本当にあった×××な話
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#290 [あ]
>>1-400

⏰:08/12/06 00:09 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#291 [ゆき]
おもしろーい(^O^)

⏰:08/12/06 09:19 📱:921SH 🆔:KeNfYpEc


#292 [ゆーちん]
>>291ゆきさん
ありがとうございます!

⏰:08/12/06 11:18 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#293 [ゆーちん]
はるちゃんの恋愛発覚から1ヶ月がたった。


相沢さんとは相変わらずらしく、良い感じが続いているらしい。


私は青木さんが多忙なため、あの食事会のすぐ後に1度だけ体を買ってもらっただけで、もう2週間以上会っていない。

⏰:08/12/06 11:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#294 [ゆーちん]
飯田先輩とは、おかげさまで毎日学校に来ているのでよくSEXする仲になっている。


お金はいらないと言い続けているが、先輩は払うと言って聞かない。


仕方なく受け取る日もあれば、断固として受け取らない日もある。


そんな先輩、はるちゃんとも定期的にSEXしている。

⏰:08/12/06 11:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#295 [ゆーちん]
「好きな人いないの?」


と、はるちゃんに聞かれる事がある。


「いないよ。」


そう答えると、はるちゃんは言った。


「青木君のことは好きじゃないの?ただの客?」

「んー、どうだろ。」


正直…よくわからない。

⏰:08/12/06 11:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#296 [ゆーちん]
恋ってなんか、めんどうじゃん。


いろいろ悩まないといけなし。


でも知らないうちに、しちゃってるのが恋であって…。


私は誰かに恋をしているのだろうか。


自分自身の気持ちさえ、理解できていなかった。

⏰:08/12/06 11:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#297 [ゆーちん]
ある日。


《仕事です。3時間目にサッカー部の部室にてね。》


はるちゃんからメールがきた。


部室?


珍しいな…。


部室でヤリたがる人はだいたいが3年生。


3年生の客は少ないから珍しいし、どんな先輩なのか楽しみだったりする。

⏰:08/12/06 11:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#298 [ゆーちん]
《了解です。》


2時間目が終わり、急いで部室近くに待機する。


《準備OKだよ。》

《はーい。よろしくね!》


はるちゃんとメールを交わしたところで、3時間目開始のチャイムが鳴った。

⏰:08/12/06 11:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#299 [ゆーちん]
音楽準備室や資料室と言ったいつものパターンだと、中が見えないところで監視するのだが、今回の部室の場合は中が見えてしまう場所での監視だった。


場所的に、どう頑張っても中を見ないと監視できないという感じの造りだったので、部室SEXの時はいつも拝見させてもらっている。

⏰:08/12/06 11:28 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#300 [ゆーちん]
1人の男が部室に入ってきた。


あれが今日の客か。


「ゆうとくん久しぶりだね。」

「最近、金無かったからさ…。はるちゃん、俺すっげー溜まってんだ。」

「えぇ〜?じゃあ何からする?」

「舐めて。」

「はーい。」

⏰:08/12/06 11:29 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#301 [ゆーちん]
はるちゃんは、ゆうとくんを床に座らせてズボンの上からアソコ触り出した。


はるちゃんのスイッチが入る。


色っぽい目つき。


ぐいぐいと、ゆうとくんに近づき長いキスをしている。

まじで…エロい。

⏰:08/12/06 11:41 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#302 [ゆーちん]
ゆうとくんも、興奮してきてるみたいだった。


アソコが素直に反応しすぎだもん。


なんか笑っちゃうな。


「ゆうとくん、ここ?」

「うん。早く舐めろよ!」

「そんな焦んなくても、時間いっぱいあるじゃ〜ん?」

⏰:08/12/06 11:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#303 [ゆーちん]
はるちゃんのじらし方、ほんと参考になる。


何度、真似して援交のオヤジに試したことか…。


はるちゃんのSEXは勉強にもなるので、ありがたい。


焦らされすぎた、ゆうとくんのモノは大きくなっている。


「もうおっきくなってきた。ほんと、ゆうとくんってエッチだよねぇ。」

「はるちゃん、頼むから早く舐めてよ…。」

⏰:08/12/06 11:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#304 [ゆーちん]
はるちゃんは小さく笑い、無言でゆうとくんのモノをパンツから出し、口の中に入れた。


「あっ…!」


いきなりで刺激的だったのか、ただ単に気持ちよかったのか。


どちらかはわからないけど、ゆうとくんの口から声が零れた。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#305 [ゆーちん]
ふたりの姿は、なんというか…絵的に卑猥だった。


ゆうとくんも顔は悪くないのに、どうしてはるちゃんのこと買ったりするんだろう。


飯田先輩も、ゆうとくんもお金なんか出さなくても、言い寄ってくる人なんてたくさんいるだろうし。


そんなことを思っていた時だった。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#306 [ゆーちん]
…えっ!


ど、どうしよう。


やばい…。


今…ゆうとくんと目が合ったかも。


とっさにしゃがみ込んで隠れたけど、私の顔…見られた気がする。


心臓が飛び出すくらいバクバク言ってる。


見られた?


見られてない?


ゆっくりと壁に耳を付けて、中の声を聞く事にした。

⏰:08/12/06 11:54 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#307 [ゆーちん]
「ゆうと君、何言ってんの?いるわけないじゃ〜ん!」


あぁ。


やっぱ見られたんだ…。


「でも、確かに女の子いたんだ。」


はるちゃんに後から叱られそう…。

⏰:08/12/06 11:55 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#308 [ゆーちん]
「ふ〜ん。誰かいたとしてもいいじゃない。何も言ってこないって事は、先生じゃないんだろうから。」

「…そっか。じゃあただの覗き魔って事だな。」


私…覗き魔扱い?


「そうそう!ただの覗き魔だよ!」


はるちゃんまで!

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#309 [ゆーちん]
「ゆうとくん、周りに気を取られてないで私に集中して?」

「うん…。」

「今は私だけを見てて。」

「んっ…。」


まぁ、なにはともあれ何とか誤魔化してくれたはるちゃんに感謝。


もう死角で監視しよ…。


その後、私は一度も覗くことなくマジメに監視を続けた。

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#310 [ゆーちん]
ガタッ…


なにやら物音がした。


時間を確認してみれば、もう授業が終わる5分前。


はるちゃんの仕事が終わったんだ。


私は急いで物陰に隠れた。


と、同時にゆうとくんが出てきた。

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#311 [ゆーちん]
「じゃあね。」


ゆうとくんが校舎の方に戻ったのを確認し、私は部室に飛び込んだ。


「はーるーちゃーん!ほんっっっとゴメン!」


入ると同時に私は頭を下げた。


「由美ちゃん…やってくれたね〜?」

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#312 [ゆーちん]
あれ?


怒っていると思ったのに、はるちゃんは笑って許してくれた。


「はるちゃん怒ってないの?」

「ん?怒ってないよ。由美ちゃんも凡ミスするんだな〜って感じで面白かったもん。」


心の広い人。


外見も内面も美しいって、はるちゃんが益々カッコよく見えた。

⏰:08/12/06 12:00 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#313 [ゆーちん]
「今度からはもっと気を付けるね。ほんっとにごめんなさい。」

「うん。次から気を付けてくれれば大丈夫だよ?」

「はーい。」


その3日後に小さな事件が起こった。


昼休みになり、お待ちかねのランチタイム。


亜紀と一緒に食堂でご飯を食べていたときだった。

⏰:08/12/06 12:02 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#314 [ゆーちん]
「由美ちゃ〜ん!」


名前を呼ばれ振り返ると、飯田先輩がいた。


「あ、先輩!微妙に久しぶりですね。」

「だな!由美ちゃんまた遊ぼ?」

「…はい。」


亜紀がいるのに…あんまりこういう話したくないなぁ。

⏰:08/12/06 12:03 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#315 [ゆーちん]
「おい!雅志〜。」


私と話していると、今度は先輩が誰かに呼ばれた。


私も先輩も声の主を確かめた。


…あっ!!


「おぉ、ゆうと!」


マジ…ピンチかも。


「雅志何してんの?」


ゆうとくんと目が合ってしまった…。

⏰:08/12/06 12:07 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#316 [ゆーちん]
「…あ。」


私を見ているゆうとくん。


「君さぁ…。」


青ざめていく私。


引きつっていくゆうとくんの顔。

⏰:08/12/06 12:08 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#317 [ゆーちん]
すっごく気まずい雰囲気が流れた。


「何?由美お二人と知り合い?」


亜紀が言った。


「あ、えっと…飯田先輩とはお友達で…えっと〜、こちらの方は‥」


ゆうとくんのこと、説明のしようが無いよ。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#318 [ゆーちん]
「え?由美ちゃんとゆうと、知り合いなの?」

「いや…えーっと‥」

「知り合いって訳じゃないけど…顔見知りって感じだよね?」


ゆうとくんが言った。


あぁ…。


やっぱりあの日、私の顔バッチリ見られてたんだ…。


最悪。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#319 [ゆーちん]
「まぁ…そんな感じです…よね?たぶん。」


引きつった笑顔をゆうとくんに見せた。


「ふ〜ん。じゃ、ゆうと行こっか。」

「うん。」

「じゃあ由美ちゃんまたね。」

「うん、バイバイ。」

⏰:08/12/06 12:11 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#320 [ゆーちん]
飯田先輩とゆうとくんが立ち去ったあと、もちろん亜紀に色々聞かれた。


なんとか誤魔化したけど、亜紀にまた嘘ついちゃったよ。


もう嘘をつく事に抵抗なくなってきてしまった自分がいる。


なんかそういうの…嫌かも。

⏰:08/12/06 12:14 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#321 [ゆーちん]
放課後。


飯田先輩から『放課後に会おう。』と言われたので、私は先輩の家に向かった。


ピーンポーン…


応答なし。


先輩はまだ帰って来ていない。


…どこかで待ち合わせすればよかったな。


そんなことを思いながら、先輩の家に近くでしゃがみ込んで待った。

⏰:08/12/06 12:15 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#322 [ゆーちん]
しばらく待っていると先輩が帰ってきた。


「由美ちゃん、お待たせ。」

「ううん。」

「中入って。」


そんなこんなで、先輩の家に入った。


相変わらずの先輩の家。


ひとりぼっちで…こんな広い家に住んでると思うと私まで悲しくなる。

⏰:08/12/06 12:16 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#323 [ゆーちん]
適当に座り先輩は音楽を掛けてくれた。


「由美ちゃん。」

「ん?」

「ゆうととはどういう関係なの?」

「別に変な関係じゃないよ?」


先輩にははるちゃんとの関係は言ってない。


だからゆうとくんのこと説明できない。

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#324 [ゆーちん]
「俺みたいな関係じゃないよな?」

「あ、うん。ありえないから!」

「そっか。ならいいけど。」

「もしそうだったらどうしてたの?」

「ゆうととは関係持たないで、って由美ちゃんに土下座してたかも。」

「えぇ。なんでそこまで?」

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#325 [ゆーちん]
「ゆうとだけには由美ちゃん取られたくないよ。」


…ん?


それって?


「どういう意味ですか?」

「ゆうとには内緒だぞ?」

「うん。」

⏰:08/12/06 12:18 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#326 [ゆーちん]
「あいつも、はるちゃんの客なんだ。俺もそうじゃん?ゆうとは俺がはるちゃんの客って事は知らないみたいだけど…。よく考えれば俺ら穴兄弟になっちゃったってことじゃん?」

「穴兄弟って…。」


私は呆れて笑ってしまった。

⏰:08/12/06 12:20 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#327 [ゆーちん]
「だから由美ちゃんまで穴兄弟の相手だと、さすがにキツいよ。」


…あぁ、そういうことか。


少しでも変な期待した私がバカだった。


「ふ〜ん。でもさ、私先輩以外の人とヤったりしてるよ?」

「わかってる。でもなんか、ゆうとだけは嫌っていうか…。てか他の奴とヤってるっていうのも本当はいやなんだけどな!」

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#328 [ゆーちん]
ほらまた…。


そうやって優しい言葉をさりげなく言ってくれる。


突き放したいのに、突き放せないじゃん。


私…恋するの嫌なんだよ。


わかってるでしょ?


あんまり…ドキドキさせないでよ。

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#329 [ゆーちん]
「それは無理だよ。たぶんもう抜け出せない。」

「何で?金がいるなら俺がやるっていつも言ってんじゃん。なんで俺の金は受け取ってくんないの?」

「先輩から貰うと…後悔するから。」

「後悔?何の?」

「それは、わかんない。でもたぶん…うん。後悔する。」

「フッ。何それ。意味わかんなさすぎて笑える」


先輩は笑った。

⏰:08/12/06 12:22 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#330 [ゆーちん]
その笑顔が近付き、いきなり強引なキスをされた。


優しくない。


焦ってるのが丸わかりなキス。


こんなキス…したくないよ。


たぶん、たぶんね?


この時お互いの気持ち、薄々わかっていたんだと思う。


素直になれない私たちだから、この気持ちにちゃんと気づけなかったんだよね。


なんか…ごめんね。


ごめん、先輩。

⏰:08/12/06 12:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#331 [ゆーちん]
「待って…痛い‥」

「ごめん。でも我慢して。俺…もう無理だわ…アッ…」


こんなことするために私はここに来たんじゃない。


ゆうとくんのこと聞かれるだろうなって思ってたよ。


正直に答えらんないけど、先輩には納得してもらいたかった。

⏰:08/12/06 12:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#332 [ゆーちん]
その後は、いつもみたいな優しくて気持ちいいSEXしてくれる。


そう思ってた。


それなのに、今日の先輩…なんか変だよ。


まるで…これから起こる事をわかってたみたいに、激しく求めてきた。


…先輩、あれほど嫌がってたのに、ごめんなさい。

⏰:08/12/06 12:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#333 [ゆーちん]
翌日、学校に行き、亜紀と他愛もない話をして盛り上がっていた。


「アハハ!それでそれで?」

「でねっ!そいつがさ‥」

「由美ちゃん。」


これから話が面白くなるっていうのに、こんな時に誰?


振り返れば…ゆうとくんだった。


教室のドアのところで手招きしている。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#334 [ゆーちん]
「あ…。」

「由美、確かあの人、昨日の人だよね?」

「うん…亜紀ごめん。」

「うん、いいよ。行っておいで。」


亜紀に謝って私はゆうとくんのところに向かった。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#335 [ゆーちん]
「友達と話してたのにごめんね。ちょっとこっち来てくれる?」

「…はい。」


ゆうとくんに連れて行かれた場所。


それは…部室だった。


さすがに怖くなって、部室の中には入らなかったので部室の外で話す事に。

⏰:08/12/06 12:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#336 [ゆーちん]
「由美ちゃん、正直に答えてね。」

「はい。」

「あの日、ここにいたの…由美ちゃんでしょ?」

「…。」

「由美ちゃんでしょ?」

「…はい。」


この人には嘘付けない。


そう思い、私は正直に言った。


「やっぱり。目合ったもんね!」

「ごめんなさい。覗く気はなかったんです。」

⏰:08/12/06 12:28 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#337 [ゆーちん]
「女、見た?」

「女の人は、後ろ向いていたんで見えなかったです。」


さすがにここで、私がはるちゃんと組んでるって事がバレるとマズイと思い、必死に隠した。


「本当に?」

「はい、見てません。」

「そっか。ならいいよ。」

「すみませんでした。」

「反省してる?」

「はい。」


ゆうとくんの顔を見るのが怖かったから、ずっと俯いていた。


だけどそれが仇となった。

⏰:08/12/06 12:29 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#338 [ゆーちん]
「じゃあ、あの日と同じ事、由美ちゃんがして。」


…はぁ?


顔を上げると…キスされた。


…不意打ちにもほどがあるよ。


「一回だけ、ね?」


思いっきり腕を掴まれ、部室の中に放り込まれるように入らされた。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#339 [ゆーちん]
「痛っ!」

「一回だけでいいから。」

「やだ!やめて!無理だから!」


この人とはしたくないって思った。


飯田先輩がゆうととはヤるなって言ってたからかな?


理由は、自分でもわかんないけど、この人の目…怖い。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#340 [ゆーちん]
「騒いでも、授業中だから意味ないよ?誰も来ない。」


え?


いつの間にそんな時間になったんだろう。


チャイムの音に全然気づかなかった。


「やめて!こんなの…レイプだよっ!」

「由美ちゃんは覗き魔だよね?」

「それとこれとは話が違うよ!」


怖い。


怖い。


怖すぎて涙が出てきた。

⏰:08/12/06 12:31 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#341 [ゆーちん]
「可愛い〜まじ我慢できねぇ。」


思いっきり押し倒され、首を舐め回された。


ゆうとくんの左手は、私の両手を動かないように握っている。


そして右手は胸を。

⏰:08/12/06 12:32 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#342 [ゆーちん]
「やだ…やめて…なんでこんなことするの…。」

「ん?別に?ただヤリたいだけ。」


ただヤリたいだけ。


…あぁ、そっか。


男っていつもそうじゃんね。


オヤジだって、青木さんだって、飯田先輩だって…ただヤリたいだけなんじゃん。


私はいつもそんな人たちのために、足開いて来たんだった。

⏰:08/12/06 12:34 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#343 [ゆーちん]
いつものことじゃん。


何も嫌がる事なんてない。


失うモノもなければ、得るモノもないのに。


…SEXするのに理由なんて無い。


ただヤリたいから。


私はただの性欲処理機なんだ。


今までだってそうだったのに…何いきなり嫌がってんだ私。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#344 [ゆーちん]
バカみたい。


ゆうとくんもただの客じゃん。


そう思った瞬間、抵抗する気にさえならなかった。


「あら?諦めたの?」

「…うん。」

「じゃ、遠慮なく。」


なんの抵抗もしないまま、私はゆうとくんに抱かれた。


快楽を求め、果てきった。


そんな自分が惨めだった。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#345 [ゆーちん]
「由美ちゃん、またヤろうね。」


満足げに笑うゆうとくん。


その隣で私は乱れた制服を整えた。


「…お金。」

「え?」

「お金くれるなら、いつでもヤらせてあげる。」

「もしかして由美ちゃん売りやってんの?」

「だったら何?」

「いや、意外だなって…。」

「ゆうとくんだって意外じゃん。彼女いったておかしくないのに…私とヤるなんて。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#346 [ゆーちん]
「彼女ならいるよ。」

「だったら私にこんなことしなくてもいいんじゃない?」


正直ムカついた。


彼女いるなら私に無駄な体力使わせないで、って…。

「遠恋だから。」

「…あっそ。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#347 [ゆーちん]
つーか、こうやって浮気してんだったら別れればいいのに…。


「そういうわけだから、これからもよろしく。」

「お金くれたらね。」

「やだよ。悪いけど年下ごときに金なんか払えない。」

「じゃあSEXしないから。」

⏰:08/12/06 12:38 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#348 [ゆーちん]
部室から出て行こうとすると、ゆうとくんが私の腕をガッと掴んできた。


「何?」

「由美ちゃんが売りやってるって噂、バラまかれたくなかったら大人しく俺の言う事聞け。」


…しまった。


自分からゆうとくんに私の弱みを握らせてしまった。


「ズルい!」

「ズル賢いって言ってくんない?」


そう言って笑ったゆうとくんの顔は不気味だった。

⏰:08/12/06 12:39 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#349 [ゆーちん]
私は、ゆうとくんから逃げ出せない生活になっていくのだろうか…。


あれ、待って。


違う。


私…ゆうとくんの弱み持ってんじゃん!


「これ以上しつこいと、はるちゃんとSEXさせないよ?」


掴まれた腕を払いのけた。


「…え?」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#350 [ゆーちん]
…やった。


ゆうとくんの顔が引きつった。


「はるちゃんにはお金払うくせに、私には払ってくれないの?」

「なんで…知ってんの?」

「私、はるちゃんに雇われてんの。こないだ目合ったでしょ?あの時なんでここにいいたかわかる?」

「え?」

「監視してたの。」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#351 [ゆーちん]
「監視?」

「はるちゃん、一応教師だしバレるとヤバいでしょ?だからああいう事する時は私がいつも監視してるの。つまり私は、はるちゃんのパートナーってわけ。」

「…マジ?」


逆転。

⏰:08/12/06 12:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#352 [ゆーちん]
何とも言えないゆうとくんの顔を見ていると、またいつもの勝ち誇れる気分になってきた。


「ゆうとくん、これは取引だよ?」

「…。」

「意味わかるよね?」

「…はぁ。由美ちゃんの方がズル賢かったってわけか。」

⏰:08/12/06 12:43 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#353 [ゆーちん]
不気味に笑ったゆうとくん。


私の笑顔は引きつったままだった。


「ズルいは余計。賢いの、私は。」

「ハハッ。由美ちゃんには敵わないよ。」


これでまたひとつ、取引数が増えた。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#354 [ゆーちん]
こんな状況、一体いつまで続くんだろう…。


ただ、今思う事は、ゆうとくんとヤッてしまった事での飯田先輩への罪悪感。


あんなに嫌だって言ってたのに、どうして私は約束の1つも守ってあげられないんだろう。


もう、やだよ…。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#355 [ゆーちん]
■□■□■□■

キリがいいので
いったんストップ

>>2

■□■□■□■

⏰:08/12/06 12:46 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#356 [まな]
まぢおもろい

⏰:08/12/06 18:03 📱:F01A 🆔:XGTnlDgg


#357 [ゆーちん]
>>356まなさん
ありがとうございます

更新します

⏰:08/12/07 14:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#358 [ゆーちん]
はるちゃんが売りを辞めると言い出したのは、相沢さんと出会って2ヶ月が経った頃だった。


なんと、相沢さんとめでたく付き合う事になった。


相沢さんへの気持ちは、今まで体験した事がないくらい愛おしいものだと言う。

⏰:08/12/07 14:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#359 [ゆーちん]
私は、はるちゃんのサポートを中心とした生活リズムになっていたので、辞めたいという告白はなかなか困るものだった。


でもこればっかりは仕方ない。


『恋をしても売りは辞めない。』と言っていたはるちゃんが自ら『辞めたい。』と言ってきたという事は、よっぽど相沢さんが好きなんだろう。

⏰:08/12/07 14:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#360 [ゆーちん]
「由美ちゃんには申し訳ないんだけど…私、今日で最後にする。」

「そっか。仕方ないよ!」

「ごめんね。」

「ううん…相手は?」

「雅志くん。」


…飯田先輩、か。


はるちゃんに先輩との事は言えず終いになっちゃうんだ。

⏰:08/12/07 14:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#361 [ゆーちん]
「ごめんね。色んな先生の弱み握ってたから今まで好き勝手できたのに、これからは難しくなるよね。」

「大丈夫だよ。はるちゃんの客だったことに変わりはないんだから、これからも問題ない。安心して相沢さんと幸せになってね。」

⏰:08/12/07 14:50 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#362 [ゆーちん]
なんとなく、今日、この瞬間を近々迎えるんだろうなって事は心のどこかで予感していた。


最近のはるちゃん、売りに行く前すごく寂しそうな顔していたから。


私だって、そんなはるちゃんを見て覚悟はできてた。


いずれ迎えるであろう終わりの時が、今日、やってきた。

⏰:08/12/07 14:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#363 [ゆーちん]
最後の客が先輩って…。


こりゃまた神様も意地悪だね。


「うん、ありがとう。今日が最後だし私、頑張るね!」

「じゃあ私はいつも以上に監視しまくる!」

「アハハ!お願いね。」


最後がしんみりしなくてよかった。


笑いあえて仕事に挑む事ができる。

⏰:08/12/07 14:52 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#364 [ゆーちん]
「ンッ…あッ…ま…さしく…んッ‥」

「ここ?はるちゃんの感じるとこ。」

「アッ!そこ…ダメ。やだ…イきそう‥」

「イケば?」

「アァッ‥」


最後の場所は音楽準備室。


私とはるちゃんはここで手を組んだ。

⏰:08/12/07 14:57 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#365 [我輩は匿名である]
校長とはるちゃんがSEXしているところを見て、はるちゃんが青木さんネタで脅してきたんだ。


ほんの数ヵ月前のことなのに、なんだか物凄く懐かしい。

⏰:08/12/07 14:57 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#366 [我輩は匿名である]
本当に色んなことがあった。


今、この中ではるちゃんをいじめてる飯田雅志という人と関係を持った。


はるちゃんに紹介されたオヤジと援交もした。


色々ありすぎたな…。

⏰:08/12/07 14:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#367 [我輩は匿名である]
「ヤッ…アァッ!」


はるちゃんの甘い声。


今日だけ特別に、私は準備室の扉を少しだけ開けて、覗かせて貰う事にした。


私、変態だね…。


でも変な意味じゃなくて、はるちゃんの仕事してる姿、しっかり覚えとこって思って…。

⏰:08/12/07 14:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#368 [我輩は匿名である]
興奮なんかしない。


いくら相手が飯田先輩だからって、今日はただただ…はるちゃんの仕事姿を見てるだけだもん。


はるちゃんは、誰もが憧れるスタイルやルックスを持った人。


そんな人と組めたた事で色んな体験ができた。


誇りに思う。


はるちゃん、ありがとう。

⏰:08/12/07 14:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#369 [我輩は匿名である]
放課後、一人で下校。


最後の仕事を目に焼き付けた私はボンヤリと歩いていた。


「あれ?由美ちゃん?」


声を掛けてきたのは、はるちゃんの彼氏の相沢さんだった。


「あ、相沢さん!」

「久しぶりだね。」

⏰:08/12/07 15:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#370 [我輩は匿名である]
「お久しぶりです。あ、聞きましたよ!はるちゃんとお幸せに。」

「アハハ、ありがとう。」


相沢さんは幸せそうな笑顔を浮かべた。


相沢さんの笑顔を見ると、今日で全て終わった事が正しかったんだって思えた。


「あ、青木さん元気ですか?」

「あれ?聞いてないの?」

「え?」

⏰:08/12/07 15:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#371 [我輩は匿名である]
■□■□■□■

出会い

■□■□■□■

⏰:08/12/07 15:52 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#372 [我輩は匿名である]
…だめだ。


携帯解約してる。


青木さんと連絡取れない。


…はぁ。


《青木さんの連絡先わからない?》


はるちゃんにメールを送ると、すぐに電話がかかってきた。


「どうしたの?青木くんの連絡先、間違って削除でもしちゃった?」


はるちゃんも知らないんだ。

⏰:08/12/07 15:53 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#373 [我輩は匿名である]
「実はさっき相沢さんに偶然会ったの。」

「へー、そうなんだ!」

「そのとき聞いたんだけど…青木さん、転勤しちゃったらしいの。」

「え、転勤?どこに?」

「ロスだって。」

「海外!?」

「うん、一昨日、日本を断ったって。」

「青木君、一言もそんなこと言ってなかったのに。」

「相沢さんも昨日知ったみたい。」

「そっか…」

⏰:08/12/07 15:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#374 [我輩は匿名である]
「電話は解約してるみたいで連絡取れなくて。さよならも言わないで行くなんて…私の存在って、やっぱそれだけのモノだったんだろうね。」


…わかってるのに、悲しかった。


私はただの性欲処理機だ、って理解してたのに…。


急にいなくなるって事は、やっぱり寂しいよ。

⏰:08/12/07 15:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#375 [我輩は匿名である]
「由美ちゃん、青木君の事好きだったの?」

「…わかんない。好きだったかもしれないけど、好きって…よくわかんないよ。」


こんな複雑な気持ちになるなら、青木さんと出会わなければよかった。



あれは確か数ヵ月前の放課後。



約束していたオヤジにドタキャンされたので、違う相手を探していた時だった。

⏰:08/12/07 16:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#376 [我輩は匿名である]
「もしもし。お久しぶりです。由美だけど…今日これから会えないですか?私、暇で…」



オヤジは少し考えた。



手持ちが少ないんだとよ。


「1万?そっか…。」


1万円しか財布にないってさ。


無理。


「じゃあまた今度ね?それじゃあまた。」

⏰:08/12/07 16:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#377 [我輩は匿名である]
電話を切り、溜め息をついた。


と、同時に私の隣に誰かが座った。


「3万ならどう?」


若々しくてカッコイイ男性。


「え?」

「電話、聞いちゃった。きみ、援助交際してるの?」

⏰:08/12/07 16:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#378 [我輩は匿名である]
度肝を抜かれた。


こんなカッコイイ人が自ら誘ってくるなんて。


援交の相手=オヤジというイメージしかなかった私は、とにかく戸惑った。


「来て、車こっちだから。」


私の手を握り、歩き始めた。


「あ、あの…」

「俺、青木。よろしくね、由美ちゃん。」

⏰:08/12/07 16:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#379 [ゆーちん]
どうして私を買ったのかを聞くと『タマってるから。』と答えた。


わざわざお金を出さなくても、他にたくさん女がいるでしょ?


それが最初の疑問だった。


何歳?


お仕事は?


どこに住んでるの?


彼女は?


次々に浮かび上がる疑問。


だけどどれも沈めたまま、車はホテルへと向かって行った。

⏰:08/12/07 16:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#380 [ゆーちん]
突然の出会いだった。


あの日、オヤジにドタキャンされていなかったら青木さんと会う事なんかなかった。


ホテルのつき、いつものオヤジのようにすぐに押し倒されるのかと思ったけど違った。


「少し話をしよう。」


そう言ってベットに座って話をした。


名前、学校、苦手な教科。


全て私に関する事ばかり話した。


青木さんの事はほとんど聞けないまま。

⏰:08/12/07 16:26 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#381 [ゆーちん]
「由美ちゃん…援交って、辛くない?」


あの時の私は、寂しさを消す行為=SEXだった。


「全然辛くないですよ。」

「そっか。どうして援交なんかしてるの?」

⏰:08/12/07 18:34 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#382 [ゆーちん]
「今まで寂しくなれば、地元の子とSEXしてたんです。だけど、ある日、『俺とSEXすれば金をやる』って言う人に出会って…SEXしただけでお金が貰えるんなら、一石二鳥だなって思って始めたんです。」

「そっか。寂しがり屋なんだね。」

「金欠病になるのが嫌な怖がり屋なんですよ。」

⏰:08/12/07 18:35 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#383 [ゆーちん]
ニコッと笑った私にキスをした青木さん。


ゆっくりベットに寝かされた。


「寂しいなら俺がいてあげるよ?」

「アハハ。ありがとうございます。」


笑って流した言葉。


社交辞令にしては嬉しい言葉だ。

⏰:08/12/07 18:36 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#384 [ゆーちん]
「恋愛とかしないの?」


首元に舌を這わせて聞いてきた。


「…ッ…しないです。」

「どうして?」

「恋って…よくわかんないから。」

「わかんない?」

「好きとか嫌いとか、わかんない。」

「…そっか。いつか恋愛できるといいね。」

「ンッ…」

⏰:08/12/07 18:37 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#385 [ゆーちん]
優しいSEXだった。


帰り際に『俺がいるから』って言ってくれた青木さん。


意味なんて考えなかった。


連絡先を交換して、満たされた欲望と財布を握り、私はホテルを後にした。


子供の私に、ほんの少しのまだ見ぬ光りを当てようとしてくれた人。


それが青木さんだった。

⏰:08/12/07 18:38 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#386 [ゆーちん]
それから数ヵ月が経った。


青木さんが日本からいなくなって数週間。


毎日退屈な授業を受ける日々。


はるちゃんたちは順調だったので何も問題はなかった。

⏰:08/12/07 18:38 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#387 [ゆーちん]
私と飯田先輩の関係は持続中。


青木さんがいなくなった寂しさは先輩が埋めていってくれた。


援交はしなくなった。


何かが一気に冷めてしまい、番号もアドレスも変え、今までのオヤジと連絡を取れなくしてやった。

⏰:08/12/07 18:39 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#388 [ゆーちん]
今は先輩だけ。


お金はもらってない。


ゆうとくんはあれ以来あまり会わない。


たまに見かけるけど気にならない。


なんか、どうでもよかった。


今じゃすっかり抜け殻状態の私。

⏰:08/12/07 18:40 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#389 [ゆーちん]
「先輩?」

「ん?」

「今日も家行っていいですか?」

「アハハ。いいけど…由美ちゃん盛りすぎじゃない?」


最近では先輩からじゃなく、私から誘う方が多い気がする。


先輩も嫌がらずに抱いてくれる。


こうやって毎日が過ぎて行った。


だんだん青木さんの事も忘れかけ、確実に先輩へと気持ちが傾いていた。

⏰:08/12/07 18:41 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#390 [ゆーちん]
でも絶対に結ばれないんだろう、って思っているから、恋人になりたいだなんて言わない。


今のままでいい。


このまま時間が過ぎて、この感情が薄れていくのを待つしかないんだ。

⏰:08/12/07 18:41 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#391 [ゆーちん]
先輩はもうすぐ卒業。


卒業すれば会えなくなるだろうから、このままでいい。


卒業すればもう会わない。


いつかこの感情は枯れ果てるだろう。


そうやって時間は過ぎていった。

⏰:08/12/07 18:42 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#392 [ゆーちん]
■□■□■□■

南の島

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#393 [ゆーちん]
「ねぇ、由美ちゃん。」

「ん?」

「俺の事どう思ってる?」


先輩はいきなり問いかけてきた。


「へ?」


今日もSEXして、二人とも満足して、ベットで寝転がってた。


いつも通りだったのに…。

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#394 [ゆーちん]
「俺、由美ちゃんの事、好きだったの知ってた?」

「…え。」

「付き合いたかったけど、こんな関係だし無理だってわかってた。」

「…嘘。」

「でも俺頑張ってた。由美ちゃんの事ずっと見てた。」


まさかの告白だった。


私たち、付き合えてたの?

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#395 [ゆーちん]
「でね、見てるうちにわかってきちゃった。」

「…何が?」

「由美ちゃんには好きな人がいるんだって。」


そういわれた瞬間、迷いもなく青木さんの顔が頭に浮かんだ。


「好きな人がいるなら、もうこんなことしちゃダメだよ。俺ら今日でおしまいにしよう。」

⏰:08/12/07 18:44 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#396 [ゆーちん]
私と先輩の関係はこうして終わった。


呆気ない物だった。


涙が出た。


でも、自業自得だ。


もう元には戻れない。


以来、学校で会ってもほとんど話さなくなった。

⏰:08/12/07 18:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#397 [ゆーちん]
すべてが終わってしまった。


結局、先輩に私ははるちゃんのパートナーだった事も言えぬまま。


あなたが気になっていたの、好意を持っていたのとも言えぬまま。


この仕事で、何か変わる事ができたと思ったのに…。


何も変わらなかった。


また退屈な日々に戻る。


もう、それでもいい。


もう、なんだっていい。


もう…。

⏰:08/12/07 18:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#398 [ゆーちん]
からっぽ状態の私は学校帰り、コンビニに立ち寄った。


このコンビニで青木さんと、よく待ち合わせしたなぁ…。


谷口に目撃されたっけ。


懐かしい。


雑誌コーナーに行き、teen向け雑誌を読んでいると、旅行特集されていた。

⏰:08/12/07 18:46 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#399 [ゆーちん]
私は南国リゾートのページに目を奪われた。


そいえば…南の島に行きたいって話したよね。


思い出に浸ってしまう。


そのときだった。


神様は私に素晴らしい奇跡をくれた。

⏰:08/12/07 18:46 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#400 [ゆーちん]
「俺の嫁になって、ここで永住してくれない?」


後ろから聞こえた声は、
私の一番会いたかった人の声だった。


思わず私は彼の腕に飛び込み、自然に言葉と涙を零していた。


「好き。」


END

⏰:08/12/07 18:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#401 [ゆーちん]
■□■□■□■

あとがき

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#402 [ゆーちん]
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このお話はフィクションです。

…が!

『本当にあった』と書いているので、おわかりかと思いますが…ノンフィクションの部分もあります。

私が経験した話かどうかは内緒ですが、実話を交えたこの話。

いかがでしたか?

私的にはグダグダした感じになってしまい、あまり納得していません(:_;)笑

⏰:08/12/07 18:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#403 [羅蘭]
続編書いて欲しいですi

⏰:08/12/07 18:51 📱:W43SA 🆔:bk1SUgBo


#404 [ゆーちん]
完結としましたが、私の性格がきっかけで続編を書く事にしました。

私の性格は褒められると、図に乗ってしまうんですよね(-.-;)笑

続編はありきたりな展開だと思います。

なので、読む読まないは、みなさんの判断にお任せします。

「こんな展開つまらない!」などの批判は受け付けませんので、あしからず。

⏰:08/12/07 18:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#405 [ゆーちん]
では、続編も更新していきます。

もうしばらくお付き合い下さい。

⏰:08/12/07 18:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#406 [ゆーちん]
■□■□■□■

続編

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#407 [ゆーちん]
彼氏ができて数ヶ月。


いろんなことがあった。


はるちゃんはもちろん、相沢さん、亜紀、そして…飯田先輩。


祝福されることが嬉しくて、アドレスだって明らさまにラブラブなんだよ!って、わかるようなモノにしたぐらい。

⏰:08/12/07 18:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#408 [ゆーちん]
今日は飯田先輩が高校生活の幕が閉じる日。


すごく素敵な卒業式だったと思う。


式が終わり、仲がよかった女の先輩と写真を撮ったりしていた時だった。

⏰:08/12/07 18:55 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#409 [ゆーちん]
「由美ちゃん。」


少し懐かしい声が私を呼ぶ。


「…先輩!卒業おめでとうございます。」

「うん、ありがとう。」


飯田先輩が優しく笑う。


「先輩と話すの、久しぶりだね。」

⏰:08/12/07 18:56 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#410 [ゆーちん]
青木さんと付き合ってから、飯田先輩とはほとんど話をしなかったから、なんだかとっても嬉しかった。


「由美ちゃんが彼氏なんか作っちゃうからじゃん。」


わざと嫌味っぽく言って、舌を出してる先輩は少し関わらない間にカッコよくなった気がした。

⏰:08/12/07 18:56 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#411 [ゆーちん]
「エヘヘッ…。」

「まぁいいや。ほんとは悔しいけど、由美ちゃんの顔見てると俺まで幸せだもん。」


思わず赤面してしまった。


そんな愛の言葉にはまだまだ免疫がなくって…。


照れ笑いしながら誤魔化すことくらいしかできなかった。

⏰:08/12/07 18:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#412 [ゆーちん]
「由美ちゃんさぁ、はるちゃんに聞いたんだけど彼氏と海外行くんだって?」

「あ、うん。私が卒業したら行こうねって言われたけど…そう簡単にいきっこないよ。」


海外で永住しようなんて言われた時は嬉しかったけど…現実的に考えて無理だもんね。

⏰:08/12/07 18:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#413 [ゆーちん]
「でも行きたいんだろ?」

「え?まぁ…。」

「だったら頑張って英語の勉強しなさい!」

「えー、やだー!」


先輩とこんな話を暖かい気持ちで過ごしていられるのは、きっと恋の魔法ってやつのおかげだと思う。


和やかな気分。

⏰:08/12/07 18:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#414 [ゆーちん]
どうでもいい話しをいくつか交わしていると、先輩は友達に呼ばれたので行くことになった。


「そんじゃあな。」

「うん、バイバイ。」

「あ、そうだ。」


去り掛けた足を止め、私の手にボタンを乗せた。


「え?」


「一応第2ボタン!」


先輩はピースしながらニコッと笑った。

⏰:08/12/07 19:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#415 [ゆーちん]
とまどっていると、先輩は私の手にボタンをギュッと握らせた。


「由美ちゃんの夢が叶いますように。」


笑っていたけど、どこか切なげな顔をして先輩は去って行った。


私は最後まで、先輩に励まされたり勇気づけられたりしてばかりだった。

⏰:08/12/07 19:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#416 [ゆーちん]
私は何か先輩にしてあげれたのかな?


頼ってばっかで迷惑かけたのに…。


それなのに好きって思ってくれた。


ありがとう。


先輩のこと好きだったよ。


ありがとね。

⏰:08/12/07 19:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#417 [ゆーちん]
そして、とうとう高校最後の学年になってしまった。


卒業式に先輩からもらったボタンは筆箱の中に入れてある。


私のお守り。


絶対海外行ってやるって気持ちを忘れさせないために、筆箱に忍ばせた。

⏰:08/12/07 19:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#418 [ゆーちん]
英語だって数学だって…これからは、はるちゃんをネタでゆすることもできないんだから自分の力で頑張るんだ。


そう決意した高校3年の春。


この1年は、一生忘れられない年になるなんて、まだ誰も知るわけがない。

⏰:08/12/07 19:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#419 [ゆーちん]
■□■□■□■

いったんSTOP

>>2

■□■□■□■

⏰:08/12/07 19:04 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#420 [ゆーちん]
□■□■□■□

更新

□■□■□■□

⏰:08/12/07 19:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#421 [ゆーちん]
夏。


太陽が私たちを焦がしていく。


「青木さんっ!」

「お待たせ〜。」


大好きな彼氏の登場に、私の体は太陽より熱を帯びていく気がした。


「乗って。」

「うん。」


車に乗り込み海に向かう。


青木さんは多忙なので、あまりデートする時間がない。


それでもいい。


愛されてるって実感できるほどの愛情を私に注いでくれているから。

⏰:08/12/07 19:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#422 [ゆーちん]
「由美。」

「ん?」

「いい加減名前で呼べってば。」


また叱られた。


彼女に『青木さん』と呼ばれる彼の気持ちを考えると悪いのはわかる。


でもなかなか習慣的に抜け出せ無くって…。


「ごめんね、幸くん!」

⏰:08/12/07 20:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#423 [ゆーちん]
青木さんの下の名前は【幸太】。


呼び捨てするのは少し恥ずかしいので【幸くん】と呼ぶように心がけてはいるんだけど…。



「由美からキスしてくれたら許してあげるけど?」


運転しながら私に甘いお誘いをくれる。


こっちを見ずに前を向きながらそう言った。


よかった。

⏰:08/12/07 20:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#424 [ゆーちん]
そんな照れるような事、面と向かって言われるときっと私恥ずかしすぎてテンパっちゃうもん。


「海ついたらね。」


その場しのぎで誤魔化そうとしたけど、Sの幸くんには勝てっこないよ。


「ダメ。今しろ。」

「運転中で危ないじゃん。」

「じゃあ信号で止まったらな。」

⏰:08/12/07 20:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#425 [ゆーちん]
そんな恥ずかしい事できるわけないのに…拒めない。


だって、私、キスがしたくて仕方ない。


変かな?


ドキドキしすぎて胸が苦しい。


「あ、止まるよ。」


前の信号が黄色だった。


幸くんはブレーキをゆっくり踏み、ピタっと停車した。

⏰:08/12/07 20:03 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#426 [ゆーちん]
こっちを向きニッと笑う彼には勝てない自分が、乙女らしくてなんだか好きだったりして…。


「目、閉じてよ。」

「ん。」

⏰:08/12/07 20:03 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#427 [ゆーちん]
目を閉じた幸くんに、私は一瞬触れただけのキスをして、すぐに唇を離した。


「え〜?由美さん、今日は控えめですね。」

「だって!見られてると思ったら恥ずかしいもん!」

「アハハ。ま、いっか。今日1日長いし?」


時刻は1時を回った。


いつの間にか車は海に到着。

⏰:08/12/07 20:05 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#428 [ゆーちん]
ビーチはたくさんの人で賑わっていた。


「海、入ろう!」


子供みたいにはしゃいでしまう私の手を握ってくれた幸くん。


海に入って浮き輪の取り合いしたり、人混みから外れてのんびりしたり。


私から片時も外れないで、そばにいてくれた。

⏰:08/12/07 20:05 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#429 [ゆーちん]
辺りが暗くなってきた。


「帰る?」

「そうだね。」


楽しかった一日も矢のように過ぎていった。


「うわー、焼けたね!」


二人とも真っ赤な肌からタオルで水滴を拭き取る。


「ビキニ取った姿、早くみたいんですけどー?」

「アハハ!へんたーい!」


最後までバカみたいにはしゃいで…。

⏰:08/12/07 20:06 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#430 [ゆーちん]
服を着てから車に戻った。


「由美、お腹減った?」

「ううん。間食しすぎたからお腹減ってない。」


海の家で、かき氷やヤキソバなどを買って食べまくったせいで、二人ともお腹は減っていない。

⏰:08/12/07 20:06 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#431 [ゆーちん]
「んじゃ運動しないとな。」

「へ?」


次の瞬間にはキスされていた。


車のシートを倒し、私も押し倒される。


絡まる舌がお互い熱を帯びている。


「運動って…これ?」

「SEX以外の運動なんかあんの?」


ニヤッと笑い、また舌を絡めてきた。

⏰:08/12/07 20:07 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#432 [ゆーちん]
「ンッ…」


今日のデートは2週間ぶりぐらい?


全然会ってないから、こうやってキスしただけで興奮しちゃう私。

⏰:08/12/07 20:08 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#433 [ゆーちん]
「エロい女だな。」

「だって幸くんが…アッ!」


火照った体に少しだけ冷たい彼の手が滑り込んできた。


「ヤッ…ンッ…」

「我慢しないで声出して。」


首筋を舐めながらそう呟くから…ゾクゾクしちゃうじゃん。


ビキニの上にTシャツ一枚。


下はビキニの上に短パン。


簡単な格好だったので、すぐに裸にされてしまった。

⏰:08/12/07 20:10 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#434 [ゆーちん]
車は賑わう駐車場から少し離れた場所に止めたので、覗かれる心配もない。


思いっきり乱れてみよっかな?


…なんてね!

⏰:08/12/07 20:10 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#435 [ゆーちん]
「由美?え?ちょ…マジ?」


たまには私だってSになりたいよ。


夏だし…乱れてみてもいいじゃん?


とまどってる幸くんのズボンとパンツを脱がし、おもむろにくわえる。


「いきなり何?」


笑ってるのも今のうちだから!って感じに私なりにがんばった。


「ツッ…ウッ…」


幸くんの甘い声が車内にこもる。

⏰:08/12/07 20:11 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#436 [ゆーちん]
「由美、もう挿れたいんだけど。」

「…ん。え?きゃっ!」


アソコから口を離すと、今度は私が襲われてしまう。


おもいきり足を開かされ、幸くんは顔を埋めた。


「やだやだやだ!…アァッ!…ンッ!」

「何嫌がってんの?」

⏰:08/12/07 20:12 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#437 [ゆーちん]
「今日は私が攻めたかったのに…結局立場逆転だよぉ。」

「俺にMになれって、犬にブリッジしろって言ってるようなもんだぞ?」


意味なしってことか。


くっそー!


笑った幸くんに、また胸がドキドキ反応する。

⏰:08/12/07 20:12 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#438 [ゆーちん]
「挿れたいっていうから離したのに…。」

「アハハ。簡単に騙されちゃう由美ちゃん、大好きだよーん。」

「ヤッ…待って、だめ…アァッ!」


結局、指と舌で先にイかされてしまった。


グッタリしている間もなく、幸くんは挿れてくる。

⏰:08/12/07 20:13 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#439 [ゆーちん]
車はバカみたいに揺れ動く。


私が喘ぐと車内がうるさい。


「由美…きもちいい?」


「ンンッ…ンンッ…気持ち…い…アァッ…」


腰の動きとともに漏れていく声…。

⏰:08/12/07 20:13 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#440 [ゆーちん]
私が下で幸くんが上。


せめて体位ぐらい私が攻める形になりたい!


そう思い、頑張って上に乗り、腰を動かす私を幸くんは下から見上げながら笑っていた。


「由美、まじエロい顔。」

「アッ…ンッ…見ないでよ…」

「生意気言ってると…こうするぞ?」

⏰:08/12/07 20:15 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#441 [ゆーちん]
幸くんは体を起こし、対面座位の形になった。


「え?」


いきなり熱いキスをされ、胸を触られ、アソコも触られた。


息ができない。


気持ちよくって、何も逆らえない。

⏰:08/12/07 20:15 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#442 [ゆーちん]
幸くんは私が彼の為に頑張るのは嫌みたい。


嫌がられると余計やりたくなるのが、私の悪いところなのかもしれない。


毎回毎回懲りずに攻めてはみるものの…最後は私が攻められてるんだよね。


「アッアッ…あお…きさ…ん…ヤァッ!」

「だから!青木さんって呼ぶなって言ってんじゃん?」

「アァァッ!」

⏰:08/12/07 20:16 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#443 [ゆーちん]
またイかされた。


この人には勝てないな。


心も体も青木幸太の虜だ。


だから離れたくない。


離さないで欲しい。


ずっと。

⏰:08/12/07 20:17 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#444 [ゆーちん]
秋。


「由美、大丈夫?」


亜紀が心配しながら背中をさすってくれる。


「ごめんね。こんな汚いとこ見せちゃって。」

「ううん、気にしないで。それより今日は帰った方がいいよ。」

「うん、そうするね。」


気分が悪く、トイレで吐いてしまった。


吐くなんて久しぶり。


風邪かなぁ…?

⏰:08/12/07 20:18 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#445 [ゆーちん]
帰宅してすぐにベットに飛び込んだ。


「はぁ〜…うっ!」


また吐き気に襲われてトイレに走る。


吐き気はするのに、吐き出せない。


何なの、これ…。


私は力無く、トイレの床にしゃがみ込んでしまった。

⏰:08/12/07 20:19 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#446 [ゆーちん]
この時だった。


気づいてしまった。


体が震えた。


怖くなたった。


信じたくなかった。

⏰:08/12/07 20:19 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#447 [ゆーちん]
生理が来ていない。


もともと不順だったので気にしてなかったけど、もう長い間きてない。


…私、たぶん、妊娠したんだ。

⏰:08/12/07 20:21 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#448 [ゆーちん]
冬の訪れの前に、私は小さな命を授かった事に気づいた。


しばらくはトイレから動けなくて…。


でもなんとか立ち上がり、部屋に戻った。


「もしもし?」


亜紀に電話を掛けた。

⏰:08/12/07 20:22 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#449 [ゆーちん]
「亜紀?お願いがあるんだけど…。」

「ん?」

「妊娠検査薬、買ってきてくれないかな?」

「…わかった。」


亜紀は驚かなかった。


きっと私が吐いたとき、それとなく察してくれてたんだと思う。

⏰:08/12/07 20:22 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#450 [ゆーちん]
放課後になり、亜紀が検査薬を持ってウチに来てくれた。


結果は予想通りだった。


「もちろん相手は幸太くんだよね?」

「うん。」

「どうすんの?」


亜紀は至って冷静。


この場で亜紀までも慌ててしまえば大変だもんね。


亜紀はしっかりしてるから、つい頼ってしまう私。


こんないい友達がいて私は幸せ者だよね。

⏰:08/12/07 20:23 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#451 [ゆーちん]
「わかんない。」

「わかんないって…心当たりのあるエッチは?」

「夏に…海行ったとき避妊しなかった。」

「じゃあもしその日に授かったとして、単純計算しても3ヶ月だよ。」


ついお腹を触ってしまった。

⏰:08/12/07 20:24 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#452 [ゆーちん]
「毎回必ず避妊してたの。だけど、あの日だけは…」

「後悔したって仕方ないよ。もう、赤ちゃんが由美のお腹の中にいるんだから。」


3ヶ月も一緒にいたのに全然気づかなかった。


「亜紀…私…どうしよう。」

「幸太くんなら喜んでくれると思うけど…。」

⏰:08/12/07 20:24 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#453 [ゆーちん]
「幸くんの事じゃない。私、母親になれる自信ないの。」

「自信?」

「まだまだ未熟だし、亜紀や幸くんに甘えてばっかだし…それに‥」

「由美、あんた母親になんだよ?母親がそんな弱気でどうすんの!」

⏰:08/12/07 20:25 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#454 [ゆーちん]
クヨクヨしてた私を、亜紀が叱ってくれた。


「確かに甘えん坊だけど、これから頑張ればいい。ここにもう小さな命があるんだよ?そんな情けない事、言ってる暇なんて無いじゃん!」


涙がでた。


泣き言は言ってられない。


これから私はママになるかもしれないのに…。


亜紀の言う通りだ。


自分が情けない。

⏰:08/12/07 20:28 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#455 [ゆーちん]
亜紀が帰ってから、幸くんに電話で『妊娠したかもしれない。』と伝えると、『今から行く。』と言い、電話を切られた。


しばらくすると、仕事帰りの幸くんが私の部屋に来た。


「大丈夫?」

「え?」


まず私の体の心配をしてくれた幸くんに、私は驚いてしまった。


素直に嬉しかった…。

⏰:08/12/07 20:29 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#456 [ゆーちん]
「妊娠、嘘じゃないよな?」

「100パーセントかわかんないけど…たぶんそう。生理も来てないし、検査薬は陽性だった。」

「うし、じゃあ今から医者行くぞ。」

⏰:08/12/07 20:29 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#457 [ゆーちん]
あれ?


よく考えたら、こんな時間に仕事が終わるはず無いのに…。


「仕事は?」

「ん?早退。」

「え、いいの?」

「いいの。気になって仕事なんかやってられねぇし。」


言いかたはキツいけど、言ってる事は涙が出るほど嬉しかったよ。

⏰:08/12/07 20:31 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#458 [ゆーちん]
「ありがと。」


手を握り、私たちは部屋から出た。


そして車に乗り、病院へと急ぐ。


「石田さーん。」


名前が呼ばれ、診察室に。


「ここで待ってて。」

「おう。」


幸くんは待合室で待っててもらう事にした。


診察室に入り結果を聞く。

⏰:08/12/07 20:32 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#459 [ゆーちん]
「ご懐妊ですね。」


優しい笑顔の女の先生が言った。


覚悟はしていたけど、やっぱりズッシリくるものがあった。


「出産を希望ですか?」

「あ、えっと…」


どうしよう。


幸くんに『産め』とも『産むな』とも言われてない。

⏰:08/12/07 20:33 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#460 [ゆーちん]
「相手の方はなんて?」

「まだどうするかは話し合ってなくて…待合室にいるんですけど。」

「そう。じゃあちょっと呼んできて?」


先生は近くにいた看護士にそう告げた。

⏰:08/12/07 20:34 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#461 [ゆーちん]
「失礼します。」


幸くんが入ってきた。


「青木幸太さん?」

「はい。」

「座って?」


私の隣に腰掛けた幸くんの顔が見れない。


だって、もし産むなって言われたら…。

⏰:08/12/07 20:35 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#462 [ゆーちん]
「由美さん妊娠してますね。12週目でちょうど3ヵ月目です」

「そうですか。」

「どうされますか?」

「もちろん出産希望で。」


…え?


なんか…感動もクソもなかった。


あっけなく答えた幸くんに少し拍子抜け。


先生は私に優しく笑いかけてくれた。


「由美さんも、もちろん希望ですよね?」

「あ…はい!」

⏰:08/12/07 20:36 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#463 [ゆーちん]
こうして病院を後にした私たち。


車はゆっくり私の家に向かう。


帰りの車内、私たちはほとんど話をしなかった。


家につき、また私の部屋に入った。


「由美。」

「ん?」

「病院で、出産希望だって最初に言わなかったのか?」

「…うん。」

「なんで?」

「だって…幸くんが嫌だったら産めないし。」

「…なんだそれ。」

⏰:08/12/07 20:36 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#464 [ゆーちん]
「だって…」


その瞬間、フワっと幸くんの腕に包まれた。


「ごめんな。俺が最初に言っときゃ、よかったんだよな。」

「…。」

「俺と由美の子供、産んでくれる?」

「…うん。」


涙が出た。


こんな優しい幸くん、反則だよ。


ほんと悪魔みたいな天使だ。

⏰:08/12/07 20:38 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#465 [ゆーちん]
怒ってると思ったら、いきなり抱きしめながら謝ってきて嬉しい言葉をくれる。


そんな器用な幸くんが大好き。


だからさ、ずっと離さないで。


「俺のお嫁さんになってくれる?」

⏰:08/12/07 20:39 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#466 [ゆーちん]
答えは決まってる。


「よろしくお願いします。」


プロポーズは、もっとロマンチックな場所がよかった。


よりによって私の部屋?


でも、もう何でもいいや!


幸くんが離れていかないなら、なんだっていい。

⏰:08/12/07 20:40 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#467 [ゆーちん]
■□■□■□■

宝物

■□■□■□■

⏰:08/12/07 20:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#468 [ゆーちん]
学校は退学した。


お互いの両親は、私たちの結婚に反対しなかった。


だから、どんどん話が進んで、いつの間にか私の苗字が変わり、幸くんと同じ住所に。


左手の薬指には光るものが輝いていた。

⏰:08/12/07 20:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#469 [ゆーちん]
冬を越え、春を迎えた。


温かい町を、大きなお腹で夕飯の買い物のためにのんびりと歩く今日この頃。


「由美ちゃん?」


声を掛けられて振り返ると、懐かしい顔が笑っていた。


「先輩!」


飯田先輩だった。


「え、何?妊娠したの?」


相当驚いているみたい。

⏰:08/12/07 20:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#470 [ゆーちん]
「うん。もうすぐ生まれんの。男の子か女の子かはわかんないけど…早く会いたい!」

「すげーな。知らなかったし。」

「エヘヘ。てか先輩、ちゃんと進学できたの?」

「ギリギリ。」


少しカッコよくなった先輩は、大学の制服であるスーツがよく似合っていた。

⏰:08/12/07 20:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#471 [ゆーちん]
「てゆーか先輩、こんなとこで何してるんですか?学校は?」


公園のベンチに座りながら黄昏れるキャラでもないのに…。


「午後から学校休みだから、これからおデートちゃん。」

「マジ?彼女できたんだ!おめでとう!」

「待ち合わせが公園とか可愛い彼女だろ?」

「アハハ!」

⏰:08/12/07 20:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#472 [ゆーちん]
「先輩、大学楽しい?」

「うーん、まぁまぁかな。大学厳しいけど、支えてくれる彼女いるし?」

「惚気んなー!」

「アハハ。そういう由美ちゃんは?」

「楽しいよ?結婚生活、最高!」

「惚気んなー!」


しばらくすると、

「雅志ー!」

と言いながら女の子が駆け寄ってきた。

⏰:08/12/07 20:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#473 [ゆーちん]
「れいか!」


優しくほほえむ先輩は幸せそうだった。


先輩の彼女は私に一礼し、笑いかけてくれた。


「お友達?」

「あぁ。高校の時の後輩。」

「初めまして。雅志の彼女のれいかです。」

人なつっこい先輩の彼女は、私より1つ下の高校3年生。

⏰:08/12/07 20:50 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#474 [ゆーちん]
「はじめまして。由美です。」

「由美さん、妊娠してるんですか?」

「あ、うん。」

「触ってもいいですか?」

「いいよ。」


お腹を触るれいかちゃんは嬉しそうに笑っていた。


可愛い子。

⏰:08/12/07 20:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#475 [ゆーちん]
好きだった人の彼女にお腹触られてるなんて…。


なんか笑っちゃう。


れいかちゃんは、もちろん私と先輩が過去にどうこうなんて知らないと思う。


もし知った時が来ても、先輩を嫌いにならないで。


そう願うしかできない。


「元気な赤ちゃん産んでくださいね!」

「うん、ありがと。」

⏰:08/12/07 20:55 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#476 [ゆーちん]
「じゃあ行くか。」


先輩はれいかちゃんの手を取った。


「じゃあね。」

「由美さん、さよなら!」

「バイバイ。」


先輩とれいかちゃんは、私に背を向けて歩き出した。

⏰:08/12/07 20:57 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#477 [ゆーちん]
幸せそうに笑い合ってる二人を見ると私まで幸せ。


先輩が卒業式に言った言葉の意味がわかる。


好きな人が幸せだと私も幸せだ。


だけどね、心のどこかでチクリと痛むものがあるんだ。


でもきっとこの痛みはイイ痛み。


私を、また1つ成長させてくれるもの。


先輩、ありがとう。

⏰:08/12/07 20:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#478 [ゆーちん]
家に帰り、家事をこなす。


ご飯を作り愛おしい旦那を待つ。


「ただいまー。」

「おかえりなさい!」


海外にはまだまだ行けないかも知れないけど、お嫁さんになる夢は叶ったよ。


先輩のおかげ!


あの第二ボタン、今でもちゃんと持ってるよ。


ボタンのおかげだ。


ありがとう。

⏰:08/12/07 20:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#479 [ゆーちん]
「由美。」

「ん?」

口づけをそっと交わしながら私は誓った。


誰もが羨むほど幸せな女性になるんだ…って。

⏰:08/12/07 20:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#480 [ゆーちん]
私が今までやってきた、たくさんの事は後悔なんかしていない。


後悔に勝る幸せがあるから。


はるちゃん、飯田先輩。


本当にありがとね。

⏰:08/12/07 21:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#481 [ゆーちん]
幸くん。


珍しい出会い方だったけど、私は後悔してないし恥ずかしくもない。


あなたにはありがとう何回言っても足りないから一言だけね?


愛してる。


END

⏰:08/12/07 21:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#482 [ゆーちん]
■□■□■□■

あとがき

■□■□■□■

⏰:08/12/07 21:03 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#483 [ゆーちん]
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この続編は、全く考えていなかったので思い付いたままに書きました。

文才の無さに改めて気付かされました(:_;)

⏰:08/12/07 21:04 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#484 [ゆーちん]
『本当にあった×××な話』が小説初挑戦だったので、わからない事だらけでした。

この小説を完結させて、自分自身、成長したのかはわかりませんがこれからも作品を書こうと思います。

応援よろしくお願いしますm(__)m

⏰:08/12/07 21:04 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#485 [ゆーちん]
次は『双子の秘密』を書いていきます。

トピ建てたら、ここにも貼るので、また暇潰しにでも読んでみてください(^^)

ではまた!

⏰:08/12/07 21:05 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#486 [ゆーちん]
■□■□■□■

>>2
アンカー・感想トピ

■□■□■□■

⏰:08/12/07 21:06 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#487 [ゆーちん]
双子の秘密
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/9512/


よろしくお願いします

⏰:08/12/07 23:14 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#488 [我輩は匿名である]
前のも読んでたけど.改めてて感動でした!!最後泣きました文才かなりあると思います双子の方も読ませてもらいます

⏰:08/12/08 00:14 📱:SH906i 🆔:OqlLoXzA


#489 [ゆき]
泣きました!!サイコーです!!

⏰:08/12/08 10:40 📱:921SH 🆔:v3vgZ5jQ


#490 [我輩は匿名である]
あげ(・∀・)

⏰:08/12/13 22:01 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#491 [ま]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550

⏰:08/12/14 17:51 📱:W61SH 🆔:NUBhr/52


#492 [ゆーちん]
泣いてくれた読者様がいるなんて
その事実に私が泣きそうです

本当にありがとうございます

また近々新作を書き始めるんで、よかったら読んで下さいね

>>2

⏰:08/12/27 23:04 📱:SH901iC 🆔:DNjpLWGM


#493 [ゆーちん]
小さな仕事
>>4-48

谷口先生
>>52-143

飯田先輩
>>146-201

長谷川先生
>>206-241

相沢さん
>>242-288

ゆうとくん
>>293-354

はるちゃんの仕事
>>358-370

出会い
>>372-391

南の島
>>393-400

続編
>>407-481

あとがき
>>483-485

⏰:09/01/04 23:13 📱:SH901iC 🆔:bKxDy5AQ


#494 [ゆーちん]

章ごとに
区切ってみたので、
よければそちらからも
見てみて下さいね

⏰:09/01/04 23:14 📱:SH901iC 🆔:bKxDy5AQ


#495 [我輩は匿名である]
あかさたな

⏰:09/02/26 15:08 📱:N903i 🆔:☆☆☆


#496 [☆]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>300-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500

⏰:09/03/08 02:56 📱:auSN3I 🆔:bqoC0WIs


#497 [我輩は匿名である]
あげぇる

⏰:09/03/27 08:18 📱:N903i 🆔:ANqnd7Y.


#498 [ゾフィー]
めちゃおもしろかったですx
前作もみてたんですけど、あらためてこっちもみてしまいました!
うちてきには先輩すきだったなあ
>>487もがんばってください

⏰:09/03/27 17:06 📱:W62SA 🆔:kUPUSCYc


#499 [我輩は匿名である]
あげる

⏰:09/06/05 16:10 📱:N903i 🆔:☆☆☆


#500 [匿名ちゃん]
いないよね

⏰:09/06/05 16:59 📱:F705i 🆔:A7.2gQbQ


#501 [我輩は匿名である]
>>446-450
>>451-490
>>491-500

⏰:09/06/06 01:58 📱:W53T 🆔:032ffaF.


#502 [我輩は匿名である]
これからも頑張って

⏰:09/07/10 10:48 📱:P903iTV 🆔:☆☆☆


#503 [☆]
青木とか私の彼氏と同じ名前だからちょっと変な感じでしたが、めちゃくちゃいい小説ですね私は青木さんと結ばれてよかったと思いました
次の小説「双子の秘密」も楽しみに読ませていただきます!

⏰:09/07/11 16:28 📱:P905i 🆔:OH3xaTck


#504 [我輩は匿名である]
>>290-1000

⏰:09/07/30 04:27 📱:N02A 🆔:giuyw8iU


#505 [我輩は匿名である]
ゆーちん上げ

⏰:09/08/19 07:43 📱:P903iTV 🆔:☆☆☆


#506 [´ω`]
あっげゆ

⏰:09/10/01 00:24 📱:820N 🆔:38xTVtAQ


#507 [我輩は匿名である]
最高\^^/

⏰:09/10/08 16:34 📱:N03A 🆔:☆☆☆


#508 [我輩は匿名である]
1-50
51-100
101-150
151-200
201-250
251-300
301-350
351-400
401-450
451-500

⏰:09/10/09 21:48 📱:W64SA 🆔:3qWbeqOU


#509 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500

⏰:09/10/09 21:49 📱:W64SA 🆔:3qWbeqOU


#510 [我輩は匿名である]
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700
>>701-750
>>751-800
>>801-850
>>851-900
>>901-950
>>951-1000

⏰:09/10/09 21:50 📱:W64SA 🆔:3qWbeqOU


#511 [☆゙]
最初から全部読みました!読み終わった後
心があったかくなりました
この話に出会えてよかったです

⏰:09/10/24 17:55 📱:P905i 🆔:t81i9W/s


#512 [匿名]
とってもいいお話ですね

いっきに読んじゃいました…

次も楽しみにしてます

⏰:09/10/24 20:36 📱:P02A 🆔:☆☆☆


#513 [匿名っ!]
またエロ小説かよ〜なんて思いながら
最後まで読んじゃいました←
もうなんか感動しちゃいました!
主さん、十分文才ありますよ(^O^)
素敵なお話をありがとうございました

⏰:09/10/31 08:36 📱:934SH 🆔:nbnxJeTA


#514 [我輩は匿名である]
4567890

⏰:10/01/24 20:40 📱:PC 🆔:eklpSeU6


#515 [我輩は匿名である]
戻ってきたことに訳なんてねーよw

⏰:10/01/25 07:29 📱:INFOBAR2 🆔:kz8R/YF.


#516 [我輩は匿名である]

⏰:10/05/23 03:04 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#517 [我輩は匿名である]
あげ∩^ω^∩

⏰:10/06/15 08:44 📱:F02B 🆔:☆☆☆


#518 [我輩は匿名である]
>>72-100

⏰:10/06/23 23:33 📱:W65T 🆔:8r8c8q6A


#519 [我輩は匿名である]
>>174-200

⏰:10/10/05 18:29 📱:SA001 🆔:ImTY3vUE


#520 [我輩は匿名である]
>>248-300

⏰:10/10/05 18:55 📱:SA001 🆔:ImTY3vUE


#521 [我輩は匿名である]
あげぽよ

⏰:10/10/08 22:35 📱:PC 🆔:3KVfRE9g


#522 [我輩は匿名である]
>>350-400

⏰:10/10/12 23:33 📱:SH001 🆔:gs93oxx2


#523 [我輩は匿名である]
>>301-449

⏰:10/10/12 23:34 📱:SH001 🆔:gs93oxx2


#524 [我輩は匿名である]
>>376-400

⏰:10/10/12 23:45 📱:SH001 🆔:gs93oxx2


#525 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:10/12/07 22:27 📱:F06B 🆔:G56MjID6


#526 [我輩は匿名である]
寒いなあ

⏰:10/12/17 13:32 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#527 [あ]
>>50-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400

⏰:10/12/23 10:11 📱:SH004 🆔:aqtd46j6


#528 [我輩は匿名である]
オススメ

⏰:11/02/06 21:48 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#529 [我輩は匿名である]
さはら

⏰:11/02/17 22:56 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#530 [なすこ]
おもしろくてキュンキュンしながら一気に読みました(笑)
ありがとうございました!!

⏰:11/03/06 05:21 📱:P02B 🆔:BwAaCcyk


#531 [みか]
やばい!
これは面白かった

⏰:11/03/06 09:06 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#532 [y**]
おすすめあげ

⏰:11/05/08 08:25 📱:P03C 🆔:Inoml9jU


#533 [我輩は匿名である]
保守あげ

⏰:11/12/26 23:13 📱:SH10C 🆔:Ds71Zv5Q


#534 [匿名さん(´ω`)]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-533

⏰:12/01/19 02:01 📱:S003 🆔:☆☆☆


#535 [えりにゃん]
>>1-100

⏰:12/01/25 17:03 📱:SH01C 🆔:kgqdIVRk


#536 [えりにゃん]
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500

⏰:12/01/25 17:04 📱:SH01C 🆔:kgqdIVRk


#537 [ななし]
>>493

⏰:16/02/23 18:55 📱:SBM303SH 🆔:☆☆☆


#538 [&◆JJNmA2e1As]
👨‍🦲👲🧝‍♀️🧝‍♂️👴👵😽😺📝🤗

⏰:22/10/01 17:25 📱:Android 🆔:rYsbLV12


#539 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/02 04:14 📱:Android 🆔:Ltpo.xA.


#540 [○○&◆.x/9qDRof2]
>>1-40

⏰:22/10/04 23:29 📱:Android 🆔:nH.OoPsQ


#541 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/19 20:25 📱:Android 🆔:A4ZzuHng


#542 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age

⏰:22/10/22 20:07 📱:Android 🆔:4ptMpodQ


#543 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)

⏰:22/10/26 21:57 📱:Android 🆔:AtV/.tU6


#544 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑

⏰:23/01/26 09:42 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#545 [わをん◇◇]
>>1-30

⏰:23/01/26 09:49 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#546 [わをん◇◇]
>>500-530

⏰:23/01/26 09:49 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#547 [わをん◇◇]
>>490-520

⏰:23/01/26 09:49 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#548 [わをん◇◇]
>>480-510

⏰:23/01/26 09:50 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#549 [わをん◇◇]
>>470-490

⏰:23/01/26 09:50 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


#550 [わをん◇◇]
>>460-485

⏰:23/01/26 09:50 📱:Android 🆔:gmyD7Q62


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