クソガキジジイと少年」
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#651 [ザセツポンジュ]
だがこの木田家の長男。

めげない負けない
くじけない
行け行けトミオくんで
あることを
忘れてはいけない。

今だに
ファミコンのワンコンを
奪うために
必死そうな顔をしている
西田トキムネ氏の
そばに歩み寄り
トミーは言った。

⏰:08/03/25 17:57 📱:W51CA 🆔:WlQRdQf6


#652 [ザセツポンジュ]
『お前は生徒会長と言う名前が欲しかっただけの生徒会長だ。ここを卒業しても、「ボクは中学生の頃生徒会長と言う名前で学校へ通ってました」と威張っていたいだけだろう。考えてみろ。お前に慕ってくれている奴がどこにいるんだ。』

西田トキムネ氏は
トミーを睨みつけた。

⏰:08/03/25 18:00 📱:W51CA 🆔:WlQRdQf6


#653 [ザセツポンジュ]
『お前が生徒会長になってからの1年間。一体何ができたと思う?先生のご機嫌とりに大きな声での挨拶に例年通りの議題。小学生でも頑張ればできることだろう。自分の事しか考えてないから何も変わらないんだ。お前は歯を磨いてオナニーのちゃんとしたやり方でも勉強してろ。ブ男。』

⏰:08/03/25 18:04 📱:W51CA 🆔:WlQRdQf6


#654 [ザセツポンジュ]
静まり返った
教室に
トミーの必死な
抗議が響いた。

ジョウジロウは
静まり返ったついでに

エノシタさんを
見つめていた。

エノシタさんは
トミーを見て
また心がキュンキュン
鳴っている。


そんな
エノシタさんを見て
ジョウジロウは
胸を痛めた

⏰:08/03/25 18:06 📱:W51CA 🆔:WlQRdQf6


#655 [ザセツポンジュ]
恋心は自分だけのもの

恋は自分のものだけには
ならない。


(そうだよ。きーさん。今まさにその通りだよ。うぅ。)

⏰:08/03/25 18:08 📱:W51CA 🆔:WlQRdQf6


#656 [我輩は匿名である]
あげ

⏰:08/03/26 00:23 📱:M-SKIN 🆔:lZmj49DM


#657 [ザセツポンジュ]
自分の抗議の
不充分なオチに
納得のいかない
トミーは
どんでん返しに
生徒会ノートで
ジョウを思いくそ
叩いた。

バシッッ

『ぃ痛っっ!!!』

エノシタさんを
見つめていた自分と
サヨナラをしたジョウ。

『お前も何か言うんだジョウ。』

⏰:08/03/26 00:27 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#658 [ザセツポンジュ]
ジョウは
仕方なく立ち上がり
ひとつため息をつき
話はじめた。

『女の嫉妬となれば、学校生活にはピンとこないと思います。この際“女”は外しましょう。男子でも女子でも、友達に嫉妬しますよね。それが延長したら何が起こるか分かりますか?』

⏰:08/03/26 00:31 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#659 [ザセツポンジュ]
生徒会室の
机、イス、
チョークに
黒板、黒板消しでさえも
ジョウに視線を集めていた。


『それは…いじめです。いじめを取り上げて見てはどうですか?』


不覚にも
こんな時に
エノシタさんと
目が合ってしまった。

⏰:08/03/26 00:36 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#660 [ザセツポンジュ]
『でもうちの学校にいじめなんてないだろ。』


西田トキムネと言う
童貞は
本当に
ファミコンの
ワンコンを奪うのに
必死そうな顔をしている。

そんな顔で発言する
西田トキムネ氏に
ジョウは腹が立った。

⏰:08/03/26 00:38 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#661 [ザセツポンジュ]
『自分が可愛過ぎる西田先輩には到底分かりもしないことだと思いますが、その程度の発言しかできいような生徒会長と、中学校生活を過ごしたかと思うととても恥ずかしく思います。』


これだけ的確に
文句を述べても
ジョウの
怒りはおさまらなかった。

⏰:08/03/26 00:41 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#662 [ザセツポンジュ]
『西田先輩。あなた、ファミコンのワンコンでストファイしたそうな顔をしてますけど、念願叶ってワンコンで対戦して、エドモンドホンダに負けたらどう言い訳するんですか?』

腹をかかえて
笑い出したのは
生徒会長
木田トミオだけであった。

⏰:08/03/26 00:46 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#663 [ザセツポンジュ]
『ちょ………ちょっと待って!アハハハハ。ジョウジロウちゃん、それは言ったらダメじゃん。だけど、そうだよ西田、お前なんて言い訳するんだ。“ワンコンは使えたけど肝心な右手はオナニーの研究してました”とかか!?ハハハハ。』

⏰:08/03/26 00:50 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#664 [ザセツポンジュ]
ツボにハマると
空気も読まず
なかなかしつこい男
木田トミオである。


西田トキムネ氏は
顔をこわばらせていた。

『お前らいい加減にしろ。どっちでゲームしたっていいだろう。』

⏰:08/03/26 00:52 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#665 [我輩は匿名である]
>>1-100>>101-200>>201-300>>301-400>>401-500>>501-600>>601-700

⏰:08/03/26 00:55 📱:W51SA 🆔:saOEh9N6


#666 [ザセツポンジュ]
『ギャーハハハハ。そこじゃねぇよ。お前15歳にもなって空気くらい読めよ。』


トミーの
過度の冷やかしに
ストップをかけたのは
エノシタさんだった。


『き、木田くん。もういいわ。本題に戻らない?』

⏰:08/03/26 00:55 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#667 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700

⏰:08/03/26 00:56 📱:W51SA 🆔:saOEh9N6


#668 [ザセツポンジュ]
『そうだよトミー。笑い過ぎだよ。』

どさくさにまぎれ
ジョウもトミーに
注意をした。


1000歩譲って
正気を取り戻した
トミーは

サポートして頂いている
麗しき3年生に
向かって
最後に捨てゼリフを
吐いてしまった。

⏰:08/03/26 00:58 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#669 [ザセツポンジュ]
『ワンコンに命をかけている元生徒会長も、最近可愛くなって何を思ったかクーポン雑誌に顔載せしている元副会長も、今後一切口出ししないでくれ。』


『バカヤロウ!!!!』


ジョウは
一心不乱に
トミーを叩きまくった。

⏰:08/03/26 01:20 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#670 [ザセツポンジュ]
『なんだっ、なんだよジョウ!!やめろ!何考えてるんだ!お前今、うちまただぞ!!』




とにもかくにも
この片田舎の
中学校の未来は

クソガキジジイに
育てられた
2人の少年に
たくされているのである。

⏰:08/03/26 01:24 📱:W51CA 🆔:9iCCEi76


#671 [すのーまん]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700
>>701-750
>>751-800
>>801-850
>>851-900
>>901-950
>>951-1000

⏰:08/03/31 14:11 📱:F902iS 🆔:hLYHrirY


#672 [あぃこ]
あげます~~

⏰:08/04/03 11:30 📱:W51CA 🆔:2znD/fyg


#673 [ケイネス]
貴方のことを神と呼ばせて下さい。

⏰:08/04/03 15:10 📱:W53H 🆔:dxZ4b5/A


#674 [ザセツポンジュ(仕事中のためPC)]
「うん、却下ね。」

校長はいじめをテーマにした
うすっぺらい資料を
バサっとほうり投げた。

「そうハゲか。わかったハゲよ。じゃあハゲ例年通りハゲで行くよ。失礼ハゲしました。」

⏰:08/04/04 11:50 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#675 [ザセツポンジュ(仕事中のためPC)]
生徒会長木田トミオは
却下された資料をまるめて
すんなりと校長室を出た。

「ジョウジロウちゃん聞け。やっぱり却下だったよ。」

トミーはジョウジロウの肩に手をかけ
耳打ちした。

「あんな資料じゃダメだよ、証拠も出してないのに。ちょっと近いんだけど。耳元で喋るのやめてくれないか。」

⏰:08/04/04 11:54 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#676 [ザセツポンジュ(仕事中のためPC)]
「校長もそれと同じことを言いたそうに頭をハゲ散らかしてたから何も聞かずに出てきました。」

「そうか。じゃあぶっつけ本番、当日が勝負だね。トミーの腕次第だね。」

⏰:08/04/04 12:02 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#677 [ザセツポンジュ(仕事中のためPC)]
「それは心配するな。根拠はないがうまく行く。しかしせめて一回くらいはイメージプレイさせてくれ。それくらいいいだろ?俺だって人間だ、心臓は高鳴る。」

ジョウジロウは
なおも耳元で喋りまくる
トミーを振り払った。

「おい。ジョウ。ところでお前なぜ言わないんだ。いじめを目撃したんだろ?お前が証拠を出さないと俺だってやりづらいんだ。そろそろ言わないか!」

⏰:08/04/04 12:10 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#678 [ザセツポンジュ]
ジョウは立ち止まり
くつばこの横のゴミ箱を指指した。

「あの中に資料が入っている。」

そう言い残し、向かう足は
必然的に屋上を目指していた。

⏰:08/04/04 12:12 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#679 [ザセツポンジュ]
(トミーは気づくよね。エノシタさんがいじめられていると知れば俄然やる気が沸いて、黄色い声援を浴びる集会を開催する事ができる。そしてトミーがエノシタさんを助けることになる。そしたらエノシタさんはなおさらトミーを好きになって・・・)

⏰:08/04/04 12:16 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#680 [ザセツポンジュ]
(どんどんみだらな女になっていって、エノモトさん狙いのトミーもそんなエノシタさんに惹かれていって、やがてどっぷりハマる。そしたらボクの入る隙なんてみじんもなくなって、過去を振り返る歴史の勉強に明け暮れて、ヤラずにハタチを迎えるんだ。みんなにヤラハタって呼ばれるようになるんだ。)

⏰:08/04/04 12:19 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#681 [ザセツポンジュ]
(ボクはハタチで、金を払って風俗で童貞を捨てるんだ。。。でもそれでも素人童貞なんだ・・・)


「はあ、、、。ダメだダメだ。ボクはこともあろうか、なんて事を考えてるんだ、、、ふう。」

⏰:08/04/04 12:22 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#682 [ザセツポンジュ]
鈴木ジョウジロウ。
落ち着きを取り戻し、
寒空の下、呪文を唱えた。

「縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、鎌倉、室町、安土桃山、えーどーめいじーたしょーしょうわーへいせー!」


「、、、鈴木。」


「っぎゃっっっ!何ですか一体!何考えてるんですか!」

苦笑いの担任を目の前に
ジョウは大声で怒鳴りつけた。

⏰:08/04/04 12:27 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#683 [ザセツポンジュ]
「何を考えているかは、お前に聞きたい。昼休み、終わってるぞ。とっくにチャイム鳴ったぞ。」

チャイムの音すら聞こえない。
恋わずらいとは重い病気だ。

⏰:08/04/04 12:28 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#684 [ザセツポンジュ]
「鈴木、さっきの、奈良が抜けてたぞ。」

ジョウジロウはスクっと立ち上がり
階段を下りて、教室に向かった。

(縄文、弥生、エノシタ、古墳、飛鳥、エノシタ、奈良、平安エノシタ、安土エノシタ、江戸エノシタ。。。)

「頭おかしーんじゃねーのか!」

ジョウジロウは自分の頭をポコポコ殴った。
担任はジョウジロウの肩を抱いた。

⏰:08/04/04 12:34 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#685 [ザセツポンジュ]
そんなジョウとは
打って変わって
片田舎の中学限定
スーパースターの
昼休みはなんとも
さわやかなものだった。


ジョウにゴミ箱を指差され
置いてきぼりを食らったトミー。

悩ましげな幼馴染の
後ろ姿を見て、確認しないわけには
いかない。

⏰:08/04/04 13:56 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#686 [ザセツポンジュ]
ーガサゴソ、、、。

トミーは手当たり次第、
ゴミをあさった。

「ん?うん、、、。うん。ふ〜ん。、、、了解生コン!」

⏰:08/04/04 13:58 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#687 [ザセツポンジュ]
「誰と話してるの〜?」

ゴミと話していたトミーに
かけてきた女の声で
顔を上げた。

「エ!エノモトさん!」

トミーは紙くずをグシャっと
ポケットにつめこみ、変態トミオの
スイッチを軽く押した。

⏰:08/04/04 14:01 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#688 [ザセツポンジュ]
この男、よっぽどついているのか
意中の相手から声がかかるという
強運の持ち主である。

「エノモトさん、冬休みはどうお過ごしで?」

⏰:08/04/04 14:02 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#689 [ザセツポンジュ]
トミーはエノモトさんの手を
優しくひっぱり、靴箱の隅っこに
しゃがみこんだ。

「う〜ん、、、。特に予定は。」

トミーの目がギラリと光った。

「じゃあ、よく聞いて。クリスマスに俺とチュウするのと、クリスマスに俺とチュウするの、どっちがいい?」

片田舎のスーパースターじゃなかったら
殺されるほどの勘違い発言だが
木田トミオ、ギリギリセーフで通過できた。

「どっちも同じじゃん。」

⏰:08/04/04 14:06 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#690 [ザセツポンジュ]
そんなエノモトさんも
トミオマジックにかかり
照れて下を向いた。

「わかった。じゃあ頑張って1か2で答えてみよう。」

トミーはうつむくエノモトさんの顔を
覗きこんだ。

⏰:08/04/04 14:09 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#691 [ザセツポンジュ]
「い、、、いちばん、、?」

チラっとトミーを見る
エノモトさん。

「、、、お前、ヤリマンか?」

「は?」

<キーンコーンカーンコーン。>

予鈴が鳴った。

⏰:08/04/04 14:11 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#692 [ザセツポンジュ]
「じゃないよな。とりわけ、この俺のメアドにとてつもない速さでメールちょうだいね。」

トミーは事前に用意しておいた
マイアドレスのメモを
エノモトさんに渡し、立ち上がった。

「え、トミーは今彼女いないの?」

しゃがみこんだまま、
メモ紙を手に持ち顔を上げたエノモトさん。
トミービジョンから見下ろした、
そのエノモトさんの上目使いが
トミーのツボと言うツボを付き

もう一度しゃがみこんで、エノモトさんの目を見た。

⏰:08/04/04 14:16 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#693 [ザセツポンジュ]
「いない。エノモトさんが、俺の彼女になると簡単に思ってたんだけど、まだわかんない。エノモト争奪戦に参加して、なおかつ優勝しないとダメなんだよ、俺。それで冬休み忙しいんだ。」

エノモトさんは携帯を取りだして
トミーにメールを送った。

⏰:08/04/04 14:21 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#694 [ザセツポンジュ]
<優勝するようにおまじないしてるね☆>

何ともむずがゆい鳥肌の立つような
二人だが、本鈴がなるまでの
わずがな時間、トミーはエノモトさんと
靴箱の隅っこにしゃがみこみ、
甘いひと時を過ごしていた。

⏰:08/04/04 14:25 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#695 [ザセツポンジュ]
_______________

「あの女、あと二日もすれば落ちるな。ほんっとどいつもこいつもヤリマンだ。日本の女はヤリマンだ。あいつもこいつもヤリマンだ。ヤリマンダーヤリマンダー」

バシッッ。

「木田。もうちょっとマシな独り言にしろ。チャイム過ぎてるぞ。」

担任は持っていた教科書で
トミーの頭を憎しみを込めて
殴った。

「ヤリマンダー。」

バシッッッ

担任はそのまま階段を上がっていった。

(先生こそチャイム鳴ったのにどこ行ってるんだろう。)

⏰:08/04/04 14:29 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#696 [ザセツポンジュ]
先生のいない教室に戻ったトミーは
席に座り、あたりをグルっと見渡した。

「ヤリマンダーヤリマンダー」

「な、何言ってんの?トミー、ジョウと一緒じゃないの?先生探しに行ったのに。」

隣の席の、割りとブサイクな渡辺さんは、
トミーを二度見しつつも、ジョウの行方を心配していた。

「ヤリマンダー、ヤリマンダー」

⏰:08/04/04 14:33 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#697 [ザセツポンジュ]
「ふざけないでよ!」

「、、、渡辺さん、怒ったときの顔、超可愛いんだけど。」

「え、、、。」

顔を赤くする割とブサイクな渡辺さん。

「ヤリマンダーヤリマンダー」

⏰:08/04/04 14:36 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#698 [ザセツポンジュ]
「もう!」

ガラガラー。

渡辺さんをからかった後
担任とジョウは戻ってきた。

「はーい、授業始めるぞ〜。鈴木は屋上で独り言をぶつぶつつぶやいていたので遅れましたー。鈴木ー。みんなにあやまれ。」

「すいませんでした。」

ジョウは深いお辞儀をして、
憂鬱にも席に戻った。

すぐさまトミーがジョウの
耳元で話かける。

「ジョウジロウちゃん。俺、エノモトさんとクリスマスにセックスする約束しちゃったんだけど。ヤリマンダーヤリマンダー」

いつもだったらこの耳元で囁くトミーにイラつきを
覚えるのだが、さっきまでの悩みごとが
バカみたいに思えてきたジョウジロウ。

⏰:08/04/04 14:44 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#699 [ザセツポンジュ]
「え?クリスマス、エノモトさんと過ごすの?エノモトさん?エノモトさん?」

エノモトさんのモトの部分を
どうしても強調してしまうジョウジロウ。

「エノモトさんと何時から何時何分まで遊ぶの?え、それ確実に遊ぶわけ?エノモトさんと?」

尋問する警官のように
必死なジョウジロウ。

⏰:08/04/04 14:47 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


#700 [ザセツポンジュ]
「、、、え?ジョウジロウちゃん。どうしたの?なんでそんなことまで聞いてくんの?だってもう決めちゃったもん。そうか、、、。俺と遊びたかったんだよな。俺とサンタさんごっこしたかったんだよな。それならそうと早、、」

ジョウはトミーを耳元から
押しのけた。

「さっきから近いし。全然違うし。サンタごっことかしたこともないし。」

⏰:08/04/04 14:51 📱:PC 🆔:1Bn.IsqU


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