先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#751 [あお☆まる]
 
「言われた直後はね、頭に血が上って言い返したけど

はっとしたの。自分だけ辛いって思ってたけど周りの人のが辛いんだって。でもやめれなかった」



「うん」



中庭に居る私達の間に
緩い風がふく

⏰:09/01/15 05:25 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#752 [あお☆まる]
 
「最初は一樹なんて大嫌いだった。愛子を襲った張本人だし、人の言って欲しくないことを容赦なく言うし。

けど…気付けば
私の隣に居た。何かあれば憎まれ口叩きながらでも助けてくれて」



「そうだったんだ」




「だんだん私の中で存在が大きくなってた…。一樹もそうだと思ってたの、その…キスとかされて浮かれてたのよ私。」

⏰:09/01/15 05:31 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#753 [あお☆まる]
 
「コウの事も一樹のお陰でふっ切れたの。けど…コウが奥さんと別れるって」



「…うん。それでマナミはどうしたいの?」



「…ヨリ戻す気はない。けど、一樹は私の事からかってただけだって言ってて…幸せにって。私一樹の気持ちが分からなくて……辛いの」

⏰:09/01/15 05:36 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#754 [あお☆まる]
 
涙ぐむ私の手を
両手で包み込む愛子



「ね、マナミ。その不安な気持ちって一樹も一緒なんじゃないかな?」



一樹も…不安?




「私ね、先生と付き合ってわかったのは、いくら思いが通じててもそれを言葉にして相手に伝えなきゃ伝わらないって事。」

⏰:09/01/15 05:39 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#755 [あお☆まる]
 
「…一樹私の事好きだと思う?」



「少なくとも私には、一樹君のマナミを見る目には愛が有る様に見えたけどな。
それに…好きって気持ち伝えなきゃ折角生まれた気持ちがかわいそうだよ?」




「……うん。そうだね、確かにかわいそうかも。」

⏰:09/01/15 05:46 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#756 [あお☆まる]
 
愛子のお陰ですっきりした


もう迷わないよ




「フラれたら、慰めてね?」


「カラオケ付き合うよ」




二人で顔を見合わせて笑った

⏰:09/01/15 05:48 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#757 [あお☆まる]
 
そんな私達の目の前に
数人のギャル男と


怪しく笑う田中れな





「マナミちゃ〜ん!顔貸してくれなぁい?」

⏰:09/01/15 05:56 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#758 [あお☆まる]
 
……………………………………………………………


…数10分前…




屋上でタバコをふかす一樹

⏰:09/01/15 05:58 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#759 [あお☆まる]
 
一人で吸うタバコがマズイ

もう少しでマナミは
コウの元に……



ギィ……



屋上の扉が開く

⏰:09/01/15 06:01 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#760 [あお☆まる]
 
「あぁ!煙草吸ってる〜」



あぁ…俺って馬鹿だな
一瞬マナミかと
期待してしまった


声の主はマナミではなく
田中れなだった



「此処に居たんだね!」

⏰:09/01/15 06:03 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#761 [あお☆まる]
 
そう言うと、一樹のすぐ隣に
くっつく様に座る




……なんかウザイな
くっつけられた体を少し離す
すると腕に手を絡ませてくる




「ね、一樹君。れなね、一樹君の彼女になりたいな」

⏰:09/01/15 06:06 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#762 [あお☆まる]
 
「ふーん…。」



興味がないから聞き流す

すると、急に視界が反転する



気付けば田中れなに
押し倒されていた
上には笑顔の、れな

⏰:09/01/15 06:09 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#763 [あお☆まる]
 
「一回でイイの…しよ?」


馬鹿じゃね?こいつ


「…無理。お前じゃ、たたねぇーし。退けろ」


「///!!なっなによ!……まさか小松さんの事…」


「だったら何なの?ウザイ」

⏰:09/01/15 06:12 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#764 [あお☆まる]
 
ギロっと睨むと
「覚えてなさいよ!」
って素敵な捨て台詞を残して
走り去って行った




何が「たたない」だよな。
昔はどんな女とも寝てた癖に


でも今は無理
マナミじゃなきゃ無理だ

⏰:09/01/15 06:16 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#765 [あお☆まる]
 
少し眠ろう瞼を閉じると
勢いよく、屋上の扉が開く



なんだ?って見ると
そこには息をきらした愛子

愛子は俺を見るなり
駆け寄る




「一樹君…!マナミが!!!マナミが、れなと男の人に連れてかれちゃったの!」

⏰:09/01/15 06:19 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#766 [あお☆まる]
 
はぁ?!



「おい、どこに連れてかれたんだよ?!」



思わず両肩を掴む



「多分、体育倉庫…って一樹君??」

⏰:09/01/15 06:21 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#767 [あお☆まる]
 
そこまで聞くと
俺の足は自然と走り出していた




“覚えててなよ”


さっきの、
れなの言葉がこだまする




くっそ!!アイツ!!!
手出すなら俺に出せよ!!!
マナミ…無事でいろっ

⏰:09/01/15 06:24 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#768 [あお☆まる]
 
だっせぇ……
こんなに必死に走ってるなんて



こんなに必死に走ってるのも

心配で胸が張り裂けそうなのも



マナミだからだ

⏰:09/01/16 03:18 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#769 [あお☆まる]
 
体育倉庫につき
扉をおもいっきり開ける



ガンッ!!



その音に
中に居た全員が一樹を見る



そこに居たのは
仁王立ちで立つ田中れなと
男どもに馬乗りに乗られて
手足を封じられたマナミ

⏰:09/01/16 03:24 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#770 [あお☆まる]
 
「…どーゆう事?これ」



冷静でも
怒りが満ちた声に
れなは少し震えながら反論する




「…見てのとおりよ。貴方が私をしいたげるからよ」

⏰:09/01/16 03:27 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#771 [あお☆まる]
 
マナミは涙を流していて
見ると着衣は乱れ
抵抗したのか
顔に殴られた痕がある



「おいお前、マナミを離せよ」


「はぁ?今、お楽しみ中なんだよ。お前がどっか行「…けて…一樹…」



弱々しいけど
確かに聞こえた
マナミの声をきっかけに
男を殴りつける

⏰:09/01/16 03:32 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#772 [あお☆まる]
 
ガシャーン


「きゃあぁ!」



男がれなの方に倒れ込む



「なっなんだよ!やってらんねー!!行くぞっ」




男達はぞろぞろと
その場から走り去って行く
残ったのは田中れな一人

⏰:09/01/16 03:35 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#773 [あお☆まる]
 
「おい。れな」



一人肩を震わせて立っている
田中れなの顔をつかみ
強引に上を向かせる



「!いったっ!」


「次マナミに手出したら容赦しねぇ。女でも手加減しねぇーから…分かったのかよ?!!」

⏰:09/01/16 03:40 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#774 [あお☆まる]
 
「……はい」



目に涙をためる、れな


ガンッ!!



れなの後ろの壁を蹴る




「早く消えろ」

⏰:09/01/16 03:43 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#775 [あお☆まる]
 
居なくなるのを確認すると

マナミの元に向かう



マナミは座ってボーとしていて
放心状態の様だ




「マナミ……」

⏰:09/01/16 03:46 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#776 [あお☆まる]
 
マナミの真っ正面で
腰を屈める



「平気か…?」


「あっ…うん!平気!一樹が助けてくれたから」




強がるマナミを
優しく抱きしめる

⏰:09/01/16 03:48 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#777 [あお☆まる]
 
「怖かったな。悪い…俺のせいで。」



抱きしめながら
頭を撫でるとマナミの肩が
震え出す



「…ばかっ…。訳分かんない!突き放したり優しくしたり…キスしたり!あんたには何でもないのかも知れないけど……私はっ…キスされる度心臓壊れ…そうでっ」

⏰:09/01/16 03:52 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#778 [あお☆まる]
 
あぁ…本当だせぇの。俺



諦める?


無理に決まってる



だってこんなにも
こいつが愛しい……

⏰:09/01/16 03:55 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#779 [あお☆まる]
 



そんな事に


今更気付くなんて


本当…だっせぇ



⏰:09/01/16 03:56 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#780 [あお☆まる]
 
「…馬鹿だな。お前」



「?!なっ!」



「折角俺がお前が幸せになるならって身を引こうとしてたのに…。もう、ぜってぇー離してやらね。」



「…え?」

⏰:09/01/16 03:58 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#781 [あお☆まる]
 
「マナミは俺のだ。だからコウにもやらねぇー。俺の側にいて」


「……嫌だって言ったら?」


「さっき言ったろ?嫌でも離してやんねーよ」




もう絶対。
手放したりしない

⏰:09/01/16 04:03 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#782 [あお☆まる]
 
「なぁ、キスしていい?」


「!!なっ何今更…今まで急にしてたくせに」


「お前が心臓壊れるとか言うからだろ?」



マナミの顔に片手を添える

⏰:09/01/16 04:05 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#783 [あお☆まる]
 
「……やべ。緊張する」


「…ぷっ。なにそれぇー!中学生かっての!一樹らしくないしー!アハハ」


一樹はふて腐れながら
顔を背ける



「仕方ないだろ。こんな風に人を好きになった事ねぇーんだから」

⏰:09/01/16 04:09 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#784 [あお☆まる]
 
「……え?///」



「…くそっ。なんかなー。もういいや、ほら立てよ。帰るぞ」




手を差し延べる一樹


マナミはそんな一樹に抱きつく

⏰:09/01/16 04:12 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#785 [あお☆まる]
 
「…マナミ?」



「…私も。一樹が好き」



「……やっぱキスするか」



「…ばか…」

⏰:09/01/16 04:15 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#786 [あお☆まる]
 
彼女になったマナミとの
初めてのキスは




今までとは違い




甘く甘く
溶けるようなキスだった

⏰:09/01/16 04:18 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#787 [あお☆まる]
 
恋なんて、愛なんて


快感だけの物だと思ってた



けど今なら分かる



そんなものなんて、
所詮ちっぽけなもんだ

⏰:09/01/16 04:21 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#788 [あお☆まる]
 
愛を知らなかった俺だけど



これからは
お前と作ってくよ




甘くて美しい


愛ってやつを…

⏰:09/01/16 04:23 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#789 [あお☆まる]
 
**甘美**



−END−

⏰:09/01/16 04:25 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#790 [あお☆まる]
……………………………………
今まで愛読して下さいました皆様へ


これにて、先生の言うとおりサイドストーリーは完結になります。沢山の応援と感想ありがとうございました(○+'∀`ハ)-♪゜.+

先生の言うとおりB(最終章)も引き続き読んでくれれば光栄です。

よければ感想下さいね。
……………………………………

⏰:09/01/16 04:29 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#791 [あお☆まる]
 

■100単位 アンカー■
>>2

-----------------------------

■物語り別 アンカー■
NO,1  **猫**
>>3-100
>>101-214

NO,2  **嘘**
>>220-300
>>301-377
  

⏰:09/01/16 04:29 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#792 [あお☆まる]
 

NO,3  **甘美**
>>381-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-789  


>>1  感想板


●最終章●
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/9456/

 

⏰:09/01/16 04:36 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#793 [我輩は匿名である]
>>1-150
>>151-300
>>301-450
>>451-600
>>601-750
>>751-800

⏰:09/07/27 22:42 📱:706P 🆔:pu5F1eIA


#794 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700
>>701-750
>>751-800

⏰:09/07/28 10:27 📱:S001 🆔:UCrSHGR.


#795 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑

⏰:22/10/27 23:41 📱:Android 🆔:DE5DdzBs


#796 [ん◇◇]
>>800-900

⏰:22/10/27 23:41 📱:Android 🆔:DE5DdzBs


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