漆黒の夜に君と。[BL]
最新 最初 全
#838 [ちか]
なんなんだ、このふざけたビルは。
誰が仕掛けたのか知らないけどエレベーターはどのボタンを押しても一階ずつしか止まらないし、一度開いたらボタンを押しても中々閉まらないし。
おまけにエレベーターの扉が開けば、格闘馬鹿が飛びかかってくる。
‥‥‥階段?
僕に階段を登れって言うの?
どいつもこいつも、僕を虚仮(コケ)にするなんていい度胸じゃないか。
:09/03/31 00:22 :P906i :otdL5Ofc
#839 [ちか]
僕は冥を取り返しに来ただけ。
こんな奴らの相手をする気なんて微塵も無かったのに。
おかげで予想以上に時間を喰ってしまったじゃないか。
そんな事を思いながら大きくため息を吐(ツ)くと、僕の拳を受けて気を失っている床の奴を軽く足で蹴った。
「手加減したつもりだったんだけど…」
やりすぎたかな?
…まぁ、僕の邪魔をした君が悪い。
そう自分で納得して、またエレベーターに乗り込んだ。
ボタンを押さなくても動き出すエレベーター。
どうなってるだ此処は‥
:09/03/31 00:47 :P906i :otdL5Ofc
#840 [ちか]
>>839訂正
どうなってるだ此処は×
どうなってるんだ此処は○
脱字すいません‥><
自分が不甲斐ないです;;
:09/03/31 00:52 :P906i :otdL5Ofc
#841 [我輩は匿名である]
:09/03/31 01:03 :W51SH :4CiuutXE
#842 [我輩は匿名である]
:09/03/31 01:06 :W51SH :4CiuutXE
#843 [ちか]
>>841-842└→我輩は匿名さま*
アンカありがとうございます♪おかげで見やすくなりました^^*
良かったら続きも読んでくださいね★
:09/03/31 21:48 :P906i :otdL5Ofc
#844 [ちか]
>>839―冥side.―
いつの間にかモニターに釘付けだった俺は、隣に居るこの時神楽さんが何を企んでいたかなんて知る由もなかった。
一方の恭弥は襲ってくる相手を楽々倒していき、ついには58階目まで辿り着いた。
あと少しで恭弥が来てくれる。
恭弥に会える。
そう思うと、少し安心出来た。
そんな安心感に包まれていたその時。
:09/03/31 21:57 :P906i :otdL5Ofc
#845 [ちか]
>>844訂正
隣に居るこの時神楽さんが×
隣に居る神楽さんがこの時○
すいません;;
:09/03/31 21:58 :P906i :otdL5Ofc
#846 [ちか]
「このままでは‥‥―――仕方ありませんね。」
急にぼそりと呟いた神楽さん。
どうしたんだろうと顔を右に向けると、目がばっちりあってしまった。
………また嫌な予感が‥
「冥さん。」
「は、はい…?」
にっこりと微笑むその笑顔が今はちょっと怖い。
そんな笑顔にぎこちなく返事をする俺。
神楽さんは俺の返事を聞くとパチンと指を鳴らした。
:09/03/31 22:29 :P906i :otdL5Ofc
#847 [ちか]
指を鳴らすと、すぐに襖が開いた。
「お呼びでしょうか。」
あ、さっきの人‥‥。
いつから居たんだ?
指を鳴らすだけで出てくるなんて漫画みたい‥
そんな事をぼんやり考えているうちに神楽さんはスーツの人と何かコソコソと話をしていた。
:09/03/31 22:43 :P906i :otdL5Ofc
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194