
人生も、運命も、どうなるかなんて分からない。
だから、楽しい。
:09/04/03 03:49
:SO906i
:☆☆☆
#705 [向日葵]
友がいて、愛する子供がいて、大切な人がいて……。
こんなに幸せな事はない。
「ねえ椿、そういえば、ずっと前に、ギンリョウソウって何?って訊いたよね。わかったの?」
椿はとびきりの笑顔で頷いた。
「心を照らしてくれる、大切な存在の事ですわ」
*Fin*
:09/04/03 03:52
:SO906i
:☆☆☆
#706 [向日葵]
上の続きは気にしないでください
*ギンリョウソウ*END
:09/04/03 03:53
:SO906i
:☆☆☆
#707 [向日葵]
:09/04/03 03:56
:SO906i
:☆☆☆
#708 [乃愛]
:09/05/04 21:39
:F01A
:☆☆☆
#709 [ひな]
あげ(*´`*)
:10/01/10 11:52
:N905i
:☆☆☆
#710 [我輩は匿名である]
:10/01/10 13:08
:S001
:☆☆☆
#711 [我輩は匿名である]
:10/01/10 18:55
:S001
:☆☆☆
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