人生の案内板
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#969 [わをん◇◇]
「いーねー♪‥さーちゃんって1人暮らし?」

その返事を聞いてほっとする。ひとりのご飯はとてつもなく寂しい。肌寒くなって、雨も降ってるとなれば、余計。駅について、身震いひとつ。ポケットから冷えた手で携帯を取り出す。少しの期待をこめて溜まった受信メールを開くと、あっさり裏切られてしまう。全部メルマガ。

⏰:23/01/06 19:39 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#970 [わをん◇◇]
ひーくんは、今日も連絡をくれなかった。自然消滅?そんなのってあり?いい子見つけちゃったかな‥。浮気するくらいなら、きっぱり振ってからにしてほしい……なーんて。

「さーちゃん!電車来たよ」

⏰:23/01/06 19:39 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#971 [わをん◇◇]
「あ‥うん。早くお鍋お鍋♪」

隣にいてほしいのは、誰?「 涙 完」

⏰:23/01/06 19:39 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#972 [わをん◇◇]
>>980-999

⏰:23/01/06 19:39 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#973 [わをん◇◇]
>>1-30

⏰:23/01/06 19:40 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#974 [わをん◇◇]
>>1-40

⏰:23/01/06 19:40 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#975 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:23/01/06 19:40 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#976 [わをん◇◇]
TITLE「なみだ」

⏰:23/01/06 19:42 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#977 [わをん◇◇]
「あーこれこれ」

 結構な大きさのダンボール箱を取り出し、丁寧に口を開けた。

「うわ。結構立派なやつじゃん」
「これが、500円分のおまけってわけだ。不景気なのに、ご苦労様だな」

⏰:23/01/06 19:43 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#978 [わをん◇◇]
それをまた丁寧に口を閉じ、俺のリュックの隣に置いた。そして、少々の沈黙。

「あ、あれだよね。哲が酔ったとこって、あんまり見たことなかったよね……うん。なかった」

⏰:23/01/06 19:43 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#979 [わをん◇◇]
明らかに動揺してますよ、な口調で、1人で淡々と話し出してしまった。沈黙はどうも苦手。相手の心理を読もうと、無駄な労力を消費してしまう。ベッドの上に胡座をかいた哲は、何とも言えないような表情を浮かべ‥うつむいた。

⏰:23/01/06 19:43 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#980 [わをん◇◇]
「いや‥意識はあったから、そこまでは酔ってなかった。」
「あ、そうなんだ。でもいつもよりペース早かったし、いつもより酔っちゃったんだよな?」

⏰:23/01/06 19:43 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#981 [わをん◇◇]
自分はどんな答えを期待しているのか。笑い飛ばして肯定してくれたら、きっとなかったことになる。それがいい。今後を考えても、それが最善。だけど‥

「‥ごめんな」
「そんな、謝ることないって」

⏰:23/01/06 19:43 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#982 [わをん◇◇]
いけないんだ。いけないんだ。
 そう考えれば考えるほどに、深みにはまってしまって‥無意識のうちに人は、安定よりも刺激を求めてしまうのかな。

「あれくらいじゃ、俺‥酔わないからさ」

電気が走る。待っていましたと言わんばかりに、俺は‥

⏰:23/01/06 19:44 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#983 [わをん◇◇]
「弘夢、おいで」


何の躊躇いもなく、その温もりに飛び込んだ。「 なみだ 完」

⏰:23/01/06 19:44 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#984 [わをん◇◇]
>>990-999

⏰:23/01/06 19:44 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#985 [わをん◇◇]
>>1-30

⏰:23/01/06 19:44 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#986 [わをん◇◇]
TITLE「なみだ」

「あーこれこれ」

 結構な大きさのダンボール箱を取り出し、丁寧に口を開けた。

⏰:23/01/06 19:46 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#987 [わをん◇◇]
「うわ。結構立派なやつじゃん」
「これが、500円分のおまけってわけだ。不景気なのに、ご苦労様だな」

それをまた丁寧に口を閉じ、俺のリュックの隣に置いた。そして、少々の沈黙。

「あ、あれだよね。哲が酔ったとこって、あんまり見たことなかったよね……うん。なかった」

⏰:23/01/06 19:46 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#988 [わをん◇◇]
明らかに動揺してますよ、な口調で、1人で淡々と話し出してしまった。沈黙はどうも苦手。相手の心理を読もうと、無駄な労力を消費してしまう。ベッドの上に胡座をかいた哲は、何とも言えないような表情を浮かべ‥うつむいた。

⏰:23/01/06 19:46 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#989 [わをん◇◇]
「いや‥意識はあったから、そこまでは酔ってなかった。」
「あ、そうなんだ。でもいつもよりペース早かったし、いつもより酔っちゃったんだよな?」

⏰:23/01/06 19:46 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#990 [わをん◇◇]
自分はどんな答えを期待しているのか。笑い飛ばして肯定してくれたら、きっとなかったことになる。それがいい。今後を考えても、それが最善。だけど‥

「‥ごめんな」
「そんな、謝ることないって」

⏰:23/01/06 19:46 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#991 [わをん◇◇]
いけないんだ。いけないんだ。
そう考えれば考えるほどに、深みにはまってしまって‥無意識のうちに人は、安定よりも刺激を求めてしまうのかな。

「あれくらいじゃ、俺‥酔わないからさ」

⏰:23/01/06 19:47 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#992 [わをん◇◇]
電気が走る。待っていましたと言わんばかりに、俺は‥

「弘夢、おいで」

何の躊躇いもなく、その温もりに飛び込んだ。

⏰:23/01/06 19:47 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#993 [わをん◇◇]
「 なみだ 完」

>>1-30

⏰:23/01/06 19:47 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#994 [わをん◇◇]
>>1-40
>>30-60
>>60-90

⏰:23/01/06 19:47 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#995 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑ag

⏰:23/01/06 19:47 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#996 [わをん◇◇]
>>90-120
>>120-150
>>150-180

⏰:23/01/06 19:48 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#997 [わをん◇◇]
>>180-210
>>210-240
>>240-270
>>270-300

⏰:23/01/06 19:48 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#998 [わをん◇◇]
>>300-330
>>330-360
>>360-390
>>390-420

⏰:23/01/06 19:49 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


#999 [わをん◇◇]
>>420-450
>>450-480
>>480-510
>>510-540

⏰:23/01/06 19:50 📱:Android 🆔:pRdUKMH2


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