・・恋愛模様・・
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#501 [みい]
……あきに言うたるか否か。
言うてもたら…あきは絶対僕の手には入らへん。
言わんといて、僕がずっと側におってやったら…僕のもんになってくれる可能性はある。
それを踏まえた上で…あきに言うたるか否か………。
:08/03/14 23:52
:SH902i
:2rKpeOR6
#502 [みい]
………………………………
放課後…
――*弘樹Side*――
「この関係今日でおしまいやから」
俺が言うたら大原は驚きながら、
「なんで!?なんでよ!?」
と俺に突っ掛かってきよる。
…なんでやと?…愚問やな。
:08/03/14 23:53
:SH902i
:2rKpeOR6
#503 [みい]
「なんでもくそもあれへん。今日で終わりや」
俺が言い放つと、
「……そんなこと言っていいと思ってるの!?」
取り乱す大原。
「あの写メ…流すよ!?」
悪いんやけども、その切り札には飽きたで?大原。
:08/03/14 23:53
:SH902i
:2rKpeOR6
#504 [みい]
「別にええよ」
大原は俺の返事に明らかに戸惑っとる。
「ど、どうなるかわかってんの!?あんたの彼女、周りの奴らに…」
「関係あらへん。俺が守ってやるさかいな」
…圭介が気いつかせてくれた。1番大事なんは…あきの側におってやること。
:08/03/14 23:54
:SH902i
:2rKpeOR6
#505 [みい]
「……嫌!!ひろ君は私のものよ!!」
…あほちゃう?俺はあきのもんやっちゅーねん。
「お前のもんになる気はさらさらあらへんさかい」
俺の言葉に大原は唇を噛み締め、
「あの女…めちゃくちゃにしてやるっ…」
と呟く。
:08/03/14 23:55
:SH902i
:2rKpeOR6
#506 [みい]
俺がええかげんにせえや!!と殴りかかろうとした時、後ろから声がした。
「めちゃくちゃになんかさせへんよ?」
……!?
「あ、相原…!?」
「僕のお昼寝、邪魔せんといてくれはる?」
相原は微笑みながら大原に近付く…。
:08/03/14 23:56
:SH902i
:2rKpeOR6
#507 [みい]
「何よ、あんた……」
「何って(笑)ちょっとそらひどいんちゃいますー?」
相原は俺の前に立った。
「そんな事より♪あきをめちゃくちゃにする言うたんはどの口かな〜?」
「あたしよ!!文句あんの!?」
チビの相原は、大原に取って喰われそうや…;;
:08/03/14 23:57
:SH902i
:2rKpeOR6
#508 [みい]
せやけど相原は全く尻込みすることもなく、
「…これ聞いても、同じこと言うてられるかな…?」
と自分の携帯を取り出す。
ピッ!!
『……そんなこと言っていいと思ってるの!?
あの写メ…流すよ!?』
…これっ…さっきの……
「最初から…きっちり録音させてもろたで?」
:08/03/14 23:59
:SH902i
:2rKpeOR6
#509 [みい]
「嘘っ!?」
驚いた俺を無視して、相原は続ける。
「あんた、大学から教育実習で来てんねやろ…?こないなことバレてもたら…やばいんちゃうん?」
大原は真っ青な顔をして、口をぱくぱくさせとる…。
「これ消してほしかったら、その写メとやら…消せや!!」
:08/03/15 00:00
:SH902i
:X9NrMScA
#510 [みい]
相原は大原にそう怒鳴ったあと、俺のほうを向いた。
「石川、あとは俺がやっとくさかい…お前は早よあきのとこ行け」
相原…チビでうざいだけの奴とちゃうかってんな…(涙)
「おおきにやでっ…!!」
俺はあきの元に走り出した。
:08/03/15 00:01
:SH902i
:X9NrMScA
#511 [みい]
――*相原Side*――
さっき石川と大原が屋上行くん見てもて…
あかん、僕こないええ人ちゃうのに…(笑)
ま、今回はしゃーないな。
損な役やったけど…あきの幸せが1番や。
石川…もう手放したらあかんで!?
:08/03/15 00:04
:SH902i
:X9NrMScA
#512 [みい]
:08/03/15 00:14
:SH902i
:X9NrMScA
#513 [みい]
――*弘樹Side*――
あきっ…どこにもおらん…もう帰ってもうたんか…?
「吉田っ!!」
廊下で友達とだべっとる吉田を見つけた…
「…なんやねん?うちに何か用?」
うわっ、むっちゃ怖っ…;;
でもそんなん関係あらへん!!
「あきはっ!?」
:08/03/15 19:35
:SH902i
:X9NrMScA
#514 [みい]
俺の質問に答えようとせえへん吉田に苛立った俺は、
「あきはどこかって聞いてんねん!!早よ答えろ!!」
と怒鳴ってもた。
俺の剣幕にびっくりしたんか、
「あきなら…もう帰ったけど」
と目を逸らしもて答える。
:08/03/15 19:36
:SH902i
:X9NrMScA
#515 [みい]
吉田から何とか住所聞き出して…着いた、あきん家…。
インターホンを鳴らすと、懐かしいあきの声。
「はい、どちら様ですか…?」
「石川弘樹」
それだけ答えると、すぐ遠慮気味にドアが開いた。
:08/03/15 19:37
:SH902i
:X9NrMScA
#516 [みい]
「ど、どないしたん…?こんなとこまで……」
あきの目には不安の色があった。
「話したいことがあるんや」
「……ん、上がって…?」
………………………………
あきの部屋で、俺は一部始終を説明した。
「…俺は今でも…お前ん事、好きや」
:08/03/15 19:38
:SH902i
:X9NrMScA
#517 [みい]
「勝手やけど…気持ちは抑えられへん。…あきがもう俺のこと嫌いなんやったら、俺も潔くあきらめたるから」
俺が言い終わると、あきは泣きながら俺に抱き着いてきた…
「ひろ君のあほっ…!!嫌いになんか…なるわけないやろ!!!」
…ほんまに?ほんまに言うてんの?
:08/03/15 19:38
:SH902i
:X9NrMScA
#518 [みい]
「せやったら…前みたいに戻れる?」
俺が聞くと、無言で何回も頷くあき。
…こない嬉しいことってないわ…ほんまにありがとう、あき…
しばらく抱き合ったままでおったら、あきが俺からそっと離れて聞いてきよった。
:08/03/15 19:39
:SH902i
:X9NrMScA
#519 [みい]
「大原先生と…キスしたん?」
ゔっ……
一瞬答えに詰まる俺…(焦)
「…したんやあ…」
「ちゃうって!!や、してもたけど…;;」
「やっぱりしたんやんかあ〜…」
シュンと下を向いてもたあき…;;
:08/03/15 19:40
:SH902i
:X9NrMScA
#520 [みい]
「せやけどあんなん心込もってへんし!!…ごめんやで?」
俺があきの顔を覗き込むと…あきは目をつぶっとる。
「…?あき?」
「消毒…してええよ?」
あきは目を閉じたまま言う…
……んな事言われてもたら…久しぶりやし、止まらんかも…//
:08/03/15 19:41
:SH902i
:X9NrMScA
#521 [みい]
「…おおきに…」
俺はあきの唇に自分の唇を押し付ける。
しばらく経つと、あきの手は俺の頭に…。
えらい大胆やな(笑)//
俺は無理矢理舌をあきの口に侵入させる。
:08/03/15 19:41
:SH902i
:X9NrMScA
#522 [みい]
舌であきの口内をまさぐると、時折洩れるあきの甘い吐息。
やっぱ…あきやからなんやろな…頭とか麻痺してくる…あきの事しか、考えられやん…
あきが苦しそうに俺を呼んださかい、渋々(笑)唇を開放したった。
「久しぶりなんやから…手加減してや//」
:08/03/15 19:42
:SH902i
:X9NrMScA
#523 [みい]
「え〜?俺、まだまだいけるでえ?」
からかって笑う俺に、あきはあほ//、と俺の胸を押した。
そん時……気付かれてもた;;
――*あきSide*――
ひろ君の胸を小突いた時…気付いてもた…
:08/03/15 19:43
:SH902i
:X9NrMScA
#524 [みい]
「これ…何?」
はだけたシャツから見える鎖骨の辺りに…赤い痕。
「あ〜……何やろなあ?」
はぐらかさんといてよ…私かて、それが何なんかくらいわかる…。
「…大原先生?」
「…すまん;;」
:08/03/15 19:44
:SH902i
:X9NrMScA
#525 [みい]
「あ!!言うとくけど、俺と大原はここまでの関係やで!?;;」
…当たり前やんかあ!!それ以上の関係やったら私…壊れてまうで!?(涙)
「…そうなんやあ」
自然と冷たく接してしもた自分に嫌気がさす。
ひろ君は私のために我慢してくれたのに……
:08/03/15 19:45
:SH902i
:X9NrMScA
#526 [みい]
「なあ、あき……」
自己嫌悪に陥ってもうてた私は、ひろ君の声で我に返る。
「ここは消毒してくれへんの?」
ばっと顔を上げると…そこには、微笑むひろ君…;;
……Sひろ君やあー…!!;;
「お前のためやったんやで?」
:08/03/15 19:46
:SH902i
:X9NrMScA
#527 [みい]
それはまあ、そうやけども…//
「してくれてもええんとちゃう?」
悪魔の微笑みを浮かべて、私に迫ってくるひろ君…。
「わ、わかった!!消毒します!!//」
私は慌ててひろ君に宣言した;;
:08/03/15 19:47
:SH902i
:X9NrMScA
#528 [みい]
「ほなよろしく〜♪」
ひろ君は目を閉じて、私を待っとる…//
私はそっと、ひろ君の赤い痕に指で触れた。
……あかん、なんか…妙に意識してまう…//
やって、なんや鎖骨らへんとかゴツゴツしてて…やっぱり男の人なんやなあって…///
:08/03/15 19:48
:SH902i
:X9NrMScA
#529 [みい]
「はい、おしまいっ!!//」
私が言うと、ひろ君は目を開けて…
「…足りひんなあ」
と笑う…//
「足りひんて!!//人がせっかく…」
私の批判を、人差し指で遮る彼。
「…これでして欲しなあ…?」
:08/03/15 19:49
:SH902i
:X9NrMScA
#530 [みい]
これって……くっ、唇〜!?//
「やっ…無理!!//」
「なんで?」
きょとんとされても…無理なもんは無理や!!//
やけど…
「あき…?頼むさかい」
そないに懇願されてまうと…;;//
:08/03/15 19:49
:SH902i
:X9NrMScA
#531 [みい]
「いっ、一瞬だけやで!?//」
私の言葉に、おおきに、と微笑んで目を閉じるひろ君。
〜〜……//
目の前のひろ君の肌に、なんやクラクラする…//
…ちゅっ
:08/03/15 19:50
:SH902i
:X9NrMScA
#532 [みい]
任務完了っ!!とばかりに離れようとした私の腰をひろ君の右手が、後頭部を左手が捕らえる…
よって、私の唇はひろ君の鎖骨に押し当てられたまま…//
「〜〜〜〜〜!?////」
「ちゃんと消毒せなあかんやろ?」
絶対今ひろ君笑っとる…//ほんま意地悪やあーーっ!!//
:08/03/15 19:52
:SH902i
:X9NrMScA
#533 [みい]
目の前にはひろ君の少し黒い肌…
ひろ君の匂いが、私の体中に広がる。香水つけとるんかようわからんけど、私が大好きな香り…
ひろ君は私の頭に唇を押し当ててて…手ぐしで私の髪をとく…。
って、何なん!?このシチュエーション!!!!!//
私は恥ずかしくて、ぎゅっと目を閉じた。
:08/03/15 19:57
:SH902i
:X9NrMScA
#534 [みい]
「…あき、ちょっとそこ噛んで?」
へ?噛む!?//何プレイやねん!?//
何も知らん私は、戸惑いながらも少しだけひろ君の肌に歯を立てた…
「おおきに♪」
開放される頭…腰は依然として拘束されたまま;;
:08/03/15 19:58
:SH902i
:X9NrMScA
#535 [みい]
「これ見て?」
ひろ君が指差す先には…さっきよりもさらに赤く色付いた痕。
こ、これ…私が!?//
「これなー、俺はあきのもんってしるし♪」
にこっと笑うひろ君に、キュンと締め付けられる胸。
「は、恥ずかし…//」
「俺はむっちゃ嬉しい♪」
:08/03/15 19:59
:SH902i
:X9NrMScA
#536 [みい]
あまりの恥ずかしさにいてもたってもいれやんくて、離れようとした私を、
「まだ……」
とすかさず捕らえるひろ君…//
諦めておとなしくひろ君の胸の中におると、
「俺も…ええ?」
とか聞いてきよる。
……ええ?って…何が?
:08/03/15 19:59
:SH902i
:X9NrMScA
#537 [みい]
?の顔でひろ君を見上げると、ひろ君は、
「俺もあきに…しるし、付けてもええ?」
と囁いてきよった//
…へっ!?//『しるし』って…さっきのみたいな!?//む、無理ー!!//
慌てる私を無視して、
「ちゅーか…付けたい」
真っ直ぐ私を射るひろ君の瞳…
:08/03/15 20:01
:SH902i
:X9NrMScA
#538 [みい]
:08/03/15 20:04
:SH902i
:X9NrMScA
#539 [みい]
ひろ君の目に負けてもて…思わず頷く私。
ひろ君はそんな私を見て、微笑みながら私のおでこにキスを落とす…。
そのあと、瞼、頬…と順に下りていき…ひろ君の唇は私の耳に。
「っ………!!//」
力んでもた私をなだめるように、ひろ君の手は私の背中をさする。
:08/03/16 01:17
:SH902i
:Nmqi1ysQ
#540 [みい]
「あき…ほんま、むっちゃ好き…」
耳に唇をつけたまま囁くから…ひろ君の声が頭ん中いっぱいに響いて、私は真っ赤になってもた//
それから唇を這わせたまま、ひろ君の頭は私の首筋へ…
ひろ君が優しく唇で触れるのと、茶色い髪が私の頬にかするのがくすぐったい。
:08/03/16 01:18
:SH902i
:Nmqi1ysQ
#541 [みい]
「ちょい失礼するで…?」
そう言うたかと思たら、私のブラウスの胸元を少しだけ開けるひろ君…//
ぇ!?ぇぇぇええ〜っ!?!?//
そらあかんやろ〜!!//
ひろ君はお構いなしに私の鎖骨辺りに唇を押し付ける。
きゃあ〜〜!!////やばい、息が上手くできやん…//
:08/03/16 01:20
:SH902i
:Nmqi1ysQ
#542 [みい]
「…ついた♪」
ひろ君の唇が離れて、ゆっくり目を開けると…微笑みながら私の鎖骨を指でなぞるひろ君…。
あかん、ゾクゾクしてまう…//
恐る恐る自分の鎖骨辺りを見ると…紅く花が咲いとる//
「首につけたら明日学校で恥ずかしやろ?」
:08/03/19 00:54
:SH902i
:3aZbi3t.
#543 [みい]
ひろ君はなぞるのを止め、私に聞いてきよった。
「どこでも恥ずかしわ…//」
「俺とお揃やで〜♪」
私が答えると、自分のシャツをぐいっと引っ張って、私と同じ状態の鎖骨を見せてくる。
もお〜!!//ひろ君のそうゆう行動に私はいちいちドキドキしてまうねん!!//
:08/03/19 00:55
:SH902i
:3aZbi3t.
#544 [みい]
目のやり場に困ったさかい目を逸らすと、
「これお前がつけたんやで?」
って楽しんどる…//
悔しいけど、ひろ君って私の一枚上手なんよねえ…//;;や、それ以上やな;;
やけど…戻ってきてくれてよかった。ほんまに…ほんまに嬉しい。
:08/03/19 00:56
:SH902i
:3aZbi3t.
#545 [みい]
私を守る為やったなんて…
「あき」
「…な、なん?」
さっきとはちゃう、真面目な表情に私の背筋は無意識に伸びた。
「これからは俺がずっとお前の側で、お前のこと守ったるさかい」
「…お前もずっと俺の側におってな」
:08/03/19 00:57
:SH902i
:3aZbi3t.
#546 [みい]
「……………」
「な、なんか言えや!!;;」
大好きな人からの、嬉しすぎる言葉。
「ごめ…なんや恐くて…こないに幸せで、ええんかなって…」
私の言葉に、ひろ君は噴き出してから、
「あほやな〜!!ええんや!!お前は俺の胸ん中で幸せになりい!!」
って、ぎゅっとしてくれた//
:08/03/20 00:43
:SH902i
:n1HPHr2w
#547 [みい]
「あ〜むっちゃ焦った;;拒否られるかと思たわ!!」
…拒否るわけないやろ?
私も…ひろ君のこと、幸せにできとるかな?そうやとええな…♪
今、私をしっかり抱きしめてくれとるこの人が…私の運命のヒト★
:08/03/20 00:44
:SH902i
:n1HPHr2w
#548 [みい]
:08/03/20 00:48
:SH902i
:n1HPHr2w
#549 [みい]
:08/03/21 02:08
:SH905i
:jg2sTOYk
#550 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story9〜幸せな夢
・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/22 00:02
:SH905i
:wnuMkY0o
#551 [みい]
今日は俺んちであきと勉強〜♪
厄介なことにもうすぐテストやねん;;
「こないだあかんかったからな〜…次は頑張らんと(涙)」
このままやと留年してまうかもしれん…や、まじでやで?;;
「英語やったら私得意やよ♪」
:08/03/22 00:04
:SH905i
:wnuMkY0o
#552 [みい]
と俺の向かいにはにっこり微笑むあき…♪
「ほんまっ!?教えてくれ〜」
「任しときい♪」
………………………………
30分後…
「こら!!何ぼけっとしてんの(笑)」
「へっ!?」
あかん…今あきに見とれとった…(笑)やって…勉強しとるあきもかわええんやもん〜//爆
:08/03/22 00:06
:SH905i
:wnuMkY0o
#553 [みい]
「や、あきかわええなあーって思て(笑)」
俺の言葉にあきは頬を染めて、
「そんなんいらんから、早よ勉強しよっ//」
…これぞ萌え〜!!ってやつやな…(笑)//
………………………………
さらに30分後…
「zzZZ…」
おいおい、あきちゃん爆睡ですけども〜(笑)
:08/03/22 00:07
:SH905i
:wnuMkY0o
#554 [みい]
「『早よ勉強しよ』言うたんはどの口やっちゅーねん(笑)」
俺は小声でぶつぶつ言いながら寝てもて起きへんあきをベッドまで抱っこして運ぶ。
「よいしょっと」
あきをベッドに寝かせて、離れようとしたとき…
「ん〜…」
:08/03/22 00:08
:SH905i
:wnuMkY0o
#555 [みい]
グイッ!!
「ぐえっ!?」
ドサッ!!
俺の首に回っとったあきの腕に力が入り、俺は体勢を崩してもて…
あきの上に被さってもた…//
ちょ、この状態は…あかんやろ〜!!//
俺があたふた焦っとると、あきが目を覚ました;;
:08/03/22 00:09
:SH905i
:wnuMkY0o
#556 [みい]
「………」
あきは無言で自分の真上におる俺を見つめる…。
「ちゃ、ちゃうねん!!;;これはお前がやな〜…」
どっから見ても俺が押し倒したよに見えるけども!!ちゃうねんで!?俺はそんなしょーもない男やないねん〜!!;;
「あ〜もう!!ちゃうねんて〜(涙)」
焦る俺をきょとんと見とるあき…
:08/03/22 00:10
:SH905i
:wnuMkY0o
#557 [みい]
「………zzZZ…」
…へ?寝やがった…;;
が、依然として俺の首にはあきの腕…やから俺は必然的にあきの上に覆いかぶさっとる…;;
もう〜困ったことになったもんやなあ…;;
とりあえず俺はあきの頭の横に両腕をついて、あきに体重がかからんようにしたった。
:08/03/22 00:11
:SH905i
:wnuMkY0o
#558 [みい]
…………唇うまそやな…
って!!何考えてんねん俺は!!//
…一度気になるととことん気になってまうもんやな…//
あきは俺がこないなこと考えとるなんて夢にも思わんとすやすや眠っとる…//
…人の気も知らんと〜!!(怒)//
「俺…かわいそすぎへん?(涙)」
:08/03/22 00:20
:SH905i
:wnuMkY0o
#559 [みい]
はああ〜っと深いため息をついてから、いつの間にか力が抜けて俺の背中に乗っかっとったあきの腕をそっとほどいて、俺はあきの隣に横になった。
ほんまに…罪深い奴やで(笑);;
………………………………
1時間後…
――*あきSide*――
…な、なんでこないなことになっとるん…?//;;
:08/03/22 00:21
:SH905i
:wnuMkY0o
#560 [みい]
:08/03/22 00:24
:SH905i
:wnuMkY0o
#561 [まぁ
]
ストップしちゃうのぉ

:08/03/22 00:27
:N703iD
:p2aIxJUQ
#562 [
]
:08/03/23 12:02
:F904i
:ttEq55WQ
#563 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・

、、まぁ
さん
すいません

今
から更新するので、
よかったら読んでや
って下さいね〜


、、
さん
アンカ感謝です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/24 00:21
:SH905i
:6ANeimUs
#564 [みい]
目を覚ますとなぜかひろ君に抱きしめられとる私…;;//
「しかも…寝とるし(笑)」
ひろ君の寝顔…むっちゃかわええ…!!子供みたいや…(笑)
…キス、したいなあ…
って!!何言うてんの自分!!;;
…でも…1回くらいええかな…?
:08/03/24 00:22
:SH905i
:6ANeimUs
#565 [みい]
「起きてへんよね?」
私はひろ君の顔の前で手をひらひら振ってみた。
…無反応。ひろ君はまだすーすーと寝息をたてて夢の中。
「し、失礼しまーす…//」
私はドキドキしながらも、ひろ君の口に触れるか触れないかくらいのキスをしてもた…//
:08/03/24 00:23
:SH905i
:6ANeimUs
#566 [みい]
きゃぁあー!!//やってもうたあ〜!!!//
自分でやったものの、やっぱし恥ずかしくて、ひろ君の胸の中で悶えとると、
「ほー…なかなか大胆なことしてくれるやないの…」
まさかの彼の楽しそうな声…
「お、起きてたん!?;;」
「今起きた〜」
:08/03/24 00:25
:SH905i
:6ANeimUs
#567 [みい]
ひろ君はそう言うと、私の顎に手をかけてクイッと私に上を向かせる。
「せっかく俺は我慢したったのに…お前が誘ったら意味ないやんけ」
我慢したって…何の話?;;
「誘ってなんかあれへん!!;;//」
私は顎にかかっているひろ君の手を解いた。
すると…
:08/03/24 00:26
:SH905i
:6ANeimUs
#568 [みい]
ドサッ…
「!?!?」
いきなり景色が反転して…なぜか目の前にはひろ君の顔…その向こう側には天井が…
…押し倒されてもた!?//
「あんま煽んなや…」
珍しく苦しげな顔のひろ君…
今日はドSやないんやな(笑)//
「…どーゆー意味?」
私にはひろ君の言葉と表情の意味がわからんかった。
:08/03/24 00:27
:SH905i
:6ANeimUs
#569 [みい]
「今日はあんま…俺、余裕ないねん。せやから…」
そこまで言うと、ひろ君は私からそっと離れて起き上がった。
「もう帰り?送ってったる。」
「へ……?」
拍子抜けした私は目を丸くしてベッドの淵に座る。
…今てっきりキスしてくれるもんやと思とった自分が恥ずかしいのと、なんでキスしてくれやんかったん…?という疑問、不安が胸を渦巻く。
:08/03/24 00:29
:SH905i
:6ANeimUs
#570 [みい]
「ひろ君…?」
「早よ帰る用意しい」
ひろ君はこっち見てくれへん…
「なんや…怒っとる?」
「別に…」
やっぱり目を合わしてくれへん。
「ひろく…」
私がひろ君の肩に触れようとすると…
「っ……!!触らんといてくれ!!」
………え…?
:08/03/24 00:30
:SH905i
:6ANeimUs
#571 [みい]
「あ…すまん」
気まずそうに謝るひろ君。
私の頬には…あまりの衝撃に涙が伝った。
「わわっ;;すまんて!!泣くな!!」
焦るひろ君に悪いと思いつつも、涙は止まらへん…。
「な…んで?」
「へ……?」
私は泣きながらも疑問をぶつける。
:08/03/24 00:31
:SH905i
:6ANeimUs
#572 [みい]
「なんで…キスしてくれへんかったん?」
ひろ君は俯く。
――*弘樹Side*――
なんでやろ…途中まではいつも通りやったんやけど……
急になんや体の奥がざわついた。
俺は今…あきを求めとる。理性と本能が入り交じって…多少本能が優勢!?みたいな…//
:08/03/24 00:33
:SH905i
:6ANeimUs
#573 [みい]
今までも何回かこないなことはあったけども…キスだけで十分に事足りとった。
せやけど…今日はちゃう。自分の体やからわかんねん。
今日の俺は…アブナイ。
「ひろ君…」
そない泣きそうな目で見んなや。今の俺には…お前の涙さえ危険物やねん…。
:08/03/24 00:35
:SH905i
:6ANeimUs
#574 [みい]
:08/03/24 00:38
:SH905i
:6ANeimUs
#575 [みな]
:08/03/25 16:49
:F905i
:☆☆☆
#576 [(жзжy)]
とてもおもろいデースフ~
早く続きを更新して下さいネeM
:08/03/26 22:54
:W54T
:wyUNwCeg
#577 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、みな
さん
アンカーありがとう
ございますっ
!

、、(жзж)さん
ありがとですー


今から更新しますね
よかったら感想板にも
来てみて下さいね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/03/27 00:36
:SH905i
:RVloY3x2
#578 [みい]
>>573
俺は逃げるようにあきから目を逸らす。
グイッ
…!?!?!?
服の袖を引っ張られて顔を上げると…不安そうなあきの顔。
あかん、理性が…
「キス…してくれへんの?」
あきの声が震えとる。
:08/03/27 00:38
:SH905i
:RVloY3x2
#579 [みい]
してやりたいのは山々なんやけどもな…;;
「あんな、あき………!?!?」
俺がびっくりしてもたんは…あきがいきなり俺の口をキスで塞いだから。
あきは俺の口ん中でぎこちなく自分の舌を動かす。
…………ブチンッ
頭ん中で何かが切れる音がした。
:08/03/27 00:40
:SH905i
:RVloY3x2
#580 [みい]
俺は自分の舌をあきのんに絡める…。
「んッ……」
トンッ……
俺は激しいキスをしながらあきを壁に優しく押し付けた。
「ひっろ…く…」
苦しくなってきたんか、俺の胸を叩きながら顔を背けようとするあき…。
:08/03/27 00:41
:SH905i
:RVloY3x2
#581 [みい]
俺はあきの唇から離れたった。
あきは肩を小さく上下させて息を整えとる。
でも。
「まだ終わりとちゃうで?」
俺はあきの耳元で囁いて、片手であきの両手を頭の上で拘束した。
「ひろく……あッ…」
再びあきにキスをする。
:08/03/27 00:43
:SH905i
:RVloY3x2
#582 [みい]
ちゅっ……
わざと音をたてて唇を離すと、あきは真っ赤な顔で俺を見よる。
ごめんやで…まだ…止まりそうもないわ…
「あき……」
「……っ!!//」
囁いてから耳を甘噛みすると…微かにびくっと跳ねるあきの体。
:08/03/27 00:45
:SH905i
:RVloY3x2
#583 [みい]
「やっ…//ひろ君っ//」
「嫌やないやろ…?」
俺のしつこい耳への愛撫にあきは抵抗しようと手を動かそうとしとるけど、俺の手はそれを抑えこむ…。
「ふぇっ…//」
耳をペロッと舐めたると…ぎゅって目閉じて…思わず声出しとる。
あき…耳弱いんやな。
:08/03/27 00:47
:SH905i
:RVloY3x2
#584 [みい]
「あき…」
言いながら吐息を吹き込むと…
「…ぁッ…//」
…………やばっ…//何やねん、今の声…//色っぽ〜……
あきは恥ずかしかったんか、唇をぎゅっと噛んどる。
「あき…もっと聞かせろや…」
俺が空いとる方の手で唇をなぞると、あきはゆっくり目を開けて…
:08/03/27 00:48
:SH905i
:RVloY3x2
#585 [みい]
ドクンッ……!!
長いキスで生理的に流れた涙、ほてった頬、乱れた呼吸…
全てが俺を挑発しとるようにしか見えやん……
ここで続けてもたら…ほんまやばい、暴走してまう……//
俺はあきの両手を解放したった。
:08/03/27 00:50
:SH905i
:RVloY3x2
#586 [みい]
あきはバンザイの状態やった両手をゆっくり下ろしとる。
…やりすぎてもたかな;;
「なあ、あき…?」
俺が声掛けると…勢いよく抱き着いてきよった;;//
あの〜…んなことされてもたら…俺まだちょいアブナイねんけど;;//
「あき!!ちょい離れえ?//」
「なんで…?」
:08/03/27 00:51
:SH905i
:RVloY3x2
#587 [みい]
「…我慢できんくなるさかい」
俺の言葉を聞いたあきは、ばっとこれまた勢いよく俺から離れてくれた(笑)
「…嫌いになられたんかと思た…」
「あほやな〜!!なるわけないやろ!!」
ほんまに…心配性なやっちゃなあ…(笑)
「せやったら…なんでキスしてくれへんかったの?」
遠慮気味に聞いてくるあき。
:08/03/27 00:52
:SH905i
:RVloY3x2
#588 [みい]
「…抑えきかんくなったらやばいさかいな。お前のペースに合わせたりたいし」
俺が言うとあきは、あ…//と呟いたあと、
「ごめんなさい、まだ…//」
とか言うとる。
「ええんやて。あきの気持ちを1番に考えたいさかい。せやから無理とかせんでええから」
あきはありがとう//、と微笑んだ。
:08/03/27 00:53
:SH905i
:RVloY3x2
#589 [みい]
「ま、んなかっこええこと言うとるけど…今日はやり過ぎてもたな;;(笑)ごめんやで?」
笑いながら言うた俺に、
「ドキドキして死にそうやったけど…あれくらいなら平気やで//」
って答えるあき…//
まじですか、耳はOKらしいです〜♪//(笑)
「あ、ほんまに?ほな遠慮なく〜」
:08/03/27 00:54
:SH905i
:RVloY3x2
#590 [みい]
俺がふざけて耳を指でなぞったら、
「やぁッ…//」
って声を漏らしたあと、ばって口に手をあてとる。
「なんか…なんかね、変な声出てまうの…//引かんといてね…?」
……あほやろー!!引くわけあれへん!!俺その声でむっちゃ発情したっちゅーねん!!//
…なんて言えやんよな;;(笑)
:08/03/27 00:56
:SH905i
:RVloY3x2
#591 [みい]
「自然なことなんやで?それに…俺好きやもん、その声♪」
あきは恥ずかしからやめて//って俺の胸を叩いた(笑)
…よう俺ブレーキ効いたなあ…;;ほんまギリギリやったけど;;
あきのことはほんまに大事にしたりたいからな♪
…ま、時々は楽しませてや?あきちゃん♪(笑)//
:08/03/27 00:57
:SH905i
:RVloY3x2
#592 [みい]
:08/03/27 01:01
:SH905i
:RVloY3x2
#593 [(жзжy)]
キリンの首も折れそうデス(´A`)…忙しいのかな?頑張って続き書いてくださいね~
:08/03/30 09:54
:W54T
:2rFLGk.w
#594 [ひめ]
:08/03/30 18:40
:P904i
:y.gZZV7U
#595 [我輩は匿名である]
:08/04/15 12:39
:F705i
:☆☆☆
#596 [愛]
あげまーす


:08/04/18 17:34
:D905i
:9k.TMLUY
#597 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、(жзж)さん
すみません
最近少し
忙しかったもので

時間かかっても完結は
させるつもりなので、
よかったら待っていて
もらえると幸です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/04/18 23:12
:SH905i
:Er/5YKp.
#598 [みい]
:08/04/18 23:17
:SH905i
:Er/5YKp.
#599 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story10〜生まれた意味
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/05/02 01:43
:SH905i
:pbtkPDwE
#600 [みい]
「弘樹君、大事な話があるんだけど…」
圭介が俺に打ち明けたのは3日前。
「おん…ええんとちゃう?圭介まだ若いしな……おめでとさん」
俺がこう答えると、圭介はにこって笑って、
「ありがとう」
と小さな声で呟いた……。
:08/05/02 01:43
:SH905i
:pbtkPDwE
#601 [みい]
……………………
「…ろ君!ひーろー君っ!!」
はっ!!!!;;
「すまんっ;;なん!?」
あかん、ついつい…
「もーう。別にええけど…何考えてたん?もしかして悩み事でも…」
「石川に悩みなんかあるわけないやろ〜♪愛しのあきとよりも戻ったしな♪」
:08/05/02 01:44
:SH905i
:pbtkPDwE
#602 [みい]
学校の休み時間、俺に話し掛けたあきの言葉を吉田が遮った。
「失礼やな!!俺かて悩みの一つや二つ…」
「…あるん?;;」
吉田に反論しかけた俺に、あきが心配そうな顔して聞いてきよる;
「…ないわ笑」
ふざけたように笑いながら答えると、あきはほっとしたように笑い、吉田は「ほらな〜!!」と俺を指差しながら笑った。
同じ笑顔なのにまるで天使と悪魔やで……吉田(怒)
:08/05/02 23:21
:SH905i
:pbtkPDwE
#603 [みい]
そら…あんかい不安そな顔されてもたら言われへんわ;;
実をいうたら結構頭抱えとる。
でも…変なこと言うてあきに心配かけたない。
いつかは来るってわかってたことや、しゃーないわな。それに…喜ばしいことやないか。
俺は二人の前で笑顔を作りながらも、頭ん中はこないな考えでいっぱいやった。
:08/05/02 23:22
:SH905i
:pbtkPDwE
#604 [みい]
……………………………
「弘樹〜…」
「なん?」
放課後に真面目な顔して俺の名前を呼んだんは翔。と、その後ろには相原。
「今日これから暇?」
改まってなんやねん?笑
「別に暇やけど?」
「ほんなら家行ってええ?」
…俺ん家かいっ!!!
「ええけど、散らかってるで?笑」
「かまへんよ〜お邪魔すんで」
:08/05/02 23:23
:SH905i
:pbtkPDwE
#605 [みい]
…ってわけで、俺の部屋に男3人が集まっとります笑;;
「…で?何なん?」
何も言わんと俯く野郎2人を相手に俺は質問をぶつけた。
「あんなあ〜、おまえ…」
翔が重たそうな口を開く。
「なんか隠しとるやろ?」
:08/05/02 23:24
:SH905i
:pbtkPDwE
#606 [みい]
「…なんでそないに思うん?」
「なんでって…最近おかしいやんか!!ぼーっとしとるし…」
…さすがやな。だてにツレやってへんわ。
「まあ…言う通りやけど」
俺が白状すると、ずっと無言やった相原が口を開いた。
「またあき泣かすようなこととちゃうやろな!?」
:08/05/02 23:24
:SH905i
:pbtkPDwE
#607 [みい]
「ちゃうちゃう;あきは関係あらへん」
「せやったら何やねん…?」
迷ったけど、こいつらの真剣な目から逃げるんは失礼や思て…俺は悩みを打ち明けた。
「あんな、圭介…再婚すんねん」
「圭介さんが!?」
圭介を知っとる翔は驚き、知らん相原は頭上に?を浮かべとる。
俺は相原に、圭介が義父っちゅーことを告げた。
:08/05/02 23:25
:SH905i
:pbtkPDwE
#608 [みい]
「再婚て…弘樹どないするん?」
それやねんて。俺の悩みは。
「なんだかんだ言うても、俺と圭介ってまあ…他人やろ?今までは甘えてもうてたけど…あいつこれからは新し奥さんのこと養ってかなあかん。せやから…」
俺はここまで言うと、深く息を吸い込んで…一気に言葉を吐いた。
「近いうちにここを出よ思とる」
「なんでやねんっ!!」
いきなり立ち上がって大声上げよる相原に、俺と翔は目を見開いた。
:08/05/02 23:26
:SH905i
:pbtkPDwE
#609 [みい]
「別にええやん!!新し奥さんも入れて3人で暮らしたら!!」
下には圭介もおる。俺は真っ赤になって怒鳴る相原をなだめるように諭した。
「圭介に負い目感じさせたないねん。こんなでっかい、しかも血も繋がってへん連れ子…圭介の人生の邪魔にだけはなりたない」
穏やかな口調で話す俺に、相原はゆっくりと腰を降ろす。
:08/05/02 23:27
:SH905i
:pbtkPDwE
#610 [みい]
「出るて…どこ行くつもりなん?」
翔が静かな声で聞いてきよった。
「まだ決めてへんけど…学生のうちはバイトとかでどうにかして、大学は行かんと働こ思てる」
二人は俺の言葉を聞くと、うーんって唸ってしもとる。
「圭介さんはお前んこと邪魔やなんて思てないで?」
「もし圭介がそうでも、嫁さんはどう思うかわからへんやろ」
翔の言葉を笑って受け流した。
:08/05/02 23:28
:SH905i
:pbtkPDwE
#611 [みい]
「…わかった。そないなことやったら俺らも出来るだけ協力したるさかい」
「…おおきに♪」
翔はええ奴や。俺んことよう理解してくれとる。
俺は相原の肩が震えてんのに気づいた。
「相原…?」
俺が声を掛けると、
「あほっ!!石川のあほっっっ!!」
:08/05/02 23:29
:SH905i
:pbtkPDwE
#612 [みい]
と、涙を溜めた目で俺に睨みをきかせよる。
「一人で悩むなや!!なんで…なんで言うてくれへんかったん!?石川は大あほやっっ…!!」
叫んどるうちに感情が高ぶったんか、とうとうぽろぽろと涙を流し始めた相原の頭を撫でてやった。
「すまんかったな…。俺んために泣いてくれておおきに」
相原は俺の手を払って、
「おまえんために泣いたんとちゃうわっ!!花粉や花粉っ!!」
:08/05/02 23:30
:SH905i
:pbtkPDwE
#613 [みい]
って真っ赤な目してあっかんべーってしてきよった笑。
や、ほんまに…ありがとうやで、翔、相原。
ずいぶん心軽なったわ。
おまけに決心もついた。
俺は…もう迷わへん。
:08/05/02 23:31
:SH905i
:pbtkPDwE
#614 [みい]
……………………
今日はあきと俺んちでデートや〜♪
やのに……やのに!!!!
「へー♪あきちゃんは一人っ子なんだあ〜」
…なんで圭介交えて三人で団欒せなあかんねん!?!?
「あーもう、あき、2階上がろうやあ〜;;」
:08/05/02 23:32
:SH905i
:pbtkPDwE
#615 [みい]
俺があきの手を引くと、
「あー!!弘樹くん、あきちゃんのこと独り占めしようとしてるっ!!ずるーいっ!!」
皿を拭きながら頬を膨らましよる…。
「ずるいもくそもあれへんがな!!あきは俺のんなんやから別にええやろっ!!」
ほんまに…頭おかしいんとちゃうかこのおっさんは!!怒
:08/05/02 23:34
:SH905i
:pbtkPDwE
#616 [みい]
「あきちゃんごめんねー、弘樹くん独占欲強いみたいで笑」
圭介の言葉にあきは頬を赤らめて、「いえ…//」と答えた。
「余計なこと言うなっ!!//」
恥ずかしやんけっ!!//
俺があきの手をとったままぐいっと立ち上がったその瞬間…
:08/05/02 23:35
:SH905i
:pbtkPDwE
#617 [みい]
カランカラン……
と店のドアが鳴る音。
珍しな、こない夜遅くに客やなんて…まあちょうどええわ♪俺はあきと2階でイチャイチャしたろーっと♪♪//
ドアに背を向けとった俺は、客の顔を見とらんかった。
「いらっしゃいま―……」
圭介の言葉が途切れたことに不信感が生じて振り返る。
:08/05/02 23:36
:SH905i
:pbtkPDwE
#618 [みい]
次の瞬間、俺の目に飛び込んで来たんは…
「母…さん………」
昔俺と圭介を捨てた女やった…。
「…久しぶりね、元気だった?」
女の声にはっとして圭介を見る。拭いていた皿を丁寧に置く圭介からは、何の表情も読み取られへんかった。
「そちらは?あ、もしかして…弘樹の…?はじめまして、私弘樹の母です」
:08/05/02 23:37
:SH905i
:pbtkPDwE
#619 [みい]
女が笑顔で手を差し出す。
『弘樹の母』やと?笑かすなや。
俺は隣で手を出しかけたあきを自分の後ろに隠した。
「こいつに触んな」
――*あきSide*――
「こいつに触んな」
そう言い放ったひろ君の声は、今まで聞いたことないくらい冷ややかで…お店中に悲しく響いた。
:08/05/02 23:39
:SH905i
:pbtkPDwE
#620 [みい]
「今更何しに来たんや」
ひろ君の冷たい質問に、
「……やり直そ思て…」
と俯きながら小さく言うお母さん。
私の手を握っていたひろ君の手がピクッと動くんを感じた。と同時に手を離される。
「…はあ?お前何言うてん?」
嘲笑を含んだような声でひろ君はそう言いながら、お母さんのほうへと足を進ませていく。
:08/05/02 23:41
:SH905i
:pbtkPDwE
#621 [みい]
「っざけんなや!!あんとき…圭介がどないな思いしたか知っとんのか!?!?」
ひろ君がお母さんの胸倉を掴む。私は思わず小さく声を上げてもた。
ひろ君のお母さんは何も言わんと俯いたまま。
その時、今まで静かやった圭介さんが初めて口を開いた。
「弘樹くん、離しなさい」
無表情やけど…いつもどおりの優しい声。
:08/05/02 23:42
:SH905i
:pbtkPDwE
#622 [みい]
「…出てけ。はよ出てけっ!!!」
「弘樹っ!!!!」
尚お母さんに食らいつくひろ君に、圭介さんが今度は低い声で怒鳴った。
ひろ君は驚いたんか、圭介さんの方を見る。
「手を離しなさい!!」
ひろ君はゆっくり手を引っ込めると、私を素通りして2階に上がっていってもた。
三人だけしかおれへん、静かになるお店中。
:08/05/02 23:44
:SH905i
:pbtkPDwE
#623 [みい]
:08/05/02 23:47
:SH905i
:pbtkPDwE
#624 [みい]
私はお母さんに頭を下げてから、ひろ君の後を追って階段を駆け上がった。
ひろ君の部屋のドアをノックするけど…返事があれへん。
「ひろ君…?入るよ?」
遠慮がちにドアを開けると、暗い部屋の中に壁にもたれて座っとるひろ君がいた。
「…怖い思いさせて悪かったな」
私は首を横に振った。
:08/05/03 14:29
:SH905i
:/9A/g3iE
#625 [みい]
暗いからひろ君が今どうゆう表情なんか分からへん。
私はそっとひろ君の正面にしゃがんだ。
「なんで…あいつは、圭介は幸せになれんのや……」
そう呟くひろ君の声が、肩が震えとる。
「あのババア、今更…。遅過ぎるっちゅーねん…」
:08/05/03 14:29
:SH905i
:/9A/g3iE
#626 [みい]
「圭介は…俺ら親子の問題に巻き込まれてもうてるだけや…。あいつを解放してやりたい…」
両手で頭をぐしゃぐしゃと掻きながら、ひろ君はぽつり、ぽつりと言葉を吐き出す。
「せやけど結局、圭介を縛りつけとんのは俺の存在や。」
ふっ…と悲しげに笑うひろ君が、暗い中で復活した視力によって私の目に映る。
:08/05/03 14:30
:SH905i
:/9A/g3iE
#627 [みい]
「俺…生まれてけえへん方がよかったんかもしれんな。」
嘲るような口調とは裏腹に、俯いたひろ君の目から一粒の涙がこぼれ落ちたんを私は見逃さへんかった。
「…そんなことない」
私がいきなり声を発したから、ひろ君はかすれた声で、え?と聞き返す。
:08/05/03 14:31
:SH905i
:/9A/g3iE
#628 [みい]
「そんなことないよ?ひろ君おらんかったら…私はどうしたらええの?」
今となっては…この人がおらん世界なんて考えられやん。
「私は…ひろ君に出会えてほんまに幸せ。ううん、私だけちゃう。きっとそんな風に思ってくれとる人、いっぱいおるよ?」
涙に濡れたひろ君の目を見つめて、言葉を紡いだ。わかってほしいから…。
:08/05/03 14:32
:SH905i
:/9A/g3iE
#629 [みい]
「それに…圭介さんは絶対ひろ君のことそないひどい風に思てない。」
「なんで言い切れるん?」
少しトゲのある感じに聞き返されたさかいひるんだけど、それでも私は尖った彼の目から視線を反らさずに答えた。
「圭介さんがひろ君のこと見るときの目、いつも優しいやん…。あの目だけで十分分かるやろ…?」
私の言葉を聞くと、ひろ君は悲しげに笑って私から目を反らした。
:08/05/03 14:33
:SH905i
:/9A/g3iE
#630 [みい]
「圭介は優しいから拒絶できひんだけや。俺について無駄に責任感じとるさかい…」
「ちゃうっっ!!」
私は思わずひろ君をぎゅっと抱きしめた。
「圭介さんはそないな義理だけでひろ君のこと養ってるんとちゃうよ?ちゃんとひろ君に愛情もくれとるやろ?」
お願いやから…分かって…?
:08/05/03 14:33
:SH905i
:/9A/g3iE
#631 [みい]
「…俺な…一人になるんは、怖いねん…。圭介のこと自由にさしてやりたいとか口で言うてても、心ん中では……」
私の首に顔を埋めてひろ君は震えた声で呟く。
私はひろ君の背中に回した腕の力をそっと緩めて少し離れると、彼の頬に手をやった。
「誰もひろ君のこと、一人になんてせえへんよ?圭介さんもおるし…私もおる。ええお友達やってたくさんおるやないの。」
気にしてへん風に見えても、ひろ君の心の中には深い闇があったんや…。
:08/05/03 14:34
:SH905i
:/9A/g3iE
#632 [みい]
「せやから…もうそないな悲しいこと言わんといて?」
ひろ君のだらりと下がっとった右手が、私の頬をとらえる。
私の存在を確かめるように頬に手を這わせる。
――*弘樹Side*――
「あき…」
頬に手を添えたままあきを呼ぶと、あきは優しく微笑んで、ゆっくりと目を閉じた。
:08/05/03 14:35
:SH905i
:/9A/g3iE
#633 [みい]
俺は震える唇をそっとあきの唇に押し付けた。
あきの心の温かさが体中に伝わるような…不思議な感覚やった。
……………………………
「…あき?」
「ん?」
俺があきの首筋に顔を埋めたままあきを呼ぶと、優しい声が返ってきた。
「あの…悪かったな、いろいろ…」
:08/05/03 14:39
:SH905i
:/9A/g3iE
#634 [みい]
ちゅーか!!好きな女の前でマジ泣きて!!男としてどーなん…?(涙)
しかも…ネガティブ発言連発してもうたし…;;
かっこわる!!かっこ悪過ぎるやろ俺!!!!
あーもう、ほんま最悪や…;;
:08/05/03 14:41
:SH905i
:/9A/g3iE
#635 [みい]
「…落ち着いた?」
あきが俺からゆっくり離れながら問い掛ける。
「ああ、まあ……//」
恥ずかし過ぎてあきの顔見れやん!!!!
「ひろ君?」
顔覗き込むんとかやめてくれや!!まだ泣いた跡とか残ってるし…;;
「ちょ、見んなや!!」
:08/05/03 14:43
:SH905i
:/9A/g3iE
#636 [みい]
「え?なんで!?」
あきは更に俺に顔を近づける。
「恥ずかしねん!!お前の前であんな…泣く、とか…//格好悪いやんか…」
目の前のあきから顔を逸らして答えると、あきはくすっと笑って、
「そんなことない、かわいかったで?」
って言ってきよった;;
:08/05/03 14:44
:SH905i
:/9A/g3iE
#637 [みい]
「…からかっとるやろ?」
俺が聞くと、
「んーん、全然♪」
とのこと。
ほーん…ええ度胸やんけ。
俺はあきをぐいっと引き寄せて優しく抱きしめ、耳元で囁いたった。
「そうゆう悪い子には…お仕置きせなあかんね…」
:08/05/03 14:45
:SH905i
:/9A/g3iE
#638 [みい]
「へっ!?//ちょっ…」
俺の腕ん中でもがくあきをお姫様だっこして、ベッドに寝かせた。
上に軽く覆いかぶさる俺に、あきは完全にパニック(笑)
「え!?ええ!?ひ、ひろ君!?//」
「お前の心配しとるよなことはせえへんよ。」
もちろんこの言葉に嘘はあれへん。俺はあきのことが何より大事やさかい。
せやけど…今、あきを少しでも多く感じたいんや。
:08/05/03 14:46
:SH905i
:/9A/g3iE
#639 [みい]
:08/05/03 14:51
:SH905i
:/9A/g3iE
#640 [みい]
「せやから…安心して?」
あきの前髪をそっと掻き分けると、あきはより顔を赤くして、ゆっくりと頷いた。
了承を得た俺は、まずあきの頬に唇で触れる。
微かに音を立てながら唇を押し付けていると、あきの頬がどんどん熱を帯びていくんがわかった。
そして…俺の顔はあきの耳へ。
「耳、弱いんやったっけ?」
:08/05/03 21:58
:SH905i
:/9A/g3iE
#641 [みい]
――*あきSide*――
弱いんやったっけ?って…この声、絶対からかっとる!!
「そんなことあれへんもん!!//」
反論しながら耳を隠そうとした手を、ひろ君は簡単に抑えこんでしもた。
「んー?そうやったっけ?ほんなら俺の勘違いかなー…」
そう呟いたかと思たら、急に熱い吐息が私の耳元を襲う。
「…………っ//」
:08/05/03 21:59
:SH905i
:/9A/g3iE
#642 [みい]
「前にこうゆうことされて顔真っ赤にしとった子…お前とちゃうならどこの誰やろなあ…?」
にやりと笑いながら私の顔を見つめる。私は恥ずかしくて顔を背け、
「わ、わからん…//」
と蝦の鳴くような声で答えた。
「…わからんの?せやったら…」
ここまで言って黙るひろ君。私は背けた顔を元に戻し、ひろ君の顔をちらっと覗き込んだ。
と同時に私とひろ君の視線がかちあう。
:08/05/03 22:00
:SH905i
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#643 [みい]
絡み合う視線。
私がひろ君から目を逸らせないでいると、ひろ君の顔が近づいてきよった。
表情は相変わらず意地悪そうな笑みのまま。
二人の顔の間の距離がだんだん狭まってく。
そして…ひろ君は私の唇すれすれのところで、こう囁いた。
「思い出させたるわ…」
:08/05/03 22:02
:SH905i
:/9A/g3iE
#644 [みい]
「………!!//」
思い出させたるって!!何を!?//
どぎまぎしとる私を横目に、ひろ君はまた私の耳元に顔を埋めた。
「あき……?」
耳元で甘く響く彼の声に思わず体が反応してまう。
「……ひゃっ…!//」
次の瞬間、私はとうとう声を上げてもた。
やって…ひろ君の舌が、その…私の耳に………//
:08/05/03 22:03
:SH905i
:/9A/g3iE
#645 [みい]
「ふあっ……//」
ひろ君の舌が私の耳から離れた…と思たら、首筋を這う。
くすぐったくてドキドキして…手が勝手にひろ君の肩に伸びる。
「ひろ…君っ//」
時々ひろ君は私の首筋をきつく吸う。
思わずひろ君の肩に回した手に力が入った。ひろ君は私の首から顔を上げ、私を見下ろす。
:08/05/03 22:04
:SH905i
:/9A/g3iE
#646 [みい]
「思い出した?」
ひろ君は悪戯っ子みたいに舌をぺろっと出して私に聞いてきよった。
「意地悪……//」
私が顔を逸らして言うと、ひろ君はくすくすと笑い、
「悪い悪い♪」
って謝りながら私の頬に手を添えて、自分のほうへ向き直させた。
:08/05/03 22:05
:SH905i
:/9A/g3iE
#647 [みい]
「お前からかうとかわいいさかい…ついつい加減を忘れてまう」
と今度は苦笑しとる。
「ほんまに…なんでこない好きなんやろな…」
次々出てくるひろ君の発言に、顔が熱くなってまう…//
このあとひろ君がくれたキスは甘くて、激しくて…//幸せの味がした//
:08/05/03 22:06
:SH905i
:/9A/g3iE
#648 [みい]
:08/05/03 22:20
:SH905i
:/9A/g3iE
#649 [みい]
……………………………
「あき、ちょっと待っとって」
甘い時間を過ごしたあと、そう言ってひろ君が部屋を出て行ったんは…もう30分以上前。
どないしたんやろか…まさか、またさっきみたいなことに……!?
一度心に浮かんだ不安は、だんだんと大きくなって私の頭ん中を支配した。
私はひろ君の部屋を出て、音を立てへんように階段を下りていく。
:08/05/05 17:12
:SH905i
:FC5tq8Rg
#650 [みい]
「……………やから」
「でも………………だし、……」
途切れ途切れに会話が聞こえる。私はドアの前で耳を澄ませた。
雰囲気的に…ひろ君のお母さんはもう帰りはったみたい。
「…とにかく、圭介は美代子さんと二人でやっていき?俺なら大丈夫やさかい」
………え?
:08/05/05 17:13
:SH905i
:FC5tq8Rg
#651 [みい]
「三人で暮らすつもりだったんだよ?僕はもちろん、美代子も…」
「せやからー!!圭介と美代子さんのラブラブっぷり見せつけられるくらいやったら一人暮らしした方がましや!!」
ひろ君の笑い声が聞こえた。
私はそっと2階に戻った。
――*弘樹Side*――
「ちゅーわけやから!近いうちに出てくさかいそのつもりでおってや?」
「弘樹くん!!……」
:08/05/05 17:14
:SH905i
:FC5tq8Rg
#652 [みい]
俺は圭介に有無を言わさんと店から出た。
母さんとはちゃんと話し合って、断ったらしいわ…。
よかった……。圭介のことほんまに幸せにしてやれるんは、少なくともあの女やない。
これでええ。あとは俺が出ていけば、全て…上手くいくやろ。
俺は気分を変えて部屋のドアを開けた。
:08/05/05 17:15
:SH905i
:FC5tq8Rg
#653 [みい]
「遅なってごめ……!?」
部屋に一歩入るなり、あきが俺に勢いよく抱き着いてきよった。
「…どないした?」
「………」
あきの頭を撫でながら聞いても、返事があれへん。
「あき?なんかあった?」
ようやく顔を上げたあきは、俺を見上げながらこう言うた。
:08/05/05 17:17
:SH905i
:FC5tq8Rg
#654 [みい]
「ひろ君…どこに行ってまうん?」
……こいつ、聞いとったんか…。
「…決まってへんけど、まあこっから近いとこがええかな♪」
俺が出来るだけ明るく笑いながら答えると、あきは、
「ここにおってもええんとちゃう…?」
と遠慮がちに呟いた。
:08/05/05 17:17
:SH905i
:FC5tq8Rg
#655 [みい]
「圭介もそう言ってくれとるけど、もう俺は決めたさかい」
「…なんで?」
少しだけ眉間に皺を寄せて聞いてきよるあき。
「なんでって…せやなあ、まあいつかは自立せなあかん思てたから、ええ機会や思てな」
いつまでも圭介とおれるはずがあらへんのはわかっとったことやねん。
:08/05/05 17:18
:SH905i
:FC5tq8Rg
#656 [みい]
「……そっかあ。ひろ君って、大人なんやね…」
目を丸くしながら言うあきに、俺は思わず吹き出してもた(笑)
「大人ってなんやねん!?お前と歳変わらんで?(笑)」
「中身の問題や♪」
中身なんてむしろめっちゃ子供やで?(笑)
って言お思たけど、俺の腕ん中で微笑むあき見たらどーでもよくなって、黙ってあきの頭を撫でたった。
:08/05/05 17:20
:SH905i
:FC5tq8Rg
#657 [唄]
:08/05/05 21:25
:D905i
:uFYOAlvY
#658 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

、、唄さん
アンカー感謝です
!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/05/05 22:23
:SH905i
:FC5tq8Rg
#659 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
LastStory〜君のそばで
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:08/05/05 22:25
:SH905i
:FC5tq8Rg
#660 [みい]
「おい弘樹〜!!これ、どこ置く?」
「あー、それはなあ…」
そ、お察しのとおり、今日は俺の引越しDayや♪
「なんで僕まで…」
ぶつぶつ文句を言いながらも手伝ってくれとる相原。
「うわっ!!このスペース、冷蔵庫ぴったしやぞ!!」
俺より乗り気な翔(笑)
と、男三人で頑張っとる最中であります、はい。
:08/05/05 22:27
:SH905i
:FC5tq8Rg
#661 [みい]
♪ピンポーン
「ん?誰やー?」
大家さんやろか?って思てドアを開けようとした瞬間…
「いよっ!!皆の衆〜働いてるかあ〜!?」
鼓膜破れてまうんやないかっちゅーくらいの大声と共にずかずか上がりこんでくる吉田…と、
「あのー、これ、差し入れ♪」
:08/05/05 22:28
:SH905i
:FC5tq8Rg
#662 [みい]
ってスーパーの袋に入ったジュースを手に提げて、吉田の後ろからひょこっと顔を出す愛しのあき♪
「うわあーっ!!あき、ありがとうなあっ♪」
今にもあきに抱き着きそうな相原の首ねっこを掴んだった(怒)
「何すんねんなあ!?あほ石川!!」
俺は、じたばた暴れよる相原を無視して、
「おおきにやで♪」
とあきから荷物を受け取った。
:08/05/05 22:29
:SH905i
:FC5tq8Rg
#663 [みい]
「ってわけで、一旦休憩ー♪」
なぜお前が仕切る、吉田…。まあええけども(笑)
……………………………
「思たよりええとこやないの♪」
休憩中、俺ん部屋をぐるっと見渡してから吉田が言う。
「めっちゃ捜してんー…。家賃安いとか、学校から近いとか条件多かったさかい大変やったわ」
このアパート見つけんのに3ヶ月もかかったねんもん;;
:08/05/05 22:31
:SH905i
:FC5tq8Rg
#664 [みい]
「部屋も二つあるし♪俺あの部屋使こてもええ?」
「あかん」
俺の即答に涙ぐむ翔(笑)
何が悲しくて男と二人暮しせなあかんねん;;
「まあとにかく…あんた!!気いつけなあよ!?」
「へ?私?」
なぜか吉田があきの肩に手を回しとる。
「せや!!あんたが1番危ない!!」
「危ないって…何がよ?」
:08/05/05 22:32
:SH905i
:FC5tq8Rg
#665 [みい]
きょとん、と吉田を見るあきに、吉田は、
「もーう!!耳貸してみ?」
とか言うて、あきに耳打ちしよった。
…ん?何か、吉田が耳打ちしながら俺んほう見とる気いすんのやけど…?
こそこそ話が終わると、今度はあきが真っ赤な顔で俺んことを見てから、
「そんなことせえへんよ//」
:08/05/05 22:33
:SH905i
:FC5tq8Rg
#666 [みい]
って由美の肩を軽く叩いとる。
ん〜…?なんや?
「おい、俺らにも教えろや!?」
俺らが吉田に迫ると、
「んー…石川はあかん♪」
「なんでやねん!!」
吉田は俺の批判すらシカトこいて、翔と相原に耳打ちしよる。
:08/05/05 22:34
:SH905i
:FC5tq8Rg
#667 [みい]
そして…
「あー、確かに★」
「そんなん僕が許さへん!!」
っちゅー二人の反応。
「もー!!何やねん!!俺にも教えろや!!」
我慢できんくなって声を上げると、吉田がにやって笑って、
「言ってもええけど、怒らんときよ?」
て言いよった。
:08/05/05 22:34
:SH905i
:FC5tq8Rg
#668 [みい]
「ちょ、そないなこと言わんといて…//」
あきの制止の言葉も聞かんと吉田は口を開く。
「今までは下にお父さんもおったからよかったけど、これからは一人暮らしやろ?あきが遊びに来たときとか…石川暴走するかもしれんから気いつけやっちゅーこと♪」
ぼっ、暴走て…//このアマはほんまに……っ
「あほかーーーっっ!!!!!//」
:08/05/05 22:36
:SH905i
:FC5tq8Rg
#669 [みい]
…………………………
休憩も切り上げて作業再開してから30分くらい。
あきと吉田は床やら家具やらを雑巾で拭いてくれとる。
ん〜…今がチャンス…やんなあ。
俺は台所で雑巾をしぼっとるあきに声をかけた。
「あき、ちょおこっち来て?」
「へ?」
:08/05/05 22:40
:SH905i
:FC5tq8Rg
#670 [みい]
あきの手を引っ張って、誰もおれへん部屋に二人で入る。
「ひろ君?どないしたの?」
「あき…手、貸して?」
?マークの顔で首を傾げながら、右手を差し出すあき。
俺はその掌の上に、ある物を置いてやった。
それは……
:08/05/05 22:41
:SH905i
:FC5tq8Rg
#671 [みい]
「ひろ君、これっ……!!」
「…ここのんやから。いつでも来てや?お前にしか渡さへんさかい…」
そ、俺んちの合い鍵や♪
あきは、俺と鍵を交互に見とると思たら、急に涙を浮かべよる(笑)
「なーんやねん(笑)泣くなや」
「や、やって…嬉し…くて…」
そんなあきがたまらんく愛しくなって、自分のほうへ抱き寄せた。
:08/05/05 22:43
:SH905i
:FC5tq8Rg
#672 [みい]
「無くしたら承知せえへんからな(笑)」
「絶対…無くさへんっ……」
…マジ泣きやん(笑);;
「あーもう、はい、泣かんでええから!!」
あきから少し離れて涙を拭いたると、あきはやっと笑った。
「なあ、あき?」
少ししゃがんであきと目線を合わせる。
:08/05/05 22:44
:SH905i
:FC5tq8Rg
#673 [みい]
「…ずっと一緒におってな?」
俺の言葉にふにゃあ…っとあきの顔が歪んだかと思たら、
「……はいっ…」
って、せっかく乾きかけた頬をまた濡らして返事しよった(笑)
「泣くなちゅーてんのに(笑)」
「やってー……」
泣き止まへんあきの頬に手を添えると、あきは恥ずかしそうに目を閉じた。
:08/05/05 22:45
:SH905i
:FC5tq8Rg
#674 [みい]
あきの顔にだんだん近づいてって…俺も目を閉じる。
唇が触れる…と思た瞬間。
「あほっ、お前押すなや!!」
「やって見えへんねんもん……うわあ……っ!!」
勢いよく開いたドアから、野次馬3匹がこれまた勢いよくなだれ込んできよった(怒)
あきは真っ赤になって俺からさっと離れる。
:08/05/05 22:46
:SH905i
:FC5tq8Rg
#675 [みい]
「おーまーえーらー……!!」
「や、弘樹君、これには訳が…」
そんなん知らんわーっ!!邪魔すんなやまじで……(怒)
「弘樹君ー?お邪魔しまーす♪」
怒鳴ろうと息を深く吸い込んだその時、玄関から圭介の声。
「あ、圭介さん来た!!」
「む、迎えに行かな!!」
3匹は逃げるよにして玄関に走ってった…(笑)
:08/05/05 22:47
:SH905i
:FC5tq8Rg
#676 [みい]
再び取り残された俺ら。
俺はあきに軽く口づけると、
「あいつら帰ってからたっぷりしたるさかい♪」
とからかうように耳打ちしたった。
あきはもう//と赤い顔で俺を軽く睨みよる(笑)
俺はそんなあきの横顔に、心ん中で話しかけた。
:08/05/05 22:48
:SH905i
:FC5tq8Rg
#677 [みい]
あんな、あき?
俺が笑ってられるんは、お前のおかげなんやで?
ほんまに…お前に出会えてよかったと思とる。
お前にとっても、そうゆう存在でおられるように頑張るさかい。
ずっとずっと…そばで笑っててや?
……愛してる。
――*END*――
:08/05/05 22:50
:SH905i
:FC5tq8Rg
#678 [みい]
:08/05/05 22:54
:SH905i
:FC5tq8Rg
#679 [
]
あげっ

:08/05/05 23:43
:F905i
:☆☆☆
#680 [みい]
:08/05/06 09:42
:SH905i
:3qoe3xq2
#681 [みい]
:08/05/06 09:46
:SH905i
:3qoe3xq2
#682 [みゆ]
あげ

みんなに読んでもらいたい

:08/05/25 12:18
:F905i
:☆☆☆
#683 [ゆうリ]
:08/05/25 18:11
:SH903i
:hdLvGwgU
#684 [我輩は匿名である]
グチュグチュ
「…はっぁん!…いゃあぁんっ…らめぇっ!!!!…はぁんっ!…ぁん!…やぁやぁぁぁぁん!……いゃあぁんっぁん!…壊れちゃうんっ!…らめぇっ!…いくぅっ…はぁん…ぁっ!…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!ぁん!……」
:08/05/25 18:40
:N703iD
:☆☆☆
#685 [ユウ]
あげ

:08/06/13 11:51
:N904i
:DelSSvNk
#686 [我輩は匿名である]
:08/10/04 17:18
:F904i
:☆☆☆
#687 [我輩は匿名である]
:09/04/26 20:29
:D705i
:CtIx7.bs
#688 [エ]
:09/04/27 17:18
:W61SA
:qSyS4hbY
#689 [
:/ぶーちゃん]
:10/04/30 13:19
:N02A
:kAWMlroE
#690 [mary]
:10/11/20 18:00
:SO905i
:pHg6DAXk
#691 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑
:22/10/19 18:33
:Android
:A4ZzuHng
#692 [○○&◆.x/9qDRof2]
:22/10/19 18:40
:Android
:A4ZzuHng
#693 [○○&◆.x/9qDRof2]
:22/10/19 20:03
:Android
:A4ZzuHng
#694 [○○&◆.x/9qDRof2]
:22/10/19 20:04
:Android
:A4ZzuHng
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