――CHANDAN。
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#320 [xまきケたまx]
バイクに乗った2人は
終始無言だった。
この前のベンチの前に
バイクを止めた。
「機嫌直してよ…」
愛は戸惑い
前髪を触る。
「怒ってないよ。」
即答で波は答える。
その顔に笑顔は無く
険しい表情だった。
:07/02/14 00:20
:W42SA
:gfNLrLd.
#321 [xまきケたまx]
「要先輩の事は
もう聞かないから。」
愛は波の胸にすり寄る
「ごめんなさい。」
愛と由美の違う所。
…謝ってくれる所。
由美子は絶対
謝らなかったもんな
「俺もごめん。」
波はにっこり
微笑んだ。
:07/02/14 00:24
:W42SA
:gfNLrLd.
#322 [xまきケたまx]
迷いなんて消そう。
忘れよう。
あんな女……
俺は愛が好きなの。
それでいいぢゃん。
問題ねえよ。
:07/02/14 00:26
:W42SA
:gfNLrLd.
#323 [xまきケたまx]
波は愛の耳元で囁く
「…したいかも…」
愛は驚いて顔を上げる
「ここで……?」
「俺んち?愛の家?」
愛は時間を見て
「私んち行こう…」
:07/02/14 00:29
:W42SA
:gfNLrLd.
#324 [xまきケたまx]
「お邪魔しまーす」
波は部屋をぐるりと
見回した。
パステルカラーの壁紙に
コルクボードがある。
ベッドは
ぬいぐるみ達で
埋め尽されている。
「メルヘンな部屋だな…」
波はボソッと呟く。
ベッドに座り
ぬいぐるみに
手をかける。
:07/02/14 00:32
:W42SA
:gfNLrLd.
#325 [xまきケたまx]
「このぬいぐるみ
知ってるー!!!」
波はそうゆうと
黒いブタのぬいぐるみ
を手に取った。
「可愛いでしょ?」
「これ由美も好きで
よく取ってやっ…-」
波は言葉につまる。
:07/02/14 00:34
:W42SA
:gfNLrLd.
#326 [xまきケたまx]
「なっちゃん!!
あれ取ってえ〜…?」
上目使いに
由美子が頼む。
「黒ブタ?何で?
こっちのクマのが
可愛いぢゃんよっ!」
波は他のぬいぐるみ
を指さす。
「やだ〜っ。あれ!」
「はいはい。」
波は100円を挿入して
真剣な眼差しで
UFOキャッチャ−に向かう
:07/02/14 00:37
:W42SA
:gfNLrLd.
#327 [xまきケたまx]
「ガンバ!ガンバ!」
後ろで子供のような
掛け声を出す由美子。
ポロッと
ぬいぐるみが落ちた
「よっしゃー!」
「すごォーっい!!」
ぬいぐるみを
由美子に差し出す。
:07/02/14 00:40
:W42SA
:gfNLrLd.
#328 [xまきケたまx]
「なっちゃん凄い!
惚れたっ!」
由美子は顔を真っ赤
にして喜んでいる。
「てか…
ブタがブタ持って
兄弟ぢゃんっ!!」
波は舌を出して
おどける。
「はあーっ??!!
前言撤回っ!!
なっちゃん嫌−い!」
由美子は笑って
波の防止を取り上げる
:07/02/14 00:44
:W42SA
:gfNLrLd.
#329 [xまきケたまx]
その笑顔が見たくて
一緒に笑い合いたくて
俺…由美子が喜ぶなら
何でもしたよ?
大好きなんだよ。
お前の事がさ?
:07/02/14 00:46
:W42SA
:gfNLrLd.
#330 [xまきケたまx]
「波…?波君っ?」
我に返ると
愛の顔が近くにあった
「……ごめん!!」
波は愛から視線を外し
ぬいぐるみを置いた
「………」
愛は波に抱きついた。
:07/02/14 00:49
:W42SA
:gfNLrLd.
#331 [xまきケたまx]
「…続きしようよ」
愛は波のYシャツに
手をかけた。
その手をぐいっと
波はつかんだ。
「俺に任せて…?」
波は愛にキスをして
ベッドに押し倒した。
:07/02/14 00:51
:W42SA
:gfNLrLd.
#332 [xまきケたまx]
愛の中に
波が入り、
愛の腰が上下する。
荒い息といやらしい
液体音が部屋に響く
「なッ…みィッ…ハァッ!」
どうやら愛は初めて
では無いみたいだった
:07/02/14 00:55
:W42SA
:gfNLrLd.
#333 [xまきケたまx]
「あァッ…ス…キッ…」
愛は波を求める。
波は愛にキスをした。
波もだんだん
頭がクラクラとして
息が荒くなる。
「愛ッ………」
愛の声はだんだんと
大きくなった。
:07/02/14 00:58
:W42SA
:gfNLrLd.
#334 [ゅぃ]
要でなくても読むよぉ(^-^)vまっきが書くのは読み続けます(Uω∪`*)
波〜、由美ちゃぁぁん(T_T)悲しい…悲しすぎ!!波やっぱ由美ちゃん好きじゃんそんなんダメΣ(-д-;)
続きが気になりマンモス★笑
:07/02/14 20:10
:P902iS
:WbkhRqX.
#335 [xまきケたまx]
ゆいちャンケ
ありがとぉ
本当心強いッ~
:07/02/16 00:29
:W42SA
:am9ZVRjU
#336 [xまきケたまx]
「ヤベッ………」
そう言って波は
愛から離れた。
2人の荒い息が
部屋に響く。
「あっぶねー…
ギリギリでしたっ」
波は微笑んで
ティッシュを
ゴミ箱に投げる。
愛は波に寄り添った。
:07/02/16 00:32
:W42SA
:am9ZVRjU
#337 [xまきケたまx]
ベッドで2人で
横になった。
「良かったのに…」
愛はボソッと言う。
「?」
波は愛の肩に
手を回した。
「中に…しても…」
愛の顔は真剣だった。
:07/02/16 00:35
:W42SA
:am9ZVRjU
#338 [xまきケたまx]
「いやいやっ…
それは出来ないわ」
波は天井を見つめる。
「今日はたまたま
付けなかったけど
これからは付ける」
愛は波を見つめる。
「何かそうやって
気使ってするの嫌…」
波は目をつむった。
:07/02/16 00:39
:W42SA
:am9ZVRjU
#339 [xまきケたまx]
「俺等まだ学生よ?
親の金で生活してる
もしガキできてもさ
育てられないでしょ」
波はうんうんと
頷いている。
「…私は全てを捨てて
育てる自信あるよ」
愛は波に覆い被さる。
「貴方が好きだもん」
:07/02/16 00:44
:W42SA
:am9ZVRjU
#340 [xまきケたまx]
「好きッて気持ち
だけぢゃ食べて
いけないでしょ?」
愛は黙った。
「だから付けるし
中にもしないの。」
波は愛を押し退け
起き上がった。
:07/02/16 00:50
:W42SA
:am9ZVRjU
#341 [xまきケたまx]
「何か意外だなっ」
愛は布団にくるまる。
波はYシャツの
ボタンをつけ始めた
「意外に真面目だね
波くんって…」
愛は波に微笑んだ。
「まあね。」
:07/02/16 00:55
:W42SA
:am9ZVRjU
#342 [xまきケたまx]
…--
「……付けた?」
2人は離れる。
「今日無いんだ…
良いでしょ別に…」
唇に迫ると拒まれた
「やッ…怖いよ…」
「仮に出来てもさ
育てれば良いぢゃん」
波の頬に平手が飛ぶ。
:07/02/16 00:58
:W42SA
:am9ZVRjU
#343 [xまきケたまx]
「そこは適当に
流しちゃ駄目だよ…」
「今の私達には
親になる資格無い。」
そんなふうに
由美子は怒られた。
それからは
絶対付けてたし
中なんて
あり得なかったから…
:07/02/16 01:00
:W42SA
:am9ZVRjU
#344 [xまきケたまx]
「またボーッとしてる」
愛は波の背中を
ギュッと抱きついた。
「えッ?ごめん…
疲れちゃッたわ〜」
愛の顔は見えない。
見えなくて良い。
自分も今の顔に
笑顔は無いから。
「ぢゃあ帰るね?」
波は愛の手を離し
部屋を出た。
:07/02/16 01:13
:W42SA
:am9ZVRjU
#345 [xまきケたまx]
ぼーッとしながら
バイクを走らせた。
あれ…?
波は気付くと
自分の家とは
全く逆の道を
走っていた。
馴染みの町並み。
由美子の家の方だ。
気づかないうちに
家の近くまで
来てしまッていた。
:07/02/16 01:16
:W42SA
:am9ZVRjU
#346 [xまきケたまx]
波はバイクを止めて
煙草に火を付ける。
最近身体と頭が
真逆な行動を
取っている気がした
頭では
どうでも良いと
感じているハズなのに
身体は………
「どうした俺。」
波は独り言を呟いた
:07/02/16 01:19
:W42SA
:am9ZVRjU
#347 [xまきケたまx]
「今日は
ありがとう…。」
辺りに女の声が
響いた。
聞き覚えのある…
いや,忘れる訳無い
あの声に似ていた。
波は辺りを見回す。
「全然だよ!!
また飲み行こうねッ
また連絡してねッ」
男の声が聞こえ
波は鼻のピアスを
触った。
:07/02/16 01:22
:W42SA
:am9ZVRjU
#348 [xまきケたまx]
由美子の家の玄関に
見知らぬ男性と話す
女の姿があッた。
「由美……」
波は言葉を失う。
見知らぬ男に
笑顔で応対する
かつて自分が
愛した女。
「マジかよッ……」
波はバイクに股がり
鍵を差し込む。
:07/02/16 01:25
:W42SA
:am9ZVRjU
#349 [xまきケたまx]
嫌だ。
嫌だ。
嫌だ。
嫌だ。
頭にはこの言葉しか
浮かび上がらない。
車のクラクションも
今日は聞こえない。
赤信号も見えない。
頭も目の前も
真っ暗だった。
:07/02/16 01:27
:W42SA
:am9ZVRjU
#350 [
美月
]
:07/02/16 10:02
:D902iS
:JgJXT4Ng
#351 [xまきケたまx]
美月さン~
あリがとおN
全部読んでくれたンだ
嬉しいですエx
CHANDANわお香なので
多分どこにでも
売ってますよ咸テ
まきも昔愛用して
いましたからN
これからも
お願いしますI~
:07/02/16 13:14
:W42SA
:am9ZVRjU
#352 [xまきケたまx]
眩しッ……
ププーッ!!!!
波の身体を
大きい光が包み込む
「おわッ!!!!!」
勢いよくハンドルを切り
タイヤから火花が散った
:07/02/16 13:17
:W42SA
:am9ZVRjU
#353 [xまきケたまx]
ズガガッ!!!!
体はバイクから離れ
歩道に倒れこんだ
「てめぇッ!!!
調子こいて赤無視
してんぢゃねえよ!!
殺すぞッ!!!!!!」
運転席から罵声が響く
「いッてえ〜……」
倒れた時に勢いよく
打った膝が痺れる。
:07/02/16 13:21
:W42SA
:am9ZVRjU
#354 [xまきケたまx]
しばらくその場で
痛みと葛藤していた。
通行人の視線が痛い
「あぁ…俺の愛しの
フュージョンちゃんが…」
バイクは傷だらけ
白いのでやたら
傷が目立った。
:07/02/16 13:26
:W42SA
:am9ZVRjU
#355 [xまきケたまx]
馬鹿みてぇだな。
捨てられたんだ。
最初に由美子を
裏切ったのは
紛れもなくこの俺。
由美子だって女だ。
人間だ。
俺ぢゃない奴にも
あんな風に笑うんだ
俺はもう過去の男
きっと今までで
1番最悪な…ね。
:07/02/16 13:30
:W42SA
:am9ZVRjU
#356 [xまきケたまx]
「馬鹿ぢゃん……」
波は笑ってしまった。
「由美子……」
波の目から涙が溢れる
あいつは居なくならないって思ってた。
由美子を愛してた。
由美子もきっと
俺の事愛してたでしょ?
胸がズキズキと
ジンジンと痛む。
:07/02/16 13:34
:W42SA
:am9ZVRjU
#357 [xまきケたまx]
この痛み…忘れてた。
婆ちゃんが死んだ時も
こんな風になったな。
ポッカリ穴が開いた。
あんなにメロメロに
なった女他にいない
:07/02/16 13:37
:W42SA
:am9ZVRjU
#358 [xまきケたまx]
「波ちょっと良い?」
机から顔を上げると
そこには美智瑠が
立っていた。
「どしたっ?」
波は立ち上がり
伸びをした。
「それはこッちの台詞」
美智瑠は腕を組んで
波を睨む。
:07/02/16 13:43
:W42SA
:am9ZVRjU
#359 [xまきケたまx]
何言ってんだこいつ
「何がっすか?」
波が呆れた様に
首を傾げた。
「あんた後輩と
付き合ってんだろ?
木下…愛だっけ?」
あぁ…それね?
「要から聞いたの?」
波は問う。
:07/02/16 13:46
:W42SA
:am9ZVRjU
#360 [xまきケたまx]
「要?あぁアイツ?違うよ
後輩から聞いたんだ」
美智瑠はイライラした様子
で髪をかきあげた。
「波。忠告するね?
アイツは辞めた方が良い」
「何で?美智瑠に
関係無くない?」
波は鼻のピアスに
手が上がる。
:07/02/16 13:50
:W42SA
:am9ZVRjU
#361 [xまきケたまx]
「お前が好きなのは
由美子ッて子だろ?
目覚ましなよ。
木下愛の良い噂
全然聞かないし…」
美智瑠の言葉を遮り
「ってか美智瑠に
とって何が良い噂で
何が悪い噂なわけ?」
「それはっ……」
「お前なら知ってると
思うけど、中学ん時
俺も良い噂なんて
無かったぢゃん?
だからお互い様だべ」
:07/02/16 13:55
:W42SA
:am9ZVRjU
#362 [xまきケたまx]
「それに…
由美子はもう忘れた」
美智瑠はバッと顔を
上げた。
切なそうな悲しそうな
目で波を見つめる。
「忘れた…?本当に?」
美智瑠は波の
Yシャツを掴む。
「ッてか振られたし」
波は鼻ピをいじり
顔を背けた。
:07/02/16 15:15
:W42SA
:am9ZVRjU
#363 [xまきケたまx]
「だからッて……
そんなすぐに…???」
波は美智瑠の手を
Yシャツから離した
「俺ってそうゆう男じゃんっ?忘れたの?
適当万歳っ!」
美智瑠の顔色が曇る
「変わってないね。
そうやって強がる所」
:07/02/16 15:20
:W42SA
:am9ZVRjU
#364 [xまきケたまx]
*****---
中学1年からずっと
あんたとは腐れ縁。
正直私は
へらへらした奴は
好きぢゃない。
「敦先輩の妹。」
それだけで近づいて
来る調子こいた奴等
女の子のグダグダも
正直大嫌い。
そんな時に
あんたに会ったの。
:07/02/16 15:27
:W42SA
:am9ZVRjU
#365 [xまきケたまx]
兄キがあんたを
家に連れて来たの。
たまに除く八重歯が
私的にお気に入りで
優しくて
思いやりのある
そんなあんたが友達で
結構誇りに思ってた。
「テメェ!!!
どうゆう事だっ!」
家に帰ると
物凄い物音と
兄キの怒鳴り声。
:07/02/16 15:33
:W42SA
:am9ZVRjU
#366 [xまきケたまx]
見覚えのある靴。
焦って階段を
かけ上がる。
「人の女と
ヤッてんぢゃねぇ!!!!」
どうやらあんたは
兄キの彼女を好きに
なってたみたいだね
ボコボコになるまで
殴られて
気絶しそうなあんた。
止めに入れなくて
見てるしたできない私
:07/02/16 15:35
:W42SA
:am9ZVRjU
#367 [xまきケたまx]
数日経って
兄キとは仲直り。
でも彼女とは絶縁状態
耐えきれなくて聞いた
「好きなんでしょ?
兄キだッて浮気してる。ただのキープだよ!!
波が本気なら兄キは
彼女の事振るよ?
今のままで良いの?」
波はにこっと微笑んで
「もう忘れたよ!!
1回ヤッたしねっ!!
適当適当ー。」
:07/02/16 15:40
:W42SA
:am9ZVRjU
#368 [xまきケたまx]
絶対嘘じゃんか…
あんた今笑えてないよ
八重歯が見えない。
強がり。
ばか。
どうしてよ。
兄キは確かに怖いけど
あんたは素直が
取り柄じゃんか。
---******
:07/02/16 15:43
:W42SA
:am9ZVRjU
#369 [xまきケたまx]
「強がッて無いよ?」
波は笑って
美智瑠の頭を叩く
「うざい。馬鹿。
私は忠告したからね」
美智瑠は睨むと
波の横をすり抜けて
教室を出た。
「…バレちった。」
波は小さく呟いた。
:07/02/16 15:46
:W42SA
:am9ZVRjU
#370 [xまきケたまx]
「あーいーッ!!」
校門で暇そうに待つ
愛が顔を上げた。
波の方を向き微笑む
「ごめんねっ!!」
波は暑そうに
顔をしかめる。
6月も今日が最後。
梅雨の季節なのに
比較的天気が良かった
:07/02/16 15:56
:W42SA
:am9ZVRjU
#371 [xまきケたまx]
愛は首を横に振り
2人は並んで歩く。
「愛ッてさ…
誕生日いつなの?」
「急にどうして?」
「聞いて無かったな
ッて思ってさ。」
「7月だよッ夏生まれ」
「7月のいつッ??!!」
波は驚いたように
愛を見た。
:07/02/16 16:01
:W42SA
:am9ZVRjU
#372 [xまきケたまx]
「15日だけど…?
もうすぐ同い年だね」
愛は波に微笑む。
誕生日まで同じかよ
「そうなんだ…」
波の顔が曇った。
「何?どうしたの?」
愛は不安そうに
顔色を伺う。
:07/02/16 16:05
:W42SA
:am9ZVRjU
#373 [
]
:07/02/16 16:05
:D902i
:K6QlvFVM
#374 [xまきケたまx]
「1番金無い日に
生まれたなッて…」
波の給料日は
毎月16日に手渡し。
だから前日は
500円ちょッとしか
財布に残らない。
由美子にそう言ったら
「1緒にいてくれたら
それで満足だよ」
そう言ってくれた。
あの愛しい微笑みで
:07/02/16 16:09
:W42SA
:am9ZVRjU
#375 [xまきケたまx]
エさン~
あリがとお~
これからも
よろしくねN
:07/02/16 16:11
:W42SA
:am9ZVRjU
#376 [xまきケたまx]
ほらね?
また思い出してる。
愛といるのはきッと
由美子と似てるから
愛自身を見てない。
今更実感した。
「…別れよう。」
波は驚いて愛を見た。
:07/02/16 16:13
:W42SA
:am9ZVRjU
#377 [xまきケたまx]
「えっ…?」
波は呆気に取られて
立ち止まった。
愛は下を向く。
「波君は…彼女の事
絶対忘れられない。」
「私といても……
隙間は埋められ無い」
「無理なんだと思う」
:07/02/16 16:16
:W42SA
:am9ZVRjU
#378 [xまきケたまx]
私を見てくれるのは
してる時だけ。
それでも良かった。
貴方が一瞬でも
1秒でも
忘れられるなら。
私を必要として
くれるのなら。
:07/02/16 16:22
:W42SA
:am9ZVRjU
#379 [xまきケたまx]
私の勘はよく当たる。
きっと私は
彼女と同じ誕生日。
彼女と似ているの。
要先輩も前言ってた
好きそうなタイプだって
そんな私といたら
いつまで経っても
思い出しちゃうよ…
:07/02/16 16:25
:W42SA
:am9ZVRjU
#380 [xまきケたまx]
「…ごめん。
本当最低だよな俺」
愛は首を振る。
「貴方は良い男だよ」
愛の目から
涙が溢れる。
「もう少し早く…
産まれたかったな…」
愛は足早に
先を歩く。
:07/02/16 16:27
:W42SA
:am9ZVRjU
#381 [xまきケたまx]
「愛ッ!!!!!」
波は愛を追う。
「愛も良い女だよ。
ありがとな?」
その笑顔…
本当反則だよっ……
波は夢中で走った。
それを見送り
愛は泣き崩れた。
子供みたいに大声で
周りの人の視線すら
気にかからない。
:07/02/16 16:31
:W42SA
:am9ZVRjU
#382 [xまきケたまx]
波は夢中で走って
改札を抜ける。
電車は本当に久しぶり
3駅までの距離なのに
とても長く感じた。
:07/02/16 16:33
:W42SA
:am9ZVRjU
#383 [xまきケたまx]
こんな駅
1度も降りた事は無い
右も左も分からない
「すいません。
東女ってどう行くん
すか?」
道端の人に聞き
夢中で走った。
逢いたい。
会って伝えたい。
振られたって構わない
好きなんだよ。
:07/02/16 16:36
:W42SA
:am9ZVRjU
#384 [xまきケたまx]
立ち止まった場所には
立派な門がまえで
<<東女子大学>>
と書いてあった。
息がゼーゼー言って
少し苦しい。
丁度下校の時間。
波はこっそり
校門の前に立った。
:07/02/16 16:39
:W42SA
:am9ZVRjU
#385 [xまきケたまx]
***---
「由美子〜?帰ろっ?」
由美子は振り返り
両手を合わせる。
「レポート今日までなの
もう少し待ってー?」
ふっと鼻で笑い
「由美子トロい〜!
ぢゃあ帰るよ?」
「えぇー!!!」
由美子は切なそうに
見つめる。
:07/02/16 16:43
:W42SA
:am9ZVRjU
#386 [xまきケたまx]
「そんな顔しても無理
彼氏にしなさいよっ
新しく見つけなさい?
ぢゃあ明日ねーっ」
手を振り去って行く。
「あの人以上なんか…
どこにいるのよ。」
由美子は呟き
ノートに目を映した
:07/02/16 16:45
:W42SA
:am9ZVRjU
#387 [xまきケたまx]
「えッと〜…
物体の重力は…--」
「由美子!!由美子!!」
うざったそうに
由美子は振り返る。
「あっ1人で帰るの
心細くなったんだ?」
由美子は悪戯っぽく
微笑んだ。
「んな訳無いでしょ!
あんたの彼氏…
そこに来てるよ…?」
:07/02/16 16:50
:W42SA
:am9ZVRjU
#388 [xまきケたまx]
由美子は睨む。
「くだらない…。
笑えないよその冗談」
由美子はノートに
書き始める。
「本当だって!!!
制服着て…坊主で…」
由美子は立ち上がった
「嫌だッ!辞めてよ…
忘れたいんだから…」
由美子は涙目で睨む
:07/02/16 16:54
:W42SA
:am9ZVRjU
#389 [xまきケたまx]
「信じてよ!!てか…
自分の目で確かめて」
由美子の手を引いて
校門まで走る。
由美子の胸が
ざわめく。
あの日…
波の鎖骨には
キスマークが付いてた
:07/02/16 16:56
:W42SA
:am9ZVRjU
#390 [xまきケたまx]
心をナイフで
刺されたみたいに
ズキンと痛んだ。
波は私を
嫌いにならないッて
あの笑顔で言ってくれていた。
全て嘘だッたんだ。
初めて出会った日に
私は波に体を委ねた
きっと都合良く
利用されてたんだ。
そう思った。
:07/02/16 16:59
:W42SA
:am9ZVRjU
#391 [xまきケたまx]
高校生なんて
そんなものなの?
きっと経験の無い私
の反応が新鮮で…
遊んでたんだ。
本気になって
私馬鹿みたい…。
なッちゃんを忘れる為に
男の子と遊んでみた
:07/02/16 17:02
:W42SA
:am9ZVRjU
#392 [xまきケたまx]
すぐに体を求められて
本当に怖かった。
覆い被さられるのは
好きぢゃないの。
そう言ったら
呆れられちゃった。
ひたすら目をつむって
波の顔が浮かんだ。
泣いてても
辞めてくれなかった
なっちゃんだッたら
辞めてくれたよね?
:07/02/16 17:06
:W42SA
:am9ZVRjU
#393 [xまきケたまx]
あまり声も出せない。
気持ち良くも
してあげられない。
それでもなッちゃんは
優しくしてくれた。
気づかってくれた。
利用されてるなんて
何で思ったんだろう
愛を1番感じたのに
:07/02/16 17:09
:W42SA
:am9ZVRjU
#394 [xまきケたまx]
「別れよう…」
捨てたのは私の方。
だけど
捨てられた気分だッた
もし本当に校門に
なっちゃんがいるなら
逢いたいよ…
あの笑顔が見たい。
:07/02/16 17:12
:W42SA
:am9ZVRjU
#395 [xまきケたまx]
---*****
「ほらッ!!!」
女の声に波は振り向く
「…由美子ッ……」
由美子は
両手を口元に当て
波を溢している。
「2人で話しな?」
由美子は背中を押され
波の前に立った。
:07/02/16 17:15
:W42SA
:am9ZVRjU
#396 [xまきケたまx]
「すいませんッ…」
波は会釈する。
「何で…来た…の…」
由美子は途切れ途切れ
問いかける。
「逢いたくて…」
波は由美子の頬を
ゆっくりさする
:07/02/16 17:18
:W42SA
:am9ZVRjU
#397 [xまきケたまx]
懐かしい由美子の頬
由美子の目…
泣き顔…
本当かわいい奴。
「今更何だけどね?
俺…無理なんだ。」
波は続ける。
「由美以外の人は
無理なんだよ。
頭の中は由美ばッか
キモイぐらい考えてる」
:07/02/16 17:23
:W42SA
:am9ZVRjU
#398 [xまきケたまx]
「由美子を傷つけた。
浮気した奴に
そんな事言う資格は
絶対無いんだけど…」
「もう1回チャンスを
もらえないかな…?」
波は由美子を見る。
:07/02/16 17:25
:W42SA
:am9ZVRjU
#399 [xまきケたまx]
「……よ」
由美子は呟く。
「えっ…?」
「無理だよ……」
波の心臓が
ドクンと波打つ。
:07/02/16 17:28
:W42SA
:am9ZVRjU
#400 [xまきケたまx]
やッぱり駄目か。
そうだよな…
由美子はもう
忘れたんだろうな。
キモイなあ俺…。
:07/02/16 17:29
:W42SA
:am9ZVRjU
#401 [xまきケたまx]
俺だけぢゃん
未練タラタラなの
馬鹿みてぇだなっ…
「私も…無理なの」
「なッちゃん以外は…」
:07/02/16 17:32
:W42SA
:am9ZVRjU
#402 [xまきケたまx]
「えッ!!!????」
波は驚いている。
「波が好きなのッ…
私だッて思い出す…
気持ち悪いぐらい…」
「なッちゃん笑ッて?
ずーッと…私の横で」
波は由美子を
抱きしめた。
自然と涙が溢れ
愛しさが溢れた。
:07/02/16 17:35
:W42SA
:am9ZVRjU
#403 [xまきケたまx]
無我夢中でキスをして
由美子の暖かさに
心が熱くなる。
「好きィー……」
由美子は泣いてるし
俺も泣いてるけど。
:07/02/16 17:37
:W42SA
:am9ZVRjU
#404 [xまきケたまx]
婆ちゃんの言葉が
頭にコダマする。
「お前の笑顔は
人を幸せにする。」
それが本当かは
まだ分かんない。
地球上全員は
絶対無理だけど…汗
隣にいる人
大切な人
失ないたくない人を
幸せにする事ぐらいは
できる男になりたい。
:07/02/16 17:40
:W42SA
:am9ZVRjU
#405 [xまきケたまx]
大好き。
,
:07/02/16 17:41
:W42SA
:am9ZVRjU
#406 [xまきケたまx]
数ヶ月後。
夏が過ぎて10月
俺等は付き合って
半年が経った。
「いじめッ…?」
:07/02/16 17:43
:W42SA
:am9ZVRjU
#407 [xまきケたまx]
「そうそう…
要のクラスなんだけど
女子がねすげぇの!」
ひどい…
由美子は呟き
髪の毛をとかしている
左の薬指には
銀色に光る指輪。
もちろん俺も。
浮気防止。ッて事で
ワンサイズ小さめ
だから跡がくッきり…
いつか抜けなく
なりそうで
正直怖いっす……。
:07/02/16 17:50
:W42SA
:am9ZVRjU
#408 [xまきケたまx]
「要の好きな人がさ
ターゲットになる
予感すんだよ〜…」
「今のターゲットは
もう学校行かないッて
今日泣いてたし…あ!」
由美子がこちらを
睨んでいる。
「後追ったんだ…
女の子の…!!!!」
皮肉ッたらしく
由美子は言う。
「胸を貸してあげて
優しいねッ。鶴田君」
:07/02/16 17:54
:W42SA
:am9ZVRjU
#409 [xまきケたまx]
ふんッと
由美子は立ち上がる
「いやッ・何つぅか…
励ましてたら〜…
みたいなっ!!!!」
波はわざとおどける
「…ごめんなさい」
「…でも
ほったらかした方が
もっと最悪だよ。」
「いじめなんて
馬鹿みたいだね!!」
由美子は頬を
ふくらました。
:07/02/16 17:58
:W42SA
:am9ZVRjU
#410 [xまきケたまx]
可愛いなあ…
本当俺ッて幸せもんだ
,
:07/02/16 18:01
:W42SA
:am9ZVRjU
#411 [xまきケたまx]
要と小林が
付き合うのは
もうちょい先の話
俺等の愛は
変わらず大きくなる
今日も部屋で
プンプンのお香の匂いと
由美子の香水の匂いを
深く吸い込んで
目をつむる。
:07/02/16 18:05
:W42SA
:am9ZVRjU
#412 [xまきケたまx]
この香水と匂いと
お香が無いと
生きていけない。
由美子がいないと
上手く笑えない。
もう一生離さない。
,
:07/02/16 18:07
:W42SA
:am9ZVRjU
#413 [xまきケたまx]
「追いかけた子…
胸を貸しただけ?」
由美子は目を細めた
「かわいそうで…
…チューを…ぐわ!!」
由美子の拳が
顔面ヒット。
波は口を押さえる。
:07/02/16 18:11
:W42SA
:am9ZVRjU
#414 [xまきケたまx]
「この…
けだものッ!!!!!!!!」
最近の由美子は
少々怖いです。
世の中適当。
そんな事言ッたら
また怒られるけど…
:07/02/16 18:13
:W42SA
:am9ZVRjU
#415 [xまきケたまx]
「でも……」
由美子は波に寄る。
「…大好きっ…」
くぅ〜!!!
やっぱりたまらん!!
愛してるわ!!!!
:07/02/16 18:15
:W42SA
:am9ZVRjU
#416 [xまきケたまx]
俺って
幸せ者です。
CANDAN
終
:07/02/16 18:17
:W42SA
:am9ZVRjU
#417 [xまきケたまx]
何か微妙な終わりに
なッてしまいました
ごめんなさい灌灌灌
感想・指摘・アドバイス
お願いしますI
:07/02/16 18:18
:W42SA
:am9ZVRjU
#418 [くるみ]
:07/02/16 20:03
:F902i
:dXktP0Rw
#419 [あちやんI!]
全部読みましたI
いい話ですねシ!
また新しい話も
楽しみにしてるんで
書いて欲しいです!
もう新しいのとかわ
決まってるんですかっe?
:07/02/16 23:02
:W44T
:HoB3b.qs
#420 [もも]

作目も
まぢよかッたです(

>

<)
次もたのしみにしてます


:07/02/17 00:16
:N901iS
:oheDYU.E
#421 [ゅぃ]
波、由美ちゃん戻ってよかったぁ(●V∪V●)てか泣けます、いいなぁ…なんか運命みたいなもんがあってステキな二人の話でした☆みてて幸せになって(*'∪`幸)まっきーお疲れ様でした(^-^)vめっさよかったです♪
:07/02/17 00:47
:P902iS
:TI4wFmzs
#422 [
美月
]
:07/02/17 01:05
:D902iS
:p.jWqa6k
#423 [xまきケたまx]
*くるみさン>>
あリがとうエx
嬉しいですI~
次回も出来たら
読んでやって下さいス
:07/02/17 01:36
:W42SA
:8pqRxqa6
#424 [xまきケたまx]
*あちやんさンx>>
あリがとうI~
読んでいただいて
嬉しいですっ
次回も多分…
書きたいと思いますy
:07/02/17 01:39
:W42SA
:8pqRxqa6
#425 [xまきケたまx]
*ももさンx>>
1も2も読んで
いただいてっ
ありがとう~
次回も
読んでやって下さいス
:07/02/17 01:40
:W42SA
:8pqRxqa6
#426 [xまきケたまx]
*ゆいちャンxx>>
本当いつもいつも
コメントくれてmx
あなたがまきの
支えだッたわよン
ありがとう~~
何か自分的に終わり
気にいらなかったけど
喜んでもらえて
嬉しいI~
ありがとうフ
次回も書くから
来てねII
:07/02/17 01:43
:W42SA
:8pqRxqa6
#427 [xまきケたまx]
*美月さンx>>
ありがとう~
そう言ってもらえると
書いたかいが
ありますよっI~
CANDAN買って
波を思い出して
やって下さいI(笑
次回もお願いしますス
:07/02/17 01:45
:W42SA
:8pqRxqa6
#428 [
美月
]
:07/02/17 01:49
:D902iS
:p.jWqa6k
#429 [xまきケたまx]
*美月さンx>>
波も嬉しいですよ笑次回もお願いしますス
:07/02/17 12:58
:W42SA
:8pqRxqa6
#430 [xまきケたまx]
次のスレ建てました
アドバイス・感想
お願いしますス~
:07/02/17 13:00
:W42SA
:8pqRxqa6
#431 [xまきケたまx]
:07/02/17 13:00
:W42SA
:8pqRxqa6
#432 [我輩は匿名である]
1、2読みました。感動しました。
:07/02/20 01:07
:P902i
:☆☆☆
#433 [-]
:07/02/20 03:26
:SH900i
:.PGA1BjE
#434 [
]
:07/03/16 13:39
:D902iS
:hbnHYVOs
#435 [虹]
:07/07/21 16:13
:SH902i
:99uSQQqY
#436 [我輩は匿名である]
今度お香探しに行こうかなと思ってたらお家にありました

新作がんばってください

:07/08/27 23:16
:N701iECO
:HoFcCn.c
#437 [みィ]
:07/09/06 23:30
:D902iS
:syZrkowA
#438 [みィ]
:07/09/06 23:31
:D902iS
:syZrkowA
#439 [我輩は匿名である]
:07/09/30 21:48
:W51S
:9GLdRVOI
#440 [我輩は匿名である]
:08/03/27 15:49
:auKC3D
:mGJCs8E.
#441 [我輩は匿名である]
:08/04/16 00:40
:F705i
:☆☆☆
#442 [けんじ]
あげます
:08/08/04 00:15
:SH903i
:TTrmPaz.
#443 [我輩は匿名である]
:08/11/06 18:32
:706P
:vkAHJ3zo
#444 [名前なし]
あげます。
:09/02/14 15:21
:D905i
:qSr/m9qc
#445 [我輩は匿名である]
あげ


:09/06/10 13:25
:N903i
:☆☆☆
#446 [我輩は匿名である]
:09/06/27 16:46
:auKC3O
:j4d35yfA
#447 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)
:22/11/22 08:54
:Android
:YeMhZvHE
#448 [わをん◇◇]
:22/11/22 08:54
:Android
:YeMhZvHE
#449 [わをん◇◇]
:22/11/22 08:54
:Android
:YeMhZvHE
#450 [わをん◇◇]
:22/11/22 08:55
:Android
:YeMhZvHE
#451 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age
:23/01/21 20:13
:Android
:IhSnmgVI
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