・・悪魔なキミ・・
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#751 [みい]

「お前の心配なんかいるかよ。逆に荷物になるだけだ」


私の方を一切見ないまま言葉を吐き捨てる蓮に、とうとう私の苛立ちは形となる。


「あーそーですか!わかりましたよ!お荷物ですいませんでしたっ!!」


負けじと言い返し、保健室を後にすると乱暴にドアを閉める。


むっ…かつくー!何よあれ!せっかく人が心配してやったのに…!

⏰:08/09/17 00:45 📱:SH905i 🆔:K0tbq4dg


#752 [みい]

もう金輪際、心配なんかしてやんないんだから!


ドスドスと廊下を歩いていると、矢野君に出会った。


「蓮、どう!?平気!?」
「さあ!?知らない!」


あんな奴知るもんかと言わんばかりの勢いで答えると、


「喧嘩でもした?」


と矢野君が困ったように笑いながら聞いてくる。

⏰:08/09/17 00:47 📱:SH905i 🆔:K0tbq4dg


#753 [みい]

「別に…」


したくてしたわけじゃない。…なんで、こうなっちゃうんだろう。


黙り込む私を見て、矢野君が話し始める。


「佐々木にさ、全部吐かせた。蓮、あいつの逆恨みにあったらしい」
「…逆恨み?」


それから矢野君の話は昔のことに遡り…

⏰:08/09/17 00:48 📱:SH905i 🆔:K0tbq4dg


#754 [みい]

「……ってわけ。それを根に持って、佐々木は今日、蓮に復讐しようとしたって」


全く知らなかった。蓮が佐々木君にそんなことをしただなんて…。


「自分の大事なものを傷つけられて、腹が立ったんだろ。よっぽど大切なんだね、柚ちゃんのこと」


ニッコリ笑いながらそんなことを言う矢野君に、思わず顔が熱くなる。

⏰:08/09/17 00:50 📱:SH905i 🆔:K0tbq4dg


#755 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新すとっぷします
感想等頂けるとすっご
く嬉しいので、よけれ
ば一言でも感想板のほ
うへお願いします

>>1みい感想板
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/09/17 00:52 📱:SH905i 🆔:K0tbq4dg


#756 [我輩は匿名である]
あげー!

⏰:08/09/19 01:30 📱:W51SA 🆔:/TpqGlIY


#757 [みい]

「あの…私、保健室に戻ります…」「はい、いってらっしゃい」


赤面しながら呟く私に、矢野君は笑ったままそう言い、手を振る。


「あ!うちのクラス、総合1位だってー!」


走り出した私の背後で、矢野君が思い出したように叫ぶのが聞こえた。


1位…!本来だと万々歳のはずだけど、私は手放しには喜べない。

⏰:08/09/20 00:01 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#758 [みい]

すべてが欲しいと囁く、蓮の声が耳元に蘇る。


うわわわ!どっ、どうしよう!?


更に熱を持つ顔を両手で抑えながら、とりあえず保健室まで急いだ。



「蓮…起きてる…?」
「文句なら聞かない」


遠慮がちに声を掛けると返事があったので、私はベッド周りのカーテンを少し開いた。

⏰:08/09/20 00:02 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#759 [みい]

ベッドの上の蓮は、腕で目元を隠すようにしているから、表情がよくわからない。


「そんなんじゃないよ。…謝りにきたの」


この言葉に、蓮は少し腕をずらして私を横目で見る。


「ごめんね。私のせいで、佐々木君に…」
「何の話?」


不機嫌な蓮の声が、私の言葉を途切らせる。

⏰:08/09/20 00:03 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#760 [みい]

「私が佐々木君にひどいことされたの知ってて、蓮は…」


私が言葉を詰まらせると、蓮が小さく息をもらす。


「いつの話だよ。んな昔のことなんか、忘れた」


そう言いながら、上体を起こす蓮。

本当は、覚えてるくせに…。


「…嘘ばっかり」

⏰:08/09/20 00:04 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#761 [みい]

「あ?何か言ったか?」


思わず口をついた私の声に、蓮がすかさず反応する。


「んーん!何でもない!」


これ以上言ったら、どうなるかわかったもんじゃないからやめとこう…。


「んなことより、俺等のクラスは何位だったわけ?」
「えっ!?」

⏰:08/09/20 00:05 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#762 [みい]

いきなりそのことを聞かれ、心臓がドクンと鳴る。


「何間抜けな声出してんだよ。おい、結果は?」
「えっと、あの…1位です…」


呆れたように片目をつむる蓮に、怖ず怖ずと順位を告げる。


すると蓮が右の口角だけを上げて、立っている私を見上げた。


「…お前、もちろん覚えてるよな?」

⏰:08/09/20 00:07 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#763 [みい]

「あ、あの、一体何のことでございましょうか…?」
「とぼけんじゃねえ」


だ、だってー!あれはあんたが半ば無理矢理押し付けたんじゃないか!


「えっと、あの…」


なかったことにはならないかと粘る私に、


「今夜11時。下のロビー集合」

⏰:08/09/20 00:08 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#764 [みい]

と言い付ける蓮。


「へっ!?」
「絶対遅れんなよ」


そっ、そんなあーー!!


………………………………


現在、夜の10時半…。


あー!もう、どうしよう!!


私は部屋でひたすらぐるぐると歩き回っていた。

⏰:08/09/20 00:09 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#765 [みい]

大体ロビーで待ち合わせってどうゆうこと!?どっか行くの?


…ハッ!ま、まさか…ホテル、とか…!?


そこまで考えて、私は頭から湯気を出す。


いやいや、考えすぎなのよ柚は!そんなの気楽に行っちゃえばいいんだって!


自分の中の悪魔が人差し指を突き立てる。

⏰:08/09/20 00:10 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#766 [みい]

でも、「欲しい」とか言っといて、夜に待ち合わせだなんて絶対怪しいよ!止めておこ!?


今度は天使が手足をばたつかせて反抗する。


そーう?てゆうか別にいいじゃん、付き合ってんだし。何がそんなに嫌かなあ?好きなんじゃないの?蓮のこと。


呆れたように溜息をつく悪魔。


「違うよ、悪魔さん」

⏰:08/09/20 00:11 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#767 [みい]

嫌なんじゃないし、蓮のことだってもちろん、好き…だ。


嫌なわけじゃ、ないんだけど…。


「んー…って、え!?もうこんな時間!?早く出なきゃ!」


私はバタバタと家を出た。


階段を降りて、降りて降りて…最後の角を曲がると…


「おせえ」

⏰:08/09/20 00:11 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#768 [みい]

壁にもたれかかって腕組みしながら怒る、蓮の姿。


「ごっ、ごめん!」
「いいからほら、早く行くぞ」


い、行くってどこにーー!?


蓮は私に有無も言わさぬ間に、私の手をとり歩き始めた。


「ね、ねえ蓮!どこ行くの!?」


私の質問に答えもせずに蓮はどんどん歩を進める。

⏰:08/09/20 00:12 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#769 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新すとっぷします
感想等、ものすごく励み
になるので、よかったら
是非お願いします

>>1みい感想板
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/09/20 00:15 📱:SH905i 🆔:xTsxErYM


#770 [我輩は匿名である]
>>001-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800


アンカー失礼しますm(__)m

⏰:08/09/21 21:41 📱:SH903iTV 🆔:noZapREc


#771 [我輩は匿名である]
あげ
これ大スキ
毎日楽しみにしてるよ

⏰:08/09/23 15:36 📱:D903i 🆔:EzHC8p4Y


#772 [そら]
あげッ
頑張って下さい

⏰:08/09/26 07:35 📱:P903i 🆔:☆☆☆


#773 [AOI]
失礼しますコ

>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700
>>701-750
>>751-800

⏰:08/09/26 14:23 📱:W51SA 🆔:aDjQEYNg


#774 [やほい]
悪魔で候っぽい

⏰:08/09/27 03:02 📱:F904i 🆔:J1INXK2.


#775 [みき]
ぁげ
更新楽しみに
してます

⏰:08/09/29 01:07 📱:SH903i 🆔:dXIzyf62


#776 [我輩は匿名である]
あげヘ!

⏰:08/09/30 23:49 📱:W51SA 🆔:xWGnPcr2


#777 [かな]
上げます

⏰:08/10/01 01:54 📱:D705i 🆔:n4XOR9RA


#778 [みつき]
あげ

⏰:08/10/04 14:03 📱:P703imyu 🆔:y69R1rI2


#779 [はな]
楽しみにしてますU

⏰:08/10/04 20:44 📱:W61PT 🆔:iktb.Xdg


#780 [我輩は匿名である]
あげ(^ω^)イ

⏰:08/10/05 21:34 📱:W51P 🆔:8A87xfzg


#781 [我輩は匿名である]
主さんが更新したかと
期待するだけだから
「あげ」とかやめて
がっかりする

⏰:08/10/06 00:06 📱:W53T 🆔:Kov7xCKY


#782 [匿名]
別にいいんじゃないですか?
個人的にあなたが
嫌なだけでしょ。
主さんは、嬉しいと思いますけど。

⏰:08/10/07 14:27 📱:W61T 🆔:.GtIwtzw


#783 [我輩は匿名である]
>>782
しつこく何回も
あげたら何か
意味があるんですか?
しつこく何回もあげる
必要はあるんですか?
個人的にではなく
私と同じように
感じている人もいるから
書き込んだんです
自分の一存で
わざわざ書き込みません

⏰:08/10/07 22:30 📱:W53T 🆔:0m8IurYU


#784 [匿名]
感想を貰った
主さんは嬉しいと
思いますけど

皆、この小説が
面白いから
あげてるだけです。
主さんだって
楽しんでもらえたら
感無量ですッて
言ってるじゃないですか。

皆、あなたと
同じように楽しみにしてるだけです。

⏰:08/10/07 23:58 📱:W61T 🆔:.GtIwtzw


#785 [我輩は匿名である]
あげって感想なんですか?
感想だったら
感想板があるじゃない
ですか

何回もしつこくあげるのは
主さんへの遠回しの
催促にしか見えませんが

⏰:08/10/08 13:03 📱:W53T 🆔:x1VXIAp2


#786 [かな]
頑張ってくださいx
すごく楽しみにしています

⏰:08/10/08 14:06 📱:W61PT 🆔:rGyZenKw


#787 [我輩は匿名である]
主さん書いてくださーいx

⏰:08/10/12 11:29 📱:W51SA 🆔:gX6IFrlg


#788 [あい]
こんな感じに上げられていたら、書くのイヤに
なりますよね………


応援してます

⏰:08/10/12 13:59 📱:D902iS 🆔:yDCmSylo


#789 [我輩は匿名である]
ぁげ
書いて

⏰:08/10/19 19:38 📱:SH903i 🆔:OUQx5r1E


#790 [我輩は匿名である]
頑張って下さいイ。
応援してます!

⏰:08/10/21 00:31 📱:W61SH 🆔:ZBZu63Us


#791 []
>>001-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:08/10/22 18:23 📱:P906i 🆔:dA8f7eCQ


#792 [我輩は匿名である]
ぁげ↑↑

⏰:08/10/25 00:29 📱:SH903i 🆔:q9GgROaU


#793 [まりあ]
放置???

⏰:08/10/25 16:51 📱:D902iS 🆔:eE7w3qi6


#794 [我輩は匿名である]
主サンの小説楽しみにしています
また時間がある時に更新お願いします

⏰:08/10/26 04:57 📱:SH903iTV 🆔:DHAKZ6Po


#795 [にー]
あげっ

⏰:08/10/27 01:42 📱:D903i 🆔:LsMY2rSk


#796 [あ〜ちやん]
めっちやすきッ☆
はよ見たいぃ―!!

⏰:08/10/27 10:06 📱:P904i 🆔:S1NcvtRc


#797 [_]
めっちゃおもしろいイ!
主さんもう書かないんで
しょうか続き見たいですm

⏰:08/10/27 18:19 📱:W44K 🆔:wyTHeT6Y


#798 [みい]

読者の皆様、大変申し訳ありませんでした。

感想板のほうに謝罪をコメントしましたので、よろしければ目を通してみて下さい。


今からラストまで更新します!

⏰:08/11/08 17:52 📱:SH905i 🆔:vNKBvMlI


#799 [みい]

>>768

こうなったらもう、腹をくくるしかない。


私はすたすたと歩く蓮の後を、小走りで着いていった。




そして、着いた先は…


「へ?ここ…?」


私が想像していた、安っぽいお城のようなホテル、ではなく…

⏰:08/11/08 17:55 📱:SH905i 🆔:vNKBvMlI


#800 [みい]

「何ぼーっと突っ立ってんだよ。入んぞ」
「ちょっ、待ってよ!こんなとこ勝手に入っちゃ怒られ…」


咎める私に構いもせず、蓮はその建物の扉を開く。


ギィイ…と重い音をたて、扉が開くと、蓮はさっさと中へ入っていってしまった。


「蓮!怒られるってば…!」
「誰もいねーよ。ほら、早く来い」


だって、こんな神聖な場所、勝手に入ったりしたらバチが当たりそうだし…。

⏰:08/11/08 17:56 📱:SH905i 🆔:vNKBvMlI


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