『異常』━『先輩』
最新 最初 全 
#314 [チャキ
]
:06/09/04 06:55
:F700i
:HG57sNTg
#315 [☆MIKU☆]
:06/09/04 18:25
:N901iC
:g0v7pmxs
#316 [☆MIKU☆]
:06/09/05 19:09
:N901iC
:hHcAoYCE
#317 [チャキ
]
:06/09/07 17:31
:F700i
:DnwYSKM2
#318 [我輩は匿名である]
主様 頑張って
"∩_∩
(*・∀・){コノ小説スキ…
(o∪∪っ
:06/09/08 19:27
:P902i
:8859TOvw
#319 [正常]
チャキさん、MIKUさん、上げて頂きありがとうございます。
匿名さん、素敵なAAありがとうございます。
別に忙しいわけではないんです!!でも更新が遅くなってしまうんです!!
明らかに私が悪いですね…スミマセン
>>313からです。
:06/09/10 01:47
:SH901iS
:jPE7pYHU
#320 [正常]
ブランコが揺れる度、微かに鳴り響く錆び付いた金属音。そんな音が聞こえる中、先輩は話を進めた。
「聞き込みをした後、俺はもう1度だけあの屋敷に行ってみたんだ。そしたら、その屋敷の薔薇庭園を手入れしている男性を見付けてね、その人なら確実に何か知っていると思い、声を掛けてみたんだ。」
:06/09/10 01:48
:SH901iS
:jPE7pYHU
#321 [正常]
最初、その男性は先輩を警戒した様子だったが、話していく内に打ち解けたらしく、先輩にお茶を出してくれたそうだ。
男性はお茶の用意をするため、屋敷のドアを鍵で開け中へと入って行った。どうやらその男性は庭園内を手入れする際にも屋敷のドアに鍵を掛けるみたいだ。
先輩はその合間にメールを僕に送ったと言う。
:06/09/10 01:51
:SH901iS
:jPE7pYHU
#322 [正常]
「ということはあれですね?僕が急いで自転車をこぎながら公園に向かっている中、先輩は綺麗な薔薇庭園でゆっくりとティータイムを楽しんでたんですね?」
少し怒りながら尋ねると、
「とても良い香りの紅茶と、とても美味しい洋菓子だったよ。」
と、嫌みったらしく先輩は言った。
なっ!?洋菓子まで御馳走になったとは!!
僕は心底羨ましいと思った。一体どんな洋菓子だったのか気になって仕方が無かった。
:06/09/10 01:54
:SH901iS
:jPE7pYHU
#323 [りさ]
:06/09/10 22:45
:P902iS
:qtrjxGMs
#324 [チャキ
]
:06/09/12 23:16
:F700i
:YQIyTRN2
#325 [ふぁん]
上げます

:06/09/16 00:24
:SH902iS
:qHb4R2cY
#326 [我輩は匿名である]
:06/09/16 23:28
:N901iS
:DHEq4U2.
#327 [我輩は匿名である]
なんでこんなに更新遅いの?
:06/09/18 13:18
:P902iS
:kFkgf2MU
#328 [チャキ
]
:06/09/18 13:36
:F700i
:jrn2of9c
#329 [(p∀・q){楽しみ
]
すごい面白いですね

!!
主様のコメントも吹き出しちゃいました

頑張ってください


:06/09/18 16:13
:N901iS
:aY8tfDbw
#330 [正常]
段々と、更新が遅くなる私。
スミマセン、ベルトで首吊るんでホンット許して下さい。
りささん、ご声援感謝です。泣きたいです。
チャキさん、いつも上げて頂きありがとうございます。
ふぁんさん、上げと私には勿体ないハンネをありがとうございます。
326の匿名さん、アンカーありがとうございます。
327の匿名さん、それはですね、私のサボり癖がとんでもなく酷いからですよ。…自慢できることではありませんね。ゴメンナサイ…
(p∀・q)さん、ご声援感謝です。叫びたいです。
また更新が遅くなるかもしれません。ご了承下さい。
>>322からです。
:06/09/18 18:06
:SH901iS
:N.uBuDzM
#331 [正常]
いや、そんな洋菓子の事なんてどうでも…よくはないが、先輩の話を続ける。
その男性はお茶を用意した後、積極的に先輩と喋り合ったそうだ。男性は屋敷の使用人であったため、先輩が骨折って聞き出した内容よりも詳しい話を聞くことが出来た。
「あの屋敷は大正初期に建てられ、現在屋敷を継いでいるのは、そこの主人である夫の奥さん…まーもう少しきちんと言うと、夫人だそうだ。もちろんそうなった理由は、10年前くらいに主人が交通事故で亡くなってしまったから。まー正確には11年前と言っていたけどね。」
:06/09/18 18:10
:SH901iS
:N.uBuDzM
#332 [正常]
その夫婦は互いに愛し合っていた。それ故、主人を亡くした夫人は酷く悲しみ、心が抜け落ちた様な姿になってしまったと、使用人の男性はそんな感じのことを言っていたらしい。
主人の莫大な遺産のおかげで、夫人は生活には困らなかったが、使用人の数を極限までに減らし、彼女は屋敷内に閉じこもってしまったそうだ。
:06/09/18 18:12
:SH901iS
:N.uBuDzM
#333 [正常]
「だけどね、夫の墓参りだけは毎日通っているみたい。しかも3時間もかけてね。別に墓が遠い所にあるとかじゃなくて、墓前に3時間いるそうだよ。」
先輩の言葉が信じられなかった。墓参りに3時間も費やす人なんて聞いたことがない。
「それほど夫を愛していたんだよ。」
「いや…それでも長すぎですって。」
しみじみと言う先輩に僕はツッコミを入れた。
:06/09/18 18:16
:SH901iS
:N.uBuDzM
#334 [那智仔(
゜∀`)
*]
ぅゎッ


何この小説-

マヂでかなリ面白いんですけどッ

主サン

この小説にハマッちゃッたぢゃなぃですか

責任取ッて頑張ッて下さいょ(´・ω・)★笑
応援してるんで


:06/09/19 06:37
:SH700iS
:HP7eQG6M
#335 [☆MIKU☆]
:06/09/19 21:24
:N901iC
:OYQYezQ2
#336 [チャキ
]
:06/09/22 17:18
:F700i
:5Gqz80XM
#337 [ふぁん]
更新されてますね

さぼっても最後まで書いたら問題ないと思うんでがんばってください


:06/09/22 23:34
:SH902iS
:0yKaQSPQ
#338 [我輩は匿名である]
:06/09/23 08:47
:N900iS
:2Tj6hb5I
#339 [正常]
那智仔さん、最初の2行にビビりました。とうとう批判の声が来たなと、身構えていました。ご声援感謝です。
MIKUさん、こんばんみです。見守るだなんて言われたら、サボりたくてもサボれないじゃないですか!!もうこうなったらとことんサボって………スイマセン、調子乗ってました。
チャキさん、更新が遅くて申し訳ないです。とりあえずまだ生きてます。死んではいないのでご心配なく。
:06/09/24 02:46
:SH901iS
:UZFcINao
#340 [正常]
ふぁんさん、そう言ってもらえると心が楽になります。どんなに長くなっても完結はさせます。そしてハンネありがとうございます。
匿名さん、アンカーありがとうございます。読んで頂き、私は幸せです。
えーハイッ、眠いです。眠いので、ほんのちょこっと更新します。
>>333からです。
:06/09/24 02:50
:SH901iS
:UZFcINao
#341 [我輩は匿名である]
主さンわ一体何歳なんですか(Pq∀`)?
惹かれる〜笑
頑張ッてください☆+゚
:06/09/24 02:56
:W41T
:buznaxuE
#342 [正常]
夫人が墓参りに出かける時間帯は、僕らの学校が終える時間帯とほぼ同じだった。だから先輩が屋敷に訪れた時には夫人は既に墓参りに行っており、使用人と話すことが出来たのだ。
「屋敷については大体解りました。それで、その使用人の男性から白い少女について何か聞き出せましたか?」
僕が本題に切り出す。先輩は落ち着きながら応えた。
:06/09/24 02:56
:SH901iS
:UZFcINao
#343 [正常]
「彼に質問してみた。急に失礼ですが、夫婦の間にお子さんはいらっしゃいますか?ってね。けど、子供はいないだってさ。」
結局あの少女について分からず仕舞いかと、僕は落胆した。しかし先輩は気にせず喋り続けた。
「次に俺はこんな質問をした。何故、庭の手入れをしている時でも、または屋敷内にいる時でも、屋敷のドアに鍵を掛けるのですか?ってね。」
:06/09/24 02:59
:SH901iS
:UZFcINao
#344 [正常]
屋敷内にいる時でも、使用人の男性は鍵を掛けているなんて初耳だった。
先輩は最初に屋敷を訪れた時、屋敷の1階の窓を覗いたそうだ。すると1人の男性が掃除している姿を眼にしたと言う。その男性は、お茶を共にした使用人であった。
「屋敷の中にいるのに鍵を掛けているなんて、確かに変ですね。」
でも、他人の家の窓から勝手に中を覗く先輩はもっと変だと思った。
:06/09/24 03:03
:SH901iS
:UZFcINao
#345 [正常]
更新終了致します。
>>341こんな夜中にレスをして下さり、ありがとうございます。
私の年齢は17です。17でこの文章はかなり酷いですよね…。色々と未熟なので、大目に見てやって下さい。
:06/09/24 03:12
:SH901iS
:UZFcINao
#346 [正常]
「屋敷の鍵は常に掛けろと、夫人がおっしゃっていたそうだ。何故夫人がそんなことを命じているのか尋ねたが、彼は何も答えずに黙っていたよ。」
明らかに動揺している使用人に、先輩は追い討ちをかけた。
ある公園で白い髪の少女が血を求めてきた事。彼女の後を追跡すると、地下通路に辿り着いたこと。そしてその地下通路は、この屋敷の下まで繋がっていた事。それらを使用人に打ち明けたのだ。
:06/09/24 13:34
:SH901iS
:UZFcINao
#347 [正常]
すると使用人は諦めた様に溜息をつき「まさか地下室にそんな隠し通路があったなんて…。」と呟いた後、『全て』を先輩に話したそうだ。
:06/09/24 13:41
:SH901iS
:UZFcINao
#348 [はな
]
最初から一気に読みました(≧∀≦)
応援してるんで、更新頑張ってください☆彡
:06/09/24 17:19
:P701iD
:kuSFnTqI
#349 [晴
]
さっき最初カラ
読み終ぇ

マシタ


この小説

カナリ
ぉもろぃ

ッス



はまりましたァ


:06/09/24 20:05
:SH902iS
:5VxevZ4E
#350 [我輩は匿名である]
:06/09/24 20:31
:N900iS
:9mp25BWQ
#351 [我輩は匿名である]
:06/09/24 21:32
:P700i
:Iav9Kcwg
#352 [まな
+゚]
つづき楽しみにしてます

頑張ってください

:06/09/24 23:27
:N902i
:TM6/uOBU
#353 [正常]
はなさん、晴さん、まなさん、嬉しいご声援ご感想、本当にありがとうございます。
350と351の匿名さん、アンカー感謝致します。
正直、応援して下さる方のレスは嬉しいですね。文章的に冷静さを保っているように思えますが、実際吠えてますから私。
>>347からです。
:06/09/25 22:13
:SH901iS
:4gTPfRuc
#354 [正常]
使用人は嘘を付いていた。あの夫婦には子供がいた。そしてその白い髪の少女は夫婦の子供であると使用人は言った。
11年前、夫人の出産予定日が近付いた頃に、主人が交通事故で亡くなった。大切な人を亡くしたショックが残っている状態で、夫人は女の子を出産した。
:06/09/25 22:24
:SH901iS
:4gTPfRuc
#355 [正常]
夫人は自分の娘を戸籍に入れず、屋敷の地下室で子育てを行った。戸籍に入れなければ、自分の娘の存在を知る者は使用人だけとなり、娘に危険が及ぶことは無くなる。そして窓も無い地下室なら、誰にも自分の娘が見付かることもなく、安全でいられる。常に屋敷に鍵を掛けているのも用心のためであった。
:06/09/25 22:31
:SH901iS
:4gTPfRuc
#356 [正常]
そう、夫人は2度と大切な人を失わないようにするため、我が子の『危険』を消去した。我が子の『自由』を犠牲にして…。
:06/09/25 22:37
:SH901iS
:4gTPfRuc
#357 [正常]
夫人の娘はずっと、暗く狭く冷たい地下室に閉じ込められた。そんな不安定な環境内で育ったため、彼女の身体に異変が生じた。
髪の色素は全て抜け落ちてしまった上、食べた物もすぐに吐いてしまい、痩せこけてしまった。
しかし唯一、体内に取り込んでも吐かない物があった。
それが『血』である。
夫人は喜びながら娘に自分の血を与えた。毎日毎日、自分の首筋をナイフで薄く切り、その傷口から出る血を娘に舐めさせた。
:06/09/25 22:41
:SH901iS
:4gTPfRuc
#358 [那智仔
]
:06/09/26 00:25
:SH700iS
:qQTMgcbE
#359 [☆MIKU☆]
:06/09/26 01:46
:N901iC
:yAENoY6A
#360 [チャキ
]
:06/09/26 07:31
:F700i
:PK0KFXis
#361 [
]
いつも楽しみにして読んでます
すごくおもしろいです
頑張ってください
:06/09/26 14:28
:N901iC
:yk89uTgo
#362 [無印]
主頑張って最高や
:06/09/27 08:12
:W32H
:UxgBDa5s
#363 [姫
]
:06/09/27 09:01
:D902i
:XfEDsjZQ
#364 [我輩は匿名である]
すげー
頑張って下さい。
:06/09/27 16:49
:W32H
:o9wXShNE
#365 [晴
]
:06/09/27 20:10
:SH902iS
:enrl5Y6w
#366 [☆MIKU☆]
:06/09/28 18:41
:N901iC
:t5FJRyhA
#367 [
龍鬼
]
ぁUナ゙(○*vuv●)ノ☆〃
:06/09/29 14:19
:P902i
:Jt7Yj7Dw
#368 [はな
]
お久しぶりデス

更新楽しみにしてるので、これからも頑張って下さい(´∀`*)

:06/09/29 16:58
:P701iD
:vwALP6ow
#369 [正常]
皆さん…涙が出るほど嬉しいです!!てか今さっき涙出ました。
皆さんのご声援を見る度、凄く元気が出ます。本当に感謝です。
更新が遅くなった分、今日は大量に更新します!!
>>357からです。
:06/09/30 21:18
:SH901iS
:CO.6ImKM
#370 [正常]
「これが彼が話した、少女の『全て』さ。
それにしても、これじゃあ箱入りと言うより、ただの監禁だね。」
先輩が笑いながら言った。
僕は夫人に対して怒りを感じていた。自分の娘を人形の様に扱っているみたいで、それが許せなかった。
:06/09/30 21:20
:SH901iS
:CO.6ImKM
#371 [正常]
「先輩は…少女が可哀相だと思わないのですか?」
怒りも、悲しみも、一切感じていない様子である先輩に僕は尋ねた。
「可哀相?何故、彼女が可哀相だと思った?」
先輩は眉をひそめた。
「えっ?」
質問を質問で返され、僕は戸惑った。
:06/09/30 22:03
:SH901iS
:CO.6ImKM
#372 [正常]
「これほど母親から愛情を注がれている子供なんて、全国捜し回ってもそうそういないよ。ただ、注ぎ方を少し間違えただけ。
それに、彼女は地下通路を使って外に出ているけど、ちゃんと地下室に戻っている。しかも夫人が墓参りに戻って来る前にね。」
「それがどうしたと言うんですか?」
先輩の言いたいことが理解出来ない僕を馬鹿にするかのごとく、先輩はわざとらしく溜息をついた。
:06/09/30 22:05
:SH901iS
:CO.6ImKM
#373 [正常]
「もし、本当に彼女が、地下室での生活が辛いと思うなら、そのまま隠し通路から外に逃げ出し、2度と屋敷には戻って来ないはずだよ。なのに彼女は屋敷の地下室に戻って来た。
それと彼女は、夫人が墓参りに行っている時間帯に地下室を出る。それは『地下通路の存在をばらしたくないから』という理由もあるが、『母親に心配をかけさせたくないから』という理由もあるのではないかな。」
そう言われると、少女のことを一概に『可哀相』と見なすのは、誤りかもしれない。
:06/09/30 22:06
:SH901iS
:CO.6ImKM
#374 [正常]
けど…
「けど、やっぱり地下室に閉じ込めっぱなしというのは、良くないと思います。少女にはもっと様々な光景を見てほしいし、陽の暖かさや風の心地良さを肌で感じてもらいたい…そう僕は望んでます。」
我ながら臭いセリフを吐いた。
:06/09/30 22:08
:SH901iS
:CO.6ImKM
#375 [正常]
「そうは言っても、あんな幼い子供を独りでフラフラ歩かせて良いと思ってる?
今まで外に出歩いて、何も身に起きなかったのが奇跡的なくらいだ。」
「いやいや、誰かさんが少女を貧血という危ない目に会わせようとしましたよ。」
僕の発言を無視して、先輩は話を進めた。
:06/09/30 22:09
:SH901iS
:CO.6ImKM
#376 [正常]
「だから使用人に言ってあげたよ。
少女を外に出すのは危険過ぎる。今すぐ地下通路を塞ぐべきだ、てね。」
先輩は冷ややかな笑みを浮かべた。
この悪魔め。それじゃあ夫人と同じではないか。
僕は先輩を睨み付けた。
:06/09/30 22:13
:SH901iS
:CO.6ImKM
#377 [正常]
すると先輩は腹を抱えて途端に笑い出した。
「冗談だよ、ジョーダン。そんなこと言ってないって。腹が痛くなるからその顔やめてくれ。」
どうやら先輩は僕をからかったらしい。1発先輩を蹴りたいと思った。
:06/09/30 22:15
:SH901iS
:CO.6ImKM
#378 [正常]
「まー落ち着いて。俺は『少女独りで歩かせるのが危険』と言ったんだ。なら、『保護者』を付けて二人で歩けば良い。」
先輩は使用人とお茶を過ごした後、帰り際にこう言った。
「あなたにお願いがあります。お嬢さんの保護者になってくれませんか?
地下通路がどこに繋がっているのか教えます。夫人が墓参りに出掛けた後すぐに、その場所へ向かって下さい。彼女が出てくると思いますので。そして夫人が帰ってくるまで、どこか素敵な場所に彼女を連れて行ってもらいたいのです。」
:06/09/30 22:19
:SH901iS
:CO.6ImKM
#379 [正常]
使用人は少し躊躇ったが、先輩の意見に同意した。
「もしもこんなことが夫人にばれたら、間違いなく使用人は殺されるかもしれない。しかし、それを覚悟して彼は同意してくれた。きっと、彼も君みたいなことを考えていたんだろうね。」
先輩はブランコに乗ったまま上を向いていた。多分、月を見ていたんだろう。辺りはそれほどまでに暗くなっていた。
:06/09/30 22:21
:SH901iS
:CO.6ImKM
#380 [正常]
僕は安心した。同時に嬉しかった。
「ありがとうございます。」
僕は先輩に礼を言った。
「あの娘の血、結構飲み過ぎちゃったからね。このくらいはしないと。」
先輩はブランコから降り、公園から出ようとした。その後を追うように僕も歩いた。
:06/09/30 22:24
:SH901iS
:CO.6ImKM
#381 [正常]
「何かおごって下さいよ。夕食とか。」
僕は何となく唐突に言ってみた。
「そんな舌で何か食べられるの?」
そうだった。少女に血が溢れ出るほど舌を噛まれたんだった。そのことをすっかり忘れていた。
「やっぱ大人しく家に帰ります。」
「その方が良いよ。」
地下室のような薄暗い夕闇の中、僕は先輩と別れを告げた。
:06/09/30 22:26
:SH901iS
:CO.6ImKM
#382 [正常]
:06/09/30 23:03
:SH901iS
:CO.6ImKM
#383 [晴
]
:06/10/01 10:50
:SH902iS
:18GmEv5Q
#384 [チャキ
]
お疲れ様(人'ε^

)

まだこれからも頑張ってください

:06/10/01 20:36
:F700i
:H7vBr04c
#385 [我輩は匿名である]
柊さんの話と【血】の話は繋がってないんですか

:06/10/02 01:27
:D902i
:/vsN9cmk
#386 [☆MIKU☆]
:06/10/02 17:05
:N901iC
:r8mzWo6Y
#387 [はな
]
お疲れさまです

すごく楽しく読ませてもらいました

ずっと応援してるんで、これからも頑張って下さい

:06/10/02 18:02
:P701iD
:zSPVMlU.
#388 [藤壺◆uksEo22qOM]
あげっ

自分もこのお話大好きですょん

:06/10/06 01:17
:N902iS
:gbiyJWVU
#389 [ふぁん]
最後まで読みました

おもしろかったです


最後まで書いてお疲れ様でした

:06/10/06 08:49
:SH902iS
:XaK.8D5s
#390 [我輩は匿名である]
:06/10/08 09:10
:F901iC
:TH5huFqo
#391 [☆MIKU☆]
:06/10/08 16:52
:N901iC
:ogfMUjIg
#392 [正常]
晴さん、チャキさん、はなさん、藤壺さん、ふぁんさん、そしてMIKUさん、沢山のご声援ありがとうございます。
学校でテストがあったので、次の話を書くことが出来ませんでした。しかし今日からまた書こうと思います!!
文章が下手くそで読み難いところがあると思いますが、お暇がありましたら読んでやって下さい。
385の匿名さん、【手】と【血】は何も関係はありません。短編集と思って下さい。
390の匿名さん、アンカーありがとうございます。匿名さんがアンカーしたところまで頑張りたいと思います。
:06/10/08 18:12
:SH901iS
:licdp9vo
#393 [正常]
【バイト】
3年前から愛用し続けていたMDプレイヤーが遂に壊れた。いつ何時でもこいつで音楽を聞いていたから、変な音をたてて逝ってしまった時にはかなり凹んだ。
部活が終わり、いつもの様に僕と先輩は部室に残った。先輩は卓球関連の雑誌をペラペラとめくって読んでいた。その時、MDプレイヤーのことを先輩に嘆いてみた。もしかしたら先輩が同情して、MDプレイヤーをくれるかもしれない、そんなことを期待した。
:06/10/08 18:14
:SH901iS
:licdp9vo
#394 [正常]
「僕はMDプレイヤーが無いと、生きていけないんです!!」
「それじゃあ死ぬしかないね。残念。」
先輩は視線を雑誌に落としたまま、どうでも良い様に答えた。
この人に情けをかけてもらおうと考えた僕が馬鹿だった。
「えーっと…それでは、どこか良いバイトとかありません?簡単で早く終わり、そのうえ高収入なバイトをやりたいんですが。」
そんな都合の良いバイトがあるわけがない。だけど冗談交じりで先輩に訊いてみた。
:06/10/08 18:17
:SH901iS
:licdp9vo
#395 [我輩は匿名である]
:06/10/08 18:20
:SH902iS
:Nv4SEnes
#396 [我輩は匿名である]
:06/10/08 18:23
:SH902iS
:Nv4SEnes
#397 [正常]
すると、先輩は雑誌をめくる動作を急に止め、ゆっくりと顔をこちらに向けた。そして例の冷たい笑顔でこう言ったのだ。
「あるよ。簡単な作業を小1時間やるだけで約3万円の収入が得られる、夢のようなバイトがね。」
えっ?はっ?うそっ!?
予想もしない返答に僕は驚いた。
何でも、先輩はそのバイトを1年前にやっていたらしい。
「今はもう辞めたけど、臨時にやってほしいと昨日頼まれたんだ。どう?一緒に来て手伝う?」
とにかくMDプレイヤーが欲しかった僕は、何も考えずにコクコクと首を頷けた。
:06/10/08 18:25
:SH901iS
:licdp9vo
#398 [正常]
「じゃあ深夜0時頃、君の家に迎えに行くから、外で待っててね。」
凄く嬉しそうに笑ってそう言うと、そそくさと先輩は部室から出て行ってしまった。
………え?
…………深夜0時?
……………遅くね?
てか…
………………言い逃げ?
「ま、まぁ…MDプレイヤーが買えれば良いんだけどね。」
自分以外誰もいない部室で、僕はプラス思考的な独り言を呟いた。
:06/10/08 18:29
:SH901iS
:licdp9vo
#399 [正常]
今日の更新はここで終了です。
395と396の匿名さん、アンカーありがとうございます。
:06/10/08 18:34
:SH901iS
:licdp9vo
#400 [晴
]
テスト

ぉっかれサマです
(

>ω<

〃


今回の話もとっても
ぉもしろそゥで

楽しみデス



主サンのペースで
頑張ってさぃ


応援

してマス(

∀≦

)
:06/10/08 19:01
:SH902iS
:HXS9nRtk
#401 [あゆむ]
この小説大好きです

でも、主さんのほうがもッと好きです

:06/10/09 12:05
:P902i
:n5v3rpmk
#402 [チャキ
]
:06/10/09 12:35
:F700i
:So.p2ySM
#403 [しょう]
:06/10/09 13:06
:P902i
:rqfy10TA
#404 [ゆかり]
まだかなあ〜上げ

:06/10/10 17:17
:P902i
:Pr/eZyCk
#405 [チャキ
]
上げ


:06/10/11 18:37
:F700i
:GNt50iJc
#406 [藤壺]
さがってたのであげちゃいまっす!
今回も楽しませていただいてますよ♪上手く表現出来ませんが、何だか馴染む感じがするんです。
…て偉そうなこと言ってスミマセン。今後も応援させていただきます!
:06/10/12 01:11
:N902iS
:e0G8Wn6A
#407 [チャキ
]
:06/10/13 18:03
:F700i
:kn./Qa4w
#408 [我輩は匿名である]
:06/10/13 18:50
:P902i
:NODnCBbM
#409 [正常]
晴さん、こんな仕様もない小説とも言えない愚作を楽しみと思って下さるだなんて感激です。
あゆむさん、引越しセンター並に照れます。照れ死します。
チャキさん、スミマセン。修学旅行で沖縄に行っていました。とても心地良い所でしたので、更新することをすっかり忘れていました。
しょうさん、大量のアンカーありがとうございます。
ゆかりさん、焦らしてしまい申し訳ありません。
:06/10/14 23:26
:SH901iS
:xRw/WWSc
#410 [正常]
藤壺さん、あなたのハンネを見ると源氏物語が頭に浮かび上がります。
馴染む感じですか。もしかしたら、藤壺さんと私は前世で縁があったのかもしれませんね。
408の匿名さん、あなたのような落ち着いた感じの方が、私の書いた愚作を読んで下さっていると思うと正直プレッシャーを感じます。とは言うもの、嬉しいと思う気持ちの方が大半を占めていますけど。
長々しくなってしまい申し訳ありません。そして更新が遅くなり本当にごめんなさい。
>>398からです。
:06/10/14 23:35
:SH901iS
:xRw/WWSc
#411 [正常]
約束の時間の10分前に僕は家から抜け出した。家族は全員寝ているため、玄関から普通に出て行っても平気だが、念には念を入れ、靴を持って来て自分の部屋の窓から外に出た。
家の前でしばらく待っていると、静寂を破るようにバイクのエンジン音が聞こえてきた。
「お待たせ。じゃあ行こうか。」
僕の前にバイクが止まり、それに乗っていた先輩がヘルメットを渡してきた。
:06/10/14 23:37
:SH901iS
:xRw/WWSc
#412 [正常]
「ちょ…ちょっと待って下さい!!僕、バイト内容とか何も聞いていないんですけど。」
僕が慌てて言うと、先輩は呆れた様に一言。
「どんなバイトだか教えたら面白くないでしょ。」
:06/10/14 23:40
:SH901iS
:xRw/WWSc
#413 [正常]
「いやいや、面白くなくて良いですから教えて下さい。」
と頼んでも、行けば分かるとしか先輩は言わず、バイトの内容を教えてくれなかった。
「だったら帰ります!!」
と強く言い放ち、家に引き返そうと考えた。しかし窓からよじ登って入るという、いかにもマヌケな格好を先輩に見られたくなかったため、僕は仕方なく先輩が差し出したヘルメットを手に取った。
:06/10/14 23:42
:SH901iS
:xRw/WWSc
#414 [麗華]
主サンとっても面白いデス

大好きになりました!!
応援してます♪これからも頑張って下さい☆
:06/10/14 23:50
:V705SH
:irfzhIKE
#415 [チャキ
]
:06/10/15 13:53
:F700i
:m5QVUppk
#416 [藤壺]
あげます。
正常さん、ご丁寧にありがとうございます。確かに藤壺は源氏物語からとりました。
小説に限らず、好きなものには自分に馴染む何かしらの要因があるのだと思います。勝手ながら自分は、正常さんのお話に何かを感じとったのですね。
また長くなってしまって申し訳ないです。では。
:06/10/15 20:44
:N902iS
:vLeVW7K2
#417 [み
]
初めまして〜

‥でもないんですが


前々から読ませていただいてます

これからも頑張ってくださいね


:06/10/15 22:38
:N702iD
:eKO/OIcM
#418 [あかね]
:06/10/18 05:53
:N901iC
:8ctlZu/w
#419 [佐山]
マヂ面白すぎる。。テスト期間中だけど毎日チェックしてます

頑張ってくださぃ

更新楽しみにしてます

:06/10/18 19:42
:N901iS
:SmuOwxRg
#420 [み
]
あげときます

:06/10/22 00:44
:N702iD
:BgEO4mzk
#421 [我輩は匿名である]
あげっ
:06/10/22 19:19
:P902i
:agN7ZSdU
#422 [あ-]
最初から読みましたシ"*
めちや面白いですI
更新頑張ッてくださいイ
:06/10/24 07:32
:W41K
:kk23nOow
#423 [あや]
:06/10/24 08:28
:F902i
:IHWsLVHw
#424 [正常]
ああ、皆さん。かなり更新が遅くなり、実に申し訳ないです。そしてこんなスレに応援と上げレスをして下さり、本当にありがとうございます。
まさか一週間以上もサボるとは………さすが私だ。
いえ、冗談です。調子に乗り過ぎてました。ゴメンナサイ。
>>413からです。
:06/10/24 19:17
:SH901iS
:cCx7W2/o
#425 [正常]
風を切り、先輩と僕を乗せたバイクは漆黒の夜を駆け抜けて行った。
このバイクは何処に向かって走っているのか、僕は気になった。
しかし、どうせ先輩に訊いても答えてくれなさそうだし、今頃そんなことを知ったって、この人のバイクに乗っている限りは逃げることも隠れることも出来やしない。
景色が次々と通り過ぎてゆく様子を、先輩の背中から黙って見ていた。
:06/10/24 19:21
:SH901iS
:cCx7W2/o
#426 [正常]
「着いたよ。」
バイクが停止すると同時に、先輩が僕に呼び掛けた。
「着いたって………まさか此処でバイトをするんですか?」
「そうだよ。此処がバイト先さ。」
そこは僕の知らない病院だった。
明かりがなく寒気が立つ程悍(オゾマ)ましい雰囲気を魅(ミ)せるその建物は、とても病人を助ける場所ではないように思えた。
ヘルメットを外し、先輩はバイクから降りた。僕も同じ動作をして、病院に向かう先輩の後を追った。
:06/10/24 19:24
:SH901iS
:cCx7W2/o
#427 [正常]
正面口は鍵が掛かっているが、裏に回ると扉があり、そこから先輩と僕は病院内に入った。
扉のドアを開けると、廊下が真っ直ぐに続いていた。微弱な蛍光灯の明かりが点灯しているが、奥は暗くてよく見えない。
先輩はその廊下を歩き出し、僕も先輩にくっ付くように歩き出した。
:06/10/24 19:27
:SH901iS
:cCx7W2/o
#428 [正常]
しかし先輩は直ぐに歩むのを止め、よそ見をしていた僕は先輩の背中にぶつかった。
「どうしたんですか?」
僕が尋ねてみても反応はなく、先輩は黙って廊下の奥を直視していた。
僕も廊下の奥を見つめてみた。暗くて何も見えない。しかしその代わりに、何者かが廊下を歩く足音が微かに聞こえてきた。
どうやらこちらに近付いているらしく、足音は次第にはっきりと耳に届くようになっていった。
:06/10/24 19:37
:SH901iS
:cCx7W2/o
#429 [正常]
そして、足音の主が通路の奥から現れた。眼鏡を掛け、白衣を着ている男性だった。なんだか眠そうな…いや、やる気が無いような眼をしているのが、特徴的であった。
「よく来てくれたな。元気だったか?」
「お久しぶりです、矢崎さん。そこそこ普通です。」
どうやら先輩と矢崎という男性は知り合いらしい。二人は少し話した後、矢崎が僕に気付いて、訝(イブカ)しげに先輩に訊いた。
「ところで、彼は誰?」
「部活の後輩です。バイトの手伝いをさせるため、連れてきました。」
僕は自己紹介をして、矢崎に軽く会釈した。
:06/10/24 19:45
:SH901iS
:cCx7W2/o
#430 [正常]
「おいおい。このことは他人に話すなって、前に言わなかったか?」
困った顔をして、矢崎は先輩に言った。
「そんなこと言いましたっけ?忘れてしまいました。」
笑顔で返す先輩。
「…ったく。仕様がない奴だな。」
呆れ果てる矢崎。
:06/10/24 19:48
:SH901iS
:cCx7W2/o
#431 [正常]
次に矢崎は僕に顔を向け、口を開いた。
「まぁ…なんだ。どんなバイトだかは既に知っていると思うが、正直やばいバイトだ。このバイトのことは終わり次第記憶から消してくれ。」
はい?やばいバイト?
どんなバイトだか知りませんし、やばいバイトだなんてことも全く知りませんけど…。
俺は先輩をちらっと見た。殴りたい程の良い笑顔をしていた。
:06/10/24 19:54
:SH901iS
:cCx7W2/o
#432 [チャキ
]
更新お疲れ様でした(◯^∀^○)
ますます気になります
:06/10/25 17:18
:F700i
:9UVOBXAs
#433 [姫]
この小説めッちゃ好きです

見るたびにドキドキするし本間すごいッ

これからも頑張ッてください

:06/10/27 04:25
:N701i
:5/qD0Nr6
#434 [麗華]
主サン大好きです
この小説も大好きです

更新楽しみにしてます!
これからも頑張って下さいd(*v□Od*●))≡33
:06/10/27 23:54
:V705SH
:v6E8c4jc
#435 [ゆぅ]
あげ
:06/10/29 02:52
:W43S
:DlE/k9PA
#436 [(・∀・)]
あげときます
:06/11/02 18:14
:W21T
:ASML2tIQ
#437 [我輩は匿名である]
あげます
:06/11/03 07:01
:F700iS
:eXOD0lR2
#438 [み
]
あげます
:06/11/05 21:10
:N702iD
:WJJfhmxM
#439 [我輩は匿名である]
:06/11/06 00:14
:SH902i
:gwQGAEGQ
#440 [チャキ
]
ぁげ

:06/11/08 16:37
:F700i
:HWYz/D06
#441 [佐山]
ぁげ〜
:06/11/08 16:51
:N901iS
:BFo4uNTs
#442 [カツメン☆]
すごくおもしろぃですッ!!主さん,スゴィですね☆★尊敬します!!
:06/11/08 20:22
:W33SA
:6ooUyAs2
#443 [ニャハッe]
ぁげN~
:06/11/08 21:43
:W44T
:YqbG/.Ks
#444 [(・∀・)]
あげ(・∀・)ノ
:06/11/11 09:28
:W21T
:HCc5Nths
#445 [菜緒]
ァゲイヾ(w⌒*シ)
今日ぃッきに読んじゃぃましたe~
めたx02楽しィでず~
更新楽しみにしてます+゚
:06/11/12 05:03
:W41T
:bMKfPGuo
#446 [
はな
]
お久しぶりです

応援してるんで更新頑張ってください


いつも楽しみにしてます

:06/11/20 11:30
:P701iD
:D9u697eQ
#447 [はな]
:06/11/20 16:30
:N901iC
:Rt0zESi6
#448 [ニャハッe]
ぁげェ咐~
:06/11/21 19:39
:W44T
:vYhwTtqw
#449 [み
]
あげ‥‥

:06/11/23 23:46
:N702iD
:mP1SBuXk
#450 [まり]
今回はまたえらく長い怠けですね(´・

・

:06/11/25 06:42
:D902i
:qUqDGsRk
#451 [チャキ
]
あげます

:06/11/27 08:24
:F700i
:9I.4yj8M
#452 [
]
この話しまぢ好き

:06/11/30 02:05
:F700i
:GKcMo/tU
#453 [正常]
すみません皆さん!!。
残念ながら
私は生きてました。
謝る他に何も無いです!!
一ヶ月以上も休んでしまい、本当に申し訳ありませんでした!!
これには深い訳があったと思わせ、実は何もありません。ただのサボりです。
こんなダメな私を見捨てずに応援して下さった方々、本当にありがとうございました。
次からは、出来るだけサボらずに、ストーリーを進ませたいと思います。
あと、次からはPCで書き込む可能性があります。ご了承下さい。
:06/12/01 01:22
:SH901iS
:EUp4kFeg
#454 [正常]
矢崎の指示で、僕達は一階にある更衣室らしき場所で作業衣に着替えた。作業衣の着かたがよく解らなかったが、先輩が優しく教えてくれた。
作業衣は何となく手術服に似ていた。
「まさかバイトというのは………手術の手伝いとかじゃないですよね?」
結構まじめに僕が問うと、先輩は吹いた。どうやら、そうではないらしい。僕はほんの少しだけ安堵した。
:06/12/01 01:23
:SH901iS
:EUp4kFeg
#455 [正常]
「終わった後、一言俺に言ってから帰れよ。俺は事務室にいるから。」
更衣室の前で待っていた矢崎はそう言い放つと、先輩に鍵を渡して僕達から離れて行った。
「さてと、服も着替えたことだし、バイトを始めようとするかな。ついて来て。」
先輩は、矢崎が進んだ方向とは反対の廊下を歩き始めた。僕は影のように、先輩の後ろを追った。
:06/12/01 01:25
:SH901iS
:EUp4kFeg
#456 [正常]
先の見えない廊下は、歩いていても進んでいないかのように錯覚させ、嫌気がさした。
その嫌気を和らげるため、バイトがどんなものなのか考えてみた。
作業衣に着替えたということは、きっと汚れるバイトなんだろう。となると、病院内の掃除だろうか。
しかし、矢崎はヤバイと言っていた。掃除のどこがヤバイのだろうか。
考えに考えたが、全く見当が付かない。もうこれは僕の前にいる人物に訊くしかなかった。
:06/12/01 01:26
:SH901iS
:EUp4kFeg
#457 [正常]
「あのー、先輩。そろそろどんなバイトなんだか教えてくれたって良いんじゃないんですか?
こんなよく分からない作業衣まで着たんです。ここまでしたら、どんなバイトだろうと僕は逃げませんよ。」
「どんなバイトだろうと逃げないという覚悟があるのなら、聞く必要なんて無いじゃないか。」
こちらを振り向きもせず、歩きながら先輩は言った。
:06/12/01 01:29
:SH901iS
:EUp4kFeg
#458 [正常]
ダメだ。先輩は飽くまでバイト内容を言わないつもりだ。
まぁでも、とにかくヤバイバイトであることは確かである。気合いを入れていかなくてはならない。
そこで僕は一旦立ち止まり、気合いを入れるため、ハァッ!!と腹部から声を出した。
その声で先輩も立ち止まり、ゆっくりと体をこっちに振り返り僕に言った。
「病院内ではお静かに、だよ。」
「………スミマセン。」
恥ずかしくなり僕は俯いた。
:06/12/01 01:31
:SH901iS
:EUp4kFeg
#459 [蜜柑]
待ってました!!
毎回続きが気になって仕方ありません。
これからも頑張ってください。
:06/12/01 01:59
:P902iS
:QwRsZeNw
#460 [まり]
:06/12/01 03:45
:D702i
:mEe5sZks
#461 [
はな
]
やっと帰ってきてくれたんですね


ずっと、楽しみにしてましたよ〜(≧∀≦)
これからも頑張ってください☆彡
:06/12/02 04:03
:P701iD
:aCwU775g
#462 [み
]
あげますー
:06/12/06 10:38
:N702iD
:paMGKTMc
#463 [みぃ]
:06/12/06 22:32
:P901iS
:6iLlmkjo
#464 [あ-チャ]
:06/12/07 18:19
:F902iS
:/EfMcQE.
#465 [な。]
あげときますね(・∀・)
:06/12/08 11:27
:W44T
:eWh0QzGk
#466 [ちぃ]
楽しみにしてますッ!!!
頑張ってくださぃッ☆
:06/12/10 20:55
:N902i
:RYYcXD8g
#467 [
]
:06/12/11 05:11
:D902iS
:xWj/264.
#468 [我輩は匿名である]
:06/12/14 21:05
:P901i
:9Cl6Wsok
#469 [我輩は匿名である]
:06/12/17 07:09
:D902i
:gI6XpukA
#470 [
]
主頑張れ〜

:06/12/22 00:54
:F700i
:fTE95AHU
#471 [正常]
皆さんメリークリスマス。
いや…あの…その………ごめんなさい。
サボり癖が治らなくて困ってます。誰か助けて下さい。
皆さんの声援に応えられない自分が憎いです。蜜柑さんまでレスをして下さったというのに、なんて私は愚かなのでしょう。
こんなナメクジをどうか許してやって下さい!!
えっ?無理?
>>458からです。
:06/12/24 21:39
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#472 [正常]
長い廊下を歩くこと数分、先輩はエレベーターの前で止まった。どうやら目的地はここの階ではなさそうだ。
やがて微かな電子音と共にエレベーターの扉が開き、先輩がその中へと入っていった。追うように僕もエレベーターに乗った。
エレベーターの中は明るく、そしてやたらと広かった。
:06/12/24 21:39
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#473 [正常]
それにしても、先輩は何階に行くつもりなんだろうか。
ここは三階建ての病院で、さっきまでいた階は一階である。エレベーターを使うということは、きっと三階に行く気なんだろう。
そう予測した僕は、先輩がどこの階のボタンを押したのか覗いた。
ひとつだけ光っているボタン、それはB2と記されていた。つまり地下二階である
:06/12/24 21:41
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#474 [正常]
不意を打たれた。まさか上の階ではなく、下の階に行くとは思いもよらなかった。
「この病院って、地下室もあるんですか。さほど大きくもない病院なのに、地下室があるなんて贅沢ですね。」
「まーね。でも地下に続く階段が無いから、エレベーターでしか地下には行けないけど。」
なるほど。だから先輩はわざわざエレベーターを使ったのかと、僕は納得した。
:06/12/24 21:42
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#475 [正常]
そうこう先輩と話してる内に、エレベーターは地下二階に着いた。
さっきと同じ電子音と共に扉がゆっくりと開く。エレベーターの中の光が外に漏れていった。またもや一直線の廊下。しかもエレベーターから出て扉が閉まると、暗くて全く何も見えない。
完全なる闇の中、一体どうすれば良いか戸惑う僕に、突然光が照らされた。先輩が懐中電灯の光を僕に向けていたのだ。
:06/12/24 21:44
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#476 [正常]
僕は懐中電灯を見つめ、こんな物がどこにあったのか訊くと、エレベーターを出てすぐの壁に掛けてあったと先輩は答えた。
なんでもここ地下二階は、水道は流れているが電気は通っていないらしい。だからここはいつも暗闇で染まっているだと、先輩が教えてくれた。
僕のケータイは家に置きっぱなし。先輩は更衣室にケータイを置いていった。つまり、周囲を照らす物は、先輩が手にしている懐中電灯のみとなった。
:06/12/24 21:46
:SH901iS
:4YAVmZ3A
#477 [((*+'U`从'V`+*))]
:06/12/24 22:43
:PC
:oDkr93b2
#478 [なや]
((*+'U`从'V`+*))さん
本当にスミマセン…。
そして声援ありがとうございます。
>>476からです。
:06/12/27 08:49
:SH901iS
:4T6g7EUI
#479 [正常]
そんな微かな光を頼りに地下の奥へと進んで行くと、先輩がある部屋の前で止まった。そして先ほど矢崎から渡された鍵を取り出し、それをドアノブに挿した。
やがて錠が解き放たれる音が聞こえ、先輩が静かに扉を開けた。
:06/12/27 08:51
:SH901iS
:4T6g7EUI
#480 [正常]
部屋の中の様子を少しだけ窺った後、廊下で待機していた僕に、中へ入るよう手招きをした。
僕はビクビクしながら、先輩がいる部屋に一歩足を踏み入れた。その時、部屋の空気が明らかに異常だと感じとった。
とにかくもの凄い異臭がする。様々な化学薬品を混ぜ合わせたような臭いが部屋中に充満していた。
それに酷い寒気もした。全身に鳥肌が立ち、冷汗も滲み出てきた。
:06/12/27 08:55
:SH901iS
:4T6g7EUI
#481 [や]
わくわくo(^o^)o
:06/12/28 12:20
:P902i
:c0YvUh22
#482 [我輩は匿名である]
どきどき(゚_゚

:06/12/28 13:28
:SH902iS
:HzWEWQGc
#483 [みぃ]
主様

続きが気になります

:07/01/02 01:19
:P901iS
:yMyPjlZ6
#484 [ま]
:07/01/02 01:47
:SH902i
:a5xI0l72
#485 [あと]
:07/01/02 04:25
:D902iS
:unXvHJ7g
#486 [明日美]
初めまして(ト・3・x)今日一気に読みましたI~めちゃめちゃ面白いデスス*゜カナリ続きが気になりますが更新遅くても良いンで最後まで頑張ってくださいね⌒゙
:07/01/02 09:51
:W42K
:7RvR5Zo.
#487 [((*+'U`从'V`+*))]
お待ちしてましたぁ
主様愛してるー


次の更新待ってますJ
:07/01/02 13:27
:PC
:NkKfBdzI
#488 [正常]
皆さん、明けましておめでとうございます。
これからはPCから書き込みますのでよろしくお願いします。
やさん
わくわくありがとうございます。
匿名さん
どきどきありがとうございます。
みぃさん
続きが気になるだなんて………ありがとうございます。
まさん
アンカーとご声援ありがとうございます。
あとさん
いつも遅くてすみません。
明日美さん
とてもうれしいです。がんばります。
((*+'U`从'V`+*))さん
照れます。私も愛してます。
>>480からです。
:07/01/03 22:02
:PC
:zS6y1ZM.
#489 [正常]
顔をしかめ、手で鼻と口を押さえながら、部屋の真ん中辺りにいる先輩の所まで頑張って歩いた。
先輩が無言で懐中電灯を僕に差し出した。自分で部屋の中を照らしてみろという意思表示だと察した僕は、それを使って周囲を照らしてみた。
床、壁、天井、全てがコンクリートで覆われていて殺風景であった。それはまるで地下室というより、地下牢に近かった。
:07/01/03 22:24
:PC
:zS6y1ZM.
#490 [正常]
部屋の奥の一角を照らしてみると、四角い浴槽のような物が設置されていることに気付いた。縦横ともに2メートル前後で、これもまたコンクリートで構成されていた。木の板が蓋になっていて、浴槽の中は見られないようになっていた。
「あの中、何が入っているのか、分かる?」
「いや…全く…。」
「それじゃあ、確かめて来てごらん。」
僕から懐中電灯を取り上げると、先輩が僕の背中を軽く押した。その力でコンクリートの浴槽前まで行ってしまった。
急なことに驚き先輩の方を振り向くと、浴槽の中がよく見えるように、先輩が僕を懐中電灯で照らしていた。
:07/01/03 23:15
:PC
:zS6y1ZM.
#491 [正常]
少し腐敗している木の板の蓋を開けることには抵抗があった。
しかしここで蓋を開けなかったら、
「怖いの?」
「情けないね。」
「さっきの気合入れは何だったのだろうか。」
等々、先輩に馬鹿にされるに違いない。
それは実に避けたいことだったから、僕は仕方がなく浴槽の中のモノを見て確かめることにした。
:07/01/03 23:34
:PC
:zS6y1ZM.
#492 [正常]
木の蓋に手を掛け、勢いよくそれを持ち上げた。その瞬間、強烈な異臭が襲い掛かってきたが、耐え抜いて浴槽の中を確認した。
初めは、中のモノが何なのか分からなかった。いや、瞬時に何なのか分かったが、そんなことは有り得ないと、僕の脳が認めなかった。
しかしそれは有り得てしまった。僕の脳は、このことを認めなければならなかった。
僕の眼に映ったモノ。それは幾つかの人間の死体だった。
:07/01/04 00:11
:PC
:0GfA24FU
#493 [((*+'U`从'V`+*))]
更新されてるー

嬉しいです

主様これからも主様のペースで頑張ってください

これからも主様とこの小説を愛し続けます



:07/01/04 01:46
:PC
:nT27TEE.
#494 [チャキ
]
:07/01/04 14:35
:F902iS
:dcMcneoQ
#495 [我輩は匿名である]
あげ
:07/01/06 03:39
:W32H
:CxDK0hwQ
#496 [らいちゃん]
:07/01/06 23:36
:W22SA
:e8U7lfd6
#497 [らいちゃん]
面白いね!
頑張って!
応援してるよ
∧_∧
(*´ω`)
/ _⊃⌒⌒ヽ
( ̄).人 //⌒ ノヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニ⊃
:07/01/07 00:41
:W22SA
:arvlhbkc
#498 [BOCらぶ
Å゚`)[バンプ]
ちょ……………;゚Å゚))
この小説のせいで
小一時間 布団から出られなかったんだ!!
こんな小説 読んだこともねえよ!!
っていうくらい おもしろいので,どうか頑張ってください。
主さんと,主さんの書く小説 愛してます

:07/01/07 12:19
:P902i
:hdtGf2OU
#499 [
]
主様お待ちしております
これカラも頑張って下さい
((*+'U`从'V`+*))ゎこれからも主様と主様の小説を愛しぬきます



:07/01/09 23:00
:PC
:X2liEc.U
#500 [ウカエルウ]
この小説大好きですx
主様x
これからもがむばってくださいシノ3')
:07/01/15 00:56
:neon
:YC4vYZ5U
#501 [な。]
あげときます(*´u`艸)
:07/01/20 15:44
:W44T
:MEWnqeMU
#502 [((*+'U`从'V`+*))]
書かないのですかF
お待ちしてます!
:07/01/28 01:14
:PC
:rMMn9p7.
#503 [我輩は匿名である]
主さんは,毎回謝ってますが,本当にそう思ってるのですか??
偉そうに済みませんm(__)m始まった当初から楽しみに読ませて頂いているのですが,あまりに気になったもので…。ですが,それだけこの小説のファンなのです。応援してますので,頑張って下さい。
長々と失礼しました。
:07/02/03 08:45
:P902iS
:gx0ND1Lo
#504 [我輩は匿名である]
お前みたいなやつかならずいるよな
応援してるなら前文余計
お前みたいに暇じゃねぇんだよ
:07/02/03 12:52
:P901iS
:j/dTOwJY
#505 [我輩は匿名である]
mid 5KB
:07/02/05 22:23
:N700i
:khlXzK3k
#506 [我輩は匿名である]
途中やめはやめてくださいね

ゆっくりでいいんで待ってます

:07/02/07 22:11
:D901i
:mJWH1/0M
#507 [x]
主さんわ,いつも放置しながらもまた書いてくれてるやんか
読ましてもらってるなら,みんなももっと我慢するべきやと思う_
主さんにだって色々あるしN
信じてるなら,待ってればいいやんかヘ
:07/02/07 23:01
:neon
:LZihuEDg
#508 [正常]
皆さん、本当にありがとうございます。
皆さんの気持ちが優しすぎて、自分の手が思い通りに動きません。
皆さんに心配を掛けてしまって申し訳ございませんでした。
申し訳なさ過ぎて、言い訳もお詫びの言葉もろくに思い付きません。
とにかく、続きを少し更新したいと思います。
>>492からです。
:07/02/12 01:12
:PC
:mq/DwCqk
#509 [正常]
僕は瞬時に蓋を閉め、直ぐさま先輩がいる所まで離れた。
「ええと…あの中に入っているのって………人の死体………ですよね?」
「ああ、そうだよ。」
声が震えている僕に対し、先輩の声はいつもと変わらず平然としていた。
「何故…あんなモノがあるんですか?」
「この病院の近くに大学があってね。そこの医学部が実習のために使うと、矢崎さんは言っていたよ。」
「………実習?」
「そう。つまり解剖さ。」
:07/02/12 01:34
:PC
:mq/DwCqk
#510 [正常]
僕は絶句した。
人の死体がそんな酷いことに使われているなんて、信じられなかった。
「俺も最初は驚いたよ。まさか大学でそんな愉しい実習があったなんて、思いもしなかったからね。」
顔が強張る僕とは逆に、先輩の顔は綻びていた。
:07/02/12 01:47
:PC
:mq/DwCqk
#511 [正常]
「まー、それなりに愉しいことなら、ここにもあるけどね。」
先輩はそう言うと、壁に立て掛けてあった物干し竿の様な棒を取って来て、僕に差し出した。
そしてようやく、先輩はバイトの内容を僕に話した。
「君がさっき見た死体。アレをこの棒で突いて、体内のガスを抜かす。それを全ての死体に繰り返し行うだけ。とても簡単なことさ。」
:07/02/12 02:05
:PC
:mq/DwCqk
#512 [正常]
『正直ヤバいバイトだ。』
内容を聞かされた時、矢崎の台詞が甦った。確かに矢崎の言う通りだと、心の中で頷いた。そして何故、先輩の後を付いて来てしまったんだろうかと、深く自分を恨んだ。
:07/02/12 08:08
:PC
:PxyDMSKE
#513 [
仁菜ちあ
]
:07/02/12 10:28
:P902i
:PqCk7YeI
#514 [
仁菜ちあ
]
:07/02/12 10:29
:P902i
:PqCk7YeI
#515 [
はな
]
主サマお帰りなさい

小説も主サマも大好きなんで、ここにちゃんと帰ってきてくださいね



ワラ
:07/02/13 00:07
:SH901iS
:awSeOHy2
#516 [((*+'U`从'V`+*))]
主様F
お久しぶりです
コレからも最後まで
応援します!!!
頑張って下さい

:07/02/13 22:10
:PC
:PH7Q0WIo
#517 [我輩は匿名である]
あげ

:07/02/17 09:46
:D901i
:7ig9qSX6
#518 [我輩は匿名である]
:07/02/17 13:03
:SH901iS
:nVKpb19o
#519 [我輩は匿名である]
あげッ(・ω・)♭
:07/02/27 19:55
:W44T
:3W54iXzk
#520 [我輩は匿名である]
あげときます(^ω^)
:07/03/11 01:24
:W44T
:21ry0Vtk
#521 [我輩は匿名である]
あげ!!
:07/03/11 15:02
:P903i
:Wgr5E8L2
#522 [無]
:07/03/11 17:15
:N902i
:Rrtc9K8c
#523 [我輩は匿名である]
ふぅー…( ゚Д゚)y─┛~~
一気に全部読んだら続きが気になってたまらん
正常殿の怠け癖に効く薬…薬っと〜(ヘ`∀´)/鹵~
:07/03/11 18:54
:N903i
:E79geObQ
#524 [無]
:07/03/11 22:37
:N902i
:Rrtc9K8c
#525 [我輩は匿名である]
:07/03/11 23:28
:P902i
:y4gXg.c2
#526 [無]
:07/03/12 00:05
:N902i
:5gJcpAno
#527 [正常]
仁菜ちあさん、はなさん、((*+'U`从'V`+*))さん、無さん、517、518、519、520、521、525の匿名さん、本当にありがとうございます。
もう…皆さんに合わせる顔がありません…。ですので、今回だけは下げて進行します。
>>512からです。
:07/03/12 14:21
:PC
:YCTEq282
#528 [正常]
棒で押す度、死体の穴という穴からブクブクと気泡が出てきた。その気泡が破裂するとすぐに、酷い臭いが僕の鼻を突いた。あまりにも強烈だったため、思わず声を上げてしまった。
「どう?この部屋に充満している防腐剤の臭いとは比べ物にならないでしょ。死人の体内から出たガスの臭いって。」
懐中電灯で僕を照らしている先輩が言った。
:07/03/12 14:53
:PC
:YCTEq282
#529 [正常]
防腐剤というのは、死体を浸けている緑色の液体のことだろう。化学薬品の臭いはこの液体から発していたものだった。
先輩の言う通り、防腐剤の異臭なんかより、このガスの悪臭の方が遥かに酷かった。
僕は涙眼になりながら、先輩に係りを換わって欲しいと懇願した。しかし先輩は、ジャンケンで決まったことなんだから仕方が無いよと言い放ち、変わってくれる様子は全く無かった。
:07/03/12 15:05
:PC
:YCTEq282
#530 [正常]
確かに先輩と僕は、棒で死体を沈めさせる係りと、懐中電灯でその係りを照らす係り、この2つの係りをどちらが担当するかジャンケンで決めることにした。その結果、ジャンケンに負けた僕が前者の係りを務めることになってしまった。
結局僕は、「キャリアのある先輩がやるべきだ」とか「これは絶対後輩いじめだ。虐待だ」とか「あの時グーを出していれば…」とか、無益な文句をブツブツ吐きながら死体を突っついた。
:07/03/12 15:23
:PC
:YCTEq282
#531 [正常]
いくらか死体を沈めていく内にガスの臭いにも慣れ始め、気持ち悪くて見たくなかった死体も何とも思わなくなった。遂には「ここを照らしてください」と、先輩に命令するようになってしまった。
浴槽に入ってる死体は6体。傷一つ無く、まるで眠っているかの様に見える死体もあれば、顔面の原型が留めていない死体なども横たわっていた。
:07/03/12 16:25
:PC
:YCTEq282
#532 [無]
:07/03/12 21:44
:N902i
:5gJcpAno
#533 [我輩は匿名である]
:07/03/13 18:30
:P903i
:5beVd7RM
#534 [
ミルキー
]
:07/03/13 18:40
:N701i
:DtvzxoiY
#535 [我輩は匿名である]
:07/03/13 20:03
:P903i
:5beVd7RM
#536 [なぁ汰]
初めてみたッッ
めっちゃおもしろィ

でもぁの白い女の子が気になる-


がんばってください
ヾ(☆oωO*●)/
>>500-700
:07/03/13 20:33
:F902iS
:hpNfzv7k
#537 [正常]
無さん、匿名さん、アンカーありがとうございます。
ミルキーさん、その陰ながらの応援が嬉しいです。
なぁ汰さん、めっちゃ嬉しいです。頑張ります。
>>531からです。
:07/03/15 20:30
:PC
:Ulh3sP3o
#538 [正常]
死体を見渡してみると、全ての死体には共通点があることに気付いた。どの死体にも、どこかしらに3桁の数字が刻まれていたのだ。
「ああ、その数字はね…。」
僕が三桁の数字に気付いたことを先輩は察したらしい。先輩が三桁の数字の意味を教えてくれた。
:07/03/15 20:40
:PC
:Ulh3sP3o
#539 [正常]
「その数字はね、いうなれば名前みたいなものだよ。この3桁の数字から、大学に運ぶ死体を判断するわけさ。」
何故そんな数字をつけてまでこの病院に死体を保存するのか、先輩に質問してみた。そんなことをするよりも、死体自体を大学に保存したほうが手っ取り早いと僕は思ったからだ。
しかしそれにも理由があった。
元々は物置として使われていた地下2階だが、比較的気温が低く、死体を保存する環境に適しているらしい。その上、地下2階に行くために使うあのだだっ広いエレベーターは、担架に乗せた死体を入れることが可能である。
そのため、大学ではなくこの病院で死体を管理することになったと、先輩は言った。
:07/03/15 21:07
:PC
:Ulh3sP3o
#540 [正常]
「さて、お喋りはこの辺にしておこうか。もう全部沈めた?」
「えっ?あ、はい。あと1人で終了です。」
急に訊かれて驚いたが、先輩が話している間も僕の手は休まずに働いていたため、この作業も終わりを迎えようとしていた。
最後に残されたのは、首から上が無い女性の死体だった。彼女を沈めようとしたとき、先輩がちょっと待ってと呼びかけた。
僕は先輩のほうを振り向き、どうかしましたかと尋ねると、先輩は僕の持っていた棒を奪い取り、この死体は俺にやらせてくれと言ってきた。
:07/03/15 22:55
:PC
:JrrPnkQY
#541 [み]
:07/03/15 22:56
:N902i
:kSSKSLpM
#542 [み]
:07/03/15 22:57
:N902i
:kSSKSLpM
#543 [我輩は匿名である]
:07/03/15 23:05
:N701i
:gaBIUAWI
#544 [正常]
僕は先輩の頼みを断った。さっきまで嫌々ながらやってきた作業だが、ここまでやったら最後までやり通したい。
しかし「バイト料は全額君にあげるから」という魔法の呪文によって、僕は先輩に従った。
「君は部屋の外で待っていてほしい。すぐに終わるから。」
「え?けど懐中電灯で照らさないと…。」
「たった1人なら自分で照らしながらでも出来るよ。お願い。廊下で待ってて。」
はぁ…と、どこと無く腑に落ちない返事をしながらも、先輩の言われたとおり僕は部屋から出て、何も見えない廊下の壁に寄りかかりながら先輩が終えるのを待った。
:07/03/15 23:34
:PC
:JrrPnkQY
#545 [正常]
その間、先輩の奇怪な行動について考えてみた。
何故先輩は、あの死体にだけ自分で作業をやろうとしたのか。そして何故先輩は、僕を部屋から出させたのだろうか。
首が無い女性の死体。彼女と先輩には、何か関係があるのだろうか。
:07/03/15 23:46
:PC
:JrrPnkQY
#546 [正常]
みさんに匿名さん、アンカーありがとうございます。
今日はここまでにしときます。
:07/03/15 23:48
:PC
:JrrPnkQY
#547 [み]
:07/03/15 23:51
:N902i
:kSSKSLpM
#548 [我輩は匿名である]
:07/03/16 00:54
:N701i
:sZHIHpoA
#549 [ぺちゅん]
アンカーすみません;
主さんのお話は食欲がなくなる程、面白いですね。これからも応援してます
もう頑張らないで下さい‥
いや嘘です笑
マイペースにゆっくりと
頑張って下さいね。
:07/03/16 01:25
:N701i
:sZHIHpoA
#550 [な。]
更新お疲れ様です(^ω^)
:07/03/17 01:03
:W44T
:PazElAfQ
#551 [にャんこッ]
さッきこの小説を見つけていッきに全部読んじゃいました

文才ありすぎです

書籍化されたら絶対買う(・∀・)!!
これからも頑張って下さいね(`・3・bb

*゚
陰ながら応援してます

:07/03/17 03:37
:F703i
:1RLP0zIA
#552 [我輩は匿名である]
。。。┐('〜`;)┌
:07/03/20 10:10
:N903i
:ZOwoSWG6
#553 [ゆー]
この小説大好きです!
あげます(`・ω・´)
:07/03/23 20:41
:SH903i
:lSrVI31U
#554 [藍羅N]
この小説大好きです(*ニVニPp)
だヵら更新∪て<ださぃ(@_@)
さぃそ<すみませンo(_ _*)o
これヵらも頑張って<ださぃN藁
:07/03/24 12:50
:W43H
:oJwLKPe2
#555 [ま
]
:07/03/24 13:40
:D903i
:6srwaKjQ
#556 [
]
いっきに、読みました

おもしろいですね

頑張って更新
して下さい

:07/03/25 17:48
:F700i
:5vSSTOW2
#557 [な。]
あげッッ(・ω・)ノ
:07/03/29 02:29
:W44T
:BjwTKeCY
#558 [ゆー]
あげー(^ω^)
:07/04/05 21:06
:SH903i
:CwTQ9UeI
#559 [リさ]
:07/04/06 00:44
:W41T
:eH2YigY6
#560 [圭
]
一気に読んでしまいました


主さんはホント文才ぁります

私も乙一さん好きです

平面いぬとか・・・マイペースで頑張ってくださぃ


:07/04/06 02:38
:N703iD
:GJ34ptOU
#561 [たろ]
私も恥ずかしながら
乙一崇拝者です。
主様の文は、私が乙一の作品をみるときに感じる
心に何か迫るものを
感じます。
すばらしいです。
あのぞわぞわ感を
こんなに身近に感じれることは、至極幸せです。
:07/04/06 02:44
:N902i
:VvcMVmhA
#562 [な。]
あげー(・∀・)
:07/04/16 15:58
:W44T
:H7Vg6SUk
#563 [もう]
ヵヵなぃの[[
:07/04/18 18:59
:W43H
:xFIp3XNA
#564 [たすく]
いつもいつも更新遅れたらすいませんって謝るけどほんとに悪いと思ってんならかけば?自分に罰与えるとかキモイ事言ってないでさ。絶対悪いと思ってないでしょ…。邪魔だから削除依頼出せばよろしいのでは?
:07/04/19 01:43
:SH903i
:a1HPD9pQ
#565 [たぁ〃]
ぁたしゎこの小説
好きですょ


地道でいいので
最新頑張ってください

影ながら
応援してます


:07/04/20 20:04
:SH902i
:.orJ8j36
#566 [我輩は匿名である]
まだかな..


:07/04/22 22:14
:SH902i
:7AAhqx/Y
#567 [えりか(ト.)]
>>564そういう言い方すんなよ主さんも更新遅すぎるけど、頑張ってるんやからさっ!応援してあげようやI
:07/04/22 23:00
:W51S
:8M9VbM/c
#568 [さー]
>>564みたいな事
ゆう奴がおるから
主サンも書きにく
なんねんっ

気にくわんのやったら
見んなや


:07/04/24 11:24
:P701iD
:vkDidjaE
#569 [ハナ]
私みたいなのがいるから書きにくいんじゃなくて、ただ怠けてるだけでしょ。すいませんとか謝られても逆にイライラするからもういいですって感じだよ。
私も最初は楽しみに待ってたんだよ…だから余計イライラするから消えてほしいんですけど。
:07/04/25 14:34
:SH903i
:0N9/XTyg
#570 [
]
主さん
頑張って

:07/04/26 18:27
:F700i
:FNlRk5M2
#571 [我輩は匿名である]
:07/04/26 21:33
:SH902i
:QMuBFU3I
#572 [我輩は匿名である]
めちゃ良いので、
頑張って下さい(*^_^*)
それから主さんが、ORDERをすればよいのでは?
↑↑
あくまで私の提案ですが
:07/04/26 22:39
:W42K
:JRjKPr.A
#573 [きぃ]
:07/05/03 10:40
:N902i
:RWBCjwyg
#574 [林檎~]
何っ
この素晴らしい作品~こんな小説
であったことないです最高です
主さんのマイペースな感じがあるから
こんな素敵な作品ができるのでは~
気長に待ってます
:07/05/03 14:31
:W45T
:CzPECBiA
#575 [かナょ]
:07/05/03 15:08
:D902i
:V32/3BGo
#576 [我輩は匿名である]
>>569に共感。
主は乙一ファン語る資格もない。読み手の期待を裏切り過ぎ。でもスレあがってると続きでたか?とチェックしてしまう馬鹿な自分…
:07/05/03 15:24
:N901iC
:hbU76FR6
#577 [鯨]
いつまでも
待ってます
頑張って下さい
たまに見にくるので~
:07/05/03 21:05
:W45T
:CzPECBiA
#578 [バイクばんから]
:07/05/04 07:19
:N901iS
:yizu6Ou.
#579 [林檎]
今日も待ちつづけます毎日来るんで
あきらめないんで
:07/05/04 19:36
:W45T
:HqnKEB4I
#580 [棚]
あたしも
待ってます


:07/05/04 20:43
:SH902i
:V28jMKwA
#581 [イイ]
私は主の性格好きですよy~主は、自分でサボってるって言ってんだからそれ以上何も言うなよ
主さんガンバ
:07/05/05 01:29
:W51CA
:OosegOW.
#582 [
]
はじめまして

最初から全部読まして
もらいました

主さん文才
ありすぎますよ


すごくおもしろいです

マイペースでいいんで
最新頑張って下さい


:07/05/05 12:15
:P902i
:rxtQdo2c
#583 [林檎~]
今日も
待ってます
:07/05/05 13:52
:W45T
:piCB6dzI
#584 [ちぃ]
早く読みたい気持ちも分かるけど、《スレ消して》とか《うざい》とか言わないほうが良いんじゃない??主サンには主サンの事情があるわけで、本当は書きたいのに書けれないだけかもしれないじゃん??気長にまとうよ。
:07/05/06 01:17
:W32SA
:7LsUtf92
#585 [我輩は匿名である]
ちいさん
その話はもう終わりましたよ

さいきんそのような発言している人は居ないんで

:07/05/06 01:20
:P902i
:LjLAop0w
#586 [ハナ]
さぼるとかするんだったらはじめっからかくなっつんだよ。あげるやつらももういいじゃん?書かないんだから。
:07/05/06 01:22
:SH903i
:oH6YMhYQ
#587 [琉樺◆APVtpwD1bY]
>>586そんな言い方しなくても
いいんじゃない?
あげなくていいよ
とか言ってるけど
>>586が
書いた時点で上がってるし
あたしは主さんの書く小説が好きなので上げさせて
頂きます.
長文失礼致しました.
:07/05/06 02:14
:SH902i
:ZTdZIcp6
#588 [まる]
私もこの小説好きです

ずッと待ってます(・ω・。)
:07/05/06 02:19
:N902i
:Q5NAb/lY
#589 [我輩は匿名である]
もうこの小説を書き始めて主はかれこれ来月で約一年でしょ?それで話がまとめられないで、応援してくれる人に甘えてさぼって、ちゃらけた発言ばかりしてれば期待して待ってたファンにも、反感を持たれたってしょうがなくね?それに最後の更新から、すでに二ヵ月経とうとしてるし、文句言ってる人の気持ちも理解できなくもない。早く主が来て更新なり、終了宣言なり頼むからしてくれ。最近よく上がってるから、忘れようとしてたのにまた読み返して、続き気になっての繰り返しでストレス蓄まってきたぞ…orz
:07/05/06 05:10
:N903i
:G.6v83kg
#590 [林檎~]
今日も待ってます~
主さん帰って来てx
:07/05/06 09:02
:W45T
:i8KQmnD6
#591 [のい]
:07/05/06 15:27
:SH902i
:G0yc6Zv2
#592 [我輩は匿名である]
ま、諦めが肝心かなあ
私もこの小説好きだけどすでに諦めた
以前他の主を1年近く待って帰ってきてくれたこともあったけど、またすぐ放置だった
:07/05/06 15:38
:SH902iS
:GCpk3YzU
#593 [あや*゜]
あげo(^-^)o
:07/05/06 17:29
:W43K
:vcqum9Q.
#594 [我輩は匿名である]
主さん見てますか?
こんなに沢山の人が
待ってます。
今さら..
トカ思うかも
しれないですけど、
勇気を出して
書き込みしてください

続き書いてくれるなら
書いて欲しいです!
もしめんどくさくなって
辞めたいのなら、
辞めます。と一言
報告してください。
もし見ていたら
お願いします(´;д;)
:07/05/06 23:35
:SH902i
:k8D4VgfI
#595 [人生\(^o^)/オワター◆owataQETsU]
うはwwwwwwwwwテラ懐カシスwwwww
小説板来て初めて読んだ小説だからな(゚Д゚`)
更新して欲しいなあ(∵`)
:07/05/07 18:09
:D902iS
:NiqiXaHQ
#596 [林檎~]
今日も待っているで
あります
主さん頑張って下さい
:07/05/07 23:14
:W45T
:jTnqfkRk
#597 [林檎~]
毎日待ってます
:07/05/08 23:25
:W45T
:ayrNZSOA
#598 [ハナ]
私が書いてあがるのわかるけど、どうしても言いたいみんないちいちあげないで。もう2ヶ月以上も更新してないくせにあがってると目障りです。
もうよくない?無意味だと思うよ
:07/05/09 00:00
:SH903i
:0UPtHYvM
#599 [林檎~]
私はあきらめません
目障りなのに
すみませんホですが
私は毎日待ってます
主さん待ってます
:07/05/09 22:55
:W45T
:CVoDhzEI
#600 [我輩は匿名である]
>>598メール欄にsage書けば上がらずに書けるから(^-^;)
:07/05/10 18:46
:N903i
:b5qoPbgo
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