〜運命のヒト〜
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#800 [りく☆]
しばらく時間がたつと、薬が効き始めたのか、卓也は大分落ち着き、胸の苦しみが消えていった様に思えた。しかし、まだ万全な体調には程遠い様子である。
『卓也って……持病とかないよな?』
確認のため、祥子に聞く。祥子は黙って頷いた。
しかし、卓也は薬を持っていた。つまりそれは、卓也自身は、自分に何らかの病が潜んでいる事を自覚しているということを意味する。
:07/08/17 01:40
:SH903i
:Ju5iouVs
#801 [りく☆]
『卓也……大丈夫か?』
何もすることの出来ないオレは、この言葉を卓也に言うしかなかった。他に何をしたらよいかわからない…
祥子もオレと同じような気持ちだと思えた。ただ心配そうに見つめている。
…オレはどうしたらぃぃんだ?
そんな時だった
『りく!!早く卓也を車に運べ!!』
後ろから声がする
:07/08/17 01:47
:SH903i
:Ju5iouVs
#802 [りく☆]
その声に祥子も反応した。
オレは一瞬自分の耳を疑った…
…まさか?
…なんで?
その声の主は猛志先輩でもなく、カイさんでもなかった。
久しぶりに聞く懐かしい声
頼りがいのある声だ。
その声の主は
滝沢だった。
:07/08/17 01:51
:SH903i
:Ju5iouVs
#803 [りく☆]
:07/08/17 01:52
:SH903i
:Ju5iouVs
#804 [りく☆]
…見間違いではない…
…明らかに車の前に立っているのは滝沢だ。
あまりの突然な出来事に、オレと祥子は固まっていた。何と言葉を返していいかわからずにいた。
あんなに必死になって捜していた人が、いきなり現れたのだから。
会えた喜びよりも
驚きのほうが大きい…
:07/08/17 17:18
:SH903i
:Ju5iouVs
#805 [りく☆]
『ゆう…き…なの…か?』
滝沢の声にようやく反応した卓也が、かすれた声でオレに言う。
『あぁ…』
まだこの現実を信じられないオレは、呟くことしかできない。
『早くしろ!!』
滝沢がオレを見ながら叫ぶ。
:07/08/17 17:23
:SH903i
:Ju5iouVs
#806 [りく☆]
そんな滝沢の訴えに、ようやくオレは我にかえった。
『今行く!!』
そう返事をし、自力で立つことすら出来ない卓也を肩にかかえ、車へ急いだ。
『私も…手伝うよ』
未だに現状をのみこめていない様子の祥子が、オレのもとにやってきた。
そして2人で卓也を車に運ぶ。
:07/08/17 17:28
:SH903i
:Ju5iouVs
#807 [りく☆]
運転席に座った滝沢が、慌ただしく車を走らせた。
『卓也の状態は?』
戸惑うオレ達をよそに、冷静に滝沢が問う。
卓也は先程と比べるとよくなってはいたか、やはりきつそうな感じであった。
『オレなら……大丈夫だ』
オレが口を開く前に、苦しそうに卓也が答えた。
:07/08/17 17:34
:SH903i
:Ju5iouVs
#808 [りく☆]
『とても大丈夫そうな奴の口調とは思えないけどな…』
少し険しい顔しながら滝沢が言う。さらに滝沢は言葉を続けた。
『卓也には薬飲ませているか?』
『あぁ…飲ませた。』
!!!!!!!!!!!!!!!!!
『お前卓也が薬飲んでいたのしってたのか?』
オレは思わず声を張り上げた。
『詳しくはわからないが…少しは』
ここでも冷静に滝沢は答える
:07/08/17 17:48
:SH903i
:Ju5iouVs
#809 [りく☆]
『前にも同じようなことがあってな。その時卓也が薬を服用していることだけ知ったんだ。』
ミラーごしに卓也を見ながら滝沢は答えた。
『何の病気なんだ?』
すかさずオレが聞いた。
『それは…オレもわからねぇ。何回聞いても卓也は"たいしたことないから大丈夫"としか言わないからな…。』
ため息混じりに滝沢が言う。
:07/08/17 17:53
:SH903i
:Ju5iouVs
#810 [りく☆]
苦しみが大分和らいだのか、ゆっくりと卓也が起き上がった。
『オレの話はしなくていいだろ…。オレが大丈夫って言ってるから大丈夫だ。
それより……勇貴、お前どこにいた!?オレ達がどんだけ心配したとおもってる!!』
『そうだよ…』
泣きそうな声で祥子も言う
:07/08/17 17:59
:SH903i
:Ju5iouVs
#811 [りく☆]
:07/08/20 01:24
:SH903i
:zc7ojvSI
#812 [我輩は匿名である]
読んでますよぉwェ
ゆっくり休んでくださいね〜
:07/08/20 01:39
:W51K
:cxgfGMKc
#813 [我輩は匿名である]
:07/08/20 02:33
:N904i
:dIgCYEss
#814 [我輩は匿名である]
読んでます
わたしも大ファンです//
これからも頑張ってください
:07/08/21 14:10
:PC
:m5b2.bIk
#815 [
ラヴ
]
:07/08/22 11:06
:N702iD
:jYFwBMlI
#816 [りく☆]
:07/08/23 17:28
:SH903i
:v9O3AVEg
#817 [りく☆]
『悪い…』
ゆっくりと滝沢は答えた。しかし、オレ達にとってはそんな返事は答えになっていない。
『ちゃんと話してよ。どこで何してたの??』
必死な声で祥子が言う。祥子はもしかしたら、今回の滝沢の一連の行動は、自分の責任だと思っているのかもしれない。
:07/08/23 17:36
:SH903i
:v9O3AVEg
#818 [りく☆]
確かに、公園での出来事以来、滝沢は姿を眩ませていた。祥子との喧嘩も原因の一つだろう。
『滝沢…黙ってないで答えてくれよ』
オレの訴えも虚しく、しばらく滝沢は黙り込むんでいた。
交差点の信号が赤になり、滝沢の運転する車が止まる。それと同時に車内は異様な空気に包まれていた。
:07/08/23 17:42
:SH903i
:v9O3AVEg
#819 [りく☆]
『今回は、何も言わずに消えてしまって悪かった…』
ゆっくり冷静に、滝沢は話す。
『それは聞き飽きたよ。勇貴、何があったのかを教えてくれ』
苦しさも大分おさまった卓也が、シートから身を乗り出して言う。
『オレ達の付き合いって、けっこう長いよな。』
…何をいきなり!?
突然の滝沢の言葉だった。呆然とするオレ達をよそに、さらに滝沢は話を続ける。
:07/08/23 17:50
:SH903i
:v9O3AVEg
#820 [りく☆]
『みんなで騒いだり、悩んだり……いろんな事オレ達でやってきた。単なる友達とかの関係じゃなくて、親友を越えたような関係におもえるんだ』
まだ滝沢は話し続ける。途中に祥子が話そうとしたりしたが、滝沢は無視し、自分の話を続けた。
『そんなオレ達だからこそ、今まで自分の心をオープンにしていろんな話をできたんだと思う……そしてこれからも』
:07/08/23 18:03
:SH903i
:v9O3AVEg
#821 [りく☆]
『何が言いたい??』
卓也は自分のもつ疑問を、滝沢にありのまま伝えた。それでも滝沢は、自分の話を続ける。
『だから…オレ達は、何でも話し合える仲だ。
そんなオレ達にも、やっぱりお互い言えない秘密はある。例えば…卓也の病気とか』
卓也は驚いた顔をし、下を向いた。それほど卓也は、自分の病気を言いたくないのだろう。
:07/08/23 18:32
:SH903i
:v9O3AVEg
#822 [りく☆]
『オレだって今回の自分の行動を秘密にしていた訳だし、別に批判はしない。卓也のは心配するけどな。
まぁどんな事にしても、何かしら言えない秘密を誰もが持っている。それは悪い事ではないと思う。』
また、信号で車が止まった。滝沢は一息つきながら景色に視線を変えた。外は誰もいない静かな暗闇だった。
:07/08/23 18:51
:SH903i
:v9O3AVEg
#823 [りく☆]
『じゃぁ…今回の滝沢の行動は、誰にも話せない秘密って事か?』
恐る恐る滝沢にオレは尋ねた。
『いや………そういうつもりで話した訳じゃない。』
オレの方をむき、微笑みながら滝沢が答えた。
車は暗闇を走り始める。
そして、また言葉を続けた。
:07/08/23 18:57
:SH903i
:v9O3AVEg
#824 [りく☆]
『別にオレは話してもぃぃんだけど…』
また、微笑みながら滝沢はオレをみた
『話すかどうかはりく次第だな』
『はぁっ?!』
…オレ次第?
滝沢の発言の意味がまったくわからない。何を話しているのか、何を伝えたいのか…。
『どういう事だ!?』
改めてオレは聞き直した。
:07/08/24 00:28
:SH903i
:4HQX4ZSc
#825 [りく☆]
…今回の滝沢の行動は、オレが原因なのか!?
たしかに滝沢は、未だに祥子がオレを好きだと勘違いしているが……そんなことで姿を眩ませたりはしないだろう。
『さっき言ったよな。誰にも話せない秘密はあるって…』
片手で車を運転しながら、滝沢がまた語り始めた。
『りくもあるはずだぜ。
誰にも話せない"過去の"秘密が…』
:07/08/24 00:35
:SH903i
:4HQX4ZSc
#826 [りく☆]
…過去の秘密
確かにオレは、過去を隠し通して生きてきた。全てではないが、優希とのことは誰にも話していない。
…滝沢は、そのことをオレに言いたいのか!?
しかし、そんなオレの過去と、滝沢の行動との接点は全くないと思える。
:07/08/24 00:40
:SH903i
:4HQX4ZSc
#827 [りく☆]
『オレの過去だって!?』
返ってくる答えなんて予想はすぐできるが……
あえてオレは滝沢に聞き返した。
『りく……お前が一番オレの言葉の意味をわかっているはずだ。』
冷静なのか、わからないが淡々と滝沢は話す。
『さぁ何の事だか?』
滝沢の言う通り、意味なんてわかっているのだが、認めたくなかった
:07/08/24 00:46
:SH903i
:4HQX4ZSc
#828 [りく☆]
『そうか…』
車を止めて、滝沢が呟いた。
しばらく沈黙が続いた。オレの返答に、滝沢は必ず何かしら言い返してくると思っていたので、この展開は予想外だった。
『本当にわからないのか??』
決してオレを見る事なく滝沢が言う。
『りく…
何でオレを下の名前で呼べないんだ!?』
:07/08/24 00:51
:SH903i
:4HQX4ZSc
#829 [りく☆]
…やっぱり優希のことか
オレは言葉を詰まらせた。別に下の名前を呼ぶ作業くらい誰にでもできることだが、"ゆうき"という名前だけは、オレは口にできない。
過去がオレを縛り付けるから…
『呼べないのか!?』
冷静な口調で滝沢がオレに言う。
:07/08/24 00:56
:SH903i
:4HQX4ZSc
#830 [りく☆]
オレには、そんな単純作業がこなせず、黙り込んでしまった。
『呼べないんだ。』
外を見渡しながら、滝沢がさらりと言い放った。
『本当に呼べないの!?』
驚いたように祥子が言った。卓也も同じことで驚いているのだろう……発言すらしてこない
:07/08/24 01:02
:SH903i
:4HQX4ZSc
#831 [りく☆]
『何で!?!?』
慌ただしく祥子が尋ねてきた。一番返答できない質問だ。
『それは……』
…言い訳すらみつからない
オレはまた黙り込んでしまった。
今までこれに似たような質問をされたことはいくつかあった。そのたびに黙り込むオレを助けてくれたのが…滝沢だった。
しかし今は、助けの手を差し延べてはくれない
:07/08/24 01:06
:SH903i
:4HQX4ZSc
#832 [りく☆]
『それは、りくの過去の秘密だろ??』
ゆっくりとした口調で滝沢が答えた。
『呼べない理由が、りくの過去の秘密??』
卓也が不思議そうに滝沢に言った。
『おそらく』
卓也をみながら滝沢は答えた。その口調にはどことなく確信があるように思える
…何故?
:07/08/24 01:10
:SH903i
:4HQX4ZSc
#833 [りく☆]
『オレの過去と、滝沢の行動に何の関係があるんだよ!?』
ささいな抵抗だろうか。弱々しい口調でオレは滝沢に言う。
『だいたい…今は滝沢の話をしてるんだろ?オレの過去の事なんて話す必要ないやん。
それに……誰でも人に話せない秘密を持っているんだろ!?さっき滝沢が言ったじゃねぇか。オレにだって秘密はある……』
:07/08/24 01:17
:SH903i
:4HQX4ZSc
#834 [りく☆]
思わず熱くなって言ってしまった。明らかにオレが熱くなるのはおかしいはずなのに…
『何熱くなってんだよ。お前が"自分の過去の秘密がわからない"って言ったから、オレは言っただけだ』
案の定、滝沢に矛盾点をつかれた。そんな冷静な滝沢に、オレはもはや反論なんてできない。
:07/08/24 01:22
:SH903i
:4HQX4ZSc
#835 [りく☆]
『誰にでも人に話せない秘密はある。
確かにオレはそう言った。だからりくの言い分もわかる』
滝沢の雰囲気が少し変わった。そして話しを続ける。
『けど…もしその秘密が、自身を苦しめ、悩ませているとしたら………そしてその悩みかたが尋常じゃなかったら、ほっとけるわけがない』
:07/08/24 01:29
:SH903i
:4HQX4ZSc
#836 [あや
]
早く続きヵ"読みたLIです
(p'v`*))゜★:-☆
読んでてすごく夢中
になります


:07/08/24 12:54
:P703i
:Euqg6VnM
#837 [りく☆]
:07/08/24 21:12
:SH903i
:4HQX4ZSc
#838 [りく☆]
『尋常じゃない悩みかた…?』
無意識に、言われた言葉をそのまま疑問にして言葉にしていた。
『りく、お前自身はわかっているだろ!?自分がどれだけ過去に悩まされ、苦しめられているか…』
滝沢の言う通りだ。
オレは未だに、自分の侵した過去の過ちに縛られている。そしてこれからも………
しかし、何故滝沢はわかったのだろうか!?オレが過去に苦しめられていることを…
:07/08/24 21:14
:SH903i
:4HQX4ZSc
#839 [りく☆]
『なぁ勇貴……いったい何の話をしてるんだ!?』
不思議そぉに卓也が尋ねる。祥子も同じ疑問を抱いていたのだろうか…卓也の言葉に頷いていた。
『何の話って………オレが姿を眩ませた理由を話してるんだけど』
そぉ滝沢は答えたが、車内に彼の言葉を理解できる者は誰もいなかった。
オレ達は、いきなりオレの過去を語りだしたりした滝沢の言いたい事がわからなかった。
:07/08/24 21:15
:SH903i
:4HQX4ZSc
#840 [りく☆]
『何がなんだかわかんないよ…。りくの過去と…何の関係があるの?』
滝沢を見ないように、下を向きながら祥子が弱々しく言う。
『オレ達にわかるように話してくれよ……お前の行動の理由と…りくの過去とか』
…オレの過去も話すのか?
思いきったように滝沢に卓也が尋ねていた。何故か滝沢が、知るはずもないオレの過去を知ってそうな気がし、オレの過去が明かされれるような気持ちに陥っていた
:07/08/24 21:17
:SH903i
:4HQX4ZSc
#841 [りく☆]
『話せるかどうかは…りく次第だ』
オレに微笑みかけながら滝沢があっさり答えた。
『それは…りくの過去の事だろ!?
勇貴……お前の今回の行動の理由は話せるだろう??』
『だから…それもりく次第…』
:07/08/24 21:18
:SH903i
:4HQX4ZSc
#842 [りく☆]
卓也の質問にまた滝沢は即答する。もはや卓也は何も理解できないという様子だった。無理もない………滝沢の発言には疑問が多すぎる。
…何故オレ次第なんだ?
疑問が浮かぶ…滝沢から答えがでてこない疑問が…
『訳わからないか…
ってか、卓也のせいで話がそれただろうが。とりあえず少し話を戻して考えてみろ』
暗闇に視線をむけながら、不可解なことを滝沢が言った。
:07/08/24 21:20
:SH903i
:4HQX4ZSc
#843 [りく☆]
『オレのせいかよっ!!
話を戻すって…………りくの過去の秘密の話?』
シートから身を乗り出して卓也が答えたが、滝沢は無言で首を横に振る。
『誰にも言えない秘密……って話?』
考えながら祥子がぼやいたが、どうやらおしいが、それも違うらしい。またしても滝沢は首を横に振る。
:07/08/24 21:21
:SH903i
:4HQX4ZSc
#844 [りく☆]
…何の話だ??
そんな事を考えている時だった。卓也が口を開いた。
『尋常じゃない悩みかた……って話か!?』
『そう……その話』
突然だった。卓也の言葉に滝沢がいきなり答えたのだ。
その話が一体何なのか、全くわからずにいた。
:07/08/24 21:24
:SH903i
:4HQX4ZSc
#845 [りく☆]
『その話が……どうしたんだ?』
首を傾げながら卓也が言う。そんな卓也を無視するかのように滝沢は話を続けた。
『始めてりくに出会ったとき、りくは誰とも口を聞かず、独りでいた。何かしら大きな悩みを抱えているように思えたのを覚えている。
まさしくオレがさっき話したような状態だった。
そんなりくを救ったのが…結衣だ。尋常じゃない悩みかたをしていたりくを放ってはおけなかったんだろう。結衣がりくに手を差し延べた事で、りくはオレ達と話せるようになった。』
:07/08/24 23:11
:SH903i
:4HQX4ZSc
#846 [りく☆]
『そういえば…りくは最初そんな感じだったね』
昔を思い出すように祥子が言う。
『あぁ…。それからりくは、オレ達と深い関係になっていったよな。
いつも5人で行動してた…』
滝沢の言葉に、オレはあの頃を思い出した。結衣がいて、何をするときも5人で行動していたときを……
まだ結衣が生きていた頃だ。過去を少し忘れられたような気がした幸せな時だった。
:07/08/24 23:53
:SH903i
:4HQX4ZSc
#847 [りく☆]
『懐かしいが……それが一体何の話なんだ!?』
卓也は、思い出に浸りながらも、抱いた疑問を滝沢にぶつけた。そんな卓也をよそに、滝沢は、またゆっくりと語り始める
『そんな楽しい日々が続いていた時………あの事故が起こった。』
滝沢の言葉にオレは、思わず下を向いた。
:07/08/25 00:00
:SH903i
:JY1KGyk2
#848 [りく☆]
『別にりくを責めてはいないさ。あれは事故だったんだから。』
オレの様子を見た滝沢が、優しくオレに言った。そして、滝沢は話を続ける
『あの事故以来、りくは少し昔の自分に戻ったように思えた。口をあまりきかなくなったし、学校も休むし…
まぁすぐ立ち直ることができるわけないからな…
そんな時だった………あの出来事が起きたのは』
:07/08/25 00:06
:SH903i
:JY1KGyk2
#849 [りく☆]
『あの出来事!?』
卓也がすかさずつっこむ。そんな卓也を冷静に対処するように、落ち着きある口調で話始めた。
『事故からけっこう月日がたったある日、オレはまだ落ち込んでいたりくを励ますため、りくがいたあるマンションの屋上にいったんだ』
…まさか!?
…あの出来事って
『滝沢!!』
思わず…叫んでしまった。
:07/08/25 00:14
:SH903i
:JY1KGyk2
#850 [りく☆]
卓也と祥子は、オレの突然の叫び声に驚いていた。一方の滝沢は、まだ冷静な様子だった。まるでこうなることが分かっていたみたいに……
『言ったろ……話せるかどうかはりく次第だって』
興奮ぎみなオレを見ながら滝沢は2人に言った。さらに滝沢は喋りだした
『りく……嫌な過去かもしれないが、これくらいは話さしてくれよ。
お前は、嫌な過去を全て独りで抱え込むつもりか?』
:07/08/25 00:22
:SH903i
:JY1KGyk2
#851 [あ]
:07/08/25 00:37
:P903i
:azJ./fKE
#852 [りく☆]
滝沢の訴えに、オレは思わず黙り込んでしまった。確かにオレは、全て独りで抱え込んでいたから…
そんな考え込んだオレをよそに、滝沢は話始めた。
『マンションの屋上にいたとき…一人の女の子が現れた。荒井優希だ
彼女の出現により、りくは自分を見失い、屋上から飛び降りようとしたんだ…』
:07/08/25 00:55
:SH903i
:JY1KGyk2
#853 [りく☆]
滝沢の言葉に、2人は完全に言葉を失っていた。そんな2人をよそに、滝沢はまだ話し続けた。
『それからだ……りくの様子がおかしくなったのは。それ以来、まるで昔に戻ったように、悩みを抱え込むようになった。
それからは、荒井優希の名前がでるたびに、りくの様子が変わるようになった。』
:07/08/25 01:17
:SH903i
:JY1KGyk2
#854 [りく☆]
『それでわかったんだよ。何故りくがオレを"ゆうき"と呼ばないのかが。
それに、りくが抱える過去の悩み"荒井優希"が絡んでいるように思えたんだ。
それで、彼女について少し調べたりした。いろんな人から情報をもらってな。
そして、りくと荒井優希が、昔、同じ町に住んでいたことがわかったんだ。
真実を知るため、オレはその町に行ってきた。それがオレが姿を眩ませた理由だ』
:07/08/25 01:30
:SH903i
:JY1KGyk2
#855 [りく☆]
一気に喋りきった滝沢は、一呼吸ついて口を閉じた。
オレは、滝沢が言った事を受け止めるのにしばらく時間が必要だった
…滝沢は、オレの故郷に行ったのか!?
『じゃぁ……お前がいなくなった理由ってのは、りくの過去を知りに行ったからって事か!?』
卓也の質問が沈黙を破る。
『あぁ…』
ゆっくりと滝沢が答える
:07/08/25 01:50
:SH903i
:JY1KGyk2
#856 [りく☆]
『こうでもしないと…りくは絶対にオレ達に悩み話したりはしない。
そしたら、りくはずっと独りで悩みを抱え込む事になる。そんな事になったら、いずれ限界がくるだろ……てかもぉすでに限界きてるじゃぁねぇか!!
興味本位で行ったわけじゃねぇ』
熱くなりながら滝沢が言った。その姿は、今までと変わりなく、いつもオレ達を心配してくれる優しい滝沢の姿だった
:07/08/25 02:00
:SH903i
:JY1KGyk2
#857 [りく☆]
:07/08/25 02:07
:SH903i
:JY1KGyk2
#858 [、]
:07/08/25 08:40
:P903i
:azJ./fKE
#859 [あや
]
まぢ大ファンです


この小説 他のヨリ一番好きなンで(ノ

ν'艸))
更新 頑張って下さLI

楽しみにしてます

:07/08/26 00:33
:P703i
:6.j88qOc
#860 [りく☆]
:07/08/26 00:44
:SH903i
:1JSGY3/6
#861 [りく☆]
…滝沢は、オレの過去をどこまで知ったんだ!?
滝沢の優しい気持ちはとても嬉しかったが、素朴な疑問が浮かんだ。軽くだったらまだ大丈夫だが……もし深く、奥まで知られていたら……そぉ考えると、滝沢の行動が逆に怖く感じられる。
オレの気持ちは、とても複雑に絡み合って、整理できずにいた。
:07/08/26 00:54
:SH903i
:1JSGY3/6
#862 [りく☆]
…どこまで知ったんだ!?
…オレが虐待にあっていたこと!?
…オレと優希が一緒に暮らしてたことまで!?
…オレと優希の仲!?
…"あの事件"があったこと!?
…"あの事件"の真相!?
:07/08/26 00:59
:SH903i
:1JSGY3/6
#863 [りく☆]
何も語らない滝沢が、オレにとっては怖かった。運転席に黙って座る彼の口から、どんな真実が語られるのか……そんな現状に脅えていた。
卓也と祥子は、滝沢の話を一気には理解できず、ゆっくり確認しているような様子だった。
そのせいで、車内は異様な空気に包まれている……それぞれが醸し出す緊張感が、車内を緊迫させていた
:07/08/26 01:05
:SH903i
:1JSGY3/6
#864 [りく☆]
『勇貴……お前の言いたい事は何となくだがわかったよ。確かに、りくの様子も最近おかしかったし。
それに今回のお前の行動も理解はできた
それで……お前は何を知ったんだ!?』
緊迫した空気の中、黙り込む滝沢に卓也が尋ねた。オレが最も気にかけていた真相を……
:07/08/26 01:10
:SH903i
:1JSGY3/6
#865 [りく☆]
『何を知ったか……。』
そう呟いた滝沢は、突然ハンドルを握りしめ、車を走らせた。
暗闇に染まった景色から、ここが何処であるか、どこに向かっているかが理解できない。
ただ車は暗闇を走り抜ける。
『何日も滞在していたが、オレが知ることのできた情報は少なかった。』
そんな滝沢の言葉に、オレは少しだが緊張が抜けた
:07/08/26 01:17
:SH903i
:1JSGY3/6
#866 [りく☆]
『ただ……
全く何も分からなかった訳じゃない。
小学生時代……りくと荒井優希は同じ町、そして同じ家に住んでいた。』
!!!!!!!!!!!!!!
…何で知ってるんだ!?
滝沢の言葉に、卓也と祥子は固まった。驚きを通り越した反応だろう。オレも同様に固まっていた……そこまで過去を知られたことに驚きを隠せない。
:07/08/26 01:26
:SH903i
:1JSGY3/6
#867 [りく☆]
滝沢は、そんなオレ達を気にすることなく、話を続ける
『りくの父親と荒井優希の母親がいて、4人で暮らしていたそうだ。
"昔は"りくと荒井優希は、かなり仲がよかったらしい。聞いた人の話では……恋人みたいだったってさ。
しかし、ある日……4人ででかけた旅行先で事故があったそうだ。
その事故とは……りくの父親の転落事故。不運にも足を滑らしたらしい。
そして、その事故以来、2はバラバラになってしまった』
:07/08/26 01:35
:SH903i
:1JSGY3/6
#868 [りく☆]
『オレがわかったのはここまでだ。
何故りくは事故以来変わってしまったのか……オレが話を聞いた人も不思議がっていた。
確かに、父親が事故死したことは悲しいが……
何故、荒井優希との関係もなくなってしまったのか……
それが唯一残った大きな疑問……
実際、今もりくは、荒井優希を裂けている。
その疑問こそが、りくの悩みの元凶だろうとオレは思うんだ。
これは……りく以外にはわからない』
:07/08/26 01:43
:SH903i
:1JSGY3/6
#869 [りく☆]
滝沢は、自分が聞いてきたこと全てを話たのか……もぉこれ以上話すことはないという顔をしている。
そんな滝沢の話に、卓也と祥子は、もはや驚きだけでは表せれない表情をしていた。
無理もない……
オレが今まで決して語ることのなかった過去を、滝沢が一気に話したのだから。
冷静になってる方が無理だ
:07/08/26 01:48
:SH903i
:1JSGY3/6
#870 [りく☆]
オレは、自分の感情のコントロールに戸惑っていた。
…怒り!?
…悲しみ!?
…苦しみ!?
いろんな感情があるが、果たしてオレは今どの感情があてはまるのか……わからない。
ただ……知られたくなかった過去を
オレは知られてしまった
そんな想いからくる胸の痛みは……苦しみだろう
:07/08/26 01:54
:SH903i
:1JSGY3/6
#871 [りく☆]
『りく……ゴメンな
悪く思うなよ。』
聞こえるかわからないような声で、突然滝沢が呟いた。
『本当は黙っていたほうがいいとも思ったんだ。
だけど……それじゃお前は何も変わらない。ずっと独りで悩みを抱え込むから……
苦しみから抜けられない。
孤独から解放されない。
そんな気がしたんだ。
だから……喋るしかないと思った。最低なやり方だけど……少しでもお前の力になりたかったんだ
これ以上お前が苦しむのを黙って見てられなかったんだ!!』
瞳を少し輝かせながらの滝沢からの訴えだった
:07/08/26 02:04
:SH903i
:1JSGY3/6
#872 [りく☆]
『サンキュー』
放心状態なオレの口から出た言葉。
…本当に感謝してるのか!?
わからなかった。けど、滝沢の想いが、嬉しかったのは事実である。
"キキッー-"
突然車が止まった……辺りは見慣れた景色であった。
見慣れているのも無理もない。そこは、オレの家の前だった。
:07/08/26 02:09
:SH903i
:1JSGY3/6
#873 [りく☆]
『りく……
酷なことを言ったかもしれない。
お前がオレをどう思ったがわからないが……オレはいつでもお前の味方だから。例え過去にどんな事があろうとも……
そして、オレ達はお前の親友だ。お前がどう思おうと、オレ達気持ちは変わらない。
だからこそ、お前が抱える悩みを打ち明けて欲しい。
お前の力になりたいから……』
滝沢はそう言い、オレを無理矢理車から降ろした。
『2日間話すかどうかゆっくり考えてくれ。
もしオレ達に打ち明かしてくれるのなら、2日間以内に学校に来い。
嫌なら、2日以上休め。その時は、オレ達はこの話を全て忘れるから…』
:07/08/26 02:20
:SH903i
:1JSGY3/6
#874 [りく☆]
そう言い残して、滝沢の車は暗闇に消えていった。
車のライトだけがうっすら見えている。
『オレは……どうしたらいいんだ!?』
自分がわからなかった。思考能力も今はまったくない。ただこの言葉だけがでてくる
…どうしたらいいんだ!?
オレを包みこむ暗闇も
空にうかぶ三日月も
雲も
この疑問に答えてはくれない
:07/08/26 02:25
:SH903i
:1JSGY3/6
#875 [りく☆]
:07/08/26 02:34
:SH903i
:1JSGY3/6
#876 [我輩は匿名である]
気になる//
続き楽しみにしてます☆
:07/08/26 16:27
:PC
:Ez1ZPt5E
#877 [あや
]
更新楽しみにしてるンで
頑張ってさい(*ノ∀`)ノ"
:07/08/28 18:01
:P703i
:ZwsOXJMA
#878 [りく☆]
>>877 あみ


さん
いつもありがとうございます


更新遅れてすいません


今日少しですが更新しますので、どうか読んでください

:07/08/28 23:51
:SH903i
:DC7OpjhE
#879 [りく☆]
:07/08/28 23:53
:SH903i
:DC7OpjhE
#880 [あや
]
:07/08/29 21:55
:P703i
:FKiP2HM2
#881 [りく☆]
『……だめだ。』
勢いよく布団から起き上がり、オレは頭をかかえていた。最近、眠れない日々が続いている。
部屋の奥にある、ベランダに通じる窓に、くっつけるように置かれたベットにオレは寝ている。
部屋には、隅に置かれたベットと、ソファー、木製のアンティークなテーブルと棚がある。必要最低限の物しか部屋には置かれていない。
:07/08/30 00:49
:SH903i
:L8aXHAsg
#882 [りく☆]
8畳もの広さのある部屋に、そのような物が置かれている。そんな部屋を眠れないオレは、ただ眺めていた。
月明かりに照らされた真っ白な部屋の壁には、オレの影が写っている。
眠れもしないのに、ベットにいるのが嫌になり、たまらずベランダにいった。
:07/08/30 00:54
:SH903i
:L8aXHAsg
#883 [りく☆]
ゆっくりと口元に煙草を運び、火をつけた。ベランダに座りながら、静かに一服する。
『チロ……起こしたか?』
気がつけば、オレの横にはチロが座っていた。煙草を吸っているときは、あまり近寄ってこないチロが。
オレは、煙草をもっていない手で、優しくチロを撫でる。
:07/08/30 00:59
:SH903i
:L8aXHAsg
#884 [りく☆]
チロは、気持ち良さそうな表情で、また眠りに落ちそうになっていた。そんなチロをみると、心が和む……相変わらずオレの心理状態は、不安定だった。
チロが精神安定剤だなんて言い方をしても、それは決して大袈裟ではなく、事実であった。そう言いきれるのは、チロを飼い始めてから、チロなしで寝れた日一度もはないからだ。
しかし最近では、チロがいても、なかなか寝付けないでいる。
:07/08/30 01:06
:SH903i
:L8aXHAsg
#885 [りく☆]
滝沢がオレの過去を話した。
そしてオレは、過去を打ち明けるかどうかを、考える時間を与えられた。
その現実が……オレを苦しめ、なかなか睡眠を許してくれない。
滝沢の言葉通り、オレは過去を話すかどうか、しっかり考えた。しかし、それはオレ一人で決めていいことなのか……そもそも人に話せることなのか……
様々な障害が立ちはだかる
:07/08/30 01:11
:SH903i
:L8aXHAsg
#886 [りく☆]
煙草の灰を落とし、また口元へと煙草をもっていく。できるだけチロに煙りがいかないように、口から煙りをだす。
その動作が終わると、オレは再び悩み混んでしまう。"過去"について
『もぉ……悩んだって無駄なのにな』
そんな愚痴をこぼしながら、灰皿に煙草を押し付ける。
もぉ……悩んだってむだ
ときの流れが結論をくだした。
あの日から一週間たっている
:07/08/30 01:18
:SH903i
:L8aXHAsg
#887 [りく☆]
滝沢がオレに与えた期間は"2日間"……それ以上休んだオレは、過去を語らないと彼等に伝えることになる。
過去を語りなくなかった訳ではない……しかし、語ろうという決心もついてない。
オレはずっと悩み続けていたのだ。その結果、一週間という時間がたった。
何も結論をだせないまま……
:07/08/30 01:37
:SH903i
:L8aXHAsg
#888 [りく☆]
…結局オレは、滝沢を裏切ってしまったのか!?
…あんなにオレのために必死になってくれた滝沢を
そう思うと、胸が苦しくなる。申し訳ない気持ちでいっぱいだった……
『チロ……中で寝るか』
眠りに落ちそうなチロを抱き抱えて、オレは部屋のベットに横になった
:07/08/30 01:47
:SH903i
:L8aXHAsg
#889 [あや
]
:07/08/30 13:52
:P703i
:yYov07es
#890 [りく☆]
>>889 あや


さん
いつもありがとうございます


少しですが更新します

:07/08/31 00:30
:SH903i
:TOFpx1Ok
#891 [りく☆]
『まぶしい……』
窓から降り注ぐ太陽の光りが、オレの顔を照らしつける。その眩しさに、オレは毎日目を覚ますのだ。
あれから結局オレは、チロと一緒に寝ていたのだろう。隣には、まだ気持ち良さそうにチロが寝ている。
オレの目覚めはよかった。久しぶりに、夢……昔の記憶をみなかったからだ。
:07/08/31 00:37
:SH903i
:TOFpx1Ok
#892 [りく☆]
ベットから降りると、オレはいつものように着替えをすまし、チロの朝飯を用事する。
未だに学校に行く気はない……制服ではなく、部屋着にきがえている。
オレがキッチンで準備をしていると、いつの間にか起きたチロが、ゆっくりとオレに近づいてくる。そして、チロにミルクをあげるのがオレの日課だ。
:07/08/31 00:45
:SH903i
:TOFpx1Ok
#893 [りく☆]
『おはようチロ』
ゆっくりとミルクを飲むチロの頭を撫でながら語りかける。ここのところ、人を避けているため、チロとの一方的な会話しかしていない。食事もちゃんととれていない状態だ。
完全に昔に戻ってしまっている………深山での事故があってすぐの昔のオレに
:07/08/31 00:51
:SH903i
:TOFpx1Ok
#894 [りく☆]
"ドンッ…ドンッ"
『誰だ!?』
だれかが……ドアをノックした。
…インターフォン押せよ
何て思いながら、ゆっくりと玄関へと向かった。チロは、食事を中断し、部屋のすみに隠れていた。どうやらチロも人との接触が嫌いらしい
:07/08/31 00:56
:SH903i
:TOFpx1Ok
#895 [りく☆]
『いないのかー!?』
玄関のドアの向こうから、聞き慣れない声がする。
…だれだ!?
てっきり知り合いが訪問しにきたかと思っていたため、驚きを隠せない。
しかし、知り合いでなかったことに、若干安心していた。滝沢だったりしたら…会わせる顔がないからだ
"ドンッ…ドンッ…ドンッ"
ドアを叩く音が強くなる
:07/08/31 01:01
:SH903i
:TOFpx1Ok
#896 [りく☆]
…だからインターフォン押せよ!!
若干苛立ちながらも、玄関にたどり着いた。恐る恐る玄関のドアを、チェーンはしたまま少し開けた。
『何ですか?』
わずかな隙間から、突然の訪問者に問いかけた。
…誰だ?
隙間から見えるのは、男性で、まったく見覚えがない顔だった。
:07/08/31 01:06
:SH903i
:TOFpx1Ok
#897 [りく☆]
身長は少し高めの男性で、日に焼けた顔は、整ったきれいな顔だった。ただ……服装は、少し汚れたネイビーのとび職の仕事着を着ている。誰が見ても大工関係の人とわかる格好だ。
…とびが何でオレに!?
『おっ……やっと出てきたか♪』
オレの疑問をよそに、男性はオレに語りかける。
『久しぶりだな〜
とりあえず入れてくれよ!!』
:07/08/31 01:14
:SH903i
:TOFpx1Ok
#898 [りく☆]
あまりの強引さに、オレは渋々家に男性を入れた。まるで我が家に帰ったかのように、男性はソファーでくつろぎ始めた。
『いやぁ〜途中迷子になってよ、結構あるいたべ。やっぱ慣れない土地は迷うな♪』
意気揚々に男性は喋りだす。あまりの図々しさに、オレは戸惑っていた。
『オレに何か!?』
とりあえず疑問をぶつけた。まずはこの疑問を解決しないと話にならない
:07/08/31 01:21
:SH903i
:TOFpx1Ok
#899 [りく☆]
『何かって……久しぶりの再開だろ!?もっと喜べよ♪』
笑いながらオレに言う。
…久しぶりの再開!?
その言葉に驚きを隠せない。オレはこの男性といつあったのか?とび職の人と関係なんてないはずなのに……
戸惑うオレを見た男性は、呆れたようにため息をついた。
『もぉ忘れたのか!?まぁ……昔と大分変わったが、それでもわかるだろ!?』
:07/08/31 01:26
:SH903i
:TOFpx1Ok
#900 [りく☆]
相変わらずオレは、首を傾げていた。
…昔の知り合いなのか?
…とび職の知り合いなんていたっけ?
疑問は深まるばかりだった。男性をじっと見つめながら、しばらく考え込んでいた。そんなオレを見兼ねたのか、男性が口を開く
:07/08/31 01:29
:SH903i
:TOFpx1Ok
#901 [りく☆]
『小学生以来の再開だぜ!!そんなに忘れられても、さすがにショックだな……せっかくお前を心配してやってきたのにな↓』
ややふて腐れながら男性が言った。
『思い出したか??』
…小学生以来の再開!?
誰だ!?
:07/08/31 01:33
:SH903i
:TOFpx1Ok
#902 [りく☆]
『美里は気がついたのによ……』
男性がボソッと呟いた。自分に気がついてもらえないことに、若干寂しがっている様子だった。
…美里の知り合いなのか!?
…小学生以来の再開ってもしかして
『みっちゃん!?』
『やっと……思い出したか』
名前を叫んだオレを、嬉しそうに見ながら言う。
:07/08/31 01:41
:SH903i
:TOFpx1Ok
#903 [連絡
]
:07/08/31 01:46
:SH903i
:TOFpx1Ok
#904 [りく☆]
:07/08/31 01:49
:SH903i
:TOFpx1Ok
#905 [りく☆]
:07/08/31 01:50
:SH903i
:TOFpx1Ok
#906 [りく☆]
:07/08/31 01:53
:SH903i
:TOFpx1Ok
#907 [よち]
ずうッと読んでます

この小説大好きです


がんばってください

:07/08/31 08:24
:P902i
:gOljwsnI
#908 [拓モ]
:07/08/31 12:30
:SH703i
:s/7jnCLo
#909 [あや
]
読んでますよ


:07/09/01 00:31
:P703i
:7K/dYRto
#910 [あ]
:07/09/01 18:21
:P902i
:☆☆☆
#911 [にゃぁ]
新しいスレッドは何処ですか

一番最初からずーっと見てました

これからも楽しみにしてます


:07/09/02 03:27
:D902iS
:Foo9/M2c
#912 [りく☆]
>>よちさん
>>拓モさん
>>あや


さん
>>にゃぁさん
コメントホントにありがとうございます


長く読んで頂いてむっちゃ嬉しいです

それなのに更新遅れてすいません


今日からまた更新していくよう頑張ります



:07/09/02 12:13
:SH903i
:F4nmsPR.
#913 [りく☆]
:07/09/02 12:22
:SH903i
:F4nmsPR.
#914 [我輩は匿名である]
あげ(@o@)
:07/09/15 16:39
:PC
:kRhRapWU
#915 [か]
:07/09/15 16:50
:SH903i
:KNYmVfvw
#916 [我輩は匿名である]
あげ////
:07/10/08 00:17
:PC
:G2ZxKfuw
#917 [あい]
:07/10/23 23:20
:W52SH
:1j5JyYY2
#918 [りく☆]
:07/10/26 01:03
:SH903i
:/hAWaFYo
#919 [にゃん]
:08/07/03 03:14
:F704i
:qSyFMfvU
#920 [
]
あげます

:10/02/04 03:33
:SH01B
:HGI75EHE
#921 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)
:22/11/21 19:01
:Android
:.FGKzkPw
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